JP2533160B2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JP2533160B2
JP2533160B2 JP63106522A JP10652288A JP2533160B2 JP 2533160 B2 JP2533160 B2 JP 2533160B2 JP 63106522 A JP63106522 A JP 63106522A JP 10652288 A JP10652288 A JP 10652288A JP 2533160 B2 JP2533160 B2 JP 2533160B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、予め購入限度総額が記憶されたカード(プ
リペイドカード)により商品販売業務を処理できる電子
式キャッシュレジスタに関する。
[従来の技術] 例えば公衆電話の通話料支払いや鉄道の切符販売等に
見られるように、予め購入限度総額が記憶されたメモリ
カードいわゆるプリペイドカードを前もって客が購入
し、このカードを使用して前記限度総額まで商品を購入
できるようにした販売システムは、クレジットカードと
異なり信頼性を確認する必要がないので、一般の小売店
で導入することにより販売登録業務の作業能率向上を期
待できる。そこで本出願人は、プリペイドカードに対し
てカード残高の読取り及び新規残高データの書込みを行
なうカードリーダライタを設け、このカードリーダライ
タにプリペイドカードが挿入された状態で通常の販売登
録操作が行なわれ、最後にカードによる締め操作が行な
われると、カードの残高から売上合計額を減算し、減算
後のカード残高を改めてカードに書込むようにした電子
式キャッシュレジスタを提案済みである(特願昭62−44
554号)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、店によっては顧客別に売上データを集計
し、この集計データによって顧客の管理を行ないたい要
望がある。そこで、プリペイドカードは顧客がそれぞれ
所持するので、このプリペイドカードを利用して顧客管
理を行なうことが考えられる。ところが、従来のプリペ
イドカードにはせいぜい残高データとカードの真偽を判
別するためのデータが書込まれているだけであり、この
カードを利用して顧客管理を行なうことはできなかっ
た。
そこで本発明は、顧客コードが記憶されたプリペイド
カードを使用し、このカードを用いて商品の販売登録を
行なうことにより、顧客別の売上げを管理できる電子式
キャッシュレジスタを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の電子式キャッシュレジスタは、少なくとも残
高データと顧客コードとを記憶するメモリカードにデー
タの読取りおよび書込みを行なうカードリーダライタ
と、このカードリーダライタで読取ったメモリカードの
残高データを記憶する残高メモリと、顧客コード別に商
品の売上データを集計する顧客別メモリと、販売登録操
作によって登録された商品の売上金額が残高メモリの残
高データを越えるか否かを判断する判断手段と、この判
断手段が残高データを越えたことを判断するとその販売
登録を禁止し、かつ残高データ以内を判断するとその販
売登録を許可して残高メモリの残高データからその売上
金額を減算する販売登録処理手段と、この手段により販
売登録された商品の売上データをメモリカードの顧客コ
ードに該当する顧客別メモリに加算する顧客別売上管理
手段と、販売登録の締め操作に応じて残高メモリの内容
を新規残高データとしてメモリカードにカードリーダラ
イタを介して書込ませる新規残高データ書込み制御手段
とを備えたものである。
そして、判断手段が残高データを越えたことを判断す
るとその販売登録を禁止して次なるメモリカードの使用
を許可し、この使用が許可された次なるメモリカードの
残高データを残高メモリに加算する手段を設け、販売登
録処理手段により販売登録された商品の売上データを最
初のメモリカードの顧客コードに該当する顧客別メモリ
に加算するようにしている。
[作用] このような手段を講じた電子式キャッシュレジスタで
あれば、カードリーダライタで読取ったメモリカードの
残高データが残高メモリに記憶されている状態で、販売
登録操作によって登録された商品の売上金額が残高メモ
リの残高データ以内の場合にはメモリへの販売登録が行
なわれるとともに残高メモリの残高データからその売上
金額が減算される。また、販売登録された商品の売上デ
ータがメモリカードの顧客コードに該当する顧客別メモ
リに加算される。そして、販売登録の締め操作に応じて
残高メモリの内容が新規残高データとしてメモリカード
に書込まれる。
また、販売登録操作により登録された商品の売上金額
が残高データを越えた場合に次なるメモリカードの使用
が許可され、この使用が許可された次なるメモリカード
の残高データが残高メモリに加算される。こうして、残
高データの不足分が補充されるとメモリへの販売登録が
行なわれる。そして、販売登録された商品の売上データ
が最初のメモリカードの顧客コードに該当する顧客別メ
モリに加算される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本実施例における電子式キャッシュレジスタ
の外観構成を示す斜視図である。図示するように、筺体
1の前面中央部に販売商品の部門,販売金額等の販売デ
ータを入力するためのキーボード2が設けられており、
前面上方部に販売商品の部門,販売金額,合計金額等が
電光表示するキャッシャ用表示器3が設けられている。
また、前面中央部には前記キーボード2に隣接してレシ
ート発行口4が形成されている。筺体1の下面には現金
等を収納するためのドロワ5が設置されており、筺体1
の上面には前記キャッシャ用表示器3と同一構成の客用
表示器6が取付けられている。また、前記キャッシャ用
表示器1の下側には、磁気カードで構成されたメモリカ
ードに記録されたカードデータを読取りかつ書込むため
のカードリーダライタ7が取付けられている。
なお、この電子式キャッシュレジスタで使用されるカ
ードは少なくとも各顧客毎に設定された顧客コード(ID
コード)と残高データとを磁気記録したプリペイドカー
ドであって、予め残高データとして購入限度総額が記録
された状態で客に販売され、客がこのプリペイドカード
を使用して上記限度総額まで商品の購入ができるもので
ある。
前記キーボード2には、第2図に示すように、販売商
品の販売金額等を置数するための置数キー8、販売商品
の属する部門を入力するための部門キー9、小計額を算
出するための小計キー10、現金決済をするときの登録締
キーとしての預/現計キー11、前記プリペイドカードに
よるカード決済をするときの登録締キーとしてのカード
キー12などの販売登録用キーの他に、戻キー13,取消キ
ー14などの各種ファンクションキーが配設されている。
また、キーボード2上には「登録」「点検」「精算」
「設定」等の各業務を選択設定するための鍵にて操作さ
れるコントロールキー15が設けられている。
前記各表示器3,6は、第3図に示すように、上下2段
の電光表示管と、(登録)(小計)(合計)等のこの電
子式キャッシュレジスタの状態を表示する複数個のトラ
イマークとから構成されている。そして、電光表示管の
上段には後述するRAM24内の残高メモリ43に記憶された
残高データが表示され、下段には販売登録商品の販売金
額や部門コード,さらには小計金額,合計金額等が表示
される。
第4図は電子式キャッシュレジスタの内部構成を示す
ブロック図である。同図において21は演算回路,メモリ
制御回路等を内蔵するCPU(中央処理装置)であって、
各種入力データに応じて所定の演算処理を行なうととも
に、バスライン22を介して前記各業務を実行するための
プログラムなどの固定データを記憶するROM23と、各種
入力データや演算処理データなどの可変的データを記憶
するRAM24とを動作させる。また、コントロールキー15
からの指令信号やカードリーダライタ7に対してカード
データ授受を行なう入出力ポート25、レシートへの印字
を行なうプリンタ26のプリンタ駆動回路27とドロワ5の
ドロワ開放装置28とに駆動信号を送出する入出力ポート
29、各表示器3,6を駆動制御する表示部コントローラ3
0、キーボード2からのキー信号を入力処理するキーボ
ードコントローラ31、ブザー32のブザー駆動回路33へ駆
動信号を送出する入出力ポート34等が前記バスライン22
を介してCPU21に接続されている。
前記RAM24には、第5図に示すように、カードリーダ
ライタ7により読取ったプリペイドカードの残高データ
を記憶する残高メモリ40、同じく読取ったプリペイドカ
ードの顧客コードを記憶する顧客コードメモリ41、置数
レジスタ42、一人の客に対する登録業務中であることを
示す登録中フラグF1,プリペイドカードによる販売登録
業務中であることを示すカード処理フラグF2,カードリ
ーダライタ7でカードデータを読取ったことを示すカー
ド入力フラグF3,販売金額がカード残高よりも大きいこ
とを示すカード不足フラグF4をそれぞれ記憶するフラグ
メモリ43、この電子式キャッシュレジスタで販売登録さ
れた一客分の商品の売上データを部門別に集計する部門
別売上登録エリア44aと、その合計データを集計する登
録合計エリア44bとからなる登録メモリ44、この電子式
キャッシュレジスタで販売登録された例えば1日分の商
品の売上データを部門別に集計する部門別売上合計エリ
ア45aと、その合計データを集計する総合計エリア45bと
からなる合計メモリ45、顧客コードエリア46c,顧客部門
別売上合計エリア46aおよび顧客合計エリア46bからな
り、この電子式キャッシュレジスタで販売登録された商
品の売上データを顧客コード別に集計する複数の顧客別
メモリ461〜46n、などが形成されている。
しかして、この電子式キャッシュレジスタの電源が投
入され各種の初期処理が終了すると、前記CPU21は第6
図に示す流れ図にしたがってメインルーチンを実行する
ようにプログラム構成されている。すなわち、P1にてキ
ーデータが入力されていない場合は、P2としてカードリ
ーダライタ7にプリペイドカードが挿入されているか否
かを判断する。カードが挿入されていなければ、P3とし
てカード入力フラグF3を調べ、「1」に設定されていれ
ば挿入されていたカードが抜取られたことを示すので
「0」に解除する。
P2にてプリペイドカードが挿入されていると、P4とし
てカード入力フラグF3を調べ、「0」に解除されたまま
であれば挿入されているカードのカードデータを読取
る。次いで、P5としてカード処理フラグF2の状態を調
べ、「0」に解除されていたならばプリペイドカードで
買物を行なう客の最初のカードが挿入されたことを示す
のでカードから読取った顧客コードを顧客コードメモリ
41に格納するとともに残高データを残高メモリ40に格納
し、残高メモリ40の内容つまりはカード残高を各表示器
3,6の上段表示管に表示させる(カード読取り処理手
段)。しかる後、カード処理フラグF2及びカード入力フ
ラグF3を共に「1」に設定する。
P5においてカード処理フラグF2が「1」に設定されて
いると、プリペイドカードで買物を行なう客の2回目以
降のカードが挿入されたことを示すので、カードから読
取った残高データを残高メモリ40に加算し、残高メモリ
40の内容を各表示器3,6の上段表示管に表示させる(残
高更新手段)。次いで、P6として残高メモリ40内の残高
データが零額以上であるか否かを判断する。そして、零
額以上であればカード入力フラグF3を「1」に設定し、
カード処理フラグF2を「0」に解除する。これに対し、
残高データがマイナスであればカードリーダライタ7を
介して挿入されているカードに「残高=0円」を書込ま
せ、このカードを排出させる。
P1にてキーボード2からキーデータを入力すると、コ
ントロールキー15が「登録」モードに設定されているこ
とを確認した後、そのキーデータの種類を調べる。そし
て、P7としてキーデータが部門キー9によるものであれ
ば第7図の部門キー処理を実行する。
第7図において、部門キー処理が開始されると、P11
としてカード処理フラグF2の状態を調べ、「0」に解除
されていなければカード以外で買物をする客が購入した
商品の部門登録なので該当する通常処理を実行する。カ
ード処理フラグF2が「1」に設定されていればプリペイ
ドカードで買物をする客が購入した商品の部門登録であ
るので、P12としてカード不足フラグF4の状態を調べ、
「1」に設定されていればこの部門登録を無効としてエ
ラー処理をする。
P12にてカード不足フラグF4が「0」に解除されてい
れば、P13として置数レジスタ42内の置数額(販売金
額)と残高メモリ40内の残高データとを比較する(判断
手段)。そして、置数額が残高データ以内であればこの
部門登録が有効であるので登録中フラグF1を「1」に設
定する。次いで、置数額を登録メモリ44の登録合計エリ
ア44bに加算し、かつ残高メモリ40から置数額を減算す
る(販売登録処理手段)。また、キー入力された部門コ
ードと置数額とを各表示器3,6の下段表示管に表示させ
るとともに、上段表示管の表示を残高メモリ40の現内容
つまりは置数額減算後の残高データに更新する。さら
に、上記部門コード及び置数額をプリンタ26を駆動して
レシートに印字出力させ、かつ登録メモリ44における部
門別売上登録エリア44aの該当部門エリアに置数額を加
算して(メモリ処理)、第6図のメインルーチンに戻
る。
P13にて置数額がカード残高を越えていたならば、第
8図に示す不足処理を実行する。第8図において、不足
処理を開始すると、先ず、置数レジスタ42内の置数額か
ら残高メモリ40内の残高データを減算して不足額を算出
し、この不足額を各表示器3,6の下段表示管にマイナス
符号を付して表示させる。この状態で、キーボード2か
らキーデータが入力されるのを待つ。そして、P21とし
て取消キー14のキーデータが入力されたならば、客がカ
ード残高を越えた商品の購入を中止したので、置数レジ
スタ42のクリアを行なうとともに不足額の表示をクリア
して、第6図に示すメインルーチンに戻る。
一方、P21にて取消キー14のキーデータが入力され
ず、P22にて戻キー13のキーデータが入力されたなら
ば、客が不足額を別のカードで補充するので、残高メモ
リ40に不足額(<0)を格納する。次いで、カードリー
ダライタ7を介してカードに「残高=0円」を書込ま
せ、このカードを排出させる。しかる後、カード不足フ
ラグF4を「1」に設定したならば、第6図に示すメイン
ルーチンに戻る(カード入力待機手段)。
なお、P21,P22にて取消キー14または戻キー13のキー
データが入力されず、他のキーデータが入力された場合
にはこのキーデータを無視して次のキーデータの入力を
待つ。
第6図のメインルーチンにおいて、P8としてキーデー
タがカードキー12によるものであれば、第9図のカード
キー処理を実行する。第9図において、カードキー処理
を開始すると、P31として登録中フラグF1が「1」であ
ること、P32としてカード処理フラグF2が「1」である
こと、P33としてカード入力フラグF3が「1」であるこ
と、P34としてカード不足フラグF4が「0」であること
をそれぞれ確認後、登録合計エリア44bにて算出された
合計金額を各表示器3,6の下段表示管に表示させるとと
もにレシートに印字出力させ、レシートをレシート発行
口4から発行させる。次いで、カードリーダライタ7を
介して残高メモリ40内の残高データを新規残高データと
してカードに書込ませ、カードを排出させる(新規残高
書込み制御手段)。また、登録メモリ44の全データを合
計メモリ45の対応するエリアに加算処理するとともに、
顧客コードメモリ41に格納されている顧客コードで顧客
別メモリ461〜46nの検索を行ない、顧客コードエリア46
c内の顧客コードと一致する顧客別メモリに登録メモリ4
4の全データを加算処理する(顧客別売上管理手段)。
なお、顧客コードが一致する顧客別メモリが存在しない
場合には新たにその顧客コードの顧客別メモリを作成
し、このメモリに売上データを格納する。その後、登録
メモリ44,残高メモリ40および顧客コードメモリ41のク
リアを行ない、登録中フラグF1とカード処理フラグF2と
を「0」に解除して第6図に示すメインルーチンに戻
る。
このような構成の本実施例においては、客が持参した
プリペイドカードをカードリーダライタ7に挿入する
と、そのカードに磁気登録された顧客コードと残高デー
タとが読取られ、顧客コードメモリ41と残高メモリ40と
にそれぞれ格納されるとともに各表示器3,6の上段表示
管にカード残高が表示される。この状態で、キーボード
2上の置数キー8及び部門キー9を用いて通常の販売登
録操作を実施するが、この登録操作が実施される毎に販
売商品の販売金額と残高メモリ40内の残高データとが比
較され、販売金額が残高データ以内である場合にその商
品の販売登録が有効となる。そして販売登録が有効の場
合には、その登録商品の売上データが登録メモリ44に集
計される。
一方、販売金額が残高データを越えた場合には、各表
示器3,6の下段表示管に不足額(販売金額−残高デー
タ)がマイナス表示され、その後の販売登録操作が禁止
される。この状態で、キャッシャは客にこの商品の購入
を中止するか否かを尋ね、中止する場合には取消キー14
を操作する。そうすると、この商品の登録前の状態に戻
り販売登録操作が許可される。
これに対し、中止しない場合には客から別のプリペイ
ドカードを受取るとともに、戻キー13を操作する。そう
すると、カードリーダライタ7に挿入済みのカードがカ
ード残高=0円となって排出される。このとき、残高メ
モリ40には不足額(<0)が記憶されている。キャッシ
ャは排出されたカードを抜取り、新たに客から受取った
別のプリペイドカードを挿入する。そうすると、新たに
挿入されたカードのカード残高が読取られ、このカード
残高から残高メモリ40内の不足額を減算した金額が残高
データとして残高メモリ40に記憶されるとともに各表示
器3,6の上段表示管に表示される。こうして、残高メモ
リ40内の金額が零額以上となったならばその後の販売登
録操作が許可される。
そして、その客の全販売商品の登録操作を行なった
後、カードキー12を操作すると、残高メモリ40内の残高
データが新規残高データとしてカードリーダライタ7に
よりカードに書込まれ、その後カードが排出されるの
で、キャッシャは発行レシートとともに客に返却する。
このとき、登録メモリ44にて集計されている一客分の
売上データが合計メモリ45に加算集計されるとともに、
顧客コードメモリ41に記憶されている顧客コード別に顧
客別メモリ461〜46nに加算集計される。
このように本実施例によれば、プリペイドカードに記
憶されている顧客コード別に販売登録された商品の売上
データを自動的に集計することができるので、プリペイ
ドカードを購入し、このカードを用いて買物を行なう客
の売上げを顧客別に管理することができる。
また、一人の客が複数枚のプリペイドカードを使用し
た場合に、その客の売上データは最初に挿入したプリペ
イドカードの顧客コードに対応する顧客別メモリに集計
される。したがって、例えばプリペイドカードを使用し
て買物を行なったときに買上げ金額がカード残高を越え
てしまい、他の客からプリペイドカードを借りて支払い
を済ませることがあるが、このような場合、その客の売
上データは最初のプリペイドカードの顧客コードすなわ
ちその客の顧客別メモリに集計されるので、問題がな
い。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、プリペイドカ
ードを使用して商品を買い上げた顧客の売上げを顧客別
に管理できるとともに、先に装着したプリペイドカード
の残高が不足して別のプリペイドカードを追加した場合
でも、この追加したプリペイドカードによる支払い分を
先のプリペイドカードによる支払い額として管理するこ
とができる電子式キャッシュレジスタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は電子式キャッシュレジスタの外観構成を示
す斜視図、第2図はキーボードのキー配置を示す図、第
3図は表示器の構成を示す図、第4図は電子式キャッシ
ュレジスタのブロック構成図、第5図はRAMの主要なメ
モリ構成を示す図、第6図はCPUのメインルーチンを示
す流れ図、第7図は部門キー処理を示す流れ図、第8図
は不足処理を示す流れ図、第9図はカードキー処理を示
す流れ図である。 2……キーボード、3,6……表示器、7……カードリー
ダライタ、8……置数キー、9……部門キー、12……カ
ードキー、21……CPU、23……ROM、24……RAM、40……
残高メモリ、41……顧客コードメモリ、44……登録メモ
リ、45……合計メモリ、461〜46n……顧客別メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売登録操作によって登録された商品の売
    上データをメモリに集計する電子式キャッシュレジスタ
    において、 少なくとも残高データと顧客コードとを記憶してなるメ
    モリカードに対してデータの読取りおよび書込みを行な
    うカードリーダライタと、前記残高データを記憶する残
    高メモリと、前記顧客コードを記憶する顧客コードメモ
    リと、前記顧客コード別に商品の売上データを集計する
    顧客別メモリと、販売登録の締め操作前に前記カードリ
    ーダライタに前記メモリカードが装着されるとこのメモ
    リカードから読取った残高データを前記残高メモリに格
    納しかつ顧客コードを前記顧客コードメモリに格納する
    カード読取り処理手段と、販売登録操作によって登録さ
    れた商品の売上金額が前記残高メモリの残高データを越
    えるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により
    登録商品の売上金額が残高データ以内であると判断する
    と前記残高メモリの残高データからその売上金額を減算
    する販売登録処理手段と、前記判断手段により登録商品
    の売上金額が残高データを越えると判断するとその販売
    登録操作を無効にして次なるメモリカードの使用を許可
    するカード入力待機手段と、このカード入力待機手段に
    より次なるメモリカードの使用が許可された状態で前記
    カードリーダライタに前記メモリカードが装着されると
    このメモリカードから読取った残高データを前記残高メ
    モリに加算する残高更新手段と、前記販売登録処理手段
    により販売登録された商品の売上データを前記顧客別メ
    モリにおける前記顧客コードメモリに記憶した顧客コー
    ドのエリアに加算する顧客別売上管理手段と、販売登録
    の締め操作に応じて前記残高メモリ内の残高データをカ
    ードリーダライタに装着されているメモリカードに書込
    む新規残高書込み制御手段とを具備したことを特徴とす
    る電子式キャッシュレジスタ。
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