JP2001145158A - 無線端末装置 - Google Patents
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- JP2001145158A JP2001145158A JP31976899A JP31976899A JP2001145158A JP 2001145158 A JP2001145158 A JP 2001145158A JP 31976899 A JP31976899 A JP 31976899A JP 31976899 A JP31976899 A JP 31976899A JP 2001145158 A JP2001145158 A JP 2001145158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】2つの無線スロットを有効に活用して無線電話
網のシステムにおけるサービス機能を向上させることが
できる無線端末装置を提供する。 【解決手段】所定箇所に設置された基地局8のアンテナ
8aと無線端末装置9のアンテナ9aとの間で無線送受
信を行なうことによって所定の通信(会話)を行なうこ
とができるように構成される。無線端末装置9には、全
体動作を複合的に制御するためのCPU10が設けら
れ、これに無線部11が接続されている。無線部11
は、時分割で複数の無線スロットを形成するための無線
スロット機能部12を有し、その1つを用いてパソコン
14に対するデータ送受信が行われ、パソコン14に外
付けまたは内蔵された送受信部13のアンテナ13aか
ら送信用電波17が送信され、受信用電波18がアンテ
ナ9aで受けられることによって、無線端末装置9とパ
ソコン14の間でのデータ通信にレピータ機能を持たせ
ることができる。
網のシステムにおけるサービス機能を向上させることが
できる無線端末装置を提供する。 【解決手段】所定箇所に設置された基地局8のアンテナ
8aと無線端末装置9のアンテナ9aとの間で無線送受
信を行なうことによって所定の通信(会話)を行なうこ
とができるように構成される。無線端末装置9には、全
体動作を複合的に制御するためのCPU10が設けら
れ、これに無線部11が接続されている。無線部11
は、時分割で複数の無線スロットを形成するための無線
スロット機能部12を有し、その1つを用いてパソコン
14に対するデータ送受信が行われ、パソコン14に外
付けまたは内蔵された送受信部13のアンテナ13aか
ら送信用電波17が送信され、受信用電波18がアンテ
ナ9aで受けられることによって、無線端末装置9とパ
ソコン14の間でのデータ通信にレピータ機能を持たせ
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線端末装置に関
し、特に、PHS等の無線電話網における基地局に対す
る無線送信および無線受信をし得る複数の送信用スロッ
トと複数の受信用スロットとが時分割で形成され、複数
の前記送信用スロットと複数の前記受信用スロットのそ
れぞれの少なくとも1組を用いて前記基地局に対する無
線送受信を行ない得る無線端末装置の改良に関する。
し、特に、PHS等の無線電話網における基地局に対す
る無線送信および無線受信をし得る複数の送信用スロッ
トと複数の受信用スロットとが時分割で形成され、複数
の前記送信用スロットと複数の前記受信用スロットのそ
れぞれの少なくとも1組を用いて前記基地局に対する無
線送受信を行ない得る無線端末装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線端末装置は、PHS無線電話
網のシステムに用いられる場合には、図3に示すよう
に、所定箇所に設置された基地局1のアンテナ1aと無
線端末装置2のアンテナ2aとの間で無線送受信を行な
うことによって所定の通信(会話)を行なうことができ
るように構成され、無線端末装置2には、無線端末装置
における各種操作指令によって電話システムを適正に動
作させるための主動作部(図示せず)が設けられると共
に、その全体動作を複合的に制御するためのCPU3が
設けられ、これに無線部4が接続されている。
網のシステムに用いられる場合には、図3に示すよう
に、所定箇所に設置された基地局1のアンテナ1aと無
線端末装置2のアンテナ2aとの間で無線送受信を行な
うことによって所定の通信(会話)を行なうことができ
るように構成され、無線端末装置2には、無線端末装置
における各種操作指令によって電話システムを適正に動
作させるための主動作部(図示せず)が設けられると共
に、その全体動作を複合的に制御するためのCPU3が
設けられ、これに無線部4が接続されている。
【0003】無線部4は、基地局1に対する無線送受信
をし得る複数の無線スロットが時分割でもって形成する
無線スロット機能部5を有している。即ち、無線部4の
無線スロット機能部5によるスロット形成は、図4に示
すようにTDMA/TDDによる時分割によって多重化
(4多重)されることによって行われ、例えば5msの
周期でもって受信第1スロットR1〜受信第4スロット
R4と送信第1スロットT1〜送信第4スロットT4の
計8個のスロットが形成されるようなフレーム構成にな
っている。
をし得る複数の無線スロットが時分割でもって形成する
無線スロット機能部5を有している。即ち、無線部4の
無線スロット機能部5によるスロット形成は、図4に示
すようにTDMA/TDDによる時分割によって多重化
(4多重)されることによって行われ、例えば5msの
周期でもって受信第1スロットR1〜受信第4スロット
R4と送信第1スロットT1〜送信第4スロットT4の
計8個のスロットが形成されるようなフレーム構成にな
っている。
【0004】無線部4は、受信第1スロットR1〜受信
第4スロットR4の内の1つと、送信第1スロットT1
〜送信第4スロットT4の内の1つでなる1組のスロッ
トを用いて基地局1に対する無線送受信を行なうことが
でき、無線端末装置2のアンテナ2aからの送信用電波
6が基地局1のアンテナ1aに送出され、基地局1のア
ンテナ1aからの受信用電波7が無線端末装置2のアン
テナ2aによって受けられることによって所定の通信を
行なうことができるようにされている。
第4スロットR4の内の1つと、送信第1スロットT1
〜送信第4スロットT4の内の1つでなる1組のスロッ
トを用いて基地局1に対する無線送受信を行なうことが
でき、無線端末装置2のアンテナ2aからの送信用電波
6が基地局1のアンテナ1aに送出され、基地局1のア
ンテナ1aからの受信用電波7が無線端末装置2のアン
テナ2aによって受けられることによって所定の通信を
行なうことができるようにされている。
【0005】このような無線部4の受信第1スロットR
1〜受信第4スロットR4と送信第1スロットT1〜送
信第4スロットT4は、「第1スロットと第3スロッ
ト」や「第2スロットと第4スロット」のように互いに
隣接していないスロットは、僅かの変更でもって同時利
用することができる。
1〜受信第4スロットR4と送信第1スロットT1〜送
信第4スロットT4は、「第1スロットと第3スロッ
ト」や「第2スロットと第4スロット」のように互いに
隣接していないスロットは、僅かの変更でもって同時利
用することができる。
【0006】ただし、原理的には2つの無線スロットが
同時利用可能であっても、実際にはPHS無線電話網の
有する各種法令や規格の制約を受けるので2つの無線ス
ロットの内の1つは有効に利用されておらず、2つの無
線スロットの両方が利用される機会は殆どなく、現状で
は65kbit/sのデータ通信時に利用されるだけで
ある。なお、無線端末装置がPHS無線電話網以外のシ
ステムに用いられる場合も略同様である。
同時利用可能であっても、実際にはPHS無線電話網の
有する各種法令や規格の制約を受けるので2つの無線ス
ロットの内の1つは有効に利用されておらず、2つの無
線スロットの両方が利用される機会は殆どなく、現状で
は65kbit/sのデータ通信時に利用されるだけで
ある。なお、無線端末装置がPHS無線電話網以外のシ
ステムに用いられる場合も略同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線端末装置
は、無線部において2つの無線スロットが時分割でもっ
て形成されるものの、それが利用される機会は殆どない
ため、構成の冗長性が大きくその有効利用が熱望されて
いる。
は、無線部において2つの無線スロットが時分割でもっ
て形成されるものの、それが利用される機会は殆どない
ため、構成の冗長性が大きくその有効利用が熱望されて
いる。
【0008】そこで、本発明の目的は、2つの無線スロ
ットをPHS無線電話網の有する各種法令や規格の制約
の範囲内で有効に活用して無線電話網のシステムにおけ
るサービス機能を向上させることができる無線端末装置
を提供することにある。
ットをPHS無線電話網の有する各種法令や規格の制約
の範囲内で有効に活用して無線電話網のシステムにおけ
るサービス機能を向上させることができる無線端末装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による無線端末装置は次に記載するような特
徴的な構成を採用している。
に、本発明による無線端末装置は次に記載するような特
徴的な構成を採用している。
【0010】(1)PHS等の無線電話網における基地
局に対する無線送信および無線受信をし得る複数の送信
用スロットと複数の受信用スロットとが時分割で形成さ
れ、複数の前記送信用スロットと複数の前記受信用スロ
ットのそれぞれの少なくとも1組を用いて前記基地局に
対する無線送受信を行ない得る無線端末装置において、
複数の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内か
ら選ばれた第1スロット組を用いて、前記無線電話網に
規定された正規送信出力でもって前記基地局に対して送
信すると共に受信を行ない得る第1送受信手段と、複数
の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内からの
前記第1スロット組以外の内から選ばれた第2スロット
組を用いて、前記正規送信出力を下回る微弱送信出力で
もってパソコン等のデータ機器に対して送信すると共に
受信を行い得る第2送受信手段とを具備する無線端末装
置。
局に対する無線送信および無線受信をし得る複数の送信
用スロットと複数の受信用スロットとが時分割で形成さ
れ、複数の前記送信用スロットと複数の前記受信用スロ
ットのそれぞれの少なくとも1組を用いて前記基地局に
対する無線送受信を行ない得る無線端末装置において、
複数の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内か
ら選ばれた第1スロット組を用いて、前記無線電話網に
規定された正規送信出力でもって前記基地局に対して送
信すると共に受信を行ない得る第1送受信手段と、複数
の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内からの
前記第1スロット組以外の内から選ばれた第2スロット
組を用いて、前記正規送信出力を下回る微弱送信出力で
もってパソコン等のデータ機器に対して送信すると共に
受信を行い得る第2送受信手段とを具備する無線端末装
置。
【0011】(2)前記(1)の第2送受信手段は、パ
ソコン等のデータ機器から送信されたデータを受信する
ように構成されると共に、(1)の第1送受信手段は、
当該第2送受信手段で受信されたデータを前記第1スロ
ット組における送信用データとするように構成する無線
端末装置。
ソコン等のデータ機器から送信されたデータを受信する
ように構成されると共に、(1)の第1送受信手段は、
当該第2送受信手段で受信されたデータを前記第1スロ
ット組における送信用データとするように構成する無線
端末装置。
【0012】(3)前記(1)の第1送受信手段は、前
記無線電話網に対する無線送受信を行なわずに、前記正
規送信出力を下回る微弱送信出力で前記データ機器に対
して送信を行ない得るように構成する無線端末装置。
記無線電話網に対する無線送受信を行なわずに、前記正
規送信出力を下回る微弱送信出力で前記データ機器に対
して送信を行ない得るように構成する無線端末装置。
【0013】(4)前記(1)の第2送受信手段は、電
話番号リスト等の管理データの送受を前記データ機器に
対して行なうように構成する無線端末装置。
話番号リスト等の管理データの送受を前記データ機器に
対して行なうように構成する無線端末装置。
【0014】(5)前記(1)の第2送受信手段は、送
信メールの作成、メール読み込み等のメンテナンスデー
タの送受を前記データ機器に対して行なうように構成す
る無線端末装置。
信メールの作成、メール読み込み等のメンテナンスデー
タの送受を前記データ機器に対して行なうように構成す
る無線端末装置。
【0015】(6)前記(2)の第1送受信手段は、前
記基地局から送信されたデータを受信するように構成す
ると共に、前記(2)の第2送受信手段は、当該第1送
受信手段で受信されたデータを前記第2無線スロットに
おける受信用データとするように構成する無線端末装
置。
記基地局から送信されたデータを受信するように構成す
ると共に、前記(2)の第2送受信手段は、当該第1送
受信手段で受信されたデータを前記第2無線スロットに
おける受信用データとするように構成する無線端末装
置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
無線端末装置について図面を用いて詳細に説明する。先
ず、本発明の第1の実施の形態による無線端末装置につ
いて図1を用いて説明する。この形態は、1つ目の無線
スロットで通常の通信を行ない、2つ目の無線スロット
を微弱送信出力に制御してパソコン等のデータ機器との
通信に使用してPHS電話網のシステムを使ったデータ
通信を行なえるようにしたものである。
無線端末装置について図面を用いて詳細に説明する。先
ず、本発明の第1の実施の形態による無線端末装置につ
いて図1を用いて説明する。この形態は、1つ目の無線
スロットで通常の通信を行ない、2つ目の無線スロット
を微弱送信出力に制御してパソコン等のデータ機器との
通信に使用してPHS電話網のシステムを使ったデータ
通信を行なえるようにしたものである。
【0017】即ち、図1に示すように、所定箇所に設置
された基地局8のアンテナ8aと無線端末装置9のアン
テナ9aとの間で無線送受信を行なうことによって所定
の通信(会話)を行なうことができるように構成され、
無線端末装置9には、無線端末装置における各種操作指
令によって電話システムを適正に動作させるための主動
作部(図示せず)が設けられると共に、その全体動作を
複合的に制御するためのCPU10が設けられ、これに
無線部11が接続されている。
された基地局8のアンテナ8aと無線端末装置9のアン
テナ9aとの間で無線送受信を行なうことによって所定
の通信(会話)を行なうことができるように構成され、
無線端末装置9には、無線端末装置における各種操作指
令によって電話システムを適正に動作させるための主動
作部(図示せず)が設けられると共に、その全体動作を
複合的に制御するためのCPU10が設けられ、これに
無線部11が接続されている。
【0018】この無線部11は、複数の送信用スロット
と複数の受信用スロットを前述の図4に示すと同様にし
て時分割でもって形成する無線スロット機能部12を有
している。この無線スロット機能部12によって形成さ
れるスロットの1組を用いて基地局8に対する無線送受
信が行なわれ、無線端末装置9のアンテナ9aからの送
信用電波15が基地局8のアンテナ8aに送出され、基
地局8のアンテナ8aからの受信用電波16が無線端末
装置9のアンテナ9aによって受けられることによって
所定の通信を行なうことができるようにされている。
と複数の受信用スロットを前述の図4に示すと同様にし
て時分割でもって形成する無線スロット機能部12を有
している。この無線スロット機能部12によって形成さ
れるスロットの1組を用いて基地局8に対する無線送受
信が行なわれ、無線端末装置9のアンテナ9aからの送
信用電波15が基地局8のアンテナ8aに送出され、基
地局8のアンテナ8aからの受信用電波16が無線端末
装置9のアンテナ9aによって受けられることによって
所定の通信を行なうことができるようにされている。
【0019】このような無線端末装置9は、無線スロッ
ト機能部12によって形成される複数の送信用スロット
と受信用スロットの内から選ばれた第1スロット組を用
いて、前記無線電話網に規定された正規送信出力でもっ
て基地局8に対して送信すると共に受信を行ない得る
「第1送受信手段」が構成され、複数の送信用スロット
と受信用スロットの内から第1スロット組以外の内から
選ばれた第2スロット組を用いて、前記正規送信出力を
下回る微弱送信出力でもってパソコン等のデータ機器に
対して送信すると共に受信を行い得る「第2送受信手
段」とが構成されることになる。
ト機能部12によって形成される複数の送信用スロット
と受信用スロットの内から選ばれた第1スロット組を用
いて、前記無線電話網に規定された正規送信出力でもっ
て基地局8に対して送信すると共に受信を行ない得る
「第1送受信手段」が構成され、複数の送信用スロット
と受信用スロットの内から第1スロット組以外の内から
選ばれた第2スロット組を用いて、前記正規送信出力を
下回る微弱送信出力でもってパソコン等のデータ機器に
対して送信すると共に受信を行い得る「第2送受信手
段」とが構成されることになる。
【0020】このような第2無線スロット組は、パソコ
ン14に対してデータ送受信を行なうためのもので、パ
ソコン14に外付けまたは内蔵された送受信部13のア
ンテナ13aから送信用電波17が送信され、アンテナ
13aからの受信用電波18がアンテナ9aで受けられ
ることによって無線端末装置9とパソコン14の間で所
定のデータ通信、換言すれば無線端末装置9にレピータ
機能を持たせることができるようにされている。
ン14に対してデータ送受信を行なうためのもので、パ
ソコン14に外付けまたは内蔵された送受信部13のア
ンテナ13aから送信用電波17が送信され、アンテナ
13aからの受信用電波18がアンテナ9aで受けられ
ることによって無線端末装置9とパソコン14の間で所
定のデータ通信、換言すれば無線端末装置9にレピータ
機能を持たせることができるようにされている。
【0021】以上のように構成された本形態の無線端末
装置は、平生時にはCPU10による制御の基に、無線
スロット機能部12が作動されて第1無線スロット組の
みを用いて基地局8に対する通常の通信が行なわれ、当
該無線端末装置9をレピータとして用いる場合には、基
地局8からの受信用電波16がアンテナ9aで受けら
れ、このデータが送信用電波17としてアンテナ13a
に送信され、送受信部13を介してパソコン14に入力
されることによってデータ取り込みがなされ、当該パソ
コン14からの送信データは、送受信部13を介してア
ンテナ13aから無線端末装置9に向けて受信用電波1
8が送信され、これをアンテナ9aで受けてレピータ機
能を働かせてアンテナ9aから送信用電波15として基
地局8に送信する。
装置は、平生時にはCPU10による制御の基に、無線
スロット機能部12が作動されて第1無線スロット組の
みを用いて基地局8に対する通常の通信が行なわれ、当
該無線端末装置9をレピータとして用いる場合には、基
地局8からの受信用電波16がアンテナ9aで受けら
れ、このデータが送信用電波17としてアンテナ13a
に送信され、送受信部13を介してパソコン14に入力
されることによってデータ取り込みがなされ、当該パソ
コン14からの送信データは、送受信部13を介してア
ンテナ13aから無線端末装置9に向けて受信用電波1
8が送信され、これをアンテナ9aで受けてレピータ機
能を働かせてアンテナ9aから送信用電波15として基
地局8に送信する。
【0022】従って、基地局8とパソコン14の間でデ
ータ通信を行なうことができ、このときにはパソコン1
4と無線端末装置9を有線ケーブルで接続する必要がな
いので、いわゆるワイアレスのレピータ機能が得られ
る。
ータ通信を行なうことができ、このときにはパソコン1
4と無線端末装置9を有線ケーブルで接続する必要がな
いので、いわゆるワイアレスのレピータ機能が得られ
る。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態による無
線端末装置について図2を用いて説明する。この形態
は、基地局に対するで通常の通信は行なわず、無線スロ
ットを微弱送信出力に制御してパソコン等のデータ機器
との通信に使用できるようにしたものである。
線端末装置について図2を用いて説明する。この形態
は、基地局に対するで通常の通信は行なわず、無線スロ
ットを微弱送信出力に制御してパソコン等のデータ機器
との通信に使用できるようにしたものである。
【0024】即ち、無線端末装置19には、無線端末装
置における各種操作指令によって電話システムを適正に
動作させるための主動作部(図示せず)が設けられると
共に、その全体動作を複合的に制御するためのCPU2
0が設けられ、これに無線部21が接続されている。こ
の無線部21は、複数の送信用スロットと複数の受信用
スロットを前述の図4に示すと同様にして時分割でもっ
て形成する無線スロット機能部22を有している。
置における各種操作指令によって電話システムを適正に
動作させるための主動作部(図示せず)が設けられると
共に、その全体動作を複合的に制御するためのCPU2
0が設けられ、これに無線部21が接続されている。こ
の無線部21は、複数の送信用スロットと複数の受信用
スロットを前述の図4に示すと同様にして時分割でもっ
て形成する無線スロット機能部22を有している。
【0025】また、無線端末装置19における「第1送
受信手段」は、無線電話網に対する無線送受信を行なわ
ずに、正規送信出力を下回る微弱送信出力でパソコン2
4に対して送信を行ない得るように構成され、「第2送
受信手段」は、電話番号リスト等の管理データの送受、
または送信メールの作成、メール読み込み等のメンテナ
ンスデータの送受を前記データ機器に対して行なうよう
に構成されている。
受信手段」は、無線電話網に対する無線送受信を行なわ
ずに、正規送信出力を下回る微弱送信出力でパソコン2
4に対して送信を行ない得るように構成され、「第2送
受信手段」は、電話番号リスト等の管理データの送受、
または送信メールの作成、メール読み込み等のメンテナ
ンスデータの送受を前記データ機器に対して行なうよう
に構成されている。
【0026】無線スロット機能部22によって形成され
る無線スロットは、パソコン24に対してデータ送受信
を行なうためのもので、パソコン24に外付けまたは内
蔵された送受信部23のアンテナ13aに送信用電波2
5が送信され、アンテナ23aからの受信用電波26が
アンテナ19aで受けられることによって無線端末装置
19とパソコン24との間で所定のデータ通信、換言す
れば無線端末装置19によってパソコン24のメンテナ
ンス等ができるようにされている。
る無線スロットは、パソコン24に対してデータ送受信
を行なうためのもので、パソコン24に外付けまたは内
蔵された送受信部23のアンテナ13aに送信用電波2
5が送信され、アンテナ23aからの受信用電波26が
アンテナ19aで受けられることによって無線端末装置
19とパソコン24との間で所定のデータ通信、換言す
れば無線端末装置19によってパソコン24のメンテナ
ンス等ができるようにされている。
【0027】以上のように構成された本形態の無線端末
装置は、平生時にはCPU20による制御の基に、無線
スロット機能部22が作動して形成される無線スロット
を用いて基地局に対する通常の通信は行なわれず、当該
無線端末装置19をパソコンメンテナンスに用いる場合
には、無線端末装置19から微弱送信出力の送信用電波
25がアンテナ23aから送信され、アンテナ23aで
受けられたデータが送受信部23を介してパソコン24
に入力されることによってデータ取り込みがなされる。
装置は、平生時にはCPU20による制御の基に、無線
スロット機能部22が作動して形成される無線スロット
を用いて基地局に対する通常の通信は行なわれず、当該
無線端末装置19をパソコンメンテナンスに用いる場合
には、無線端末装置19から微弱送信出力の送信用電波
25がアンテナ23aから送信され、アンテナ23aで
受けられたデータが送受信部23を介してパソコン24
に入力されることによってデータ取り込みがなされる。
【0028】一方、当該パソコン24からの送信データ
は、送受信部23を介してアンテナ23aから無線端末
装置19に向けて受信用電波26として送信され、これ
をアンテナ19aで受けて無線端末装置19に取り込ま
れる。よって、無線端末装置19とパソコン24の間で
メンテナンス用または管理用のデータ通信を行なうこと
ができ、このときにはその送信出力が通常の電話通信用
電波出力より大幅に少ない微弱電波でもってなされる。
は、送受信部23を介してアンテナ23aから無線端末
装置19に向けて受信用電波26として送信され、これ
をアンテナ19aで受けて無線端末装置19に取り込ま
れる。よって、無線端末装置19とパソコン24の間で
メンテナンス用または管理用のデータ通信を行なうこと
ができ、このときにはその送信出力が通常の電話通信用
電波出力より大幅に少ない微弱電波でもってなされる。
【0029】このようなメンテナンス用または管理用の
データとしては電話番号リストの管理データ、送信メー
ルの作成データ、メール読み込みのデータがあり、これ
以外のデータであってもよいことは当業者にとっては明
らかである。
データとしては電話番号リストの管理データ、送信メー
ルの作成データ、メール読み込みのデータがあり、これ
以外のデータであってもよいことは当業者にとっては明
らかである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる無線端末装置は、その構成に、複数の送信用スロッ
トと受信用スロットの内から選ばれた第1スロット組を
用いて、無線電話網に規定された正規送信出力でもって
基地局に対して送信すると共に受信を行ない得る「第1
送受信手段」と、複数の送信用スロットと受信用スロッ
トの内からの第1スロット組以外の内から選ばれた第2
スロット組を用いて、正規送信出力を下回る微弱送信出
力でもってパソコン等のデータ機器に対して送信すると
共に受信を行い得る「第2送受信手段」とを具備させて
いるので、構成の冗長性が少なく、2つの無線スロット
を有効に活用して無線電話網のシステムにおけるサービ
ス機能を向上させることができる無線端末装置を提供す
ることができる。
よる無線端末装置は、その構成に、複数の送信用スロッ
トと受信用スロットの内から選ばれた第1スロット組を
用いて、無線電話網に規定された正規送信出力でもって
基地局に対して送信すると共に受信を行ない得る「第1
送受信手段」と、複数の送信用スロットと受信用スロッ
トの内からの第1スロット組以外の内から選ばれた第2
スロット組を用いて、正規送信出力を下回る微弱送信出
力でもってパソコン等のデータ機器に対して送信すると
共に受信を行い得る「第2送受信手段」とを具備させて
いるので、構成の冗長性が少なく、2つの無線スロット
を有効に活用して無線電話網のシステムにおけるサービ
ス機能を向上させることができる無線端末装置を提供す
ることができる。
【0031】詳しくは、無線端末装置が利用可能な2つ
の無線スロットのうち、法令や規格の制約を受けて有効
に利用されていない2つ目の無線スロットを微弱電波扱
いの送信電力に抑えることにより当該2つの無線スロッ
トが有効に活用できるのである。
の無線スロットのうち、法令や規格の制約を受けて有効
に利用されていない2つ目の無線スロットを微弱電波扱
いの送信電力に抑えることにより当該2つの無線スロッ
トが有効に活用できるのである。
【0032】パソコンと無線端末装置をケーブル接続す
ることなく両者間のデータ通信が可能となり、通信中で
あっても電話帳管理、メール作成、メール読み出し、通
信相手情報の表示、無線端末装置のメンテナンス等を行
なうことができる。また、本発明によるハードの追加構
成部材は殆ど必要なく、僅かのソフト上の追加で達成で
きる。
ることなく両者間のデータ通信が可能となり、通信中で
あっても電話帳管理、メール作成、メール読み出し、通
信相手情報の表示、無線端末装置のメンテナンス等を行
なうことができる。また、本発明によるハードの追加構
成部材は殆ど必要なく、僅かのソフト上の追加で達成で
きる。
【0033】無線端末装置をリピータ機能として用いる
ことができるので、当該無線端末装置がポケットやバッ
クの中に入っている状態でもデータ通信ができ、使い勝
手が良好となる。
ことができるので、当該無線端末装置がポケットやバッ
クの中に入っている状態でもデータ通信ができ、使い勝
手が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態による無線端末
装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明による第2の実施の形態による無線端末
装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
【図3】従来の無線端末装置の一例の概略回路構成を示
すブロック回路図である。
すブロック回路図である。
【図4】図3中に示される無線スロット機能部によって
形成される複数の無線スロットのフレーム構成を示す図
である。
形成される複数の無線スロットのフレーム構成を示す図
である。
【符号の説明】 8 基地局 8a,2a,9a,13a,19a,23a アンテ
ナ 9,19 無線端末装置 10,20 CPU 11,21 無線部 12,22 無線スロット機能部 13 送受信部 14,24 パソコン
ナ 9,19 無線端末装置 10,20 CPU 11,21 無線部 12,22 無線スロット機能部 13 送受信部 14,24 パソコン
Claims (6)
- 【請求項1】PHS等の無線電話網における基地局に対
する無線送信および無線受信をし得る複数の送信用スロ
ットと複数の受信用スロットとが時分割で形成され、複
数の前記送信用スロットと複数の前記受信用スロットの
それぞれの少なくとも1組を用いて前記基地局に対する
無線送受信を行ない得る無線端末装置において、 複数の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内か
ら選ばれた第1スロット組を用いて、前記無線電話網に
規定された正規送信出力でもって前記基地局に対して送
信すると共に受信を行ない得る第1送受信手段と、 複数の前記送信用スロットと前記受信用スロットの内か
らの前記第1スロット組以外の内から選ばれた第2スロ
ット組を用いて、前記正規送信出力を下回る微弱送信出
力でもってパソコン等のデータ機器に対して送信すると
共に受信を行い得る第2送受信手段とを具備することを
特徴とする無線端末装置。 - 【請求項2】前記第2送信手段は、パソコン等のデータ
機器から送信されたデータを受信するように構成すると
共に、 前記第1送受信手段は、当該第2送受信手段で受信され
たデータを前記第1スロット組における送信用データと
するように構成することを特徴とする請求項1に記載の
無線端末装置。 - 【請求項3】前記第1送受信手段は、前記無線電話網に
対する無線送受信を行なわずに、前記正規送信出力を下
回る微弱送信出力で前記データ機器に対して送信を行な
い得るように構成することを特徴とする請求項1に記載
の無線端末装置。 - 【請求項4】前記第2送受信手段は、電話番号リスト等
の管理データの送受を前記データ機器に対して行なうよ
うに構成することを特徴とする請求項1に記載の無線端
末装置。 - 【請求項5】前記第2送受信手段は、送信メールの作
成、メール読み込み等のメンテナンスデータの送受を前
記データ機器に対して行なうように構成することを特徴
とする請求項1に記載の無線端末装置。 - 【請求項6】前記第1送受信手段は、前記基地局から送
信されたデータを受信するように構成すると共に、 前記第2送受信手段は、当該第1送受信手段で受信され
たデータを前記第2無線スロットにおける受信用データ
とするように構成することを特徴とする請求項2に記載
の無線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31976899A JP2001145158A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31976899A JP2001145158A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 無線端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145158A true JP2001145158A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18113974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31976899A Pending JP2001145158A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 無線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001145158A (ja) |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31976899A patent/JP2001145158A/ja active Pending
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