JPH0660280A - 変電設備監視装置 - Google Patents

変電設備監視装置

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JPH0660280A
JPH0660280A JP21294692A JP21294692A JPH0660280A JP H0660280 A JPH0660280 A JP H0660280A JP 21294692 A JP21294692 A JP 21294692A JP 21294692 A JP21294692 A JP 21294692A JP H0660280 A JPH0660280 A JP H0660280A
Authority
JP
Japan
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confirmation
abnormality
result
crt
false alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP21294692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiko Sumino
敏子 角野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21294692A priority Critical patent/JPH0660280A/ja
Publication of JPH0660280A publication Critical patent/JPH0660280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 現場制御盤2で異常と判定された場合に、対
話型診断機能により、その内容に応じてハードディスク
装置7Aからルールを読み出して起動し、CRT5によ
り必要な確認項目を選定、表示し、利用者がキーボード
6により入力した結果をもとに、誤報、誤報の可能性、
異常を判定し、判定内容に応じて、継続監視、要点検等
の処置方法を提示する。 【効果】 精度よく、変電設備の異常を検出し、適切な
処置ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対話型診断により、
センサ情報の判定精度をあげる変電設備監視装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の変電設備監視装置の構成について
図4を参照しながら説明する。図4は、例えば平成2年
度電気学会全国大会論文誌「1290変電機器監視装置
・・・その6」に示された従来の変電設備監視装置を示
す図である。
【0003】図4において、従来の変電設備監視装置
は、変電設備に取り付けられた複数個のセンサ1と、セ
ンサ1のアナログ情報をデジタル情報に変換して必要な
データを送る現場制御盤2と、この現場制御盤2で異常
を検出した場合にブザーを鳴らしたり、または、ランプ
を点灯する警報装置8と、主記憶装置(CPU)4、C
RT5、キーボード6、及びハードディスク装置(H/
D)7からなる計算機3とからなる。
【0004】次に、従来の変電設備監視装置の動作につ
いて説明する。図4に示すように、変電設備に取り付け
られたセンサ1の情報を現場制御盤2が取り込んでアナ
ログ情報からデジタル情報に変換し、予め設定されてい
る判定方法で判定し、判定結果とともに、計算機3に転
送する。また、判定結果が異常であれば、警報装置8へ
信号を出力する。
【0005】計算機3は、受信したデータを利用者のキ
ーボード6からの要求に応じて、CRT5にグラフまた
は数値の形で表示する。利用者は、表示されたデータ及
び環境状態、機器の運転状態(天候,気温,外部振動,
運転状況,騒音等)等外部要因、関連する計器(メー
タ)の指示値等を考え合わせて、機器の異常なのか否か
(誤報)を判断する。機器の異常と判断した場合は、異
常の内容、程度により、継続監視、点検、また、点検結
果によって部品交換等の処置をする。場合によっては、
機器の解体を伴う点検、処置を実施することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
変電設備監視装置では、機器の異常の判断には、機器及
びセンサの機能、特質に精通していることが必要であ
り、それらに対する知識が十分でないことにより、判断
を誤る可能性があった。その場合、機器異常を進展させ
てしまったり、逆に、異常でないにもかかわらず、機器
の停止、解体を伴う調査、処置を実施する等の問題点が
あった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、センサで異常検出時に、異常
判定の精度を向上することができる変電設備監視装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る変電設備
監視装置は、変電設備に取り付けられたセンサの出力信
号を入力データとし、この入力データが異常レベルの場
合に、予め用意されているルールに基づいて提示される
確認項目に対して確認結果を入力することを繰り返し、
誤報を判定する対話型診断手段を備えたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、対話型診断手段により、
センサの異常検出時に、精度よく、変電設備の異常を判
定し、適切な処置を提示する。つまり、現場制御盤で異
常と判定された場合に、その内容に応じてルールを起動
し、必要な確認項目を選定、表示し、利用者が入力した
結果をもとに、誤報、誤報の可能性、異常を判定し、判
定内容に応じて、継続監視、要点検等の処置方法を提示
するようにしたものである。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1の構成について図
1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例
1を示す図であり、システム構成は上述した従来装置の
ものと同様である。なお、各図中、同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0011】図1において、計算機3のハードディスク
装置7A上には、センサの検出項目、判定結果毎に対話
型診断に必要なルールベースを格納されている。
【0012】まず、図2を参照しながら対話型診断の処
理フローについて説明する。図2は、この発明の実施例
1の対話型診断の動作を示すフローチャートである。
【0013】現場制御盤2より送信されてきたセンサデ
ータ及び現場制御盤2における判定結果を読み込み(ス
テップS1)、判定結果が異常であれば(ステップS
2)、読み込んだデータの内容から必要なルール群を選
定し(ステップS3)、選定されたルール群を読み込
み、起動をかける(ステップS4)。ルールの中には、
センサデータの内容と確認が必要な項目、確認結果と判
定の関係が記述されている。
【0014】このルールが起動されることで、以下の対
話型診断が実行される。CRT5に確認が必要な項目が
提示され(ステップS5)、キーボード6から入力され
た(ステップS6)確認結果より判定し(ステップS
7)、他の情報が必要であれば、その確認が必要な項目
を再び提示する(ステップS5)。既に、得られた情報
(確認結果)より判定が可能であれば、判定結果を提示
し(ステップS8)、処置方法を提示する(ステップS
9)。
【0015】次に、図3により、遮断器のセンサによる
監視項目と診断に必要な要因の関係の一例を説明する。
図3は、この発明の実施例1のセンサの監視項目と判断
に必要な要因の関係を示す図である。
【0016】例えば、遮断器のガス圧低下異常が検出さ
れた場合、三相とも同様傾向(低下)を示していれば、
誤報の可能性が高く、異常の検出した相のみの現象(ガ
ス圧低下)であれば、異常の可能性が高い(誤報の可能
性が低い。)。
【0017】なぜならば、ガス圧低下の原因として考え
られるのは、ガス漏れであるが、三相とも同様に、何ら
かの原因でガス漏れが発生することは、希頻であるの
で、三相とも同様に低下傾向を示していれば、誤報の可
能性が高いと考えられる。
【0018】さらに、時間的変化、計器の指示値との比
較、環境状態、運転状態(ガス圧に関係するのは、天
候,気温,運転状況)の確認結果を組み合わせて、誤
報、誤報の可能性、異常を判定する。
【0019】この例をもとに、対話型診断について説明
する。遮断器のガス圧の現場制御盤2における判定結果
が異常であれば、ガス異常に関係するルール群が選定さ
れ、ハードディスク装置7Aから読み込まれて起動され
る。
【0020】まず、三相比較(三相とも同様傾向/他の
一相も同様傾向/自相のみ)、時間的変化(急激な変化
/緩やかな変化)、計器指示値との比較(同様の値を示
す/値が異なる)の各確認項目をCRT5の画面に提示
するので、利用者は、確認結果をキーボード6より入力
する。
【0021】このときの確認結果が、三相比較により、
三相とも同様傾向、時間的変化が急激な変化、計器指示
値と同様の値を示している、とすれば、次に、天候(夕
立があったか)、気温(急変があったか)、運転状況
(過負荷運転があったか)の確認をCRT5の画面に提
示するので、利用者は、確認結果をキーボード6より、
入力する。
【0022】このときの確認結果が、夕立がなかった、
気温急変があった、過負荷運転がなかったということで
あれば、誤報の可能性が高い、ということになり、その
原因は、気温急変と考えられる。これらの判定結果とと
もに、処置方法として、「念のため、継続監視」がCR
T5に表示される。
【0023】この発明の実施例1は、前述したように、
現場制御盤2で異常と判定された場合に、その内容に応
じてハードディスク装置7Aからルールを読み出して起
動し、CRT5により必要な確認項目を選定、表示し、
利用者がキーボード6により入力した結果をもとに、誤
報、誤報の可能性、異常を判定し、判定内容に応じて、
継続監視、要点検等の処置方法を提示する対話型診断機
能、つまりソフトウエアを備えたので、精度よく、変電
設備の異常を検出し、適切な処置ができるという効果を
奏する。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る変電設備監視装置は、対
話型診断手段により、異常原因の外部要因を除去し、誤
報、誤報の可能性、異常を判定し、処置方法を提示する
ようにしたので、精度よく、変電設備の異常を検出し、
適切な処置ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1のセンサ情報の判定と対話
型診断の処理フローを示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1におけるセンサの監視項目
と判断に必要な要因の関係を示す図である。
【図4】従来の変電設備監視装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 センサ 2 現場制御盤 3 計算機 4A CPU 5 CRT 6 キーボード 7A ハードディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 15/00 Z 7028−5G H02J 3/00 K 7509−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変電設備に取り付けられたセンサの出力
    信号を入力データとし、この入力データが異常レベルの
    場合に、予め用意されているルールに基づいて提示され
    る確認項目に対して確認結果を入力することを繰り返
    し、誤報を判定する対話型診断手段を備えたことを特徴
    とする変電設備監視装置。
JP21294692A 1992-08-10 1992-08-10 変電設備監視装置 Pending JPH0660280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21294692A JPH0660280A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 変電設備監視装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21294692A JPH0660280A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 変電設備監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660280A true JPH0660280A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16630920

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JP21294692A Pending JPH0660280A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 変電設備監視装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002281723A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Denso Corp 直流モータ及び直流モータの制御方法
WO2011125130A1 (ja) * 2010-04-08 2011-10-13 株式会社日立製作所 プラントの診断装置、診断方法、及び診断プログラム
JP2018139152A (ja) * 2018-06-13 2018-09-06 横河電機株式会社 フィールド機器、フィールド機器システム、および診断方法

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