JPH0830815A - 無線カードの再利用システム - Google Patents

無線カードの再利用システム

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JPH0830815A
JPH0830815A JP6183102A JP18310294A JPH0830815A JP H0830815 A JPH0830815 A JP H0830815A JP 6183102 A JP6183102 A JP 6183102A JP 18310294 A JP18310294 A JP 18310294A JP H0830815 A JPH0830815 A JP H0830815A
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card
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wireless
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JP6183102A
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Koichi Yamashita
耕市 山下
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無線カードの再利用システムを得る。 【構成】 無線カードに2以上の同一事項に関する印刷
エリア1B;2B;3B1〜3Bnを設け、無線カード発
行装置に投入された既処理無線カードに未印刷エリアが
存在し、また、投入された無線カードが当初発行から予
め設定した有効期間が経過していない場合は、所定事項
に関する操作およびデータ入力機能に関する操作および
入力データに従って未印刷エリアのうちの所定箇所に印
刷するとともに、無線カードの電気的または磁気的記録
機能に所定のデータを書き込んで再発行し、投入された
既処理無線カードに未印刷エリアが存在せず、または、
投入された無線カードが当初発行から予め設定した有効
期間が経過している場合は、その無線カードを回収する
ように構成した。回収した既処理無線カードは、再生処
理を実行できるようにするのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICを内部に搭載
し、または磁気記録機能等に所定のデータを記録し、か
つ、所定面に所定の文字または数字を印字または印刷
し、地上に設けた所定の地上局との間で磁気記録機能に
記録したデータの読み取りまたは/およびこの記録機能
に対する書き込みを実行するようにした定期券、あるい
はプリペイドカードのようなストアドフェア機能に係
り、特に、印字または印刷の書き換えを行って高価な無
線カードの再利用を可能にする無線カードの再利用シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】交通機関で使用される定期券や乗車券、
あるいは、その他のアミューズメント施設の入場券等の
券面には改竄防止用に、複雑な地紋様を入れたりし、予
め設定された条件が実行され、例えば、その券が使用さ
れると、一般に再利用されることなく廃棄処分がなされ
る。安価な通常の紙に印刷し使用される券の場合は破棄
されることに特に問題はないが、最近広く使用されるよ
うになった内部に所定のデータを記録し、地上の所定箇
所に設けた地上局との間でこの記録データの読み取りや
書き込みを実行するようにしたカード(以下無線カード
と総称する)においては、専用のICを搭載する場合も
あって、高価になるため1回ごとに破棄することは経費
面からみて問題があり、また、環境保全の上からも、同
一の無線カードを再利用し複数回の使用を可能にするこ
とが考えられている。無線カードの再利用には、上述し
た記録データの修正が必要になる。また、無線カードに
は、記録データの電気的処理のための電気的または磁気
的な記録機能を有し、取扱者が確認できるように目視用
の印字(または印刷)とがなされている。
【0003】電気的または磁気的な記録機能の記録内容
の修正は一般的な電気技術等によって容易に実行が可能
であるが、目視用の印字(印刷)は困難なため、処理手
段として研究がなされ、例えば、特開平5−16577
号公報または特開平5−197843号公報に記載のも
のがある。特開平5−16577号公報に記載のもの
は、磁気ストライブカード、またはICカードの表面の
少なくとも一部に、ポリマー組成物からなる可逆性感熱
記録層を形成して反復印字可能なカードとし、逐次変更
される磁気ストライブ上のデータの一部またはマスタ情
報の一部を可逆性感熱記録層に記録するようにし、また
は、使用のたびに変化するICエンコードデータの一部
を可逆性感熱記録層に記録するようにした。また、特開
平5−197843号公報に記載のものは、完全密閉型
のICカードの表面に、そのメモリ内容に対応した情報
を印刷して情報カードとして使用し、使用後このICカ
ードのメモリ内容と表面の印刷内容とを書き換えて別の
情報カードとして再使用するようにした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な印字(または印刷)の修正手段であると、次のような
問題点があった。 例えば、特開平5−16577号公報に記載のもので
は、高価な磁気ストライブカードまたはICカードをよ
り高価にすると共に、書き換え手段も加熱印字機構が必
要であって高価になり、通常の印刷機構よりも保守の手
数が増加する。 特開平5−16577号公報に記載のものでは、書き
換え手段は容易に実行できる可能性があるが、印刷内容
の消去後、即時に次の印刷を行うことは無理であり、さ
らに、処理用の薬品ストックと処理後の廃棄物の処理の
問題もあって、バッチ処理はともかく窓口業務と同様、
即時処理を必要とする定期券の再発行等には使用できな
い。 また、物理的に印刷箇所を消去する手段は、生じた廃
棄物が機構部に混入する恐れがあり、その適切な処理が
必要になる。 最近はICを組み込んだ高性能の無線カードの種類が
増加する傾向にあり、既使用無線カードをそのまま再利
用できる適切な手段がないと、発券装置には多数の高価
な生カード(発行する前の個々のデータ書き込みがなさ
れていない無線カード)を多数ストックする必要があ
る。 無線カードは一般に貨幣と同等の価値をもった有価証
券としての用途に使用されるため、そのセキュリティの
問題を含め、その無線カードの金額的残存価値その他、
印字(印刷)によって肉眼で明らかに判断できる必要が
ある。従って、無線カード使用システムに適用できる容
易安価な手段で、短時間で既印字(印刷)内容を修正し
た印刷手段によって再発行ができる無線カードの再利用
システムが望まれていた。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決し、特
種な構造機能の設備を装備しないで既使用無線カードを
使用して再発行することができる無線カードの再利用シ
ステムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に基づく無線カードの再利用システムにおい
ては、書き込みおよび読み取り可能な電気的または磁気
的記録機能を備え、少なくとも1面に所定形式の印刷を
なすと共に、所定の地上局との間で相互に所定手段で通
信をなす機能を備えた無線カードと、所定の位置に接触
しまたは近接した前記無線カードと予め設定された条件
に従って無線通信をなすと共に、該無線カードに備えた
電気的または磁気的記録機能に記録されたデータの読み
取り、または書き込みをなす機能を備えた地上局とを備
えて構成した無線カードシステムにおいて、上記無線カ
ードに少なくとも2以上の同一事項に関する印刷エリア
を設け、前記無線カード発行装置に投入された既処理無
線カードに未印刷エリアが存在し、かつ、該投入された
無線カードが当初発行から予め設定した無線カードの有
効期間が経過していない場合は、所定事項に関する操作
およびデータ入力機能に関する操作および入力データに
従って該既印刷エリアのうちの所定箇所に印刷すると共
に、該無線カードの電気的または磁気的記録機能に所定
のデータを書き込んで再発行し、投入された既処理無線
カードに所要の未印刷エリアが存在せず、または、該投
入された無線カードが当初発行から予め設定した無線カ
ードの有効期間が経過している場合は、当該無線カード
を予め設定した回収カード保管箇所に回収して保管する
ように構成した。この場合、所定数の未記録無線カード
をシステム内に保管するようにし、所定事項に関する操
作およびデータ入力機能を設け、該操作およびデータ入
力機能の操作および入力される信号に従って、前記保管
未記録カードに対し、前記無線カードに備えた電気的ま
たは磁気的記録機能に所定のデータを書き込むと共に、
所定の印刷をなす機能を備えた無線カード発行装置を備
えた無線カードシステムにおいて、上記のように無線カ
ード発行装置に投入された既処理無線カードが回収され
た場合には、上記の保管されている未処理記録無線カー
ドに対して所定事項に関する操作およびデータ入力機能
および/または投入された既記録無線カードの電気的ま
たは磁気的記録機能に記録されたデータに従って未記録
無線カードの印刷エリアのうちの第1の印刷をなす所定
のエリアに印刷すると共に、該未記録無線カードの電気
的または磁気的記録機能に所定のデータを書き込んで発
行するように構成することができる。また、無線カード
発行装置に投入された既処理無線カードに未印刷エリア
が存在せず、または、当初発行から予め設定した無線カ
ードの有効期間が経過している場合は、一括して、その
全面に再生処理を実行できるようにしても良い。この場
合は上記の如き、即応性、対環境への留意はあまり必要
でなく、安価に実行できる。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように無線カードに少なくと
も2以上の同一事項に関する印刷エリアを設け、無線カ
ード発行装置に投入された既処理無線カードに未印刷エ
リアが存在し、かつ、投入された無線カードが当初発行
から予め設定した無線カードの有効期間が経過していな
い場合は、所定処理を行って再発行するようにしたの
で、印刷機構は従来の印刷機構に印刷位置だけを変更す
る機能を追加するだけで所期の目的が達成できる。ま
た、有効期間が経過した無線カードは自動的に再発行し
ないようにしたので、破損したり汚れた無線カードが再
利用される恐れは少ない。さらに、無線カード発行装置
に投入された既処理無線カードに未印刷エリアが存在せ
ず、または、当初発行から予め設定した期間経過してい
る場合は一括して再生処理を実行できるようにするとよ
り有効な無線カードのリサイクルが実行できる。
【0007】
【実施例】本発明に基づく無線カードの再利用システム
を図を参照して詳細に説明する。図2には本発明を適用
した無線カードの印刷面の例を示している。 実施例1:図2(A)は改札機に設けた地上局との間で
所定のデータを相互に通信し、また、必要なデータを記
録しまた読み出す機能等を有するICを備えた定期券の
例を示している。図2(A)において、1は上述したI
Cを備え、定期券としての効用を設けた無線カードであ
る。また、1Aは通用区間等定期券として固定された所
定の第1の基本事項を印刷するエリアである。1Bは通
用期限等定期券として一定の条件で記載を更新すべき印
刷エリアであって本実施例では1B1から1B3までの3
個の印刷エリアを設けている。1Cはこの定期券の使用
者を指定する氏名等定期券として固定された所定の第2
の基本事項を印刷するエリアである。即ち、基本事項を
印刷する2個の印刷エリア1Aと印刷エリア1Cは当初
発券されるときに印刷されると、この定期券が回収され
るまで、変更されることのない事項を印刷するので、本
発明に基づく印刷更新機能には関係しない。
【0008】次に、図1に示すフローによって、図2
(A)によって上述した無線カード(定期券)の再利用
に本発明を適用した実施方法を説明する。本説明では無
線カードを定期券と称して説明する。図1において、使
用期限の接近した定期券を本発明に基づく機能を備えた
定期発券機に投入すると、この定期発券機に予め備えた
機能によってこの定期券が更新条件を満足しているかど
うかをチェックする。更新条件を満足しない基本的な場
合として、次の2つの場合がある。 まず、定期券がその使用可能の期限がすでに過ぎてい
る場合で、このような場合には回収条件を満足するとし
て定期券を回収し、改めて新規の定期券発行を希望する
操作を実行するように表示する。 次に、未だ定期券を継続して購入できる継続購入の期
間(たとえば、使用期限の1週間前以内)に到達してい
ない場合があるが、この場合は、定期券を返却してその
まま当分使用するように表示する。 このような定期券の基本的な更新条件を満足している場
合には、この定期発券機に予め備えた機能によって、こ
の定期券の記載を更新すべき印刷エリアに印刷可能なエ
リアが残っているかどうかをチェックする。即ち、定期
券を最初に発券する場合は図2(A)の符号1B1に示
すエリアに使用期限等の定期券の更新時に記すべき所定
の事項を印刷し、図示しないICの記録機能に1B1に
印刷したことを記録する。定期券の記載を更新すべき印
刷エリアに印刷可能なエリアが残っているかどうかをチ
ェックし、更新すべき定期券には1B1エリアに印刷が
なされていると判定すると、次にこの定期券が最初に発
券されてから予め設定した有効期間が過ぎているかどう
かをチェックし、有効期間内であると、印刷機構によっ
て入力された新しい使用期限等を所定の印刷エリアであ
る1B2に印刷すると共に印刷エリア1B1に抹消線を印
刷し、定期券に搭載したICに備えた記録機能に新しい
データとエリア1B2に印刷したことを記録して所定の
出券口から出券する。
【0009】もし、定期券の記載を更新すべき印刷エリ
アに印刷可能なエリアが残っているかどうかをチェック
し、更新すべき定期券には1BI〜1B3の各エリアに印
刷がされていることを判定すると、この定期券の使用期
限等所定の更新印刷を行うエリアが存在しないので、発
券機は回収機構を機能させて所定の回収カード保管箇所
に回収し、新しい券(保管された未記録無線カードの1
枚)に所定の印刷と記録処理を施して発券し、所定の出
券口から出券する。また、この定期券が最初に発券され
てから予め設定した有効期間(例えば5年間)が過ぎて
いると、発券機は回収機構を機能させて所定の回収カー
ド保管箇所に回収し、新しい券(保管された未記録無線
カードの1枚)に所定の印刷と記録処理を施して発券
し、所定の出券口から出券する。回収カード保管箇所に
回収された定期券は再利用が可能かどうかをチェックす
る。例えば、この定期券の印刷が物理的または化学的に
抹消可能に構成されている場合は、定期券の痛みが少な
く再利用可能かどうかを判定し、可能であるとこの定期
券に組み込んだ印刷文字の消去手段によって定まる所定
の処理を行って印刷を完全に消去し定期発券用カードと
して発券機に設けた所定の発券待機用保管箇所に収める
(未記録無線カードとして保管する)。発券機は新たに
発券が必要になった場合はこの発券待機用保管箇所に保
管してある定期発券用カードを1枚取り出して所定の発
券操作を行い、所定の出券口から出券する。回収された
定期券が再利用が可能かどうかをチェックし、傷みがあ
る等の条件で再発券に耐えないと判定すると、所定の廃
却処分を行う。
【0010】実施例2:図2(B)はアミューズメント
施設の利用回数券等使用回数の少ない目的に使用するプ
リペイドカード等に使用することができる、磁気記録機
能を設けたカード(以下磁気カードと称す))の例を示
している。図2(B)において、2は磁気記録機能を備
えた磁気カードである。また、2Aは磁気記録機能であ
る磁気ストライブであって、所定事項を記録する記録機
能であり、地上に設けた所定の機能を備えた地上局によ
って読み取り書き込みがなされる。2Bは使用事項等こ
の磁気カードの用途によって予め定められた事項を記載
し、使用の条件に従って記載事項を更新すべき印刷エリ
アであって本実施例では2B1から2B3までの3個の印
刷エリアを設けている。2Cはこの磁気カードの使用者
を指定する氏名等この磁気カードの用途によって予め設
定された所定の基本事項を印刷するエリアである。即
ち、基本事項を印刷する印刷エリア2A及び2Bは当初
発券されるときに印刷されると、この定期券が回収され
るまで、変更されることのない事項を印刷するので、本
発明に基づく印刷更新機能には関係しない。
【0011】図2(B)に例示する磁気カードの利用に
本発明を適用する場合の再発行処理は、図2(A)に示
した定期券と同様に図1のフローで制御できる。
【0012】実施例3:図2(C)は実施例1と同様記
録機能及び通信機能を備えたIC等を搭載した無線カー
ドであって、例えば、交通機関において切符の代わりに
使用できる改札機に設けた地上局との間で所定のデータ
を相互に通信し、また、必要なデータを記録しまた読み
出す機能等を有する、ICを備えた使用金額だけ減額し
ていくプリペイドカード等に使用することができる無線
カード(以下カードと略称する)の例を示している。図
2(C)において、3は上述したICを備え、プリペイ
ドカードとしての効用を設けたカードである。このカー
ドは、表面にこのカードの種類・条件等所定の事項を印
刷し(図示せず)、裏面にはこのカードを使用ごとに印
刷を更新すべき複数の印刷エリアを設けている。この実
施例では3B1、・、・、3Bi、・、・、・、3Bnの
総計n個の印刷エリアを備えた例を示している。
【0013】次に、図1に示すフローによって、図2
(C)によって上述したカードの使用に本発明を適用し
た実施方法を説明する。本説明では前述したように無線
カードをカードと称して説明する。図1において、この
カードシステムの条件に対応して、例えば、プリペイド
カードであって、使用金額がほぼ表記金額に接近する等
の場合に本発明に基づく機能を備えたカード発券機に投
入すると、このカード発券機に予め備えた機能によって
このカードが更新条件を満足しているかどうかをチェッ
クする。予め設定したカード更新条件に適合するかどう
かをチェックし適合しないと、実施例1同様このカード
システムに予め設定した処理を行う。更新条件に適合し
ていると判定するとこのカードに予め備えた機能によっ
てこのカードの記載を更新すべき印刷エリアに印刷可能
なエリアが残っているかどうかをチェックする。例え
ば、このカードの当初発券時にはいずれの印刷エリアに
も印刷されず、このカードの使用ごとに、記録事項をI
Cの記録機能に記録すると共に順次印刷エリアに印刷さ
れる。各印刷されたエリア番号は記録機能に記録されて
いる。従って、更新すべきカードに印刷エリアに印刷可
能なエリアが残っているかどうかをチェックし、更新す
べきカードに印刷可能な印刷エリアが残っていると判定
すると、次にこのカードが最初に発券されてから予め設
定した有効期間がすぎているかどうかをチェックし、有
効期間内であると、このカードシステムに予め設定した
所定の操作によって、例えば、使用金額の総計をカード
発券機の所定の表示部に表示し、操作者がこの金額かこ
の金額以上を所定の入金口に投入すると、このカードの
記録機能に記載金額を記録し直すと共に、印刷されたエ
リアに抹消線を印刷して出券する。また、必要に応じて
釣銭を釣銭口に送出する。または、使用金額の総計をカ
ード発券機の所定の表示部に表示し、操作者がこの金額
かこの金額以上を所定の入金口に投入すると、このカー
ドの記録機能に入金された金額と残された金額の総和に
記録し直すと共に、印刷されたエリアに抹消線を印刷
し、残された最初の印刷エリアに記録機能に記録した金
額を印刷して所定の出券口に出券する。
【0014】カードの記載を更新すべき印刷エリアに印
刷可能なエリアが残っているかどうかをチェックし、も
し更新すべき印刷エリアがゼロかまたは残された印刷エ
リアの数が所要の印刷エリアに不足する場合、またはこ
のカードが発券されてから予め設定した有効期間(例え
ば5年間)が過ぎていると、発券機は回収機構を機能さ
せて所定の回収カード保管箇所に回収し、新しい券(保
管された未記録無線カードの1枚)に所定の印刷と記録
処理を施して発券し、所定の出券口から出券する。回収
されたカードは実施例1と同様このカードシステムに予
め設定した条件に従って処理を行う。
【0015】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本方法を示したものであって、対象無線カード
の特質とその条件に対応して適切に適用すれば良い。例
えば、図2によって各実施例に示した各無線カードの印
刷更新エリアの数は夫々1例であって、そのカードシス
テムの条件に対応して適切に設定すれば良い。即ち、印
刷表示の目視のためのサイズと最低必要とする印刷エリ
ア数との条件等に対応して適切に設定し、また、目視が
容易なように適切な印刷処理を施せば良い。例えば、図
2には各印刷エリアを縦割りにしたが、適切に横割りも
設け各印刷エリアの間に線を印刷し、また印刷順序に向
けた矢印を薄い色でまたは小さく印刷しておいても良
い。また、上述の実施例では、印刷された所定の印刷エ
リア番号を内部に設けた記録機能に記録するように説明
したが、次回の印刷エリア番号を記録するか次回印刷す
べき印刷エリアの存在しない場合はその事を記録するよ
うにしても、発券装置に直接印刷状況を判別できる光学
機能や磁性インクで印刷してその磁性を検知できる機能
等を設けて記録機能には記録しないようにしても良いこ
とは当然である。上述の実施例の説明では、また、投入
された既処理無線カードに未印刷エリアが存在するかど
うかのチェックをしてからその無線カードが当初発行か
ら予め設定した有効期間が経過したかどうかのチェック
をするように説明したが、この順序が逆でも、不要なチ
ェックは行わなくても良いことは当然である。また、上
記のチェックによって再発行を停止し回収した無線カー
ドをバッチ処理によって再生するように説明したが、無
線カードの種類によってはその無線カードの構成や印字
(印刷)手段を適切な再生手段が可能なようにしておい
ても再生せずにすべてを廃却するようにしても良い。ま
た、実施例に示した以外の種類のカード類や異なった使
用法のカード類に対しても本発明を適用できることは当
然である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述したように構成し操作する
ようにしたので、次のような優れた効果を有する。 無線カード自体を高価な構造にすることや無線カード
発行装置に特殊な機構を追加する必要なく、しかも即時
に無線カードの再発行が実行できる。 最初に発券されてから有効期間が過ぎた破損する恐れ
のある無線カードの再発行を停止したので汚れた無線カ
ードが再利用される恐れが少なくなった。 無線カード発行装置に投入された既処理無線カードに
未印刷エリアが存在せず、または、当初発行から予め設
定した有効期間が経過している場合は、一括して再生処
理を実行できるようにするとより有効な無線カードのリ
サイクルが実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく無線カードの再利用システムを
適用した無線カードの再生工程例を示す概要フロー図で
ある。
【図2】本発明に基づく無線カードの再利用システムを
適用した無線カードの表面図で、その内同図(A)は実
施例1を、同図(B)は実施例2を、同図(C)は実施
例3を夫々示すものである。
【符号の説明】
1、2、3:無線カード 1B、2B、3B1〜3Bn:印刷エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 G07F 7/08 S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みおよび読み取り可能な電気的ま
    たは磁気的記録機能を備え、少なくとも1面に所定形式
    の印刷をなすと共に、所定の地上局との間で相互に所定
    手段で通信をなす機能を備えた無線カードと、所定の位
    置に接触しまたは近接した前記無線カードと予め設定さ
    れた条件に従って無線通信をなすと共に、該無線カード
    に備えた電気的または磁気的記録機能に記録されたデー
    タの読み取り、または書き込みをなす機能を備えた地上
    局とを備えて構成した無線カードシステムにおいて、上
    記無線カードに少なくとも2以上の同一事項に関する印
    刷エリアを設け、前記無線カード発行装置に投入された
    既処理無線カードに未印刷エリアが存在し、かつ、該投
    入された無線カードが当初発行から予め設定した無線カ
    ードの有効期間が経過していない場合は、所定事項に関
    する操作およびデータ入力機能に関する操作および入力
    データに従って該既印刷エリアのうちの所定箇所に印刷
    すると共に、該無線カードの電気的または磁気的記録機
    能に所定のデータを書き込んで再発行し、投入された既
    処理無線カードに所要の未印刷エリアが存在せず、また
    は、該投入された無線カードが当初発行から予め設定し
    た無線カードの有効期間が経過している場合は、当該無
    線カードを予め設定した回収カード保管箇所に回収して
    保管するようにしたことを特徴とする無線カードの再利
    用システム。
  2. 【請求項2】 所定数の未記録無線カードをシステム内
    に保管するようにし、所定事項に関する操作およびデー
    タ入力機能を設け、該操作およびデータ入力機能の操作
    および入力される信号に従って、前記保管未記録カード
    に対し、前記無線カードに備えた電気的または磁気的記
    録機能に所定のデータを書き込むと共に、所定の印刷を
    なす機能を備えた無線カード発行装置を備えた無線カー
    ドシステムにおいて、上記のように無線カード発行装置
    に投入された既処理無線カードが回収された場合には、
    上記の保管されている未処理記録無線カードに対して所
    定事項に関する操作およびデータ入力機能および/また
    は投入された既記録無線カードの電気的または磁気的記
    録機能に記録されたデータに従って未記録無線カードの
    印刷エリアのうちの第1の印刷をなす所定のエリアに印
    刷すると共に、該未記録無線カードの電気的または磁気
    的記録機能に所定のデータを書き込んで発行するように
    したことを特徴とする無線カードの再利用システム。
  3. 【請求項3】 既処理無線カードが、発券装置に投入さ
    れた場合、この既処理無線カードに所要の未印刷エリア
    が存在せず、またはこの既処理無線カードが当初発行か
    ら予め設定した有効期間が経過している場合には、所定
    の回収カード保管箇所に保管した後、この既処理無線カ
    ードの全面に亙って一括して当該無線カードの構成内容
    に対応する物理的または化学的手段等によって印字(印
    刷)内容を消去して再利用するようにしたことを特徴と
    する無線カードの再利用システム。
JP6183102A 1994-07-13 1994-07-13 無線カードの再利用システム Pending JPH0830815A (ja)

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JP6183102A Pending JPH0830815A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 無線カードの再利用システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002366984A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Oji Paper Co Ltd 搭乗券の発行回収方法、搭乗券と手荷物タグの発行回収方法、チェックインシステム、及び出口ゲートシステム
JP2009026325A (ja) * 2008-09-22 2009-02-05 Toshiba Corp 駅務機器
JP2012113728A (ja) * 2012-01-24 2012-06-14 Toshiba Corp 駅務機器
WO2020148429A1 (en) 2019-01-18 2020-07-23 Technische Universität München Agricultural fertilizer deploying system for packaged farm fertilizer

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