JP3160102B2 - 投票券発券機 - Google Patents
投票券発券機Info
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Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
券を発行する投票券発券機に係り,特に,複数投票ベッ
ト分のデータを1枚の投票券に印刷し発行することがで
きるようにした投票券発券機に関する。
は,マークシートやキーボードからの単勝/複勝/枠番
連勝/馬番連勝というような賭式の種類(以下,式別と
いう),競技場名(以下,場名という),レース番号,
枠番・馬番などの組番,投票金額を投票券発券機に入力
することによって,印刷・発行される。
す図である。以下の説明における(a) 〜(i) は,図7に
示す処理(a) 〜(i) に対応する。 (a) 式別,場名,レース番号,最大5組までの組番と投
票金額を,光学式マーク読み取り装置等から入力する。
する。投票データにマーク記入漏れや重複マークなどの
異常があった場合,処理(h) へ移る。 (c) 誤りがない場合,入力した投票データを記憶する。
る。 (e) ホスト計算機からの応答で,発券が可能かどうかを
判定し,発券が不可であれば,処理(h) へ移る。
データを読み出し,所定の券面印刷データ領域に券面印
刷データを展開する。 (g) 投票券を印刷し,発行処理を終了する。
計算機から発券不可の応答があった場合には,投票キャ
ンセルの指示があるかどうかを判定する。投票キャンセ
ルの指示があれば投票券を印刷せずに処理を終了する。
に従って投票データを修正し,処理(b) へ戻って,同様
に処理を繰り返す。 以上のような従来の1回の投票券の発行では,1式別・
1場名・1レース番号に限られ,組番および投票金額の
指定(これをベットという)は,例えば最大5組という
ように限定されていた。
来,1式別・1場名・1レース番号について,5ベット
購入の場合には,図8(A)に示すように投票券が印刷
されていた。また,7ベットというように,標準の最大
投票ベット数(5)より多い投票ベットの場合には,図
8(B)に示すように,同じレースについても5ベット
単位で,と分けて購入する必要があった。
91号公報に記載のマルチ投票券発券機が知られてい
る。この投票券発券機は,組数カウンタにより入力投票
情報数のカウントを行い,カウント値により入力情報数
に応じた大きさおよび配置による印刷情報を出力するも
のである。しかし,例えば最大5組というように1回分
の投票ベット数の範囲内でのみ,発行制御が可能なもの
であった。
は,1つの投票ベットについての最大投票ベット数が定
められており,それ以上の場合には,複数の投票カード
の記入により複数の投票券を発行する必要があった。そ
のため,ベット数が多い場合には,投票カードの記入お
よび投票券の印刷などの枚数が増え,利用者にとって非
常に煩雑であった。
ついての最大投票ベット数を最初から大きく決めていく
ことが考えられるが,既存の標準的なものとの形式上の
互換性がなくなり,また用紙に無駄な領域が多くなった
り,券面が見にくくなったりするという問題があった。
ることも考えられるが,サイズの種類が各ベット数分だ
け増えることにより,パターンの数がベット数毎に多く
必要になる,または動的なパターンの拡大処理が必要に
なって,処理が遅くなるなどの問題があった。
最大制限値を変えるようにする場合,従来の例えば最大
5ベットまでの標準の投票券だけを発券する装置と,例
えば最大10ベットまでの投票券の発券が可能な装置と
を,別々に開発・保守しなければならず,開発元の負担
が大きくなるという問題があった。
1投票ベット分の投票券の発行では,既存の標準的なも
のとの形式上の互換を維持しつつ,かつ複数投票ベット
分のデータについても1枚の投票券で発行できるように
することを目的とする。
ロック図である。図1において,操作卓10は,投票券
発券のための入出力装置であり,表示装置11,光学式
マーク読み取り装置12およびキーボード(図示省略)
等を有する。発券機本体部13は,投票券を発券する端
末装置の本体部であり,CPUおよびメモリなどからな
る。
められている場合に,以下の構成により,それの複数分
を一度に発券可能としている。入力部14は,操作卓1
0から1または複数の投票ベットを入力する処理手段で
ある。入力された投票ベットのデータは投票データ格納
メモリ15に格納される。投票データ格納メモリ15
は,複数投票ベット分の容量を持つ。ホスト・インタフ
ェース部16は,ホスト計算機(図示省略)との間でデ
ータを送受信する部分であり,入力された投票データを
ホスト計算機へ送り,投票の可否を問い合わせるなどの
処理を行う。
ータ格納メモリ15における標準の最大投票ベット数分
の領域の次の領域に有効な投票データが格納されている
か否かを検査する処理手段である。標準形式編集処理部
19は,投票データ格納メモリ15における標準の最大
投票ベット数分の領域の次の領域に有効な投票データが
格納されていない場合に,標準の投票ベット用印刷制御
データを読み出して券面印刷データ領域21に印刷デー
タを配置する処理手段である。拡張形式編集処理部20
は,標準の最大投票ベット数分の領域の次の領域に有効
な投票データが格納されている場合に,複数の投票ベッ
ト用印刷制御データを読み出して券面印刷データ領域2
1に印刷データを配置する処理手段である。
領域21に配置された券面印刷データに基づいて,発券
機構部23を駆動し,投票券を印刷して発行する制御を
行う処理手段である。発券機構部23は,ロール状に巻
かれた投票券の用紙をカットする機構,それにデータを
印刷する機構,印刷された投票券を搬送して排出する機
構等を持つ。
は,標準形式の投票券に対してパターンが90度回転し
たパターンを使用し,券面印刷データ領域21に投票券
が縦型になるようにパターンを配置する。これにより縦
型の投票券が発行される。
を入力するために,表と裏の両面にマーク可能な投票デ
ータ入力用カードから投票データを読み取る光学式マー
ク読み取り装置12を備える。入力部14は,光学式マ
ーク読み取り装置12により,投票データ入力用カード
の表と裏のそれぞれから投票ベットを入力するように構
成される。これにより,1枚の投票データ入力用カード
から表・裏2投票ベット分の投票データを入力すること
ができる。
的な投票券を従来と同様な形式で印刷・発行することが
できるとともに,複数投票ベット(5×2ベット)分の
データについても1枚の投票券で発行することができる
ようになる。
投票券を縦型に用いるため,券面の長手方向に行数を多
くとることができ,見やすい投票券の発行が可能にな
る。
データ入力用カード(以下,単に投票カードという)を
連続して読み込み,それを1件分の投票データとして扱
うようにしてもよい。また,請求項2記載の発明のよう
に,投票カードの両面を用いて,従来の2枚分の投票カ
ードを1枚の投票カードとして扱うようにしてもよい。
このようにすれば,1投票ベット(5ベット分)につい
ては従来と同様に,それ以上の場合にも,1枚のカード
で投票データを入力することが可能になる。
例を示す。投票カードの表面には,単勝/複勝/枠番連
勝/馬番連勝というような賭式の種類をマークにより指
定する式別マーク部と,競技場名をマークにより指定す
る場名マーク部と,レース番号をマークにより指定する
レース番号マーク部と,枠番・馬番をマークにより指定
する組番マーク部と,投票金額をマークにより指定する
金額マーク部とが設けられている。この形式は,従来と
同様である。
同様に,各マーク部が設けられ追加記入が可能になって
いる。裏面において,式別マーク部,場名マーク部,レ
ース番号マーク部は,省略可能である。このような投票
カードを用い,両面から入力可能な光学式マーク読み取
り装置12を使用することにより,複数投票ベットを一
度に入力することが可能になっている。
メモリ15へ格納するデータの構造を示している。投票
データ格納メモリ15には,入力部14により入力され
た投票データが図3に示すように格納される。標準投票
ベット領域には,場名,式別,レース番号と,5ベット
分の組番と金額の組が格納され,さらにベット数が多い
場合には,同様な並びで拡張部領域に組番と金額の組が
格納される。
理説明図である。印刷データメモリ18のデータ領域
は,投票券フォーマットにおける基本の固定的なパター
ンを記憶するパターン固定部と,組番・金額などの投票
データの内容によって変わる印刷文字生成(CG)デー
タを持つ可変部とからなる。この印刷CGデータには,
1投票ベット(5ベット)用の通常文字のパターンと,
複数投票ベット(10ベット)用の小文字のパターンと
がある。特に,複数投票ベットの場合には,通常文字に
対して90度回転したパターンとなっている。
マット,複勝フォーマット,枠番連勝フォーマット,馬
番連勝フォーマットというようなフォーマット毎の固定
のパターンデータであって,例えば投票券における
「年」,「回」,「日」,「合計」というような投票デ
ータの内容によらないパターンデータからなる。また,
これらは1投票ベット用,複数投票ベット用と区別して
用意され,特に複数投票ベット用のパターンは,1投票
ベット用のパターンと90度パターンの向きが変わって
いる。
用の券面印刷データを使用し,拡張形式編集処理部20
は,複数投票ベット用の券面印刷データを使用する。こ
れらの券面印刷データに,可変部の印刷CGデータを組
み合わせる場合には,券面印刷データ毎にその配置座標
データが格納されている座標データメモリ30のデータ
を使用する。
処理フローを示す図である。以下の説明における(a) 〜
(k) は,図5に示す処理(a) 〜(k) に対応する。 (a) 式別,場名,レース番号,組番と投票金額を,光学
式マーク読み取り装置12から入力する。
する。投票データにマーク記入漏れや重複マークなどの
異常があった場合,処理(j) へ移る。 (c) 誤りがない場合,入力した投票データを投票データ
格納メモリ15に記憶する。また,このときに各組番・
金額の無効なデータがあればそれを削除し,それより後
の有効な投票データを詰めて格納する処理を実行する。
る。 (e) ホスト計算機からの応答で,発券が可能かどうかを
判定する。場名・枠番・組番等の指定に誤りがあり,発
券が不可であれば処理(j) へ移る。
5ベットの場合,第6行)の投票データの有無を判定す
る。すなわち,図3に示す投票データ格納メモリ15に
おける拡張部領域の最初の部分に有効なデータが入って
いるかどうかにより,1投票ベット(5ベット用)であ
るか複数投票ベット(10ベット用)であるかを判定す
る。特定行の投票データがない場合,処理(g) を実行
し,ある場合,処理(h)へ進む。
の券面印刷データおよび通常文字の印刷CGデータとそ
れを配置するための座標データを読み出す。その後,処
理(i) へ進む。
モリ18から10ベット用の券面印刷データおよび小文
字の印刷CGデータとそれを配置するための座標データ
を読み出す。
制御データに従って,券面印刷データ領域21に印刷デ
ータを展開した後,投票券を印刷し,発行処理を終了す
る。なお,券面印刷データ領域21への印刷データの展
開は,処理(g) ,(h) のそれぞれで別々に行ってもよ
い。
計算機から発券不可の応答があった場合には,投票キャ
ンセルの指示があるかどうかを判定する。投票キャンセ
ルは,キーボードからのデータ入力であれば一括消去キ
ーの押下,また光学式マーク読み取り装置12からのデ
ータ入力であればカード返却キーの押下によって行われ
る。投票がキャンセルされたならば,投票券を印刷せず
に処理を終了する。
の修正指示があれば,指示に従って投票データを修正
し,処理(b) へ戻って,同様に処理を繰り返す。この修
正操作は,一般には窓口でのキーボード入力で行われ
る。
めから90度回転されているパターンを使用するように
しているが,固定の券面印刷データや印刷CGデータと
して通常の向きのパターンを用意しておき,上記処理
(h) においてパターンの縦/横変換を行うようにしても
よい。
ットの投票券印刷例を示す。標準の5ベット用の投票券
の印刷例は,図8(A)に示す従来例と同様である。図
6(A)は,標準の5ベット用と同じ向きで印刷される
複数投票ベット(10ベット)の投票券印刷例を示して
いる。この例の場合,組番・投票金額の文字は標準より
やや小さい文字で印刷しなければならない。これに対
し,本発明では,図6(B)に示すように,複数投票ベ
ット(10ベット)の投票券を縦型で印刷する。このよ
うに縦型にすると,組番・投票金額の文字は,(A)の
例よりやや大きく印刷することが可能になり,全体とし
てバランスよく印刷することができる。
標準投票ベットの複数分の発券が1回の投票券の発行で
可能になる。特に,複数投票ベットの場合に投票券を縦
型にして発行することにより,見やすい投票券の発行が
可能になる。
ードおよび投票券のフォーマット上の互換性を保証する
こができる。したがって,複数投票ベットをサポートし
ないシステムと,複数投票ベットをサポートするシステ
ムとを,共通なシステムとして提供することができ,統
一化によりシステムの開発工数,保守費用等を削減する
ことができる。
図である。
のデータ構造説明図である。
図である。
可能な投票券の発行処理フローを示す図である。
印刷例を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 投票券を印刷し発券する投票券発券機に
おいて,複 数投票ベット分の投票データを入力可能に構成された
入力手段と, 入力された投票ベットのデータを格納する複数投票ベッ
ト分の容量を持つ投票データ格納メモリと, 前記投票データ格納メモリにおいて標準の最大投票ベッ
ト数分より多い投票データが格納されているか否かを検
査する複数投票ベット検査処理手段と, 前記標準の最大投票ベット数分より多い投票データが格
納されていない場合に,標準の投票ベット用印刷制御デ
ータを読み出して券面印刷データ領域に配置する標準形
式編集処理手段と, 前記標準の最大投票ベット数分より多い投票データが格
納されている場合に,複数の投票ベット用印刷制御デー
タを読み出して券面印刷データ領域に配置するにあたっ
て,標準形式の投票券に対してパターンが90度回転し
たパターンを使用し,券面印刷データ領域に投票券が縦
型になるようにパターンを配置する拡張形式編集処理手
段と, 券面印刷データに基づいて投票券を印刷し発行する投票
券発行制御手段とを備たことを特徴とする投票券発券
機。 - 【請求項2】 請求項1記載の投票券発券機において, 表と裏の両面にマーク可能な投票データ入力用カードか
ら投票データを読み取る光学式マーク読み取り装置を備
え, 前記入力手段は,前記光学式マーク読み取り装置によ
り,投票データ入力用カードの表と裏のそれぞれから投
票ベットを入力するようにした ことを特徴とする投票券
発券機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33686192A JP3160102B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 投票券発券機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33686192A JP3160102B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 投票券発券機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06187365A JPH06187365A (ja) | 1994-07-08 |
JP3160102B2 true JP3160102B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=18303338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33686192A Expired - Lifetime JP3160102B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 投票券発券機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3160102B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100892903B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2009-04-15 | 비지니스대양전산폼(주) | 경마용 마권용지의 잔량표시 인쇄장치 및 경마용마권용지의 인쇄장치를 이용한 경마용 마권용지의 잔량표시인쇄방법 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP33686192A patent/JP3160102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06187365A (ja) | 1994-07-08 |
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