JP2542690B2 - 商品販売デ―タ処理装置 - Google Patents

商品販売デ―タ処理装置

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JP2542690B2
JP2542690B2 JP1049427A JP4942789A JP2542690B2 JP 2542690 B2 JP2542690 B2 JP 2542690B2 JP 1049427 A JP1049427 A JP 1049427A JP 4942789 A JP4942789 A JP 4942789A JP 2542690 B2 JP2542690 B2 JP 2542690B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子式キャッシュレジスタや複数台のキャ
ッシュレジスタをターミナルとしてコントローラで集中
管理するようにしたPOS(販売時点情報管理)システム
等の商品販売データ処理装置に係わり、特に1人の客に
販売した商品の合計金額を算出するとともに税抜き課税
対象商品の合計課税対象額から税額を自動算出できる商
品販売データ処理装置の改良に関する。
[従来の技術] 商品に賦課されている物品税をその商品を購入した客
が商店等にて直接支払う直接税方式を採用している国又
は地域で使用される電子式キャッシュレジスタ等の商品
販売データ処理装置としては、特開昭60−251497号公報
のものが知られている。これは、内部記憶部に1人の客
に販売した商品の販売金額を累積記憶する合計金額メモ
リと、これら1人の客に販売した商品のうち税抜き課税
対象商品の販売金額のみを累積記憶する税抜き課税対象
額合計メモリとを設け、合計金額を算出する項/現計キ
ー等の締めキー操作に応動して、前記税抜き課税対象額
合計メモリに累積記憶された税抜き課税対象額にその商
品にて予め定められた税率を乗じた税額を算出してレシ
ートに印字する。また、販売商品の値引額を入力する値
引キーのキー入力操作に応動して、前記合計金額メモリ
に記憶された合計金額から上記値引額を減算するととも
に、前記税抜き課税対象額合計メモリに記憶された税抜
き課税対象額から上記合計金額に対する値引額の割合を
乗じた額を減算するようにしたものである。
したがってこの従来装置においては、例えば販売金額
3000円の税抜き課税対象商品(部門01)と、販売金額20
60円の税込み課税対象商品(部門02)と、販売金額1000
円の非課税対象商品(部門03)とを購入した客に対して
小計後に50円の値引を行なった場合、合計金額メモリ内
の金額は6010円となり、税抜き課税対象額合計メモリ内
の金額は2975円(小数点以下四捨五入)となる。次いで
締めキーが操作されると、税率が3%であれば税抜き課
税対象額合計メモリ内の金額2975円から税額89円が自動
算出され、この税額89円が合計金額メモリ内の金額6010
円に加算されて合計金額6099円が算出される。このとき
発行されるレシート例を第12図に示す。
ところで、上述した例は小計額6060円に税抜き課税対
象合計額の税額90円を含めた税込み合計金額が6150円と
なるため、店側が50円の値引を行なって客にサービスし
ようとした場合に合致する。したがって、本来ならば合
計金額が6100円となるところである。ところが、この従
来装置では合計金額が6099円となり、税込み合計金額に
対して51円の値引が行なわれたことになる。
[発明が解決しようとする課題] このように従来装置においては、合計金額から値引額
が減算されるとともに、税抜き課税対象合計額からも合
計金額に対する値引額の割合で減算されるため、この値
引によって税額が少なくなった分だけ値引額よりも大き
な金額で値引が行なわれてしまい、税込み合計金額に対
して入力された値引額とは異なる値引が行なわれる不具
合がある。
そこで本発明は、小計額に税額を含めた税込み合計金
額に対して入力された値引額に等しい値引を実行できる
商品販売データ処理装置を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本願第1の発明は、商品の登録手段により登録された
1人の客に対する販売商品の販売金額を累積記憶する合
計金額メモリ、販売商品が税抜き課税対象商品であるか
否かを判断する判断手段、1人の客に対する販売商品の
うち判断手段にて判断された税抜き課税対象商品の販売
金額のみを累積記憶する税抜き課税対象額合計メモリを
有し、税抜き課税対象額合計メモリに記憶された課税対
象額に対して予め定められた算出法で税額を算出する商
品販売データ処理装置において、販売商品の値引額を入
力する値引キーと、この値引キーのキー入力操作に応動
して税抜き課税対象額合計メモリに記憶された税抜き課
税対象額から値引額に応じた金額を減算する税抜き課税
対象額減算手段と、値引キーの入力操作に応動して合計
金額メモリに記憶された合計金額から値引額を減算する
とともに減算手段により減算される前の税抜き課税対象
額に対する税額と減算手段により減算された後の税抜き
課税対象額に対する税額との差額を加算する合計金額値
引処理手段とを備えたものである。
そして、税抜き課税対象額減算手段の1つとしては、
税抜き課税対象額合計メモリに記憶された税抜き課税対
象額に対する税額を合計金額メモリに記憶された合計金
額に加算し、この加算金額に対する値引額の割合を乗じ
た金額を税抜き課税対象額から減算する手段が考えられ
る。
また本願第2の発明は、合計金額メモリに記憶された
合計金額に税抜き課税対象合計メモリに記憶された税抜
き課税対象額に対する税額を加算した税込み合計金額を
記憶する税込み合計金額メモリと、販売商品の値引額を
入力する値引キーと、この値引キーのキー入力操作に応
動して税抜き課税対象額合計メモリに記憶された税抜き
課税対象額から税込み合計金額メモリに記憶された税込
み合計金額に対する値引額の割合を乗じた金額を減算す
る税抜き課税対象額減算手段と、値引キーの入力操作に
応動して合計金額メモリに記憶された合計金額から税込
み合計金額メモリに記憶された税込み合計金額に対する
値引額の割合を乗じた金額を減算する合計金額減算手段
とを備えたものである。
[作用] 本願第1の発明の商品販売データ処理装置において
は、値引キーにより値引額を入力すると、税抜き課税対
象額合計メモリ内の税抜き課税対象額から値引額に応じ
た金額が減算され、これにより税額が少なくなった分だ
け合計金額メモリ内の合計金額から値引額を減じた額に
加算される。したがって、税額を含めた税込み合計金額
から入力された値引額だけ値引が行なわれることにな
る。
また本願第2の発明の商品販売データ処理装置におい
ては、値引キーにより値引額を入力すると、合計金額メ
モリ内の合計金額と税抜き課税対象額合計メモリ内の税
抜き課税対象額とからそれぞれ税込み合計金額に対する
値引額の割合を乗じた金額が減じられる。したがって、
やはり税額を含めた税込み合計金額から入力された値引
額だけ値引が行なわれることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。なお、この実施例では本発明を単体の電子式キャッ
シュレジスタに適用した場合について述べる。
第1図は電子式キャッシュレジスタの斜視図であっ
て、この電子式キャッシュレジスタは図示するように、
筺体1の前面に商品の登録手段としてのキーボード2が
設けられており、その上方に販売商品の部門コード,販
売金額,合計金額等を電光表示する表示部3が設けられ
ている。また、キーボード2に隣接してレシート発行口
4が形成されている。また、筺体1の下面には現金等を
収納するためのドロワ5が設置されており、上面には前
記表示部3と同一構成の客用の表示部6が取付けられて
いる。
前記キーボード2には、第2図に示すように、販売商
品の販売金額や値引を行なうときの値引額等を置数する
ための置数キー7、商品を分類する「01」〜「15」の部
門コードがプリセットされている複数の部門キー8、小
計キー9、合計金額を算出するための締めキーとして機
能する預/現計キー10等の販売登録用キーの他に、置数
データが値引額であることを示す値引キー11、登録する
商品が税抜き課税対象商品であることを示す課税1キー
121、登録する商品が税込み課税対象商品であることを
示す課税2キー122、登録する商品が非課税対象商品で
あることを示す非課税キー13等の各種ファンクションキ
ーが配列されている。
また、上記キーボード2には「登録」「点検」「精
算」「設定」等の各種業務を中央処理装置に指令して実
行させるための制御スイッチとして機能するコントロー
ルキー14も設けられている。
第3図は電子式キャッシュレジスタの制御ブロック図
である。同図において15は制御部本体としての中央処理
装置(以下CPUと略称する)であって、演算回路等を内
蔵し、キーボード2からの入力情報に基いて各種の演算
処理を行なうとともに、アドレスバス16,データバス17
及び制御線18を介して前記各業務を実行するためのプロ
グラムデータ等の固定データが設定されたROM(リード
・オンリ・メモリ)19と、キー入力された各商品の販売
金額等の可変データを記憶するRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)20とを動作させる。また、前記コントロー
ルキー14からの指令信号を取込むコントロールキー入力
回路21、前記キーボード2からのキー信号を取込むキー
ボード入力回路22、前記各表示部3,6へ表示信号を送出
する表示制御回路23、プリンタ24を駆動制御してレシー
トなどに印字を行なわせるプリンタ制御回路25等がそれ
ぞれ前記データバス17および制御線18を介してCPU15に
接続されている。
前記RAM20内には、第4図に示すように、1人の客に
販売した商品の販売金額を累積した合計金額を記憶する
合計金額メモリRA1、上記1人の客に販売した商品のう
ち税抜き課税対象商品の販売金額のみを累積した税抜き
課税対象額を記憶する課税1対象額合計メモリ(税抜き
課税対象額合計メモリ)RA2、上記1人の客に販売した
商品のうち税込み課税対象商品の販売金額のみを累積し
た税込み課税対象額を記憶する課税2対象額合計メモリ
RA3、1人の客に対して行なわれた値引操作の値引額を
累積記憶する値引メモリRA4、登録された商品の販売金
額や販売点数等を部門コード別に集計登録する部門別フ
ァイルRA5、各種の演算処理に使用されるワークメモリR
A6、小計額に税抜き課税対象額に対する税額を含めた税
込み合計金額を一時記憶する税込み合計メモリRA7、取
引別情報を記憶する取引メモリRA8、キーボード2の小
計キー9が入力されたとき「1」となる小計フラグF1,
現在商品の登録中のとき「1」となる登録中フラグF2,
登録する商品が税抜き課税対象商品のとき「01」とな
り、税込み課税対象商品のとき「10」となり、非課税商
品のとき「00」となる課税登録フラグF3,値引時の演算
を従来の算出法で行なうとき「0」、本発明の算出法で
行なうとき「1」となる値引選択フラグF4がそれぞれ格
納されるフラグメモリRA9、などが形成されている。
なお、前記値引選択フラグF4は予め設定業務において
「0」または「1」に設定される。
また、前記部門別ファイルRA5の各部門別売上げを累
積する部門売上メモリには、該当部門の商品が税抜きま
たは税込み課税対象商品であるか非課税対象商品である
かを示す課税ステータスの領域があり、この領域にも予
め設定業務にて該当するステータスが設定される。
しかして、電子式キャッシュレジスタの電源が投入さ
れ、コントロールキー14を「登録」業務モードに設定し
た状態で、キーボード2に配列された各種キーが入力操
作されると、前記CPU15は第5図に示す処理を実行す
る。すなわち、キーボード2からキーボード入力回路22
を介してキー信号を入力すると、そのキー信号がどのキ
ーのキー操作によるものであるかを調べる。
そして、入力キー信号が部門キー8によるものであれ
ば、第6図の部門キー処理へ進む。ここでは先ず部門キ
ー8にて登録された商品が税抜き課税対象商品である
か、税込み課税対象商品であるか、非課税対象商品であ
るかを判断する。すなわち、部門キーのキー入力直前に
課税1キー121が押されているか、課税2キー122が押さ
れているか、非課税キー13が押されているかを調べる。
そして、課税1キー121が押されていたならば税抜き課
税対象商品の登録と判断し、課税登録フラグF3を「01」
とするとともに、課税1対象額合計メモリRA2に置数キ
ー7にてキー入力された販売商品の金額(登録額)を加
算する。課税2キー122が押されていたならば税込み課
税対象商品の登録と判断し、課税登録フラグF3を「10」
とするとともに、課税2対象額合計メモリRA3に上記販
売商品の金額(登録額)を加算する。非課税キー13が押
されていたならば非課税対象商品の登録と判断し、課税
登録フラグF3を「00」とする。
これに対し、直前にいずれのキー121,122,13も押され
ていなければ該当部門の課税ステータスを調べる。そし
て、税抜き課税対象部門のステータスであれば税抜き課
税対象商品の登録と判断し、課税登録フラグF3を「01」
とするとともに、課税1対象額合計メモリRA2に上記販
売商品の金額(登録額)を加算する。税込み課税対象部
門のステータスであれば税込み課税対象商品の登録と判
断し、課税登録フラグF3を「10」とするとともに、課税
2対象額合計メモリRA3に上記販売商品の金額(登録
額)を加算する。それ以外の非課税対象部門のステータ
スであれば非課税対象商品の登録と判断し、課税登録フ
ラグF3を「00」とする。
その後、合計金額メモリRA1に置数キー7にてキー入
力された販売商品の販売金額を加算するとともに、部門
別ファイルRA5の該当部門売上メモリに上記販売金額及
び販売点数等を加算する。また、部門コード及び販売金
額を表示部3,6に表示させるとともに、プリンタ24を駆
動してレシートなどに印字出力し、登録中フラグF2を
「1」とし、小計フラグF1を「0」としてこの部門キー
処理を終了する。
第5図において、入力キー信号が小計キー9によるも
のであれば、第7図の小計キー処理へ進む。ここでは先
ず登録中フラグF2が「1」であることを確認した後、課
税1対象額合計メモリRA2に累積記憶されている税抜き
課税対象額に対して予め設定されている税率(例えば3
%)を乗じることにより税額P1を計算する。そして、合
計金額メモリRA1に累積記憶されている金額にこの算出
された税額P1を加算して税込み合計金額を算出し、この
税込み合計金額を税込み合計メモリRA7に格納するとと
もに、表示部3,6に表示させる。しかる後、合計金額メ
モリRA1の金額を小計額としてレシートなどに印字出力
し、小計フラグF1を「1」としてこの小計キー処理を終
了する。
第5図において、入力キー信号が値引キー11によるも
のであれば、第8図の値引キー処理へ進む。ここでは先
ず登録中フラグF2が「1」であることを確認した後、小
計フラグF1の状態を調べる。そして、小計フラグF1が
「0」であれば部門登録直後の値引なので、直前の部門
登録商品が税抜き課税対象商品か、税込み課税対象商品
か、非課税対象商品かを判断する。すなわち、課税登録
フラグF3が「01」であれば税抜き課税対象商品であると
判断し、課税1対象額合計メモリRA2及び合計金額メモ
リRA1からそれぞれ置数された値引額を減算するととも
に、値引メモリRA4に上記値引額を加算し、この値引額
の表示,印字を行なってこのキー処理を終了する。課税
登録フラグF3が「10」であれば税込み課税対象商品であ
ると判断し、課税2対象額合計メモリRA3及び合計金額
メモリRA1からそれぞれ置数された値引額を減算すると
ともに、値引メモリRA4に上記値引額を加算し、この値
引額の表示,印字を行なってこのキー処理を終了する。
課税登録フラグF3が「00」であれば非課税対象商品であ
ると判断し、合計金額メモリRA1から置数された値引額
を減算するとともに、値引メモリRA4に上記値引額を加
算し、この値引額の表示,印字を行なってこのキー処理
を終了する。
一方、小計フラグF1が「1」の場合には小計後の値引
なので、値引選択フラグF4の状態を調べる。そして、値
引選択フラグF4が「1」に設定されている場合には、先
ず課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課税対象額に対
して予め設定されている税率を乗じて値引前の税額P1を
算出し、値引メモリRA4からこの算出された税額P1を減
算する。次に、課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課
税対象額から税込み合計メモリRA7の税込み合計金額に
対する値引額の割合を乗じた金額を減算する(税抜き課
税対象額減算手段)。すなわち、{[税抜き課税対象
額]−([税抜き課税対象額]×[値引額]/[税込み
合計金額])}を計算する。また、課税2対象額合計メ
モリRA3の税込み課税対象額から税込み合計メモリRA7の
税込み合計金額に対する値引額の割合を乗じた金額を減
算する。すなわち、{[税込み課税対象額]−([税込
み課税対象額]×[値引額]/[税込み合計金額])}
を計算する。次いで、税込み合計金額に対する値引額の
割合を乗じた金額が減算された課税1対象額合計メモリ
RA2の税抜き課税対象額に対して予め設定されている税
率を乗じて値引後の税額P2を算出する。そして、税込み
合計メモリRA7の税込み合計金額からこの算出された税
額P2を減算し、さらに上記値引額を減算してその結果を
合計金額メモリRA1に格納する(合計金額値引処理手
段)。ここで、税込み合計金額は小計キー処理において
合計金額に値引前の税抜き課税対象額に対する税額P1を
加算した金額であるため、合計金額メモリPA1の内容は
値引額を減算するとともに、値引操作前の税抜き課税対
象額に対する税額P1と値引操作後の税抜き課税対象額に
対する税額P2との差額を加算したことになる。しかる
後、値引メモリRA4にこの税額P2と値引額とを加算し、
上記値引額の表示,印字を行なってこの値引キー処理を
終了する。
一方、値引選択フラグF4が「0」の場合には、課税1
対象額合計メモリRA2の税抜き課税対象額から合計金額
メモリRA1の合計金額に対する値引額の割合を乗じた金
額を減算する。すなわち、{[税抜き課税対象額]−
([税抜き課税対象額]×[値引額]/[合計金
額])}を計算する。また、課税2対象額合計メモリRA
3の税込み課税対象額から合計金額メモリRA1の合計金額
に対する値引額の割合を乗じた金額を減算する。すなわ
ち、{[税込み課税対象額]−([税込み課税対象額]
×[値引額]/[合計金額])}を計算する。次いで、
合計金額メモリRA1の合計金額から上記値引額を減算す
る。また、値引メモリRA4に上記値引額を加算する。し
かる後、上記値引額の表示,印字を行なってこの値引キ
ー処理を終了する。
第5図において、入力キー信号が預/現計キー10によ
るものであれば、第9図の預/現計キー処理へ進む。こ
こでは先ず登録中フラグF2が「1」であることを確認し
た後、課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課税対象額
に対して予め設定されている税率を乗じて税額P1を算出
し、合計金額メモリRA1にこの算出された税額P1を加算
する。また、課税2対象額合計メモリRA3の税込み課税
対象額に予め設定されている税率を乗じて税額Q1を算出
する。そして、この算出された税額P1,Q1や合計金額メ
モリRA1,課税1対象額合計メモリRA2,課税2対象額合計
メモリRA3および値引メモリRA4の各金額を取引メモリRA
8の該当エリアに累積する。また、合計金額,預り金
額,釣り金額等の表示,印字を行ない、ドロワ5を開放
させるとともにレシート発行口4からレシートを発行さ
せる。しかる後、合計金額メモリRA1,課税1対象額合計
メモリRA2,課税2対象額合計メモリRA3,値引メモリRA4,
税込み合計メモリRA7をクリアし、登録中フラグF2を
「0」としてこの預/現計キー処理を終了する。
以上のように動作する本実施例において、今、部門コ
ード[01]の税抜き課税対象商品(販売金額3000円)
と、部門コード[02]の税込み課税対象商品(販売金額
2060円)と、部門コード[03]の非課税対象商品(販売
金額1000円)とを購入した客の登録を行なうものとする
と、キャッシャは先ず、課税1キー121を操作し、置数
キー7にて[3000]を置数後、部門コード「01」の部門
キー8を操作する。そうすると、合計金額メモリRA1と
課税1対象額合計メモリRA2に「3000」が格納される。
なお、部門コード[01]に対応する課税ステータスが税
抜き課税対象部門を示す場合には課税1キー121の入力
操作が不要となる。次にキャッシャは、課税2キー122
を操作し、置数キー7にて「2060」を置数後、部門コー
ド「02」の部門キー8を操作する。そうすると、合計金
額メモリRA1に「2060」が加算されて「5060」となり、
課税2対象額合計メモリRA3に「2060」が格納される。
なお、部門コード[02]に対応する課税ステータスが税
込み課税対象部門を示す場合には課税2キー122の入力
操作が不要となる。次にキャッシャは、非課税キー13を
操作し、置数キー7にて「1000」を置数後、部門コード
「03」の部門キー8を操作する。そうすると、合計金額
メモリRA1に「1000」が加算されて「6060」となる。な
お、部門コード[03]に対応する課税ステータスが非課
税対象部門を示す場合には非課税キー13の入力操作が不
要となる。
その後、キャッシャは小計キー9を操作する。そうす
ると、課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課税対象額
(3000円)に対して予め設定されている税率(例えば3
%)が乗算されて税額(この場合90円)が算出され、合
計金額メモリRA1の合計金額(6060円)にこの算出され
た税額(90円)が加算されて、この税込み合計金額(61
50円)が税込み合計メモリRA7に格納されるとともに表
示部3,6に表示される。
ここで、店側が当該客の税込み合計金額に対して端数
の50円を値引する場合、キャッシャは置数キー7にて
「50」を置数したのち値引キー11を操作する。そうする
と、値引選択フラグF4が「1」に設定されているものと
すると、先ず課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課税
対象額(3000円)に対して税率(3%)が乗算されて税
額(90円)が算出され、値引メモリRA4から減算され
る。すなわち、値引メモリRA4は「−90」となる。次い
で、課税1対象額合計メモリRA2の税抜き課税対象額(3
000円)から税込み合計メモリRA7の税込み合計金額(61
50円)に対する値引額(50円)の割合に乗じた金額(24
円)が減算され、課税1対象額合計メモリRA2は「297
6」となる。また、課税2対象額合計メモリRA3の税込み
課税対象額(2060円)から税込み合計メモリRA7の税込
み合計金額(6150円)に対する値引額(50円)の割合に
乗じた金額(17円)が減算され、課税2対象額合計メモ
リRA3は「2043」となる。次に、課税1対象額合計メモ
リRA2の値引後の税抜き課税対象額(2976円)に対して
税率(3%)が乗算されて税額(89円)が算出される。
そして、税込み合計メモリRA7の税込み合計金額(6150
円)から上記値引額(50円)と値引後の税額(89円)と
が減算され、その結果が合計金額メモリRA1に格納され
る。すなわち、合計金額メモリRA1は「6011」となる。
また、値引メモリRA4に上記値引額(50円)と値引後の
税額(89円)とが加算される。すなわち、値引メモリRA
4は「49」となる。
その後、キャッシャは預/現計キー10を操作する。そ
うすると、課税1対象額合計メモリRA2の値引後の税抜
き課税対象額(2976円)に対して税率(3%)が乗算さ
れて税額(89円)が算出され、この税額(89円)が合計
金額メモリRA1の合計金額(6011円)に加算されて、税
込み合計金額(6100円)が表示部3,6に表示される。そ
こでキャッシャは客と金銭授受を行ないレシートを発行
したならば、次の客に対する販売登録に備える。このと
き発行されるレシート例を第11図に示す。すなわち、小
計後に行なわれた50円の値引は小計額に対して49円の値
引を行ない税額分に対して1円の値引を行なったことに
なる。
このように本実施例によれば、小計操作後において値
引を行なった場合には、税抜き課税対象額合計メモリRA
2の税抜き課税対象額から値引額に応じた金額が減算さ
れ、これにより税額が少なくなった分が合計金額メモリ
RA1の合計金額から値引額を減じた額に加算されること
になる。したがって、税額を含めた税込み合計金額に対
して入力された値引額と等しい値引が行なわれることに
なり、税込み合計金額に対して値引額以上の値引が行な
われる不具合がなくなる。
また、本実施例においては値引選択フラグF4が予め
「0」に設定されている場合には、従来技術で説明した
値引キー処理が実行されて第12図に示すようなレシート
が発行される。すなわち、この場合においては税込み合
計金額に対して値引額以上の値引が実行されることにな
るが、これは客に取って有利なことであり、算出される
税額はどちらの方法でも一致する。したがって、店側が
用途に応じて選択すればよい。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第10図はこの他の実施例における値引キー処理を示す
流れ図であって、その他の構成は前記実施例と同様であ
るので説明は省略する。
すなわち、「登録」モードにおいて値引キー11が操作
されると、登録中フラグF2が「1」であることを確認し
た後、小計フラグF1の状態を調べる。ここで、小計フラ
グF1が「0」の場合には前記実施例と同様の処理を行な
い、このキー処理を終了する。また、小計フラグF1が
「1」であり、かつ値引選択フラグF4が「0」に設定さ
れている場合も前記実施例と同様の処理を実行してこの
キー処理を終了する。
小計フラグF1が「1」でかつ値引選択フラグF4が
「1」に設定されている場合、先ず課税1対象額合計メ
モリRA2の税抜き課税対象額から税込み合計メモリRA7の
税込み合計金額に対する値引額の割合を乗じた金額を減
算する(税抜き課税対象額減算手段)。すなわち、
{[税抜き課税対象額]−([税抜き課税対象額]×
[値引額]/[税込み合計金額])}を計算する。ま
た、課税2対象額合計メモリRA3の税込み課税対象額か
ら税込み合計メモリRA7の税込み合計金額に対する値引
額の割合を乗じた金額を減算する。すなわち、{[税込
み課税対象額]−([税込み課税対象額]×[値引額]
/[税込み合計金額])}を計算する。次いで合計金額
メモリRA1の合計金額から税込み合計メモリRA7の税込み
合計金額に対する値引額の割合を乗じた金額を減算する
(合計金額減算手段)。すなわち、{[合計金額]−
([合計金額]×[値引額]/[税込み合計金額])}
を計算する。また、合計金額メモリRA1の合計金額に税
込み合計メモリRA7の税込み合計金額に対する値引額の
割合を乗じた金額を値引額メモリRA4に加算する。すな
わち、{[値引メモリの金額]+([合計金額]×[値
引額]/[税込み合計金額])}を計算する。しかる
後、上記値引額の表示,印字を行なってこの値引キー処
理を終了する。
この実施例においても、合計金額と税抜き課税対象額
とからそれぞれ税込み合計金額に対する値引額の割合を
乗じた金額を減算するので、税込み合計金額に対して値
引額と等しい値引操作が行なわれる。ただし、金額によ
っては端数の丸め処理による誤差を生じることがある。
なお、前記実施例では小計後の値引操作に応じて税抜
き課税対象額から税込み合計金額に対する値引額の割合
を乗じた金額を減算するようにしたが、他の演算法を用
いて値引後の税抜き課税対象額を計算するようにしても
よいものである。また、本発明を複数台の電子式キャッ
シュレジスタをコントローラで集中管理するようにした
POSシステムにも適用できるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、小計後の値引
操作に応動して、合計金額から値引額を減算し、その減
算後の金額に値引処理前の課税対象額に対する税額と値
引処理後の課税対象額に対する税額との差額を加算する
ようにしている。あるいは、税込み合計金額に対する値
引額の割合を乗じた金額を合計金額から減算するように
している。したがって、小計額に税額を含めた税込み合
計金額に対して入力された値引額に等しい値引を実行で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子式キャッシュレジスタの斜視図、第2図は
キーボードのキー配置図、第3図は電子式キャッシュレ
ジスタの制御ブロック図、第4図はRAMの主要なメモリ
構成を示す図、第5図ないし第9図はCPUの動作を示す
流れ図、第10図は値引キー処理の変形例を示す流れ図、
第11図および第12図はレシートの発行例を示す図であ
る。 2……キーボード、3,6……表示部、7……置数キー、
8……部門キー、9……小計キー、10……預/現計キ
ー、11……値引キー、121……課税1キー、122……課税
2キー、13……非課税キー、14……コントロールキー、
15……CPU、19……ROM、20……RAM、RA1……合計金額メ
モリ、RA2……課税1対象額合計メモリ、RAM3……課税
2対象額合計メモリ、RA4……値引メモリ、RA5……部門
別ファイル、RA7……税込み合計メモリ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の登録手段により登録された1人の客
    に対する販売商品の販売金額を累積記憶する合計金額メ
    モリ、前記販売商品が税抜き課税対象商品であるか否か
    を判断する判断手段、前記1人の客に対する販売商品の
    うち前記判断手段にて判断された税抜き課税対象商品の
    販売金額のみを累積記憶する税抜き課税対象額合計メモ
    リを有し、前記税抜き課税対象額合計メモリに記憶され
    た課税対象額に対して予め定められた算出法で税額を算
    出する商品販売データ処理装置において、前記販売商品
    の値引額を入力する値引キーと、この値引キーのキー入
    力操作に応動して前記税抜き課税対象額合計メモリに記
    憶された税抜き課税対象額から前記値引額に応じた金額
    を減算する税抜き課税対象額減算手段と、前記値引キー
    の入力操作に応動して前記合計金額メモリに記憶された
    合計金額から前記値引額を減算するとともに前記減算手
    段により減算される前の税抜き課税対象額に対する税額
    と前記減算手段により減算された後の税抜き課税対象額
    に対する税額との差額を加算する合計金額値引処理手段
    とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記税抜き課税対象額減算手段は、前記税
    抜き課税対象額合計メモリに記憶された税抜き課税対象
    額に対する税額を前記合計金額メモリに記憶された合計
    金額に加算し、この加算金額に対する前記値引額の割合
    を乗じた金額を前記税抜き課税対象額から減算すること
    を特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】商品の登録手段により登録された1人の客
    に対する販売商品の販売金額を累積記憶する合計金額メ
    モリ、前記販売商品が税抜き課税対象商品であるか否か
    を判断する判断手段、前記1人の客に対する販売商品の
    うち前記判断手段にて判断された税抜き課税対象商品の
    販売金額のみを累積記憶する税抜き課税対象額合計メモ
    リを有し、前記税抜き課税対象額合計メモリに記憶され
    た課税対象額に対して予め定められた算出法で税額を算
    出する商品販売データ処理装置において、前記合計金額
    メモリに記憶された合計金額に前記税抜き課税対象額合
    計メモリに記憶された税抜き課税対象額に対する税額を
    加算した税込み合計金額を記憶する税込み合計金額メモ
    リと、前記販売商品の値引額を入力する値引キーと、こ
    の値引キーのキー入力操作に応動して前記税抜き課税対
    象額合計メモリに記憶された税抜き課税対象額から前記
    税込み合計金額メモリに記憶された税込み合計金額に対
    する前記値引額の割合を乗じた金額を減算する税抜き課
    税対象額減算手段と、前記値引キーの入力操作に応動し
    て前記合計金額メモリに記憶された合計金額から前記税
    込み合計金額メモリに記憶された税込み合計金額に対す
    る前記値引額の割合を乗じた金額を減算する合計金額減
    算手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処
    理装置。
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