JP3652930B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆回線網に接続された局との間で無線通信(公衆通信)を行うと共に、移動機との間で無線通信(自営通信)を行う無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)において、公衆回線網に接続された基地局との間で無線通信(公衆通信)を行うと共に、子機として制御すべきPHS端末との間で無線通信(自営通信)を行う無線通信装置が提案されている(特許登録291495号(特開平11−55752))。このような無線通信装置は、公衆通信と自営通信との中継を行って、子機として制御すべき移動機の公衆回線網を介した通信を可能にしている。また、この無縁通信装置は、自営通信において、子機となる移動機相互の通信の中継も行っている。
【0003】
このような無線通信装置は、公衆通信及び自営通信を行うための送信系を有している。その基本的な構成は、例えば、図3に示すようになっている。
図3において、第一の送信機1がアイソレータ2を介してハイブリッド5に接続されている。また、第二の送信機3もまたアイソレータ4を介してハイブリッド5に接続されている。このハイブリッド5にアンテナ6が接続され、第一の送信機1及び第二の送信機3からの送信信号がハイブリッド5を介してアンテナ6から送出される。第一の送信機1及び第二の送信機3は、公衆通信及び自営通信を時分割で行っており、公衆通信においては、第一の送信機1または第二の送信機からの信号がハイブリッド5を介してアンテナ6から公衆回線網に接続された基地局に送信される。また、自営通信においては、第一送信機1または第二の送信機3からのがハイブリッド5を介してアンテナ6から子機としての移動機に送信される。
【0004】
このような無線通信装置では、公衆通信と自営通信をハイブリッド5を用いて共通のアンテナ6を介して行っている。そのため、ハイブリッド5での損失を補填するために、第一及び第二の送信機1及び3の出力が比較的大きくなるように設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の無線通信装置では、一方の送信機からの信号の一部がハイブリッド5を介して他方の送信機側に回り込む。特に、第一及び第二の送信機1及び3の出力が上述したように比較的大きく設定されていると、各送信機からの信号に対する他方の送信機からの回り込みの影響が大きくなる。その結果、ハイブリッド5を介してアンテナ6から送信される信号の相互変調歪みが比較的大きくなっていしまう。
【0006】
そこで、本発明の課題は、公衆通信及び自営通信を可能とする無線通信装置において、その送信信号の相互変調歪みをできるだけ小さくできるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、公衆回線網に接続された局との間で公衆通信を行うと共に、子機としての移動機との間で自営通信を行う無線通信装置において、第一の送信機及び第二の送信機により時分割で出力された公衆通信用の送信信号及び自営通信用の送信信号のうち切換えスイッチにより振り分けられた公衆通信における送信信号を送出する第一のアンテナと、前記第一の送信機及び前記第二の送信機により時分割で出力された公衆通信用の送信信号及び自営通信用の送信信号のうち前記切換えスイッチにより振り分けられた自営通信における送信信号を送出する第二のアンテナとを個別に設けると共に、前記第一のアンテナと前記第二のアンテナとの間に相互の空間結合を低減させるシールド部材を筐体により構成するように構成される。
【0008】
このような無線通信装置では、公衆通信における送信信号を送出する第一のアンテナと自営通信における第二のアンテナを個別に設けてあるので、従来のようにハイブリッドでの損失がなく、その損失を考慮して各送信信号の出力を増大させる必要がない。そして、第一のアンテナと第二のアンテナ間との間の空間結合がシールド部材にて低減され、一方のアンテナから送出される送信信号の他方のアンテナへの回り込みが低減される。
【0009】
また、このような無線通信装置では、当該無線通信装置の筐体が、本来の筐体としての構造体及びシールド部材として用いられるので、無線通信装置を構成する部品点数が減少し、その構造がより簡略化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の一形態に係る無線通信装置が適用される無線通信システムは、例えば、図2に示すように構成される。この無線通信システムは、PHS(パーソナル・ハンディーホン・システム)であり、公衆回線網を介した公衆通信及び所定の領域(事業所、家庭等)内での自営通信の双方を実現している。
【0015】
図2において、自営通信領域100内に複数の移動機( 子機) 10、11、12及びこれらの移動機10、11、12の無線通信制御を行う無線通信装置50が設けられている。各移動機10、11、12は、PHS端末(音声用子機)または、PHS端末の通信機能を有した情報処理装置( コンピュータ) やその周辺機器( プリンタ等) 等(データ用子機)である。
【0016】
この例は、無線通信装置50が中継局に用いられた例である。この無線通信装置50は、公衆通信においては、公衆回線網NWに接続された基地局150と無線通信を行うPHS端末として機能し、自営通信においては、複数の移動機10、11、12に対する親機として機能し、更に、公衆通信を自営通信に変換する機能を有している。
【0017】
上記のような無線通信システムにおいて、無線通信装置50は、例えば、図1に示すような送信系を有している。
図1において、この無線通信装置50は、第一の送信機51、アイソレータ52、第二の送信機53、アイソレータ54、アンテナ切換え器55、公衆用アンテナ56及び自営用アンテナ57を有している。第一の送信機51からの送信信号は、アイソレータ52を介してアンテナ切換え器55にて選択された公衆用アンテナ56または自営用アンテナ57から送出される。第二の送信機52からの送信信号も同様にアイソレータ54を介して公衆用アンテナ56または自営用アンテナ57から送出される。
【0018】
第一の送信機51及び第二の送信機53は、公衆通信用の送信信号及び自営通信用の送信信号を時分割にて出力している。そして、アンテナ切換え器55は、各送信機51、52からの時分割で切換えられる公衆用送信信号及び自営用送信信号に同期してアンテナの切換え動作を行っている。即ち、第一及び第二の送信機51及び52のいずれかから公衆用送信信号が出力されるタイムスロットルでは、公衆用アンテナ56が選択され、自営用送信信号が出力されるタイムスロットルでは、自営用アンテナ57が選択される。
【0019】
その結果、第一及び第二の送信機51及び53からの公衆用送信信号は、公衆用アンテナ56から送出されて、公衆回線網NWに接続された基地局150に送信される。また、第一及び第二の送信機51及び53からの自営用送信信号は、自営用アンテナ57から送出されて、子機としての移動器10、11または12に送信される。
【0020】
このように、この無線通信装置50は、公衆通信用アンテナ56と自営用アンテナ57が個別に設けられているので、従来のようにハイブリッドでの損失がない。従って、その分、各送信機51及び53からの送信信号の出力を増加させる必要がない。このように、送信信号の出力を比較的低レベルに制御する場合、公衆用アンテナ56及び自営用アンテナ57相互間での信号の回り込みにに起因した送信信号の相互変調歪みを比較的低レベルに抑えることができる。
【0021】
更に、上記無線通信装置50の送信系は筐体内に収容されている。即ち、公衆用アンテナ56が筐体60の外部に露出するように設置され、自営用アンテナ57が筐体60の内部に設置されている。この自営用アンテナ57として、例えば、プリント配線基板上のプリント配線パターンが用いられる。また、この筐体60はプラスチックで形成され、その内面に金属粉を含有する塗料が塗布されており、シールド効果が高められている。
【0022】
このような無線通信装置50では、筐体60によって公衆用アンテナ56と自営用アンテナ57がシールドされるので、その空間結合が低減される。そのため、公衆用アンテナ56と自営用アンテナ57相互間での信号の回り込みが更に低減される。従って、公衆用アンテナ56及び自営用アンテナ57から送出される送信信号の相互変調歪みをより低減させることができる。
【0023】
自営通信は、事業所や家庭などの限られた領域(自営通信領域100)で行われるため、無線通信環境は、公衆通信に比して良好かつ安定している。そのため、自営用アンテナ57をシールド性のある筐体60内に設置しても、各移動器10、11、12との間で比較的良好な状態での無線通信を維持することができる。
【0024】
なお、上記例では、PHSについて説明したが、本発明は、PHSに限られることなく、公衆通信及び自営通信の双方を行う他の形態の無線通信システムにおける無線通信装置に提供することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、請求項1乃至4に記載される本願発明によれば、公衆通信に用いられる第一のアンテナと自営通信に用いられる第二のアンテナを個別に設け、更に、それらのアンテナ間に空間結合を低減させるシールド部材を設けるようにしたため、ハイブリッドによる損失を考慮せず各送信信号の出力を比較的低レベルにできると共に、シールド部材によって一方のアンテナから他方のアンテナへの信号の回り込みを低減させることができる。その結果、各アンテナから送出される送信信号の相互変調歪みを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置における送信系の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す送信系を有する無線通信装置が適用される無線通信システムの一例を示す図である。
【図3】従来の無線通信装置における送信系の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、11、12 移動機(子機)
50 無線通信装置
51 第一の送信機
52、54 アイソレータ
53 第二の送信機
55 アンテナ切換え器
56 公衆用アンテナ
57 自営用アンテナ
100 自営通信領域
150 基地局

Claims (1)

  1. 公衆回線網に接続された局との間で公衆通信を行うと共に、子機としての移動機との間で自営通信を行う無線通信装置において、
    第一の送信機及び第二の送信機により時分割で出力された公衆通信用の送信信号及び自営通信用の送信信号のうち切換えスイッチにより振り分けられた公衆通信における送信信号を送出する第一のアンテナと、
    前記第一の送信機及び前記第二の送信機により時分割で出力された公衆通信用の送信信号及び自営通信用の送信信号のうち前記切換えスイッチにより振り分けられた自営通信における送信信号を送出する第二のアンテナと
    を個別に設けると共に、
    前記第一のアンテナと前記第二のアンテナとの間に相互の空間結合を低減させるシールド部材を筐体により構成する無線通信装置。
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