JP2000165937A - 無線中継装置及び無線中継方法 - Google Patents

無線中継装置及び無線中継方法

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JP2000165937A
JP2000165937A JP10332914A JP33291498A JP2000165937A JP 2000165937 A JP2000165937 A JP 2000165937A JP 10332914 A JP10332914 A JP 10332914A JP 33291498 A JP33291498 A JP 33291498A JP 2000165937 A JP2000165937 A JP 2000165937A
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Japan
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wireless
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section
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JP10332914A
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English (en)
Inventor
Fuminori Itsukaichi
文典 五日市
Shigeyuki Ejiri
茂之 江尻
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆PHSサービスにおいて無線基地局と無
線端末との間を、通話品質を劣化させることなく中継
し、同時に2つの無線端末の中継を可能とする。 【解決手段】 無線中継装置3は、4つのスロットによ
る送信区間と4つのスロットによる受信区間と(区間
〜……)を繰り返すことにより通信を行う無線基地局
2の送信区間及び受信区間に対して、自無線中継装置の
送信区間の一部が無線基地局の送信区間に一致するよう
に、自無線中継装置の送信区間及び受信区間が、無線基
地局の送信区間及び受信区間に対して時間位置が2スロ
ットずらされている。これにより、無線基地局の無線中
継装置以外への送信スロットと無線中継装置の受信スロ
ットとが重なることがなく、また、無線中継装置の送信
スロットと無線基地局の無線中継装置からの受信スロッ
トとが重なることがないようにすることができる。ま
た、無線中継装置3は、2つの第1局発を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I’インターフェ
イスを含んだ公衆網と無線基地局とにより構成されたT
DMA/TDD方式のPHS(第2世代コードレス電話
システム)に使用する無線中継装置及び無線中継方法に
係り、特に、無線基地局と無線端末との間の無線回線を
中継する無線中継装置が用いられる場合に適用して好適
な無線中継装置及び無線中継方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術及び本発明が適用される
コードレス電話システムの構成を示すブロック図、図5
は従来技術による無線中継装置の構成を示すブロック
図、図6は従来技術による無線中継の方法を説明する図
であり、以下、図4〜図6を参照して、従来技術につい
て説明する。図4、図5において、1は公衆網、2は無
線基地局、3は無線中継装置、4、4’は無線端末、5
は固定電話機、6は携帯電話システム、9はアンテナ、
10は無線部、11は制御部、12は電源部、101は
高周波スイッチ、102は送信機、103は受信機、1
04は変調器・復調器、105は第1局発用PLLシン
セサイザ、111はTDMA/TDDスロット制御部、
112は中継制御部である。
【0003】従来技術及び本発明が適用されるコードレ
ス電話システムは、図4に示すように、公衆網1にコー
ドレス電話機としての無線端末4に対するサービスを行
う複数の無線基地局2がI’インタフェースにより接続
されると共に、固定電話機5、携帯電話システム6が接
続されて構成されている。そして、各無線基地局2は、
それぞれ、図4に示すようにエリアA、Cをサービスエ
リアとして、そのエリア内に居る無線端末4と公衆網1
を介して接続される他の無線端末4、固定電話機5、携
帯電話システム6内の端末との通信を制御している。ま
た、図4に示すシステムは、無線基地局2からの電波が
届かない、あるいは、極めて微弱となる建物内等のエリ
アBに居る無線端末4’に対して、無線中継装置3を設
けてサービスを行うことが可能に構成されている。
【0004】前述したように構成されるシステムに使用
される従来技術による無線中継装置3は、図5に示すよ
うに、アンテナ9と、無線部10と、制御部11、電源
部12とを備えて構成されている。無線部10は、スー
パーヘテロダイン方式により構成され、変調器・復調器
104と、それぞれが第2局発用PLLシンセサイザを
有する送信機102及び受信機103と、第1局発用P
LLシンセサイザ105と、送信機102、受信機10
3とアンテナ9との接続を切り替える高周波スイッチ1
01とにより構成される。また、制御部11は、TDM
A/TDDスロット制御部111と、中継制御部112
とにより構成される。
【0005】前述したように構成される無線中継装置3
は、アンテナ9を介して無線基地局2及び無線端末4の
電波を受け、あるいは、無線基地局2及び無線端末4に
送信電波を送出する。無線部10は、高周波スイッチ1
01により送信機102と受信機103とのアンテナ9
への接続が切り替えられて、無線中継装置3の送受信が
切り替えられる。
【0006】受信動作時、アンテナ9からの信号が入力
された受信機102は、第1局発PLLシンセサイザ1
05で選択されたスロット、チャネル毎に増幅を行い、
変調器・復調器104に受信信号を出力する。変調器・
復調器104は、入力された信号をデジタルデータに変
換して制御部11に送る。また、送信動作時、変調器・
復調器104は、制御部11より送られてきたデジタル
データを送信電波に変換し送信機102に送る。送信機
102は、第1局発PLLシンセサイザ105で選択さ
れたスロット、チャネル毎に送信電波を増幅してアンテ
ナ9より送出する。
【0007】制御部11は、中継制御部112に制御さ
れるTDMA/TDDスロット制御部111が、後述す
る図6に示すスロット構成で無線部10を制御してい
る。また、電源部12は、無線部10及び制御部11に
電源を供給している。
【0008】前述のように構成されるPHSシステムに
おける無線基地局2と無線端末4との間の通信、無線基
地局2と無線中継装置3を介した無線端末4’との間の
通信は、RCRSTD−28公衆標準規格としてよく知
られているように、4つの送信スロットによる送信区間
と4つの受信スロットによる受信区間とを繰り返すスロ
ット構成を持つ通信路が形成されて行われている。そし
て、図6に示すように、無線基地局2の送信区間は、無
線中継装置3、無線端末4の受信区間及び無線端末4’
の送信区間に一致し、無線基地局2の受信区間は、無線
中継装置3、無線端末4の送信区間及び送信端末4’の
受信区間に一致するようにされている。
【0009】次に、図6を参照して、従来技術による無
線中継装置3を介した無線基地局2と無線端末4’との
通信及び無線基地局2と無線端末4との通信について説
明する。図6に示す例は、図4に示したように、エリア
Aに無線中継装置3と無線端末4とが同時に存在し、エ
リアBに無線中継装置3を介して通信を行う無線端末
4’が存在する場合の例であり、中継動作は、区間〜
の方向に時間の経過があるものとしている。
【0010】図6に示す例において、無線基地局2から
無線端末4’への下り中継は、無線基地局2の送信区間
の送信スロットTX1で送信されたスロットが、無線
中継装置3の受信スロットRX1で受信され、無線中継
装置3の次の送信区間の送信スロットTX3で送信さ
れ、このスロットが、無線端末4’の受信スロットRX
3で受信されることにより行われる。また、無線端末
4’から無線基地局2への上り中継は、無線端末4’の
送信区間の送信スロットTX3で送信されたスロット
が、無線中継装置3の受信スロットRX3で受信され、
無線中継装置3の送信区間の送信スロットTX1で送
信され、このスロットが、無線基地局2の受信スロット
RX1で受信されることにより行われる。
【0011】前述した無線基地局2と無線端末4’との
間の無線中継装置3を介しての通信は、エリアA内の無
線端末4が通信を要求していない場合、格別の問題なく
行うことができる。
【0012】ところで、前述したような形態で無線基地
局2と無線端末4’との間で無線中継装置3を介して通
信が行われているとき、無線端末4からの通信要求が無
線基地局2に発行され、あるいは、無線端末4に着信が
あると、無線基地局2は、無線中継装置3と無線端末
4’との間で、無線端末4’の送信区間の送信スロッ
トTX3を使用して通信を行っていることが知らされて
いないため、同一の時間の無線基地局2の送信スロット
TX3を使用して、無線端末4に送信を行う場合が生じ
る。
【0013】この場合、無線中継装置3は、同一受信区
間の同一受信スロットRX3で、無線端末4’からの
スロットの受信中にも係わらず、無線基地局2からのス
ロットも受信することになり、この例の場合、無線中継
装置3にとって、無線基地局2からのスロットが妨害波
となる。図6に示す例の場合、このような状況は、無線
基地局2の送信区間においても同様に生じることにな
る。このため、図4に示すシステムは、エリアB内の無
線端末4’と、エリアA内の無線端末4とが同時に通信
を行おうとした場合、お互いにその通信を妨害してしま
うことになり、通話品質の劣化を生じさせていた。
【0014】一般に、図4に示すシステムにおいて使用
される無線基地局2は、無線端末4、4’の送信出力よ
り2倍から50倍大きい出力を有しているため、無線中
継装置3の受信スロット(RX3)での受信妨害が大き
なものとなっている。
【0015】また、従来技術による無線中継装置3は、
図5により説明したように構成されているが、無線部1
0には第1局発用PLLシンセサイザ105が1つしか
備えられていない。第1局発用PLLシンセサイザ10
5は、周波数を切り替えて、送信スロット相互間、受信
スロット相互間を切り替える機能を有するが、周波数を
切り換えるために技術的に1スロット分の時間かかる。
このため、図4に示すシステムは、図6の例で示されて
いるスロットのうち、偶数スロット、TX2、TX4、
RX2、RX4または奇数スロットTX1、TX3、R
X1、RX3しか使用することができない。
【0016】ここで、前述した従来技術による無線中継
装置3で2台の無線端末4’、図示しない4”を同時に
中継することを考えてみる。いま、無線中継装置3が1
台目の無線端末4’を中継する際に、下り中継を図6の
区間のRX1と区間のTX3を使用したとする。こ
の場合、従来技術による無線中継装置3には第1局発用
PLLシンセサイザ105が1つしかないため、無線中
継装置3は、2台目の無線端末4”を中継しようとする
とき、無線中継装置の区間の受信スロットRX3と区
間の送信スロットTX1としか使用することができな
い。しかし、無線中継装置3は、区間ですでに送信ス
ロットTX1で無線基地局2に送信を行うこととなって
いるので、2台目の無線端末4”に送信することができ
ない。すなわち、図4に示すような構成を持つシステム
における従来技術による無線中継装置3は、1台の無線
端末に対してしか無線中継のサービスを行うことができ
なかった。
【0017】なお、前述したような無線中継方法を利用
した従来技術として、例えば、PHS(第2世代コード
レス電話システム)において、家庭の部屋の中で電波の
届かない場所でPHSサービスを受けるために、建物の
窓の近辺に設置されて使用される小型無線中継装置が知
られている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
技術による無線基地局と無線端末との間の無線回線を中
継する無線中継装置は、無線基地局の1つのサービスエ
リア内に、無線中継装置と無線端末とが同時に存在し、
かつ、無線中継装置が他の無線端末にサービスを行う場
合、無線基地局と無線端末との間の通信と、無線中継装
置と他の無線端末との間の通信とが互いに影響しあっ
て、通信品質を劣化させる場合が生じるという問題点を
有している。
【0019】また、前述した従来技術による無線中継装
置は、同時に2台の無線端末に対する中継サービスを行
うことができないという問題点を有している。
【0020】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、無線基地局の1つのサービスエリア内に、無線
中継装置と無線端末とが同時に存在し、かつ、無線中継
装置が他の無線端末にサービスを行う場合にも、無線基
地局と無線端末との間の通信と、無線中継装置と他の無
線端末との間の通信とが相互に影響し合うことがないよ
うにして、通話品質の劣化を防止することのできる無線
中継装置及び無線中継方法を提供することにある。
【0021】また、本発明の他の目的は、1台の無線中
継装置で2台の無線端末に対する中継サービスを行うこ
とのできる無線中継装置及び無線中継方法を提供するこ
とにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、TDMA/TDD方式の無線システムの無線基地局
と無線端末との間に備えられ無線回線の中継を行う無線
中継装置において、前記中継装置が、複数のスロットに
よる送信区間と複数のスロットによる受信区間とを繰り
返すことにより通信を行う無線基地局の送信区間及び受
信区間に対して、無線中継装置の送信区間の一部が無線
基地局の送信区間に一致するように、無線中継装置の送
信区間及び受信区間が、無線基地局の送信区間及び受信
区間に対して時間位置がずらされていることにより達成
される。
【0023】また、前記目的は、前記送信区間及び受信
区間のそれぞれが、4つのスロットにより構成され、前
記無線中継装置の送信区間及び受信区間の、無線基地局
の送信区間及び受信区間に対する時間位置のずれが、2
スロット分であることにより達成される。
【0024】さらに、前記目的は、前記無線中継装置
が、送信機及び受信機に対する第1局発PLLシンセサ
イザを、偶数スロット用、奇数スロット用に2つ備え、
同時に2回線の中継を可能としたことにより達成され
る。
【0025】前述した構成を備える本発明は、無線基地
局の送信スロット、受信スロットに対し、無線中継装置
の送信スロット、受信スロットを相対的に2スロット後
方または前方にずらすことにより、無線基地局の送信区
間の一部と無線中継装置の送信区間の一部とを一致させ
ることが可能になる。これにより、無線基地局の無線中
継装置以外への送信スロットと無線中継装置の受信スロ
ットとが重なることがなく、また、無線中継装置の送信
スロットと無線基地局の無線中継装置からの受信スロッ
トとが重なることがないようにすることができる。
【0026】本発明は、前述により、無線中継装置の送
信が無線基地局の受信に妨害を与えたり、また、無線基
地局の送信が無線中継装置の受信に妨害を与えたりする
ことなく、通話品質の劣化及びデータ品質の劣化を及ぼ
すことのない無線中継を行うことが可能になる。
【0027】また、本発明は、無線中継装置の無線部に
第1局発用PLLシンセサイザを2つ持たせ、1つの第
1局発用PLLシンセサイザーに偶数スロットを割り当
て、もう1つの第1局発用PLLシンセサイザーに奇数
スロットを割り当てることにより、送信、受信の4スロ
ットの全てを使用することが可能となり、無線中継装置
1台で同時に2台の無線端末の無線中継が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明による無線中継装置
及び無線中継方法の一実施形態を図面により詳細に説明
する。
【0029】図1は本発明の一実施形態による無線中継
装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の一実施形
態による無線中継の方法を説明する図である。図1にお
いて、106は第1局発用PLLシンセサイザであり、
他の符号は、図4、図5の場合と同一である。なお、本
発明が適用されるコードレス電話システムは、図4によ
り従来技術と共に説明したシステムと同一であるので、
このシステムについての説明は省略する。
【0030】本発明の一実施形態による無線中継装置3
は、図1に示すように、基本的に図5により説明した従
来技術による無線中継装置3と同様に構成されている。
そして、本発明の実施形態の無線中継装置3は、無線部
10に設けられる第1局発用PLLシンセサイザとし
て、偶数スロット用、奇数スロット用に分けられた2台
の第1局発用PLLシンセサイザ105、106が備え
られている点でのみ従来技術の場合と相違している。
【0031】そして、本発明の無線中継装置3は、無線
部10に第1局発用PLLシンセサイザが、偶数スロッ
ト用、奇数スロット用に分けられて2台備えられている
ことにより、スロットを2つを同時に使用することが可
能となり、2台の無線端末を同時に中継して通話させる
ことができる。ちなみに、従来技術による無線中継装置
は、第1局発PLLシンセサイザが1つしかないため、
偶数スロットまたは奇数スロットの一方しか使用するこ
とができず、2台の無線端末を同時に無線中継すること
はできなかった。
【0032】次に、図2を参照して本発明の一実施形態
による無線中継の方法を説明する。なお、図2に示すス
ロットタイミングの例は、従来技術の場合と同様に、図
4に示したように、エリアAに無線中継装置3と無線端
末4とが同時に存在し、エリアBに無線中継装置3を介
して通信を行う無線端末4’が存在する場合の例であ
る。
【0033】本発明の一実施形態は、図2に示すよう
に、無線中継装置3のスロットタイミングを無線基地局
2のスロットタイミングより2スロット後方にずらして
対応させて、各スロットを使用するものである。すなわ
ち、本発明の実施形態は、従来技術の場合と同様に、無
線基地局2の4つの送信スロットによる送信区間が、こ
の無線基地局2と直接通信を行う無線端末4の4つの受
信スロットによる受信区間と一致するように対応付けら
れ、無線基地局2の4つの受信スロットによる受信区間
が、この無線基地局2と直接通信を行う無線端末4の4
つの送信スロットによる送信区間と一致するように対応
付けられる。
【0034】一方、無線中継装置3のスロットタイミン
グは、無線基地局2のスロットタイミングより2スロッ
ト後方にずらして対応させられている。図2に示す例で
は、無線基地局2の送信区間の送信スロットTX3、
TX4に無線中継装置3の受信スロットRX1、RX2
が一致するように対応付けられ、無線基地局2の受信区
間の受信スロットRX1、RX2、RX3、RX4
に、無線中継装置3の受信スロットRX3、RX4、送
信スロットTX1、TX2が一致するように対応付けら
れられている。このような対応は、以後の全区間につい
て同様である。また、無線端末4’は、無線中継装置3
の送信スロットと受信スロットとが、自送信の受信スロ
ットと送信スロットとなるように対応付けられている。
【0035】なお、図2に示す例は、無線中継装置3の
スロットタイミングを、無線基地局2のスロットタイミ
ングより2スロット後方にずらして対応させているが、
無線中継装置3のスロットタイミングを、無線基地局2
のスロットタイミングより2スロット前方にずらして対
応させるようにしてもよい。
【0036】図2に示す例において、無線基地局2から
無線端末4’への下り中継は、無線基地局2の送信区間
の送信スロットTX3で送信されたスロットが、無線
中継装置3の受信スロットRX1で受信され、無線中継
装置3の送信区間の送信スロットTX3で送信され、
このスロットが、無線端末4’の受信スロットRX3で
受信されることにより行われる。また、無線端末4’か
ら無線基地局2への上り中継は、無線端末4’の送信区
間の送信スロットTX3で送信されたスロットが、無
線中継装置3の受信スロットRX3で受信され、無線中
継装置3の送信区間の送信スロットTX1で送信さ
れ、このスロットが、無線基地局2の受信スロットRX
3で受信されることにより行われる。
【0037】前述の例は、奇数スロットを使用して、無
線基地局2と無線端末4’との間の通信を無線中継装置
3が中継しているとして説明したが、本発明の実施形態
による無線中継装置3は、偶数スロット用の第1局発P
LLシンセサイザ106を備えているので、偶数スロッ
トを使用してもう1台の図示しない無線端末4”と無線
基地局2との間の通信を中継することができる。図2に
示す例では、この場合の中継の様子を、奇数スロットを
使用する場合と同様にあみかけのスロットにより示して
いる。この場合の、中継は、使用するスロットが偶数ス
ロットになるだけで、前述した奇数スロットを使用する
場合と基本的に同一であるのでその説明を省略する。
【0038】本発明の実施形態によれば、前述したよう
に、偶数及び奇数の両スロットを使用可能にしたことに
より、1台の無線中継装置3が2台の無線端末4’、
4”の通信を中継することが可能となる。
【0039】一方、本発明の実施形態による中継方法の
使用する場合、前述した1台の無線中継装置3が2台の
無線端末4’、4”の通信を中継している状態で、無線
基地局2は、自基地局のサービスエリアA内に居る無線
端末4との通信を、無線中継装置3に妨害を与えること
なく行うことができる。図2に示すエリアAのスロット
タイミングを例にしてこのことを説明する。
【0040】無線基地局2は、区間の送信スロットT
X1で無線端末4に送信を行っている。そして、このと
き、無線中継装置3も、エリアB側に対するスロットタ
イミングで示すように、無線端末4’にスロットTX3
を使用して送信を行っている。このことは、無線基地局
2の送信スロットと無線中継装置3の送信スロットとが
一致していることを示しており、無線中継装置3が受信
スロットの期間ではないため、従来技術で説明したよう
に、無線中継装置3の受信が無線基地局2の送信による
妨害を受けて通話品質の劣化及びデータ品質の劣化を受
けることがない。
【0041】図3は図1に示す無線中継装置の制御部1
1の詳細を示すブロック図であり、次に、図3を参照し
て、制御部11の構成と前述までに説明した制御部で行
われるスロット制御とについて説明する。
【0042】制御部11は、TDMA/TDDスロット
制御部111及び中継制御部112により構成されてい
る。また、TDMA/TDDスロット制御部111は、
スロットタイミング同期部111aと、スロットデータ
解析部111bと、送信データスロット生成部111c
とにより構成され、中継制御部112は、上り中継スロ
ット制御部112aと、下り中継制御部112bと、中
継データ格納部112cとにより構成されている。
【0043】前述において、TDMA/TDDスロット
制御部111内のスロットタイミング同期部111a
は、図4に示す無線基地局2や無線端末4′より、RC
RSTD−28標準規格で規定されているスロットタイ
ミングで送られてくる受信データを、無線部10の第1
局発用シンセサイザ(偶数スロット用)105、第1局
発用シンセサイザー(奇数数スロット用)106及び変
調器/復調器104を制御して受信し、その受信データ
に同期を取り、受信スロットデータに変換して受信スロ
ットデータ解析部111bに受信スロットデータを送
る。
【0044】受信スロットデータ解析部111bは、ス
ロットタイミング同期部111aで同期が取られた受信
スロットデータからRCRSTD−28標準規格で決め
られた制御コマンドに従って受信データを解析し、その
受信データが、図4に示す無線基地局2から送られてき
たデータか図4の無線端末4′から送られてきたデータ
かを解析する。また、そのとき、受信スロットデータ解
析部111bは、受信スロットデータがどのスロット位
置で送られてきたかも同時に解析し、さらに、ここで得
られた受信スロットデータ情報と受信スロット位置情報
とを上り中継スロット制御部112aまたは下り中継ス
ロット制御部112bに送る。
【0045】送信データスロット生成部111cは、図
4に示す無線基地局2に中継する送信データ、あるい
は、無線端末4′に中継する送信データをRCRSTD
−28標準規格のデータフォーマットに規定されている
送信スロットデータに変換し、スロットタイミング同期
部111aより送信タイミングを割り出し、上り中継ス
ロット制御部112aまたは下り中継スロット制御部1
12bで指定されたスロットタイミングで無線部10の
第1局発用シンセサイザー(偶数スロット用)105、
第1局発用シンセサイザー(奇数数スロット)106及
び変調器/復調器104等を制御し送信スロットデータ
を無線基地局2または無線端末4′に送信する。
【0046】中継制御部112の上り中継スロット制御
部112aは、受信スロットデータ解析部111bより
送られてくる受信スロットデータ情報と受信スロット位
置情報とに基づいて、そのスロットをどこのスロットタ
イミングで上り中継するか決定し、その間、データが遅
延するするときには中継データ格納部112cにデータ
を格納し中継するスロットタイミングがくればそれを読
み出して送信データスロット生成部111cに送る。
【0047】下り中継スロット制御部112bは、上り
中継スロット制御部112aと同様な制御を行う。ま
た、中継データ格納部112cは、上り中継スロット制
御部112a、下り中継スロット制御部112bで一時
的にデータを格納するために使用される。
【0048】前述した制御部11は、一般に、システム
LSI及びCPU、メモリー等で実現することができ
る。
【0049】次に、前述した構成を持つ制御部11がど
のように関わって、図2により説明したスロットタイミ
ングで無線中継が行われるかについて説明する。
【0050】まず、下り中継について説明する。
【0051】いま、図2に示すように、無線基地局2か
ら送信スロットTX3でデータが送信されたとする。こ
のとき、無線中継装置3は、スロットタイミング同期部
111aが無線部100等を制御し無線中継装置3の受
信スロットRX1のタイミングで同期を取り、そのデー
タを受信スロットデータに変換して、受信スロットデー
タ解析部111bに送り、スロットデータの解析を行わ
せる。受信スロットデータ解析部111bは、解析の結
果、そのスロットが無線基地局2から送信スロットTX
3で送信されたデータであることを判別すると、その情
報(受信スロットデータ及びスロット位置情報)を下り
中継スロット制御部112bに送る。
【0052】下り中継スロット制御部112bは、解析
された情報に基づいて、そのデータを、図2の区間の
送信スロットTX3で無線端末4′に送信することを決
定する。決定後、下り中継スロット制御部112bは、
決定されたスロットタイミングまでデータを中継データ
格納部112cに格納し、決定されたスロットタイミン
グになったとき、送信データスロッ生成部111cにデ
ータを送る。
【0053】送信データスロット生成部111cは、送
られてきたデータをRCRSTD−28標準規格に合う
ようデータフォーマットを作成し無線部10を使用し
て、下り中継スロット制御部112bで決定したタイミ
ング(区間の送信スロットTX3)で無線端末4′に
送信する。
【0054】次に、中継について説明する。
【0055】いま、図2に示すように、区間におい
て、無線端末4′から送信スロットTX3でデータが送
信されたとする。このとき、無線中継装置3は、スロッ
トタイミング同期部111aが無線部10などを制御し
無線中継装置3の受信スロットRX3のタイミングで同
期を取ってデータを受信する。そのデータは、受信スロ
ットデータに変換され受信スロットデータ解析部111
bに送られ、スロットデータの解析が行われる。受信ス
ロットデータ解析部111bは、解析の結果、そのスロ
ットが無線端末4′から送信スロットTX3で送信され
たデータであることを判別し、その情報(受信スロット
データ及びスロット位置情報)を上り中継スロット制御
部112aに送る。
【0056】上り中継スロット制御部112aは、解析
された情報に基づいて図2に示す区間の送信スロット
TX1で無線基地局2にそのデータを送信することを決
定する。決定後、上り中継スロット制御部112aは、
決定されたスロットタイミングまでデータを中継データ
格納部112cに格納し、決定されたスロットタイミン
グになったとき、送信データスロット生成部111cに
そのデータを送る送信データスロット生成部111c
は、上り中継スロット制御部112aで決定したタイミ
ング(区間の送信スロットTX1)に基づいて上り中
継スロット制御部112aより送られてきた送信データ
をRCRSTD−28標準規格に合うようデータフォー
マットに変換し、無線部10を使用して無線基地局2に
送信する。
【0057】前述したように本発明の実施形態によれ
ば、無線中継装置3に、第1局発PLLシンセサイザを
2台実装し、それぞれ奇数スロット、偶数スロットを選
択することができるようにしているので、2台の無線端
末を同時に中継することができる。
【0058】また、本発明の実施形態によれば、無線中
継装置が2つのスロットを使用して同時に2台の無線端
末の中継を行っているとき、無線基地局と他の無線端末
との間で通信が行われた場合にも、無線中継装置3は、
無線基地局からの送信による妨害を受けることがない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、公
衆PHSサービスにおいて、無線中継装置が無線回線を
中継しても無線回線の劣化なく現行のサービスを提供す
ることができ、これにより、室内、室外を問わず自由に
無線中継装置を設置することができる。また、本発明に
よれば、無線中継を同時に2台の無線端末に対して行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による無線中継装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による無線中継の方法を説
明する図である。
【図3】図1に示す無線中継装置の制御部の詳細を示す
ブロック図である。
【図4】従来技術及び本発明が適用されるコードレス電
話システムの構成を示すブロック図である。
【図5】従来技術による無線中継装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来技術による無線中継の方法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 公衆網 2 無線基地局 3 無線中継装置 4、4’ 無線端末 5 固定電話機 6 携帯電話システム 9 アンテナ 10 無線部 11 制御部 12 電源部 101 高周波スイッチ 102 送信機 103 受信機 104 変調器・復調器 105、106 第1局発用PLLシンセサイザ 111 TDMA/TDDスロット制御部 112 中継制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA02 BB04 CC02 DD04 LL02 LL11 5K067 AA03 AA22 BB04 BB08 CC04 DD11 DD51 EE02 EE06 EE10 EE72 5K072 AA29 BB13 BB25 BB27 CC03 CC15 CC26 CC32 DD11 DD16 EE23 EE32 GG14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDMA/TDD方式の無線システムの
    無線基地局と無線端末との間に備えられ無線回線の中継
    を行う無線中継装置において、前記中継装置は、複数の
    スロットによる送信区間と複数のスロットによる受信区
    間とを繰り返すことにより通信を行う無線基地局の送信
    区間及び受信区間に対して、自無線中継装置の送信区間
    の一部が無線基地局の送信区間に一致するように、自無
    線中継装置の送信区間及び受信区間が、無線基地局の送
    信区間及び受信区間に対して時間位置がずらされている
    ことを特徴とする無線中継装置。
  2. 【請求項2】 前記送信区間及び受信区間のそれぞれ
    は、4つのスロットにより構成され、前記無線中継装置
    の送信区間及び受信区間の、無線基地局の送信区間及び
    受信区間に対する時間位置のずれは、2スロット分であ
    ることを特徴とする請求項1記載の無線中継装置。
  3. 【請求項3】 前記無線中継装置は、送信機及び受信機
    に対する第1局発PLLシンセサイザを、偶数スロット
    用、奇数スロット用に2つ備え、同時に2回線の中継が
    可能であることを特徴とする請求項2記載の無線中継装
    置。
  4. 【請求項4】 TDMA/TDD方式の無線システムの
    無線基地局と無線端末との間に備えられ無線回線の中継
    を行う無線中継方法において、複数のスロットによる送
    信区間と複数のスロットによる受信区間とを繰り返すこ
    とにより通信を行う無線基地局の送信区間及び受信区間
    に対して、無線中継装置の送信区間の一部が無線基地局
    の送信区間に一致するように、前記無線中継装置の送信
    区間及び受信区間が、無線基地局の送信区間及び受信区
    間に対して時間位置がずらされていることを特徴とする
    無線中継方法。
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