JPH10124726A - 投票カード及び投票券発行装置 - Google Patents

投票カード及び投票券発行装置

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JPH10124726A
JPH10124726A JP28387996A JP28387996A JPH10124726A JP H10124726 A JPH10124726 A JP H10124726A JP 28387996 A JP28387996 A JP 28387996A JP 28387996 A JP28387996 A JP 28387996A JP H10124726 A JPH10124726 A JP H10124726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は投票カード及び投票券発行装置に関
し、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がな
い投票カード、及び同じ枠番、金額等をレース分だけ入
力する必要がない投票券発行装置を提供することを目的
としている。 【解決手段】 投票カードを入力して情報を読み取る投
票カード読取部と投票カードに記録される情報と同じ情
報をデータとして入力するデータ入力部の少なくとも1
つを具備し、該投票カード読取部の読み取り結果又はデ
ータ入力部の入力結果に基づき、指定されたレース番号
と希望投票情報とかけ金を基に投票金額を演算する演算
処理部と、該演算処理部の出力を受けて投票券を発行す
る発券部とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投票カード及び投票
券発行装置に関する。例えば、競輪,競馬等において
は、投票カードから投票券を発行し、当たり投票券を入
力してかけ金額を払い戻す所謂トータリゼータシステム
が採用されている。このようなシステムでは、取り扱う
投票カードの数が膨大なものとなるので、投票カードの
記入の簡略化と、該投票カードのかけ金の演算処理を効
率よく行なうことが必要となる。
【0002】
【従来の技術】例えば、競馬の場合には、図7に示すよ
うな投票カードが用いられる。図において、1はベット
と呼ばれるもので、図ではベット数が3の場合を示して
いるが、これに限るものではない。各ベットにおいて、
2は枠番指定領域、3は金額指定領域である。枠番指定
領域2には、1から8までの8個の枠番が設けられてい
る。この枠番も8個に限るものではない。
【0003】枠番指定領域では、希望の枠数を2個だけ
塗りつぶす(マークする)ことにより、2個の枠を指定
する。例えば、最上段のベットでは、数字の“1”と
“2”が塗りつぶされ、枠番1−2と指定されている。
一方、金額指定領域3では、数字の“3”が塗りつぶさ
れ、次に“千円”の部分が塗りつぶされているので、か
け金額は3×千円の3千円ということになる。
【0004】同様にして、上から2番目のベットでは、
枠番が1−3で、かけ金額は4万円である。最終段のベ
ットでは、枠番が1−4で、かけ金額は2千円である。
ここで、競馬の投票のやりかたについて説明する。図8
は枠番と馬番との関係を示す図である。4は枠番であ
り、枠番は図7に示したように例えば1枠から8枠まで
設けられている。そして、5は各馬毎に割り付けられた
馬番であり、各枠内には馬番5が2個乃至は3個割り当
てられている。例えば、3枠には馬番5と6が割り付け
られ、8枠には馬番16,17,18が割り当てられて
いる。
【0005】単勝とは1着になる馬番を当てるものであ
り、複勝とは指定された1頭の馬が3着までに入れば当
たりとするものである。連勝とは、指定された2個の枠
番号が1着,2着で当たりとなるものであり、複式とは
指定された2枠のうちどちらの枠に1着と2着の馬がい
ても当たりとするものである。馬連は、馬2頭の馬番を
指定し、指定した馬が1着と2着になれば当たりとする
ものである。
【0006】例えば、連勝複式で2−3枠を指定した場
合、指定された2枠の馬番3,4と3枠の馬番5,6の
馬がそれぞれ1着と2着になると当たりとなる。1着と
なる馬の馬番は2枠又は3枠の何れの馬でもよい。1着
と2着の馬が同一枠、例えば1枠に集中した場合、つま
り、馬番1の馬が1着になり、馬番2の馬が2着になる
ことをゾロ目と呼び、別途ゾロ目購入であることを指定
しなくては当たりとならない。
【0007】従来、競馬・競輪等の投票券の簡易購入方
法として、ながし・ボックス投票という購入方法があ
る。“ながし”とは、連勝式の投票において、1つの番
号(例えば競馬の場合には枠番又は馬番)を軸として固
定して、他方を複数指定して投票するものである。しか
しながら、ながし投票の場合は前述の組み合わせについ
て同一の金額でしか購入することができない。
【0008】例えば、枠番1を軸として、枠番2,3,
4を指定したとき、1−2,1−3,1−4の組み合わ
せができる。また、“ボックス”とは、連勝式の投票に
おいて、組み合わせに使用する番号(例えば競馬の場合
には枠番又は馬番)を複数指定して投票するものであ
る。しかしながら、ボックス投票の場合も、前述の複数
の番号の組み合わせについて同一の金額でしか購入する
ことができない。
【0009】例えば、枠番を1,2,3と指定すると、
連勝の組み合わせは、1−2枠,2−3枠,3−1枠の
3種類の組み合わせができる。この組み合わせについて
全て同一の金額で購入するものである。以上、説明した
どちらも重複して指定する部分をまとめることで購入を
簡易化している。
【0010】一方、お客の購入方法として“出目”とい
うものがある。これは1日のレースで決まる番号の出方
が偏る場合があり、数レース終了時点で偏りを確認した
場合、それ以降のレースをその番号でずっと購入する方
法である。この方法では、オッズ等を無視して購入する
ため、思わぬ高配当を得ることができる。
【0011】図9は従来の投票券発行動作を示すフロー
チャートである。ここでは、馬券発行の場合について示
し、投票カードから各種情報を読み込む場合を示す。先
ず、競馬が開催されるレース場名を読み込む(S1)。
次に、第何レースを示すレース名を読み込む(S2)。
次に、単勝か複式か連勝かの式別を読み込む(S3)。
【0012】次に枠番を読み込む(S4)。枠番を読み
込んだら、当該枠番に対するかけ金額を読み込む(S
5)。金額の読み込みが終了したら、希望ベット数の処
理が終了したかどうか確認する(S6)。終了していな
い場合には、ステップS4に戻り、次の枠番と金額を読
み込む。終了した場合には、読み込まれた情報に従っ
て、投票券(馬券)を発行する(S7)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の投票シ
ステムでは、“出目”投票に対して、ながし・ボックス
投票のような簡易購入方法が存在せず、“出目”投票し
たい場合には、図9に示すように1種類ずつ個別に購入
するしかなく、何度も同じ情報を投票カードから読み込
ませなければならないという不便さがあった。例えば、
複数レース同じものを発券しようとすると、レース分だ
け図9に示す作業が必要であった。
【0014】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、同じ枠番、金額等をレース分だけ記入す
る必要がない投票カード、及び同じ枠番、金額等をレー
ス分だけ入力する必要がない投票券発行装置を提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図において、1はベット、2は枠番指定領域、3は
金額指定領域、4は式別指定領域、5は場名指定領域で
ある。金額指定領域3は、金額欄と単位欄より構成され
ており、金額欄は“10”,“5”,“2”,“1”よ
りなり、単位欄は“万”,“千”,“百”よりなる。1
0は新たに設けられたレース番号指定領域である。該レ
ース番号指定領域10には、各レース番号と、全レース
を示す記入欄がある。
【0016】お客は、必要なレース番号を黒く塗りつぶ
す。全レースを購入する場合には、“全レース”の欄を
黒く塗りつぶせばよい。そして、各ベットには投票する
枠番号と金額を記入する。図では、各レース毎に3種類
のベットが記入できるようになっているが、これに限る
ものではない。
【0017】このような投票カードを用いると、ながし
レース番号記入領域に記入された全てのレースについ
て、ベット部で記入された枠番と金額で投票したものと
される。
【0018】この発明の構成によれば、必要なレース番
号毎にいちいち記入することが不要となり、即ち、同じ
枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がなくなり、
簡易な記入方法を実現することができる。そして、前述
の“出目”投票が容易に行なえることとなる。
【0019】図2は第2の発明の原理ブロック図で、投
票券発行装置を示している。図において、11は図1に
示す投票カード、12は投票カード11を入力して情報
を読み取る投票カード読取部、14は投票カードに記録
される情報と同じ情報をデータとして入力するデータ入
力部である。なお、投票カード読取部12とデータ入力
部14は同じ機能を持つものであり、これらの内、少な
くとも1つが備わっておればよい。但し、投票カード1
1から読み込みを行なう場合には、投票カード読取部1
2が必須となる。
【0020】20は前記投票カード読取部12の読み取
り結果又はデータ入力部14の入力結果に基づき、なが
しレース番号と枠番とかけ金を基に投票金額を演算する
演算処理部、30は該演算処理部20の出力を受けて投
票券を発行する発券部、13は投票券(競馬の場合には
馬券)である。
【0021】演算処理部20は、ホストコンピュータ
(集計装置)と接続され、読み込んだ投票カード情報を
ホストコンピュータに通知するようになっている。この
発明の構成によれば、前記演算処理部20は投票カード
11にマークされているながしレース番号と枠番とかけ
金を基に投票金額をレース番号分演算するので、同じ枠
番、金額等を指定したレース分だけ入力する必要がなく
なる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図3は第1の発明の一実
施の形態例を示す図である。図1と同一のものは、同一
の符号を付して示す。6はカードの種類を識別するため
のカード識別部である。該カード識別部6には、例えば
バーコードが付されており、通常の投票カードとながし
投票カードとを識別するためのものである。
【0023】この実施の形態例は、連勝式が指定され、
レース場としては新潟が指定されている。そして、なが
しレース番号として4,5,6,7レースが指定されて
いる。第1ベット目は1−2枠が指定され、かけ金は5
千円である。第2ベット目は1−3枠が指定され、かけ
金は2千円である。第3ベット目は空きである。
【0024】つまり、この投票カードの場合、お客はレ
ースを観戦していて、1枠に勝馬が多いことに着目し
て、第4レース目から1枠を軸として1−2枠と1−3
枠を指定し、第7レースまで同じ条件で投票したもので
ある。即ち、第4レースから第7レースまで、1−2枠
で5千円、1−3枠で2千円を投票している。
【0025】この実施の形態例によれば、必要なレース
番号毎にいちいち記入することが不要となり、即ち、同
じ枠番、金額等をレース分だけ記入する必要がなくな
り、簡易な記入方法を実現することができる。そして、
前述の“出目”投票が容易に行なえることとなる。
【0026】図4は第2の発明の一実施の形態例を示す
ブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、11は本発明に係る投票カー
ドで、出目投票ができるためのレース番号指定領域10
が設けられているものである(図1参照)。12は投票
カード11に記録されている情報を読み取る投票カード
読取部、14は投票カード11に記録される情報と同じ
情報を入力するデータ入力部としてのキーボードであ
る。
【0027】20は投票カード読取部12の読み取り結
果又はキーボード14の入力結果に基づき、ながしレー
ス番号と枠番とかけ金を基に投票金額を演算する演算処
理部で、MPU21と、ROM22と、RAM23より
構成されている。ROM22には処理シーケンスがプロ
グラムとして書き込まれ、RAM23にはデータの一時
記憶が行われる。MPU22は、各種の演算制御処理を
行なう。
【0028】26は集計装置(ホストコンピュータ)と
データのやりとりを行なう通信部である。50は集計装
置である。24は各構成要素間を接続するバスである。
25はバス24と接続され、各種情報を表示する表示
部、27はバス24と接続され、お金を受け取り、受け
取ったお金の合計を計算してMPU21に与える入金部
である。
【0029】30は演算処理部部20から出力されるデ
ータを基に投票券を発行する発券部である。該発券部3
0は、投票券に所定の情報を印刷する印刷部31と、投
票券の裏面に形成された磁気記憶領域に表面と同じ情報
を書き込む磁気書込部32から構成されている。13は
発券部30から発行される投票券である。該投票券13
としては、競馬の場合には馬券である。
【0030】そして、投票カード読取部12と、キーボ
ード14と、演算処理部20と、表示部25と、通信部
26と、入金部27と、発券部30とで投票券発行装置
40を構成している。このように構成された装置の動作
を説明すれば、以下の通りである。
【0031】図5のフローチャートを参照しつつ説明す
る。先ず、お客が自己の希望する枠番とかけ金とレース
番号を投票カード11に記入(マーク)することが前提
となる。お客は、記入した投票カード11を投票券発行
装置40に入力する(S1)。投票カード読取部12
は、投票カード11のカード識別部6(図3参照)にマ
ークされている情報を読み取って、入力されたカードが
通常の投票カードであるか、レースながし投票カードで
あるかをチェックする(S2)。
【0032】ステップS2において、入力されたカード
が通常の投票カードであった場合は、図9に示した従来
の投票情報読み取り処理となる。即ち、先ず、競馬が開
催されるレース場名をカードより読み込み(S3)、次
に、レース番号を読み込む(S4)。次に、単勝か複式
か連勝かの式別をカードより読み込む(S5)。
【0033】次に、投票カード読取部12は、投票ベッ
トを読み込む(S6)。読み込まれる投票ベットの情報
は、枠番と金額である。投票カード読取部12は、上述
のシーケンスにより読み取った全ての情報をMPU21
に通知し、該MPU21は、読み取られた情報をRAM
23に記憶する。
【0034】以下、MPU21は、RAM23に記憶さ
れている各種情報(ベット毎の枠番とかけ金額)を読み
出して処理を行なう。例えば、2つのベットに枠番とか
け金額が記入されていたら、金額の合計を演算する。そ
して、表示部25に例えば「5千円入金して下さい。」
というメッセージを表示させる。
【0035】ここで、お客が入金部27から5千円を入
金すると、MPU21はお金が入金されたことを確認す
る。確認すると、MPU21は、通信部26から集計装
置50に当該投票カードの通番と、枠番と、かけ金額
と、合計金額を通知し、集計装置50はこれらの情報を
記憶する。
【0036】同時に、MPU21は発券部30に読み込
んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券1
3の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。ま
た、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同じ
情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面には
磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に上
記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷と
書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を発
行する(S7)。
【0037】次に、ステップS2において、入力された
投票カードがレース流し投票カードであった場合、投票
カード読取部12は先ず投票カードから競馬が開催され
るレース場名を領域5より読み込む(S8)。次に、レ
ース番号指定領域10(図3参照)からマークが付され
ている全てのレース番号を読み込む(S9)。例えば、
投票カード11が図3に示すものと同じであった場合、
レース番号4,5,6,7を読み込む。
【0038】次に、単勝か複式か連勝かの式別を領域4
より読み込む(S10)。次に、投票カード読取部12
は、投票ベットを読み込む(S11)。読み込まれる投
票ベットの情報は、枠番と金額である。投票カード読取
部12は、上述のシーケンスにより読み取った全ての情
報をMPU21に通知し、該MPU21は、読み取られ
た情報をRAM23に記憶する。
【0039】以下、MPU21は、RAM23に記憶さ
れている各種情報(ベット毎の枠番とかけ金額とレース
番号)を読み出して処理を行なう。例えば、2つのベッ
トに枠番とかけ金額が記入されていたら、金額の合計を
演算する。
【0040】例えば、ベットのマークが第2ベットまで
で、その枠番とかけ金額が図3に示すものと同じであっ
た場合、1レース毎のかけ金額は5千円+2千円の7千
円である。レース数は第4レース〜第7レースまでの4
レースであるから、合計金額は7千円×4=2万8千円
となる。そこで、MPU21は、表示部25に「2万8
千円入金して下さい。」というメッセージを表示させ
る。
【0041】ここで、お客が入金部27から2万8千円
を入金すると、MPU21はお金が入金されたことを確
認する。確認すると、MPU21は、通信部26から集
計装置50に当該投票カードの通番と、レース毎に枠番
と、かけ金額と、合計金額を通知し、集計装置50はこ
れらの情報を記憶する。
【0042】なお、入金部27は、釣銭の払い戻し機構
も兼ね備えている。そこで、上述のお金の入金時に、お
客が3万円入金した場合には、MPU21は入金部27
から入金された金額の通知を受けると、釣銭額を計算
し、入金部27から釣銭2千円を戻す。
【0043】同時に、MPU21は発券部30に読み込
んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券1
3の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。ま
た、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同じ
情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面には
磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に上
記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷と
書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を発
行する(S12)。以上のシーケンスのうち、ステップ
S3〜S7は従来の投票券発行動作と同じであり、ステ
ップS8〜S12が本発明に係る投票券発行動作であ
る。
【0044】図6はこのようにして発行された投票券の
一実施の形態例を示す図である。レース場が“東京”
で、かけたレース番号が1R〜10Rまでの10レー
ス、式別が“連勝複式”で、2−8枠に1000円、8
−8枠に1000円かけた例を示している。この場合
に、お客が支払うかけ金額は、2千円×10の2万円と
なる。
【0045】なお、お客は、当たり馬券となった場合に
は、その投票券13を現金払い戻し機(例えば図4の投
票券発行装置に兼ねさせることもできる)に当該投票券
13を挿入し、内部の読取部は、磁気ストライプに記録
されている通番と、レース番号と、枠番と、かけ金を読
み出し、集計装置50に通知する。該集計装置50は、
入力されたデータから当該馬券が当たり馬券であること
を確認すると、お客が申し込んだ金額にオッズを乗算し
た金額を計算し、その合計額を現金払い戻し機からお客
に払い戻す。
【0046】上述の実施の形態例では、投票情報を投票
カードから読み取る場合を例にとって説明したが、本発
明はこれに限るものではなく、図5に示す各種情報の入
力をデータ入力部(キーボード)14から行なうことも
できる。この場合には、表示部25に表示される案内に
従って、所定のデータを入力する。例えば、希望レース
数を入力する場合には、表示部25に「希望レース番号
を入力して下さい。」というメッセージが表示され、オ
ペレータはキーボード14から希望するレース数を例え
ば「4,5,6,7」と入力する。キーボード14から
入力された各種データは、MPU21に通知され、RA
M23に記憶されることになる。以下、同様である。
【0047】前述の実施の形態例によれば、ベット数3
の場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
はなく、任意の数のベット数について本発明を適用する
ことができる。
【0048】また、上述の実施の形態例では、投票カー
ドのレース番号指定領域をカードの上端に設けた場合を
例にとったが、本発明はこれに限るものではなく、任意
の位置に設けることができる。
【0049】また、上述の実施の形態例では、競馬投票
システムについて枠番指定を行なう場合を例にとって説
明したが、その他の競輪,競艇等にも適用することがで
きる。例えば、希望投票情報として投票する式別の中に
は、競馬の場合には馬番,単勝,複勝,複式,単式、競
輪、オートレースの場合には車番、競艇の場合には舟番
があり、これらの希望投票情報を用いて本発明を実現す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の発明によれば、希望投票情報とかけ金額とをマー
クする投票カードにおいて、同一の購入条件を複数のレ
ースにわたって指定できるレース番号指定領域を設ける
ことにより、必要なレース番号毎にいちいち記入するこ
とが不要となり、即ち、同じ枠番、金額等をレース分だ
け記入する必要がなくなり、簡易な記入方法を実現する
ことができる。そして、前述の“出目”投票が容易に行
なえることとなる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、投票カード
を入力して情報を読み取る投票カード読取部と投票カー
ドに記録される情報と同じ情報をデータとして入力する
データ入力部の少なくとも1つを具備し、該投票カード
読取部の読み取り結果又はデータ入力部の入力結果に基
づき、指定されたレース番号と希望投票情報とかけ金を
基に投票金額を演算する演算処理部と、該演算処理部の
出力を受けて投票券を発行する発券部とにより構成され
ることにより、前記演算処理部は投票カードにマークさ
れているながしレース番号と枠番とかけ金を基に投票金
額をレース番号分演算するので、同じ枠番、金額等を指
定したレース分だけ入力する必要がなくなる。
【0052】このように、本発明によれば、同じ枠番、
金額等をレース分だけ記入する必要がない投票カード、
及び同じ枠番、金額等をレース分だけ入力する必要がな
い投票券発行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】第1の発明の一実施の形態例を示す図である。
【図4】第2の発明の一実施の形態例を示すブロック図
である。
【図5】本発明の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】投票券の一実施の形態例を示す図である。
【図7】従来の投票カードの一例を示す図である。
【図8】枠番と馬番との関係を示す図である。
【図9】従来の投票券発行動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11 投票カード 12 投票カード読取部 13 投票券 14 データ入力部 20 演算処理部 30 発券部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希望投票情報とかけ金額とをマークする
    投票カードにおいて、同一の購入条件を複数のレースに
    わたって指定できるレース番号指定領域を設けたことを
    特徴とする投票カード。
  2. 【請求項2】 投票カードを入力して情報を読み取る投
    票カード読取部と投票カードに記録される情報と同じ情
    報をデータとして入力するデータ入力部の少なくとも1
    つを具備し、 該投票カード読取部の読み取り結果又はデータ入力部の
    入力結果に基づき、指定されたレース番号と希望投票情
    報とかけ金を基に投票金額を演算する演算処理部と、 該演算処理部の出力を受けて投票券を発行する発券部と
    により構成されてなる投票券発行装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006106932A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Fujitsu Ltd 投票券発行方法および装置

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