JPH08211064A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH08211064A
JPH08211064A JP1567395A JP1567395A JPH08211064A JP H08211064 A JPH08211064 A JP H08211064A JP 1567395 A JP1567395 A JP 1567395A JP 1567395 A JP1567395 A JP 1567395A JP H08211064 A JPH08211064 A JP H08211064A
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JP
Japan
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information
automatic analyzer
specific
operator
added
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Application number
JP1567395A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Otake
大竹  仁
Hiroki Mori
弘樹 森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08211064A publication Critical patent/JPH08211064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】カーソルバーやプリセットファンクションキー
などを用いた画面構成により詳細情報を入力し、その情
報に対応した高付加価値機能も実行する。 【効果】トレーサビリティの確保が容易になり、装置自
体のデータの信頼性を向上できた。記録をするだけで他
者への情報伝達も自動的に行うのでオペレータどうしの
意思疎通を時間的空間的制約を越えて簡単に図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動分析装置に係り、
特に、キャリブレーションまたは精度管理またはメンテ
ナンスを頻繁にしながら使用する自動分析装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置では、オペレータが
キャリブレーションまたは精度管理またはメンテナンス
を随時実行しそれを装置外で独自に記録紙などに記録し
ていた。なおこの種の装置として関連するものには、特
願平2−177417 号明細書,特開昭62−115370号,同57−
154059号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】臨床生化学検査の自動
化が進み、生化学自動分析装置は多機能・高速処理化な
どに加え、操作性の簡略化や信頼性向上が強く要求され
ている。
【0004】上記従来技術では、操作の簡略化により非
専任者をも含む任意のオペレータが随時簡単にキャリブ
レーションまたは精度管理またはメンテナンスの実行を
可能としていながら、その結果、表示は数値表示やグラ
フによるトレース表示をするだけで、その実行者・実行
時刻・詳細状況など実行結果の記録性に対する考慮がな
されていなかった。そのため、その実行時には実行者が
装置外で独自にそれらを記録しなければならなかった。
操作簡略化によって非専任者の実行の度合が増加するほ
ど記録性やオペレータどうしの意思疎通が薄れ、キャリ
ブレーションまたは精度管理またはメンテナンスの実行
結果の信頼性低下という弊害を招くという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は、従来どおりのシンプルな
装置構成をとりながら上記問題点を解決することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではキャリブレーションまたは精度管理また
はメンテナンスの実行毎にその結果に対して、オペレー
タIDと実行時刻を自動的に付加し出力する手段と固定
または任意の情報を付加するための入力と出力をする手
段とを設けた。
【0007】さらに、実行結果の数値表示やグラフによ
るトレース表示などにおいて、付加情報の有無を区別し
て表示する表示手段と、付加情報の内容に応じて実行結
果毎に区別表示をする表示手段とを設けた。
【0008】さらに、特定の区別要素に該当する情報が
付加された場合に、それに対応した情報を自動的に本装
置内および外部コンピュータ上の特定者または不特定者
へ選択的に伝達する手段を設けた。
【0009】
【作用】上記手段を用いるとキャリブレーションまたは
精度管理またはメンテナンスの実行結果に対して装置上
で自動または手動で各種の情報付加が可能なので、従来
どおりの結果表示をすればその場で即座に実行者・実行
時刻・詳細状況などの実行記録をチェックすることがで
きる。
【0010】特定の区別要素に該当する情報が付加され
た場合、自動的に本装置内および外部コンピュータ上の
オペレータや監督者へ選択的に必要な情報を伝達するこ
とができる。
【0011】さらに、区別要素毎の表示方法・情報伝達
先・伝達内容などを設定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。
【0013】図1は自動分析装置における精度管理のト
レース表示をするQC Chart画面である。自動分析装置
は、精度管理試料を測定した時のオペレータIDと時刻
を記憶し測定結果へ付加する。カーソルバー1がQCポ
イント2へドラッグされると、QC情報ウインド3にそ
のQCポイントのオペレータIDや実行時刻などを表示
する。セレクトボタン4が押されると、図2に示すよう
にQC詳細情報ウインド5を表示する。
【0014】図3に示すように、そのQCポイントをQ
C計算から除外するなどの機能とその詳細情報を対にし
てファンクションキー6にあらかじめセットしておく。
詳細情報とは、コメント欄7へのセット内容とそれをコ
ード化した区別要素である。図4に示すように表示マー
クと区別要素もあらかじめ対応づけておく。この場合た
とえば、図3のファンクションキー設定10に設定され
ている図2のファンクションキー8が押されると、機能
Func Cの機能を実行するとともにコメント欄7へ固定の
プリセット情報“文字列C”をセットし、QCポイント
9のようにそれに対応した区別要素の表示マーク12を
用いて表示し直す。一度ずらして元のQCポイントへド
ラッグし直すとその情報が再表示され変更もできる。
【0015】また、図3のファンクションキーの設定1
1のように機能として電子メールの発信や電子掲示板へ
の掲示や他コンピュータへの遠隔処理命令などの機能を
プリセットしておくことも可能とし、それに対応した情
報を本装置内および外部コンピュータ上の特定者または
不特定者へ選択的に伝達する。
【0016】別の実施例として、図2のコメント欄7へ
直接任意の文字列を入力することもできる。この場合、
その文字列中に付加情報キーワードがあるかどうかチェ
ックしてあればファンクションキーを押した場合と同様
にそれに対応した機能を実行しそれに対応した区別要素
を用いて表示し直す。たとえば、“原因不明の精度不良
発生”という文が入力されると、それをチェックした結
果、図5の登録キーワード13“精度不良”が含まれて
いるので、機能“メールB”を行い区別要素“情報Z”
に対応した表示マークへ更新する。
【0017】図4は表示マーク設定画面である。ここで
付加された詳細情報を区別要素別に表示するための表示
マークを任意に設定できる。表示マークにはキャラクタ
や表示色などを使用する。付加情報には、固定の名詞句
以外にも時刻やオペレータIDなど可変情報や情報なし
も使用できる。
【0018】図5は付加情報キーワード設定画面であ
る。ここでキーワードに対応する区別要素と機能を任意
に設定できる。
【0019】図6は伝達情報設定画面である。ここで伝
達機能に対応する伝達先と伝達内容を設定できる。たと
えば、伝達機能の設定14のように“メールB”の機能
実行時は、伝達先が“上位監督者”で伝達内容が“情報
B”となる。この画面により、伝達先を特定者か不特定
者かまた本装置内のオペレータか外部コンピュータ上の
ユーザかの設定を任意にできる。伝達内容もそれに対応
して設定できる。
【0020】図7は精度管理のトレースを印字した例で
ある。
【0021】図8は別の実施例として、キャリブレーシ
ョンのトレース画面である。上記実施例と同様の操作を
できる。
【0022】図9は別の実施例として、メンテナンスの
トレース画面である。上記実施例と同様の操作をでき
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上で説明したように構成さ
れているので次のような効果がある。請求項1に対して
は、キャリブレーションまたは精度管理またはメンテナ
ンスの実行時に固定または任意の情報を実行結果に対し
て装置上で容易に付加ができるようになったので、実行
者・実行時刻・詳細状況など実行結果の記録の信頼性と
トレーサビリティの確保が容易になり、装置自体のデー
タの信頼性を向上できた。
【0024】請求項2に対しては、記録の確認方法を簡
単にした。
【0025】請求項3に対しては、記録の内容により複
数の表示要素を使い分けることで確認方法をさらに簡単
にした。
【0026】請求項4および請求項6に対しては、記録
の方法を固定とせず柔軟かつ容易にした。
【0027】請求項5に対しては、表示要素を固定とせ
ず記録の内容により複数の表示要素を使い分けることで
柔軟性を持たせた。
【0028】請求項7および請求項8に対しては、記録
をするだけで他者への情報伝達も自動的に行うのでオペ
レータどうしの意思疎通を時間的空間的制約を越えて簡
単に図ることができ、装置管理における信頼性を向上す
ることができた。
【0029】請求項9に対しては、伝達情報を固定とせ
ず複数の伝達要素を使い分けることで柔軟性を持たせ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動分析装置の精度管理トレース表示
画面の説明図。
【図2】精度管理トレース表示画面における操作例の説
明図。
【図3】ファンクションキー設定画面の説明図。
【図4】表示マーク設定画面の説明図。
【図5】付加情報キーワード設定画面の説明図。
【図6】伝達情報設定画面の説明図。
【図7】精度管理トレース印字例の説明図。
【図8】キャリブレーションのトレース画面の説明図。
【図9】メンテナンスのトレース画面の説明図。
【符号の説明】
1…カーソルバー、2…QCポイント、3…QC情報ウ
インド、4…セレクトボタン。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料中の成分濃度を測定するための機構系
    を有した分析部と、測定データと分析条件などの入力・
    記憶・表示・印字を行う入出力装置・記憶装置を有した
    操作部、および分析部と操作部の制御をする中央制御部
    からなる自動分析装置において、キャリブレーションま
    たは精度管理またはメンテナンスの実行毎にその結果に
    対して、オペレータIDと実行時刻および画面又は外部
    コンピュータから入力した固定または任意の情報を付加
    し、出力操作によりその付加情報を画面,プリンタ又は
    外部コンピュータへ出力することを特徴とする自動分析
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、キャリブレーションま
    たは精度管理またはメンテナンスの結果を、付加情報の
    有無で区別して出力する自動分析装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、キャリブレーションま
    たは精度管理またはメンテナンスの結果を、付加した固
    定情報の種類に対応した区別要素を用いて出力する自動
    分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、キャリブレーションま
    たは精度管理またはメンテナンスの結果を、付加した任
    意情報の中のキーワードに対応した区別要素を用いて出
    力する自動分析装置。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4において、区別をす
    る区別要素の使用有無および区別要素の種類を入力する
    自動分析装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、付加した任意情報中の
    キーワードとそれに対応する区別要素との関係を入力す
    る自動分析装置。
  7. 【請求項7】請求項1,3または4において、特定の区
    別要素に該当する情報が付加された場合に、それに対応
    した特定の情報を自動的に本装置内の特定または不特定
    のオペレータへ選択的に伝達する自動分析装置。
  8. 【請求項8】請求項1,3または4において、特定の区
    別要素に該当する情報が付加された場合に、それに対応
    した特定の情報を自動的に特定の複数の外部コンピュー
    タ上の特定または不特定のユーザへ選択的に伝達する自
    動分析装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8において、特定の区別要
    素と、それに対応した特定の伝達すべき情報・本装置内
    のオペレータ・外部コンピュータ・ユーザとの関係を、
    入力する自動分析装置。
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