JPH0241795B2 - - Google Patents

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JPH0241795B2
JPH0241795B2 JP59107633A JP10763384A JPH0241795B2 JP H0241795 B2 JPH0241795 B2 JP H0241795B2 JP 59107633 A JP59107633 A JP 59107633A JP 10763384 A JP10763384 A JP 10763384A JP H0241795 B2 JPH0241795 B2 JP H0241795B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1人の客に販売した商品の合計金額
を算出するとともに課税対象商品の合計課税対象
額から税額を算出できる電子キヤツシユレジスタ
の改良に関する。
[従来の技術] 商品に賦課されている物品税をその商品を購入
した客が商店等にて直接支払う直接税方式を採用
している国又は地域で使用される電子キヤツシユ
レジスタとしては、特開昭53−43454号公報に記
載されたものが知られている。この公報のもの
は、内部記憶部に1人の客に販売した商品の販売
金額を累積記憶する合計金額メモリ(GM)と、
これら1人の客に販売した商品のうち課税対象商
品の販売金額を累積記憶する課税対象額合計メモ
リ(XM)と、これら1人の客に販売した商品の
うち非課税対象商品の販売金額を累積記憶する非
課税対象額合計メモリ(NM)とを設けたもので
ある。そして、トータルキーなどのしめキー操作
に応動して、課税対象額合計メモリに累積記憶さ
れた課税対象額に予め定められた税率を乗算して
税額を求め、この税額を合計金額メモリ内の合計
金額に加算して税込み合計を求めて、レシートに
税額および税込み合計を印字するものとなつてい
る。
ところで、課税商品と非課税商品とを混在して
登録した客の合計金額に対して一定金額の値引を
行う場合、一般にその値引額には課税商品に対す
る値引分と非課税商品に対する値引分とが含まれ
ている。したがつて、課税対象額合計メモリ内の
課税対象額のみから値引額全額を減算すると値引
演算後の課税対象額が実際に販売した商品の課税
対象額よりも小さくなり、非課税対象額合計メモ
リ内の非課税対象額のみから値引額全額を減算す
ると値引演算後の課税対象額が実際に販売した商
品の課税対象額よりも大きくなつて、いずれにし
ても正確な課税対象額が得られないことになる。
そこで上記公報のものにおいては、販売した商
品の合計金額に対する値引はパーセント割引によ
つて行つていた。すなわち、小計キーの操作後に
パーセント数値を置数してパーセントキーを入力
操作することによつて、課税対象額合計メモリ内
の課税対象額、非課税対象額合計メモリ内の非課
税対象額および合計金額メモリ内の合計金額に対
してそれぞれパーセント数値を乗じて各金額に対
する値引額をそれぞれ算出し、対応する金額から
算出された値引額を減算して、合計金額に対する
値引を行つていた。こうすることにより、合計金
額に対する値引額のうちの課税商品分が課税対象
額から減額されるので、正確な課税対象額が得ら
れることになる。
[発明が解決しようとする課題] しかるにこの公報のものは、課税商品と非課税
商品とを混在して登録した客に対して合計金額の
値引を行うと、必ず合計金額に対する値引額の一
部が課税対象額に対する値引分として課税対象額
から減額される。このため、全商品を合計金額に
対する値引対象商品とする店にあつては特に問題
ないが、非課税商品のみを値引対象商品とする店
にあつては課税対象額から不必要な減額が行われ
て正確な課税対象額が得られなくなる問題があつ
た。このような問題を解決して合計金額に対する
値引サービスを実施する場合には、先ず非課税商
品の登録を行い、その後所定の値引額を入力し、
その後課税商品の登録を行うことによつて対処せ
ざるを得ず、操作性の低下を生じる。
そこで本発明は、合計金額に対する値引対象商
品を全商品とする場合も、非課税商品に限定する
場合も、課税商品と非課税商品とを混在して登録
してから合計金額に対する値引を実施することに
よつて所望の税額を算出でき、操作性の向上をは
かり得る電子キヤツシユレジスタを提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、登録用キーにてキー入力された1人
の客に販売した商品の販売金額を累積記憶する合
計金額メモリと、各商品が課税対象商品であるか
否かを判断する判断手段と、1人の客に販売した
商品のうち判断手段により課税対象商品に判断さ
れた商品の販売金額のみを累積記憶する課税対象
額合計メモリとを有し、課税対象額合計メモリに
記憶された課税対象額に対して予め定められた算
出法で税額を算出して合計金額メモリに記憶され
た合計金額とともにレシートへ印字出力する電子
キヤツシユレジスタにおいて、1人の客に販売し
た商品の小計金額を算出する小計キーと、商品の
課税対象額合計メモリに対する登録を解除する非
課税キーと、値引額を入力する値引キーと、この
値引キーのキー入力操作に応動して、合計金額メ
モリに記憶された合計金額から値引額を減ずる合
計金額減算手段と、小計キーのキー操作後におけ
る値引キーのキー入力操作に応動して、値引キー
の入力直前に非課税キーが入力操作されたか否か
を判断する非課税キー判断手段と、この判断手段
が非課税キーの入力無しを判断したとき、課税対
象額合計メモリに記憶された課税対象額から合計
金額メモリに記憶された合計金額に対する値引額
の割合を課税対象額に乗じた金額を減ずる課税対
象額減算手段と、非課税キー判断手段が非課税キ
ーの入力有りを判断したとき、課税対象メモリに
記憶された課税対象額の減算を解除する解除手段
とを備えたものである。
[作用] このような手段を講じた電子キヤツシユレジス
タであれば、登録用キーにてキー入力された1人
の客に販売した商品が課税商品であると、その商
品の販売金額が合計金額メモリと課税対象額合計
メモリとに加算され、非課税商品であると合計金
額メモリのみに加算される。この状態で、小計キ
ーがキー入力された後に値引キーのキー入力操作
によつて値引額が入力されると、合計金額メモリ
に記憶された合計金額から値引額が減じられる。
また、課税対象額合計メモリに記憶された課税対
象額から合計金額メモリに記憶された合計金額に
対する値引額の割合を上記課税対象額に乗じた金
額が減じられる。そして、この値引後の課税対象
額に対して予め定められた算出法で税額が算出さ
れ、値引後の合計金額に加算されて税込みの合計
金額が算出される。従つて、合計金額に対する値
引対象商品が全商品の場合に合計金額の値引に対
して正確な税額が得られることになる。
一方、小計キーがキー入力された後に非課税キ
ーが入力され、続いて値引キーのキー入力操作に
よつて値引額が入力されると、やはり合計金額メ
モリに記憶された合計金額から値引額が減じられ
る。ただし課税対象額合計メモリに対する減額処
理は行われない。そして、この減額されなかつた
課税対象額に対して予め定められた算出法で税額
が算出され、値引後の合計金額に加算されて税込
みの合計金額が算出される。従つて、合計金額に
対する値引対象商品が非課税商品に限定される場
合に合計金額の値引に対して正確な税額が得られ
ることになる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は実施例の電子キヤツシユレジスタを示
す斜視図であり、この電子キヤツシユレジスタ
(以下レジスタと略記する)は、図示するように
筐体1の前面に各種登録用キーが配列されたキー
ボード2が設けられており、筐体1の上部には販
売商品の部門コード、販売金額、合計金額等を電
光表示する表示部3が設けられており、中間部お
よび下部にそれぞれレシート発行口4、現金を収
納するドロワー5が設けられている。さらに、筐
体1の上面には前記表示部第3と同一構成の客用
の表示部6が取付けられている。
前記キーボード2には、第2図に示すように、
販売商品の販売金額や値引するときの値引額等を
置数するための置数キー7、商品の分類を示す部
門キー8、小計キー9、合計金額を算出するため
の預/現計キー10等の販売登録用キーの他に、
置数キー7にて置数された数字が値引額であるこ
とを入力する値引キー11、登録する商品が課税
対象商品であることを入力する課税キー12、同
様に非課税商品に対応する非課税キー13、切換
スイツチにて操作するコントロールキー14等が
設けられている。
前記コントロールキー12は[登録][点検]
[精算][設定]等の各業務を中央処理装置に指令
して実行させるための制御スイツチである。な
お、[登録]とはキーボード2の各登録用キーに
て入力された販売商品の販売金額等の販売データ
を記憶部に登録するとともに1人の客に対する合
計金額、税額等を算出して結果をレシートへ印字
する業務である。また、[点検]とは[登録]に
より記憶部に累積された売上合計金額等を印字出
力する業務である。また、[精算]とは1日の業
務終了時に記憶部に累積された売上合計等を印字
出力し記憶内容をクリアする業務である。さら
に、[設定]とは例えば販売登録業務開始前に記
憶部の部門登録フアイルの各部門に課税フラグ等
を設定する業務である。
第3図は、レジスタのブロツク構成図である。
CPU(中央処理装置)15は、演算回路等を内蔵
し、キーボード2からの入力情報に基づいて各種
の演算処理を行なうと共に、アドレスバス16、
データバス17、制御線18を介して前記各業務
のプログラム等の固定データを記憶するROM1
9と、キー入力された各商品の販売金額等の可変
データを記憶するRAM20とを動作させる。ま
た、コントロールキー14からの指令信号が入力
されるコントロールキー入力回路21、キーボー
ド2からのキー信号が入力されるキーボード入力
回路22、表示部3,6へ表示信号を送出する表
示制御回路23、レシートへ印字出力するプリン
タ24のプリンタ制御回路25がそれぞれデータ
バス17、制御線18を介してCPU15に接続
されている。
前記RAM20内には、第4図に示すように、
1人の客に販売した商品の販売金額を累積した合
計金額を記憶する合計金額メモリRA1、上記1
人の客に販売した商品のうち課税対象商品の販売
金額のみを累積した課税対象額を記憶する課税対
象額合計メモリRA2、キーボード2の小計キー
9がキー入力されたことを示す小計フラグを格納
する領域RA3、このレジスタが現在登録中であ
ることを示す登録中フラグを格納する領域RA
4、登録する商品が課税対象商品であるか非課税
商品であるかを示す課税登録フラグを格納する領
域RA5、登録された商品の販売金額や販売個数
等を部門別に集計登録する部門別フアイルRA
6、値引された値引額を累積記憶する値引メモリ
RA7、取引別情報を記憶する取引メモリRA8
等が形成されている。
前記部門別フアイルRA6の各部門別売上金額
を累積する部門売上メモリには、該当部門商品が
課税対象商品であるか否かを示す部門課税フラグ
を格納する領域RA9が形成されている。この部
門課税フラグは販売登録業務開始前に[設定]業
務にて1又は0に予め設定されている。
しかして、レジスタの電源が投入されコントロ
ールキー14を[登録]業務モードに設定した状
態で、キーボード2に配列された各キーがキー入
力操作されると、CPU15は第5図乃至第9図
の流れ図に従つてキー入力処理業務を実行するよ
うに構成されている。すなわち、キーボード2か
らキーボード入力回路22を介して各種のキー信
号が入力すると、第5図に示すように、入力した
キー信号がどのキーのキー操作によるものである
かを調べる。
そして、キー入力信号が部門キー8によるもの
であれば、第6図の部門キー処理へ進む。第6図
において部門キー8が押されると、この部門キー
8にて登録される商品が課税対象商品か非課税商
品かを判断する(判断手段)。すなわち、部門キ
ー8のキー入力直前に課税キー12が押されてい
たならば課税対象商品であると判断し、RAM2
0の領域RA5の課税登録フラグを1に設定す
る。また、部門キー8のキー入力直前に非課税キ
ー13が押されていたならば非課税商品であると
判断し、領域RA5の課税登録フラグを0に解除
する。さらに、部門キー8のキー入力直前に課税
キー12および非課税キー13のいずれもキー入
力されなかつた場合、部門別フアイルRA6にお
ける該当部門の領域RA9の部門課税フラグを検
索してこの部門課税フラグが1のとき課税対象商
品であると判断してRA5の課税登録フラグを1
に設定し、部門課税フラグが0のとき非課税商品
であると判断して課税登録フラグを0に解除す
る。
そして、領域RA5の課税登録フラグが1に設
定されたときのみ、前記部門キー8および置数キ
ー7にてキー入力された販売商品の金額をRAM
20の課税対象額合計メモリRA2に記憶されて
いる課税対象額に加算する。その後、P1にて部
門キー8および置数キー7にてキー入力された販
売商品の金額を合計金額メモリRA1に記憶され
ている合計金額に加算すると共に、部門別フアイ
ルRA6の該当部門売上メモリに加算する。各メ
モリに対する加算処理が終了すると、表示制御回
路23を介して各表示部3,6に部門コード、販
売金額を表示し、プリンタ制御回路25を介して
プリンタ24にてレシートへ上記部門コード、販
売金額を印字出力する。しかる後、領域RA4の
登録中フラグを「1」に設定してこの部門キー処
理を終了する。
第5図において、キー入力信号が値引キー11
によるものであれば、第7図の値引キー処理へ進
む。すなわち、値引キー11がキー入力され置数
キー7の置数に対応する値引額が入力されると、
領域RA4の登録中フラグが「1」に設定されて
いることを確認した後、P21にてこの値引キー1
1のキー入力操作直前に課税キー12が押された
か否かを調べる。ここで、課税キー12が押され
ていない場合にはP22にて非課税キー13が押さ
れていたか否かを調べる(非課税キー判断手段)。
そして、非課税キー13も押されていない場合、
またはP21にて課税キー12が押されていた場合
にはP22へ進み、領域RA3の小計フラグが「1」
に設定されているか否かを調べる。そして、小計
フラグが「1」に設定されていたならば、この値
引キー11は小計操作された後にキー入力された
と判断してP24へ進む。しかして、課税対象額合
計メモリRA2の課税対象額から、次式で示され
る合計金額メモリRA1の合計金額に対する値引
額の割合を上記課税対象額に乗じた金額Pが減算
される(課税対象額減算手段)。
P=[課税対象額]×[値引額]×[合計金額] 課税対象額合計メモリRA2に対する減算処理
が終了するとP25へ進み、合計金額メモリRA1
の合計金額から上記値引額を減算する(合計金額
減算手段)。また値引額は値引メモリRA7に累
積される。そして、表示部3,6に値引額を表示
するとともにレシートへ印字出力し、この値引キ
ー処理を終了する。
P23にて小計フラグが「0」であれば、この値
引キー11は小計キー9のキー操作前にキー入力
されたので、入力された値引額は直前に部門キー
8にて登録された1つの商品に対する値引額であ
ると判断し、P26にて領域RA5の課税登録フラ
グの値を調べる。そして、課税登録フラグが
「1」であれば直前に登録された商品は課税対象
商品であると判断し、P27にて課税対象額合計メ
モリRA2の課税対象額から直接値引額を減算す
る。その後、ST25へ進む。これに対して課税
登録フラグが「0」の場合には直前に登録された
商品が非課税商品であると判断し直ちにP25へ進
む。
一方、P22にて非課税キー13が押されていた
ならば、課税商品が含まれているか否かに係わら
ず無条件に前記P24またはP27の課税対象額に対
する減算処理を行わないでP25へ進む(解除手
段)。
第5図において、キー入力信号が小計キー9に
よるものであれば、第8図の小計キー処理へ進
む。すなわち、小計キー9がキー入力されると、
合計金額メモリRA1に累積記憶されている合計
金額を小計金額として表示部3,6に表示すると
ともにレシートへ印字出力する。そして、小計キ
ーがキー入力されたことを示す領域RA3の小計
フラグを「1」に設定し、この小計キー処理を終
了する。
第5図において、キー入力信号が預/現計キー
10によるものであれば、第9図の預/現計キー
処理へ進む。すなわち、預/現計キー10が押さ
れると、領域RA4の登録中フラグが「1」に設
定されていることを確認した後、課税対象額合計
メモリRA2に記憶されている課税対象額に予め
定められた税率を乗じて税額を算出する。次に
P3にて税額が課税対象商品の販売価格に含まれ
ているか否かを調べる。なお、税額が販売価格に
含まれているか否かは[設定]業務にて予め設定
さされている。税額が販売価格に含まれていない
場合、算出された税額を合計金額メモリRA1の
合計金額に加算する。そして、税額が加算された
合計金額を表示部3,6に表示する。ただし、領
域RA3の小計フラグを調べて小計キー9が預/
現計キーの前にキー入力されていた場合は釣金額
を表示する。同時に、税額および税額が加算され
た合計金額をレシートへ印字出力する。なお、小
計キー9が前にキー入力されていた場合は預り金
額、釣金額も同時に印字出力する。
印字出力が終了すると、金銭授受のためにドロ
ワー5を開くと共に、1人の客に対する販売登録
業務は終了したと判断し、合計金額メモリRA1
および課税対象額合計メモリRA2の値をクリア
し、各領域RA4,RA3の登録中フラグおよび
小計フラグを「0」にクリアする。しかして、こ
の預/現計キー処理を終了する。
このように構成されたレジスタにおいて、販売
商品を登録する場合、置数キー7にて販売金額を
置数し、該当部門の部門キー8をキー入力する
と、部門別メモリRA6の各部門の領域RA9の
部門課税フラグの値に従つてキー入力された商品
が課税対象商品か非課税商品かを判断して、課税
対象商品である場合にのみ販売金額が合計金額メ
モリRA1の他に課税対象合計メモリRA2に加
算される。なお、部門課税フラグが「0」に設定
されている商品であつても、課税キー12を押し
たのち、商品の販売金額を置数キー7で置数し、
該当部門の部門キー8をキー入力すると、商品の
販売金額が合計金額メモリRA1および課税対象
額合計メモリRA2に加算される。一方、部門課
税フラグが「1」に設定された商品であつても、
非課税キー13を押したのち、置数キー7、部門
キー8にて販売金額を入力すると、販売金額は合
計金額メモリRA1のみに加算される。
そして、各商品を登録して小計キー9を押下し
た後、置数キー7および値引キー11にて値引額
を入力すると、合計金額メモリRA1の合計金額
からこの値引額が減算されると共に、課税対象額
合計メモリRA2の課税対象額から合計金額に対
する値引額の割合を上記課税対象額に乗じた金額
が減算される。したがつて、値引操作後の課税対
象額の値引操作前の課税対象額に対する比率は、
値引後の合計金額の値引前の合計金額に対する比
率に等しい。その結果、この課税対象額合計メモ
リRA2に記憶された課税対象額を用いて算出さ
れた税額は、課税対象商品のみをまとめて登録し
てこの課税対象商品に対する合計金額に対して所
定の値引を実施した後に税率を乗じて税額を算出
した場合と同一の値となる。したがつて、たとえ
課税対象商品と非課税商品とを混在して順不同に
登録し、その合計金額に対する値引を実行したと
しても合計金額に対する値引対象商品が全商品の
場合に常に正しい税額が得られる。
なお、値引額の入力直前に課税キー12が押下
された場合も同様に処理される。
一方、値引額の入力直前に非課税キー13が押
下された場合には、合計金額メモリRA1の合計
金額からのみ値引額が減算され、課税対象額合計
メモリRA2の課税対象額から、合計金額に対す
る値引額の割合を上記課税対象額に乗じた金額が
減算されることはない。従つて、たとえ課税対象
商品と非課税商品とを混在して順不同に登録し、
この合計金額に対する値引を実行したとしても、
課税対象額から値引額を全く減算せずに税額が算
出されることになる。このことは、合計金額に対
する値引対象商品が非課税商品に限定される場合
に正しい税額が得られることを示している。
このように、課税対象商品と非課税商品とを混
在して順不同に登録した客に対してその合計金額
に対する値引を実行する場合、値引対象商品が全
商品となる店にあつては小計キー9の操作後に直
ちに値引キー11によつて値引額をキー入力する
か、あるいは課税キー12を入力操作後に値引額
をキー入力すればよい。これに対し、値引対象商
品が非課税商品に限定される店にあつては小計キ
ー9の操作後に非課税キー12を入力し、続いて
値引額をキー入力することによつて所望の税額が
得られることになる。換言すれば、合計金額に対
する値引対象商品を全商品とする店も非課税商品
とする店も本実施例の電子キヤツシユレジスタを
用いることによつて課税対象商品と非課税商品と
を混在して順不同に登録しても所望の税額を得る
ことができ、操作性を向上できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、合計金
額に対する値引対象商品を全商品とする場合も、
非課税商品に限定する場合も、課税商品と非課税
商品とを混在して登録してから合計金額に対する
値引を実施することによつて所望の税額を算出で
き、操作性の向上をはかり得る電子キヤツシユレ
ジスタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例に係わる
電子キヤツシユレジスタを示すものであり、第1
図は斜視図、第2図はキーボードのキー配置図、
第3図はブロツク構成図、第4図はRAMの主な
メモリを示す図、第5図乃至第9図はそれぞれ動
作を示す流れ図である。 2……キーボード、3,6……表示部、4……
レシート発行口、7……置数キー、8……部門キ
ー、9……小計キー、10……預/現計キー、1
2……課税キー、13……非課税キー、14……
コントロールキー、15……CPU、19……
ROM、20……RAM、RA1……合計金額メモ
リ、RA2……課税対象額合計メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 登録用キーにてキー入力された1人の客に販
    売した商品の販売金額を累積記憶する合計金額メ
    モリと、前記各商品が課税対象商品であるか否か
    を判断する判断手段と、前記1人の客に販売した
    商品のうち前記判断手段により課税対象商品に判
    断された商品の販売金額のみを累積記憶する課税
    対象額合計メモリとを有し、前記課税対象額合計
    メモリに記憶された課税対象額に対して予め定め
    られた算出法で税額を算出して前記合計金額メモ
    リに記憶された合計金額とともにレシートへ印字
    出力する電子キヤツシユレジスタにおいて、 前記1人の客に販売した商品の小計金額を算出
    する小計キーと、前記商品の前記課税対象額合計
    メモリに対する登録を解除する非課税キーと、値
    引額を入力する値引キーと、この値引キーのキー
    入力操作に応動して、前記合計金額メモリに記憶
    された合計金額から前記値引額を減ずる合計金額
    減算手段と、前記小計キーのキー操作後における
    前記値引キーのキー入力操作に応動して、前記値
    引キーの入力直前に前記非課税キーが入力操作さ
    れたか否かを判断する非課税キー判断手段と、こ
    の判断手段が前記非課税キーの入力無しを判断し
    たとき、前記課税対象額合計メモリに記憶された
    課税対象額から前記合計金額メモリに記憶された
    合計金額に対する前記値引額の割合を前記課税対
    象額に乗じた金額を減ずる課税対象額減算手段
    と、前記非課税キー判断手段が前記非課税キーの
    入力有りを判断したとき、前記課税対象メモリに
    記憶された課税対象額の減算を解除する解除手段
    とを具備したことを特徴とする電子キヤツシユレ
    ジスタ。
JP10763384A 1984-05-29 1984-05-29 電子キヤツシユレジスタ Granted JPS60251497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10763384A JPS60251497A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 電子キヤツシユレジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10763384A JPS60251497A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 電子キヤツシユレジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60251497A JPS60251497A (ja) 1985-12-12
JPH0241795B2 true JPH0241795B2 (ja) 1990-09-19

Family

ID=14464134

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