JP3649587B2 - 回転ヘッド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転ヘッド装置に係り、特に記録データのベリファイ機能を有する回転ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の回転ヘッド装置の断面図である。また、図6は、従来の回転ヘッド装置の説明図である。また、図7は、図6に示した従来の回転ヘッド装置の記録信号と再生信号とを角度軸上で示すタイミングチャートである。
【0003】
この種の回転ヘッド装置を搭載した磁気記録再生装置は、コンピュータのデータのバックアップ用等として使用されるものであり、リードアフタライト動作を行うベリファイ機能を有している。従来の回転ヘッド装置は、図5に示すように、下方に位置する固定ドラムKと、この固定ドラムKの上方に配置された回転ドラムDと、この回転ドラムDの上方に配置されたモータMとを有している。また、固定ドラムKは、その中心部に円柱状の固定軸51が固定されている。また、固定軸51を中心として回転可能な回転ドラムDには、4つの磁気ヘッド52が取り付けられている。
【0004】
これらの4つの磁気ヘッド52は、2つのヘッド素子からなる記録用の磁気ヘッドWと、2つのヘッド素子からなる再生用の磁気ヘッドRとで構成されている。この記録用の磁気ヘッドWは、2つのヘッド素子Wa及びWbが隣接して配設されたコンビネーションヘッドと呼ばれる磁気ヘッドを用いており、同様に、再生用の磁気ヘッドRは、2つのヘッド素子Ra及びRbにより構成されたコンビネーションヘッドを用いている。それらは図6に示すように、2つの磁気ヘッドW及びRが、固定軸51を中心として対称に位置している。
【0005】
4つの磁気ヘッド52に対して、記録時には記録信号を供給すると共に、再生時には再生信号を取り出すロータリートランス53は、固定側トランス53aと回転側トランス53bとで構成されている。そして、これらのロータリートランス53は固定ドラムKと回転ドラムDとの間に配設され、固定側トランス53aは固定ドラムKに取り付けられ、また、回転側トランス53bは回転ドラムDに取り付けられ、回転ドラムDと共に回転するようになっている。
【0006】
また、2つのボールベアリング55、55は、回転ドラムDの中心孔56の両側に配置された状態で固定軸51に取り付けられ、回転ドラムDが回転可能となるようにされている。
【0007】
また、モータMは、固定軸51に支持されたステータ部Sと、回転ドラムDに取り付けたロータ部Lとで構成され、ロータ部Lは回転ドラムDの上部に取り付けられると共に、ステータ部Sはロータ部Lの上部に位置するように固定軸51に固定されている。
【0008】
ステータ部Sは、固定軸51に挿入されて取り付けられた円柱状の固定部材57と、この固定部材57に取り付けられ、モータ制御回路が実装されたモータ制御回路基板58と、このモータ制御回路基板58に取り付けられ、コイル59を設けた磁性金属からなるコア60とで構成されている。
【0009】
また、ロータ部Lは、コップ状に形成され、回転ドラムDに取り付けられたロータモータヨーク61と、ロータモータヨーク61の側壁内部に接着固定された円筒状の磁石62とを有する。そして、コア60は円筒状の磁石62内に配設され、コア60と磁石62とは全周で同じクリアランスをもって対峙させている。
【0010】
上述したような従来の回転ヘッド装置は、モータMによって回転ドラムDが回転するようになり、この回転ドラムDの回転により4つの磁気ヘッド52も回転し、これらの磁気ヘッド52に対して、所定の押圧力で押されて接触した状態で磁気テープTが移動して、記録あるいは再生を行うようになっている。
【0011】
図6に示したように、従来の回転ヘッド装置が駆動し、リードアフタライト動作が行われる際に、回転ドラムDが磁気テープTに対して信号を記録又は再生する角度、即ち、有効ラップ角度Pは約180°である。また、記録用の磁気ヘッドWによる磁気テープTへの記録は、図7のタイミングチャートに示したように、回転する回転ドラムDの記録用の磁気ヘッドWが磁気テープTに対峙した位置を基準(0°)とすると、回転ドラムDが0°から180°へ回転する間は磁気ヘッドWが記録し、各ヘッド素子Wa及びWbがほぼ同時に記録する。但し、ヘッド素子WaとWbとは若干離れて配設されており、角度軸上で約1〜2°程度の遅れが存在するため、回転方向(即ち記録方向)に対して、ヘッド素子Wbがヘッド素子Waを追随することとなる。
【0012】
また、再生用の磁気ヘッドRによる再生は、再生信号により、磁気テープTへの信号の記録が確実になされたか否かの確認が行われる、リードアフタライトの動作である。この再生用の磁気ヘッドRによる再生は、回転ドラムDの外周面において、記録用の磁気ヘッドWと180°の間隔で配設されているため、図7に示したように、記録信号が記録される角度と重複しない角度で行われる。即ち、記録用の磁気ヘッドWが記録していない角度である、回転ドラムDが180°から360°(即ち0°)へ回転する間に、再生用の磁気ヘッドRが記録用の磁気ヘッドWにより記録された信号を再生する。この時、ヘッド素子Raが再生する記録信号は、ヘッド素子Waにより記録された信号であり、ヘッド素子Rbが再生するのは、ヘッド素子Wbにより記録された信号である。このようなリードアフタライト動作が、繰り返し行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の回転ヘッド装置は、図7に示したように、回転ドラムDが360°回転(一回転)する間に、記録用の磁気ヘッドWにより記録できる角度は180°だけである。また、再生用の磁気ヘッドRにより、リードアフタライト動作のための再生ができる角度についても、同様に180°となる。2つのコンビネーションヘッドからなる磁気ヘッド52を有する回転ヘッド装置においては、有効ラップ角度Pが約180°であり、回転速度等についても同様な構成を用いている限り、データの記録や、リードアフタライト動作のための再生に要する時間を短縮することができず、データ転送レートを向上させることができない。
【0014】
これまで、データ転送レートを向上させるために様々な手段が提案されているが、2つのコンビネーションヘッドからなる第1及び第2の記録用の磁気ヘッドW1、W2と、2つのコンビネーションヘッドからなる第1及び第2の再生用の磁気ヘッドR1、R2とで構成された、8つのヘッド素子を用いた回転ヘッド装置によりデータ転送レートを向上させる手段が知られている。これは、記録用の磁気ヘッドW1は、2つのヘッド素子W1a及びW1bが隣接して配設されたコンビネーションヘッドで構成され、同様に、記録用の磁気ヘッドW2は、2つのヘッド素子W2a及びW2bにより、再生用の磁気ヘッドR1は、2つのヘッド素子R1a及びR1bにより、再生用の磁気ヘッドR2は、2つのヘッド素子R2a及びR2bにより構成される。
【0015】
それらは、2つの記録用の磁気ヘッドW1とW2とが、固定軸51を中心として対称に位置している。同様に、2つの再生用の磁気ヘッドR1とR2とが、固定軸51を中心として対称に位置している。そして、4つの磁気ヘッド52は、時計回りにW1、R1、W2、R2の順で、円筒状の回転ドラムDのドラム外周面に90°の等間隔で配設されている。
【0016】
この様な構成にすることにより、記録用の磁気ヘッドと再生用の磁気ヘッドとが、磁気テープTに対して同時に摺接するタイミングを設け、リードアフタライト動作の記録及び再生が同時に行われることにより、データレートを向上させることができる。例えば、磁気テープTの有効ラップ角度Pを約180°とすると、巻き付けられた磁気テープTには、いずれのタイミングにおいても、1つのコンビネーションヘッドからなる記録用の磁気ヘッドと、1つのコンビネーションヘッドからなる再生用の磁気ヘッドとが摺接していることとなる。即ち、記録用の磁気ヘッドにより記録信号を記録する動作が行われている時に、同時に、再生用の磁気ヘッドによる再生動作も行われる。これにより、どの回転角度においても、リードアフタライト動作の記録及び再生が切れ目無く連続して行われ、従来の回転ヘッド装置と比べて、データ転送レートを2倍にすることができる。
【0017】
しかし、1つのコンビネーションヘッドには2つのヘッド素子が搭載されているため、4つのコンビネーションヘッドを用いるとなると、ロータリートランスには、それぞれのヘッド素子が異なる信号を授受できるようにするため、8つの信号チャンネルが必要となる。また、記録用の磁気ヘッドからの干渉によるノイズの影響を低減する為に、再生信号の出力を増幅するプリアンプ回路を設けると。更にプリアンプ回路への電源供給用の1つのチャンネルが必要となり、合計9つのチャンネルが必要となる。ダウンサイジング化が進む回転ヘッド装置を含む磁気記録再生装置では、ロータリートランスも小型化しており、9つのチャンネルを設けるのは困難である。また、たとえ9つのチャンネルを設けることができたとしても、隣り合ったチャンネル同士は非常に近接しているため、また、記録信号や再生信号は高周波信号であるため、隣接するチャンネルの信号に影響を与え易くなり、信号にノイズが増大する。また、9つのチャンネルをロータリートランスに設けると、ロータリートランスは大径化し、コスト上昇に繋がるとともに、回転ヘッド装置が大型化するため、回転ヘッド装置のダウンサイジング化が困難となる。このような理由から、コンビネーションヘッドの数を増やして、データ転送レートを向上させることは困難であった。
【0018】
本発明が解決しようとする課題は、ベリファイ機能を有し、データ転送レートの高い回転ヘッド装置を提供することにある。また、ダウンサイジングが可能な回転ヘッド装置を提供することにある。さらに、ノイズの影響を低減可能な回転ヘッド装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、固定軸を有する固定ドラムと、固定ドラムの上方に同軸に回転自在に配置された回転ドラムと、固定ドラムと回転ドラムの間に配設された、複数の信号チャンネルと電源供給チャンネルを有するロータリートランスと、2つの記録ヘッド素子から各々構成され、回転ドラム上に、固定軸を中心とする径方向の対向位置に取り付けられた第1及び第2の記録用磁気ヘッドと、2つの再生ヘッド素子から各々構成され、回転ドラム上に、固定軸を中心とする径方向の対向位置に且つ記録用磁気ヘッドと90度間隔をおいて取り付けられた第1及び第2の再生用磁気ヘッドと、これら再生用磁気ヘッドの各再生ヘッド素子とロータリートランスの信号チャンネルとの間に接続され、ロータリートランスの電源供給チャンネルから電源供給を受けて動作する複数のプリアンプ回路と、電源供給チャンネルの信号に重畳された切り換えパルス信号を検出したときに、再生動作中の再生ヘッド素子に接続しているプリアンプ回路を切換選択し、該選択したプリアンプ回路の出力をロータリートランスの信号チャンネルへ送出する出力切換回路と、を備え、上記第1及び第2の記録用磁気ヘッドの径方向の対向位置にある記録ヘッド素子同士は、ロータリートランスの記録信号チャンネルに共通接続されていて、該共通接続されている記録ヘッド素子のいずれかが記録動作するときは両方の記録ヘッド素子に同一の記録信号が同時に送られること、上記第1及び第2の再生用磁気ヘッドの径方向の対向位置にある再生ヘッド素子同士は、ロータリートランスの再生信号チャンネルに共通接続されていて、該再生信号チャンネルには再生動作中の再生ヘッド素子の出力が送られること、上記回転ドラムの回動中は、第1の記録用磁気ヘッドにより記録された信号を第1の再生用磁気ヘッドが再生動作し、この再生動作中に第2の記録用磁気ヘッドが記録動作して、該第2の記録用磁気ヘッドにより記録された信号を第2の再生用磁気ヘッドが再生動作し、該再生動作中に第1の記録用磁気ヘッドが記録動作するサイクルにより、記録及び再生が同時に実行されること、及び上記ロータリートランスのチャンネルは、外周から内周に向けて電源供給チャンネル、記録信号チャンネル、及び再生チャンネルの順に配置されていることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の回転ヘッド装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の回転ヘッド装置の断面図である。また、図2は、本発明の回転ヘッド装置の説明図である。また、図3は、本発明の回転ヘッド装置に係る回路図である。また、図4は、図2に示した回転ヘッド装置の記録信号と再生信号とを角度軸上で示すタイミングチャートである。
【0023】
本発明の回転ヘッド装置は、図1に示すように、下方に位置する固定ドラムKと、この固定ドラムKの上方に配置された回転ドラムDと、この回転ドラムDの上方に配置されたモータMとを有している。これらの固定ドラムK及び回転ドラムDはアルミニウムからなる。また、固定ドラムKは、その中心部に円柱状の固定軸1が固定されている。また、固定軸1を中心として回転可能な回転ドラムDには、コンビネーションヘッドからなる4つの磁気ヘッド2が取り付けられている。これらの4つの磁気ヘッド2は、第1の記録用の磁気ヘッドW1と、第2の記録用の磁気ヘッドW2と、第1の再生用の磁気ヘッドR1と、第2の再生用の磁気ヘッドR2とで構成されている。第1の記録用の磁気ヘッドW1は、ヘッド素子W1a及びW1bからなり、また、第2の記録用の磁気ヘッドW2は、ヘッド素子W2a及びW2bからなる。同様に、第1の再生用の磁気ヘッドR1は、ヘッド素子R1a及びR1bからなり、また、第2の再生用の磁気ヘッドR2は、ヘッド素子R2a及びR2bからなる。それらは図2に示すように、2つの記録用の磁気ヘッドW1とW2とが、固定軸1を中心として対称に位置しており、同様に、2つの再生用の磁気ヘッドR1とR2とが、固定軸1を中心として対称に位置している。そして、4つの磁気ヘッド2は、反時計回りにW1、R1、W2、R2の順で、円筒状の回転ドラムDのドラム外周面に90°の等間隔で配設されている。
【0024】
4つの磁気ヘッド2に対して、記録時には記録信号を供給すると共に、再生時には再生信号を取り出すロータリートランス3は、固定側トランス3aと回転側トランス3bとで構成されている。そして、これらのロータリートランス3は固定ドラムKと回転ドラムDとの間に配設され、固定側トランス3aは固定ドラムKに取り付けられ、また、回転側トランス3bは回転ドラムDに取り付けられ、回転ドラムDと共に回転するようになっている。
【0025】
また、トランス回路基板4は、図1、図3に示したように、回転側トランス3bの上部に配設され、基板に整流回路4aが実装されたものである。この整流回路4aでは、ロータリートランス3から供給された電源信号が整流される。
【0026】
また、プリアンプ回路基板5は、信号を増幅するプリアンプとその切換回路が実装されたものであり、再生用の磁気ヘッドR1、R2の出力を増幅する回路である。記録用の磁気ヘッドW1、W2から出力される記録信号は、再生用の磁気ヘッドR1、R2から出力される再生信号よりも遥かに大きく、ロータリートランス3に2つの信号が入力されると、記録信号が、それよりも微弱な再生信号に干渉してノイズを与えることとなる。そこで、このような干渉によるノイズを再生信号に与えるのを防止するため、プリアンプ回路を設け、再生用の磁気ヘッドR1、R2からの出力を増幅して、出力される再生信号が、記録信号に干渉されない程度に十分大きくし、ノイズによる影響を防止している。このプリアンプ回路基板5は、図1に示すように、回転ドラムDの上面に配設されている。プリアンプ回路は、各ヘッド素子に1つずつ設けられており、第1のプリアンプ回路A1には、第1の再生用の磁気ヘッドR1に搭載されたヘッド素子R1aが接続され、第2のプリアンプ回路A2には、第2の再生用の磁気ヘッドR2に搭載されたヘッド素子R2aとが接続されている。また、第3のプリアンプ回路A3には、第1の再生用の磁気ヘッドR1に搭載されたヘッド素子R1bが接続され、第4のプリアンプ回路A4には、第4の再生用の磁気ヘッドR2に搭載されたヘッド素子R2bとが接続されている。
【0027】
ロータリートランス3は、固定側トランス3a及び回転側トランス3bに、それぞれ5つのチャンネルを有している。ロータリートランス3の1つのチャンネルである、第1のチャンネルCH1には、第1の記録用の磁気ヘッドW1に搭載されているヘッド素子W1aと、第2の記録用の磁気ヘッドW2に搭載されているヘッド素子W2aとが共通して接続されている。同様に、第2のチャンネルCH2には、第1の記録用の磁気ヘッドW1に搭載されているヘッド素子W1bと、第2の記録用の磁気ヘッドW2に搭載されているヘッド素子W2bとが共通して接続されている。
【0028】
また、第3のチャンネルCH3には、第1のプリアンプ回路A1を介して、第1の再生用の磁気ヘッドR1に搭載されたヘッド素子R1aと、第2のプリアンプ回路A2を介して、第2の再生用の磁気ヘッドR2に搭載されたヘッド素子R2aとが、プリアンプ回路A1及びA2の出力を切り換える切換回路(図示せず)を介して共通して接続されている。同様に、第4のチャンネルCH4には、第3のプリアンプ回路A3を介して、第1の再生用の磁気ヘッドR1に搭載されたヘッド素子R1bと、第4のプリアンプ回路A4を介して、第2の再生用の磁気ヘッドR2に搭載されたヘッド素子R2bとが、プリアンプ回路A3及びA4の出力を切り換える切換回路(図示せず)を介して共通して接続されている。また、各プリアンプ回路A1、A2、A3、A4には整流回路4aが接続され、交流電源を供給する1つの電源供給用の第5のチャンネルCH5が共通して接続されている。以上のように、ロータリートランス3には合計5つのチャンネルが備えられている。尚、ロータリートランス3への前記チャンネルの配置は、最外周から最内周に向けて、CH5(電源)→CH2(記録)→CH1(記録)→CH4(再生)→CH3(再生)の順に配置しており、ロータリートランス3内での交流電源から再生信号へのノイズの飛び込みを低減している。
【0029】
また、2つのボールベアリング6、6は、回転ドラムDの中心孔7の両側に配置された状態で固定軸1に取り付けられ、回転ドラムDが回転可能となるようにされている。
【0030】
また、モータMは、固定軸1に支持されたステータ部Sと、回転ドラムDに取り付けたロータ部Lとで構成され、ロータ部Lは回転ドラムDの上部に取り付けられると共に、ステータ部Sはロータ部Lの上部に位置するように固定軸1に固定されている。
【0031】
ステータ部Sは、固定軸1に挿入されて取り付けられた円柱状の固定部材8と、この固定部材8に取り付けられ、モータ制御回路が実装されたモータ制御回路基板9と、このモータ制御回路基板9に取り付けられ、コイル10を設けた磁性金属からなるコア11とで構成されている。
【0032】
また、ロータ部Lは、コップ状に形成され、回転ドラムDに取り付けられた鉄からなるロータモータヨーク12と、ロータモータヨーク12の側壁内部に接着固定された円筒状の磁石13とを有する。また、コア11は円筒状の磁石13内に配設され、コア11と磁石13とは全周で同じクリアランスをもって対峙させている。
【0033】
上述したような回転ヘッド装置は、モータMによって回転ドラムDが回転するようになり、この回転ドラムDの回転により4つの磁気ヘッド2も回転し、これらの磁気ヘッド2に対して、所定の押圧力で押されて接触した状態で磁気テープTが移動して、記録あるいは再生を行うようになっている。
【0034】
図2に示したように、本発明の回転ヘッド装置が駆動し、リードアフタライト動作が行われる際に、回転ドラムDに対する磁気テープTの有効ラップ角度Pは約180°である。また、180°の配置間隔に配置された記録用の磁気ヘッドW1とW2とによる記録信号は、図4のタイミングチャートに示したように、回転する回転ドラムDに搭載された、第1の記録用の磁気ヘッドW1が磁気テープTに対峙した位置を基準(0°)とすると、回転ドラムDが0°から180°へ回転する間は第1の記録用の磁気ヘッドW1が記録し、180°から360°(即ち0°)へ回転する間は第2の記録用の磁気ヘッドW2が記録する。但し、ヘッド素子W1aとW1b、及びW2aとW2bは、それぞれ若干離れて配設されており、角度軸上で約1〜2°程度の遅れが存在するため、回転方向(即ち記録方向)に対して、ヘッド素子W1bがヘッド素子W1aを、ヘッド素子W2bがヘッド素子W2aを、それぞれ追随することとなる。
【0035】
また、第1の記録用の磁気ヘッドW1が磁気テープTに摺接し、記録信号が記録される時には、ロータリートランス3に設けられた第1のチャンネルCH1から、ヘッド素子W1aに記録信号が送られる。この際、第1の記録用の磁気ヘッドW1のヘッド素子W1aと第1のチャンネルCH1に共通に接続され、対向する側に配設された第2の記録用の磁気ヘッドW2のヘッド素子W2aにも、全く同じ記録信号が同時に送られる。しかし、第2の記録用の磁気ヘッドW2のヘッド素子W2aから記録信号が送られたとしても、ヘッド素子W2aはヘッド素子W1aと対向する側にあり、磁気テープTに摺接していないために記録動作は行われず、ヘッド素子W1aによる記録内容に何ら影響を与えることがない。
【0036】
また、第1の記録用の磁気ヘッドW1のヘッド素子W1aが磁気テープTに摺接し、記録信号が記録される際には、ほぼ同時に、隣接して配設されたヘッド素子W1bにより、第2のチャンネルCH2から送られた記録信号が磁気テープTに記録される。この時にも、ヘッド素子W1bと第2のチャンネルCH2に共通に接続され、対向する側に配設された第2の記録用の磁気ヘッドW2のヘッド素子W2bにも、全く同じ記録信号が同時に送られるが、ヘッド素子W1bによる記録内容に何ら影響を与えることがない。
【0037】
また、第2の記録用の磁気ヘッドW2が磁気テープTに摺接し、記録信号が記録される時には、これらと逆の動作が行われ、ヘッド素子W2aにより磁気テープTに記録信号が記録される際には、第1の記録用の磁気ヘッドW1のヘッド素子W1aに対して、全く同じ記録信号が同時に送られるが、ヘッド素子W1aはヘッド素子W2aと対向する側にあり、磁気テープTに摺接していないために記録動作は行われず、ヘッド素子W2aによる記録内容に何ら影響を与えることがない。同様に、ヘッド素子W2bにより磁気テープTに記録信号が記録される際には、第2の記録用の磁気ヘッドW1のヘッド素子W1bに対して、全く同じ記録信号が同時に送られるが、ヘッド素子W1bはヘッド素子W2bと対向する側にあり、磁気テープTに摺接していないために記録動作は行われず、ヘッド素子W2bによる記録内容に何ら影響を与えることがない。
【0038】
また、再生用の磁気ヘッドR1とR2とによる再生は、再生信号により、磁気テープTへの信号の記録が確実になされたか否かの確認が行われる、ベリファイの動作である。これら2つの再生用の磁気ヘッドR1とR2とによる再生は、図4に示したように、それぞれ記録用の磁気ヘッドW1及びW2と90°離れて配設されているので、回転ドラムDが90°から270°へ回転する間は、第1の再生用の磁気ヘッドR1が、第1の記録用の磁気ヘッドW1により記録された信号を再生し、また、270°から450°(即ち90°)へ回転する間は、第2の再生用の磁気ヘッドR2が、第2の記録用の磁気ヘッドW2により記録された信号を再生し、再生した信号が記録しようとした信号と一致しているか比較され、不一致の場合には再度記録を行うリードアフタライト動作が行われる。以上のように、記録及び再生は、それぞれどの回転角度においても連続して行われる。
【0039】
再生用の磁気ヘッドR1、R2が磁気テープTに摺接し、記録用の磁気ヘッドW1、W2により磁気テープTに記録された記録信号が再生される際には、再生された再生信号は、接続された各プリアンプ回路において増幅された後、ロータリートランス3に設けられた第3のチャンネルCH3又は第4のチャンネルCH4を介して、磁気記録再生装置(図示せず)へ送られる。
【0040】
前述のように、第1の再生用の磁気ヘッドR1のヘッド素子R1aと第2の再生用の磁気ヘッドR2のヘッド素子R2aとは、第3のチャンネルCH3に接続されている。
そのため、第1の再生用の磁気ヘッドR1が磁気テープTに摺接し、ヘッド素子R1aが記録信号を再生する際には、切換回路(図示せず)によって第1のプリアンプ回路A1からの出力が第3のチャンネルCH3に送出されるように切り換えられる。また、回転ドラムDが回転して、ヘッド素子R2aが磁気テープTに摺接した場合には、第2のプリアンプ回路A2からの出力が第3のチャンネルCH3に送出されるように切換回路を切り換える。このようにして、磁気テープTに摺接し再生動作を行っているヘッド素子を選択し、増幅された再生信号を確実にロータリートランス3へ送出する。また、第5のチャンネルCH5から供給された電源に切り換えパルス信号を重畳させて、切換回路(図示せず)がこのパルス信号を検知したときに有効とするプリアンプ回路からの出力に切り換えるようにする。
【0041】
同様に、同じ第4のチャンネルCH4に対して、第3のプリアンプ回路A3を介して接続された第1の再生用の磁気ヘッドR1のヘッド素子R1bと、対向する側に配設され、第4のプリアンプ回路A4を介して接続された第2の再生用の磁気ヘッドR2のヘッド素子R2bとの間においても、磁気テープTに摺接しているヘッド素子と接続された方のプリアンプ回路出力を選択するように切換回路(図示せず)を切り換える。
【0042】
本実施の形態においては、全ての記録用の磁気ヘッド及び再生用の磁気ヘッドもヘッド素子において、対向する側に配設された2つのヘッド素子をロータリートランス3の1つのチャンネルに接続するとしたが、例えば記録用の磁気ヘッドのヘッド素子についてのみ、あるいは再生用の磁気ヘッドのヘッド素子についてのみ適用することも可能である。
【0043】
また、本実施の形態においては、図2において、4つの磁気ヘッドを時計回りにW1、R1、W2、R2としたが、このような順序に限られることはなく、W1、R2、W2、R1とすることも可能である。また、有効ラップ角度Pは約180°に限定されず、有効ラップ角度Pが90°を超え、複数の磁気ヘッドが同時に駆動するタイミングが重なる機構を有する回転ヘッド装置を有する回転ヘッド装置に適用することが可能である。また、固定ドラムに対して回転ドラムと一体化した回転軸を回転可能に設けた軸回転型の回転ヘッド装置への適用が可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明の回転ヘッド装置によれば、第1の組の記録用の磁気ヘッドと、第2の組の記録用の磁気ヘッドとを回転軸を挟んで対向配置させるとともに、第1の組の再生用の磁気ヘッドと、第2の組の再生用の磁気ヘッドとを回転軸を挟んで対向配置させ、第1の組の記録用の磁気ヘッドの一方のヘッド素子と、第2の組の記録用の磁気ヘッドの一方のヘッド素子とがロータリートランスの第1のチャンネルに接続され、第1の組の記録用の磁気ヘッドの他方のヘッド素子と、第2の組の記録用の磁気ヘッドの他方のヘッド素子とがロータリートランスの第2のチャンネルに接続され、記録及び再生を同時に行うことにより、各記録用の磁気ヘッドのヘッド素子のそれぞれに対して、ロータリートランスにおけるチャンネルを1つずつ割り当てた場合と比べて、チャンネル数を減少させることができ、ロータリートランスを小型化して、回転ヘッド装置のダウンサイジング化を実現でき、併せて、4つのコンビネーションヘッドを用いてヘッド素子の数を増やしたことで、データ転送レートを向上することができる。また、ロータリートランスにおけるチャンネル数を減少させることで、隣り合ったチャンネル同士を近接させることなくチャンネルを設けることができ、ロータリートランスで授受される各信号においてノイズの少ないものとすることができる。
【0045】
また、本発明の回転ヘッド装置によれば、第1の組の再生用の磁気ヘッドの一方のヘッド素子と、第2の組の再生用の磁気ヘッドの一方のヘッド素子とがロータリートランスの第3のチャンネルに接続され、第1の組の再生用の磁気ヘッドの他方のヘッド素子と、第2の組の再生用の磁気ヘッドの他方のヘッド素子とがロータリートランスの第4のチャンネルに接続されてなることにより、さらにチャンネル数を減少させることができ、ロータリートランスを小型化による回転ヘッド装置のダウンサイジング化や、4つのコンビネーションヘッドを用いて、よりノイズの少ない、データ転送レートの高い回転ヘッドを提供することができる。
【0046】
また、本発明の回転ヘッド装置によれば、再生用の磁気ヘッドのヘッド素子にそれぞれ接続されたプリアンプ回路、その出力の切換回路とを備え、プリアンプ回路に電源を供給するチャンネルをロータリートランスの第5のチャンネルに設けたことにより、再生用の磁気ヘッドのヘッド素子からの再生信号を増幅させて、記録信号の干渉を防ぐことができる。また、再生していない再生用の磁気ヘッドのヘッド素子が磁気テープ巻き付け端部においてテープと摺動することにより発生するノイズの影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ヘッド装置の断面図である。
【図2】本発明の回転ヘッド装置の説明図である。
【図3】本発明の回転ヘッド装置に係る回路図である。
【図4】図2に示した回転ヘッド装置の記録信号と再生信号とを角度軸上で示すタイミングチャートである。
【図5】従来の回転ヘッド装置の断面図である。
【図6】従来の回転ヘッド装置の説明図である。
【図7】図6に示した従来の回転ヘッド装置の記録信号と再生信号とを角度軸上で示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
K 固定ドラム
D 回転ドラム
M モータ
W1 第1の記録用の磁気ヘッド
W1a、W1b 第1の記録用の磁気ヘッドを構成するヘッド素子
W2 第2の記録用の磁気ヘッド
W2a、W2b 第2の記録用の磁気ヘッドを構成するヘッド素子
R1 第1の再生用の磁気ヘッド
R1a、R1b 第1の再生用の磁気ヘッドを構成するヘッド素子
R2 第2の再生用の磁気ヘッド
R2a、R2b 第2の再生用の磁気ヘッドを構成するヘッド素子
A1 第1のプリアンプ回路
A2 第2のプリアンプ回路
A3 第3のプリアンプ回路
A4 第4のプリアンプ回路
CH1 第1のチャンネル
CH2 第2のチャンネル
CH3 第3のチャンネル
CH4 第4のチャンネル
CH5 第5のチャンネル
S ステータ部
L ロータ部
P 有効ラップ角度
1 固定軸
2 磁気ヘッド
3 ロータリートランス
3a 固定側トランス
3b 回転側トランス
4 トランス回路基板
5 プリアンプ回路基板
6 ボールベアリング
7 中心孔
8 固定部材
9 モータ制御回路基板
10 コイル
11 コア
12 ロータモータヨーク
13 磁石

Claims (1)

  1. 固定軸を有する固定ドラムと、
    固定ドラムの上方に同軸に回転自在に配置された回転ドラムと、
    前記固定ドラムと回転ドラムの間に配設された、複数の信号チャンネルと電源供給チャンネルを有するロータリートランスと、
    2つの記録ヘッド素子から各々構成され、前記回転ドラム上に、前記固定軸を中心とする径方向の対向位置に取り付けられた第1及び第2の記録用磁気ヘッドと、
    2つの再生ヘッド素子から各々構成され、前記回転ドラム上に、前記固定軸を中心とする径方向の対向位置に且つ前記記録用磁気ヘッドと90度間隔をおいて取り付けられた第1及び第2の再生用磁気ヘッドと、
    これら再生用磁気ヘッドの各再生ヘッド素子と前記ロータリートランスの信号チャンネルとの間に接続され、前記ロータリートランスの電源供給チャンネルから電源供給を受けて動作する複数のプリアンプ回路と、
    前記電源供給チャンネルの信号に重畳された切り換えパルス信号を検出したときに、再生動作中の再生ヘッド素子に接続しているプリアンプ回路を切換選択し、該選択したプリアンプ回路の出力を前記ロータリートランスの信号チャンネルへ送出する出力切換回路と、を備え、
    前記第1及び第2の記録用磁気ヘッドの径方向の対向位置にある記録ヘッド素子同士は、前記ロータリートランスの記録信号チャンネルに共通接続されていて、該共通接続されている記録ヘッド素子のいずれかが記録動作するときは両方の記録ヘッド素子に同一の記録信号が同時に送られること、
    前記第1及び第2の再生用磁気ヘッドの径方向の対向位置にある再生ヘッド素子同士は、前記ロータリートランスの再生信号チャンネルに共通接続されていて、該再生信号チャンネルには再生動作中の再生ヘッド素子の出力が送られること、
    前記回転ドラムの回動中は、第1の記録用磁気ヘッドにより記録された信号を第1の再生用磁気ヘッドが再生動作し、この再生動作中に第2の記録用磁気ヘッドが記録動作して、該第2の記録用磁気ヘッドにより記録された信号を第2の再生用磁気ヘッドが再生動作し、該再生動作中に第1の記録用磁気ヘッドが記録動作するサイクルにより、記録及び再生が同時に実行されること、及び
    前記ロータリートランスのチャンネルは、外周から内周に向けて前記電源供給チャンネル、前記記録信号チャンネル、及び前記再生チャンネルの順に配置されていることを特徴とする回転ヘッド装置。
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