JP3149341B2 - 分析装置 - Google Patents

分析装置

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JP3149341B2
JP3149341B2 JP24073895A JP24073895A JP3149341B2 JP 3149341 B2 JP3149341 B2 JP 3149341B2 JP 24073895 A JP24073895 A JP 24073895A JP 24073895 A JP24073895 A JP 24073895A JP 3149341 B2 JP3149341 B2 JP 3149341B2
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analyzer
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忠生 中村
隆雄 今木
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Horiba Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばガス分析
装置などを始めとする各種の分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、分析装置にはマイクロコンピュー
タが付設され、それによって諸々の制御や分析データの
処理を行うようになっており、例えば屋外や環境条件が
それほどよくない現場などにおいては無人によって連続
測定が行われる。このように、最近の分析装置において
は、制御が確実に行われ、分析データの処理を確実に行
うことができるようになってきている。
【0003】ところで、このような優れた装備を有する
分析装置においては、装置の異常が発生した時点で外部
に対して「アラーム」表示したり、「アラーム」信号を
出力するようにしているのが一般的であり、実際の故障
箇所は、装置の各部を実際にチェックしないと判明しな
いが、無人運転であるためメンテナンス要員やメンテナ
ンス回数が少なく、また、連続測定であるため、点検な
どのために簡単に測定を停止することが困難であること
が多い。
【0004】一方、上述したように、上記の分析装置に
おいては、測定を中断したり停止しりする時間をでき
るだけ少なくする(精々数時間程度)必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、最近、
分析装置の異常現象から故障モードを推定する方法が検
討されているが、現時点ではその判断は容易ではない。
【0006】また、分析装置からの情報を含む各種の制
御情報を監視する中央監視所に設けられた表示部に分析
装置からの情報の多くを表示することが考えられるが、
このようにした場合、それらの詳細な認識が困難とな
り、余り多くの情報を表示することは却ってマイナスに
なることもある。
【0007】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、装置の各部の稼働状況を一目で
把握できるようにメンテナンス情報を表示しつつその情
報の詳細を容易に探ることができるようにした分析装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、表示装置を備えた分析装置におい
て、前記表示装置の画面上に、分析装置の運転状況を表
す情報に加えて装置の点検の要否に関する情報も表示さ
れるように構成されるとともに、前記画面上に、装置が
異常である旨の情報または装置を点検する必要がある旨
の情報が表示されたとき、画面を切換え操作することに
より、特定の部品や装置全体の機能などに関するメンテ
ナンス情報を、主要部モード、主要部の各要部モード、
さらに、各要部の部品モードといった段階ごとに切換え
表示できるように構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を、図を参
照しながら説明する。
【0010】第1図は、この発明を大気中のCO2 濃度
を測定するための装置に適用した例を示すもので、この
図1において、1は試料ガスの取り入れ口で、これに連
なるサンプルライン2には、フィルタ3、ポンプ4、圧
力センサ5、三方電磁弁6、電子冷却器7、流量計8、
ガス分析計9が設けられている。そして、10は開閉弁
11を介して三方電磁弁6に接続される校正ガスボンベ
で、12はボンベ内のガス圧力を表示する圧力計であ
る。13は電子冷却器7に接続されるドレンポットであ
る。
【0011】14はマイクロコンピュータで、インタフ
ェース15を介して前記装置の各部からの信号が入力さ
れ、所定の演算を行ったり、演算結果に基づいて制御信
号を適宜出力するものである。すなわち、インタフェー
ス15には、圧力センサ5の検出出力、電子冷却器7の
温度信号、流量計8の検出出力、ガス分析計9の検出器
からの測定信号、ガス圧力計12からの圧力信号などが
入力される。
【0012】16はマイクロコンピュータ14の入力装
置としてのキーボード、17は表示装置としてのCR
T、18は記憶装置である。
【0013】そして、前記分析装置の表示装置17の画
面において、故障モードの対象となる特定の部品や装置
全体の機能などに関して、その部品を含む主要部モード
画面、その主要部の各要部モード画面、さらに、各要部
の部品モード画面を準備し、マイクロコンピュータ14
には、これらの画面を適宜切換える機能が備わってい
る。
【0014】上記分析装置の動作について、図2〜図5
をも参照しながら説明する。今、例えばサンプリング系
のポンプ4の弁の劣化を例に挙げて説明すると、キーボ
ード16を操作することにより、CRT17には、図2
に示すように、分析装置の運転状況を表す画面Aが表示
され、「要点検」の情報21が表示される。この例で
は、文字を囲んでいるが、文字が強く輝いたり、点滅す
るようにしてもよい。そして、装置が正常に運転されて
いるときには、「正常」という情報22が、また、異常
が生じているときには、「異常」という情報23がそれ
ぞれ表示される。
【0015】前記画面Aにおいて、「要点検」と表示さ
れた部分21にポイントを当てると、画面は、図3に示
すような主要部モード画面Bに切り換わる。そして、主
要部の一つである「サンプリング系」に「異常発生」と
いう情報31が表示される。
【0016】なお、前記「異常発生」という情報に代え
て、「保守準備の必要あり(通常運転であれば、例えば
約2週間後に異常状態となる可能性が高い場合)」など
のように、より具体的な情報が表示されるようにしても
よい。
【0017】そして、前記画面Bにおいて、「異常発
生」と表示された部分31にポイントを当てると、図4
に示すような主要部の各要部モード画面Cに切り換わ
る。そして、異常状態の内容をより具体的に表す「流量
異常」という情報41が表示される。
【0018】さらに、前記画面Cにおいて、「流量異
常」と表示された部分41にポイントを当てると、図5
に示すような要部の部品や機能などを表すモード画面D
に切り換わる。そして、「サンプリングポンプの劣化」
というような情報51が表示される。この場合、「サン
プリングポンプの弁の交換準備必要」などより具体的な
情報が表示されるようにしてもよい。
【0019】上述の説明から理解されるように、この発
明の分析装置においては、装置のある箇所(この場合
は、サンプリング系のポンプ4)における異常状態など
を、当該箇所を分解しなくても判定し、必要な処置など
を指示することができる。
【0020】なお、上記実施例において、ポンプ4の稼
働時間をマイクロコンピュータ14によって管理して、
その一定時間ごとに、前記「サンプリングポンプの弁の
交換準備必要」のほか、「サンプリングポンプの弁の交
換必要」や、「サンプリングポンプの本体の交換必要」
など故障モードを準備するようにしてもよく、そのよう
にした場合、逐次それらの情報を表示することによっ
て、装置全体の保守期間の設定も併せて表示することが
可能になる。
【0021】さらに、分析装置の各部からインタフェー
スへの入力データを正規の範囲と併せて表示することに
より、各部の状態の定量的な把握も可能になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、分析装置の運転状況を表す情報が表示装置の画面上
に表示されるので、分析装置の各部における稼働状況を
全体的に一目で把握することができる。次いで、画面切
換えを行うことにより、より細部における状態を詳しく
知ることができる。したがって、異常発生時において、
分析装置の異常箇所を各段階ごとに調査してその原因を
短時間で把握することができる。
【0023】そして、部品交換などを必要とする保守ま
でに至らない予告レベルの情報を画面上から得ることが
でき、これによってメンテナンスに必要な部品などの準
備やその在庫状況に基づいてその手配の必要性などを判
断できる。また、正常時においては、装置の各部分の部
品や機器の状態を確認できる。
【0024】このように、この発明によれば、分析装置
の各部の稼働状況を一目で把握できるようにメンテナン
ス情報を表示しつつその情報の詳細を容易に探ることが
できるので、特に、屋外や環境条件がそれほどよくない
現場などに設置された分析装置における保守管理にきわ
めて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の分析装置の一構成例を概略的に示す
図である。
【図2】前記分析装置の動作説明図で、分析装置の運転
状況を表す画面の一例を示す図である。
【図3】前記分析装置の動作説明図で、主要部モード画
面の一例を示す図である。
【図4】前記分析装置の動作説明図で、主要部の各要部
モード画面の一例を示す図である。
【図5】前記分析装置の動作説明図で、要部の部品や機
能などを表すモード画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
17…表示装置、A,B,C,D…モード画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置を備えた分析装置において、前
    記表示装置の画面上に、分析装置の運転状況を表す情報
    に加えて装置の点検の要否に関する情報も表示されるよ
    うに構成されるとともに、前記画面上に、装置が異常で
    ある旨の情報または装置を点検する必要がある旨の情報
    が表示されたとき、画面を切換え操作することにより、
    特定の部品や装置全体の機能などに関するメンテナンス
    情報を、主要部モード、主要部の各要部モード、さら
    に、各要部の部品モードといった段階ごとに切換え表示
    できるように構成されたことを特徴とする分析装置。
JP24073895A 1995-08-25 1995-08-25 分析装置 Expired - Lifetime JP3149341B2 (ja)

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JPH0961434A JPH0961434A (ja) 1997-03-07
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