JP3005798B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP3005798B2
JP3005798B2 JP23443089A JP23443089A JP3005798B2 JP 3005798 B2 JP3005798 B2 JP 3005798B2 JP 23443089 A JP23443089 A JP 23443089A JP 23443089 A JP23443089 A JP 23443089A JP 3005798 B2 JP3005798 B2 JP 3005798B2
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元 市村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿画像情報を符号化して蓄え、復号化し
て再生した複写物をソートする機能を備えた複写装置に
関する。
〔従来の技術〕
かかる複写装置は、例えば、特開昭63−16762〜4号
公報に開示されている。
この複写装置にあつては、画像情報を符号化してメモ
リに記憶することが考慮されていないので、メモリ量に
対して記憶できる画像情報の量が少ない。一方、現状の
自動原稿給送装置では、1度に処理できる原稿枚数が数
十枚程度であるので、メモリに蓄えられる原稿枚数とし
て数十枚というのが目安として考えられるが、これら特
開昭63−16762〜4号公報の方法では原稿枚数分のメモ
リを用意するとなると莫大な規模となり、価格的にも現
実のものとはなり得ない。
これを具体的に示すと、A4サイズの原稿を400dpiの解
像度で読み取つた場合のデータ量は、白黒2値画像で29
7mm×(400/25.4)×210mm×(400/25.4)≒約15メガビ
ツトとなる。これを50枚分用意するとなると、約780メ
ガビツト→約100メガバイトというメモリ容量が必要に
なる。現在、半導体メモリの価格が1メガバイト当たり
1.5万円位なので100メガバイト用意するとなると約150
万円となりメモリの値段だけで複写機1台が簡単に買え
てしまうという非現実的なことになつてしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、近年のPPC複写機の小型
化,高速化,多機能化の進展につれ、単に1枚の原稿か
ら同一の複写物を得るだけでなく、自動ページ揃え(以
下ソータと称す)等の自動製本機能を有する自動書類処
理装置が普及している。
第14図は複数のトレイを有する従来の複写装置の概略
図で101,102は給紙カセツト、103は圧板、104は複数の
トレイを有するソータである。従来のソータでは、第14
図に示すように複数のトレイを有し、原稿を必要部数繰
り返しコピーし、出来たコピーは、部数分のトレイに排
出され、次々原稿を交換してはそれを繰り返す。この構
造では、多数部製本する場合、ソータを大規模にせねば
ならず、従つて一時保管する機械的スペースが大きくな
る。また操作性を考えると製本完了までオペレータが付
ききりで原稿を取り替えなければならず、手間暇が極め
て多く掛かる。この問題を解決する方法として1度に複
数枚の原稿をメモリに記憶してそれを繰り返し読み出す
ことにより、ソータ機能を実現することが考えられる
が、画像情報をそのままメモリに記憶したのでは、多大
のメモリ量を要し、前項で述べたように規模・価格等か
ら考えて現実的なものとはならない。
また、複写組の区切りを識別するために、複写組の区
切りで排紙トレイの位置をずらしているので、特別な排
紙機構を用意しなければならないという問題もある。
本発明は、原稿を複数部印字する場合にメモリ容量を
低減することができるとともに、機械的なソータを付設
することなく用紙をページめくりする程度の手間で1部
毎に揃った複写物を得ることができる複写装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の手段は上記目的を達成するために、原稿を読み
取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取ら
れた画像情報を符号化する符号化手段と、前記符号化手
段により符号化された情報を格納するメモリと、前記メ
モリから読み出された符号化情報を復号化する復号化手
段と、前記復号化手段により復号化された画像情報を用
紙に印字する印字手段と、原稿を複数部印字する場合
に、原稿を前記読み取り手段により1回読み取ってその
画像情報を前記符号化手段により符号化して前記メモリ
に格納し、前記メモリから符号化情報を前記部数分だけ
繰り返して読み出して前記復号化手段により復号化して
前記印字手段により用紙に印字させるとともに、1部毎
に用紙の縦横の方向を変えて印字させる制御手段とを備
えたことを特徴とする。
第2の手段は上記目的を達成するために、原稿を読み
取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取ら
れた画像情報を符号化する符号化手段と、前記符号化手
段により符号化された情報を格納するメモリと、前記メ
モリから読み出された符号化情報を復号化する復号化手
段と、前記復号化手段により復号化された画像情報を用
紙に印字する印字手段と、原稿を複数部印字する場合
に、原稿を前記読み取り手段により1回読み取ってその
画像情報を前記符号化手段により符号化して前記メモリ
に格納し、前記メモリから符号化情報を前記部数分だけ
繰り返して読み出して前記復号化手段により復号化して
前記印字手段により用紙に印字させるとともに、1部毎
に前記印字用紙と異なる方向の白紙用紙を挿入する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
第3の手段は上記目的を達成するために、原稿を読み
取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取ら
れた画像情報を符号化する符号化手段と、前記符号化手
段により符号化された情報を格納するメモリと、前記メ
モリから読み出された符号化情報を復号化する復号化手
段と、前記復号化手段により復号化された画像情報を用
紙に印字する印字手段と、原稿を複数部印字する場合
に、原稿を前記読み取り手段により1回読み取ってその
画像情報を前記符号化手段により符号化して前記メモリ
に格納し、前記メモリから符号化情報を前記部数分だけ
繰り返して読み出して前記復号化手段により復号化して
前記印字手段により用紙に印字させるとともに、1部毎
に区切り用パターンを印字した用紙を挿入する制御手段
とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
複写装置は、原稿の各ページを符号化手段により符号
化圧縮して1通りメモリに格納するように動作し、該メ
モリに格納された情報を読み出して復号化手段において
復号化し、該復号化手段により再生される情報を制御手
段において制御して複数冊のページが揃つた複写を行う
ように動作する。
また、複写装置は、紙を挿入する挿入手段が再生され
る画像情報の1組毎に区切りのパターンを印字した紙を
挿入するように動作する。
さらに、複写装置は、紙を挿入する挿入手段が再生さ
れる画像情報1組毎に、再生される画像情報を印字した
紙と異なる方向の紙または異なるサイズの紙のいずれか
を挿入するように動作する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の複写装置の実施例を示すブロツク図
であつて、1はスキヤナ、2は画像処理部、3は符号化
部、4はメモリ、5は復号化部、6はプリント部、7は
アドレス制御部、8は操作部、9は制御部である。第1
図において、まず操作部8により原稿読み込みを指示す
るボタンを押すと、操作部8の信号を制御部9が受け、
スキヤナ1に原稿を走査させ、原稿画像を光電変換して
アナログ信号として出力する。次に、このアナログ信号
に対し画像処理部2でシエーデイング補正、A/D変換、
2値化などの処理がなされる。次に符号化部3により、
フアクシミリなどで行われるMH(1次元圧縮法:Modifie
d Huffman Coding)やMR(2次元圧縮法:Modified REA
D)等の符号化方式により符号化されメモリ4に記憶さ
れる。なお、これらの動作は図示しないタイミング制御
部により、スキヤナ1の走査に同期して行われるものと
する。2枚目以降の原稿の読み込みも同様に行われる
が、符号化されたデータのメモリ4への書き込みは、ア
ドレス制御部7により、順次前の画像の符号化データの
次から書き込まれる。このように符号化されメモリ4に
蓄えられた符号化情報は、制御部9よりプリント部6に
プリント命令が出される度に順次読み出されて復号化部
5で復号化され、プリント部6より再生画像として排出
される。また、操作部8で冊数をセツトすることによ
り、制御部9がアドレス制御部7のレジスタに冊数の値
をセツトし、メモリ4内の符号情報の最初のアドレスか
ら最後のアドレスまでを冊数回、繰り返し読み出すこと
により、複数冊のページの揃つたコピーを得ることがで
きる。
第2図は複写装置の操作パネルを示す概略図であり、
MEはメモリスイツチ、BCは冊数セツトスイツチ、CPはコ
ピースイツチ、PCNTはページ表示部、BCNTは冊数表示
部、TKはテンキーを示す。
第3図は本発明の実施例の動作を説明するフローチヤ
ートであつて、原稿1ページから10ページまでを第5部
コピーし、ページ順に揃える場合を示す。図において、
第2図の操作パネル上のメモリスイツチMEを押す(S1
1)と、スキヤナ1により原稿走査(S12)が行われ、画
像処理部2で画像処理された後、符号化部3で符号化
(S13)されてメモリ4に記憶(S14)される。次に原稿
の2ページ目をメモリスイツチMEを押す(S11)ことに
より走査し(S12)、符号化(S13)されてメモリ4に1
ページ目の次のアドレスから記憶される(S14)。以下
同様にして10ページまで(S15)の原稿の符号化情報を
メモリ4に記憶する。このページ数は操作パネルのセグ
メント表示方式のページ表示部PCNTに表示される。
次に操作パネルの冊数セツトスイツチBCを押し(S1
6)、数セツトキー(テンキーTK)により必要冊数を入
力する(S17)。この冊数は、操作パネルのセグメント
表示方式の冊数表示部BCNTに表示される。次にコピース
イツチCPを押す(S18)ことによりメモリ4の10ページ
目の符号化データの先頭アドレス(S19)から符号化情
報を読み出し(S20)、復号化部5で復号化して(S21)
プリント部6によりコピーを出力する(S22)。10ペー
ジ目の出力完了後、9ページ目の符号化データが記憶さ
れているメモリ4の番地から符号化情報を読み出し、同
様にして9ページ目のコピーを行い、以下同様にして1
ページ(1冊)までのコピーを終了する(S23)。2冊
目からは、アドレスを10ページ目の符号化データの先頭
に戻して(S19)、順次、10,9〜1ページの符号化情報
を読み出し、1冊目と同様にしてコピーを行う。この動
作を5回繰り返す(S24)ことにより、5冊分のコピー
が各部ページ順に揃つて出来、丁合作業が不要となる。
次に自動原稿給送装置(以下ADFと略す)を有する複
写装置に本発明を適用した場合の実施例について説明す
る。前述の実施例では、原稿1枚の読み取りを指示する
ためにメモリスイツチMEを原稿ページ毎に押す方法を示
した。ADFを用いると、シート原稿の読み取り手順が簡
略化され、原稿をADFにセツトし、複写冊数を設定し、
コピースイツチを押下するだけで自動的に丁合された必
要冊数の複写物が出力される。
第4図はADFを利用した場合の制御手段を示すフロー
チヤートである。まず、操作者はADFに必要枚数の原稿
をセツトし、複写冊数を入力する(S25)。次にコピー
スイツチCPを押下(S26)すると、ADFが駆動され(S2
7)、原稿が複写装置のプラテンガラス上に送られる。
次にスキヤナ1が原稿を走査し(S28)、読み取られた
原稿データが符号化部3で符号化され(S29)、符号化
データメモリ4に記憶される(S30)。次にADFに原稿が
残つているかどうかを調べ(S31)、残つていれば、S27
からS31までを原稿枚数分繰り返す。ADFに原稿がなくな
れば走査した原稿枚数を一時記憶する(S32)。次に符
号化データを記憶している先頭アドレス(S33)から符
号化データを読み(S34)、復号化部5で復号化して画
像データに変換し(S35)、プリント部6から出力する
(S36)。最終ページの出力完了後、1つ前の符号化デ
ータが入つているメモリアドレスからS34,S35,S36を原
稿枚数分繰り返す(S37)。2冊目からはメモリアドレ
スを最終ページの符号化データの先頭に戻し(S33)、
原稿枚数分のコピーを複写冊数分繰り返す(S38)。以
上の手順により、ページ順の揃つた必要冊数の複写物が
得られる。従来このようにページ順の揃つたコピーを出
力するには原稿のページ順を逆に並び替えてからADFに
セツトするか、リサイクル方式のADF(以下RADFと略
す)を用いる必要があつたが、本発明によればそのよう
な前処理が必要なく、単純な構成のADFのみでページを
揃えることができる。また、RADFでは複写冊数分の回数
だけ原稿がRADF内を循環する必要があるので、原稿が傷
み易く、またジヤムなどの不具合が通常のADFに比べて
多いという欠点があるが、本発明では複写冊数に関係な
く、原稿走査は原稿毎に1回で良いので、このような不
具合が解消される利点を有する。
次に、複写物をストツクする排紙トレイについて述べ
る。本発明は第14図の104のような多数ビンからなるソ
ータを使用しないで、丁合機能を実現するものであるか
ら、1つの排紙トレイに次々に複写物を排紙したのでは
複写組の区切りが分からなくなるという不具合が生じる
可能性がある。複写組の区切りを識別できるような工夫
を追加すれば、本発明の効果はさらに増大する。一方法
として特開昭63−16762号公報に例示されているよう
な、複写組の区切りで排紙トレイの位置をずらすことが
考えられるが、そのため特別な排紙トレイ機構を用意し
なければならないので、余りスマートな方法とは言えな
い。
第5図は排紙トレイに転写紙が排出される状態を示す
概略図である。第5図は複数の給紙トレイに、同一サイ
ズの転写紙を縦長方向と横長方向に装填し、複写組毎に
給紙トレイを入れ替え、かつ転写紙の方向に合わせて画
像情報を書き込むことによつて、排紙トレイ105に転写
紙106が排出されるようにしたものである。このために
は、例えば、主走査並びに書き込み、副走査並びに書き
込み、という2種類の方法で一時記憶部に画像データを
書き込む必要がある。
第6図は第5図に示した転写紙の排出を可能にする構
成を示すブロツク図である。第6図は一時記憶部10が復
号化部5とプリント部6との間に挿入される以外は第1
図と同様である。スキヤナ1から復号化部5までの処理
は第1図において行われた説明と同様である。復号化部
5から出力された画像データは一時記憶部10に、前述の
2種類の書き込み方法を複写組毎に切り替えて書き込ま
れる。これにより転写紙方向に合わせて並べ替えられた
画像データはプリント部6に入力され、コピーとして排
出される。この結果、第5図に示したように自動丁合さ
れ、複写組毎に仕分けされた複写物が得られる。
なお、ここでは、画像信号を2値として装置を説明し
たが、多値信号を扱う場合は、符号化方式をブロツク符
号化、DPCMなどの多値符号化方式に変えて考えればよ
い。
また、第1図において説明したように、操作部8から
冊数をセツトすることにより、制御部9がアドレス制御
部7のレジスタに冊数の値をセツトし、メモリ4内の符
号情報の最初のアドレスから最後のアドレスまでを冊数
回、繰り返し読み出すことにより複数冊のページの揃つ
たコピーを得ることができる。この時、各冊の終わりが
排紙される毎に制御部9の信号により、プリント部6
は、方向の異なる紙107を1枚排紙する。
このように各冊毎に方向の異なる紙107を挿入するこ
とにより複数冊のページが揃つたコピー(転写紙)106
が排紙された時、各冊毎の区切りが分かり易くなる。
第7図は各冊毎の区切りを説明する概略図である。こ
れに関連して、原稿の1ページから10ページまでを5部
コピーし、それを縦方向に排紙し、ページ順に揃える場
合を例として説明する。
第8図は転写紙106を縦方向に排紙し、ページ順を揃
える動作を説明するフローチヤートであつて、第8図に
おいて、第2図の操作パネル上のメモリスイツチMEを押
す(S41)と、スキヤナ1により原稿走査(S42)が行わ
れ、符号化部3で符号化(S42)されてメモリ4に記憶
(S44)される。次に原稿の2ページ目をメモリスイツ
チMEを押す(S41)ことにより走査し(S42)、符号化
(S43)されてメモリ4に1ページ目の次のアドレスか
ら記憶される(S44)。以下同様にして10ページ目まで
(S45)の原稿の符号化情報をメモリ4に記憶する。こ
のページ数は、操作パネルのセグメント表示方式のペー
ジ表示部PCNTに表示される。次に操作パネルの冊数セツ
トスイツチBCを押し(S46)、数セツトキー(テンキーT
K)により必要冊数を入力する(S47)。この冊数は、操
作パネルのセグメント表示方式の冊数表示部BCNTに表示
される。次にコピースイツチCPを押す(S48)ことによ
りメモリ4の10ページ目の符号化データの先頭アドレス
(S49)から符号化情報を読み出し(S50)、復号化して
(S51)コピーを出力する(S52)。10ページ目の出力完
了後、9ページ目の符号化データが記憶されているメモ
リ4の番地から符号化情報を読み出し、同様にして9ペ
ージ目のコピーを行い、以下同様にして1ページ(1
冊)までのコピーを終了し(S53でY,S54でN)、最後に
横方向の紙を排紙する(S55)。2冊目からは、アドレ
スを10ページ目の符号化データの先頭に戻して(S4
9)、順次、10,9〜1ページの符号化情報を読み出し、
1冊目と同様にしてコピーを行い、最後に横方向の紙を
挿入する(S55)。この動作を5回繰り返す(S54)こと
により(ただし、5回目は横方向の紙は排紙しない)、
5冊分のコピーが各部ページ順に揃つてでき、丁合作業
が不要となる。
この結果、第7図に示したように自動丁合され、複写
組毎に仕分けされた複写物108が得られる。
前記の例では、方向の異なる紙107を挿入し、各組の
区切りを示したが、方向の異なる紙107の代わりにサイ
ズの異なる紙を挿入することにより各組が区切られ、目
的を達成することができる。
第9図はサイズの異なる紙109を挿入する例を示す概
略図である。次に本発明の他の態様について第10図ない
し第13図を参照して説明する。
第10図は本発明の複写装置の他の実施例を示すブロツ
ク図であつて、1はスキヤナ、2は画像処理部、3は符
号化部、4はメモリ、5は復号化部、6はプリント部、
7はアドレス部、8は操作部、9は制御部、11は切り替
え部、12はパターン発生部である。第10図において、第
1図に関連して処理したと同様に、まず、操作部8によ
り原稿読み込みを指示するボタンを押すと操作部8の信
号を制御部9が受け、スキヤナ1に原稿を走査させ、原
稿画像を光電変換してアナログ信号として出力する。次
に、このアナログ信号に対し画像処理部2でシエーデイ
ング補正、A/D変換、2値化などの処理がなされる。次
に符号化部3により、符号化されメモリ4に記憶され
る。なお、これらの動作は図示しないタイミング制御部
により、前述と同様にスキヤナ1の走査に同期して行わ
れるものとする。2枚目以降の原稿の読み込みも同様に
行われるが、符号化されたデータのメモリ4への書き込
みは、アドレス制御部7により、順次前の画像の符号化
データの次から書き込まれる。このように符号化された
メモリ4に蓄えられた符号化情報は、制御部9よりプリ
ント部6にプリント命令が出される度に順次読み出され
て復号化部5で復号化される。通常のコピーを行うとき
は、制御部9の信号により切り替え部11は、復号化部5
とプリント部6をつなぐように信号線を切り替え、プリ
ント部6より復号化された画像は、コピーとして排出さ
れる。また操作部8から冊数をセツトすることにより、
制御部9がアドレス制御部7のレジスタに冊数の値をセ
ツトし、メモリ4内の符号情報の最初のアドレスから最
後のアドレスまでを冊数回、繰り返し読み出すことによ
り、複数冊のページの揃つたコピーを得ることができ
る。この時、各冊の終わりが排紙される毎に制御部9の
信号により切り替え部11はパターン発生部12とプリント
部6をつなぐように信号線を切り替え、仕切りのパター
ンがプリントされた紙を排紙する。
第11図は仕切りパターン110の一例を示す説明図であ
り、第12図は排紙された転写紙を示す説明図である。仕
切りのパターン110を、例えば第11図のようにすると複
数冊のページが揃つたコピーが排紙された時、第12図に
示すように横から排紙された紙を見ると黒く区切られ、
各冊毎の区切りが分かり易い。
第13図は原稿の1ページから10ページまでを5部コピ
ーし、頁順に揃える場合を示すフローチヤートである。
第8図のフローチヤートにおいて説明したと同様に、第
2図の操作パネル上のメモリスイツチMEを押す(S41)
と、スキヤナ1により原稿走査(S42)が行われ、符号
化(S43)されてメモリ4に記憶(S44)される。次に原
稿の2ページ目をメモリスイツチMEを押す(S41)こと
により走査し(S42)、符号化(S43)されてメモリ41に
1ページ目の次のアドレスから記憶される(S44)。以
下同様にして10ページまで(S45)の原稿の符号化情報
をメモリ4に記憶する。このページ数は、走査パネルの
セグメント表示方式のページ表示部PCNTに表示される。
次に操作パネルの冊数セツトスイツチBCを押し(S4
6)、数セツトキー(テンキーTK)により必要冊数を入
力する(S47)。この冊数は、操作パネルのセグメント
表示方式の冊数表示部BCNTに表示される。次にコピース
イツチCPを押す(S48)ことによりメモリ4の10ページ
目の符号化データの先頭アドレス(S49)から符号化情
報を読み出し(S50)、復号化して(S51)、コピーを出
力する(S52)。10ページ目の出力完了後、9ページ目
の符号化データが記憶されているメモリ4の番地から符
号化情報を読み出し、同様にして9ページ目のコピーを
行い、以下同様にして1ページ(1冊)までのコピーを
終了し(S53でY,S54でN)、最後に第5図の仕切りを示
す紙を排紙する(S56)。2冊目からは、アドレスを10
ページ目の符号化データの先頭に戻して(S49)、順
次、10,9〜1ページの符号化情報を読み出し、1冊目と
同様にしてコピーを行い、最後に仕切りを挿入する(S5
6)。この動作を5回繰り返す(S54)ことにより(ただ
し5回目は仕切りの紙は排紙しない)、5冊分のコピー
が各部ページ順に揃つてでき、丁合作業が不要となる。
この結果、第12図に示したように自動丁合され、複写
組毎に仕分けされた複写物が得られる。
なお本発明では、画像信号を2値として装置を説明し
たが、多値信号を扱う場合は、符号化方式をブロツク符
号化、DPCMなどの多値符号化方式に変えて考えればよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、画
像情報を符号化してメモリに格納するとともに、1部毎
に用紙の縦横の方向を変えて印字させるようにしたの
で、原稿を複数部印字する場合にメモリ容量を低減する
ことができるとともに、機械的なソータを付設すること
なく用紙をページめくりする程度の手間で1部毎に揃っ
た複写物を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、画像情報を符号化して
メモリに格納するとともに、1部毎に印字用紙と異なる
方向の白紙用紙を挿入するようにしたので、原稿を複数
部印字する場合にメモリ容量を低減することができると
ともに、機械的なソータを付設することなく用紙をペー
ジめくりする程度の手間で1部毎に揃った複写物を得る
ことができる。
請求項3記載の発明によれば、画像情報を符号化して
メモリに格納するとともに、1部毎に区切り用パターン
を印字した用紙を挿入するようにしたので、原稿を複数
部印字する場合にメモリ容量を低減することができると
ともに、機械的なソータを付設することなく用紙をペー
ジめくりする程度の手間で1部毎に揃った複写物を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複写装置の実施例を示すブロツク図、
第2図は複写装置の操作パネルを示す概略図、第3図は
本発明の実施例の動作を説明するフローチヤート、第4
図はADFを利用した場合の制御手段を示すフローチヤー
ト、第5図は排紙トレイに転写紙が排出される状態を示
す概略図、第6図は第5図に示した転写紙の排出を可能
にする構成を示すブロツク図、第7図は各冊毎の区切り
を説明する概略図、第8図は転写紙を縦方向に排紙し、
ページ順を揃える動作を説明するフローチヤート、第9
図はサイズの異なる紙を挿入する例を示す概略図、第10
図は本発明の複写装置の他の実施例を示すブロツク図、
第11図は仕切りパターンの一例を示す説明図、第12図は
排紙された転写紙を示す説明図、第13図は原稿の1ペー
ジから10ページまでを5部コピーしてページ順に揃える
場合を示すフローチヤート、第14図は従来の複写装置を
示す概略図である。 1……スキヤナ、2……画像処理部、3……符号化部、
4……メモリ、5……復号化部、6……プリント部、7
……アドレス制御部、8……操作部、9……制御部、10
……一時記憶部、11……切り替え部、12……パターン発
生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06T 11/60 H04N 1/387 H04N 1/21 1/41 B 1/387 G03G 21/00 382 1/41 G06F 15/62 325A 7/30 H04N 7/133 Z (56)参考文献 特開 昭62−249562(JP,A) 特開 昭62−120771(JP,A) 特開 昭62−208067(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた画像情報を符号化
    する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化された情報を格納するメモ
    リと、 前記メモリから読み出された符号化情報を復号化する復
    号化手段と、 前記復号化手段により復号化された画像情報を用紙に印
    字する印字手段と、 原稿を複数部印字する場合に、原稿を前記読み取り手段
    により1回読み取ってその画像情報を前記符号化手段に
    より符号化して前記メモリに格納し、前記メモリから符
    号化情報を前記部数分だけ繰り返して読み出して前記復
    号化手段により復号化して前記印字手段により用紙に印
    字させるとともに、1部毎に用紙の縦横の方向を変えて
    印字させる制御手段と、 を備えた複写装置。
  2. 【請求項2】原稿を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた画像情報を符号化
    する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化された情報を格納するメモ
    リと、 前記メモリから読み出された符号化情報を復号化する復
    号化手段と、 前記復号化手段により復号化された画像情報を用紙に印
    字する印字手段と、 原稿を複数部印字する場合に、原稿を前記読み取り手段
    により1回読み取ってその画像情報を前記符号化手段に
    より符号化して前記メモリに格納し、前記メモリから符
    号化情報を前記部数分だけ繰り返して読み出して前記復
    号化手段により復号化して前記印字手段により用紙に印
    字させるとともに、1部毎に前記印字用紙と異なる方向
    の白紙用紙を挿入する制御手段と、 を備えた複写装置。
  3. 【請求項3】原稿を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた画像情報を符号化
    する符号化手段と、 前記符号化手段により符号化された情報を格納するメモ
    リと、 前記メモリから読み出された符号化情報を復号化する復
    号化手段と、 前記復号化手段により復号化された画像情報を用紙に印
    字する印字手段と、 原稿を複数部印字する場合に、原稿を前記読み取り手段
    により1回読み取ってその画像情報を前記符号化手段に
    より符号化して前記メモリに格納し、前記メモリから符
    号化情報を前記部数分だけ繰り返して読み出して前記復
    号化手段により復号化して前記印字手段により用紙に印
    字させるとともに、1部毎に区切り用パターンを印字し
    た用紙を挿入する制御手段と、 を備えた複写装置。
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