JP2001076256A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2001076256A
JP2001076256A JP25036399A JP25036399A JP2001076256A JP 2001076256 A JP2001076256 A JP 2001076256A JP 25036399 A JP25036399 A JP 25036399A JP 25036399 A JP25036399 A JP 25036399A JP 2001076256 A JP2001076256 A JP 2001076256A
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transaction
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JP25036399A
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Kimihide Tamaya
公秀 玉谷
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のテナント店舗でそれぞれ販売される商
品を1取引として売上登録処理するもので、取引の決済
で発生するテナント店舗別管理が必要な項目の金額を正
確に管理できるようにする。 【解決手段】 各テナント店舗とその店で販売される商
品とを関連付ける情報を予め設定記憶する店舗・商品関
連付けテーブルを設ける。1取引として販売される商品
の売上登録処理が行われる毎にその販売商品の売上金額
を店舗・商品関連付けテーブルを参照してテナント店舗
別に合計する。そして、テナント店舗別に合計された売
上金額の比率で当該1取引の決済で発生したテナント別
管理が必要な項目の金額を按分する。そして、テナント
店舗別に合計された売上金額の比率で按分された金額を
それぞれ対応するテナント店舗で管理すべき金額として
項目毎に集計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のテナント店
舗でそれぞれ販売される商品を1取引として売上登録処
理することができるPOS(Point Of Sales:販売時点
情報管理)ターミナルなどの商品販売登録データ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数のテナント店舗が出店して
いるショッピングセンターの食品ゾーンでは、テナント
店舗毎に買物客との取引を決済せず、集中チェックアウ
トレーンにおいて買物客が複数の店舗を跨がって買上げ
た全ての商品を一括して決済するようにしたところがあ
る。このような店では、集中チェックアウトレーンに設
置されているPOSターミナルに上位のコンピュータシ
ステムを通信回線で接続する。そして、POSターミナ
ルにおいて1取引が決済される毎に、その取引において
売上登録処理された商品の販売データをまとめて上位の
コンピュータシステムに送信する。一方、上位のコンピ
ュータシステムにおいては、POSターミナルから送ら
れてきた各商品の販売データを商品別に集計し、さら
に、この商品別に集計した販売データをその商品を販売
しているテナント店舗別に集計して、各テナント店舗の
売上を管理していた。
【0003】ところで、買物客が購入した課税対象商品
に対して賦課される消費税は、各テナント店舗がそれぞ
れ納税する。そこで従来は、上位のコンピュータシステ
ムにおいてテナント店舗別に集計される売上金額の比率
で、当該食品ゾーン内で販売された課税対象商品に賦課
される消費税の総額を按分する計算を行って、各テナン
ト店舗それぞれの納税額を算出していた。
【0004】また、この種のショッピングセンターで
は、買物客に対して買上商品の代金合計から一定の金額
を値引するサービス,いわゆる小計値引サービスを実施
する場合があるが、このとき、小計値引額を各テナント
店舗の売上から減じる必要がある。そこで従来は、やは
り上位のコンピュータシステムにおいてテナント店舗別
に集計される売上金額の比率で、当該食品ゾーン内で決
済された取引で発生した小計値引額の総額を按分する計
算を行って、各テナント店舗それぞれの売上から小計値
引分を減額していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
上位のコンピュータシステムにおいてPOSターミナル
から取引毎に商品販売データを収集し、それに基づいて
テナント店舗別に売上金額を集計する。そして、このテ
ナント店舗別売上金額の比率により、各取引の決済にお
いてそれぞれ発生した消費税額,小計値引額等のテナン
ト店舗別管理が必要な項目の金額を按分することによっ
て、各テナント店舗毎に消費税額や売上等を管理してい
た。
【0006】このため、従来においては、POSターミ
ナルで取引が決済される毎に発生する商品販売データを
全て上位コンピュータが収集しなければテナント店舗別
売上金額を正確に集計することができず、ひいてはテナ
ント店舗別管理が必要な項目の金額を正確に管理できな
かった。それにも拘らず、POSターミナルと上位コン
ピュータとのデータ通信に異常が発生して商品販売デー
タの一部が欠落してしまうことがしばしばあり、このデ
ータの欠落に気付かなかったために誤った金額でテナン
ト店舗別管理が必要な項目が管理されるおそれがあっ
た。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、複数のテナント店
舗でそれぞれ販売される商品を1取引として売上登録処
理することが可能なものにおいて、取引の決済で発生す
るテナント店舗別管理が必要な項目の金額を正確に管理
できる商品販売登録データ処理装置を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、複数のテナント店舗でそれぞれ販売される商品を1
取引として売上登録処理することが可能な商品販売登録
データ処理装置において、各テナント店舗とその店で販
売される商品とを関連付ける情報を予め設定記憶する店
舗・商品関連付けテーブルと、1取引として販売される
商品の売上登録処理が行われる毎にその販売商品の売上
金額を店舗・商品関連付けテーブルを参照してテナント
店舗別に合計する取引売上合計手段と、この取引売上合
計手段によりテナント店舗別に合計された売上金額の比
率で当該1取引の決済で発生したテナント別管理が必要
な項目の金額を按分する金額按分手段と、この金額按分
手段によりテナント店舗別に合計された売上金額の比率
で按分された金額をそれぞれ対応するテナント店舗で管
理すべき金額として項目毎に集計する店舗別管理項目集
計手段とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、図1に
示すように、テナント店舗A,B,Cの3つの店舗でそ
れぞれ販売される商品を、2基の集中チェックアウトレ
ーンG1,G2で一括して決済する方式の売場ゾーンZ
1に本発明を適用した場合である。
【0010】はじめに、本実施の形態では、売場ゾーン
Z1の大部分をテナント店舗Aが占め、一部をテナント
店舗BとCが使用するものとする。そして、買物客は入
口INから売場ゾーンZ1内に入り、店舗A,B,Cで
それぞれ購入を希望する商品を取り纏めた後に、いずれ
かの集中チェックアウトレーンG1またはG2で代金を
支払い、出口OUTから退出するものとする。ここで、
各テナント店舗A,B,Cには、それぞれ店識別コード
として店舗コードを予め設定している。因みに、テナン
ト店舗Aの店舗コードを[11]とし、テナント店舗B
の店舗コードを[12]とし、テナント店舗Cの店舗コ
ードを[13]とする。また、テナント店舗A,B,C
でそれぞれ販売される商品をすべて外税商品とするとと
もに、各商品を分類する分類コードとして[1]〜[1
0]の10個の部門コードを使用する。そして、テナン
ト店舗Bで販売される商品については部門コード[1]
及び[2]を割り当て、テナント店舗Cで販売される商
品については部門コード[3]を割り当て、テナント店
舗Aで販売される商品については部門コード[4]乃至
[10]を割り当てるものとする。
【0011】また、各集中チェックアウトレーンZ1,
Z2には、それぞれ本発明の商品販売登録データ処理装
置として機能するPOSターミナルT1,T2を設置し
ている。そして各POSターミナルT1,T2を、上位
のホストコンピュータHCに、ネットワークNWを介し
てデータ通信自在に接続している。
【0012】図2は前記POSターミナルT1,T2の
要部構成を示すブロック図であり、各POSターミナル
T1,T2は同一構成である。すなわち、POSターミ
ナルT1,T2は、制御部本体としてCPU(Central
Processing Unit )11を搭載している。また、CPU
11が実行するプログラムなどを格納したROM(Read
Only Memory)12、CPU11がデータ処理で使用す
る各種のメモリエリアを形成するRAM(Random Acces
s Memory)13、日付及び時刻を計時する時計部14、
前記ネットワークNWを介して接続されるホストコンピ
ュータHCとのデータ伝送を司る通信インタフェース1
5、モードスイッチ16からの信号を入力するとともに
ドロワ(不図示)を自動開放するドロワ開放装置17に
駆動信号を出力するI/Oポート18、キーボード19
からキー操作に対応するキー信号を取込むキーボードコ
ントローラ20、オペレータに対して金額等のデータを
表示するオペレータ用表示器21及び買物客に対して同
様なデータを表示する客用表示器22の表示動作を制御
する表示コントローラ23、レシート印字及びジャーナ
ル印字を行うプリンタ24の印字動作を制御するプリン
タコントローラ25等を搭載している。そして、前記C
PU11と、ROM12,RAM13,時計部14,通
信インタフェース15,I/Oポート18,キーボード
コントローラ20,表示コントローラ23およびプリン
タコントローラ25とを、アドレスバス,データバス等
のバスライン26で接続して、POSターミナルの制御
回路を構成している。
【0013】前記モードスイッチ16は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを
選択しその実行を前記CPU11に指令するためのスイ
ッチである。ここで「登録」とは、キーボード19のキ
ー入力により販売登録された商品の販売点数,金額など
のデータをRAM13の所定メモリエリアに売上登録処
理する業務のモードである。「点検」とは、前記「登
録」業務において各商品の販売データが売上登録処理さ
れた所定メモリエリアの内容をレポート出力する業務で
ある。「精算」とは、前記「点検」業務と同様に所定メ
モリエリアの内容をレポート出力した後、その所定メモ
リエリアの内容をクリアする業務のモードである。「設
定」とは、各業務を実行する上で必要なデータを予めR
AM13に設定する業務のモードである。
【0014】前記キーボード19は、図3に示すよう
に、数値データを入力するための置数キー31、数値デ
ータをクリアするクリアキー32,[1]〜[10]ま
での部門コードをそれぞれプリセットしてなる10個の
プリセット部門キー33の他、金額キー34,取消キー
35,×キー36,部門キー37,値引キー38,小計
キー39,掛計キー40,商品券キー41,預/現計キ
ー42などの各種ファンクションキーを配設した部門登
録機能を有するPOSターミナル専用のキーボードであ
る。
【0015】ここで、金額キー34は、置数キー31に
よって入力された数値データが販売商品の売上金額であ
ることを指示するキーである。取消キー35は、直前に
登録した商品の取消を指示するキーである。×キー36
は、置数キー31によって入力された数値データが販売
商品の売上点数であることを指示するキーである。部門
キー37は、置数キー31によって入力された数値デー
タが部門コードであることを指示するキーである。値引
キー38は、置数キー31によって入力された数値デー
タが値引金額であることを指示するキーである。小計キ
ー39は、1取引として販売登録された商品の合計出力
を指示するキーである。掛計キー40は、1取引を掛売
りで決済することを宣言するキーである。商品券キー4
1は、1取引を商品券で決済することを宣言するキーで
ある。預/現計キー42は1取引を現金で決済すること
を宣言するキーである。ここに、掛計キー40,商品券
キー41及び預/現計キー42は、1取引の決済を指示
する登録締め手段である締めキーとして機能する。
【0016】かかる構成のPOSターミナルT1,T2
は、RAM13に、図4に示すように、[1]〜[1
0]までの部門コード別に売上点数及び売上金額を累計
記憶する従来からの部門別売上メモリ51の他、特に
[1]〜[10]までの各部門コードに対してそれを使
用するテナント店舗A,B,Cの店舗コード[11],
[12],[13]を予め設定してなる部門参照テーブ
ル52、各店舗コード[11],[12],[13]別
に総売上金額,純売上金額,税額及び値引額の各項目の
データを集計するとともに各項目の合計を記憶する取引
集計テーブル53、及び各店舗コード[11],[1
2],[13]別に1取引の売上金額,税額及び値引額
を記憶するとともに各項目の合計を記憶する取引ワーク
メモリ54を形成している。
【0017】ここに、部門参照テーブル52は、各テナ
ント店舗A,B,Cとその店で販売される商品とを関連
付ける情報(店舗コード,部門コード)を予め設定記憶
する店舗・商品関連付けテーブルとして機能する。な
お、本実施の形態では、部門コードが最も多く割り当て
られたテナント店舗Aで使用する部門コード[4]〜
[10]の代わりに未使用の部門コード[99]を部門
参照テーブル52に設定し、この未使用の部門コード
[99]に対応して上記テナント店舗Aの店舗コード
[11]を設定する。そして、この部門参照テーブル5
2で設定されていない部門コード[4]〜[10]で登
録された商品については、上記未使用の部門コード[9
9]に対応する店舗コード[11]に関連付けられるよ
うにしている。こうすることにより、使用する全ての部
門コード[1]〜[10]とそれに対応する店舗コード
[11]〜[13]とを設定する場合に比べてメモリ容
量を低減でき、テーブルの検索に要する時間も短縮でき
る等の効果を奏する。
【0018】しかして、POSターミナルT1,T2
は、モードスイッチ16により「登録」モードが選択さ
れているとき、CPU11が図5の流れ図に示す手順で
処理を実行することにより1取引を決済するようにプロ
グラムを構成している。すなわちCPU11は、先ず、
ST(ステップ)1として販売商品の部門登録処理を実
行する。
【0019】この部門登録処理は、図6に示すように、
置数キー31と金額キー34とにより販売商品の売上金
額が入力されるとともに、プリセット部門キー33また
は置数キー31と部門キー37とにより同販売商品の部
門コードが入力されると、その部門コードで部門参照テ
ーブル52を検索する。そして、その部門コードが部門
参照テーブル52に設定されている場合には、その部門
コードに対応する店舗コードを部門参照テーブル52か
ら読出す。これに対し、その部門コードが設定されいな
い場合には、未使用の部門コード[99]に対応する店
舗コードを部門参照テーブル52から読出す。そして、
この部門参照テーブル52から読出した店舗コードに対
応する取引ワークメモリ54の売上金額エリアに、キー
入力された販売商品の売上金額を加算する。また、この
売上金額エリアの合計エリアにも上記販売商品の売上金
額を加算する。さらに、部門別売上メモリ51の該当部
門コードに対応する売上点数エリア及び売上金額エリア
に売上点数=1と上記売上金額とをそれぞれ加算する処
理である。なお、1取引の最初の部門登録処理が開始さ
れる前に、取引ワークメモリ54の各エリアは“0”に
クリアされている。
【0020】次にCPU11は、ST2として小計キー
39が入力されたか否かを判断する。そして、小計キー
39が入力されていない場合には、1取引の2点目以降
の商品が部門登録されたので、図6に示した部門登録処
理を繰り返す。かくして、CPU11は、1取引として
販売される商品の部門登録処理が順次行われる毎に、部
門参照テーブル52を参照して、その販売商品の売上金
額を取引ワークメモリ54上で店舗コード別に合計する
処理を行うものとなっている(取引売上合計手段)。
【0021】ST2にて小計キー49が入力されたこと
を検知すると、CPU11は、ST3として小計演算処
理を実行する。この小計演算処理は、取引ワークメモリ
54の売上金額エリアにおける合計エリアの金額を1取
引で販売登録された商品の合計金額として取得し、この
合計金額に予め設定されている消費税率を乗じて消費税
額を算出したならば、この税額を取引ワークメモリ54
の税額エリアにおける合計エリアに格納する。また、こ
の消費税額に合計金額を加えた税込み合計金額を算出し
て、オペレータ用表示器21及び客用表示器22に表示
させる処理である。
【0022】次に、CPU11は、ST4として店舗別
税額按分処理を実行する。この店舗別税額按分処理は、
取引ワークメモリ54の売上金額エリアにおいて店舗コ
ード別に合計された売上金額の比率で前記消費税額を按
分し、その按分された税額を取引ワークメモリ54の税
額エリアに店舗コード別に格納する処理である。なお、
按分処理において発生する税額の端数は、按分率が一番
大きい店舗コードの税額に加える(金額按分手段)。
【0023】次に、CPU11は、ST5として値引キ
ー38が入力されたか否かを判断する。そして、値引キ
ー38が入力された場合には、ST6として小計値引演
算処理を実行する。この小計値引演算処理は、取引ワー
クメモリ54の売上金額エリアにおける合計エリアの金
額から値引キー38の入力直前に置数された値引金額を
減算して小計値引後の合計金額を算出し、この合計金額
に予め設定されている消費税率を乗じて消費税額を算出
したならば、この税額を取引ワークメモリ54の税額エ
リアにおける合計エリアに上書きする。また、この消費
税額に小計値引後の合計金額を加えた税込み合計金額を
算出して、オペレータ用表示器21及び客用表示器22
に表示させる処理である。
【0024】次に、CPU11は、ST8として店舗別
値引額按分処理を実行する。この店舗別値引額按分処理
は、取引ワークメモリ54の売上金額エリアにおいて店
舗コード別に合計された売上金額の比率で前記値引金額
を按分し、その按分された値引金額を取引ワークメモリ
54の値引額エリアに店舗コード別に格納するととも
に、同取引ワークメモリの対応する売上金額エリアから
それぞれ按分された値引金額を減額する処理である。な
お、按分処理において発生する値引金額の端数は、按分
率が一番大きい店舗コードの値引金額に加える(金額按
分手段)。
【0025】次に、CPU11は、取引ワークメモリ5
4の各店舗コードに対応する税額エリアを一旦“0”に
クリアした後、ST7として前記ST4の処理と同様の
店舗別税額按分処理を実行する。ST5にて値引キー3
8が入力されない場合には、ST6乃至ST8の処理は
行わない。
【0026】次に、CPU11は、ST9として掛計キ
ー40,商品券キー41または預/現計キー42の締め
キーが入力されるのを待機する。そして、締めキーが入
力された場合には、ST10としてその締めキーの種類
に応じた従来と同様の取引締め処理を実行する。
【0027】例えば入力された締めキーが現金決済を示
す預/現計キー42であった場合には、この預/現計キ
ー42の入力直前に置数入力された預かり金額から税込
み合計金額を減算して釣銭額を算出する。そして、釣銭
額が0または正であるとき1取引の決済が完了したと判
断して、釣銭額をオペレータ用表示器21及び客用表示
器22に表示させるとともに、プリンタ24によりレシ
ートを印字発行する。
【0028】その後、CPU11は、ST11として店
舗別取引集計処理を実行する。この処理は、取引ワーク
メモリ54にて店舗コード別に格納された売上金額,税
額及び値引額の各項目金額を、取引集計テーブル53の
該当する店舗コードに対応した純売上エリア,税額エリ
ア及び値引額エリアにそれぞれ加算する処理である。ま
た、取引ワークメモリ54にて店舗コード別に格納され
た売上金額と税額との合計金額を、取引集計テーブル5
3の該当する店舗コードに対応した総売上エリアに加算
する処理も含む。さらに、取引集計テーブル53の各項
目毎に店舗コード別金額を合計した金額を、同取引集計
テーブル53の該当項目に対応した合計エリアに上書き
する処理も含む。以上で、CPU11は1取引の決済を
完了する。
【0029】このように本実施の形態においては、部門
コード別に売上データを集計可能なPOSターミナルT
1,T2において、各部門コードから店舗コードが一義
的に定まるように部門参照テーブル52で部門コードと
店舗コードとの紐付けを行っている。具体的には、部門
コード[1]と[2]を店舗コード[12]のテナント
店舗Bに紐付け、部門コード[3]を店舗コード[1
3]のテナント店舗Cに紐付け、部門コード[4]〜
[10]を店舗コード[11]のテナント店舗Aに紐付
けている。
【0030】この状態で、1人の買物客が、例えばテナ
ント店舗Bで部門コード[1]に属する売上金額100
0円の商品と部門コード[2]に属する売上金額350
0円の商品とを購入し、テナント店舗Cで部門コード
[3]に属する売上金額1500円の商品を購入し、テ
ナント店舗Aで部門コード[5]に属する売上金額28
00円の商品を購入したとすると、これら4品目の商品
を1取引とし一括して部門登録処理したPOSターミナ
ルにおいては、取引ワークメモリ54の店舗コード[1
1]に対応する売上金額エリアに2800円が格納さ
れ、店舗コード[12]に対応する売上金額エリアに4
500円が格納され、店舗コード[13]に対応する売
上金額エリアに1500円が格納される。また、売上金
額エリアの合計エリアに8800円が格納される。
【0031】ここで、消費税の税率を5%とすると、売
上金額合計8800円に対する税額は440円となる。
その結果、この税額440円が、店舗A:店舗B:店舗
C=2800:4500:1500でテナント店舗別に
按分される。すなわち、テナント店舗Aに対する消費税
額として140円が算出され、テナント店舗Bに対する
消費税額として225円が算出され、テナント店舗Cに
対する消費税額として75円が算出される。
【0032】ここで、例えば500円の小計値引が実施
されたとすると、この小計値引額500円が、店舗A:
店舗B:店舗C=2800:4500:1500でテナ
ント店舗別に按分される。すなわち、テナント店舗Aに
対する値引額として159円が算出され、テナント店舗
Bに対する値引額として256円が算出され、テナント
店舗Cに対する値引額として85円が算出される。その
結果、小計値引後のテナント店舗Aの売上金額は264
1円となり、テナント店舗Bの売上金額は4244円と
なり、テナント店舗Cの売上金額は1415円となる。
これにより、小計値引額の合計金額8300円に対する
消費税額415円が、店舗A:店舗B:店舗C=264
1:4244:1415で按分される。すなわち、テナ
ント店舗Aに対する消費税額として132円が算出さ
れ、テナント店舗Bに対する消費税額として213円が
算出され、テナント店舗Cに対する消費税額として70
円が算出される。
【0033】こうして、取引毎に店舗コード別に按分さ
れて算出される消費税額及び小計値引額は、店舗コード
別の売上金額とともに取引集計テーブル53で項目毎に
集計される。そして、取引集計テーブル53にて項目毎
に集計された店舗コード別のデータは、出力手段とし
て、例えば「点検」または「精算」モードにおいて店舗
別レポートとしてプリントアウトすることができる。ま
た、各POSターミナルT1,T2の取引集計テーブル
53に格納されたデータをホストコンピュータが収集し
集計することによって、店舗別の売上金額,消費税額及
び値引額をそれぞれ集計できる。
【0034】したがって、本実施の形態によれば、PO
SターミナルT1,T2で取引が決済される毎に発生す
る商品販売データを全て上位のホストコンピュータHC
が収集しなくても、各店舗別の売上や消費税額,値引額
などを容易に把握することができ、各店舗毎の税額や売
上を正確に管理できるようになる。また、ホストコンピ
ュータHCと各POSターミナルT1,T2とを接続す
るネットワークNWの通信トラフィック量を低減できる
効果も奏する。
【0035】なお、前記一実施の形態では、取引の決済
で発生するテナント管理が必要な項目の金額として消費
税額と小計値引額の2通りを示したが、これに限定され
るものではない。例えば、クレジットの決済に対して店
舗がクレジット会社に一定の手数料(支払い方法などに
よって異なる)を支払うが、この手数料をそのクレジッ
ト決済された取引での店舗別売上金額の比率で按分し
て、テナント店舗別の手数料を求めるようにしてもよい
ものである。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、複数のテナント店舗でそれぞれ販売され
る商品を1取引として売上登録処理することが可能なも
のにおいて、取引の決済で発生するテナント店舗別管理
が必要な項目の金額を正確に管理できる商品販売登録デ
ータ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である売場ゾーンのレ
イアウトを示す図。
【図2】 同実施の形態において本発明に関わるPOS
ターミナルの要部構成を示すブロック図。
【図3】 同POSターミナルのキーボードを示す図。
【図4】 同POSターミナルのRAMに形成する主要
なメモリエリアを示す図。
【図5】 同POSターミナルのCPUが実行する取引
決済処理の要部を示す流れ図。
【図6】 図5における部門登録処理を具体的に示す流
れ図。
【符号の説明】
T1,T2…POSターミナル 11…CPU 12…ROM 13…RAM 51…部門別売上メモリ 52…部門参照テーブル 53…取引集計テーブル 54…取引ワークメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテナント店舗でそれぞれ販売され
    る商品を1取引として売上登録処理することが可能な商
    品販売登録データ処理装置において、 各テナント店舗とその店で販売される商品とを関連付け
    る情報を予め設定記憶する店舗・商品関連付けテーブル
    と、 1取引として販売される商品の売上登録処理が行われる
    毎にその販売商品の売上金額を前記店舗・商品関連付け
    テーブルを参照して前記テナント店舗別に合計する取引
    売上合計手段と、 この取引売上合計手段によりテナント店舗別に合計され
    た売上金額の比率で当該1取引の決済で発生したテナン
    ト店舗別管理が必要な項目の金額を按分する金額按分手
    段と、 この金額按分手段によりテナント店舗別に合計された売
    上金額の比率で按分された金額をそれぞれ対応するテナ
    ント店舗で管理すべき金額として項目毎に集計する店舗
    別管理項目集計手段と、を具備したことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
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