JPH0422695A - 情報記録カードの処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はプリペイカードシステム等で使用される情報記
録カードおよびその処理装置に関する。

（従来の技術） プリペイカード等のカードを用いたシステムでは、利用
者へのサービスに応じてカードの価値を減額するととも
に、これをパンチ穴等によって表示して利用者に残高を
表示するようにしている。

３１５図はこのようなシステムで使用される情報記録カ
ード処理装置の一例を示すブロック図である。

この図に示す情報記録カード処理装置はカード処理機構
１０１と、情報処理回路１０２とを備えており、ホスト
９Ｐｉ御装置１０３の制御の下に情報記録カード１０４
に記録されている内容の読出し処理、書込み処理、パン
チ処理等を行なう。

情報記録カード１０４は第６図に示す如く紙等によって
形成される薄板状の基板１０５と、この基板１０５の内
部に設けられる磁気ストライプ１０６とを備えており、
その表面には発行額に応じた複数の残高表示１０７が印
刷されるとともに、前記磁気ストライブ１０６部分に１
１７図に示す如くカードＩＤや発行額、残高、発行年月
日、チエツクデータが記録されている。

また、カード処理機構１０１は前記情報記録カード１０
４の磁気ストライプ１０６に対して情報の書込み処理や
読ａし処理を行なう磁気ヘッド機構と、前記情報記録カ
ード１０４の残高に応じて残高表示１０７の上にパンチ
穴を形成するパンチ機構とを備え、情報処理回路１０２
から供給さ九る情報に基づいて前記情報記録カード１０
４の磁気ストライプ１０６に対して情報の書込みを行な
い、またこの磁気ストライプ１０６から情報を読み出し
てこれを情報処理回路１０２に供給し、またこの情報処
理回路１０２からパンチ指令が供給されたとき情報記録
カード１０４の前記パンチ指令によって指定された位置
にパンチ穴を形成する。

また、情報処理回路１０２はストアードプログラムメモ
リ１０９と、マイクロプロセッサ１１０と、ホストイン
タフェース１１１と、エンコーダ／デコーダ１１２と、
カードデータメモリ１１３と、パンチｔ１１１＃部１１
４とを備え、ホストｊ！Ｆｇ御装置１０３の制御の下に
前記カード処理機構１０１を制御して情報記録カード１
０４に記録されている内容の読出し処理、書込み処理、
パンチ処理等を行なう。

ストアードプログラムメモリ１０９はマイクロプロセッ
サ１１０の動作を規制するプログラム等が格納されてお
り、前記マイクロプロセッサ１１０から供給される読出
し指令に応じて格納しているプログラムを順次、読み出
してこれを前記マイクロプロセッサ１１０に供給する。

マイクロプロセッサ１１０は前記ストアードプログラム
メモリｌＯ９に格納されているプログラムに基づいて回
路各部を制御して情報記録カード１０４に記録されてい
る内容の読出し処理、書込み処理、パンチ処理、ホスト
制御装置１０３との通信処理等を行なう。

ホストインタフェース１１１は前記マイクロプロセッサ
１１０から情報記録カード１０４に対する書込み処理内
容、読出し処理内容、パンチ処理内容等が供給されたと
き、これをホスト制御装置１０３に供給し、またこのホ
スト制御装置１０３から制御情報が供給されたときこれ
を取り込んで前記マイクロプロセッサ１１０に供給する
。

また、エンコーダ／デコーダ１１２は前記マイクロプロ
セッサ１１０から書込み情報が供給されたとき、カード
データメモリ１１３を使用して前記書込み情報をカード
の記録形式に対応した形式の情報に変換して前記カード
処理機構１０１に供給し、またこのカード処理機構１０
１から読出し情報が供給されたときカードデータメモリ
１１３を使用して前記読出し情報をマイクロプロセッサ
１１０のデータ形式に対応した形式の情報に変換して前
記マイクロプロセッサ１１０に供給する。

また、カードデータメモリ１１３は前記エンコーダ／デ
コーダ１１２や前記マイクロプロセッサ１１０によって
アクセスされるメモリであり、これらエンコーダ／デコ
ーダ１１２やマイクロプロセッサ１１０の作業エリアと
して使用される。

また、パンチＩＩＩ御部１１４は前記マイクロプロセッ
サ１１０からのパンチ情報に基づいてパンチ指令を生成
しこれを前記カード処理機構１０１に供給する。

しかしながら、このような従来の情報記録カード処理装
置によって処理される情報記録カード１０４では表面に
印刷した複数の残高表示１０７のジし上にパンチ穴を形
成して残高を表示するようにしているので、基板１０５
の長手方向の長さによりパンチ穴数が限定され、高額な
残高を表示することができないという問題があった。

そこで、情報記録カード１０４の発行額に応じてパンチ
位置を変えることも考えられるが、このような方法では
情報記録カード１０４の発行額が変わる毎にパンチ穴機
構を変更しなければならず、機構が複雑になりすぎてし
まうという問題があつた。

（発明の目的） 本発明は上記の如き従来の欠点を除去するためになされ
たものであって、パンチ機構等を変更することなく発行
額を高額にすることができるとともに、情報記録カード
の多様化に対処することができる情報記録カードおよび
その処理装置を提供することを目的としている。

（発明の概要） 上記の問題点を解決するために本発明による情報記録カ
ードにおいては、薄板状に形成される基板と、この基板
に設けられ人の五感で認識できる形式で情報を表示する
表示部と、前記基板に設けられ処理対象となる情報が記
録される処理対象情報記録部と、前記基板に設けられ前
記記録情報の種別を示す識別情報が記録される種別情報
記録部とを備えたことを特徴としている。

また、上記の問題点を解決するために本発明による情報
記録カード処理装置においては、前記識別情報と前記表
示部に表示される情報との関係を示す表が格納されたテ
ーブルと、情報記録カードの処理対象情報記録部に記録
された情報を読み呂す読出し部と、この読出し部によっ
て読み出された情報から識別情報を抽出するとともに、
この種別情報に基づいて前記テーブルから表を読出して
この表の内容と前記情報記録カードに書き込む内容とに
基づいて表示情報を作成する表示情報作成部と、この表
示情報作成部によって作成された表示情報に基づいて前
記情報記録カードの表示部に人の五感で認識できる形式
で情報を記録する記録部とを備えたことを特徴としてい
る。

（実施例） 以下、本発明を図示した実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

この図に示す情報記録カード処理装置はカード処理機構
１と、情報処理回路２とを備えており、ホスト制御装置
３の制御の下に情報記録カード４に記録されている内容
の読出し処理、書込み処理、パンチ処理等を行なう。

情報記録カード４は第２図に示す如く紙等によって形成
される薄板状の基板５と、この基板５の内部に設けられ
る磁気ストライプ６とを備えており、その表面に発行額
に応じた複数の残高表示７が印刷されるとともに、前記
磁気ストライブ６部分に第３図に示す如くカードＩＤ２
１や発行ＩＷ２２、残高２３、発行年月日２４、残額表
示パターン番号２５、チエツクデータ２６が記録されて
いる。

また、カード処理機構１は前記情報記録カード４の磁気
ストライプ６に対して情報の書込み処理や読出し処理を
行なう磁気ヘッド機構と、前記情報記録カード４の残高
に応じて残高表示７の上にパンチ穴２０を形成するパン
チ機構とを備え、情報処理回路２から供給される情報に
基づいて前記情報記録カード４の磁気ストライプ６に対
して情報の書込みを行ない、またこの磁気ストライプ６
から情報を読み出してこれを情報処理回路２に供給し、
またこの情報処理回路２からパンチ指令が供給されたと
きには情報記録カード４の前記パンチ指令によって指定
された位置にパンチ穴２０を形成する。

また、情報処理回路２はストアードプログラムメモリ９
と、マイクロプロセッサ１０と、ホストインタフェース
１１と、エンコーダ／デコーダ１２と、カードデータメ
モリ１３と、パンチ制御部１４と、残額表示パターンテ
ーブル１５とを備え。

ホスト制御装置３の制御の下に前記カード処理機構１を
制御して情報記録カード４に記録されている内容の読出
し処理、書込み処理、パンチ処理等を行なう。

ストアードプログラムメモリ９はマイクロプロセッサ１
０の動作を規制するプログラム等が格納されており、前
記マイクロプロセッサ１０から供給される読出し指令に
応じて格納しているプログラムを順次、読み出してこれ
を前記マイクロプロセッサ１０に供給する。

また、ホストインタフェース１１は前記マイクロプロセ
ッサ１０から情報記録カード４に対する書込み処理内容
、読出し処理内容、パンチ処理内容等が供給されたとき
、これをホストｒＦ１１御装置３に供給し、またこのホ
スト制御装置３から制御情報が供給されたときこれを取
り込んで前記マイクロプロセッサ１０に供給する。

また、エンコーダ／デコーダ１２は前記マイクロプロセ
ッサ１０から書込み情報が供給されたとき、カードデー
タメモリ１３を使用して前記書込み情報をカードの記録
形式に対応した形式の情報に変換して前記カード処理機
構１に供給し、またこのカード処理機構ｌから読出し情
報が供給されたときカードデータメモリ１３を使用して
前記読出し情報をマイクロプロセッサ１ｏのデータ形式
に対応した形式の情報に変換して前記マイクロプロセッ
サ１ｏに供給する。

また、カードデータメモリ１３は前記エンコーダ／デコ
ーダ１２や前記マイクロプロセッサ１０によってアクセ
スされるメモリであり、これらエンコーダ／デコーダ１
２ヤマイクロプロセツサｌＯの作業エリアとして使用さ
れる。

また、パンチ制御部１４は前記マイクロプロセッサ１０
からのパンチ情報に基づいてパンチ指令を生成しこれを
前記カード処理機構１に供給する。

また、残額表示パターンテーブル１５は第４図に示すよ
うな残額表示パターン番号とパンチ位置との関係を示す
表１６が格納されており、前記マイクロプロセッサ１０
から読出し指令が供給されたとき、格納されている表１
６の内容を読出してこれを前記マイクロプロセッサ１０
に供給する。

マイクロプロセッサ１０は前記ストアードプログラムメ
モリ９に格納されているプログラムに基づいて回路各部
を制御して情報記録カード４に記録されている内容の読
出し処理、書込み処理、パンチ処理、ホスト制御装置３
の通信処理等を行なう。

次に、１１１図ないし第４図を参照しながらこの実施例
の残高更新動作とパンチ動作とを説明する。

まず、前記エンコーダ／デコーダ１２を介してカード処
理機構１から情報記録カード４に書き込まれている情報
が供給されれば、マイクロプロセッサ１０はこの情報を
取り込むとともに、ホストインタフェース１１を介して
供給されたホスト制御装置３からの残高更新情報に基づ
いて新たな残高を演算する。

この後、マイクロプロセッサ１０は前記演算動作によっ
て得られた新たな残高に基づいて書込み情報を作成して
これをエンコーダ／デコーダ１２を介してカード処理機
構１に供給し情報記録カード４の磁気ストライプ６にこ
れを記憶させる。

またこのとき、マイクロプロセッサ１０は前記情報記録
カード４から読み出された情報に含まれている残額表示
パターン番号２５を取り出すとともに、この残額表示パ
ターン番号２５をキー情報として前記残額表示パターン
テーブル１５をアクセスして前記残額表示パターン番号
２５に対応したパンチ位置情報を読出した後、このパン
チ位置情報と新たな残高に応じて今回の残高がパンチ位
置に達したかどうかをチエツクし、これがパンチ位置に
達していれば、パンチ位置を示すパンチ指令を生成する
とともに、これをパンチｗＪｓｈｙ部１４を介して前記
カード処理機構１に供給し情報記録カード４にパンチ穴
２０を形成させる。

この場合、残高表示パターンテーブル１５に残高とパン
チ穴２０との関係情報が格納されているので、情報記録
カード４の発行額が高額であっても、また低額であって
も、情報記録カード４の残高表示７部分に対応した位置
にパンチ穴２ｏを形成して利用者に残額を知らせること
ができる。

このようにこの実施例においては、情報記録カード４に
残額表示パターン番号２５を記録し、この残額表示パタ
ーン番号２５を用いてパンチ穴位置を決定するようにし
たので、パンチ機構等を変更することなく発行額を高額
にすることができるとともに、情報記録カードの多様化
に対処することができる。

また、上述した実施例においては、残額表示パターンテ
ーブル１５に表１６を予め格納しているが、ホスト制御
装置３から表１６の内容をダウンロードして残額表示パ
ターンテーブル１５に格納するようにしても良い。

これによって、情報記録カード４を頻繁に変更するシス
テムでも、残額表示パターンテーブル１５の容量が増大
するのを防止することができる。

また、上述した実施例においては、磁気ストライプ６と
、パンチ穴２０とを用いて情報記録カード４に情報を記
録するようにしているが、バーコードやホログラム等に
よって情報を記録するようにしても良い。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、パンチ機構等を変
更することなく発行額を高額にすることができるととも
に、情報記録カードの多様化に対処することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による情報記録カードおよびその処理装
置の一実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示す
情報記録カードの構成例を示す平面図、第３図は第２図
に示す磁気ストライプに記録される情報の一例を示す模
式図、第４図は第１図に示す残額表示パターンテーブル
に格納される表の一例を示す模式図、第５図は従来から
知られている情報記録カードおよびその処理装置の一例
を示すブロック図、第６図は第５図に示す情報記録カー
ドの構成例を示す平面図、第７図は第６図に示す磁気ス
トライプに記録される情報の一例を示す模式図である。 １・・・読出し部、記録部（カード処理機構）、２・・
・情報処理回路、４・−・情報記録カード、５・・・基
板、６・−処理対象情報記録部（磁気ストライプ）、１
０・・・表示情報作成部（マイクロプロセッサ）、１５
−・・テーブル（残額表示パターンテーブル）、１６・
・・表、２０・・・表示部（パンチ穴）、２５・・・種
別情報記録部（残額表示パターン番号）。 特許出願人　　東洋通信機株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）薄板状に形成される基板と、この基板に設けられ
   人の五感で認識できる形式で情報を表示する表示部と、
   前記基板に設けられ処理対象となる情報が記録される処
   理対象情報記録部と、前記基板に設けられ前記記録情報
   の種別を示す識別情報が記録される種別情報記録部とを
   備えたことを特徴とする情報記録カード。
2. （２）前記識別情報と前記表示部に表示される情報との
   関係を示す表が格納されたテーブルと、情報記録カード
   の処理対象情報記録部に記録された情報を読み出す読出
   し部と、この読出し部によつて読み出された情報から識
   別情報を抽出するとともに、この種別情報に基づいて前
   記テーブルから表を読出してこの表の内容と前記情報記
   録カードに書き込む内容とに基づいて表示情報を作成す
   る表示情報作成部と、この表示情報作成部によつて作成
   された表示情報に基づいて前記情報記録カードの表示部
   に人の五感で認識できる形式で情報を記録する記録部と
   を備えたことを特徴とする情報記録カード処理装置。