JP3526706B2 - 投票カード及び投票券発行装置 - Google Patents

投票カード及び投票券発行装置

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JP3526706B2
JP3526706B2 JP27469496A JP27469496A JP3526706B2 JP 3526706 B2 JP3526706 B2 JP 3526706B2 JP 27469496 A JP27469496 A JP 27469496A JP 27469496 A JP27469496 A JP 27469496A JP 3526706 B2 JP3526706 B2 JP 3526706B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投票カード及び投票
券発行装置に関する。例えば、競輪,競馬等において
は、投票カードから投票券を発行し、当たり投票券を入
力してかけ金額を払い戻す所謂トータリゼータシステム
が採用されている。このようなシステムでは、取り扱う
投票カードの数が膨大なものとなるので、投票カードの
記入の簡略化と、該投票カードのかけ金の演算処理を効
率よく行なうことが必要となる。
【0002】
【従来の技術】例えば、競馬の場合には、図9に示すよ
うな投票カードが用いられる。図において、1はベット
と呼ばれるもので、図ではベット数が3の場合を示して
いるが、これに限るものではない。各ベットにおいて、
2は枠番指定域、3は金額指定域である。枠番指定域2
には、1から8までの8個の枠番が設けられている。こ
の枠番も8個に限るものではない。
【0003】枠番指定域では、希望の枠数を2個だけ塗
りつぶす(マークする)ことにより、2個の枠を指定す
る。例えば、最上段のベットでは、数字の“1”と
“2”が塗りつぶされ、枠番1−2と指定されている。
一方、金額指定域3では、数字の“3”が塗りつぶさ
れ、次に“千円”の部分が塗りつぶされているので、か
け金額は3×千円の3千円ということになる。
【0004】同様にして、上から2番目のベットでは、
枠番が1−3で、かけ金額は4万円である。最終段のベ
ットでは、枠番が1−4で、かけ金額は2千円である。
ここで、競馬の投票のやりかたについて説明する。図1
0は枠番と馬番との関係を示す図である。4は枠番であ
り、枠番は図9に示したように例えば1枠から8枠まで
設けられている。そして、5は各馬毎に割り付けられた
馬番であり、各枠内には馬番5が2個乃至は3個割り当
てられている。例えば、3枠には馬番5と6が割り付け
られ、8枠には馬番16,17,18が割り当てられて
いる。
【0005】単勝とは1着になる馬番を当てるものであ
り、複勝とは指定された1頭の馬が3着までに入れば当
たりとするものである。連勝とは、指定された2個の枠
番号が1着,2着で当たりとなるものであり、複式とは
指定された2枠のうちどちらの枠に1着,2着の馬がい
ても当たりとするものである。馬連は、馬2頭の馬番を
指定し、指定した馬が1着と2着になれば当たりとする
ものである。
【0006】例えば、連勝複式で2−3枠を指定した場
合、指定された2枠の馬番3,4と3枠の馬番5,6の
馬がそれぞれ1着と2着になると当たりとなる。1着と
なる馬の馬番は2枠又は3枠の何れの馬でもよい。1着
と2着の馬が同一枠、例えば1枠に集中した場合、つま
り、馬番1の馬が1着になり、馬番2の馬が2着になる
ことをゾロ目と呼び、別途ゾロ目購入であることを指定
しなくては当たりとならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の投票シ
ステムでは、それぞれのベット毎に枠番と金額とをマー
クするようにしていた。つまり、複数ベットのそれぞれ
に枠番と金額をマークする必要があった。しかも、複数
のベットの金額が同じ場合にも1ベット毎に同じ金額を
マークする必要があり、面倒であった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなさたれ
ものであって、同額投票の場合には金額の指定を簡単に
することができる投票カード及び投票券発行装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
図である。図9と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図において、2は枠番指定域、3は金額指定域であ
る。10は新たに設けられた同額指定領域である。同額
指定領域10には、“同額”と“同上”の2種類の指定
ができるようになっている。“同額”の場合には、それ
以降のベットが同額であることを示し、“同上”の場合
には、その上段のベットの金額と同額であることを示
す。例えば、最上段のベットの“同額”にマークが付さ
れ、2段目以降のベットには何もマークが付されていな
い。それにも拘らず、最上段に“同額”がマークされて
いるので、その下のベットは全て同額(3千円)として
処理することができる。
【0010】また、“同上”にマークが付されている場
合には、その上段の金額と同じとして処理することがで
きる。この発明の構成によれば、ベット毎に同一金額の
場合には、金額の指定をいちいち行なうことが不要とな
り、同額投票の場合には金額の指定を簡単にすることが
できる。
【0011】図2は第2の発明の原理ブロック図で、投
票券発行装置を示している。図において、11は図1に
示す投票カード、12は投票カード11を入力して情報
を読み取る投票カード読取部、20は該投票カード読取
部12の読み取り結果に基づき、投票カード11にマー
クされている同額情報又は同上情報を参照して投票金額
を演算する演算処理部、30は該演算処理部20の出力
を受けて投票券を発行する発券部、13は該発券部30
から出力される投票券(競馬の場合には馬券)である。
演算処理部20は、ホストコンピュータと接続され、読
み込んだ投票カード情報をホストコンピュータに通知す
るようになっている。
【0012】この発明の構成によれば、前記演算処理部
20は投票カード11にマークされている同額情報又は
同上情報を参照して投票金額を演算するので、同額投票
の場合には金額処理を簡略化することができる。
【0013】この場合において、前記演算処理部20
は、投票カード11から読み取った情報が同額であった
場合には、それ以降のベットのかけ金額を同額として演
算することを特徴としている。
【0014】この発明の構成によれば、同額情報を参照
して投票金額を演算するので、同額投票の場合には金額
処理を簡略化することができる。また、前記演算処理部
20は、投票カード11から読み取った情報が同上であ
った場合には、当該ベットのかけ金額をその上段のベッ
トと同額として演算することにより、金額処理を簡略化
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図3は第1の発明の一実
施の形態例を示す図である。図1と同一のものは、同一
の符号を付して示す。この実施の形態例は、第1ベット
目は枠番が1−2枠が指定され、金額が3千円が指定さ
れている。第2ベット目は、枠番が1−3枠が指定さ
れ、金額欄は指定されず、同額指定領域10の“同上”
がマークされている。第3ベット目は、枠番が1−4枠
が指定され、金額欄は指定されず、同額指定領域10の
“同上”がマークされている。
【0016】このようにマークが付された投票カードに
よれば、各ベットの指定枠は異なるが、第1ベット目で
指定された金額は全ベット3千円で共通である。つま
り、第2,第3ベット目の“同上”をマークした場合に
は、全ての投票が第1ベット目と同額になり、1−2,
1−3,1−4枠をそれぞれ3千円ずつ投票することに
なる。
【0017】図4は第1の発明の他の実施の形態例を示
す図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。この実施の形態例は、第1ベット目は枠番が1−
2枠が指定され、金額欄が3千円が指定されている。第
2ベット目は、枠番が1−3枠が指定され、金額欄は指
定されず、同額指定領域10の“同上”がマークされて
いる。第3ベット目は、枠番が1−4枠が指定され、金
額欄は2千円が指定されている。
【0018】このようにマークが付された投票カードに
よれば、各ベットの指定枠は異なり、第2ベット目で指
定された金額は第1ベット目で指定された金額と同額の
3千円となる。第3ベット目は、金額は2千円が指定さ
れている。つまり、1−2と1−3枠をそれぞれ3千円
ずつ投票し、1−4枠を2千円投票することになる。
【0019】図5は第1の発明の他の実施の形態例を示
す図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。この実施の形態例は、第1ベット目は枠番が1−
2枠が指定され、金額欄が3千円が指定されている。第
2ベット目は、枠番が1−3枠が指定され、金額欄が2
千円が指定されている。第3ベット目は、枠番が1−4
枠が指定され、金額欄は指定されず、同額指定領域10
の“同上”がマークされている。
【0020】このようにマークが付された投票カードに
よれば、各ベットの指定枠は異なり、第1ベット目で3
千円が指定され、第2ベット目で2千円が指定されてい
る。そして、第3ベット目は、金額欄は指定されず、同
額指定領域10の“同上”がマークされており、第2ベ
ット目と同額の2千円である。つまり、1−2を3千円
投票し、1−3枠と1−4枠をそれぞれ2千円ずつ投票
することになる。
【0021】以上の実施の形態例において、投票カード
に同額指定領域10を設けることにより、金額の指定を
いちいち行なうことが不要となり、同額投票の場合には
金額の指定を簡単にすることができる。
【0022】図6は第2の発明の一実施の形態例を示す
ブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、11は本発明に係る投票カー
ドで、同額処理ができるための同額指定領域10が設け
られているものである(図1,図3〜図5参照)。12
は投票カード11に記録されている情報を読み取る投票
カード読取部である。
【0023】21は投票カード読取部12で読み取った
情報を受ける読取データ処理部、22は該読取データ処
理部21より与えられたデータに基づいて投票金額の計
算等を行なう金額処理部である。これら読取データ処理
部21と金額処理部22より演算部20Aを構成してい
る。20Bはホストコンピュータとデータのやりとりを
行なう通信部である。50はホストコンピュータであ
る。演算部20Aと通信部20Bとで図2の演算処理部
20を構成している。
【0024】23は演算部20Aと接続され、各種情報
を表示する表示部、24は演算部20Aと接続され、お
金を受け取り、受け取ったお金の合計を計算して演算部
20Aに与える入金部である。
【0025】30は演算部20Aから出力されるデータ
を基に投票券を発行する発券部である。該発券部30
は、投票券に所定の情報を印刷する印刷部31と、投票
券の裏面に形成された磁気領域に表面と同じ情報を書き
込む磁気書込部32から構成されている。13は発券部
30から発行される投票券である。該投票券13として
は、競馬の場合には馬券である。
【0026】そして、投票カード読取部12と、演算部
20Aと、通信部20Bと、表示部23と、入金部24
と、発券部30とで投票券発行装置40を構成してい
る。このように構成された装置の動作を説明すれば、以
下の通りである。
【0027】図7のフローチャートを参照しつつ説明す
る。先ず、お客が自己の希望する枠番とかけ金を投票カ
ード11に記入(マーク)することが前提となる。お客
は、記入した投票カード11を投票券発行装置40に挿
入する(S1)。投票カード読取部12は、投票カード
11に記載されている情報を全て読み取る(S2)。読
み取られた投票カードの情報は、読取データ処理部21
に記憶される。
【0028】以下、金額処理部22は、読取データ処理
部21に記憶されている各種情報(ベット毎の枠番とか
け金額と同額指定領域情報)を読み出して処理を行な
う。先ず、同額指定領域10に同額マークが付されてい
るかどうかチェックする(S3)。
【0029】同額マークが付されていた場合には、ベッ
ト数を示す変数iを1に初期設定する(S4)。次に、
金額処理部22は、金額マークが付されているかどうか
チェックする(S5)。第1番目のベットには必ず金額
マークが付されている。従って、金額マークが付されて
いない場合は、アラームを表示部23に表示する。それ
と同時に、投票券発行装置40は、挿入された投票カー
ド11を排出してお客に返す(S6)。お客は、表示部
23に「金額が記入されていません。」という表示を見
て、投票カード11に金額をマークし、再挿入すること
になる。
【0030】金額マークが付されていた場合には、金額
処理部22は、iベットの同額処理(この場合は第1ベ
ット目)を行なう(S7)。つまり、iベット目のかけ
金を計算する。第iベット目の同額処理が終了したら、
金額処理部22は、変数iを1だけ更新する(S8)。
【0031】次に、金額処理部22は、次のiベット目
に金額マークが付されているかどうかチェックする(S
9)。第2ベット目以降は金額マークが付されないのが
本願発明の特徴であるから、金額マークが付されていた
ら、アラームを表示部23に表示する。それと同時に、
投票券発行装置40は、挿入された投票カード11を排
出してお客に返す(S10)。お客は、表示部23に
「金額が正しく記入されていません。」という表示を見
て、投票カード11を訂正し(金額マークを消す)、再
挿入することになる。
【0032】金額マークが付されていない場合には、金
額処理部22はその前のベットと同額の同額処理を行な
う(S11)。つまり、つまり、iベット目のかけ金を
計算する。iベット目の同額処理が終了したら、金額処
理部22は変数iが5になったかどうかチェックする
(S12)。iが5にならない場合には、ステップS8
に戻り、同額処理を続行することになる。iが5になっ
たら、全ベット数についての金額処理が終了したことに
なる。
【0033】そこで、金額処理部22は、全ベット数の
合計かけ金額を演算して、表示部23に例えば「合計金
額3千円を入れて下さい。」と表示し、お客に入金を促
す。そこで、お客が入金部24から3千円を入れると、
該入金部24は入金された金額を計算し、金額処理部2
2に通知する。そして、金額処理部22は3千円が正し
く入金されたかどうかチェックする。なお、入金部24
には払い戻し部を兼ねており、3千円に対して、5千円
札を入金した場合には、釣銭2千円を払い戻すようにな
っている。
【0034】正しく入金された場合には、演算部20A
は、通信部20Bを介してホストコンピュータ50に投
票カードに記載されていた枠番とかけ金情報と通番を通
知する。ホストコンピュータ50は、投票カード11の
通番と枠番とかけ金情報を記憶する。
【0035】同時に、演算部20Aは発券部30に読み
込んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券
13の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。
また、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同
じ情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面に
は磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に
上記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷
と書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を
発行する(S13)。
【0036】次に、ステップS3において、同額マーク
が付されていなかった場合の動作について説明する。こ
の場合には、同額処理ではなく、同上処理となる。金額
処理部22は、先ずベット数を示す変数であるjを1に
初期化する(S14)。そして、第1ベット目について
は、通常の金額処理を行なう(S15)。つまり、投票
カード11に記載されているマークに従って枠番と金額
とを読み込む処理を行なう。
【0037】次に、金額処理部22は、jが5になった
かどうかチェックする(S16)。ここでは、まだj=
1であるので、jを1だけ更新する(S17)。次に、
新しい第jベットについて同上マークが付されているか
どうかチェックする(S18)。同上マークが付されて
いない場合には、通常の金額処理を行なうことになる。
【0038】同上マークが付されていた場合には、金額
処理部22は、同一ベット中で金額マークが付されてい
るかどうかチェックする(S19)。同上マークが付さ
れている場合には、金額マークは付されないのが本願発
明の特徴であるから(例えば図3参照)、金額マークが
付されていたら、アラームを表示部23に表示する。そ
れと同時に、投票券発行装置40は、挿入された投票カ
ード11を排出してお客に返す(S20)。お客は、表
示部23に「金額が正しく記入されていません。」とい
う表示を見て、投票カード11を訂正し(金額マークを
消す)、再挿入することになる。
【0039】金額マークが付されていない場合には、金
額処理部22は、第jベット目の同上処理を行なう(S
21)。つまり、第jベット目のかけ金を計算する。次
に、金額処理部22は、変数jが5になったかどうかチ
ェックする(S16)。jが5にならない場合には、j
が5になるまで、ステップS17に戻り、同上処理を続
行することになる。j=5になった場合には、全てのベ
ットについての金額処理が終了したことになる。
【0040】そこで、金額処理部22は、全ベット数の
合計かけ金額を演算して、表示部23に例えば「合計金
額3千円を入れて下さい。」と表示し、お客に入金を促
す。そこで、お客が入金部24から3千円を入れると、
該入金部24は入金された金額を計算し、金額処理部2
2に通知する。該金額処理部22は3千円が正しく入金
されたかどうかチェックする。なお、入金部24には払
い戻し部を兼ねており、3千円に対して、5千円札を入
金した場合には、釣銭2千円を払い戻すようになってい
る。
【0041】正しく入金された場合には、演算部20A
は、通信部20Bを介してホストコンピュータ50に投
票カードに記載されていた枠番とかけ金情報を通知す
る。ホストコンピュータ50は、投票カード11の通番
と枠番とかけ金情報を記憶する。
【0042】同時に、演算部20Aは発券部30に読み
込んだ投票カードの情報を通知し、印刷部31が投票券
13の表面に馬券の種類と、枠番とかけ金を印刷する。
また、磁気書込部32は、投票券13の裏面に表面と同
じ情報を磁気記憶形式で書き込む。投票券13の裏面に
は磁気記憶領域が形成されており、この磁気記憶領域に
上記情報を書き込むことになる。このようにして、印刷
と書き込みが終了したら、発券部30から投票券13を
発行する(S13)。
【0043】このように、本発明装置によれば、前記演
算処理部20は投票カード11にマークされている同額
情報又は同上情報を参照して投票金額を演算するので、
同額投票の場合には金額処理を簡略化することができ
る。
【0044】この場合において、前記演算処理部20
は、投票カード11から読み取った情報が同額であった
場合には、それ以降のベットのかけ金額を同額として演
算することにより、同額情報を参照して投票金額を演算
するので、同額投票の場合には金額処理を簡略化するこ
とができる。
【0045】また、前記演算処理部20は、投票カード
11から読み取った情報が同上であった場合には、当該
ベットのかけ金額をその上段のベットと同額として演算
することにより、金額処理を簡略化することができる。
【0046】図8はこのようにして発行された投票券の
一例を示す図である。13aには競馬場の名前が入り、
13bには、馬券売り場の場所が記載される。図では、
3ベット投票の場合を示し、枠番1−8,4−8,6−
8にそれぞれ2千円,2千円,1千円かけた場合を示し
ている。かけ金の種類は、連勝複式であるので、それぞ
れの枠の内に1着と2着が入ればよい。なお、“7年度
12回3日”は、平成7年度の第12回目のレースであ
り、その3日目であることを示している。競馬場では、
1年に例えば12回競馬が開催され、1回の開催は8日
間行われることから、上記記載があるものである。
【0047】なお、お客は、当たり馬券となった場合に
は、その投票券13を現金払い戻し機(例えば図6の投
票券発行装置に兼ねさせることもできる)に当該投票券
13を挿入し、内部の読取部は、磁気ストライプに記録
されている通番と、枠番と、かけ金を読み出し、ホスト
コンピュータ50に通知する。ホストコンピュータ50
は、入力されたデータから当該馬券が当たり馬券である
ことを確認すると、お客が申し込んだ金額にオッズを乗
算した金額を計算し、その合計額を現金払い戻し機から
お客に払い戻す。
【0048】前述の実施の形態例によれば、ベット数5
の場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
はなく、任意の数のベット数について本発明を適用する
ことができる。
【0049】また、枠番連勝複式を例にしたが、単勝、
複式、馬番連勝複式、また単式でも本発明を適用するこ
とができる。また、上述の実施の形態例では、投票カー
ドの同額指定領域をカードの右端に設けた場合を例にと
ったが、本発明はこれに限るものではなく、任意の位置
に設けることができる。
【0050】また、上述の実施の形態例では、競馬投票
システムについて説明したが、本願発明はこれに限るも
のではなく、その他の競輪,競艇等にも同様に適用する
ことができる。
【0051】また、上述の実施の形態例では、同額処理
と同上処理が並列に実行される場合を例にとって説明し
た(図7参照)。しかしながら、本発明はこれに限るも
のではなく、同額処理と同上処理が混在した場合の動作
についても全く同様に適用することができる。
【0052】つまり、ベット数1から同額マークと同上
マークを読み取り、同額マークの場合には図7のステッ
プS4からステップS13までの処理を実行し、同上マ
ークの場合には、ステップS14からステップS21ま
での処理を行なうようにすればよい。但し、この場合に
は各ベット毎に、同額マークと同上マークとを併記して
マークできるようになっていることが必要である。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の発明によれば、各ベットにおいて枠番指定域と金
額指定域が設けられ、希望投票情報とかけ金額とをマー
クする投票カードにおいて、ベット毎にそれ以降のベッ
トのかけ金額が同額であるか又はその上段のベットのか
け金額と同額であるかを指定する領域を設けることによ
り、ベット毎に同一金額の場合には、金額の指定をいち
いち行なうことが不要となり、同額投票の場合には金額
の指定を簡単にすることができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、各ベットに
おいて枠番指定域と金額指定域が設けられた投票カード
を入力して情報を読み取る投票カード読取部と、該投票
カード読取部の読み取り結果に基づき、投票カードにマ
ークされている同額情報又は同上情報を参照して投票金
額を演算する演算処理部と、該演算処理部の出力を受け
て投票券を発行する発券部とにより構成されることによ
り、前記演算処理部は投票カードにマークされている同
額情報又は同上情報を参照して投票金額を演算するの
で、同額投票の場合には金額処理を簡略化することがで
きる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、前記演算処
理部は、投票カードから読み取った情報が同額であった
場合には、それ以降のベットのかけ金額を同額として演
算することにより、同額情報を参照して投票金額を演算
するので、同額投票の場合には金額処理を簡略化するこ
とができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、前記演算処
理部は、投票カードから読み取った情報が同上であった
場合には、当該ベットのかけ金額をその上段のベットと
同額として演算することにより、金額処理を簡略化する
ことができる。
【0057】このように、本発明によれば、同額投票の
場合には金額の指定を簡単にすることができる投票カー
ド及び投票券発行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】第1の発明の一実施の形態例を示す図である。
【図4】第1の発明の他の実施の形態例を示す図であ
る。
【図5】第1の発明の他の実施の形態例を示す図であ
る。
【図6】第2の発明の一実施の形態例を示すブロック図
である。
【図7】本発明の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】投票券の一例を示す図である。
【図9】従来の投票カードの一例を示す図である。
【図10】枠番と馬番との関係を示す図である。
【符号の説明】
11 投票カード 12 投票カード読取部 13 投票券 20 演算処理部 30 発券部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−119520(JP,A) 特開 平6−274730(JP,A) 特開 昭48−77898(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ベットにおいて枠番指定域と金額指定域
    が設けられ、希望投票情報とかけ金額とをマークする投
    票カードにおいて、ベット毎にそれ以降のベットのかけ
    金額が同額であるか又はその上段のベットのかけ金額と
    同額であるかを指定する領域を設けたことを特徴とする
    投票カード。
  2. 【請求項2】各ベットにおいて枠番指定域と金額指定域
    が設けられた投票カードを入力して情報を読み取る投票
    カード読取部と、 該投票カード読取部の読み取り結果に基づき、投票カー
    ドにマークされている同額情報又は同上情報を参照して
    投票金額を演算する演算処理部と、 該演算処理部の出力を受けて投票券を発行する発券部と
    により構成されてなる投票券発行装置。
  3. 【請求項3】前記演算処理部は、投票カードから読み取
    った情報が同額であった場合には、それ以降のベットの
    かけ金額を同額として演算することを特徴とする請求項
    2記載の投票券発行装置。
  4. 【請求項4】前記演算処理部は、投票カードから読み取
    った情報が同上であった場合には、当該ベットのかけ金
    額をその上段のベットと同額として演算することを特徴
    とする請求項2記載の投票券発行装置。
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