JP3656692B2 - 臨床検査システムおよび検査状況管理方法 - Google Patents

臨床検査システムおよび検査状況管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、臨床検査システムに係り、特に病院や医療機関で稼動する臨床検査システムにおいて、臨床検査業務の作業工程の進捗状況を容易に把握できる工程管理機能および、工程の進捗管理情報を累積し検査業務の管理・統計データを出力する機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の臨床検査システムでは、特開平8−233825号公報に開示のように、測定結果の異常や、未処理を把握できる機能は存在するが、本発明により実現できる一連の検査業務に関する管理機能は皆無に等しく、検査技師毎の独自の管理能力により行われているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術によれば、検査業務の最終工程に近いところでしか検査状況を確認することが出来ない為、検査業務の上流工程の管理は検査技師の裁量或は、運用方法に委ねられている。この為、特に緊急に結果報告を要する検体や、処理検体数が多い状況下では、人為的ミスを引起こす要因となる。
【0004】
更に、高度に自動化されたシステムでは検体の受付、測定、確認、結果報告までの殆どの業務はシステムが担っており、検査技師が介入する機会が少なく何らかのトラブルが発生した場合、原因究明・対策等が容易にかつ速やかに対応出来ない為、業務の遅延、検査漏れ、検査過誤等により検査業務に支障を来す頻度が高くなる。
【0005】
例えば、大規模検査システムにおいては、現在、バーコード運用が当たり前となっており、ワークシートレス、ランダム測定等の利便性が得られる反面、検査状況が視覚的に捉えにくい為、異常の早期発見と迅速な対応が行えないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、一連の検査業務(検査受付から結果報告)について各業務プロセス毎に進捗状況監視を行い、各業務の進捗度を統合した一覧画面による表示と、必要に応じ詳細レベルへの展開表示を可能とすることにある。
【0007】
また、上記情報を一過性の情報としてではなく、保存した検査状況データを基に、検査状況管理情報の管理・統計データを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決手段としては、検査業務を幾つかの各業務プロセスに大別し、更にその各業務プロセスを運用形態による機能別に細分化する。本発明の臨床検査システムは、このように検査業務を分割した複数の業務プロセスの各プロセスの機能毎にその進捗度、各情報のチェック条件を管理する為の定義情報を設定する定義ファイルと、各業務プロセスにおいて発生したイベント情報を保存しておくイベント管理ファイルと、該イベント管理ファイルに対してイベント情報の保存・管理を行うイベント管理手段と、前記定義ファイルを参照し、前記イベント管理ファイルから複数の業務プロセスの進捗状況を抽出し進捗状況の概況一覧表示画面として表示または帳票出力する手段とを備える。
【0009】
ここで、「検査業務」とは、検査受付から始まり、前処理、検体の測定、測定結果の確認、依頼元への検査結果報告までの一連の業務である。
【0010】
このシステムにおいて、好ましくは、前記表示された進捗状況の概況一覧表示画面において、ユーザによる特定の業務プロセスの項目の指示に応じて、前記イベント管理ファイルから対応する詳細状況を読み出し、その詳細状況表示画面として表示または帳票出力する手段を有する。
【0011】
前記定義情報を参照して、前記イベント管理ファイル内の少なくとも特定のプロセスの機能の進捗状況をチェックし、前記定義情報に照らして警告が必要な場合にアラーム出力を行う手段を有してもよい。
【0012】
さらに、前記定義ファイルをユーザの操作により登録・変更する手段を設けることが好ましい。
【0013】
前記定義ファイルおよびイベント管理ファイルを参照し、検査状況の管理・統計データを出力する検査状況管理統計出力手段を有してもよい。
【0014】
本発明による検査状況管理方法は、検査状況管理方法コンピュータ及び周辺入出力装置で構成される臨床検査システムにおいて、検査受付から始まり、前処理、検体の測定、測定結果の確認、依頼元への検査結果報告までの一連の検査業務プロセスについて、患者または検体単位に各業務プロセスの機能毎に現在の進捗状況を概況一覧表示画面として表示または帳票出力することを特徴とする。
【0015】
この方法において、ユーザの指定操作に従い前記概況一覧表示画面から詳細状況表示画面への切替え(トップダウン展開)を行うことが望ましい。
【0016】
緊急検体、依頼元等の各属性による抽出出力や、各業務プロセスまたは機能の状況内容による抽出出力を行うようにしてもよい。
【0017】
ここに、各業務プロセスまたは機能の状況内容とは、例えば、未処理や測定結果異常等である。
【0018】
また、各業務プロセスの機能毎に進捗状況監視を行うことにより、業務の停滞、異常等の障害を検出し、必要に応じアラーム表示を行うようにしてもよい。
【0019】
以上のような構成により、検査業務の進捗状況管理が容易に行える為、業務停滞、検査漏れ等の確認、検査結果チェック等による障害の早期発見や障害の多角解析が行え、上流工程で迅速に対応が行える為、業務の遅延や、検査過誤を未然に防止することが出来、検査業務の正確性、検査結果の信頼性を得られ、検査業務を効率良く円滑に運用でき、かつ迅速で高品質の検査データを診療部門に提供できる。
【0020】
また、検査状況管理情報を基に検査所要時間を調査・分析した定量的な統計データにより、検査業務の実態を把握でき、検査室の設備増強や、検査室の陣容の調整等の参考データが得ることで、検査室または、システムの最適化計画に貢献する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の内容について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明による臨床検査システムの構成を示す。この構成は、コンピュータ(サーバ1とクライアント2)、プリンタ3、検体を測定する各種自動分析装置4と、各種I/O機器5、他システム6等からなり、これらを通信線で接続したローカルエリアネットワーク(LAN)のような一般的な構成である。
【0023】
特に臨床検査システムにおいては、各クライアント2は、これにより、検査受付入力、検査結果入力、検査結果確認、各種帳票作成の指令、医事システム6や自動分析装置4、I/O機器5への検査データ送受信の指示を行う、言わば入出力端末である。準備リスト、確認リスト、結果報告等はプリンタ3に出力する。サーバ1は、これらの要求に対する情報をサーバ自身が保持している検査データベースを基に処理を行い、各クライアント2に必要情報を編集したもの(または、処理結果)を返すのが一般的である。また、医事システム6や自動分析装置4、I/O機器5とのデータの相互通信は、クライアント2が直接行い、クライアント2を介してサーバ1と情報の授受を行う。
【0024】
本実施の形態では、クライアント2を介して行われる一連の検査業務における各工程の業務プロセス毎の機能の進捗状況をクライアント2のディスプレイ装置および、その管理・統計データをディスプレイ装置にモニタ表示し、または、プリンタ3に出力することができる。
【0025】
図2は検査業務フローの概略図である。検査受付から検査結果報告までの大別した一連の検査業務フローについて、各業務プロセスとそのプロセスの構成要素である機能の構成例を示したものである。
【0026】
一般的に検査業務の流れは、検査受付プロセス7、検査準備プロセス8、検査実施プロセス9、検査結果の確認プロセス10、検査結果の報告プロセス11の順で行われる。但し、状況により後戻り作業によるプロセスのやり直しが発生する。
【0027】
なお、この例では検査業務は5つのプロセスに大別して表現しているが、各プロセス名は特に決められた表現ではなく、検査業務として一般的に使われる語句を流用し、プロセス単位の総称として用いている。また、ここでは5つのプロセスとその詳細処理を示しているが、本図は一例にすぎず、プロセスの数、定義、表現等はユーザや、検査分野等により様々である。しかし、ここでは便宜上、前記の5つのプロセスから検査業務が構成されていることと仮定し、その例に基づいて説明する。
【0028】
検査受付プロセス7では、検体到着受付、OCR,OMRを用いた依頼受付、検査依頼受付、さらに受付確認等が行われる。1つの業務プロセスに含まれるこれらの構成要素を本明細書では「機能」または「処理」と呼ぶ。
【0029】
検査準備プロセス8では、検体仕分け・分注、ワークシート出力、検体バーコード等別出力、等の機能が実行される。
【0030】
検査結果確認プロセス9では、検査結果異常チェック、検体取違えチェック、未検査項目確認、精度管理検体チェック等の機能が実行される。
【0031】
検査結果報告プロセス11では、報告書出力、医事システム検査結果送信、他システム検査結果送信、等の機能が実行される。
【0032】
図3に本実施の形態における臨床検査システムの概念図を示す。そのソフトウェア構成要素とその関連について、図2の検査業務フローを参考にしながら説明する。なお、図3では本実施の形態に関した内容についてのみ表記してあり、臨床検査システムで使用するソフト資源(プログラム、ファイル)は省略してあるが、本発明を実現する上では必要前提条件である。
【0033】
本システムは、検査業務を複数の業務プロセスに分割した各プロセス毎の対象となる処理(機能)を登録し、その状況を表現する為の定義等を設定する検査状況対象定義ファイル13と、本ファイル13に対し登録・変更を行う検査状況対象定義ファイルメンテナンス機能12と、各業務プロセス機能で発生したイベント情報を保存しておくイベント管理ファイル16と、イベント情報を保存・管理を行うイベント管理機能15と、検査状況を検査状況対象定義ファイル13およびイベント管理ファイル16を参照し、クライアントの画面19に表示および、プリンタ20に印刷(帳票出力)する検査状況出力機能17と、同様に検査状況の管理・統計データを出力する検査状況管理統計出力機能18とにより構成している。
【0034】
以下、各構成要素と機能実現方法について説明する。
【0035】
図1、図2、図3を基に検査業務フローに沿った本発明の詳細機能の一部を説明する。検査状況対象定義ファイルメンテナンス機能12により検査状況対象定義ファイル13に対し検査状況を表示させる為の各種定義情報を設定しておく必要がある。
【0036】
総括的な説明として、各プロセスは図2で示す各処理を図1のクライアント2または各I/O機器5により行う。この際、各業務プロセス機能で発生したイベントを管理・保存を行うイベント管理機能15は、検査状況対象定義ファイル13を参照し、機能やそのグループに対する保存対象の有無により、対象のイベント情報(機能識別、グループ識別、日付、時刻等)をイベント管理ファイル16に保存する。そして、ユーザの要求指示または、自動により検査状況出力機能17および、検査状況管理統計出力機能18が検査状況対象定義ファイル13とイベント管理ファイル16を参照し、検査状況、管理・統計データをクライアントの画面19、プリンタ20に出力させることが出来る。
【0037】
なお、検査状況モニタは一定周期でリフレッシュ表示するので常に最新情報が得られる。
【0038】
以下、検査準備プロセス8、検査実施プロセス9、検査結果の確認プロセス10、検査結果の報告プロセス11についても同様に行うことが出来、一連の検査業務に対する各プロセス毎の状況管理機能が実現する。
【0039】
なお、検査状況対象定義ファイル13は処理対象の有無が設定出来る為、処理対象外のものは除外することができ、ユーザ毎にチェック範囲や、各プロセス名称や機能名称及び、状況の表現内容や表示色等の状況判定基準をユーザでカスタマイズすることが出来る。
【0040】
前述した通り、各業務プロセスは幾つかの機能で構成する為、本説明では各業務プロセスの代表的機能を例にとって説明する。
【0041】
各検査プロセスは幾つかのまとまった単位(例えば、最小単位では検査項目、或いは複数の検査項目を或る決まりでまとめたグループ)で管理される。単位(グループと呼称)は、検査項目群で構成されるものでは、例えば画面機能の場合、対象項目グループであり、帳票機能で言えば対象シートである。検査項目以外の要素では、検体を識別する検体材料コードや採血管コード群もある。このように、構成要素は同様でも機能によって呼び方を変えているものがある。
【0042】
検査受付プロセスにおける検体到着処理では、オーダ側(例えば診療科)で或る患者の検査項目の依頼と検体を必要本数準備し、検査室へ検査依頼を行う。依頼された検査側では検体に(一般的に)貼付されている検体識別コード(例えばバーコード)をキーにオーダ側システムと通信を行うことにより、検査依頼患者の属性、検査項目、検体本数を知ることができる。このような場合は、システムで使用する全検体の種類について検体到着状況(検査室に届いているか)を格納したイベント管理ファイル16と検査状況管理の対象とするか否かを定義した検査状況対象定義ファイル13を設け、当該ファイルを参照することにより検査室における検体の到着状況を得ることが可能となる。
【0043】
次に、検査準備プロセスにおける「ワークシート出力」は患者(検体)の依頼項目を基に幾つかの検査項目グループ単位毎(ユーザによる)に抽出し出力する。ワークシートは言わば検査作業指示書である。一般的に、このワークシートは、依頼項目を元に目的とする当該グループに該当する検体を抽出し、測定を行うシーケンスNo順に出力することを目的とし、本ワークシートを出力することで検体を分注し、測定を開始することが出来る。(ただし、ワークシートを必ず出力しなければ検査を開始出来ないわけではない。)ワークシートに関しては、予め対象項目をグループ毎に登録しておき、そのグループを指定しワークシート出力指示を行う。グループは、患者(検体)の依頼項目により決定する為、患者(検体)の依頼項目で出力すべきワークシートを知ることができる。従って上記の場合は、システムで使用するワークシートグループ(複数)或いは検査項目について出力済か否かの出力状況を格納したイベント管理ファイル16と検査状況管理の対象とするか否かを定義した検査状況対象定義ファイル13を設け、当該ファイルを参照することにより患者(検体)の検査準備状況を得ることが可能となる。
【0044】
次に、検査実施プロセスにおける測定処理は、検査準備業務のワークシート等による検査指示書と同等機能を基に検体をワークシート(検査指示書)に印刷されている測定を行う順序を表すシーケンスNo順に準備し(並べ)、自動分析装置または、手作業により測定を行う。特に、自動分析装置による測定は、システムから見て外部機器である為、システムと自動分析装置間は通信により、システムは自動分析装置へ測定項目の指示(全ての装置に有るわけではない)を送信し、システムは自動分析装置から測定結果値の取込み(受信)を行っている。従って、各自動分析装置本体の閉じた中でサンプルが測定される為、サンプルの測定状況の把握が難しい。例えば、本体の測定過程においての様々な事象による結果の遅延を招く場合がある。その要因の一つとして、測定結果をあるチェック式によって再測定(再検)を行う場合が多く自動分析装置本体が行う自動再検とシステム主導で行う手動再検を行うのが一般的に多い。その結果、特に測定項目指示機能の有る分析装置の場合については、検査測定項目の指示が送信済か否か及び、測定結果値が受信済か否かの各々の送受信状況を格納したイベント管理ファイル16と検査状況管理の対象とするか否かを定義した検査状況対象定義ファイル13を設け、当該ファイルを参照することにより患者(検体)の検査測定実施状況を得ることが可能となる。
【0045】
次に、検査結果確認プロセスにおける異常値チェック機能(モニタ、帳票)は、患者(検体)の依頼項目の測定結果値に対し、或る既定のデータチェック式を適用することより、異常になった患者(検体)の当該結果値を抽出し出力する。一般的に、本プロセスは、測定した結果値が正常に測定されているか否かの判断材料となり、本内容を出力することで検査結果の正当性を確認し、次のプロセスである検査結果の報告が行える準備が整う。異常値チェック機能は、予めデータチェック対象項目をグループ毎に登録し、そのグループを指定しチェック結果を得る。グループは、患者(検体)の依頼項目により決定する為、患者(検体)の依頼項目で出力すべき異常値チェックのグループを知ることができる。従って、システムで使用する異常値チェックグループ或いは、検査項目について異常値チェック(単一結果値チェック、前回値比較チェック、項目間結果値チェック等の各種チェック方法)済か否かの出力状況を格納したイベント管理ファイル16と検査状況管理の対象とするか否かを定義した検査状況対象定義ファイル13を設け、当該ファイルを参照することにより患者(検体)の検査結果確認状況を得ることが可能となる。
【0046】
なお、測定結果値のデータチェックの中でも特に緊急性、重要性のあるものは、前プロセスの検査実施で検査結果発生直後にリアルタイムで行われる事もある。
【0047】
次に、検査結果報告プロセスにおける報告書は、患者(検体)の依頼項目の検査結果値を出力し各依頼元である診療科或いは病院に返却する。一般的に、報告書を出力・返却することで対診療科(病院)の検査業務は完結する。報告書は、予め出力対象項目をグループ毎に登録し、そのグループを指定し出力を行う。グループは、患者(検体)の依頼項目により決定する為、患者(検体)の依頼項目で出力すべき報告書のグループを知ることができる。従って、システムで使用する報告書グループ或いは、検査項目について出力(中間報告、最終報告等の)済か否かの出力状況を格納したイベント管理ファイル16と検査状況管理の対象とするか否かを定義した検査状況対象定義ファイル13を設け、当該ファイルを参照することにより患者(検体)の検査結果の報告状況を得ることが可能となる。
【0048】
検査状況管理統計データを出力する機能については、各プロセスの機能毎にイベント発生の日付、時刻を予め設定するグループ或は、検査項目毎にイベント管理ファイル16に登録してある為、或るプロセスの或る機能から他のプロセスの或る機能までの中で、グループ(検査項目)について終了した所要時間を計算することが出来、本データを基に管理・統計データを得ることが出来る。
【0049】
図6に、検査状況対象定義ファイル13の構成の具体例を示す。この検査状況対象定義ファイル13は、図6(a)に示すプロセス単位部と、図6(b)に示す経過時間管理部とからなる。プロセス単位部は、プロセス機能単位毎に存在し、各プロセス機能の番号(NO)、名称、対象グループ、判定基準等の各欄を有する。図の例は、検体到着受付機能についての登録例を示している。
【0050】
プロセス機能欄には、予めシステムで決定してある当該プロセス機能のNOと名称を登録する。NOは機能毎にユニークであり、イベント管理機能により、各プロセス機能のイベント情報をイベント管理ファイル16に登録したり、検査状況出力を行う場合等の当該プロセスを認識するのみ使用される。名称は、検査状況出力(例えば後述する図4のモニタ出力)等のタイトルに使用される。
【0051】
対象グループ欄は、予めシステム(システム登録情報等)で決定してある検体ラベルNOと名称を登録する。(ここで、システム登録情報とはシステム上、不可欠な情報であり、一般的にマスタ情報と呼ばれる。)
検体ラベルNOは、一患者毎に複数種類あり、登録数分、進捗状況の判断対象となる。また、名称は、検査状況出力(例えば図4のモニタ出力)等のタイトルに使用される。
【0052】
次に、判定基準欄は、判定を行う段階、それに伴う状況文字列、表示入りを登録する。段階は幾つかのレベルがあるが、本例では3段階で、各々に対する状況文字列、表示色(背景色、文字色)を登録してある。
【0053】
検査状況出力では、前述した対象グループの検体容器についてチェックを行い、いずれの段階に該当するかを判断し、該当する状況文字列および表示色を出力する。
【0054】
なお、本例は一例にすぎず、判断基準は処理消化率で行うことも可能である。
【0055】
次に、図6(b)の時間管理部は検体の検査優先度、経過時間、判定基準の各欄を有する。図では検体の優先度レベルに対する登録例を示す。優先度欄には予めシステムで決定してある優先度の段階と名称を登録し、経過時間は段階に対応した時間(この場合、検体が検査室に到着した時間(受付時間)からの経過時間)を登録し、判定基準欄には段階に対応した状況文字列、表示色を登録する。
【0056】
検査状況出力では、受付の優先度、経過時間によりいずれの段階に該当するかを判断し、該当する状況文字列および表示色を出力する。
【0057】
図7に、イベント管理ファイル16の具体的な構成例を示す。図に示すように、イベント管理ファイル16は、ファイル区分、ファイル日付、受付番号(検体の受付単位)毎に、プロセスNO、状態、イベント発生日時の欄を有する。
【0058】
プロセスNOの欄には、各受付単位に、検査状況対象定義ファイル13で登録されているプロセス機能(検体到着、ワークシート出力等)が複数存在し、更にプロセス毎にグループNOに対応した状態およびイベント発生日時の項目がある。
【0059】
「状態」は、幾つかの段階に分けることができるが、本例では未/完の2段階である。
【0060】
イベント発生日時は、各プロセスが処理を終了した時刻を示す。
【0061】
また、イベント情報は各プロセスの処理が終了したタイミングでイベント管理機能15によりイベント管理ファイル16に登録される。
【0062】
図4は、検査状況出力機能17のモニタ機能を模式化した一例である。複数の業務プロセスの機能の進捗状況を統合的に表示した概況一覧表示画面21と各業務プロセスの機能の詳細状況(検体到着状況詳細22、報告状況詳細23)表示例22,23を示す。緊急検体、依頼元等の各属性による各種抽出条件指定により、該当情報を抽出表示することができる。
【0063】
先に各構成要素の機能詳細で説明した通り、検査状況出力機能17のモニタ機能は、各種抽出(表示)条件を指定することにより、目的とする受付(患者)の検査状況を各業務プロセス毎に総括的に表形式に表示する。本機能により、業務の全体的な進捗状況を一目で把握することが出来る。プロセス毎に定義されている各機能の進捗状況は、例えばプログレスバーや'未'/'全'/’一部’等の文字により表示することができる。図の例では後者を採用している。
【0064】
なお、検体到着の到着日時は、検体(採血管)に貼付されているバーコードを(バーコードリーダ付き端末の画面、自動読み取り機能付き装置)システムに登録(到着)させたタイミングでイベント管理ファイル16に書き込まれる。また、ワークシートについては患者に対する依頼項目により、マスタファイルを参照することにより何シート分出力すべきかがわかり、イベント管理ファイル16と併せて嘆賞することにより一部/全部出力の別が分かる。他の項目についても、同様であり、基本的には患者毎の検査依頼項目により対象処理とその処理数が分かるため、処理が行われたイベントを管理することにより処理の未済の度合いで進捗状況を把握できる。
【0065】
図4中の報告状況詳細23の「シート名称」とは、帳票(ワークシート、報告書、受付台帳等)の出力グループの単位を示している。
【0066】
図4の画面21によれば、検査状況対象定義ファイル13で設定済の定義情報(異常データ、監視時間設定等)による色による識別表示を行うことが出来るので容易に異常を見分けることが出来る。
【0067】
ユーザは、各業務プロセス毎の進捗状況を総括的に表示する概況一覧表示画面21からマウスまたはファンクションキーにより、指定した当該プロセス毎の機能の詳細レベルの進捗状況をモニタすることが可能である。例えば、ある患者の「検体到着」機能に対応する表セル(項目)を指定することにより、その検体到着状況の詳細を示す画面(またはウインドウ)22を表示させることができる。この画面22から、当該患者の検体容器毎に検体到着状況を認識することができる。また、ある患者の「報告書」の表セルを指定することにより、報告状況の詳細を示す画面(またはウインドウ)23を表示させることができる。この画面23から、当該患者の各検査項目についての報告状況を認識することができる。
【0068】
図示しないが、他のプロセス機能についても同様の詳細画面を表示させることができる。
【0069】
図5は、検査状況管理統計出力機能18の帳票機能を模式化した一例である。この例では、イベント管理ファイル16の情報を基に或るグループについての検体到着から報告完了までの所要時間のデータを示している。イベント管理ファイル16の内容を拡充し、検査状況管理統計出力機能18に各種統計機能を持たせることで様々な情報を提供することができる。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、検査業務の進捗状況管理が容易に行える為、障害の早期発見により、迅速な対応が行え、検査業務を効率良く円滑に運用させることができる。その結果、迅速な検査結果の報告と高品質な検査結果が診療部門に提供でき患者サービスに貢献できる。
【0071】
また、検査状況管理情報を基に検査所要時間を調査・分析した統計データを得ることで業務の実態を定量的に知ることができ、これにより、検査室の設備増強や、検査室の陣容の調整等などの検査室、業務の管理支援に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が機能する上で必要な臨床検査システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図2】図2は臨床検査業務フローの概略図である。
【図3】図3に本実施の形態における臨床検査システムの概念図である。
【図4】本実施の形態における検査状況モニタ画面表示例を示す説明図である。
【図5】本実施の形態における或る期間の検査システムの運用管理・統計データ印刷例を示す説明図である。
【図6】図3に示した検査状況対象定義ファイル13の構成の具体例を示す説明図である。
【図7】図3に示したイベント管理ファイル16の構成の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・サーバ、2・・・クライアント、3・・・プリンタ、4・・・自動分析装置、5・・・I/O機器6・・・医事システム、7・・・検査受付プロセス、8・・・検査準備プロセス、9・・・検査実施プロセス、10・・・検査結果確認プロセス、11・・・検査結果報告プロセス、12・・・検査状況対象定義ファイルメンテナンス機能、13・・・検査状況対象定義ファイル、14・・・各業務プロセス機能、15・・・イベント管理機能、16・・・イベント管理ファイル、17・・・検査状況出力機能、18・・・管理統計出力機能、19・・・画面、20・・・プリンタ、21・・概況一覧表示画面、22・・・検体到着状況詳細画面、23・・・報告状況詳細画面、24・・・検査運用状況統計リスト印刷例。

Claims (9)

  1. コンピュータ及び周辺入出力装置で構成される臨床検査システムにおいて、
    検査業務を分割した複数の業務プロセスの各プロセスの機能毎にその進捗度、各情報のチェック条件を管理する為の定義情報を設定する定義ファイルと、
    前記定義ファイルを参照し、前記複数の業務プロセスの進捗状況を、患者単位で、一覧表示画面として表示または帳票出力する手段と、
    を備えたことを特徴とする臨床検査システム。
  2. 請求項1記載の臨床検査システムにおいて、
    各業務プロセスにおいて発生したイベント情報を保存しておくイベント管理ファイルと、
    前記イベント管理ファイルに対してイベントの保存・管理を行うイベント管理手段とを備え、
    前記表示された進捗状況の一覧表示画面において、患者単位で特定の業務プロセスの指定を受付け、前記イベント管理ファイルから対応する詳細情報を読み出し、前記受付けた患者単位の業務プロセスの詳細状況表示画面を表示または帳票出力する手段を備えたことを特徴とする臨床検査システム。
  3. 請求項1または2記載の臨床検査システムにおいて、
    前記定義ファイルを参照し、前記複数の業務プロセスの進捗状況をチェックし、警告が必要な場合にアラーム出力を行う手段を備えたことを特徴とする臨床検査システム。
  4. 請求項1記載の臨床検査システムにおいて、
    前記定義ファイルをユーザの操作により登録・変更する手段を備えたことを特徴とする臨床検査システム。
  5. 請求項1記載の臨床検査システムにおいて、
    前記定義ファイルを参照し、検査状況の管理・統計データを出力する検査状況管理統計出力手段を備えたことを特徴とする臨床検査システム。
  6. コンピュータ及び周辺入出力装置で構成される臨床検査システムにおいて、検査受付から始まり、前処理、検体の測定、測定結果の確認、依頼元への検査結果報告までの一連の検査業務プロセスについて、患者単位に各業務プロセスの機能毎に現在の進捗状況を概況一覧表示画面として表示または帳票出力することを特徴とする検査状況管理方法。
  7. 請求項6記載の検査状況管理方法において、
    ユーザの指定操作に従い前記概況一覧表示画面から詳細状況表示画面への切替え(トップダウン展開)を行うことを特徴とする検査状況管理方法。
  8. 請求項6記載の検査状況管理方法において、
    緊急検体、依頼元を含む各属性による抽出出力や、各業務プロセスまたは機能の状況内容による抽出出力を行うことを特徴とする検査状況管理方法。
  9. 請求項6記載の検査状況管理方法において、
    各業務プロセスの機能毎に進捗状況監視を行うことにより、業務の停滞、異常を含む障害を検出し、必要に応じアラーム表示を行うことを特徴とする検査状況管理方法。
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