JP3650234B2 - 投票券発行装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は投票券発行装置に関する。例えば、競輪,競馬等においては、投票カードから投票券を発行し、当たり投票券を入力してかけ金額を払い戻す所謂トータリゼータシステムが採用されている。このようなシステムでは、取り扱う投票カードの数が膨大なものとなるので、投票カードの記入の簡略化と、投票カードのかけ金の演算処理を効率よく行なうことが必要となる。
【0002】
【従来の技術】
例えば、競馬の場合には、図7に示すような投票カードが用いられる。図において、1はベットと呼ばれるもので、図ではベット数が3の場合を示しているが、これに限るものではない。各ベットにおいて、2は枠番指定領域、3は金額指定領域である。枠番指定領域2には、1から8までの8個の枠番が設けられている。この枠番も8個に限るものではない。
【0003】
枠番指定領域では、希望の枠数を2個だけ塗りつぶす(マークする)ことにより、2個の枠を指定する。例えば、最上段のベットでは、数字の“1”と“2”が塗りつぶされ、枠番1−2と指定されている。一方、金額指定領域3では、数字の“3”が塗りつぶされ、次に“千円”の部分が塗りつぶされているので、かけ金額は3×千円の3千円ということになる。
【0004】
同様にして、上から2番目のベットでは、枠番が1−3で、かけ金額は4万円である。最終段のベットでは、枠番が1−4で、かけ金額は2千円である。
ここで、競馬の投票のやりかたについて説明する。図8は枠番と馬番との関係を示す図である。4は枠番であり、枠番は図7に示したように例えば1枠から8枠まで設けられている。そして、5は各馬毎に割り付けられた馬番であり、各枠内には馬番5が2個乃至は3個割り当てられている。例えば、3枠には馬番5と6が割り付けられ、8枠には馬番16,17,18が割り当てられている。
【0005】
単勝とは1着になる馬番を当てるものであり、複勝とは指定された1頭の馬が3着までに入れば当たりとするものである。連勝とは、指定された2個の枠番号が1着,2着で当たりとなるものであり、複式とは指定された2枠のうちどちらの枠に1着と2着の馬がいても当たりとするものである。馬連は、馬2頭の馬番を指定し、指定した馬が1着と2着になれば当たりとするものである。
【0006】
例えば、連勝複式で2−3枠を指定した場合、指定された2枠の馬番3,4と3枠の馬番5,6の馬がそれぞれ1着と2着になると当たりとなる。1着となる馬の馬番は2枠又は3枠の何れの馬でもよい。1着と2着の馬が同一枠、例えば1枠に集中した場合、つまり、馬番1の馬が1着になり、馬番2の馬が2着になることをゾロ目と呼び、別途ゾロ目購入であることを指定しなくては当たりとならない。
【0007】
従来、競馬・競輪等の投票券の簡易購入方法として、ながし・ボックス投票という購入方法がある。“ながし”とは、連勝式の投票において、1つの番号(例えば競馬の場合には枠番又は馬番)を軸として固定して、他方を複数指定して投票するものである。しかしながら、ながし投票の場合は前述の組み合わせについて同一の金額でしか購入することができない。
【0008】
例えば、枠番1を軸として、枠番2,3,4を指定したとき、1−2,1−3,1−4の組み合わせができる。
また、“ボックス”とは、連勝式の投票において、組み合わせに使用する番号(例えば競馬の場合には枠番又は馬番)を複数指定して投票するものである。しかしながら、ボックス投票の場合も、前述の複数の番号の組み合わせについて同一の金額でしか購入することができない。
【0009】
例えば、枠番を1,2,3と指定すると、連勝の組み合わせは、1−2枠,2−3枠,3−1枠の3種類の組み合わせができる。この組み合わせについて全て同一の金額で購入するものである。以上、説明したどちらも重複して指定する部分をまとめることで購入を簡易化している。
【0010】
一方、お客の購入方法として“出目”というものがある。これは1日のレースで決まる番号の出方が偏る場合があり、数レース終了時点で偏りを確認した場合、それ以降のレースをその番号でずっと購入する方法である。この方法では、オッズ等を無視して購入するため、思わぬ高配当を得ることができる。
【0011】
図9は従来の投票券発行動作を示すフローチャートである。ここでは、馬券発行の場合について示し、投票カードから各種情報を読み込む場合を示す。先ず、競馬が開催されるレース場名を読み込む(S1)。次に、第何レースを示すレース名を読み込む(S2)。次に、単勝か複式か連勝かの式別を読み込む(S3)。
【0012】
次に枠番を読み込む(S4)。枠番を読み込んだら、当該枠番に対するかけ金額を読み込む(S5)。金額の読み込みが終了したら、希望ベット数の処理が終了したかどうか確認する(S6)。終了していない場合には、ステップS4に戻り、次の枠番と金額を読み込む。終了した場合には、読み込まれた情報に従って、投票券(馬券)を発行する(S7)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の投票システムでは、“出目”投票に対して、ながし・ボックス投票のような簡易購入方法が存在せず、“出目”投票したい場合には、図9に示すように1種類ずつ個別に購入するしかなく、何度も同じ情報を投票カードから読み込ませなければならないという不便さがあった。例えば、複数レース同じものを発券しようとすると、レース分だけ図9に示す作業が必要であった。
【0014】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がない投票カードを用いて、同じ枠番、金額等をレース分だけ入力する必要がない投票券発行装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
図1は投票カードの原理図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1はベット、2は枠番指定領域、3は金額指定領域、4は式別指定領域、5は場名指定領域である。金額指定領域3は、金額欄と単位欄より構成されており、金額欄は“10”,“5”,“2”,“1”よりなり、単位欄は“万”,“千”,“百”よりなる。10は新たに設けられたレース番号指定領域である。該レース番号指定領域10には、各レース番号と、全レースを示す記入欄がある。
【0016】
お客は、必要なレース番号を黒く塗りつぶす。全レースを購入する場合には、“全レース”の欄を黒く塗りつぶせばよい。そして、各ベットには投票する枠番号と金額を記入する。図では、各レース毎に3種類のベットが記入できるようになっているが、これに限るものではない。
【0017】
このような投票カードを用いると、ながしレース番号記入領域に記入された全てのレースについて、ベット部で記入された枠番と金額で投票したものとされる。
【0018】
この投票カードの構成によれば、必要なレース番号毎にいちいち記入することが不要となり、即ち、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がなくなり、簡易な記入方法を実現することができる。そして、前述の“出目”投票が容易に行なえることとなる。
【0019】
図2は発明の原理ブロック図で、投票券発行装置を示している。図において、11は図1に示す投票カード、12は投票カード11を入力して情報を読み取る投票カード読取部、14は投票カードに記録される情報と同じ情報をデータとして入力するデータ入力部である。なお、投票カード読取部12とデータ入力部14は同じ機能を持つものであり、これらの内、少なくとも1つが備わっておればよい。但し、投票カード11から読み込みを行なう場合には、投票カード読取部12が必須となる。
【0020】
20は前記投票カード読取部12の読み取り結果又はデータ入力部14の入力結果に基づき、ながしレース番号と枠番とかけ金を基に投票金額を演算する演算処理部、30は該演算処理部20の出力を受けて投票券を発行する発券部、13は投票券(競馬の場合には馬券)である。
【0021】
演算処理部20は、ホストコンピュータ(集計装置)と接続され、読み込んだ投票カード情報をホストコンピュータに通知するようになっている。
この発明の構成によれば、前記演算処理部20は投票カード11にマークされているながしレース番号と枠番とかけ金を基に投票金額をレース番号分演算するので、同じ枠番、金額等を指定したレース分だけ入力する必要がなくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図3は投票カードの一実施の形態例を示す図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。6はカードの種類を識別するためのカード識別部である。該カード識別部6には、例えばバーコードが付されており、通常の投票カードとながし投票カードとを識別するためのものである。
【0023】
この実施の形態例は、連勝式が指定され、レース場としては新潟が指定されている。そして、ながしレース番号として4,5,6,7レースが指定されている。第1ベット目は1−2枠が指定され、かけ金は5千円である。第2ベット目は1−3枠が指定され、かけ金は2千円である。第3ベット目は空きである。
【0024】
つまり、この投票カードの場合、お客はレースを観戦していて、1枠に勝馬が多いことに着目して、第4レース目から1枠を軸として1−2枠と1−3枠を指定し、第7レースまで同じ条件で投票したものである。即ち、第4レースから第7レースまで、1−2枠で5千円、1−3枠で2千円を投票している。
【0025】
この実施の形態例によれば、必要なレース番号毎にいちいち記入することが不要となり、即ち、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がなくなり、簡易な記入方法を実現することができる。そして、前述の“出目”投票が容易に行なえることとなる。
【0026】
図4は発明の一実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、11は本発明で用いる投票カードで、出目投票ができるためのレース番号指定領域10が設けられているものである(図1参照)。12は投票カード11に記録されている情報を読み取る投票カード読取部、14は投票カード11に記録される情報と同じ情報を入力するデータ入力部としてのキーボードである。
【0027】
20は投票カード読取部12の読み取り結果又はキーボード14の入力結果に基づき、ながしレース番号と枠番とかけ金を基に投票金額を演算する演算処理部で、MPU21と、ROM22と、RAM23より構成されている。ROM22には処理シーケンスがプログラムとして書き込まれ、RAM23にはデータの一時記憶が行われる。MPU22は、各種の演算制御処理を行なう。
【0028】
26は集計装置(ホストコンピュータ)とデータのやりとりを行なう通信部である。50は集計装置である。24は各構成要素間を接続するバスである。
25はバス24と接続され、各種情報を表示する表示部、27はバス24と接続され、お金を受け取り、受け取ったお金の合計を計算してMPU21に与える入金部である。
【0029】
30は演算処理部部20から出力されるデータを基に投票券を発行する発券部である。該発券部30は、投票券に所定の情報を印刷する印刷部31と、投票券の裏面に形成された磁気記憶領域に表面と同じ情報を書き込む磁気書込部32から構成されている。13は発券部30から発行される投票券である。該投票券13としては、競馬の場合には馬券である。
【0030】
そして、投票カード読取部12と、キーボード14と、演算処理部20と、表示部25と、通信部26と、入金部27と、発券部30とで投票券発行装置40を構成している。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0031】
図5のフローチャートを参照しつつ説明する。先ず、お客が自己の希望する枠番とかけ金とレース番号を投票カード11に記入(マーク)することが前提となる。お客は、記入した投票カード11を投票券発行装置40に入力する(S1)。投票カード読取部12は、投票カード11のカード識別部6(図3参照)にマークされている情報を読み取って、入力されたカードが通常の投票カードであるか、レースながし投票カードであるかをチェックする(S2)。
【0032】
ステップS2において、入力されたカードが通常の投票カードであった場合は、図9に示した従来の投票情報読み取り処理となる。即ち、先ず、競馬が開催されるレース場名をカードより読み込み(S3)、次に、レース番号を読み込む(S4)。次に、単勝か複式か連勝かの式別をカードより読み込む(S5)。
【0033】
次に、投票カード読取部12は、投票ベットを読み込む(S6)。読み込まれる投票ベットの情報は、枠番と金額である。投票カード読取部12は、上述のシーケンスにより読み取った全ての情報をMPU21に通知し、該MPU21は、読み取られた情報をRAM23に記憶する。
【0034】
以下、MPU21は、RAM23に記憶されている各種情報(ベット毎の枠番とかけ金額)を読み出して処理を行なう。例えば、2つのベットに枠番とかけ金額が記入されていたら、金額の合計を演算する。そして、表示部25に例えば「5千円入金して下さい。」というメッセージを表示させる。
【0035】
ここで、お客が入金部27から5千円を入金すると、MPU21はお金が入金されたことを確認する。確認すると、MPU21は、通信部26から集計装置50に当該投票カードの通番と、枠番と、かけ金額と、合計金額を通知し、集計装置50はこれらの情報を記憶する。
【0036】
同時に、MPU21は発券部30に読み込んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券13の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。また、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同じ情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面には磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に上記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷と書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を発行する(S7)。
【0037】
次に、ステップS2において、入力された投票カードがレース流し投票カードであった場合、投票カード読取部12は先ず投票カードから競馬が開催されるレース場名を領域5より読み込む(S8)。次に、レース番号指定領域10(図3参照)からマークが付されている全てのレース番号を読み込む(S9)。例えば、投票カード11が図3に示すものと同じであった場合、レース番号4,5,6,7を読み込む。
【0038】
次に、単勝か複式か連勝かの式別を領域4より読み込む(S10)。次に、投票カード読取部12は、投票ベットを読み込む(S11)。読み込まれる投票ベットの情報は、枠番と金額である。投票カード読取部12は、上述のシーケンスにより読み取った全ての情報をMPU21に通知し、該MPU21は、読み取られた情報をRAM23に記憶する。
【0039】
以下、MPU21は、RAM23に記憶されている各種情報(ベット毎の枠番とかけ金額とレース番号)を読み出して処理を行なう。例えば、2つのベットに枠番とかけ金額が記入されていたら、金額の合計を演算する。
【0040】
例えば、ベットのマークが第2ベットまでで、その枠番とかけ金額が図3に示すものと同じであった場合、1レース毎のかけ金額は5千円+2千円の7千円である。レース数は第4レース〜第7レースまでの4レースであるから、合計金額は7千円×4=2万8千円となる。そこで、MPU21は、表示部25に「2万8千円入金して下さい。」というメッセージを表示させる。
【0041】
ここで、お客が入金部27から2万8千円を入金すると、MPU21はお金が入金されたことを確認する。確認すると、MPU21は、通信部26から集計装置50に当該投票カードの通番と、レース毎に枠番と、かけ金額と、合計金額を通知し、集計装置50はこれらの情報を記憶する。
【0042】
なお、入金部27は、釣銭の払い戻し機構も兼ね備えている。そこで、上述のお金の入金時に、お客が3万円入金した場合には、MPU21は入金部27から入金された金額の通知を受けると、釣銭額を計算し、入金部27から釣銭2千円を戻す。
【0043】
同時に、MPU21は発券部30に読み込んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券13の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。また、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同じ情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面には磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に上記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷と書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を発行する(S12)。以上のシーケンスのうち、ステップS3〜S7は従来の投票券発行動作と同じであり、ステップS8〜S12が本発明に係る投票券発行動作である。
【0044】
図6はこのようにして発行された投票券の一実施の形態例を示す図である。レース場が“東京”で、かけたレース番号が1R〜10Rまでの10レース、式別が“連勝複式”で、2−8枠に1000円、8−8枠に1000円かけた例を示している。この場合に、お客が支払うかけ金額は、2千円×10の2万円となる。
【0045】
なお、お客は、当たり馬券となった場合には、その投票券13を現金払い戻し機(例えば図4の投票券発行装置に兼ねさせることもできる)に当該投票券13を挿入し、内部の読取部は、磁気ストライプに記録されている通番と、レース番号と、枠番と、かけ金を読み出し、集計装置50に通知する。該集計装置50は、入力されたデータから当該馬券が当たり馬券であることを確認すると、お客が申し込んだ金額にオッズを乗算した金額を計算し、その合計額を現金払い戻し機からお客に払い戻す。
【0046】
上述の実施の形態例では、投票情報を投票カードから読み取る場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限るものではなく、図5に示す各種情報の入力をデータ入力部(キーボード)14から行なうこともできる。この場合には、表示部25に表示される案内に従って、所定のデータを入力する。例えば、希望レース数を入力する場合には、表示部25に「希望レース番号を入力して下さい。」というメッセージが表示され、オペレータはキーボード14から希望するレース数を例えば「4,5,6,7」と入力する。キーボード14から入力された各種データは、MPU21に通知され、RAM23に記憶されることになる。以下、同様である。
【0047】
前述の実施の形態例によれば、ベット数3の場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、任意の数のベット数について本発明を適用することができる。
【0048】
また、上述の実施の形態例では、投票カードのレース番号指定領域をカードの上端に設けた場合を例にとったが、本発明はこれに限るものではなく、任意の位置に設けることができる。
【0049】
また、上述の実施の形態例では、競馬投票システムについて枠番指定を行なう場合を例にとって説明したが、その他の競輪,競艇等にも適用することができる。例えば、希望投票情報として投票する式別の中には、競馬の場合には馬番,単勝,複勝,複式,単式、競輪、オートレースの場合には車番、競艇の場合には舟番があり、これらの希望投票情報を用いて本発明を実現することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、
発明によれば、希望投票情報とかけ金額とをマークする投票カードにおいて、同一の購入条件を複数のレースにわたって指定できるレース番号指定領域を設けることにより、必要なレース番号毎にいちいち記入することが不要となり、即ち、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がなくなり、簡易な記入方法を実現することができる。そして、前述の“出目”投票が容易に行なえることとなる。
【0051】
また、本発明によれば、投票カードを入力して情報を読み取る投票カード読取部と投票カードに記録される情報と同じ情報をデータとして入力するデータ入力部の少なくとも1つを具備し、該投票カード読取部の読み取り結果又はデータ入力部の入力結果に基づき、指定されたレース番号と希望投票情報とかけ金を基に投票金額を演算する演算処理部と、該演算処理部の出力を受けて投票券を発行する発券部とにより構成されることにより、前記演算処理部は投票カードにマークされているながしレース番号と枠番とかけ金を基に投票金額をレース番号分演算するので、同じ枠番、金額等を指定したレース分だけ入力する必要がなくなる。
【0052】
このように、本発明によれば、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がない投票カードを用いて同じ枠番、金額等をレース分だけ入力する必要がない投票券発行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 投票カードの原理図である。
【図2】 発明の原理ブロック図である。
【図3】 投票カードの一実施の形態例を示すブロック図である。
【図4】 発明の一実施の形態例を示すブロック図である。
【図5】 本発明の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】 投票券の一実施の形態例を示す図である。
【図7】 従来の投票カードの一例を示す図である。
【図8】 枠番と馬番との関係を示す図である。
【図9】 従来の投票券発行動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 投票カード
12 投票カード読取部
13 投票券
14 データ入力部
20 演算処理部
30 発券部

Claims (1)

  1. 希望投票情報とかけ金による同一の購入条件を複数のレースにわたって指定できるレース番号指定領域を設けた投票カードと、
    該投票カードを入力して情報を読み取る投票カード読取部と、投票カードに記録される情報と同じ情報データとして入力するデータ入力部の少なくとも1つを具備し、
    前記投票カード読取部の読み取り結果又はデータ入力部の入力結果に基づき、指定されたレース番号と希望投票情報とかけ金を基に投票金額を演算する演算処理部と、
    該演算処理部の出力を受けて投票券を発行する発券部と、
    により構成されてなる投票券発行装置。
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