JPH0664655B2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

Info

Publication number
JPH0664655B2
JPH0664655B2 JP16163487A JP16163487A JPH0664655B2 JP H0664655 B2 JPH0664655 B2 JP H0664655B2 JP 16163487 A JP16163487 A JP 16163487A JP 16163487 A JP16163487 A JP 16163487A JP H0664655 B2 JPH0664655 B2 JP H0664655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
registration
data
return
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16163487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS644892A (en
Inventor
収男 増田
Original Assignee
東京電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京電気株式会社 filed Critical 東京電気株式会社
Priority to JP16163487A priority Critical patent/JPH0664655B2/ja
Publication of JPS644892A publication Critical patent/JPS644892A/ja
Publication of JPH0664655B2 publication Critical patent/JPH0664655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カードの取扱いが可能な電子式キャッシュレ
ジスタに関する。
[従来の技術] 電子式キャッシュレジスタのなかには、クレジットカー
ドなどの各種カードに対してデータの書込みおよび読込
みを行なうカードリーダライタを備えたものがある。こ
の種の電子式キャッシュレジスタにおいても返品機能は
設けられおり、キャッシャは顧客から返品要求があると
レシートによって返品商品が自店で販売された商品であ
ることを確認後、返品モードを設定してレシートに印字
されている返品商品のコードおよび金額等の販売データ
をキー入力することにより返品処理を行なっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、この場合、キャッシュはレシートに印字され
た各販売データの中から返品商品に該当するデータを探
して返品の可否を認めなければならず負担である上、無
駄に時間を浪費することがあり、店の混雑時には他の客
を待たせてしまうおそれがあった。
そこで本発明は、返品要求に対する処理を簡略化でき、
キャッシュの労力軽減をはかり得る上、返品処理時間の
短縮をはかり得、サービス性を高めることができる電子
式キャッシュレジスタを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本願第1の発明は、第1図に示す如く、入力部1から入
力される商品販売データに基いて少なくとも登録商品の
商品コード,登録金額および登録日からなる登録データ
を記憶する登録データ記憶手段2と、この記憶手段2に
より記憶された登録データをカートリーダライフ3によ
りカード4に書込む登録データ書込み手段5と、カード
4に書込まれた登録商品の返品を宣言するカード返品キ
ー6と、このカード返品キー6の入力に応じてカードリ
ーダライタ3によりカード4に記録された登録データを
読取るカードデータ読取り手段7と、返品商品の商品コ
ードおよび登録日を入力する返品データ入力手段8と、
この入力手段8により入力された返品データに基いてカ
ードデータ読取り手段7により読取つた登録データを検
索し返品の可否を判断する判断手段9と、この判断手段
9により返品可能であると当該商品の返品登録を行なう
返品処理手段10を備えた電子式キャッシュレジスタであ
る。
本願第2の発明は、前記第1の発明に加えて、返品処理
手段10により返品登録が行なわれた返品商品の登録デー
タを除いた当該登録日の登録データに対するレシート11
を再発行するレシート再発行手段12を備えた電子式キャ
ッシュレジスタである。
[作用] 第1の発明を講じた電子式キャッシュレジスタであれ
ば、カード返品キーの入力によりカードに記録された登
録データのうち入力された返品商品の商品コードおよび
登録日に該当する登録データが検索されて返品の可否が
判断され、返品可能であれば返品金額の減額処理が行な
われる。したがって、カード保持者からの返品要求に対
し、既に発行した登録レシートで返品商品の販売事実を
確認することなく返品登録処理が行なわれる。
また、本願第2の発明の電子式キャッシュレジスタであ
れば、返品商品を除いた該当日の登録商品に対する登録
レシートが再発行される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第2図は本実施例の電子式キャッシュレジスタの外観構
成を示す斜視図である。同図に示すように、筺体21の前
面には各販売部品の部門,販売金額等の各販売データを
入力するためのキーボード22が設けられており、筺体21
の上部には販売商品の部門,販売金額,合計金額等を電
光表示する表示部23が設けられており、中間部および下
部にはそれぞれレシート発行口24および現金決裁をした
ときに使用するドロワ25が設けられている。また、筺体
21の上面には客用の表示部26が取付けられている。さら
に、筺体21の前面のキーボード22と表示部23との間には
カードに磁気記録されるカードデータの書込みおよび読
取りを行なうカードリーダライタ27が設けられている。
前記キーボード22には、第3図に示すように、販売商品
の販売金額等を置数するための置数キー31,商品を分類
する部門コードを入力するための部門キー32,商品の単
価を読出すPLUコードを入力するためのPLUキー33等の販
売登録用キー、および現金決裁をするときの合計額を算
出するための預/現計キー34,カード販売をしたときの
合計額を算出するためのカードキー35等の締キーのほ
か、カードに記録された登録商品の変品を宣言するカー
ド返品キー36,返品処理によって減算した残りの登録デ
ータに対するレシートを印字出力させるための登録明細
キー37、日付キー38などの各種ファンクションキーが配
列されている。また、このキーボード2上には[登録]
[点検][精算][設定」などの各種業務を選定するた
めのコントロールキー39が設けられている。
第4図は電子式キャッシュレジスタのブロック構成図で
ある。同図において41は中央処理装置(以下CPUと略称
する)であって、キーボード22からの入力情報に基いて
各種演算処理を行なうとともに、バスライン42を介して
前記各業務の処理プログラムなどの固定データを記憶す
るROM43と、入力データ,処理データなどの可変的デー
タを記憶するRAM44とを動作させる。また、コントロー
ルキー39からの指令信号やカードリーダライタ27にて読
取ったカードデータの入力およびカードリーダライタ27
によりカードに書込まれるデータの出力を行なうI/O
ポート45、ドロワ25のドロワ開放装置46とレシートへ各
種データを印字出力するプリンタ47を駆動するプリンタ
駆動回路48とに駆動信号を送出するI/Oポート49、表
示23,26へ表示データを送出する表示部コントローラ5
0、キーボード22からのキー信号を入力するキーボード
コントローラ51、ブザー52を鳴動するブサー駆動回路53
へ駆動信号を送出するI/Oポート54、現在の年月日時
分秒を計時する時計回路55などがバスライン42を介して
CPU41に接続されている。
RAM44には、第5図に示すように、一人の客に対する登
録業務中であることを示す登録中フラグ,カードリーダ
ライタ27によりカードデータを読取ったことを示すカー
ド入力フラグ,自己の電子式キャッシュレジスタNo.,こ
の電子式キャッシュレジスタで販売業務を行なうキャッ
シャーの名前,レシートNo.をカウントするレシートカ
ウンタ,1人の客が返品した商品の合計金額を累積するマ
イナス合計器,1人の客に販売した商品の合計金額を累積
する金額合計器,カード登録終了後にカードがカードリ
ーダライタ27に装着されていることを示すカード終了フ
ラグ,カード登録終了後にカードがカードリーダライタ
27に装着されている時間を計時するカード終了カウン
タ,カード書込み時の不良発生を示すカードエラーフラ
グ,および各ファンクションキーの入力状態を示す返品
フラグ,日付フラグ,登録明細フラグ等を記憶する領域
R1と、この電子式キャッシュレジスタで販売した各商品
の販売金額,販売点数等の販売データを部門別,キャッ
シュ別,取引別等にそれぞれ集計する販売登録ファイル
R2と、現金決裁により販売登録された商品の合計金額を
累積する現計合計器R3、カード取引により販売登録され
た商品の合計金額を累積するカード合計器R4、返品登録
された商品の返品金額を累積する返品合計器R5とが形成
されている。
また、上記RAM20にはカードリーダライタ27により読取
ったカードデータを記憶するためのカードデータメモリ
R6が形成されている。このカードデータメモリR6は、カ
ードで販売登録を行なったときの登録日,電子式キャッ
シュレジスタNo.,キャッシャ名およびレシートNo.を記
憶する登録業務領域R7と、この領域R7内のデータに対応
する全登録商品の商品コード,単価,個数等を順次記憶
する登録明細領域R8とからなる。
さらに、返品登録においてキー入力される登録日および
商品コードを記憶する返品登録メモリR9、PLUコードに
対応してリンクする部門と単価とを設定記憶するPLUデ
ータテーブルR10、などが前記RAM44に形成されている。
しかして、この電子式キャッシュレジスタの電源が投入
され各種の初期処理が終了すると、前記CPU41は第6図
に示す流れ図にしたがってメインルーチンを実行する。
すなわち、P1のキー入力待機状態においてキー入力がな
いと、P2にてカードリーダライタ27にカードが挿入され
ているか否かを判断する。そして、キー入力がなくカー
ドも挿入されていない場合には、P3にてカード入力フラ
グをチェックし、“1"にセットされていればカードリー
ダライタ27に挿入されていたカードが抜取られた状態を
示すので、カード入力フラグおよびカード終了フラグを
“0"にリセットしてキー入力を待つ。
P2にてカードが挿入されていると、P4にてカード入力フ
ラグをチェックし、“0"にリセットされていればカード
リーダライタ27にカードが挿入された状態を示すので、
カードリーダライタ27により当該カードのカードデータ
を読取ってカードデータメモリR6の該当領域に格納す
る。次いで、カード入力フラグを“1"にセットしカード
終了フラグを“0"に設定してキー入力を待つ。
P4にてカード入力フラグが“1"であると、P5およびP6に
て登録中フラグとカード終了フラグとをチェックする。
そして、登録中フラグが“1"あるいはカード終了フラグ
が“0"であるとカードでの販売登録中であるのでキー入
力を待つ。これに対し、登録中フラグが“0"でかつカー
ド終了フラグが“1"であるとカードでの販売登録終了後
にカードがカードリーダライタ27から抜き取られていな
い状態を示しているので、カード終了カウンタを「+
1」累進する。そして、P7にてこのカウンタのカウント
値が所定値(カードの抜き取りを忘れたと思われる時間
に対応する値)に一致するとブザー駆動回路53を起動し
てブザー52を鳴動させて警報を行ない、カードが抜き取
られるとブザーを止めて警報を停止する。しかる後、カ
ード入力フラグおよびカード終了フラグを“0"にリセッ
トしてキー入力を待つ。
一方、P1にてキー入力があると、第7図に示すキー処理
を実行する。先ずP11にてコントロールキー39によって
選定されている業務モードを判定し、登録モードである
と入力キーの種類を判別する。ここで、P12にて商品登
録用キーとして商品コードを置数後にPLUキー33が入力
されると、P13として登録中フラグをチェックし、“0"
にリセットされていれば“1"にセットするとともに、カ
ードデータメモリR6の登録業務領域R7に時計回路55にて
計時されている現在の日付と領域R1に記憶されている電
子式キャッシュレジスタNo.,キャッシュ名およびレシー
トNo.を書込む。
また、登録中フラグの状態に関係なく、P14としてカー
ドデータメモリR6の登録明細領域R8にキー入力された商
品コード,PLUデータテーブルR10から検索された単価,
および個数を書込み、[単価×個数]により算出される
登録金額を金額合計器に加算する。次いで、PLUデータ
テーブルR10から検索されたリンク部門に基いて販売登
録ファイルR2内における部門別ファイルの売上金額,売
上点数等を更新し、この部門コード,登録金額等をプリ
ンタ47によりレシートに印字するとともに表示部23,26
に表示させてメインルーチンに戻る。
一方、P15にて締キーとしてカードキー35が入力される
と、P16およびP17にて登録中フラグが“1"であること、
カードリーダライタ27にカードが挿入されていることを
確認後、カードデータメモリR6の各領域R7,R8に記憶さ
れたデータをカードに書込む。次いで、販売登録ファイ
ルR2における取引別およびキャッシヤ別ファイルの売上
金額,売上点数等を更新する。また、金額合計器の内容
すなわち1人の客が購入した商品の合計金額をカード合
計器R4に加算するとともに、この合計金額等の表示およ
び印字を行ない、レシート発行口24から登録レシートを
発行する。しかる後、カードデータメモリR6の各領域R
7,R8および金額合計器をクリアするとともに登録中フラ
グを“0"にリセットし、領域R1のレシートNo.カウンタ
を[+1]更新してメインルーチンに戻る。
また、P18にて締キーとして預/現計キー34が入力され
ると、P19およびP20にて登録中フラグが“1"であるこ
と、カードリーダライタ27にカードが挿入されていない
ことを確認後、販売登録ファイルR2における取引別およ
びキャッシャ別ファイルの売上金額,売上点数等を更新
する。また、金額合計器の内容すなわち1人の客が購入
した商品の合計金額を金額合計器R3に加算するととも
に、この合計金額等の表示および印字を行ない、レシー
ト発行口24から登録レシートを発行する。しかる後、カ
ードデータメモリR6の各領域R7,R8および金額合計器を
クリアするとともに登録中フラグを“0"にリセットし、
領域R1のレシートNo.カウンタを「+1」を更新してメ
インルーチンに戻る。
さらに、P21としてカード返品キー36が入力されると、
第8図に示す返品登録処理を実行する。すなわち、先
ず、P22として返品フラグとチェックを行ない、返品フ
ラグを“0"にリセットされているならば“1"にセットし
て次のキー入力を待つ。そして、P23にて日付キー38が
入力されると、P24およびP25として置数データが入力さ
れていること、カードが挿入されることを確認後、置数
データを登録日として返品登録メモリR9に格納するとと
もに日付フラグを“1"にセットする。次いで、カードリ
ーダライタ27により読取った当該カードの登録データの
うち、返品登録メモリR9内の登録日データに一致する日
付の登録データを抜取ってカードデータメモリR6の登録
業務領域R7および登録明細領域R8に格納し、次のキー入
力を待つ。
P26にてPLUキー33が入力されると、P27およびP28として
置数データが入力されていること、日付フラグが“1"に
セットされていることを確認後、置数データを商品コー
ドとして返品登録メモリR9に格納する。次いで、この商
品コードで登録明細領域R7を検索し、P29として該当コ
ードが存在すると、この商品コードとともに対応する単
価,個数を削除する。また、削除した返品商品の商品コ
ード(PLUコード)にリンクする部門モード,および
[単価×返品個数]により算出される返品金額を表示部
23,26に表示されるとともにプリンタ47によってレシー
トに印字し、販売登録ファイルR2における部門別ファイ
ルの減額処理を行ない、かつ返品金額をマイナス合計器
に加算して、次のキー入力を待つ。
P30にて登録明細キー37が入力されると、登録明細フラ
グを“1"にセットして、次のキー入力を待つ。
P31にてカードキー35が入力されると、P32として日付フ
ラグが“1"にセットされていることを確認後、マイナス
合計器の内容つまりは1人の客の返品商品の合計金額を
表示部23,26に表示させるとともにレシートに印字し、
このレシート(返品レシート)を発行する。次いで、P3
3として登録明細フラグをチェックし、“1"にセットさ
れていると登録明細領域R8内のデータを商品コード別に
レシートに印字し、このレシート(登録レシート)を発
行する。また、登録明細フラグの状態に関係なくカード
データメモリR6における各領域R7,R8内のデータをカー
ドリーダライタ27によりカードへ書込む。そして、登録
業務領域R7,登録明細領域R8およびマイナス合計器のク
リアを行ない、かつフラグ類の“0"リセットを行なった
後、メインルーチンに戻る。
このように構成された本実施例の電子式キャッシュレジ
スタを載置した店舗では、カードによる取引が発生する
と、キャッシャは客から受取ったカードをカードリード
ライタ27に挿入する。そうすると、カードに記録されて
いるデータが読取られてカードデータメモリR6の所定領
域に書込まれるとともにカード入力フラグ“1"にセット
される。次いで、キャッシャは置数キー31,部門キー32,
PLUキー33等を用いて販売商品の商品コード,単価,個
数等を順次入力する。そうすると、登録中フラグが“1"
にセットされ、カードデータメモリR6における登録業務
領域R7の空領域に現在年月日,電子式キャッシュレジス
タNo.,キャッシャ名,レシートNo.が格納された後、対
応する登録明細領域R8にキー入力された販売商品の商品
コード,単価および個数が順次記憶される。また、部門
別ファイルが更新されるとともに販売登録された商品の
部門コード,登録金額等の印字・表示が行なわれる。
そして、この客が購入した全商品の登録を終了後、キャ
ッシャは締キーとしてカードキー35を入力する。そうす
ると、カードデータメモリR6内の全データがカードに書
込まれるとともに、合計金額が印字・表示され、登録レ
シートが発行される。かくして、カードによる販売登録
処理が終了する。
一方、カード保持者が後日返品を要求する場合には、キ
ャッシャはこの保持者から受取ったカードをカードリー
ダライタ27に挿入し、カード返品キー36を入力する。そ
うすると、カード入力フラグ,返品フラグが“1"にセッ
トされ、カードリーダライタ27によりカードデータが読
込まれる。次に、キャッシャは返品商品の登録日を置数
キー31および日付キー38で入力する。そうすると、カー
ドデータの中から該当日付に登録した全データが抜き取
られ、登録業務領域R7および登録明細書領域R8に格納さ
れる。次にキャッシャは返品商品の商品コードを置数キ
ー31およびPLUキー33で入力する。そうすると、返品商
品の部門コード,返品金額等が表示・印字されるととも
に、登録明細領域R8内の返品商品に該当する商品コー
ド,単価,個数が削除される。
しかる後、全返品商品のキー入力が終了するとカードキ
ー35を入力するが、ここで、客が返品処理後の登録レシ
ートの再発行を要求するならば登録明細キー38を入力し
て登録明細フラグを“1"にセットさせる。かくして、カ
ードキー35が入力されると、返品商品の合計金額が表示
されるとともにレシートに印字され、返品レシートとし
て発行される。また、登録明細フラグが“1"にセットさ
れているならば、該当日付の返品商品を除いた登録商品
に対する登録レシートも再発行される。
このように本実施例によれば、カード取引を行なったカ
ード保持者から返品要求があると、カードを挿入すると
ともにカード返品キー36を入力し、この後、返品商品の
商品コードおよび登録日をキー入力する。こうすること
により、カードデータとキー入力データとが比較されて
返品の可否が自動判定され、返品登録に対する減額処理
が自動的に行なわれる。したがって、返品商品の登録デ
ータが印字されたレシートから該当する部門コード,販
売金額などを探さなくても簡単な入力操作を行なうだけ
で返品登録の可否が短時間で判定できる上、返品金額の
減額処理が行なわれるので、キャッシャの負担が軽減さ
れる上、処理時間が短縮される。その結果、店の混雑時
に返品があってもスムーズに処理することができるの
で、他の客を待たせるおそれがなく、サービス性を向上
できる。また、レシートを無くしてしまった客に対して
も、返品の可否を確実に判定できる上、単価が変動する
商品であっても容易に返品金額を得られるので、都合が
よい。
さらに、返品業務時に登録明細キー38を入力することに
より返品商品を除いた該当日の登録レシートを再発行す
ることができるので、客からの要望に対して十分に答え
ることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では商品コードをキーボード22から
キー入力する場合を示したが、スキャナによってバーコ
ードなどを直接読取るようにしてもよい。また、前記実
施例では返品商品の登録日のほかに商品コード(PLUコ
ード)を入力する場合を示したが、返品商品が部門コー
ドのみで登録されている場合にはコードとともに金額を
入力することにより、同様な効果を奏し得る。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本願第1の発明によれば、返品要
求に対する処理を簡略化でき、キャッシャの労力軽減を
はかり得る上、返品処理時間の短縮をはかり得、サービ
ス性を高めることができる電子式キャッシュレジスタを
提供できる。
また、本願第2の発明によれば、返品商品を除いた該当
日の登録商品に対する登録レシートを再発行できる電子
式キャッシュレジスタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子式キャッシュレジスタの機能ブロ
ック図、第2図ないし第8図は本発明の一実施例を示す
図であって、第2図は電子式キャッシュレジスタの外観
構成を示す斜視図、第3図はキーボードのキー配置を示
す図、第4図は電子式キャッシュレジスタのブロック構
成図、第5図はRAMの構成を示す図、第6図はCPUにおけ
るメインルーチンを示す流れ図、第7図はキー処理を示
す流れ図、第8図は返品登録処理を示す流れ図である。 22……キーボード、27……カードリーダライタ、35……
カードキー、36……カード返品キー、37……登録明細キ
ー、R6……カードデータメモリ、R7……登録業務領域、
R8……登録明細領域、R9……返品登録メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードに対してデータの読込みおよび書込
    みを行なうカードリーダライタを備えた電子式キャッシ
    ュレジスタにおいて、入力部から入力される商品販売デ
    ータに基いて少なくとも登録商品の商品コード,登録金
    額および登録日からなる登録データを記憶する登録デー
    タ記憶手段と、この記憶手段により記憶された登録デー
    タを前記カードリーダライタにより前記カードに記録す
    る登録データ記録手段と、前記カードに記録された登録
    商品の返品を宣言するカード返品キーと、このカード返
    品キーの入力に応じて前記カードリーダライタにより前
    記カードに記録された登録データを読取るカードデータ
    読取り手段と、返品商品の商品コードおよび登録日を入
    力する返品データ入力手段と、この入力手段により入力
    された返品データに基いて前記カードデータ読取り手段
    により読取った登録データを検索し返品の可否を判断す
    る判断手段と、この判断手段により返品可能であると当
    該商品の返品登録を行なう返品処理手段とを具備したこ
    とを特徴とする電子式キャッシュレジスタ。
  2. 【請求項2】カードに対してデータの読込みおよび書込
    みを行なうカードリーダライタを備えた電子式キャッシ
    ュレジスタにおいて、入力部から入力される商品販売デ
    ータに基いて少なくとも登録商品の商品コード,登録金
    額および登録日からなる登録データを記憶する記憶手段
    と、この記憶手段により記憶された登録データを前記カ
    ードリーダライタにより前記カードに記録する登録デー
    タ記録手段と、前記カードに記録された登録商品の返品
    を宣言するカード返品キーと、このカード返品キーの入
    力に応じて前記カードリーダライタにより前記カードに
    記録された登録データを読取るカードデータ読取り手段
    と、返品商品の商品コードおよび登録日を入力する返品
    データ入力手段と、この入力手段により入力された返品
    データに基いて前記カードデータ読取り手段により読取
    った登録データを検索し返品の可否を判断する判断手段
    と、この判断手段により返品可能であると当該商品の返
    品登録を行なう返品処理手段と、この返品処理手段によ
    り返品登録が行なわれた返品商品の登録データを除いた
    当該登録日の登録データに対するレシートを再発行する
    レシート再発行手段とを具備したことを特徴とする電子
    式キャッシュレジスタ。
JP16163487A 1987-06-29 1987-06-29 電子式キャッシュレジスタ Expired - Fee Related JPH0664655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16163487A JPH0664655B2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29 電子式キャッシュレジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16163487A JPH0664655B2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29 電子式キャッシュレジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS644892A JPS644892A (en) 1989-01-10
JPH0664655B2 true JPH0664655B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=15738914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16163487A Expired - Fee Related JPH0664655B2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29 電子式キャッシュレジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0664655B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539925B2 (ja) * 1989-09-28 1996-10-02 アンリツ株式会社 カ―ド取引装置
JP2549761B2 (ja) * 1990-11-15 1996-10-30 株式会社テック 取引処理装置
EP1911511A4 (en) 2005-07-25 2011-10-19 Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd DISPERSION DEVICE, DISPERSION METHOD, AND DISPERSION CREATION METHOD

Also Published As

Publication number Publication date
JPS644892A (en) 1989-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0664655B2 (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JP2566333B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2573698B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2533160B2 (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JPH0789395B2 (ja) 電子キヤツシユレジスタ
JP2527496B2 (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JP2549761B2 (ja) 取引処理装置
JP3614501B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2743211B2 (ja) 金券カード発行装置
JP2522602B2 (ja) カ―ド処理装置
JP3596444B2 (ja) キャッシュレジスタ
JPH083877B2 (ja) 電子キヤツシユレジスタ
JPH0540872A (ja) カード端末機及びカード処理システム
JP3285113B2 (ja) 金銭登録装置およびそのカード取引処理方法
JPH02304700A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2634094B2 (ja) 取引データ入力装置
JP5113816B2 (ja) セルフチェックアウト装置及び制御プログラム
JPH01263896A (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JPH0477995A (ja) 商品販売データ処理装置
JPH043294A (ja) 商品販売データ処理装置
JPH0769986B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP3323586B2 (ja) カード取引処理装置
JP2956678B2 (ja) 商品購入額出力方法及びシステム
JP2549758B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2539925B2 (ja) カ―ド取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees