JP2821848B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2821848B2
JP2821848B2 JP5350389A JP35038993A JP2821848B2 JP 2821848 B2 JP2821848 B2 JP 2821848B2 JP 5350389 A JP5350389 A JP 5350389A JP 35038993 A JP35038993 A JP 35038993A JP 2821848 B2 JP2821848 B2 JP 2821848B2
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初夫 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカードによ
る商品の取引が可能な食堂等の施設に設置されるカード
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、好きな食品を客自身が自分のト
レイに取っていく方式の食堂では、その料金の精算をレ
ジまで行かずに行なえるように、各食品の近くにカード
処理装置を配置しておき、食品を取るごとにその食品に
対応したカード処理装置にプリペイドカードを挿入し
て、その食品の金額をカードから精算する方法がとられ
ている。
【0003】このような食堂のシステムは、一般に会社
内の社員食堂で多く用いられており、このシステムに使
用されるプリペイドカードは会社側が発行している場合
が多い。したがって、その会社と食堂とが別企業の場合
には、プリペイドカードから精算した金額分を食堂側か
ら会社側へ請求する必要がある。
【0004】また、たとえ、食堂と会社が同一企業であ
る場合でも、各食品の売上数を把握して、人気食品の準
備数を増したり、不人気の食品の準備数を減らしたりす
る必要がある。
【0005】このため、このような食堂では、設置され
ている複数のカード処理装置が精算した金額や回数等の
集計をとる必要がある。
【0006】その集計の方法として、例えば、各カード
処理装置が精算した金額を通信手段によってホストコン
ピュータに送り、このホストコンピュータで各種の集計
処理を行なうようにすることが考えられるが、このよう
に通信手段を利用するシステムは、通信手段やコンピュ
ータの設備が必要になり、しかも、コンピュータのオペ
レータが必要になるので、小規模の食堂では負担が大き
くなってしまう。
【0007】そこで、各カード処理装置内にそれぞれ集
計機能を設けておき、プリペイドカードによって取引さ
れた金額等の集計情報を、予め集計用に作成された集計
用カードにカード処理装置の磁気記録機能を利用してそ
れぞれ記録し、各集計用カードの集計情報をマスターカ
ード処理機で順次読み取らせて、マスターカード処理機
内で総集計をとって、レシート等に印字出力する方法も
考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムの場合、マスターカード処理機で処理する
までは、各カード処理装置の集計内容が分からず、例え
ば、そのマスターカード処理機に異常が発生して使用が
できない場合には、集計作業もできなくなってしまう。
また、このような集計用カードの外観は全て同一である
ことが多いので、磁気記録されたカードを見ても、その
カードにどのカード処理装置の集計情報が記録されてい
るかを知ることができず、集計用カードの管理を厳重に
しなければならないという問題があった。
【0009】このために、カードに対する印字が可能な
カード処理装置では、その印字機能を利用して、各カー
ド処理装置ごとの集計情報の印字を、それぞれ毎回新た
な集計用カードに印字することも考えられるが、この方
法では、全カード処理装置の集計情報を1回集めるの
に、カード処理装置数分の新しい集計用カードが必要に
なってしまい、例えば、N台のカード処理装置について
1日1回の集計を行なって、その総集計をM日分まとめ
て行なおうとした場合、N×M枚の大量の集計用カード
が消費されてしまう。
【0010】また、このような集計用カードの作成のた
めに、専用のカード作成機が必要となり、集計用カード
の準備作業にも大変な労力を費やさなければならない。
本発明は、この課題を解決したカード処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明のカード処理装置は、挿入されるカード
の磁気情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によっ
て読み取られた情報から、挿入されたカードが、プリペ
イドカードか、所定の集計用カードか、あるいは生カー
ドであるかを判定するカード判定手段と、前記カード判
定手段によってプリペイドカードと判定されたカードの
残額情報から取引金額分を減算し、該減算結果を新たな
残額情報として該カードに記録して返却するプリペイド
カード精算手段と、プリペイドカード精算手段によって
プリペイドカードから減額された取引金額の集計情報を
集計情報メモリに記憶する取引集計手段と、前記カード
判定手段によって生カードと判定されたカードの磁気記
録面に、集計情報と印字位置情報を磁気記録するための
領域を設けるとともに、該2つの領域に初期値を書き込
んで、集計用カードを作成する集計用カード作成手段
と、前記カード判定手段によって集計用カードと判定さ
れた集計用カードまたは前記集計用カード作成手段によ
って作成された集計用カードに、前記集計情報メモリに
記憶されている集計情報と該カードに記録されていた集
計情報とを合算した合算集計情報を新たな集計情報とし
て磁気記録するとともに、前記集計情報メモリの集計情
報を、該カードに記録されていた印字位置情報に対応す
る位置から印字する集計情報記録手段と、前記集計情報
記録手段によって集計情報が印字された集計用カードの
印字位置情報を、該カードの次印字位置に対応した位置
情報に書き換える印字位置情報更新手段とを備えてい
る。
【0012】また、第2の発明のカード処理装置は、前
記集計情報記録手段が、前記集計情報メモリに記録され
ている集計情報とともに前記合算集計情報をカードに印
字するように構成されている。
【0013】また、第3の発明のカード処理装置は、前
記集計情報記録手段が、前記集計用カードが挿入される
ごとに、前記合算集計情報を合算集計メモリに順次記憶
し、前記集計用カードと区別可能な合算集計用カードが
挿入されたとき、前記合算集計メモリに記憶されている
各合算集計情報と各合算集計情報をさらに合算した総集
計情報とを、該カードに磁気記録するとともに印字する
ように構成されている。
【0014】また、第4の発明のカード処理装置は、メ
ンテナンスに必要なエラー発生情報等を含む管理情報を
管理情報メモリに記憶する管理手段を有し、前記集計情
報記録手段が、前記管理情報メモリに記録されている管
理情報を前記集計情報とともに前記集計用カードに印字
するように構成されている。
【0015】
【作用】このように構成されているため、本発明のカー
ド処理装置では、プリペイドカードに対する精算処理が
行なわれると、その取引金額の集計がなされて集計情報
メモリに記憶される。そして、集計用カードが挿入され
るか、あるいは、挿入された生カードから集計用カード
が作成されると、その集計用カードに集計情報メモリの
集計情報が印字され、その集計情報とカードに記録され
ていた集計情報とを合算した合算集計情報が磁気記録さ
れ、そのカードの印字位置情報が更新される。
【0016】したがって、このカード処理装置に、一枚
の集計用カードを一定期間ごとに挿入すれば、その期間
毎の集計情報がその一枚の集計用カードに印字されるこ
とになる。また、このカード処理装置を複数用いたシス
テムでは、1枚の集計用カードを、各カード処理装置に
順番に挿入していけば、各カード処理装置の集計情報
が、そのカードに順番に印字されることになる。また、
生カードが挿入されたときには、そのカードを直ちに集
計用カードとして使用することができる。
【0017】また、第2の発明のカード処理装置では、
集計情報メモリに記憶されている集計情報の他に、この
集計情報と、挿入された集計用カードに記録されている
合算集計情報との合計が、集計用カードに印字される。
したがって、複数のカード処理装置をもつシステムで、
このカード処理装置に、最後に集計用カードを挿入すれ
ば、このカード処理装置を含めて各カード処理装置の集
計情報の他に、全カード処理装置の集計情報の合計を印
字することができる。
【0018】また、第3の発明のカード処理装置では、
集計用カードが挿入されるごとに、その合算集計情報が
合算集計情報メモリに記憶され、合算集計用カードが挿
入されると、このメモリに記憶されている各合算集計情
報がこのカードに印字される。
【0019】また、第4の発明のカード処理装置では、
集計情報の他に、カード処理装置の管理情報が印字出力
される。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明のカード処理装置をN+1台設
置した食堂システムの構成図である。このシステムに
は、同一形式のカード処理装置201 〜20N と、マス
ターカード処理装置200 とで構成されている。
【0021】各カード処理装置20の外観は同一で、図
2に示すように筐体21の前面側にカード挿入口22が
設けられ、上面側には、挿入カードに対して正規の処理
が行なわれたとき点灯されるOKランプ24、残額不足
が発生したときに点灯する不足ランプ25、カードの読
み取りが正常に行なわれなかったときに点灯するNGラ
ンプ26の各ランプと、カード処理装置20の動作を、
プリペイドカードからの精算を行なう取引モードと、集
計用カードによる集計処理を行なう集計モードとを切り
換えるためのモードスイッチ27が設けられている。
【0022】各カード処理装置201 〜20N の内部に
は、図3に示すように、カード挿入口22から挿入され
たカードを内部に引込み、または排出するためのカード
搬送機構31と、カード搬送機構31によって引き込ま
れたカードに対する磁気情報の読み取りと書込みを行な
うための読み書き回路32と、カードの表面に印字する
ためのサーマル式のプリンタ33と、挿入カードに対す
る搬送制御、磁気情報の読み書き制御、印字制御および
各ランプに対する点灯制御を行なうマイクロコンピュー
タ構成の制御部34とが設けられている。この制御部3
4には、プリペイドカードから減額した金額の集計金額
を記憶するための集計金額メモリ35が設けられてい
る。
【0023】一方、マスターカード処理装置200 の内
部も、図4に示すように、各カード処理装置201 〜2
N と同様に、カード搬送機構31、読み書き回路3
2、プリンタ33および制御部36が設けられている。
この制御部36には、集計金額メモリ35の他に、全カ
ード処理装置の集計金額を合算した金額を、例えば1月
分記憶するためのM(Mは例えば31)個の合算金額メ
モリ371 〜37M が設けられている。なお、制御部3
4、36は、タイマ(カレンダー)機能を有している。
【0024】図5は、この食堂システムに用いられるプ
リペイドカード40と、集計用カード50の磁気記録領
域の概略図である。図5の(a)に示すように、プリペ
イドカード40の磁気記録面40aには、発行会社の会
社コード、カード残額、印字位置を示す情報が記録さ
れ、その反対面は、サーマル式のプリペイドカードによ
る印字が可能なように熱で変色する感熱加工がなされて
いる。
【0025】一方、集計用カード50の磁気記録面50
aには、図5の(b)に示すように、集計種別コード、
品目やその集計金額等の集計情報、印字位置を示す情報
が記録され、その反対面は、感熱加工されている。な
お、集計種別コードには、このカードが集計用のカード
であることを示すコードと、集計の対象が集計金額メモ
リ35であるか、合算金額メモリ371 〜37M である
かを識別するためのコードとで構成されている。以下、
集計対象が各集計金額メモリのカードを単に集計用カー
ドと記し、集計対象が合算金額メモリのカードを合算集
計用カードと記す。
【0026】図6は、カード処理装置201 〜20N
制御部34の処理手順を示し、図7は、マスターカード
処理装置200 の処理手順を示している。以下、このフ
ローチャートに基づいて、カード処理装置201 〜20
N 、200 の動作を説明する。なお、全てのカード処理
装置のプリペイドカードに対する精算処理は同一なの
で、先にこの精算処理について説明する。
【0027】カードがカード挿入口22に挿入されると
そのカードは搬送機構31によって装置内部へ引き込ま
れ、その磁気情報が読み取られた後、モード判定がなさ
れる(S1〜4)。
【0028】動作モードが取引モードの場合、制御部3
4、36は、この磁気情報から、挿入カードが前記した
プリペイドカード40であるか否かを判定し、正規なプ
リペイドカードでない場合には、NGランプ26を点灯
してこのカードを排出し、正規なプリペイドカードであ
る場合には、その残額情報が、予め設定されている食品
の金額以上あるかを判定し、残額が不足している場合に
は、不足ランプ25を点灯して、このカードを排出させ
る(S5〜9)。
【0029】また、残額不足でなければ、OKランプ2
4を点灯して、この残額から食品の金額を減算するとと
もに、減額した食品の金額を、集計金額メモリ35の記
憶値に加えて、その加算値を新たな集計金額として集計
金額メモリ35に記憶する(S10〜12)。
【0030】そして、その減算結果で、このプリペイド
カードの残額情報を書き換え、このプリペイドカードに
記録されていた印字位置情報に対応した位置に、その減
算結果を印字させ、その次に印字する位置を示す印字位
置情報で、プリペイドカードの印字位置情報を更新する
(S13〜14)。
【0031】取引モード中には、上記の動作が、プリペ
イドカードの挿入ごとに繰り返し行なわれ、集計金額メ
モリ35には、そのカード処理装置でプリペイドカード
から減額された金額が累積されることになる。なお、前
述したようにこの取引モードにおける動作は、マスター
カード処理装置200 の場合も全く同様である。
【0032】そして、食堂の営業時間が終り、食堂の職
員が前記集計用カードによって、その日の売上の集計を
とる場合には、各カード処理装置201 〜20N および
マスタカード処理装置200 を集計モードに切り換え、
一枚の集計用カード50を、例えば図1に示すように、
カード処理装置201 からカード処理装置20N まで順
番に挿入していく。
【0033】カード処理装置201 〜20N の集計モー
ドでは、図6に示しているように、挿入カードがプリペ
イドカードであるか、集計用カードであるか、あるいは
生カードであるかが、その磁気情報の読み取りによって
判定される(S15〜17)。
【0034】ここで挿入カードがプリペイドカードと判
定された場合には、処理S6へ移り、NGランプ26が
点灯され、そのカードが排出される。
【0035】また、生カードと判定された場合には、こ
のカードに対して、前記した集計用カード50と同一の
記録領域が確保され、各領域に初期値(例えば0)が記
録された集計用カードが作成される(S18)。
【0036】挿入されたカードが集計用カードであると
判定された場合および生カードから集計用カードが新規
に作成された場合には、そのカードに記録されていた集
計金額と集計金額メモリ35の記憶値との合算金額が、
そのカードの新たな集計金額として磁気記録され、集計
金額メモリ35の金額がこのカードに記録されている印
字位置情報に対応する位置に印字され、次の印字位置を
示す印字位置情報が、このカードの印字位置情報に代わ
って磁気記録された後、この集計用カードが排出される
(S19〜21)。なお、この処理S19〜21の順序
は、任意である。
【0037】これと同一の処理が一枚の集計用カード5
0に対して各カード処理装置201〜20N で行なわれ
る。
【0038】したがって、この集計用カード50の印字
面には、図8の(a)に示すように、各カード処理装置
201 〜20N それぞれの集計金額が品目とともに順番
に印字され、その合算金額が、集計金額領域に磁気記録
される。
【0039】そして、この集計用カードを最後にマスタ
ーカード処理装置200 に挿入する。集計用カードに対
するマスターカード処理装置200 の処理も、図7に示
しているように、前記各カード処理装置201 〜20N
の集計処理とほぼ同一であるが、集計金額メモリ35に
記憶されている集計金額の印字だけでなく、この集計金
額と、カードに記録されていた集計金額との合計を合算
金額メモリ371 〜37M の一つに記憶し、そして、そ
の合算金額を、その日の総売上として、最後に印字して
いる(S22、23)。
【0040】したがって、マスターカード処理装置20
0 から排出された集計用カード50の印字面には、図8
の(b)に示すように、N+1台のカード処理装置20
0 〜20N それぞれの集計金額とその合計が日付ととも
に印字され、その磁気領域には、全てのカード処理装置
の集計金額の合計が記録される。
【0041】このため、一枚の集計用カードに各カード
処理装置ごとの集計金額が記録されているので、特に、
後でレジ等を用いなくともその日の集計が一目でわか
る。また、集計作業を途中で中断しても、そのカードの
印字をみれば、次の作業を間違いなく再開できる。
【0042】このようにして、1日の集計作業が終了す
るごとに、マスターカード処理装置200 の合算金額メ
モリ371 〜37M の一つに、この最終の合算金額が記
憶される。この記憶は、異なる合算金額メモリに対して
毎日行なわれる。
【0043】ここで、M日分(例えば1月分)の合算金
額の集計をとる場合には、このマスターカード処理装置
200 に合算集計用のカードを挿入する。マスターカー
ド処理装置200 は、この合算集計用カードが挿入され
ると、各合算金額メモリ371 〜37M に記憶されてい
る各合算金額を、記憶順(日付順)に読み出して、その
カードに印字し、その最後に、各合算金額の合計を一月
の総売上として印字する(S24〜27)。このため、
合算集計用カード50′には、図9に示すように、一日
ごとの集計とその合計が印字され、その合計金額が磁気
記録される。
【0044】なお、この集計方法以外に、例えば、各カ
ード処理装置200 〜20N に1枚ずつ専用の集計用カ
ードを設け、その1枚の集計用カードに、一つのカード
処理装置の毎日の集計金額を磁気記録し、また印字する
ようにしてもよい。この場合各カード処理装置200
20N に、例えば、その月の最終日に挿入された集計用
カードに記録されていた集計金額と集計金額メモリ35
に記憶されている金額との合計を印字する機能を設けて
おけば、各カード処理装置ごとの毎日の集計金額とその
合計金額とをそれぞれの集計用カードに記録することが
できる。この場合には、最初にN+1枚の集計用カード
が必要になるが、各カードは、印字位置がなくなるまで
使用できるので、長期的には、カードの無駄にはならな
い。
【0045】
【他の実施例】前記実施例では、合算集計金額をカード
に印字する手段をマスターカード処理装置200 にだけ
設け、集計用カードをマスターカード処理装置に最後に
挿入するようにしていたが、カード処理装置の全数(N
+1)を情報として各カード処理装置に設定しておくと
ともに、集計用カードにその挿入回数を記録するための
領域を設け、この初期値を例えばN+1におき、集計用
カードが挿入されたとき、カード処理装置がその挿入回
数情報を1だけ減算更新し、その更新結果が零のときに
は、そのカード処理装置の集計金額と合算集計金額とを
印字するように構成すれば、その日の集計を各カード処
理装置について順不同に行なうことができる。
【0046】また、前記実施例では、1枚の集計用カー
ドに各カード処理装置の集計金額だけを印字するように
していたが、装置内部で発生したエラー情報や、メモリ
の使用状態、読み取りのリトライ数など、このカード処
理装置のメンテナンスに必要な管理情報を、管理情報メ
モリに記憶する管理手段を各カード処理装置に設け、集
計用カードが挿入されたとき、その集計金額の他に、管
理情報メモリの内容をカードに印字するようにしてもよ
い。このようにすれば、作業者が意識せずに、集計と同
時にカード処理装置の管理情報も定期的に集めることが
できる。
【0047】また、前記実施例では、モードスイッチ2
7の操作で取引モードと集計モードとが切り換わるよう
にしていたが、これは、本発明を限定するものでなく、
プリペイドカードが挿入されたときには直ちに取引処理
を行い、生カードあるいは集計用カードが挿入されたと
きには集計処理を行なうように、挿入カードの種類によ
って動作モードが自動的に切り換わるようにしてもよ
く、このようにすれば、面倒な操作なしで、集計作業を
することができる。
【0048】また、前記実施例では、1台のカード処理
装置が1種類の品目の取引金額の集計をとるようにして
いたが、1台のカード処理装置が複数品目の取引金額の
集計を各品目ごとにとるようにしてもよい。この場合に
は、各カード処理装置に食品選択用のキーを設けるとと
もに、装置内部に複数食品の金額等を予め設定してお
き、キー操作で選択された食品の金額をカード残額から
減じ、その減じた金額を各食品毎に集計しておき、これ
を品目ごとに集計用カードに印字する。また、印字する
集計情報は、金額だけでなく、品目ごとの取引回数等を
含めてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード処
理装置は、プリペイドカードが挿入されたときには、そ
のプリペイドカードの残額から取引金額の精算を行い、
その取引金額を集計情報メモリ内に集計し、集計用のカ
ードが挿入されたときには、その集計情報メモリ内の集
計情報を集計用カードに磁気記録し、この集計情報と集
計用カードに記録されていた集計情報とを合算した合算
集計情報をそのカードに印字し、その次の印字位置を示
す印字位置情報をこのカードに磁気記録するように構成
されている。
【0050】このため、1台のカード処理装置の集計情
報を定期的に集計する場合、一枚の集計用カードで何回
もの集計をとることができる。また、複数のカード処理
装置を用いるシステムにこのカード処理装置を用いれ
ば、一枚の集計用カードに各カード処理装置の集計情報
を順番に印字させることができ、システム当りの集計用
カードの消費量を大幅に削減できる。
【0051】また、生カードと判定されたカードを、集
計用カードとして使用できるようにしているので、専用
の集計用カード作成機でカードを作成する必要がなくな
り、生カードを挿入するだけの作業で集計作業を続行す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のカード処理装置を用いた食堂システ
ムの構成図
【図2】カード処理装置の外観を示す斜視図
【図3】N台のカード処理装置の内部構成図
【図4】マスターカード処理装置の内部構成図
【図5】一実施例のカード処理装置に使用されるプリペ
イドカードと集計用カードの磁気記録面を示す図
【図6】N台のカード処理装置の制御部の処理手順を示
すフローチャート
【図7】マスターカード処理装置の制御部の処理手順を
示すフローチャート
【図8】集計用カードの印字面を示す図
【図9】マスターカード処理装置で印字された合算集計
用カードの印字面を示す図
【符号の説明】
200 マスターカード処理装置 201 〜20N カード処理装置 27 モードスイッチ 31 カード搬送機構 32 読み書き回路 33 プリンタ 34、36 制御部 35 集計金額メモリ 371 〜37M 合算金額メモリ 40 プリペイドカード 50 集計用カード 50′ 合算集計用カード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 7/08 G06K 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入されるカードの磁気情報を読み取る読
    取手段と、 前記読取手段によって読み取られた情報から、挿入され
    たカードが、プリペイドカードか、所定の集計用カード
    か、あるいは生カードであるかを判定するカード判定手
    段と、 前記カード判定手段によってプリペイドカードと判定さ
    れたカードの残額情報から取引金額分を減算し、該減算
    結果を新たな残額情報として該カードに記録して返却す
    るプリペイドカード精算手段と、 前記プリペイドカード精算手段によってプリペイドカー
    ドから減額された取引金額の集計情報を集計情報メモリ
    に記憶する取引集計手段と、 前記カード判定手段によって生カードと判定されたカー
    ドの磁気記録面に、集計情報と印字位置情報を磁気記録
    するための領域を設けるとともに、該2つの領域に初期
    値を書き込んで、集計用カードを作成する集計用カード
    作成手段と、 前記カード判定手段によって集計用カードと判定された
    集計用カードまたは前記集計用カード作成手段によって
    作成された集計用カードに、前記集計情報メモリに記憶
    されている集計情報と該カードに記録されていた集計情
    報とを合算した合算集計情報を新たな集計情報として磁
    気記録するとともに、前記集計情報メモリの集計情報
    を、該カードに記録されていた印字位置情報に対応する
    位置から印字する集計情報記録手段と、 前記集計情報記録手段によって集計情報が印字された集
    計用カードの印字位置情報を、該カードの次印字位置に
    対応した位置情報に書き換える印字位置情報更新手段と
    を備えたカード処理装置。
  2. 【請求項2】前記集計情報記録手段は、前記集計情報メ
    モリに記録されている集計情報とともに前記合算集計情
    報を前記集計用カードに印字することを特徴とする請求
    項1記載のカード処理装置。
  3. 【請求項3】前記集計情報記録手段は、前記集計用カー
    ドが挿入されるごとに、前記合算集計情報を合算集計メ
    モリに順次記憶し、前記集計用カードと区別可能な合算
    集計用カードが挿入されたとき、前記合算集計メモリに
    記憶されている各合算集計情報と、該各合算集計情報を
    さらに合算した総集計情報とを、該カードに磁気記録す
    るとともに印字することを特徴とする請求項2記載のカ
    ード処理装置。
  4. 【請求項4】メンテナンスに必要なエラー発生情報等を
    含む管理情報を管理情報メモリに記憶する管理手段を有
    し、 前記集計情報記録手段が、前記管理情報メモリに記録さ
    れている管理情報を前記集計情報とともに前記集計用カ
    ードに印字することを特徴とする請求項1記載のカード
    処理装置。
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