JPH05174272A - ガス漏洩予測および対策支援装置 - Google Patents
ガス漏洩予測および対策支援装置Info
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- JPH05174272A JPH05174272A JP34419891A JP34419891A JPH05174272A JP H05174272 A JPH05174272 A JP H05174272A JP 34419891 A JP34419891 A JP 34419891A JP 34419891 A JP34419891 A JP 34419891A JP H05174272 A JPH05174272 A JP H05174272A
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- gas
- time
- measures
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 漏洩ガス量の動向の予測を行い、漏洩ガスの
対策のための支援や、避難誘導や生産停止の決定のため
の支援のガイダンスを行う。 【構成】 ガス漏れセンサの計測量を測定する計測装置
20と、漏洩ガス量の予測を行う処理装置30と、各種
情報を記憶した記憶装置40と、ガイダンス出力装置5
0とからなり、漏洩ガス量が警戒レベルや計測限界を越
える時間や、漏洩ガス量を予測し、そのガス漏れのため
の対策をガイダンス表示する。
対策のための支援や、避難誘導や生産停止の決定のため
の支援のガイダンスを行う。 【構成】 ガス漏れセンサの計測量を測定する計測装置
20と、漏洩ガス量の予測を行う処理装置30と、各種
情報を記憶した記憶装置40と、ガイダンス出力装置5
0とからなり、漏洩ガス量が警戒レベルや計測限界を越
える時間や、漏洩ガス量を予測し、そのガス漏れのため
の対策をガイダンス表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC工場などに使用さ
れる可燃性や毒性の強い生産ガスが漏洩した時に、漏洩
量を予測し、災害発生防止や被害拡大防止のための対策
を講じたり、避難誘導や生産停止を行うための支援を行
う装置に関するものである。
れる可燃性や毒性の強い生産ガスが漏洩した時に、漏洩
量を予測し、災害発生防止や被害拡大防止のための対策
を講じたり、避難誘導や生産停止を行うための支援を行
う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス漏洩警報盤は、図2に示すよ
うに、ガス漏れセンサS1 〜Sn の信号を指示計21 〜
2n にて受信し、その計測値が各指示計に予め設定され
たガス漏洩量に達した時に、ブザー4を鳴動させるもの
であった。
うに、ガス漏れセンサS1 〜Sn の信号を指示計21 〜
2n にて受信し、その計測値が各指示計に予め設定され
たガス漏洩量に達した時に、ブザー4を鳴動させるもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス漏洩警報盤では、以下の問題があった。 (1)漏洩ガス量が警報レベルに到達するまで、生産ガ
スが漏洩していることを把握できないため、対策を取る
時間がなかった。 (2)警報レベルに到達する過程のガスの漏洩傾向が把
握できなかった。 (3)ガス漏洩を早期に検知するためには、警報レベル
を低い値に設定すればよいが、警報レベルを低くする
と、ガスボンベ交換時などの微量な漏洩まで警報とな
り、誤動作の原因となる。 (4)ガス漏洩センサおよび指示計の計測範囲が狭いた
め、計測限界を越えた漏洩ガス量が把握できなかった。 (5)警報レベルに達したことを知らせるだけの機能で
あって、どのような対策をとるべきかを支援する機能が
ないため、熟練者や責任者のいない夜間や休日などにお
いて警報が発生しても対策がとれなかった。
ガス漏洩警報盤では、以下の問題があった。 (1)漏洩ガス量が警報レベルに到達するまで、生産ガ
スが漏洩していることを把握できないため、対策を取る
時間がなかった。 (2)警報レベルに到達する過程のガスの漏洩傾向が把
握できなかった。 (3)ガス漏洩を早期に検知するためには、警報レベル
を低い値に設定すればよいが、警報レベルを低くする
と、ガスボンベ交換時などの微量な漏洩まで警報とな
り、誤動作の原因となる。 (4)ガス漏洩センサおよび指示計の計測範囲が狭いた
め、計測限界を越えた漏洩ガス量が把握できなかった。 (5)警報レベルに達したことを知らせるだけの機能で
あって、どのような対策をとるべきかを支援する機能が
ないため、熟練者や責任者のいない夜間や休日などにお
いて警報が発生しても対策がとれなかった。
【0004】本発明は、以上述べた問題を除去し、漏洩
ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計
測限界を越える時間および予測漏洩ガス量を事前に予測
し、さらに、災害発生防止や被害拡大防止のための対策
を講じるための支援、および避難誘導や生産停止に関す
る意思決定を行うためのガス漏洩予測および対策支援装
置を提供することを目的とする。
ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計
測限界を越える時間および予測漏洩ガス量を事前に予測
し、さらに、災害発生防止や被害拡大防止のための対策
を講じるための支援、および避難誘導や生産停止に関す
る意思決定を行うためのガス漏洩予測および対策支援装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ガス漏洩量の予測を行いその対策を支援
する装置において、ガス漏れセンサと、該ガス漏れセン
サの計測信号を出力する計測装置と、漏洩ガス量が警報
レベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計測限界を越え
る時間および予測漏洩ガス量を事前に予測し、災害発生
防止や被害拡大防止のための対策や避難誘導や生産停止
の対策を推測する処理装置と、処理装置により推測され
た漏洩ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガス
量が計測限界を越える時間および予測漏洩ガス量とその
ガス漏れのための対策を表示するガイダンス出力装置
と、漏洩ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガ
ス量が計測限界および予測漏洩ガス量を越える時間を推
論をするためのアルゴリズムや災害発生防止や被害拡大
防止のための対策や、避難誘導や生産停止の対策を支援
するための情報が記憶されている記憶装置と、処理装置
と対話形式にて対策を探るための入力装置を設けるよう
にしたものである。
成するために、ガス漏洩量の予測を行いその対策を支援
する装置において、ガス漏れセンサと、該ガス漏れセン
サの計測信号を出力する計測装置と、漏洩ガス量が警報
レベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計測限界を越え
る時間および予測漏洩ガス量を事前に予測し、災害発生
防止や被害拡大防止のための対策や避難誘導や生産停止
の対策を推測する処理装置と、処理装置により推測され
た漏洩ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガス
量が計測限界を越える時間および予測漏洩ガス量とその
ガス漏れのための対策を表示するガイダンス出力装置
と、漏洩ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩ガ
ス量が計測限界および予測漏洩ガス量を越える時間を推
論をするためのアルゴリズムや災害発生防止や被害拡大
防止のための対策や、避難誘導や生産停止の対策を支援
するための情報が記憶されている記憶装置と、処理装置
と対話形式にて対策を探るための入力装置を設けるよう
にしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、上記のように構成したので、 (1)ガス漏れセンサからのアナログ量を常時計測し、
警報レベル到達時間を予測して対策の支援ガイダンスを
行うことができる。 (2)ガス漏れセンサからのアナログ量が計測限界を越
えても、それまでの漏洩傾向から計測限界以上の漏洩値
を推定することにより、爆発や火災発生の可能性を判定
し、その対策の支援ガイダンスを行うことができる。 (3)監視員が上記(1)、(2)の対策支援のガイダ
ンス機能に従って対応しても解決できなかった時は、監
視員が処理装置、および対策支援するための情報が記憶
されている記憶装置と対話形式にて対策を講じることが
できる。 (4)対策支援するための情報が記憶されている記憶装
置に、新たに支援対策のための情報を追加・修正する機
能を持たせることにより、装置の性能を向上させること
ができる。
警報レベル到達時間を予測して対策の支援ガイダンスを
行うことができる。 (2)ガス漏れセンサからのアナログ量が計測限界を越
えても、それまでの漏洩傾向から計測限界以上の漏洩値
を推定することにより、爆発や火災発生の可能性を判定
し、その対策の支援ガイダンスを行うことができる。 (3)監視員が上記(1)、(2)の対策支援のガイダ
ンス機能に従って対応しても解決できなかった時は、監
視員が処理装置、および対策支援するための情報が記憶
されている記憶装置と対話形式にて対策を講じることが
できる。 (4)対策支援するための情報が記憶されている記憶装
置に、新たに支援対策のための情報を追加・修正する機
能を持たせることにより、装置の性能を向上させること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例
のガス漏洩予測および対策支援装置の概略図である。図
において、ガス漏れセンサS1 〜Sn からなるセンサ群
10、ガス漏れセンサからのアナログ量を周期的に計測
する計測装置20、計測装置20からの計測データをも
とに、警報レベル到達時間や計測限界以上の漏洩ガス量
を予測する機能と、その時の状況に応じた対策や意思決
定の情報を引き出す処理装置30、処理装置30からの
処理結果を出力するガイダンス出力装置50、および対
策や意思決定の情報を蓄積した記憶装置40とこの記憶
装置40の情報の追加、修正を行うために処理装置30
と対話形式で信号の授受を行う入力装置60から構成さ
れる。
ながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例
のガス漏洩予測および対策支援装置の概略図である。図
において、ガス漏れセンサS1 〜Sn からなるセンサ群
10、ガス漏れセンサからのアナログ量を周期的に計測
する計測装置20、計測装置20からの計測データをも
とに、警報レベル到達時間や計測限界以上の漏洩ガス量
を予測する機能と、その時の状況に応じた対策や意思決
定の情報を引き出す処理装置30、処理装置30からの
処理結果を出力するガイダンス出力装置50、および対
策や意思決定の情報を蓄積した記憶装置40とこの記憶
装置40の情報の追加、修正を行うために処理装置30
と対話形式で信号の授受を行う入力装置60から構成さ
れる。
【0008】本発明の装置の機能の一つであるガス漏洩
検出信号が警報レベルに到達する時刻を予測する処理に
ついて、図1,3,4,5を用いて説明する。ガス漏れ
センサS1 〜Sn から検出される信号は、アナログ量で
あり、計測装置20にて計測が行われ、処理装置30に
おいて以下のような処理が行われる。説明を簡単にする
ため、一つのガス漏れセンサS1 のアナログ量につい
て、警報レベル到達予測について説明する。
検出信号が警報レベルに到達する時刻を予測する処理に
ついて、図1,3,4,5を用いて説明する。ガス漏れ
センサS1 〜Sn から検出される信号は、アナログ量で
あり、計測装置20にて計測が行われ、処理装置30に
おいて以下のような処理が行われる。説明を簡単にする
ため、一つのガス漏れセンサS1 のアナログ量につい
て、警報レベル到達予測について説明する。
【0009】図3は、計測時間xと計測データyとの関
係を示したものである。警報レベル到達予測の第1の例
として最小2乗法を用いた例を説明する。最小2乗法
は、離散的な標本値からできるだけ区間全体にわたって
一致するような近似多項式を求めるものである。図3に
おいて、計測時間x1 〜xn に対する計測データy1 〜
yn から図の点線に示すような曲線を得ることになる。
係を示したものである。警報レベル到達予測の第1の例
として最小2乗法を用いた例を説明する。最小2乗法
は、離散的な標本値からできるだけ区間全体にわたって
一致するような近似多項式を求めるものである。図3に
おいて、計測時間x1 〜xn に対する計測データy1 〜
yn から図の点線に示すような曲線を得ることになる。
【0010】近似多項式yを式(1)で示すようなm次
多項式とする。
多項式とする。
【0011】
【数1】
【0012】n個のデータのすべてに対して最もよく一
致する式は、式(2)で示される誤差の2乗の総和Sを
最小にする式ということになる。つまり、近似多項式y
の係数C0 〜Cm を求めるために式(2)のSが最小と
なるよう式(3)を求める。
致する式は、式(2)で示される誤差の2乗の総和Sを
最小にする式ということになる。つまり、近似多項式y
の係数C0 〜Cm を求めるために式(2)のSが最小と
なるよう式(3)を求める。
【0013】
【数2】
【0014】
【数3】
【0015】式(3)を変形すると式(4)となる。
【0016】
【数4】
【0017】mが3の場合においてマトリックスの形で
表現すると以下のようになる。
表現すると以下のようになる。
【0018】
【数5】
【0019】上記マトリックスの連立一次方程式を消去
法にて解くことにより、C0 〜C3 が求まる。求められ
たC0 〜C3 の値から近似式yが求まる。この式にx
n+1 ,xn+2 ,・・・xn+l 代入することにより、現時
刻xn 以降のガス漏洩量が予測される。予測ガス漏洩量
が、警報レベルに到達するときの時刻を予測することが
できる。
法にて解くことにより、C0 〜C3 が求まる。求められ
たC0 〜C3 の値から近似式yが求まる。この式にx
n+1 ,xn+2 ,・・・xn+l 代入することにより、現時
刻xn 以降のガス漏洩量が予測される。予測ガス漏洩量
が、警報レベルに到達するときの時刻を予測することが
できる。
【0020】図4において、上記で予測したガス漏洩量
の破線で示す曲線が、警戒レベルを越える時刻xn+l を
求める。時刻xn+l は、実測の計測時刻xn から時間l
経過後の時刻であり、この時刻において予測ガス漏洩量
の曲線が、警戒レベルを越える。さらに、計測限界を越
えたガス漏れ量の推定について説明する。
の破線で示す曲線が、警戒レベルを越える時刻xn+l を
求める。時刻xn+l は、実測の計測時刻xn から時間l
経過後の時刻であり、この時刻において予測ガス漏洩量
の曲線が、警戒レベルを越える。さらに、計測限界を越
えたガス漏れ量の推定について説明する。
【0021】図5において、警報レベルを越えたところ
に、センサや計測装置の計測限界が存在する。ガス漏れ
量が警報レベルを越えて、さらに増加するとセンサや計
測装置の計測限界を越えると測定が不能となる。そこ
で、予測ガス漏れ量により、ガス漏れ量がセンサや計測
装置の計測限界を越える時刻や、その後のガス漏れ量の
動向を予測する。
に、センサや計測装置の計測限界が存在する。ガス漏れ
量が警報レベルを越えて、さらに増加するとセンサや計
測装置の計測限界を越えると測定が不能となる。そこ
で、予測ガス漏れ量により、ガス漏れ量がセンサや計測
装置の計測限界を越える時刻や、その後のガス漏れ量の
動向を予測する。
【0022】計測限界を越える時刻xk は、y=y
k (計測限界)を解くことにより求められ、さらに、近
似式yに時刻xm を代入することによりその後のガス漏
れ量の動向を予測することができる。次に、警報レベル
到達予測として数値微分を用いた本発明の第2の実施例
を説明する。
k (計測限界)を解くことにより求められ、さらに、近
似式yに時刻xm を代入することによりその後のガス漏
れ量の動向を予測することができる。次に、警報レベル
到達予測として数値微分を用いた本発明の第2の実施例
を説明する。
【0023】時刻xi-1,xi , xi+1 でサンプリングさ
れた信号値を、yi-1,yi , yi+1 とすると、信号の3
点を通る2次式で近似することができる。
れた信号値を、yi-1,yi , yi+1 とすると、信号の3
点を通る2次式で近似することができる。
【0024】
【数6】
【0025】警報レベル到達予測および計測限界を越え
たガス漏れ量の推定は、前記第1の実施例と同様に行わ
れる。次に、前記推定結果に基づいて、l分後の時刻x
n+l に警報レベルを越える予測ができた時は、次のよう
にして対策のための支援ガイダンス処理が行われる。前
記の推定結果に基づき記憶装置40からガス漏れ対策に
関する以下の情報を引き出す。
たガス漏れ量の推定は、前記第1の実施例と同様に行わ
れる。次に、前記推定結果に基づいて、l分後の時刻x
n+l に警報レベルを越える予測ができた時は、次のよう
にして対策のための支援ガイダンス処理が行われる。前
記の推定結果に基づき記憶装置40からガス漏れ対策に
関する以下の情報を引き出す。
【0026】(1)漏洩ガスの種類と特性(毒性度、可
燃性度、支燃性度) (2)漏洩ガス検出場所とその対策方法 上記(1),(2)と警報レベルをl分後に越えること
をガイダンス出力装置50に出力する。さらに前述のよ
うに予測ガス漏れ量が、計測限界を越える時刻があらか
じめ決められた時間内である場合には、その値を図5に
示すようにグラフにてガイタンス出力装置50に出力す
る。
燃性度、支燃性度) (2)漏洩ガス検出場所とその対策方法 上記(1),(2)と警報レベルをl分後に越えること
をガイダンス出力装置50に出力する。さらに前述のよ
うに予測ガス漏れ量が、計測限界を越える時刻があらか
じめ決められた時間内である場合には、その値を図5に
示すようにグラフにてガイタンス出力装置50に出力す
る。
【0027】次に、上記の対策支援ガイダンスに従って
対策を施しても、対策の効果が充分に得られなかった場
合、又は計測装置20から得られなかった関連設備等の
状況(異常音,異常発熱,汚水等)を監視員が把握でき
た時について説明する。この場合には、監視員は入力装
置60から対話形式にて処理装置30に問い合わせ、処
理装置30は記憶装置40から得られる新たな情報に基
づいて、新たな設備警報の原因に関する情報を引出し、
問い合わせに関する推測を行なう。この推測結果に基づ
く新たなガス漏れに関する情報および対策の情報を記憶
装置40から引出し、ガイダンス出力装置50に出力す
る。
対策を施しても、対策の効果が充分に得られなかった場
合、又は計測装置20から得られなかった関連設備等の
状況(異常音,異常発熱,汚水等)を監視員が把握でき
た時について説明する。この場合には、監視員は入力装
置60から対話形式にて処理装置30に問い合わせ、処
理装置30は記憶装置40から得られる新たな情報に基
づいて、新たな設備警報の原因に関する情報を引出し、
問い合わせに関する推測を行なう。この推測結果に基づ
く新たなガス漏れに関する情報および対策の情報を記憶
装置40から引出し、ガイダンス出力装置50に出力す
る。
【0028】得られる情報としては例えば以下の情報が
ある。 (1)生産ガス供給遮断判断に関する事項 (例) 漏洩しているガス供給ラインの遮断場所と遮断
系統の生産停止による損失程度により、独自判断にて即
停止可能か、又は上司の許可を得て停止するかの基準
と、停止順序及び生産ラインに対する放送内容 (2)従業員の避難判断に関す事項 (例) 生産ラインに従事している従業員の避難範囲と
避難順序および避難ルート 次に、情報の追加・修正処理について説明する。
ある。 (1)生産ガス供給遮断判断に関する事項 (例) 漏洩しているガス供給ラインの遮断場所と遮断
系統の生産停止による損失程度により、独自判断にて即
停止可能か、又は上司の許可を得て停止するかの基準
と、停止順序及び生産ラインに対する放送内容 (2)従業員の避難判断に関す事項 (例) 生産ラインに従事している従業員の避難範囲と
避難順序および避難ルート 次に、情報の追加・修正処理について説明する。
【0029】ガス漏れ対策や判断決定に関する情報の追
加・修正を入力装置60により行なう。追加・修正され
た情報は、記憶装置40に記憶される。この追加・修正
された結果をガイダンス出力装置50に出力するよう入
力装置60から行なうことにより確認を行うことができ
る。図6により本発明の第3の実施例について説明す
る。
加・修正を入力装置60により行なう。追加・修正され
た情報は、記憶装置40に記憶される。この追加・修正
された結果をガイダンス出力装置50に出力するよう入
力装置60から行なうことにより確認を行うことができ
る。図6により本発明の第3の実施例について説明す
る。
【0030】この実施例においては、第1の実施例の計
測装置20、処理装置30、記憶装置40、ガイダンス
出力装置50、および入力装置60から構成される装置
と、CRT2や警報ブザー4や複数の警報ランプ6等の
設備の運転状況や警報の発生を知らせる警報監視装置と
を組み合わせたものである。センサ情報b1 〜bn やガ
ス漏れを知らせる警報情報aを通知する警報監視は、計
測装置20の出力により行われる。これにより、センサ
状況や警報を表示するとともに、第1の実施例のように
ガイダンス出力装置50により、ガス漏れ警報、警報レ
ベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定
およびその対策を解決するための情報が表示される。な
お、52はCRT、54は記録装置である。
測装置20、処理装置30、記憶装置40、ガイダンス
出力装置50、および入力装置60から構成される装置
と、CRT2や警報ブザー4や複数の警報ランプ6等の
設備の運転状況や警報の発生を知らせる警報監視装置と
を組み合わせたものである。センサ情報b1 〜bn やガ
ス漏れを知らせる警報情報aを通知する警報監視は、計
測装置20の出力により行われる。これにより、センサ
状況や警報を表示するとともに、第1の実施例のように
ガイダンス出力装置50により、ガス漏れ警報、警報レ
ベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定
およびその対策を解決するための情報が表示される。な
お、52はCRT、54は記録装置である。
【0031】処理装置30の駆動を前記警報情報により
始動するようにしてもよい。上記ガス漏れ警報、警報レ
ベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定
およびその対策のガイダンス表示は、共通の表示装置7
0により行うこともできる。表示装置70は、モード切
換装置72と、CRT等の表示部74とからなり、計測
装置20からのセンサ情報b1 〜bn や警報情報aと、
処理装置30からのガス漏れ警報、警報レベル到達予測
および計測限界を越えたガス漏れ量の推定をモード切り
換え装置72により切り換えて、表示部74に入力され
る。第1のモードでは、表示部74にはセンサ情報b1
〜bn や警報情報aが表示され、第2のモードでは、表
示部74にはガス漏れ警報、警報レベル到達予測および
計測限界を越えたガス漏れ量の推定がガイダンス情報と
して表示され、第3のモードでは、表示部74にはセン
サ情報b1 〜bn や警報情報aと、処理装置30からの
ガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を越
えたガス漏れ量の推定がガイダンス情報とが同時に表示
される。モード切換装置72の制御は、入力装置60に
より行われる。入力装置60は、キーボード64とイン
ターフェース62からなり、キーボード64のキーの選
択をインターフェース62で制御信号に変換して行われ
る。
始動するようにしてもよい。上記ガス漏れ警報、警報レ
ベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定
およびその対策のガイダンス表示は、共通の表示装置7
0により行うこともできる。表示装置70は、モード切
換装置72と、CRT等の表示部74とからなり、計測
装置20からのセンサ情報b1 〜bn や警報情報aと、
処理装置30からのガス漏れ警報、警報レベル到達予測
および計測限界を越えたガス漏れ量の推定をモード切り
換え装置72により切り換えて、表示部74に入力され
る。第1のモードでは、表示部74にはセンサ情報b1
〜bn や警報情報aが表示され、第2のモードでは、表
示部74にはガス漏れ警報、警報レベル到達予測および
計測限界を越えたガス漏れ量の推定がガイダンス情報と
して表示され、第3のモードでは、表示部74にはセン
サ情報b1 〜bn や警報情報aと、処理装置30からの
ガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を越
えたガス漏れ量の推定がガイダンス情報とが同時に表示
される。モード切換装置72の制御は、入力装置60に
より行われる。入力装置60は、キーボード64とイン
ターフェース62からなり、キーボード64のキーの選
択をインターフェース62で制御信号に変換して行われ
る。
【0032】図7において、第4の実施例を説明する。
この実施例は、センサ群10の信号を計測装置20にお
いてデジタル信号に変換する実施例である。センサ群1
0は、センサS1 〜Sn よりなり、計測装置20に入力
される。センサS1 〜Sn の信号は、計測装置20のア
ナログ・マルチプレクサ21に入力される。アナログ・
マルチプレクサ21は、制御ロジック25の制御により
センサS1 〜Sn の信号を順にサンプル・ホールド回路
22に送る。サンプル・ホールド回路22は、伝送され
たセンサS1 〜Sn の信号を制御ロジック25の制御に
より、サンプルホールドし、さらに次のアナログ・デジ
タル変換回路23に送る。アナログ・デジタル変換回路
23は、アナログセンサS1 〜Sn の信号をデジタル信
号に変換し、インターフェース回路24に送る。アナロ
グ・デジタル変換回路23およびインターフェース回路
24は、制御ロジック25の制御により制御される。
この実施例は、センサ群10の信号を計測装置20にお
いてデジタル信号に変換する実施例である。センサ群1
0は、センサS1 〜Sn よりなり、計測装置20に入力
される。センサS1 〜Sn の信号は、計測装置20のア
ナログ・マルチプレクサ21に入力される。アナログ・
マルチプレクサ21は、制御ロジック25の制御により
センサS1 〜Sn の信号を順にサンプル・ホールド回路
22に送る。サンプル・ホールド回路22は、伝送され
たセンサS1 〜Sn の信号を制御ロジック25の制御に
より、サンプルホールドし、さらに次のアナログ・デジ
タル変換回路23に送る。アナログ・デジタル変換回路
23は、アナログセンサS1 〜Sn の信号をデジタル信
号に変換し、インターフェース回路24に送る。アナロ
グ・デジタル変換回路23およびインターフェース回路
24は、制御ロジック25の制御により制御される。
【0033】デジタル信号は、インターフェース24を
介して処理装置30に伝送され、第1の実施例と同様に
動作する。一点鎖線で示される計測装置20は、中、低
速で変化する波形に適しており、モジュール化あるい
は、IC化して構成することができる。図8において、
第5の実施例を説明する。
介して処理装置30に伝送され、第1の実施例と同様に
動作する。一点鎖線で示される計測装置20は、中、低
速で変化する波形に適しており、モジュール化あるい
は、IC化して構成することができる。図8において、
第5の実施例を説明する。
【0034】この実施例は、第4の実施例の計測装置2
0の構成において、アナログ・マルチプレクサ21とサ
ンプル・ホールド回路22の順を入替えて、それぞれの
センサS1 〜Sn にサンプル・ホールド回路221,22
2,・・・22n を接続し、サンプル・ホールド回路22
1,222,・・・22n と、アナログ・マルチプレクサ2
1と、アナログ・デジタル変換回路23の制御をインタ
ーフェース回路24により行うものである。デジタル信
号は、インターフェース24を介して処理装置30に伝
送され、第1の実施例と同様に動作する。
0の構成において、アナログ・マルチプレクサ21とサ
ンプル・ホールド回路22の順を入替えて、それぞれの
センサS1 〜Sn にサンプル・ホールド回路221,22
2,・・・22n を接続し、サンプル・ホールド回路22
1,222,・・・22n と、アナログ・マルチプレクサ2
1と、アナログ・デジタル変換回路23の制御をインタ
ーフェース回路24により行うものである。デジタル信
号は、インターフェース24を介して処理装置30に伝
送され、第1の実施例と同様に動作する。
【0035】図9において、第6の実施例を説明する。
この実施例は、センサや計測装置が遠隔点にある場合に
有効な実施例である。アナログセンサS1 〜Sn は、サ
ンプル・ホールド回路221,222,・・・22n に接続
され、さらにアナログ・デジタル変換回路231,232,
・・・23n に接続される。サンプル・ホールド回路2
21,222,・・・22n およびアナログ・デジタル変換
回路231,232,・・・23n は、制御ロジック25の
制御により制御される。アナログ・デジタル変換回路2
31,232,・・・23n により、デジタル信号に変換さ
れた信号は、伝送経路を介してデジタル・マルチプレク
サ26に伝送される。デジタル・マルチプレクサ26
は、インターフェース回路24を介して処理装置30に
伝送され、第1の実施例と同様に動作する。
この実施例は、センサや計測装置が遠隔点にある場合に
有効な実施例である。アナログセンサS1 〜Sn は、サ
ンプル・ホールド回路221,222,・・・22n に接続
され、さらにアナログ・デジタル変換回路231,232,
・・・23n に接続される。サンプル・ホールド回路2
21,222,・・・22n およびアナログ・デジタル変換
回路231,232,・・・23n は、制御ロジック25の
制御により制御される。アナログ・デジタル変換回路2
31,232,・・・23n により、デジタル信号に変換さ
れた信号は、伝送経路を介してデジタル・マルチプレク
サ26に伝送される。デジタル・マルチプレクサ26
は、インターフェース回路24を介して処理装置30に
伝送され、第1の実施例と同様に動作する。
【0036】図10において、第7の実施例を説明す
る。この実施例は、計測機器を共通バスで接続した実施
例である。センサS1 〜Sn のおのおのには、ローカル
コントロール271,272,・・・27n が設置されてい
る。これらのローカルコントロール271,272,・・・
27n は、共通のバスにより処理装置30に接続されて
いる。
る。この実施例は、計測機器を共通バスで接続した実施
例である。センサS1 〜Sn のおのおのには、ローカル
コントロール271,272,・・・27n が設置されてい
る。これらのローカルコントロール271,272,・・・
27n は、共通のバスにより処理装置30に接続されて
いる。
【0037】ローカルコントロール271,272,・・・
27n は、常時計測を行うこともできるし、任意の幾つ
かを常時計測し、他を選択的に必要に応じて計測するよ
うにしてもよい。ローカルコントロール271,272,・
・・27n のうちどの計測機器を常時計測とするか、ど
の計測機器を選択的に計測するかは、入力装置60によ
り設定が行われる。
27n は、常時計測を行うこともできるし、任意の幾つ
かを常時計測し、他を選択的に必要に応じて計測するよ
うにしてもよい。ローカルコントロール271,272,・
・・27n のうちどの計測機器を常時計測とするか、ど
の計測機器を選択的に計測するかは、入力装置60によ
り設定が行われる。
【0038】図11において、第8の実施例を説明す
る。この実施例は、本発明の装置のチェックおよび、訓
練を行うことができる構成である。第8の実施例の構成
は、図6の第3の実施例において、センサ群10に代え
て、記憶装置80を設け、処理装置30とガイダンス出
力装置50との間に評価装置90を設けたものである。
る。この実施例は、本発明の装置のチェックおよび、訓
練を行うことができる構成である。第8の実施例の構成
は、図6の第3の実施例において、センサ群10に代え
て、記憶装置80を設け、処理装置30とガイダンス出
力装置50との間に評価装置90を設けたものである。
【0039】記憶装置80には、センサ群10のとり得
る出力状態およびその状態におけるガス漏れ警報、警報
レベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推
定およびその対策のガイダンス情報が記憶されており、
入力装置60のインターフェース62からの選択信号に
より、センサ群のある出力状態の信号の組み合わせが出
力される。この記憶装置80からの信号により、本発明
の装置のチェックおよび、訓練を行うことができる。
る出力状態およびその状態におけるガス漏れ警報、警報
レベル到達予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推
定およびその対策のガイダンス情報が記憶されており、
入力装置60のインターフェース62からの選択信号に
より、センサ群のある出力状態の信号の組み合わせが出
力される。この記憶装置80からの信号により、本発明
の装置のチェックおよび、訓練を行うことができる。
【0040】本発明の装置のチェックは、以下のように
して行われる。上記のようにして記憶装置80から入力
装置60で選択された設定状態の状態信号が計測装置2
0に入力され、第3の実施例において説明したものと同
様の動作が行われる。その動作により、処理装置30か
らガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を
越えたガス漏れ量の推定およびその対策の情報がガイダ
ンス出力装置50と共に評価装置90に入力される。ま
た、評価装置90には、入力装置60の選択信号に応じ
てインターフェース62を介して、記憶装置80からセ
ンサ群の状態に対応したガス漏れ警報、警報レベル到達
予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定およびそ
の対策のガイダンス情報が入力される。評価装置90
は、記憶装置80から得られた警報の原因およびその原
因を解決するためのガイダンス情報を基準として、処理
装置30からのガス漏れ警報、警報レベル到達予測およ
び計測限界を越えたガス漏れ量の推定およびその対策の
ガイダンス情報を評価して装置のチェックを行い、ガイ
ダンス出力装置50にその評価結果を表示する。
して行われる。上記のようにして記憶装置80から入力
装置60で選択された設定状態の状態信号が計測装置2
0に入力され、第3の実施例において説明したものと同
様の動作が行われる。その動作により、処理装置30か
らガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を
越えたガス漏れ量の推定およびその対策の情報がガイダ
ンス出力装置50と共に評価装置90に入力される。ま
た、評価装置90には、入力装置60の選択信号に応じ
てインターフェース62を介して、記憶装置80からセ
ンサ群の状態に対応したガス漏れ警報、警報レベル到達
予測および計測限界を越えたガス漏れ量の推定およびそ
の対策のガイダンス情報が入力される。評価装置90
は、記憶装置80から得られた警報の原因およびその原
因を解決するためのガイダンス情報を基準として、処理
装置30からのガス漏れ警報、警報レベル到達予測およ
び計測限界を越えたガス漏れ量の推定およびその対策の
ガイダンス情報を評価して装置のチェックを行い、ガイ
ダンス出力装置50にその評価結果を表示する。
【0041】また、本発明の装置の訓練は、以下のよう
にして行われる。上記の本発明の装置のチェックと同様
にして、記憶装置80から入力装置60で選択されたセ
ンサ信号が計測装置20に入力され、処理装置30から
ガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を越
えたガス漏れ量の推定およびその対策の指示情報がガイ
ダンス出力装置50に表示させる。訓練者は、そのガイ
ダンス出力装置50の表示に従って、入力装置60より
対策操作を行う。評価装置90は、訓練者の操作と処理
装置30からの指示情報とを比較し、その評価結果およ
び新たな指示をガイダンス出力装置50に表示する。
にして行われる。上記の本発明の装置のチェックと同様
にして、記憶装置80から入力装置60で選択されたセ
ンサ信号が計測装置20に入力され、処理装置30から
ガス漏れ警報、警報レベル到達予測および計測限界を越
えたガス漏れ量の推定およびその対策の指示情報がガイ
ダンス出力装置50に表示させる。訓練者は、そのガイ
ダンス出力装置50の表示に従って、入力装置60より
対策操作を行う。評価装置90は、訓練者の操作と処理
装置30からの指示情報とを比較し、その評価結果およ
び新たな指示をガイダンス出力装置50に表示する。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下の効果を奏することができる。 (1)漏洩ガス量の警報レベル到達時間を予測すること
により、事前に災害防止対策が行える。 (2)計測限界以上の漏洩ガス量を推定することによ
り、被害の拡大防止対策が行える。 (3)ガス漏洩対策や避難誘導、生産停止の意思決定の
支援ガイダンスを行うことにより、熟練者や責任者と同
じレベルの対応が可能となる。 (4)知識の追加・修正が可能なため、システムの能力
の拡張を図ることができる。
よれば、以下の効果を奏することができる。 (1)漏洩ガス量の警報レベル到達時間を予測すること
により、事前に災害防止対策が行える。 (2)計測限界以上の漏洩ガス量を推定することによ
り、被害の拡大防止対策が行える。 (3)ガス漏洩対策や避難誘導、生産停止の意思決定の
支援ガイダンスを行うことにより、熟練者や責任者と同
じレベルの対応が可能となる。 (4)知識の追加・修正が可能なため、システムの能力
の拡張を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すガス漏洩予測およ
び対策支援装置の概略図である。
び対策支援装置の概略図である。
【図2】従来のガス漏洩警報盤を示す概略図である。
【図3】計測時間xと計測データyとの関係を示す図で
ある。
ある。
【図4】計測時間xと計測データyと警報レベルの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図5】計測時間xと計測データyと警報レベルと計測
限界の関係を示す図である。
限界の関係を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示すガス漏洩予測およ
び対策支援装置の概略図である。
び対策支援装置の概略図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示すガス漏洩予測およ
び対策支援装置の概略図である。
び対策支援装置の概略図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示すガス漏洩予測およ
び対策支援装置の概略図である。
び対策支援装置の概略図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示すガス漏洩予測およ
び対策支援装置の概略図である。
び対策支援装置の概略図である。
【図10】本発明の第7の実施例を示すガス漏洩予測お
よび対策支援装置の概略図である。
よび対策支援装置の概略図である。
【図11】本発明の第8の実施例を示すガス漏洩予測お
よび対策支援装置の概略図である。
よび対策支援装置の概略図である。
2 CRT 4 警報ブザー 6 警報ランプ 10 センサ群 20 計測装置 21 アナログ・マクチプレクサ 221 〜22n サンプル・ホールド回路 23 アナログ・デジタル変換回路 24 インターフェース回路 25 制御ロジック 26 デジタル・マクチプレクサ 271 〜27n ローカルコントロール 30 処理装置 40 記憶装置 50 ガイダンス出力装置 52 CRT 54 記録装置 60 入力装置 62 インターフェース 64 キーボード 70 表示装置 72 モード切換装置 74 表示部 80 記憶装置 90 評価装置 S1 〜Sn センサ
フロントページの続き (72)発明者 若林 裕治 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 三原 利道 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内
Claims (5)
- 【請求項1】 ガス漏洩量の予測を行いその対策を支援
する装置において、(a)ガス漏れセンサと、(b)該
ガス漏れセンサの計測信号を出力する計測装置と、
(c)漏洩ガス量が警報レベルに到達する時間や、漏洩
ガス量が計測限界を越える時間および予測漏洩ガス量を
事前に予測し、災害発生防止や被害拡大防止のための対
策や避難誘導や生産停止の対策を推測する処理装置と、
(d)前記処理装置により推測された漏洩ガス量が警報
レベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計測限界を越え
る時間および予測漏洩ガス量とそのガス漏れのための対
策を表示するガイダンス出力装置と、(e)漏洩ガス量
が警報レベルに到達する時間や、ガス漏洩量が計測限界
および予測漏洩ガス量を越える時間を推論をするための
アルゴリズムや災害発生防止や被害拡大防止のための対
策や、避難誘導や生産停止の対策を支援するための情報
が記憶されている記憶装置と、(f)前記処理装置と対
話形式にて対策を探るための入力装置とを具備すること
を特徴とするガス漏洩予測および対策支援装置。 - 【請求項2】 前記記憶装置の記憶内容は、前記入力装
置により追加および修正可能である請求項1記載のガス
漏洩予測および対策支援装置。 - 【請求項3】 前記計測信号は、前記入力装置により追
加可能である請求項1または2記載のガス漏洩予測およ
び対策支援装置。 - 【請求項4】 前記計測信号を前記記憶装置より出力し
て、前記処理装置により推測された漏洩ガス量が警報レ
ベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計測限界を越える
時間および予測漏洩ガス量とその災害発生防止や被害拡
大防止のための対策や避難誘導や生産停止の対策を出力
し、該出力を検査することにより装置のチェックを行う
ことを特徴とする請求項3記載のガス漏洩予測および対
策支援装置。 - 【請求項5】 前記計測信号を前記記憶装置より出力し
て、前記処理装置により推測された漏洩ガス量が警報レ
ベルに到達する時間や、漏洩ガス量が計測限界を越える
時間および予測漏洩ガス量や推測された災害発生防止や
被害拡大防止のための対策や避難誘導や生産停止の対策
を出力し、該出力と前記入力装置から入力される対策と
を比較することにより、装置の訓練を行うことを特徴と
する請求項3記載のガス漏洩予測および対策支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3344198A JP3020703B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ガス漏洩予測および対策支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3344198A JP3020703B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ガス漏洩予測および対策支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05174272A true JPH05174272A (ja) | 1993-07-13 |
JP3020703B2 JP3020703B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=18367394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3344198A Expired - Fee Related JP3020703B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ガス漏洩予測および対策支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020703B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139093A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | 漏洩検出支援装置 |
JP2008146501A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Fujitsu Ltd | 施設管理システムの地震発生時の優先制御方法 |
JP2009075823A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Toho Gas Co Ltd | ガス漏れ検出通信システム、及びガス漏れ検出通信装置 |
CN113516831A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-19 | 南京盛航海运股份有限公司 | 一种船舶安全检测方法、系统、设备及存储介质 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3344198A patent/JP3020703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139093A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toshiba Corp | 漏洩検出支援装置 |
JP2008146501A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Fujitsu Ltd | 施設管理システムの地震発生時の優先制御方法 |
JP2009075823A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Toho Gas Co Ltd | ガス漏れ検出通信システム、及びガス漏れ検出通信装置 |
CN113516831A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-19 | 南京盛航海运股份有限公司 | 一种船舶安全检测方法、系统、设备及存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3020703B2 (ja) | 2000-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |
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