JP2794049B2 - 高感度粒子センサ現場用試験装置 - Google Patents

高感度粒子センサ現場用試験装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クリーンルーム等の火災検知に使用する高
感度粒子センサの作動試験、感度較正に使用する高感度
粒子センサ現場用試験装置に関し、さらには、高感度粒
子センサを設置する環境空気中の微粒子濃度を測定し
て、当該センサの感度設定に必要なデータを収集する高
感度粒子センサ現場用試験装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は高感度粒子センサの一般的な取付例を示す図
であり、17は高感度粒子センサ、18は空気入口側配管、
19は空気出口側配管、30は中央監視装置、31は空気吸引
ポンプ、32は伝送線、33は空気取り入れ口、34はクリー
ンルーム等清浄側の監視対象室内、35は機械室を示す。
クリーンルーム等の火災検知には、高感度粒子センサ
が使用される。一般に高感度粒子センサ17は、第2図に
示すようにメンテナンスを容易にし、かつ、クリーンル
ーム、電子計算機室等の清浄度を維持するために、その
本体が機械室35等の汚染室側に設置され、空気取り入れ
口33が火災の警戒区域であるクリーンルーム、電子計算
機室等の監視対象室内34に設置される。そして、高感度
粒子センサ17と空気取り入れ口33との間を配管18で接続
し、空気吸引ポンプ31との間を配管19で接続する方法が
一般的であり、空気吸引ポンプ31で常時空気を吸引し、
火災による煙等を監視している。なお、高感度粒子セン
サ17は、導入された煙あるいは微小ミストの濃度に対応
する信号を発生して、中央監視装置30に伝送線32を通し
て送る。中央監視装置30では、濃度信号を常時監視し、
警報レベルに達した場合に警報を発する。このように高
感度粒子センサ17には、濃度表示機構を備えていないこ
とから、信号を中央監視装置30に伝送して中央監視装置
30で表示するため、その通信手段として伝送線32が必要
であった。
ところで、上記のような高感度粒子センサの現場試験
用装置はまだ開発されていないため、従来は、高感度粒
子センサの作動試験、感度較正、その他点検を行おうと
すると、そのセンサを工場に持ち帰った後に、生産工程
で使用する試験装置により感度較正等の点検を実施して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように高感度粒子センサの点検等では、現場試
験用の装置がないため、作業の迅速性が損なわれる、使
用状態での感度の確認が困難である、本設センサを点検
している期間を代替使用するためのセンサを常備しなけ
ればならない、等の問題があった。さらに、簡単な作動
試験であっても高感度粒子センサには、濃度表示機構が
備えられていないことから、中央監視装置の設置場所と
高感度粒子センサの場所との間に通信手段が必要であっ
た。
また、クリーンルーム等に高感度粒子センサを設置す
る場合には、高感度粒子センサの感度を使用する環境に
適合させるために、事前に設置する室内の微粒子濃度を
測定することが必要である。しかし、環境中の微粒子濃
度を火災感知の観点から測定する装置はないため、クリ
ーンルームの清浄度測定用の光散乱式粒子計数器を代用
していた。したがって、専用の環境中微粒子濃度測定装
置の開発が要望されていた。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、高感
度粒子センサの現場性能試験が可能で、且つ室内の微粒
子濃度測定も可能な高感度粒子センサ現場用試験装置の
提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明の高感度粒子センサ現場用試験装置
は、粒子濃度測定部と流量測定部とを直列に接続して両
側に切り換え弁を設け、一方の切り換え弁は、外部の空
気吸入ポンプに対する接続継手と内蔵の空気吸入ポンプ
との切り換え、他方の切り換え弁は、高感度粒子センサ
の接続継手と空気取り入れ口との切り換えを行うように
構成すると共に、前記粒子濃度測定部と流量測定部の高
感度粒子センサの信号を処理する信号処理手段、該信号
処理手段により処理された測定データを印刷出力又は表
示出力する出力手段、及び信号処理手段と高感度粒子セ
ンサとの信号線接続端子を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の高感度粒子センサ現場用試験装置では、粒子
濃度測定部、流量測定部、信号処理手段、データの出力
手段等を備え、信号処理機能を持たせたので、試験しよ
うとする高感度粒子センサと信号線で接続して粒子濃度
や流量の測定信号を処理して出力することができる。し
たがって、高感度粒子センサに試験用煙あるいは微小ミ
ストを高感度粒子センサに与えて現場で高感度粒子セン
サの性能試験や室内の微粒子濃度測定を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る高感度粒子センサ現場用試験装
置の1実施例構成を示す図である。
本発明に係る高感度粒子センサ現場用試験装置1は、
第1図に示すように外部とのインターフェースとして空
気取り入れ口8、空気入口側継手10、空気吸引側継手1
2、排気口15、及び信号入力コネクタ16を有するもので
ある。そして、空気取り入れ口8と高感度粒子センサ17
を接続する空気入口側継手10との間にエアフィルタ7と
切り換え弁9を直列に接続し、空気吸引側継手12と排気
口15との間に弁24、切り換え弁11、空気吸引ポンプ13及
びエアフィルタ14を直列に接続すると共に、切り換え弁
9と11との間に粒子測定部2、流量測定部3を接続して
いる。さらに、信号処理部4、表示部5、プリンタ
5′、これらの電源部6を内蔵し、信号処理部4で粒子
測定部2、流量測定部3の信号を処理して表示部5、プ
リンタ5′の出力を制御している。また、信号処理部4
は、信号入力コネクタ16と接続され、高感度粒子センサ
17から信号を取り込むことができるようになっている。
上記構成の高感度粒子センサ現場用試験装置1を用い
て高感度粒子センサ17の現場作動試験を行う場合には、
まず、空気吸引流量の測定と調整を行い、次に、煙また
は煙の代用である微小ミストを用いて、感度の測定と較
正を行う。
まず、空気吸引流量の測定と調整の方法について説明
する。
この場合には、被検(検査しようとする)高感度粒子
センサ17に接続されている本設の空気吸引ポンプ31に試
験装置1の空気吸引側継手12を接続する。そして、被検
高感度粒子センサ17の空気出口側配管19は、開放してお
くか、あるいは、試験装置1の空気入口側継手10に接続
する。次に切り換え弁9のa−b間を開放し、同様に切
り換え弁11のa−b間を開放する。このようにすると、
空気は、試験の装置1の空気取り入れ口8より流入し
て、エアフィルタ7、切り換え弁9、粒子濃度測定部
2、流量測定部3、切り換え弁11、弁24、空気吸引側継
手12を経由して、本設の空気吸引ポンプ31に吸引され
る。そこで、弁24を操作して、圧力計23の読み値を通常
の使用状態すなわち第2図の接続状態における圧力と等
しくなるように調節した後、表示部5に表示される流量
を読み取る。なお、必要に応じてプリンタ5′で記録す
ることもできる。読み取った吸引空気流量が標準値(通
常51/min)と異なる場合には、空気吸引ポンプ31に付属
の流量調節弁(図示していない)を調節して標準値に再
調節する。
次に、高感度粒子センサの煙に対する検出感度の測定
と調整の方法について説明する。
この場合には、被検高感度粒子センサ17の空気出口側
配管19を試験装置1の空気入口側継手10に接続し、本設
の空気吸引ポンプ31と試験装置1の空気吸引側継手12を
接続する。さらに、被検高感度粒子センサの検査用信号
コネクタ20と試験装置1の信号入力コネクタ16を接続す
る。その後、前述の吸引空気流量の点検調整を行い、そ
の終了後に試験装置1の切り換え弁9のa−c間を開放
し、同様に切り換え弁11のa−c間を開放する。ただ
し、切り換え弁11については、a−b間を開放して、本
設の空気吸引ポンプ31を使用しても良い。そして、空気
取り入れ口33の付近に微小ミスト発生装置21のミスト発
生口22を接近して配置するか、あるいは、ミスト発生口
22に被検高感度粒子センサ17の空気入口側配管18を直結
した後、微小ミスト発生装置21を作動させる。
第1図において、切り換え弁11の位置により、本設の
空気吸引ポンプ13により吸引された微小ミストは、被検
高感度粒子センサ17を通過した後に、空気入口側継手1
0、切り換え弁9、粒子濃度測定部2、流量測定部3、
切り換え弁11を経由して排出される。被検高感度粒子セ
ンサ17の信号と粒子濃度測定部2の信号は、信号処理部
4を経て表示部5に表示される。必要に応じて、プリン
タ5′でも記録される。この時、被検高感度粒子センサ
17からの信号と、粒子濃度測定部2で測定された値が等
しい場合は、その被検高感度粒子センサ17は合格と判定
し、第2図に示す配管の状態に復旧する。被検高感度粒
子センサ17からの信号と、粒子濃度測定部2で測定され
た値が異なる場合は、被検高感度粒子センサ17の再調整
を実施する。
次に、高感度粒子センサを設置する環境空気中の微粒
子濃度(バックグランド濃度)を測定する場合について
説明する。
この場合には、試験装置1を単独で使用して、環境空
気中の微粒子濃度を測定する。すなわち、空気入口側継
手10、空気吸引側継手12、信号入力コネクタ16の全てを
開放し、切り換え弁9のa−c間を開放し、同様に切り
換え弁11のa−c間を開放して、内蔵の空気吸引ポンプ
13を作動させることによって、室内の空気を粒子濃度測
定部2に導入して空気中の微粒子濃度を測定する。測定
された微粒子濃度は表示部5に表示されると共に、必要
に応じてプリンタ5′に記録される。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、粒
子濃度測定部、流量測定部、空気吸引部、被検高感度粒
子センサ用データ処理部、電源部等を一体化したので、
高感度粒子センサの現場性能試験が可能になった。しか
も、粒子濃度測定部、流量測定部を備えるので、高感度
粒子センサで測定された後の煙あるいは微小ミストの濃
度を測定し、この値を先の高感度粒子センサの出力信号
と比較して、高感度粒子センサの煙濃度測定機能の判
定、感度較正を行ったり、吸引流量の判定を行うことが
できる。また、本装置の粒子濃度測定機能を利用して、
クリーンルーム等に高感度粒子センサを設置するための
準備段階に必要な室内の微粒子濃度測定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高感度粒子センサ現場用試験装置
の1実施例構成を示す図、第2図は高感度粒子センサの
一般的な取付例を示す図である。 1……試験装置、2……粒子濃度測定部、3……流量測
定部、4……信号処理部、5……表示部、5′……プリ
ンタ、6……電源部、7……エアフィルタ、8……空気
取り入れ口、9……切り換え弁、10……空気入口側継
手、11……切り換え弁、12……空気吸引側継手、13……
空気吸引ポンプ、14……エアフィルタ、15……排気口、
16……信号入力コネクタ、17……高感度粒子センサ、18
……空気入口側配管、19……空気出口側配管、20……検
査用信号コネクタ、21……微小ミスト発生装置、22……
ミスト発生口、23……圧力計、24……弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 21/00 G08B 17/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子濃度測定部と流量測定部とを直列に接
    続して両側に切り換え弁を設け、一方の切り換え弁は、
    外部の空気吸入ポンプに対する接続継手と内蔵の空気吸
    入ポンプとの切り換え、他方の切り換え弁は、高感度粒
    子センサの接続継手と空気取り入れ口との切り換えを行
    うように構成すると共に、前記粒子濃度測定部と流量測
    定部と高感度粒子センサの信号を処理する信号処理手
    段、該信号処理手段により処理された測定データを印刷
    出力又は表示出力する出力手段、及び信号処理手段と高
    感度粒子センサとの信号線接続端子を備えたことを特徴
    とする高感度粒子センサ現場用試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009020355A3 (en) * 2007-08-08 2009-04-09 Woongjin Coway Co Ltd Rotary particle sensor assembly and an air cleaner having it

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