JP3645989B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特に電子ソート機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子ソート機能が配設されたデジタル複写機等の画像形成装置は、読み込んだ原稿の画像データを複写機内部のメモリに蓄積し、メモリに蓄積された画像データを読み込んだ順に出力する動作を指定された部数分繰り返えすことにより、コピー出力のソート機能を実現していた。
【0003】
上記の電子ソート機能を有する複写機によると、機械的にソートが行なわれる複写機に比べ、原稿の読み込みが一度で済むため、ソートが実行される機械部分が必要なくなり、装置を簡素化することができた。しかし、電子ソートが実行された時、出力ページの一部に不具合が生じた場合、出力された全部数の同一ページに不具合が生じてしまうという問題があった。
【0004】
このため、不具合が生じた場合、操作者は、その不具合を訂正するために、複写作業を一度終了させてコピー動作を最初からやり直すか、あるいは不具合のあるままコピー動作を最後まで行い、不具合が生じたページの再コピーを実行して、操作者の手作業により不具合ページの差し替えを行なわなければならなかった。
【0005】
上記の問題を解決する方法として、従来例1の特開平9−27875号公報の「画像形成装置及び画像形成方法」では、操作者は1部目の出力状態を確認し、不具合が生じている場合には、不具合が生じたページの再読み込みを行い、そのページの差し替えを行なうことにより、2部目以降に不具合のないコピーを出力させる方法を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例1の画像形成装置及び画像形成方法では、1部目のコピー動作が全て終了した後、不具合が生じたページの修正を行なわなければならないため、操作者は差し替えすべきページ番号を覚えておかなければならない等、操作者に余計な負担がかかっていた。
【0007】
本発明は、従来の欠点を解消し、不具合が生じたページの修正および差し替えを容易に行なうことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の画像形成装置は、原稿台上に積載された複数の原稿を1枚ずつ順に所定の画像読み取り位置に給送する自動原稿給送手段と、画像を電気信号として読み取る画像読み取り手段と、前記画像読み取り手段で読み取られた複数の画像データを記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に格納された前記複数の画像データを出力する画像出力手段と、前記画像読み取り手段で読み取られた画像データの出力時の画像形成条件を設定する操作入力手段と、前記各手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶した前記複数の画像データを記憶した順に全原稿の画像を形成する動作を1サイクルとし、該サイクルを前記操作入力手段によって設定された部数と同じ回数繰り返すように前記各手段を制御する電子ソート画像形成機能、及び前記原稿を前記原稿台上に保持する時間の設定を前記操作入力手段から入力されると、設定された時間だけ前記原稿を前記原稿台上に保持するように前記自動原稿給送手段を制御する機能をさらに有し、前記画像記憶手段に画像データが記憶される毎に前記画像データを出力させ、出力後、操作者から前記操作入力手段により画像形成条件の設定変更命令が入力されると、次の原稿を前記画像記憶手段に記憶させる前に操作者によって変更された画像形成条件に変更し、再度その原稿の画像データを記憶し直し、記憶し直した前記画像データを再度出力する動作を繰り返して、前記画像記憶手段に一連の画像データが記憶されると、設定された画像形成条件に基づいて前記電子ソート画像形成機能によって前記画像記憶手段に記憶された一連の画像データの画像を形成するように制御し、前記画像記憶手段に記憶される画像データが確定するまでは、前記原稿を前記原稿台上に保持するように前記自動原稿給送手段を制御することを特徴としている。
【0011】
画像記憶手段に記憶する画像データを符号化し、画像出力時に復号化する画像データ符号化・復号化手段をさらに有するとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明の画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1から図6を参照すると本発明の画像形成装置の実施形態が示されている。
【0014】
図1には、本発明の画像形成装置をデジタル複写機に適用したときのブロック構成図が示されている。
本実施形態のデジタル複写機100は、主に、主制御部101、操作部102、自動原稿送り装置103、スキャナ104、A/D変換部105、画像処理部106、画像記憶部107、および記録部108から構成されている。なお、図中の破線は画像データ信号を、また実線は制御信号を示している。
【0015】
主制御部101は、主にCPU、ROM、およびRAMから構成され、ROMに格納されている制御プログラムに従ってデジタル複写機100の各部を制御し、必要な動作を実行させる制御部である。
【0016】
操作部102は、操作者がデジタル複写機100に対し、所望の動作を指示する選択キーが配設された、例えば液晶パネル、あるいは各指示ボタンが配設された操作パネル200である。本実施例では、操作パネル200は、図2に示されているようにコピーボタン201、モードクリアボタン202、テンキー203、濃度キー204、倍率キー205、用紙選択ボタン206、ソートボタン207、画像確認ボタン208、入力終了ボタン209、および再入力ボタン210が配設されている。
【0017】
自動原稿送り装置103は、自動原稿送りに設定されると、複数枚の原稿を1枚づつスキャナ104の原稿台に搬送する。
【0018】
スキャナ104は、原稿台に置かれた、あるいは自動原稿送り装置103で搬送された原稿を読み込む原稿読み取り部で、読み込まれた画像デ−タはA/D変換部105に送出される。
【0019】
A/D変換部105は、スキャナ104から入力された画像データをデジタル画像信号に変換し、変換したデジタル画像信号は、画像処理部106に送出される。
【0020】
画像処理部106は、A/D変換部105から送られたデジタル画像信号に対し、変倍、濃度調整等の画像処理を施す。各画像処理を施されたデジタル画像信号は、コピー出力部である記録部108に送出され、記録部108からコピーとして出力される。
【0021】
画像記憶部107は、主に図示しないメモリ、ハードディスク等の記憶装置で構成され、画像処理部106から出力される画像処理後の画像データ信号を一時的にメモリに記憶し、主制御部101からの指示信号に従い、メモリに記憶された画像データ信号を読み出して記録部108に送出する。
【0022】
ソート動作時は、スキャナ104で読み込まれた原稿の全ページ分の画像データが画像記録部107に記憶され、記録部108に対し、1部目分の画像データを入力順に転送してコピー出力がされ、指定された部数分動作が繰り返される。
【0023】
また、画像記憶部107では、図3のAに示されているように各画像データが先頭アドレス値A1,A2〜Anに格納され、主制御部101の指示信号により図3のBに示されたページ管理テーブル302に原稿が読み込まれた順番にその先頭アドレスが保存される。
【0024】
なお、画像記憶部107には、記憶量削減のため、画像データ信号を圧縮し、符号化して蓄積させ、出力時に伸長して画像データに戻す符号化復合器を配設してもよい。
【0025】
図4には、デジタル複写機100の第1の実施形態の動作例を示すフローチャートが示されている。この動作例では、デジタル複写機100がソートモードの時、1部目のコピー出力に不具合があった場合の操作者の操作と、操作者の操作に伴うデジタル複写機100の動作が示されている。
【0026】
まず、第1の実施形態として自動原稿送り装置を使用しない場合について説明する。
操作者により、複写部数等ソート出力条件設定が操作部200から入力される(ステップ401)。より具体的に説明すると、操作者は図2に示されている操作部200のソートボタン207を押下し、ソートモードを選択する。また、複写部数をテンキー203より入力し、用紙選択ボタン206で用紙の選択、指定を行う。
【0027】
また、操作者により、ステップ401と同様、操作部200の倍率キー205あるいは濃度キー204から倍率、濃度等の画像条件設定データが入力される(ステップ402)。
【0028】
次に、操作者によりコピーされる原稿が原稿台にセットされ(ステップ403)、コピースタートボタン201が押下される(ステップ404)。
【0029】
コピースタートボタン201が押下されると、主制御部101は、スキャナ104を制御し、原稿台上にセットされた原稿をスキャナ104により読み取る(ステップ409)。
【0030】
スキャナ104で読み取られた画像データは、画像記憶部107に格納され、同時に記録部108から原稿のコピーとして出力される(ステップ410)。
【0031】
ステップ410で原稿のコピーが出力されると、操作者は出力されたコピーの状態を判断する(ステップ405)。ステップ405で出力された原稿のコピー状態が良いと判断されると、コピーする原稿の全ページが終了したかが判断され(ステップ407)、入力終了ボタン209が押下される(ステップ408)。
【0032】
ステップ407で操作者がコピーする原稿の全ページが終了していないと判断すると、ステップ402に戻り、次の原稿が原稿台にセットされ、必要に応じて倍率、濃度等が設定されて画像データ格納、コピー出力等動作が行われ、ステップ407で操作者がコピーする原稿の全ページが終了したと判断されるまで繰り返される。
【0033】
ステップ405において、濃度あるいは倍率の設定に間違いがあった、または、原稿を原稿台にセットする際に曲がってセットされていた等により、コピー出力で不具合があったと操作者が判断すると、操作者により再入力キー210が押下される(ステップ406)。
【0034】
再入力キー210が押下されると、ステップ402に戻り、ステップ403で原稿の原稿台へのセットが直されるか、あるいはステップ403で倍率、濃度等が再設定され、コピースタートボタン201が押下される。
【0035】
この時、ページ数がmページ目とすると、画像記憶部107では、図3に示されているように先頭アドレスAmから画像が書き直される。この際、符号化を行って画像データを蓄積する場合、通常、再入力前とはデータ量が異なるため、(m+1)番目の画像データ書き込みの先頭アドレスを書き換える必要がある。このようにコピーの状態が良くなかった原稿の修正後の画像データが再入力される。
【0036】
以上のように、1ページ毎コピーの状態が操作者によりチェックされ、状態が良くない場合には、再入力という動作が繰り返し行われる。ステップ407でコピーする原稿の全ページが終了したと判断されると、ステップ408で入力終了ボタン209が押下され、画像記憶部107に格納された原稿の画像データをステップ401で入力された部数分出力される(ステップ411)。
【0037】
このように、本実施例によれば、1部目の1ページ毎の出力状態が確認され、途中で不具合があった場合には、その場で簡単な修正作業をすることができる。したがって、2部目以降の出力が不具合のまま出力されることを防止することができる。
【0038】
図5には、デジタル複写機100の第2の実施形態の動作例を示すフローチャートが示されている。
この動作例は、図4と同様、デジタル複写機100がソートモードの時、1部目のコピー出力に不具合があった場合の操作者の操作と、操作者の操作に伴うデジタル複写機100の動作例であり、本実施例では自動原稿送り装置を使用した場合の例が示されている。
【0039】
まず、操作者により、コピーされる原稿が自動原稿送り装置103にセットされる。次に、操作者により、図2に示されている操作部200のソートボタン207が押下されてソートモードが選択され、出力画像を1ページづつ確認する画像確認ボタン208が押下される。また、複写部数がテンキー203で入力され、用紙選択ボタン206で用紙が選択、指定される等ソート出力条件設定が操作部200から入力される(ステップ501)。
【0040】
また、操作者により、ステップ501と同様、操作部200の倍率キー205あるいは濃度キー204から倍率、濃度等の画像条件設定データが入力され(ステップ502)、コピースタートボタン201が押下される(ステップ503)。
【0041】
コピースタートボタン201が押下されると、画像データの再入力中か否かを判断し(ステップ508)、再入力中でない場合、主制御部101は自動原稿送り装置103を制御して、1ページ目以外は前の原稿を原稿台から排出させ(ステップ509)、次の原稿を原稿台に搬送させる(ステップ510)。
【0042】
次に、主制御部101はスキャナ104を制御し、原稿台上にセットされた原稿がスキャナ104により読み取られる(ステップ511)。
【0043】
スキャナ104で読み取られた画像データは、画像記憶部107に格納され、同時に記録部108から原稿のコピーとして出力される(ステップ512)。
【0044】
ステップ512で原稿のコピーが出力されると、操作者により出力されたコピーの状態が判断される(ステップ504)。ステップ504で、出力された原稿のコピー状態が良いと判断されると、コピーする原稿の全ページが終了したかが判断され(ステップ506)、入力終了ボタン209が押下される(ステップ507)。
【0045】
ステップ506で、操作者がコピーする原稿の全ページが終了していないと判断すると、ステップ502に戻り、必要に応じて倍率、濃度等が設定されて画像データ格納、コピー出力等動作が行われ、ステップ506で操作者がコピーする原稿の全ページが終了したと判断されるまで繰り返される。
【0046】
ステップ504において、濃度あるいは倍率の設定に間違いがあった、また、原稿を原稿台にセットする際に曲がってセットされていた等により、コピー出力で不具合があったと操作者が判断すると、操作者により再入力キー210が押下される(ステップ505)。
【0047】
再入力キー210が押下されると、ステップ502に戻り、ステップ502で原稿の原稿台へのセットが直され、あるいは倍率、濃度等が再設定され、コピースタートボタン201が押下される(ステップ503)。
【0048】
ステップ508で画像データが再入力中と判断された場合は、自動原稿送り装置103を作動させずに原稿台の原稿をそのまま読み取り、主制御部101はスキャナ104を制御し、原稿台上にセットされた原稿がスキャナ104により読み取られる(ステップ511)。
【0049】
スキャナ104で読み取られた画像データは、画像記憶部107に格納され、同時に記録部108から原稿のコピーとして出力される(ステップ512)。
【0050】
以上のように、1ページ毎コピーの状態が操作者によりチェックされ、状態が良くない場合には、再入力という動作が繰り返し行われる。ステップ506でコピーする原稿の全ページが終了したと判断されると、ステップ507で入力終了ボタン209が押下され、画像記憶部107に格納された原稿の画像データをステップ501で入力された部数分出力される(ステップ513)。
【0051】
このように、本実施形態によれば、自動原稿送り装置103を使用して原稿を原稿台に搬送するように設定した場合、操作者により1部目の1ページ毎の出力状態が確認され、途中で不具合があった場合には、操作者はその場で簡単な修正作業をすることができる。したがって、2部目以降の出力が不具合のまま出力されることを防止することができる。
【0052】
図6には、デジタル複写機100の第2の実施形態の他の動作例を示すフローチャートが示されている。
この動作例は、自動原稿送り装置を使用した場合に、原稿1枚毎にコピースタートボタン201を押下する必要のない装置の動作例である。
【0053】
まず、操作者により、コピーされる原稿が自動原稿送り装置103にセットされる。次に、操作者により、図2に示されている操作部200のソートボタン207が押下されてソートモードが選択され、出力画像を1ページづつ確認する画像確認ボタン208が押下される。また、複写部数がテンキー203で入力され、用紙選択ボタン206で用紙が選択、指定される等ソート出力条件設定が操作部200から入力される(ステップ601)。
【0054】
また、操作者により、ステップ601と同様、操作部200の倍率キー205あるいは濃度キー204から倍率、濃度等の画像条件設定データが入力され(ステップ602)、コピースタートボタン201が押下される(ステップ603)。
【0055】
コピースタートボタン201が押下されると、画像データの再入力中か否かを判断し(ステップ607)、再入力中でない場合、主制御部101は自動原稿送り装置103を制御して、1ページ目以外は前の原稿を原稿台から排出させ(ステップ608)、次の原稿を原稿台に搬送させる(ステップ609)。
【0056】
次に、主制御部101はスキャナ104を制御し、原稿台上にセットされた原稿がスキャナ104により読み取られる(ステップ610)。
【0057】
スキャナ104で読み取られた画像データは、画像記憶部107に格納され、同時に記録部108から原稿のコピーとして出力される(ステップ611)。
【0058】
ステップ611で原稿のコピーが出力されると、主制御部101は各部の動作を5秒間停止させ、再入力待機モードにする(ステップ612)。
【0059】
この再入力待機モード5秒間に、操作者により出力されたコピーの状態が判断される(ステップ604)。ステップ604で、出力された原稿のコピー状態が良いと判断されると、コピーする原稿の全ページが終了したかが判断され(ステップ613)、全ページのコピーが終了したと判断されると、最後の原稿が原稿台から排出され(ステップ614)、画像記憶部107に格納された原稿の画像データをステップ601で入力された部数分出力される(ステップ615)。
【0060】
ステップ613で、操作者がコピーする原稿の全ページが終了していないと判断すると、ステップ607に戻り、ステップ613で操作者がコピーする原稿の全ページが終了したと判断されるまで繰り返される。
【0061】
ステップ604において、濃度あるいは倍率の設定に間違いがあった、または、原稿を原稿台にセットする際に曲がってセットされていた等により、コピー出力に不具合があったと操作者が判断すると、操作者により再入力キー210が押下される(ステップ605)。
【0062】
再入力キー210が押下されると、ステップ602に戻り、各動作が停止される(ステップ606)。そしてステップ602で原稿の原稿台へのセットが直され、あるいは倍率、濃度等が再設定され、コピースタートボタン201が押下される(ステップ603)。
【0063】
ステップ607で画像データが再入力中と判断された場合は、自動原稿送り装置103を作動させずに原稿台の原稿をそのまま読み取り、主制御部101はスキャナ104を制御し、原稿台上にセットされた原稿をスキャナ104により読み取る(ステップ610)。
【0064】
スキャナ104で読み取られた画像データは、画像記憶部107に格納され、同時に記録部108から原稿のコピーとして出力される(ステップ611)。
【0065】
なお、ステップ612における再入力待機モードの待機時間は、本実施例では5秒間だったが、この待機時間は操作者が設定することができる。デジタル複写機100は、各種の設定をユーザ設定モードで行うことができる。例えば、再入力待機モードの待機時間の設定が、ユーザ設定モードNO.123とすると、図2の操作部200のテンキー203で123を入力し、ユーザ設定ボタン211を押下すると、待機時間の入力待ちになる。そこで、所望の秒数をテンキー203で入力し、再度ユーザ設定ボタン211を押下することにより、待機時間が設定される。
【0066】
以上のように、1ページ毎コピーの状態が操作者によりチェックされ、状態が良くない場合には、再入力という動作が繰り返し行われる。ステップ613でコピーする原稿の全ページが終了したと判断されると、最後の原稿が原稿台から排出され(ステップ614)、画像記憶部107に格納された原稿の画像データをステップ601で入力された部数分出力する(ステップ615)。
【0067】
このように、本実施例によれば、自動原稿送り装置103を使用して原稿を原稿台に搬送するように設定した場合、再入力待機モード中に、操作者により1部目の1ページ毎の出力状態が確認され、途中で不具合があった場合には、操作者はその場で簡単な修正作業をすることができる。したがって、2部目以降の出力が不具合のまま出力されることを防止することができ、また、原稿読み込み1回毎にコピースタートボタン201を押下する必要がなくなり、操作者の操作を簡略下させることができる。
【0068】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように請求項1記載の本発明の画像形成装置によれば、1部目の1ページ毎の出力状態が確認され、途中で不具合があった場合には、操作者はその場で簡単な修正作業をすることができる。したがって、2部目以降の出力が不具合なまま出力されることを防止することができ、1部目の1ページ毎の出力毎に設定時間動作を停止するときの停止時間を操作者が自由に設定することができるようにしたことで、操作者の好みに合わせた操作ができる。
【0069】
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置による効果に加えて、さらに操作者が原稿台に紙をセットする代わりに自動原稿給送手段を用いてセットすることができるようになり操作者の作業効率を向上させることができる。
【0070】
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置による効果に加えて、さらに1部目の1ページ毎の出力毎に設定時間動作を停止し、その間、画像の不具合を修正する指示があった場合は、そのまま動作を続けるようにしたことにより、操作者が1ページ毎に原稿を読み込ませる操作をしなくて済み、作業を簡略化することができる。
【0071】
請求項4記載の画像形成装置によれば、請求項1から3に記載の画像形成装置による効果に加えて、さらに画像データを符号化して蓄えることにより記憶媒体容量が少なくて済み、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】操作部を説明する図である。
【図3】画像記憶部内の格納状態を説明する図である。
【図4】画像形成装置の動作例を示すフロー図である。
【図5】画像形成装置の第2の実施形態の動作例を示すフロー図である。
【図6】画像形成装置の第2の実施形態の他の動作例を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 主制御部
102 操作部
103 自動原稿送り装置
104 スキャナ
105 A/D変換部
106 画像処理部
107 画像記憶部
108 記録部

Claims (2)

  1. 原稿台上に積載された複数の原稿を1枚ずつ順に所定の画像読み取り位置に給送する自動原稿給送手段と、
    画像を電気信号として読み取る画像読み取り手段と、
    前記画像読み取り手段で読み取られた複数の画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記画像記憶手段に格納された前記複数の画像データを出力する画像出力手段と、
    前記画像読み取り手段で読み取られた画像データの出力時の画像形成条件を設定する操作入力手段と、
    前記各手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶した前記複数の画像データを記憶した順に全原稿の画像を形成する動作を1サイクルとし、該サイクルを前記操作入力手段によって設定された部数と同じ回数繰り返すように前記各手段を制御する電子ソート画像形成機能、及び前記原稿を前記原稿台上に保持する時間の設定を前記操作入力手段から入力されると、設定された時間だけ前記原稿を前記原稿台上に保持するように前記自動原稿給送手段を制御する機能をさらに有し、
    前記画像記憶手段に画像データが記憶される毎に前記画像データを出力させ、出力後、操作者から前記操作入力手段により画像形成条件の設定変更命令が入力されると、次の原稿を前記画像記憶手段に記憶させる前に操作者によって変更された画像形成条件に変更し、再度その原稿の画像データを記憶し直し、記憶し直した前記画像データを再度出力する動作を繰り返して、前記画像記憶手段に一連の画像データが記憶されると、設定された画像形成条件に基づいて前記電子ソート画像形成機能によって前記画像記憶手段に記憶された一連の画像データの画像を形成するように制御し、前記画像記憶手段に記憶される画像データが確定するまでは、前記原稿を前記原稿台上に保持するように前記自動原稿給送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像記憶手段に記憶する画像データを符号化し、画像出力時に復号化する画像データ符号化・復号化手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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