JP2675416B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2675416B2
JP2675416B2 JP1321468A JP32146889A JP2675416B2 JP 2675416 B2 JP2675416 B2 JP 2675416B2 JP 1321468 A JP1321468 A JP 1321468A JP 32146889 A JP32146889 A JP 32146889A JP 2675416 B2 JP2675416 B2 JP 2675416B2
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JP
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card
yen
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一郎 半田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カード残額を減額して、新残額をカード
券面に表記するカード処理装置に関するものであり、特
に、その残額表記のし方に特徴のあるカード処理装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のカード処理装置による残額表記方法
を、券面金額(最初の金額)30,000円のカードを例にと
って、第5図および第6図に基づいて説明する。
図において、(1)はカード、(2)は券面金属、
(3)はカードを使用した月日欄、(4)は残額記入
欄、(5)は使用金額欄である。
従来のカード処理装置による残額表記方法は、カード
(1)が使用される毎に、それ以前の残額から使用した
金額(5)を差し引いた金額が、そのまま残額記入欄
(4)に表記されるものであった。
たとえば、月日欄(3)の6月13日には、使用金額欄
(5)は[1,000]となっている。残額記入欄(4)に
は、使用前の残額25,000円から使用した金額1,000円を
差し引いた24,000円が記入される。
[発明が解決しようとする課題] 従来のカード処理装置による残額表記方法では、カー
ドが使用されるたびに新残額が表記されるので、カード
が、少額で、頻繁に使用されるときには、カード残額が
0円に至らなくても、表記エリアが不足するという問題
点があった。この場合は、最終残額を新規のカードに記
録することで、残額表記エリアを確保して、新たにカー
ドを発行するなどの操作を施さなければならなず、これ
は非常に繁雑な作業であり、また、コストも高くかかる
という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたものであって、残額表記エリアを十分に確保できる
残額表記方法を実施することが可能にされたカード処理
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカード処理装置は、カード残額を減額
すること、および、減額後の新残額が高額のうちは、カ
ード券面への残額表記を大まかに行って、新残額が低額
になったら、残額表記を細かに行うことができるように
されたものである。
[作用] この発明におけるカード残額表記部分は、減額前の残
額と減額後の新残額が、共に同じ残額区分(あらかじめ
設けられている、券面金額から0円までをいくつかの段
階に区切った区分)内に属する場合は、新残額を表記せ
ず、新残額がさらに下の残額区分に属するときは、その
残額区分を表記するものであり、また、新残額がある一
定の低額未満になった場合は、カードが使用される毎
に、新残額をそのまま表記するものである。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例であるカード処理装置を示
したブロック図であり、第2図および第3図は上記実施
例に係るカード券面上の残額表示例を示した図である。
第1図において、(21)はカード搬送部であり、カー
ド(1)を所定の位置に搬送する駆動装置やカード位置
センサ(いずれも図示されない)などを含んでいる。
(22)はデータ読取部であり、カード(1)に記憶され
ている残額を読み取る。(23)はデータ書込部であり、
カード(1)に記憶されている残額を新残額に書き換え
る。(24)は残額表記(印字)部であり、新残額をカー
ド券面に表記(印字)する。(25)はデータ処理部であ
り、上記されたカード搬送部(21)、データ読取部(2
2)、データ書込部(23)および残額表記部(24)の動
作を制御する。
次に、上記された実施例の動作について説明する。
まず、カード(1)は、カード搬送部(21)によって
データ読取部(22)に送られる。ここで、カード(1)
に記憶されている使用前の残額(x円)が、読み取られ
る。次に、カード(1)は、同様にしてデータ書込部
(23)に送られる。ここで、カード(1)に記憶されて
いたカード使用前の残額(x円)が、カード使用後の新
残額(y円)に書き換えられる。次に、カード(1)は
再びデータ読取部(22)に戻される。ここで、新残額
(y円)が読み取られて、正しく書き換えられたかチェ
ックされる。次に、必要があれば、カード(1)は残額
表記部(24)に送られて、ここで新残額(y円)が、後
で述べる方法を用いて表記される。
残額をカード(1)に表記するために、券面金額から
0円までの間を幾つかの段階に区切った残額区分「・・
・円〜***円」が設けられている。カード表面の残額
欄には、その残額が属する上記残額区分の下限である
「〜***」が表記される。つまり、ある金額以上であ
るという目安が示されることになる。ただし、残額があ
る一定の低額になった場合は、「〜***」という表記
はされず、新残額(y円)がそのままカードの残額欄に
表記される。
上記新残額(y円)が、カード使用前の残額(x円)
が属する残額区分[・・・〜***]よりも下の残額区
分[◇◇◇〜×××]に属するときは、カード(1)
は、カード搬送部(21)によって、残額表記部(24)に
送られる。ここでカードの残額欄に、[〜×××]が表
記される。
上記新残額(y円)が、カード使用前の残額(x円)
と同じ残額区分[・・・〜***]に属するときは、カ
ード(1)の残額欄には、新たな残額表記はなされな
い。従って、カード(1)はカード表記部(25)に搬送
されずに、カード(1)の処理はここで終了する。
上述した、残額の読み取り,残額の書き換え,残額の
表記などの処理は、すべてデータ処理部(25)の指令に
よって行われる。
ここで券面金額(2)30,000円のカードを例にとっ
て、第2図および第3図に基づいて上記実施例における
残額表記方法について説明する。
残額区分は、30,000円から10,000円までは5,000円単
位とし、10,000未満では前記新残高(y円)がそのまま
表記されるとする。
月日欄(3)の6月3日には、使用した金額欄(5)
には「1,000」と表記されている。券面金額(2)30,00
0円から使用した金額1,000円を差し引いた29,000円は、
残額区分[30,000〜25,000]に属するので、残額欄
(4)には「〜25,000」と表記される。
これ以降は、残額が25,000円未満になるまでは、カー
ドが使用されても、残額は表記されない。たとえば、第
5図および第6図に示したカードでは、月日欄(3)の
6月4日には、残額欄(4)には「28,000」と表記され
ているが、この28,000円は残額区分[30,000〜25,000]
に属するので、第2図および第3図に示したカードでは
表記されないことになる。
第5図および第6図において、月日欄(3)の6月13
日には、残額欄(4)に「24,000」と表記されている。
この24,000円は、残額区分[25,000〜20,000]に属する
ので、第2図および第3図に示したカードでは、残額欄
(4)に[〜20,000]と表記される。次に第5図および
第6図において、月日欄(3)の7月12日には、残額欄
(4)に「8,000」と表記されている。この8,000円は、
残額区分の最下限である10,000円を下回っているので、
第2図および第3図に示したカードには、残額欄(4)
に、そのまま「8,000」と表記される。
これ以降は、残額が0円になるまで、カード使用前の
残額からカード使用時の金額を差し引いた金額が、その
まま残額欄(4)に表記される。
このようにこの発明の実施例によれば、残額が高額で
あるうちは、あらかじめ設けた残額区分に応じて、残額
は、大まかに表記されるので、残額表記エリアは大幅に
節約される。また、残額が低額になってきたら、残額
は、細かに表記されるので、カード利用者は、正確に残
額を知ることができ、カード使用時に、残額が不足する
ことを避けることができる。
尚、残額表記手段としては、カード券面へのインクに
よる印刷、熱による転写またはカード券面表面層の一部
破壊(熱破壊記録)など種々の手段が考えられる。
上記実施例では、カード残額が、ある所定の金額以上
については大まかに表記され、上記所定の金額を下回る
ときはカードが使用されるたびに表記される場合につい
て説明してきたけれども、これ以外の例としては、第4
図に示したように、残額区分の金額幅を、たとえば、残
額が20,000円までは5,000円毎、20,000円〜10,000円区
間は1,000円毎、10,000未満では1円毎というように、
カード残額に応じて段階的に変化させる方法がとられて
いる。この場合も、同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明されたように、この発明によれば、カード残
額が高額のうちは大まかに、低額になってきたら細か
に、残額がカード券面に表記されるように構成されてい
るので、カード利用者に不便をかけずに、カード券面の
表記スペースを十分に確保することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるカード処理装置を示
すブロック図、第2図および第3図は上記実施例におけ
るカード券面上の残額表記例を示す図、第4図は上記実
施例における他の態様としての残額表記例を示す図、第
5図および第6図は従来のカード処理装置によるカード
券表上の残額表記例を示す図である。 図中で、 (1)はカード、 (2)は券面金額、 (3)はカードを使用した月日欄、 (4)は残額欄、 (5)は使用した金額欄、 である。 尚、図中の同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードを搬送するカード搬送部と、 カードに記憶されている残額を読み取るデータ読取部
    と、 カードに記憶されている残額を書き換えるデータ書込部
    と、 残額をカードに印字する残額印字部と、 上記各部を制御するデータ処理部と、 を備え、カード残額を減額すること、および減額後の新
    残額が高額である場合はカード券面への残額印字を大ま
    かに行い、新残額が低額になった場合は残額印字を細か
    に行うことを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】減額後の新残額が高額である場合は複数の
    残額区分を設け、新残額が残額区分を越える度に残額印
    字を行い、新残額が低額になった場合は残額が変わる度
    に残額印字を行うことを特徴とする請求項1に記載のカ
    ード処理装置。
JP1321468A 1989-12-13 1989-12-13 カード処理装置 Expired - Lifetime JP2675416B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6486290A (en) * 1987-09-28 1989-03-30 Shinko Electric Co Ltd Card type ticket vending machine
JPH01135577U (ja) * 1988-03-09 1989-09-18

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