JP2002117427A - 投票券発券機及びプログラム記録媒体 - Google Patents

投票券発券機及びプログラム記録媒体

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JP2002117427A
JP2002117427A JP2000308565A JP2000308565A JP2002117427A JP 2002117427 A JP2002117427 A JP 2002117427A JP 2000308565 A JP2000308565 A JP 2000308565A JP 2000308565 A JP2000308565 A JP 2000308565A JP 2002117427 A JP2002117427 A JP 2002117427A
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voting
race
horse
ticket
betting
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JP2000308565A
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Akira Kaneda
明 兼田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トータリゼータシステムのファンが
自分の欲しい投票券を簡単に購入できるようにする投票
券発券機の提供を目的とする。 【解決手段】投票情報として、レース番号と賭式とその
レースにおけるその賭式での人気番号とを入力する入力
手段10と、入力手段10の入力する情報を指定してオ
ッズ管理機構に問い合わせることで、その情報の指す投
票対象を取得する取得手段11と、取得手段11の取得
する投票対象をディスプレイ画面に表示して、その確認
を求める確認手段13と、確認手段13による確認が得
られる場合に、入力されたレース番号及び賭式と取得さ
れた投票対象とが指定する投票券を発券する発券手段1
4とを備えるように構成する。この構成に従って、ファ
ンは人気番号を使って自分の欲しい投票券を購入できる
ようになるので、自分の欲しい投票券を簡単に購入でき
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トータリゼータシ
ステムで用いられる投票券発券機と、その投票券発券機
の実現に用いられるプログラムを記録したプログラム記
録媒体とに関し、特に、トータリゼータシステムのファ
ンが自分の欲しい投票券を簡単に購入できるようにする
投票券発券機と、その投票券発券機の実現に用いられる
プログラムを記録したプログラム記録媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】公営競技を楽しむファンは、自分の好き
な馬や選手を軸にして投票券を買うというように、自分
の好みとする買い方で投票券を買って楽しむことが多
い。
【0003】この買い方の1つとして、オッズを参照し
て投票券を買うことが広く行われている。オッズにより
特定される人気の高い投票券に比較的高額の金額を集中
的に投入して競技を楽しんだりするファンも多いし、オ
ッズにより特定される人気の低い投票券に比較的少額の
金額を分散的に投入して競技を楽しんだりするファンも
多い。
【0004】しかるに、公営競技場内や場外発券売場に
設置される従来の投票券発券機では、オッズを利用して
投票券を買うことができるようにするシステムを提供し
ていない。オッズについてはオッズ専用のディスプレイ
を設けて、そのディスプレイに、これから行われるレー
スに関してのオッズを表示するようにしているだけであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
に従っていると、オッズを参照して投票券を買うことを
好むファンは、公営競技場内や場外発券売場に設置され
る投票券発券機を使って投票券を購入する場合に、ディ
スプレイに表示されるオッズを参照することで、自分の
好みとする買い方に沿った投票対象を特定して、それに
従って、マークシートへの記入を行って投票券発券機に
投入することで、投票券を買うようにしている。
【0006】これから、従来技術に従っていると、オッ
ズを参照して投票券を買うことを好むファンは、自分の
欲しい投票券を簡単に購入できないという問題点や、オ
ッズを見誤ることで投票券を誤って購入してしまうとい
う問題点があった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、トータリゼータシステムのファンが自分の欲
しい投票券を簡単に購入できるようにする新たな投票券
発券機の提供と、その投票券発券機の実現に用いられる
プログラムを記録した新たなプログラム記録媒体の提供
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の概要構成
を図示する。
【0009】図中、1は本発明を具備する投票券発券
機、2はトータリゼータシステムのオッズ管理機構であ
る。
【0010】本発明の投票券発券機1は、入力手段10
と、取得手段11と、ディスプレイ手段12と、確認手
段13と、発券手段14とを備えるように構成する。
【0011】この入力手段10は、投票情報として、少
なくとも、レース番号と、賭式と、そのレースにおける
その賭式での人気番号とを入力したり、その賭式での人
気番号に代えて、その賭式で特定することが要求される
投票対象の取得に用いられる単勝の人気番号を入力す
る。
【0012】取得手段11は、入力手段10の入力する
情報を指定してオッズ管理機構2に問い合わせること
で、その入力情報の指す投票対象を取得する。ディスプ
レイ手段12は、取得手段11の取得する投票対象の情
報などを表示する。
【0013】確認手段13は、取得手段11の取得する
投票対象をディスプレイ手段12に表示して、その確認
を求める。発券手段14は、確認手段13による確認が
得られる場合に、入力手段10の入力するレース番号及
び賭式と、取得手段11の取得する投票対象とが指定す
る投票券を発券する。
【0014】ここで、本発明の投票券発券機1の持つ機
能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、こ
のプログラムは、計算機が読み取り可能な半導体メモリ
などのような適当な記録媒体に格納することができる。
【0015】このように構成される本発明の投票券発券
機1では、例えば、公営競馬で用いられる場合を具体例
にして説明するならば、ファンは、第10レースの単勝
の投票券を購入する場合に、5番人気の馬の投票券を購
入したいと考えるときには、マークシートなどを使っ
て、第10レースで単勝で5番人気という情報を本発明
の投票券発券機1に入力する。
【0016】これを受けて、本発明の投票券発券機1
は、第10レースで単勝で5番人気という情報を入力し
て、その情報を指定してオッズ管理機構2に問い合わせ
ることで、その情報が例えばニホンタロー号(例えば馬
番が2)を投票対象としていることを取得する。そし
て、そのニホンタロー号の単勝の投票券であることをデ
ィスプレイ画面に表示して、その確認を得ると、要求さ
れる投票金額を持つ第10レースの馬番2の単勝の投票
券を発券する。
【0017】また、ファンは、第10レースの枠連の投
票券を購入する場合に、7番人気の枠連の投票券を購入
したいと考えるときには、マークシートなどを使って、
第10レースで枠連で7番人気という情報を本発明の投
票券発券機1に入力する。
【0018】これを受けて、本発明の投票券発券機1
は、第10レースで枠連で7番人気という情報を入力し
て、その情報を指定してオッズ管理機構2に問い合わせ
ることで、その情報が例えば「3−7」を投票対象とし
ていることを取得する。そして、その「3−7」という
枠連の投票券であることをディスプレイ画面に表示し
て、その確認を得ると、要求される投票金額を持つ第1
0レースの「3−7」という枠連の投票券を発券する。
【0019】また、ファンは、第10レースの馬連の流
しの投票券を購入する場合に、単勝3番人気の馬を軸に
して、単勝7番人気と単勝8番人気と単勝9番人気とに
流す形の馬連の投票券を購入したいと考えるときには、
マークシートなどを使って、軸馬が単勝3番人気の馬
で、流し先の馬が単勝7番人気と単勝8番人気と単勝9
番人気とであるという情報を本発明の投票券発券機1に
入力する。
【0020】これを受けて、本発明の投票券発券機1
は、軸馬が3番人気の馬で、流し先の馬が7番人気と8
番人気と9番人気とであるという情報を入力して、その
情報を指定してオッズ管理機構2に問い合わせること
で、その情報が例えばニホンタロー号(例えば馬番が
2)を軸の投票対象とし、フジサン号(例えば馬番が
4)と、ヤリガタケ号(例えば馬番が9)と、タンザワ
号(例えば馬番が6)とを流し先の投票対象としている
ことを取得する。そして、その取得した情報により特定
される「2−4,2−9,2−6」という馬連の投票券
であることをディスプレイ画面に表示して、その確認を
得ると、要求される投票金額を持つ第10レースの「2
−4,2−9,2−6」という馬連の投票券を発券す
る。
【0021】このように、本発明によれば、トータリゼ
ータシステムのファンは人気番号を使って自分の欲しい
投票券を購入できるようになるので、自分の欲しい投票
券を簡単に購入できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、公営競馬のトータリゼータ
システムに適用した実施形態例に従って本発明を詳細に
説明する。
【0023】図2に、本発明の一実施形態例を図示す
る。
【0024】図中、20は投票情報管理センタであっ
て、ファンに発売した投票券の情報を更新しつつ管理す
るもの、30は本発明を具備する勝馬投票券発券機であ
って、公営競技場内や場外発券売場に配置されて投票券
を発売するもの、40は接続ケーブルであって、投票情
報管理センタ20と勝馬投票券発券機30との間を接続
するもの、50は在宅投票ソフトであって、パーソナル
コンピュータなどにインストールされて在宅での投票を
可能にするもの、60は公衆回線網であって、投票券情
報管理センタ20と在宅投票ソフト50との間を接続す
るものである。
【0025】この投票情報管理センタ20は、投票情報
を管理する投票情報データベース21と、勝馬投票券発
券機30や在宅投票ソフト50からの投票情報を受信し
て、投票情報データベース21の管理する投票情報を更
新する処理を行う投票情報管理プログラム22とを備え
る。
【0026】投票情報データベース21は、本発明を実
現するために、少なくとも、図3に示すように、各レー
スにおける単勝や枠連や馬連のオッズ情報をその人気順
に管理する構成を採る。
【0027】一方、本発明を具備する勝馬投票券発券機
30は、ファンの記入した投票シートを読み取るカード
リーダ31と、投票情報などの表示に用いるディスプレ
イ32と、投票券の印刷処理を行う投票券印刷機構33
と、本発明を実現すべく用意されて、投票券の発券処理
を行う投票券発券プログラム34とを備える。
【0028】ここで、本発明を実現すべく用意される投
票券発券プログラム34は、計算機が読み取り可能な半
導体メモリなどのような適当な記録媒体に格納すること
ができる。
【0029】上述したように、本発明では、投票対象と
なる馬番号や組番号を直接指定するのではなくて、人気
番号を使って間接的に指定するという構成を採ることを
特徴とする。
【0030】図4及び図5に、この本発明の実現のため
に用意される投票シート100の一実施形態例を図示す
る。
【0031】図4に示す投票シート100は、単勝の投
票券と枠連の投票券と馬連の投票券の発売用に用意され
るものであり、図5に示す投票シート100は、単勝人
気指定の馬連の投票券の発売用に用意されるものであ
る。
【0032】図4に示す投票シート100は、単勝や枠
連や馬連の投票券の発売用に用意される投票シート10
0であるのか、単勝人気指定の馬連の投票券の発売用に
用意される投票シート100であるのか、それ以外の投
票券の発売用に用意される投票シート100であるのか
を示すコードを記録するシート種別記録域101と、レ
ース番号の選択領域となるレース番号選択域102と、
単勝であるのか枠連であるのか馬連であるのかの選択領
域となる賭式選択域103と、何番人気に投票するのか
ということと、それに対して幾らの金額を投票するのか
ということの入力域となる人気・金額入力域104とを
備える。
【0033】一方、図5に示す投票シート100は、上
述のシート種別記録域101と、上述のレース番号選択
域102と、単勝何番人気の馬と単勝何番人気の馬とで
定義される馬連に投票するのかということと、それに対
して幾らの金額を投票するのかということの入力域とな
る単勝人気・金額入力域105とを備える。
【0034】ここで、図4及び図5に示す投票シート1
00では、何番人気に投票するのかということについて
はファンが手書きで記入することを想定している。従っ
て、このような投票シート100を用いる場合には、勝
馬投票券発券機30の備えるカードリーダ31は、この
手書き文字を認識する機能を持つことになる。
【0035】なお、図4では、ファンが第7レースの1
番人気の枠連を3000円、2番人気の枠連を2000
円購入することを想定している。また、図5では、ファ
ンが第7レースの単勝1番人気の馬と単勝4番人気の馬
との馬連を2000円、単勝1番人気の馬と単勝5番人
気の馬との馬連を1000円購入することを想定してい
る。
【0036】図6ないし図9に、本発明を実現すべく用
意される投票券発券プログラム34の実行する処理フロ
ーの一実施形態例を図示する。次に、この処理フローに
従って、本発明について詳細に説明する。
【0037】なお、ファンの挿入してくる投票シートに
は、図4や図5に示した本発明で用意する投票シート1
00の他に、従来から用いられている投票シートもある
が、説明の便宜上、これらの投票シートについても記号
100で表すことにする。
【0038】勝馬投票券発券機30に展開される投票券
発券プログラム34は、ファンが投票シート100を挿
入して投票券の購入要求を発行すると、図6ないし図9
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、挿入された投票シート100を読み取る。なお、こ
の段階では、手書き文字の認識処理は行わないことで説
明する。
【0039】すなわち、図4や図5に示した本発明で新
たに導入した人気指定の投票シート100が挿入されて
きた場合には、シート種別記録域101に記録されたコ
ードや、レース番号選択域102で選択されたレース番
号や、賭式選択域103で選択された賭式や、人気・金
額入力域104や単勝人気・金額入力域105に記入さ
れた投票金額を読み取るのである。そして、本発明で新
たに導入した人気指定の投票シート100以外の投票シ
ート100が挿入されてきた場合には、その投票シート
100に記入される投票情報を読み取るのである。
【0040】続いて、ステップ2で、シート種別記録域
101から読み取ったコードに従って、ファンの挿入し
た投票シート100のシート種別をチェックし、続くス
テップ3で、このチェック処理に従って、ファンの挿入
した投票シート100が本発明で新たに導入した人気指
定の投票シート100であるのか否かを判断する。すな
わち、ファンの挿入した投票シート100が図4や図5
に示した投票シート100であるのか否かを判断するの
である。
【0041】この判断処理に従って、ファンの挿入した
投票シート100が本発明で新たに導入した人気指定の
投票シート100であることを判断するときには、ステ
ップ4に進んで、ファンの挿入した投票シート100が
単勝人気指定の馬連の購入用に用意される投票シート1
00(図5に示したもの)であるのか否かを判断して、
単勝人気指定の馬連の購入用に用意される投票シート1
00であることを判断するときには、ステップ5に進ん
で、その投票シート100の単勝人気・金額入力域10
5に記入される手書きの単勝人気番号を認識する。
【0042】すなわち、図5に示した投票シート100
で説明するならば、単勝人気・金額入力域105に記入
される“1”と“4”と“5”という3つの単勝人気番
号を認識するのである。
【0043】続いて、ステップ6で、投票情報管理セン
タ20に対して、単勝人気指定の馬連の投票要求である
ということと、レース番号選択域102から読み取った
レース番号と、その認識した単勝人気番号とを送信し
て、それらの送信データの指す馬番号(馬連の対象とな
る馬番号)を問い合わせる。
【0044】この問い合わせ要求を受け取ると、投票情
報管理センタ20に展開される投票情報管理プログラム
22は、投票情報データベース21にアクセスすること
で、問い合わせのあった馬番号を検索して、それらの馬
番号を問い合わせ元の勝馬投票券発券機30に返信よう
に処理する。
【0045】例えば、第7レースの投票情報として図3
に示す投票情報を管理する構成を採るときにあって、
“1”と“4”と“5”という3つの単勝人気番号の問
い合わせ要求を受け取るときには、単勝人気番号“1”
が指す馬番号として“7”を検索し、単勝人気番号
“4”が指す馬番号として“3”を検索し、単勝人気番
号“5”が指す馬番号として“8”を検索して、それら
の馬番号を問い合わせ元の勝馬投票券発券機30に返信
するように処理するのである。
【0046】これから、投票券発券プログラム34は、
続いて、ステップ7で、投票情報管理センタ20からの
馬番号の返信を待って、その馬番号の返信を受け取る
と、続くステップ8で、返信されてきた馬番号の指定す
る馬連の投票データをディスプレイ32に表示する。
【0047】すなわち、読み取ったシート種別と、読み
取ったレース番号及び投票金額と、投票情報管理センタ
20から返信されてきた馬番号とを使って、図10に示
すように、挿入された投票シート100に記入される馬
連の投票データをディスプレイ32に表示するのであ
る。
【0048】続いて、ステップ9で、この馬連の投票デ
ータの表示に応答して、ファンがディスプレイ32を介
してOKを発行してきたのか否かを判断して、OKでは
なくてNGを発行してきたことを判断するときには、投
票券を発券することなく、処理を終了する。
【0049】そして、ステップ9でファンがOKを発行
してきたことを判断するときには、ステップ10に進ん
で、投票券印刷機構33を制御することで、ディスプレ
イ32に表示する馬連の投票データの投票券を発券し、
続くステップ11で、発券した投票券の情報を投票情報
管理センタ20に送信して、処理を終了する。
【0050】一方、ステップ4で、ファンの挿入した投
票シート100が単勝人気指定の馬連の購入用に用意さ
れる投票シート100でないことを判断するとき、すな
わち、ファンの挿入した投票シート100が賭式の人気
指定の投票シート100(図4に示したもの)であるこ
とを判断するときには、ステップ12に進んで、その投
票シート100の人気・金額入力域104に記入される
手書きの賭式の人気番号を認識する。
【0051】すなわち、図4に示した投票シート100
で説明するならば、人気・金額入力域104に記入され
る“1”と“2”という2つの賭式の人気番号を認識す
るのである。
【0052】続いて、ステップ13で、投票情報管理セ
ンタ20に対して、賭式の人気指定の投票要求であると
いうことと、レース番号選択域102から読み取ったレ
ース番号と、賭式選択域103から読み取った賭式と、
その認識した賭式の人気番号とを送信して、それらの送
信データの指す馬番号/組番号(単勝の賭式の場合は馬
番号、枠連の賭式の場合は枠番号についての組番号、馬
連の賭式の場合は馬番号についての組番号)を問い合わ
せる。
【0053】この問い合わせ要求を受け取ると、投票情
報管理センタ20に展開される投票情報管理プログラム
22は、投票情報データベース21にアクセスすること
で、問い合わせのあった馬番号/組番号を検索して、そ
れらの馬番号/組番号を問い合わせ元の勝馬投票券発券
機30に返信するように処理する。
【0054】例えば、第7レースの投票情報として図3
に示す投票情報を管理する構成を採るときにあって、
“1”と“2”という2つの枠連の人気番号の問い合わ
せ要求を受け取るときには、枠連の人気番号“1”が指
す枠番号についての組番号として“2ー5”を検索し、
枠連の人気番号“2”が指す枠番号についての組番号と
して“5ー6”を検索して、それらの組番号を問い合わ
せ元の勝馬投票券発券機30に返信するように処理する
のである。
【0055】これから、投票券発券プログラム34は、
続いて、ステップ14で、投票情報管理センタ20から
の馬番号/組番号の返信を待って、その馬番号/組番号
の返信を受け取ると、続くステップ15で、賭式選択域
103から読み取った賭式が枠連を示しているのか否か
を判断する。
【0056】この判断処理により、読み取った賭式が枠
連を示していることを判断するとき、すなわち、枠連の
人気指定の投票要求であることを判断するときには、ス
テップ16に進んで、返信されてきた組番号の指定する
枠連の投票データをディスプレイ32に表示する。
【0057】すなわち、読み取ったシート種別と、読み
取ったレース番号及び投票金額と、投票情報管理センタ
20から返信されてきた組番号とを使って、図11に示
すように、挿入された投票シート100に記入される枠
連の投票データをディスプレイ32に表示するのであ
る。
【0058】続いて、ステップ17で、この枠連の投票
データの表示に応答して、ファンがディスプレイ32を
介してOKを発行してきたのか否かを判断して、OKで
はなくてNGを発行してきたことを判断するときには、
投票券を発券することなく、処理を終了する。
【0059】そして、ステップ17でファンがOKを発
行してきたことを判断するときには、ステップ18に進
んで、投票券印刷機構33を制御することで、ディスプ
レイ32に表示する枠連の投票データの投票券を発券
し、続くステップ19で、発券した投票券の情報を投票
情報管理センタ20に送信して、処理を終了する。
【0060】一方、ステップ15で、賭式選択域103
から読み取った賭式が枠連を示していないことを判断す
るときには、ステップ20に進んで、賭式選択域103
から読み取った賭式が馬連を示しているのか否かを判断
して、馬連を示していることを判断するとき、すなわ
ち、馬連の人気指定の投票要求であることを判断すると
きには、ステップ21に進んで、返信されてきた組番号
の指定する馬連の投票データをディスプレイ32に表示
する。
【0061】続いて、ステップ22で、この馬連の投票
データの表示に応答して、ファンがディスプレイ32を
介してOKを発行してきたのか否かを判断して、OKで
はなくてNGを発行してきたことを判断するときには、
投票券を発券することなく、処理を終了する。
【0062】そして、ステップ22でファンがOKを発
行してきたことを判断するときには、ステップ23に進
んで、投票券印刷機構33を制御することで、ディスプ
レイ32に表示する馬連の投票データの投票券を発券
し、続くステップ24で、発券した投票券の情報を投票
情報管理センタ20に送信して、処理を終了する。
【0063】一方、ステップ20で、賭式選択域103
から読み取った賭式が馬連を示していないことを判断す
るとき、すなわち、賭式選択域103から読み取った賭
式が単勝を示しているときには、ステップ25に進ん
で、返信されてきた馬番号の指定する単勝の投票データ
をディスプレイ32に表示する。
【0064】続いて、ステップ26で、この単勝の投票
データの表示に応答して、ファンがディスプレイ32を
介してOKを発行してきたのか否かを判断して、OKで
はなくてNGを発行してきたことを判断するときには、
投票券を発券することなく、処理を終了する。
【0065】そして、ステップ26でファンがOKを発
行してきたことを判断するときには、ステップ27に進
んで、投票券印刷機構33を制御することで、ディスプ
レイ32に表示する単勝の投票データの投票券を発券
し、続くステップ28で、発券した投票券の情報を投票
情報管理センタ20に送信して、処理を終了する。
【0066】一方、ステップ3で、ファンの挿入した投
票シート100が本発明で新たに導入した人気指定の投
票シート100でないことを判断するとき、すなわち、
ファンの挿入した投票シート100が従来から用いられ
ている投票シート100であることを判断するときに
は、投票情報管理センタ20との間でやり取りを行うこ
となく、ステップ29に進んで、読み取った投票券のデ
ータをディスプレイ32に表示する。
【0067】続いて、ステップ30で、この投票データ
の表示に応答して、ファンがディスプレイ32を介して
OKを発行してきたのか否かを判断して、OKではなく
てNGを発行してきたことを判断するときには、投票券
を発券することなく、処理を終了する。
【0068】そして、ステップ30でファンがOKを発
行してきたことを判断するときには、ステップ31に進
んで、投票券印刷機構33を制御することで、ディスプ
レイ32に表示する投票データの投票券を発券し、続く
ステップ32で、発券した投票券の情報を投票情報管理
センタ20に送信して、処理を終了する。
【0069】このようにして、投票券発券プログラム3
4は、ファンから人気指定の投票シート100が挿入さ
れると、その投票シート100に記入される人気番号に
従って投票対象となる馬番号や組番号を取得して、それ
を使って投票券を発券していくように処理するのであ
る。
【0070】以上に説明した実施形態例では説明しなか
ったが、代表となる人気番号と人気番号の範囲とを使っ
て、ファンに対して一括的に人気番号を入力させるとい
う構成を採ることも可能である。例えば、5番人気から
下の10個という形で人気番号を一括的に入力させる構
成を採ることも可能である。
【0071】図示実施形態例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
実施形態例では、投票シート100を用いる構成を採っ
たが、本発明はこの構成に限られるものではなくて、勝
馬投票券発券機30に備えられるボタンやディスプレイ
32に表示するボタンを使って、人気番号などの情報を
入力させるようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トータリゼータシステムのファンは人気番号を使って自
分の欲しい投票券を購入できるようになるので、自分の
欲しい投票券を簡単に購入できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要構成図である。
【図2】本発明の一実施形態例である。
【図3】投票情報データベースの管理する投票情報の説
明図である。
【図4】投票シートの一実施形態例である。
【図5】投票シートの一実施形態例である。
【図6】投票券発券プログラムの実行する処理フローの
一実施形態例である。
【図7】投票券発券プログラムの実行する処理フローの
一実施形態例である。
【図8】投票券発券プログラムの実行する処理フローの
一実施形態例である。
【図9】投票券発券プログラムの実行する処理フローの
一実施形態例である。
【図10】ディスプレイ画面に表示する投票データの一
実施形態例である。
【図11】ディスプレイ画面に表示する投票データの一
実施形態例である。
【符号の説明】 1 投票券発券機 2 オッズ管理機構 10 入力手段 11 取得手段 12 ディスプレイ手段 13 確認手段 14 発券手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トータリゼータシステムで用いられる投
    票券発券機において、 投票情報として、少なくとも、レース番号と、賭式と、
    該レースにおける該賭式での人気番号とを入力する入力
    手段と、 上記入力情報を指定してオッズ管理機構に問い合わせる
    ことで、上記入力情報の指す投票対象を取得する取得手
    段と、 上記投票対象をディスプレイ画面に表示して、その確認
    を求める確認手段と、 上記確認が得られる場合に、上記レース番号と上記賭式
    と上記投票対象とが指定する投票券を発券する発券手段
    とを備えることを、 特徴とする投票券発券機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される投票券発券機にお
    いて、 上記入力手段は、上記レースにおける上記賭式での人気
    番号に代えて、上記賭式で特定することが要求される投
    票対象の取得に用いられる単勝の人気番号を入力するこ
    とを、 特徴とする投票券発券機。
  3. 【請求項3】 トータリゼータシステムで用いられる投
    票券発券機の実現に用いられるプログラムを記録したプ
    ログラム記録媒体であって、 投票情報として、少なくとも、レース番号と、賭式と、
    該レースにおける該賭式での人気番号とを入力する処理
    と、 上記入力情報を指定してオッズ管理機構に問い合わせる
    ことで、上記入力情報の指す投票対象を取得する処理
    と、 上記投票対象をディスプレイ画面に表示して、その確認
    を求める処理と、 上記確認が得られる場合に、上記レース番号と上記賭式
    と上記投票対象とが指定する投票券を発券する処理とを
    コンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
    を、 特徴とするプログラム記録媒体。
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