JP3645908B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
本発明は、位相検出制御により高速回転を行うモータ駆動装置に関する。
背景技術
モータをより高速で回転させることは、モータの基本性能の向上という面でもっとも重要な要素の1つであり、そのことから長年、研究開発がなされてきた。たとえばモータを使用する製品の1つである電子時計では、近年多機能化が進み、通常の時刻表示以外の機能として、ストップウォッチ付き、アラーム付き、デュアルタイムなど様々な機能を持つ時計が開発、商品化されてきた。これらの多機能時計は電池投入時などの初期状態でシステムの初期化を行う場合や、通常使用時にモードの移行や針位置の帰零動作を行う場合などにおいて指針の早送り動作を行うことが必ず発生していた。
以下従来のモータ駆動装置を電子時計のステップモータを例にして説明する。図8は従来の2極ステップモータより成るモータ駆動装置の構成図、図9から図14はいずれもステータとロータとの磁極の位置関係を示す平面図であり、電気信号を機械的回転運動に変換する手段として、2極のステップモータは図8に示す如く駆動コイル101、扁平ステータ102、ロータ103から成り、扁平ステータ102には段差102aが設けられている構成となっている。またモータドライバ104a、104bを設け、前記駆動コイル101の両端の電位を変えることによってこの駆動コイル101に電流を流し、前記扁平ステータ102を励磁する。図8に示す2極モータの場合、前記駆動コイル101に電流が流れていない場合のロータ103の前記扁平ステータ102に対する磁極位置は、図9に示す静的安定点110の位置に、また前記駆動コイル101に電流を流し、前記扁平ステータ102を励磁した場合の前記ロータ103と前記扁平ステータ102の磁極位置は図10に示す電磁的安定点111の位置になる。
通常、電子時計では前記モータドライバ104aまたは104bから4〜5mSの間、前記駆動コイル101の両端電位を変化させるパルス信号を出力し、この駆動コイル101にパルス電流を流し、前記ロータ103を回転動作させる。このロータ103は前記駆動コイル101に電流が流されている間回転し、前記ロータ103が前記扁平ステータ102に対しておおむね図11に示す磁極位置に来たとき前記駆動コイル101に流れる電流が停止するが、前記ロータ103は慣性によって図12の位置まで回転し、その後ロータ103は前記静的安定点110を中心に減衰振動し最終的に停止する。
前記ロータ103が静止した状態で、たとえば前記モータドライバ104aからパルス信号を出力し前記駆動コイル101に電流を流し、図13に示す如く前記扁平ステータ102を励磁した場合、前記ロータ103は図13のAに示す回転方向に180度回転する。さらにロータ103が静止した後に、前回パルス信号を出力したのと反対側のモータドライバ104bからパルス信号を出力すると、前記ロータ103は図13のAの方向にさらに180度回転する。ロータ103が静止した状態から前記駆動コイル101に電流を流すことによって前記ロータ103の回転動作を行った場合は図13のAに示す方向に確実に回転する。
また、前記ステップモータを高速回転させる場合、当然のことながら前記ロータ103を高速で回転させる必要が生じる。このとき、前記モータドライバ104aとドライバ104bから出力されるパルス信号の出力間隔を狭くする必要が生じる。
前記ロータ103をより高速に回転させようとし、パルス信号の出力間隔を狭めていくと、ロータ103が回転した直後の減衰振動が停止しないうちに次のパルス信号を出力しなければならなくなってくる。
しかし、ロータ103が減衰振動中で図14の位置、すなわち前記ロータ103が電磁的安定点111を越えた状態で次パルス信号が出力されると、ロータ103は図13のAに示す方向と逆、すなわち通常方向とは逆方向の回転をしてしまう。従って、このロータ103を安定的に回転させるためには、パルス信号の出力間隔を、ロータ103の回転後の減衰振動が、前記電磁的安定点111を越えない範囲に安定するまでの時間以上にする必要があった。
パルス信号のパルス幅および減衰振動の安定時間を合わせた時間、すなわちパルス信号の出力周期は最小でも10mS前後となってしまう。これは現状の駆動方式ではパルス信号の出力周波数として100Hz程度が限界になってしまっていることを示している。
しかし上記課題については、本願出願人が先に出願した特開平6−235777号公報に開示された方式によって改善されている。図15は改善された従来例のモータ駆動装置の構成図であり、すでに説明した図8のステップモータに、前記駆動コイル101と同軸上に巻かれた検出コイル105と、前記ロータ103が回転した際に前記検出コイル105に発生する逆起電圧を検出する差動アンプで構成された逆起電圧検出回路106とを付加したものである。この従来例では、前記ロータ103が回転しているときのロータ103の前記扁平ステータ102に対する磁極位置を前記ロータ103が回転することによって発生する逆起電圧を前記検出コイル105を介して前記逆起電圧検出回路106で検出し、この逆起電圧検出回路106からの出力に基づいて前記パルス信号の出力タイミングを制御するよう構成されている。
しかしながら、上述の特開平6−235777号公報に開示された方式においては、前記ロータ103の前記扁平ステータ102に対する磁極位置を検出しようとした場合、前記ロータ103の回転によって生じる逆起電圧を検出する検出手段としては、前記検出コイル105が用いられていた。しかしながら、この検出コイル105を備えることは、通常のステップモータでは前記駆動コイル105と電子回路との接点が2点あればよかったものが、さらに前記検出コイル105と電子回路との接点が2点、合計4点の接点が必要となる。コイルと電子回路との接点数が増えることは、モータ駆動装置を設計する上で、サイズや配線などの構造面で大きな制約になってくる。また前記検出コイル105を設けること自体がコイルサイズの増大、製造コストの増加等に影響してくる。
また、検出コイル等を設けないで、前記ロータ103からの逆起電圧を検出する方式としては、特公昭61−23516号公報に記載された方式が提案されている。この方式においては、前記ロータ103からの逆起電圧を検出する場合、前記駆動コイル102の一端を電源電位に接続し、他端のモータドライバの出力をハイインピーダンス状態にして、駆動コイルに発生する電圧レベルを検出している。しかしながら、この方法では駆動コイルの一端を電源電位に接続してしまうため、固定された電源電位に対して片側の信号検出しか行えず、ロータから発生する逆起電圧の交流信号に対応することができないため、逆起電圧がゼロレベルとなるタイミングを検出することができなかった。
発明の開示
上記課題を解決するための本発明は、少なくとも2極のステータと少なくとも2極の永久磁石を有するロータと前記ステータと磁気的に結合した駆動コイルとで構成されたステップモータと、このステップモータを駆動するためのパルス信号を出力する駆動パルス発生手段と、この駆動パルス発生手段からの信号に基づき前記駆動コイルに駆動電流を供給するための駆動回路と、前記ロータの回転によって生じる逆起電圧を検出する逆起電圧検出回路と、この逆起電圧検出回路に生じる逆起電圧に基づいて前記ステータに対する回転中のロータの磁極位置を検出する磁極位置検出手段とを備えており、前記駆動パルス発生手段は、前記磁極位置検出手段からの検出信号に基づいて前記パルス信号の出力タイミングを制御するモータ駆動装置において、前記逆起電圧検出手段を前記駆動コイルの一端に接続するとともに、前記駆動コイルの他端には、電位レベルを電源電圧の間の電位にバイアスするためのバイアス手段を設けたことを特徴とする。
また、前記バイアス手段は、電源電圧の約1/2のバイアス電圧を出力することを特徴とする。
また、前記バイアス手段の動作を制御するためのスイッチ手段を設け、このスイッチ手段は前記駆動回路から前記パルス信号が供給されている間はOFF制御されていることを特徴とする。
また、前記磁極位置検出手段からの検出信号に基づいて前記ステップモータを駆動するためのパルス信号の出力タイミングを遅延するための遅延手段を設けたことを特徴とする。
また、前記遅延手段が前記逆起電圧検出回路の出力側に接続されたヒステリシスコンパレータであることを特徴とする。
また、前記逆起電圧検出回路が、前記ロータの回転によって生ずる逆起電圧の直流電圧成分を除去するための直流電圧成分除去手段を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第1の実施例を示す回路図、図2は図1の駆動回路の動作を表す波形図、図3は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の他の実施例を示す回路図、図4は本発明のモータ駆動装置のシステムブロック図、図5は図4のシステムブロック図の動作状態を示す波形図、図6は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の他の実施例を示す回路図、図7は本発明発明の逆起電圧検出回路の他の実施例を示す回路図、図8は従来のモータ駆動装置の駆動部を示す回路図、図9は図8における2極ステップモータの静的安定点を示す平面図、図10は図8における2極ステップモータの電磁的安定点を示す平面図、図11は図8における2極ステップモータの回転中の磁極位置を示す平面図、図12は図8における2極ステップモータの回転方向を示す平面図、図13は図8における2極ステップモータの回転方向を示す平面図、図14は図8における2極ステップモータの回転方向を示す平面図、図15は従来の検出コイルを備えたモータ駆動装置の駆動部を示す回路図、図16は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第2の実施例を示す回路図、図17は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の他の実施例を示す回路図、図18は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第3の実施例を示す回路図、図19は本発明のモータ駆動装置における駆動回路の他の実施例を示す回路図、図20は本発明のモータ駆動装置の他の実施例を示すシステムブロック図、図21は図18の駆動回路の動作を表す波形図、図22は本発明のモータ駆動装置の他の実施例を示すシステムブロック図、図23は、直流磁界の影響による直流電流がコイルから発生している場合において、信号Aoutがバイアス電圧Vbを正から負または負から正の方向によぎる点について説明する図である。
発明を実施するための最良の形態
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳述する。
図1は、本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第1の実施例を示す回路図である。
図2は図1の駆動回路の動作を表す波形図である。
図1において、1a、1bはモータドライバ、2は駆動コイルである。3はバイアス回路であってスイッチ手段3aおよび3bと同抵抗値のバイアス抵抗3cおよび3dとから成る。4は扁平ステータである。5は逆起電圧検出回路であってインバータ5aと帰還抵抗5bと入力抵抗5cとから成る。6はインバータ、7はロータである。
前記モータドライバ1a、1bは信号OEが“H"レベルのときはそれぞれO1in、O2inの入力信号をバッファ出力し、信号OEが“L"レベルのときは、出力をハイインピーダンスにする。また前記スイッチ手段3a、3bは、信号SEが“L"レベルのときオフ、“H"レベルのときオンするスイッチである。以下、図2に示した波形図に従って、図1に示した回路の動作を説明する。
図2の期間aでは、信号OEが“H"レベルであり、前記モータドライバ1aから“H"レベルのパルス信号PS1が出力されるので、前記駆動コイル2に電流が流れ、従来例で説明したものと同様に前記ロータ7が回転する。この間、前記スイッチ手段3a、3bは信号SEが“L"レベルであるため、ともにオフ状態になっている。図2の期間bでは信号OEが“L"レベルであるので、前記モータドライバ1a、1bの出力はハイインピーダンス状態になっており、変わって前記スイッチ手段3a、3bがオンするため、前記駆動コイル2の一端である端子Xは電源電圧の1/2の電圧でるバイアス電圧Vbに分圧される。
ここで、図2の期間bに前記駆動コイル2の一端である端子Yに現れる電圧の波形について説明する。前記モータドライバ1a、1bの出力がハイインピーダンス状態で、前記スイッチ手段3a、3bがオンしており、前記バイアス抵抗3c、3dによって、端子Xの電圧が前記バイアス電圧Vbのレベルになっている場合、端子Yの電圧値は前記ロータ7の回転や前記モータドライバ1a、1bの影響がなければ、端子Xと同様に前記バイアス電圧Vbとなる。しかしながら、パルス信号PS1を出力直後は、前記駆動コイル2に流れる電流が切られることによる誘導電圧が図2のVrの如く発生し、また、パルス信号PS1が出力されることによって、前記ロータ7が回転すると、このロータ7の回転によって逆起電圧Vgが図2の如く発生する。これらの発生電圧の合成波形が端子Yに現れ、この電圧波形を逆起電圧検出回路5で増幅したものが図2のAoutに示す波形となる。
図2の期間bのAoutの波形は、パルス信号PS1出力直後は、前記駆動コイル2から発生する誘導電圧が支配的となるが、時間の経過とともに影響が減少し、変わって前記ロータ7から逆起電圧が支配的となる。図2において、Aoutの波形が前記バイアス電圧Vbを正から負の方向によぎるタイミングPが、前記ロータ7がすでに説明した電磁的安定点を通過するタイミングとほぼ等しくなる。このタイミングにおいて前回パルス信号PS1を出力したのと逆の前記モータドライバ1bからパルス信号PS2を出力すると、前記ロータ7は、前記扁平ステータ4に対する磁極位置が電磁的安定点を過ぎた後であるため、逆転することなく、正方向の回転を続ける。
上記の如く本発明の駆動方式によれば、パルス信号PS1の出力によって回転した前記ロータの磁極位置が、次に出力されるパルス信号PS2で確実に正転する領域に入った直後のタイミングでパルス信号PS2の出力を行うようにしているため、パルス信号の出力間隔を最短にすることができる。
また、パルス信号を出力するタイミングでは前記ロータ7の磁極位置が確実に正転する領域にあり、且つこのロータ7自体が正転方向の回転を維持しているので、安定した回転を得ることができる。
さらに、このロータ7を停止することなく回転させるので、幅の狭いパルス信号を用いても高回転速度が維持でき、またこのことは少ないエネルギーでモータを回転させることになり、モータが1回転当りに消費する電流が通常の方式に比べて少なくなることを示している。
すなわち、本発明における逆起電圧検出回路5は、ロータ7からの逆起電圧の検出を駆動コイル2を用いて行い、また逆起電圧検出時には前記モータドライバ1a、1bの出力をハイインピーダンスにするとともに、前記駆動コイル2の一端を前記バイアス電圧Vbにバイアスするバイアス手段を有することで、前記ロータ7が回転することによって発生する交流の逆起電圧を、電源電位でクランプされることなく検出することができる。
以上説明した駆動回路では、一例として、前記バイアス電圧Vbは、前記バイアス抵抗3c、3dを用いて電源電圧を分圧して作成したが、図3に示すように、バイアス抵抗3cと3dとの接点と端子Xとの間にバッファ回路10を入れた構成も考えられる。図3の構成の場合、図1の構成に比べ、前記バイアス電圧Vbのレベルが、アンプ回路側の負荷変動が生じた場合でも影響を受けにくいことから、逆起電圧の検出をより安定して行うことができる。また、図1における逆起電圧検出回路5の構成を、図3に示すオペアンプを用いた逆起電圧検出回路11の構成にすることで、電源電圧の変動等に影響されない逆起電圧検出回路にすることが可能となる。
以上、本発明におけるモータ駆動装置の駆動部分を説明したが、続いて、本発明の駆動方式を実現するための回路システムを図を用いて説明する。
図4は本発明のモータ駆動装置システムブロック図である。
21は発振回路、22は分周回路、23は波形成形回路、24は駆動制御回路、25は駆動回路、26は正エッジ検出回路26aと負エッジ検出回路26bとで構成された磁極位置検出回路、27はパルス制御回路である。
ここで、駆動回路25は、先に説明した図1の駆動回路にOR回路8およびNOR回路30を追加したものであり、図6に示す構成を持つ。また、図5は図4のシステムブロック図の動作状態を示す波形図である。
前記モータ駆動装置の本回路システム非動作状態、すなわち前記ロータ7が回転していない場合、前記パルス制御回路27から出力される信号Fdが“H"レベルになっており、この状態では前記駆動制御回路24から前記駆動回路25に対する出力O1in、O2inはともに“L"レベルであるので、前記モータドライバ1a、1bの出力はともに“L"レベルになっている。これは外部からの磁界や衝撃などにより、モータが回転してしまうことを防ぐためである。また、Fdが“H"レベルであることからNOR回路30の出力は“L"となり、スイッチ手段3a、3bはともにオフ状態である。
次に、前記ロータ7を回転させる場合、外部より始動信号SSが前記パルス制御回路27に入力されると、このパルス制御回路27から出力される信号Fdが“L"レベルになるとともに、信号Ptrgが出力される。信号Fdが“L"レベルで且つ前記波形成形回路23からの信号OEが“H"レベルの場合、前記駆動制御回路24の出力信号は、信号EEが“L"レベルの場合、信号O1inが“H"レベルとなり、信号EEが“H"レベルの場合、信号O2inが“H"レベルとなる。
前記波形成形回路23は、信号Ptrgの立ち上がりに同期しいて信号OEを図5の期間t1のように“H"レベルにする。前記駆動制御回路24は信号OEが“H"レベルの間、信号O1inを“H"レベルにする。また、このとき、この駆動制御回路24からの出力である信号EEは“L"レベルとなっている。一定時間経過後、信号OEが“L"レベルになると、前記モータドライバ1aと1bの出力はハイインピーダンス状態になり、さらに前記スイッチ手段3aと3bがオンし、前記駆動コイル2の端子Xを前記バイアス電圧Vbにバイアスする。
ここで、前記正エッジ検出回路26aおよび前記負エッジ検出回路26bの動作について説明する。前記正エッジ検出回路26aは信号EEが“H"レベルのとき能動状態になり、信号OEが“L"レベルの期間中に信号Aoutが前記バイアス電圧Vbを負方向によぎった場合に負エッジ検出信号NEを出力する。
図5の期間t2では、前記逆起電圧検出回路5の出力信号Aoutは、図5に示すように、前記ロータ7が回転することによって発生する前記逆起電圧Vgを出力している。前記負エッジ検出回路26bは信号Aoutを受け、この信号Aoutのレベルが前記バイアス電圧Vbを負の方向によぎった場合、負エッジ検出信号NEを出力する。前記パルス制御回路27は前記負エッジ検出信号NEを受けると信号Ptrgを出力する。
前記波形成形回路23はPtrgの立ち上がりに同期して再び信号OEを図5の期間t3の間“H"レベルにする。前記駆動制御回路24は信号OEの立ち上がりに同期して、信号EEを“H"レベルにするとともに、信号OEが“H"の間、信号O2inを“H"レベルにする。
一定時間経過後、信号OEが“L"レベルになると、前記モータドライバ1aと1bの出力はハイインピーダンス状態になり、さらに、前記スイッチ手段3aと3bがオンし、前記駆動コイル2の端子Xを前記バイアス電圧Vbにバイアスする。
図5の期間t4では、前記正エッジ検出回路26aはAoutを受け、この信号Aoutのレベルがバイアス電圧Vbを負から正の方向によぎった場合、正エッジ検出信号PEを出力する。前記パルス制御回路27は前記正エッジ検出信号PEを受けると信号Ptrgを出力する。以降、同様の動作が繰り返され、前記ロータ7は回転を続ける。
前記ロータ7の回転を停止する場合には、外部より停止信号ESを前記パルス制御回路27に入力する。パルス制御回路27は、停止信号ESが入力された直後の正エッジ検出信号PEまたは負エッジ検出信号NEを受けると最後の信号Ptrgを出力する。図5の例では、パルス制御回路27は負エッジ検出信号NEを受け、信号Ptrgを出力している。
図5の期間t5で信号O2inに“H"レベルが出力された後、図5の期間t6で前記正エッジ検出回路26aが能動状態となり、信号Aoutが前記バイアス電圧Vbを負から正の方向によぎるタイミングで正エッジ検出信号PEが出力される。前記パルス制御回路27は正エッジ検出信号PEを受けると信号Fdを“H"レベルにするとともに、前記モータドライバ1a、1bの出力を“L"レベルに固定し回路の動作は終了する。
本実施例では、前記バイアス手段3および前記逆起電圧検出回路5は前記ロータ7が回転動作を行っていない場合は動作の必要がない。従ってこのロータ7の非回転時のシステムの低消費電流化を考慮すると、前記バイアス回路3では、前記スイッチ手段3a、3bをオフすることにより前記バイアス回路3の動作を停止することが望ましく、さらに前記逆起電圧検出回路5においては、たとえば図7に示す如くスイッチ12を設け、前記ロータ7の非回転時は前記逆起電圧検出回路5で電流が消費されない構成とすることが望ましい。
以上、説明したように本発明によれば、モータの高速回転駆動を従来の扁平型2極モータの構造を変更することなく、簡素なシステム構成で実現することができる。すなわち本発明の特徴である、逆起電圧検出回路やバイアス手段は抵抗や半導体素子で構成することができるので、容易にIC化することが可能となり、電子時計等の携帯型電子機器におけるモータ駆動装置の小型化、低消費電流化等に大きな効果を有する。
ところで、上述の実施例では、駆動コイルでロータからの逆起電圧を検出しているため、外部からのノイズ、とりわけ磁界中では検出回路が大きな影響を受ける。たとえば、直流磁界中にモータを置いた場合は、磁力線の方向とコイルの方向の関係で、コイル両端から直流電流が発生する場合がある。こうなると、信号Aoutが前記直流磁界の影響を受けて変化、すなわち、信号Aoutが、バイアス電圧Vbを正から負または負から正の方向によぎる点(以下「0クロス位置」という)が変化し、逆起電圧がゼロレベルとなるタイミングを検出することができなくなってしまう。
図23は、直流磁界の影響による直流電流がコイルから発生している場合の0クロス位置について説明する図である。
直流磁界の影響でコイルから直流電圧ΔVbが発生している場合、信号Aoutの波形は直流磁界がない場合に対してΔVbの分だけ全体が上方にずれてしまっている。このため、ロータを駆動する際の0クロスのタイミングは正から負の方向での検出はΔTだけ遅れ、反対に負から正の方向ではΔTだけ早くなってしまう。この結果、検出が遅れた場合には、ΔTの時間だけロータにブレーキがかかってしまうことになり、モータの回転速度が低下し、一方、検出が早くなった場合には、ロータが引き戻され、逆転してしまう場合があり得る。
そこで、この直流磁界の影響を除去することができる実施例について以下に説明する。
図16は、本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第2の実施例を示す回路図である。図1と同じ構成部分には同じ参照番号を付して説明を省略する。
本実施例は、直流磁界によって発生した直流電圧成分を、コンデンサによってカットして影響を少なくしようとするものである。
本実施例の駆動回路は、図16に示すように、図1の駆動回路に直流電圧除去回路14を付加したものであり、逆起電圧検出回路5の後段にこの直流電圧除去回路14が接続される。この直流電圧除去回路14は、帰還抵抗14aとインバータ14bとコンデンサ14cとから成る。このように構成することにより、コイル2に発生する直流電圧成分を直流電圧除去回路14によって取り除くことができ、直流電圧除去回路14の出力信号Coutは直流成分を取り除いた交流波形すなわち検出波形となる。この信号Coutが、バイアス電圧Vbを正から負および負から正の方向によぎる点に基づいて信号O1inおよびO2inを制御することによって、直流磁界の影響を受けずにモータを回転させることができる。
また、コンデンサによる直流電圧成分の除去は、図3に示した駆動回路に適用することもでき、この場合の駆動回路は図17に示すようになる。駆動回路は、図17に示すように、図3の駆動回路に直流電圧除去回路15を付加したものであり、この直流電圧除去回路15は、オペアンプ15aと入力抵抗15bとコンデンサ15cとから成る。
図18は、本発明のモータ駆動装置における駆動回路の第3の実施例を示す回路図である。図1と同じ構成部分には同じ参照番号を付して説明を省略する。
本実施例は、ヒステリシスコンパレータを設けることによって、直流磁界によって発生した直流電圧成分による影響を少なくしようとするものである。
本実施例の駆動回路は、図18に示すように、図1の駆動回路にヒステリシスコンパレータ13を付加したものであり、逆起電圧検出回路5の後段にこのヒステリシスコンパレータ13が接続される。このヒステリシスコンパレータ13は、入力抵抗13aと帰還抵抗13bとインバータ13cとインバータ13dとから成る。また、図3のようにアンプを用いた構成の場合には、図19に示すように、入力抵抗12aと期間抵抗12bとアンプ12cとから成るヒステリシスコンパレータ12を設けることによって実現できる。
本実施例は、図20に示すように、駆動回路25と磁極位置検出回路26との間にヒステリシスコンパレータ29(図18ではヒステリシスコンパレータ13、図19ではヒステリシスコンパレータ12が相当する)を設けることにより、0クロスの検出タイミングに遅延を持たせ、磁界等の影響による誤動作を防止するものである。
ここで、図18に示す駆動回路を例にヒステリシスコンパレータの動作を説明する。インバータ13c、13dの動作は、電源電圧の1/2の電圧Vthを境に、入力が“H"レベルであれば出力は“L"レベルに、入力が“L"レベルであれば出力は“H"レベルになる。ヒステリシスコンパレータ13の出力すなわちインバータ13dの出力は、信号Aoutが“L"レベルならば“L"レベルとなり、信号Aoutが“H"レベルならば“H"レベルとなる。ただし、信号Aoutの電位が、“L"レベルから“H"レベルへと移行する間において電圧Vthになった場合、点Dの電位は、信号Aoutの電位とインバータ13dの出力電位(すなわち“L"レベル)とが抵抗13a、13bで分圧されるため、電圧Vth低い電位となり、出力信号Coutは変化しない。
ここで、抵抗13aの抵抗値をRa、抵抗13bの抵抗値をRb、電源電圧の値をVddとすると、インバータ13dの出力が“L"レベルから“H"レベルに切り替わるためには、信号Aoutの電位Vc1は(1)式に示すようになる。
一方、信号Aoutが“H"レベルから“L"レベルへと変化する際に、インバータ13dの出力が“H"レベルから“L"レベルに切り替わるためには、信号Aoutの電位Vc2は(2)式に示すようになる。
この結果、図21に示すように、0クロスのための電位が、正から負の方向へと変わる場合と、負から正の方向へと変わる場合とで異なるために、検出タイミングに遅延を設けることができる。
本実施例によれば、直流磁界の影響のみならず、モータに衝撃等が加わった場合においても、モータの回転の安定性向上に効果がある。
図22は本発明のモータ駆動装置の別の実施例のシステムブロック図である。図4と同じ構成部分には同じ参照部分を付して説明を省略する。
本実施例は、0クロスを検出した後、パルス信号O1inおよびO2inを出力するまでに一定時間のディレイを設けることによって、直流磁界によって発生した直流電圧成分による影響を少なくしようとするものである。たとえば、図23に示したΔTの分遅延を設けることによって、磁界の影響等により発生する電圧がΔVd以内であれば、次のパルス信号を早く出力してしまうことはなくなり、モータが逆回転してしまうという最悪の誤動作を防止することができる。
本実施例のモータ駆動装置は、図22に示すように、図4のモータ駆動装置に遅延回路28を付加したものである。図22においては、遅延回路28をパルス制御回路27と波形整形回路23との間に設けたが、本実施例の趣旨からすれば、0クロスを検出してからパルス信号を出力するまでの間で遅延させればよいので、たとえば、波形整形回路23と駆動制御回路24との間に遅延回路28を設けてもよく、同様の効果が得られることは自明である。
本実施例の場合でも、直流磁界の影響のみならず、モータに衝撃等が加わった場合においても、モータの回転の安定性向上に効果がある。
産業上の利用可能性
本発明は、電子時計に限らずモータを利用するあらゆる電子機器に利用することができる。特に、小型化が必要な電子機器において利用価値が高く、モータ駆動装置の小型化、低消費電流化等の大きな効果を奏する。
Claims (6)
- 少なくとも2極のステータと少なくとも2極の永久磁石を有するロータと前記ステータと磁気的に結合した駆動コイルとで構成されたステップモータと、該ステップモータを駆動するためのパルス信号を出力する駆動パルス発生手段と、該駆動パルス発生手段からの信号に基づき前記駆動コイルに駆動電流を供給するための駆動回路と、前記ロータの回転によって生じる逆起電圧を検出する逆起電圧検出回路と、該逆起電圧検出回路に生じる逆起電圧に基づいて前記ステータに対する回転中のロータの磁極位置を検出する磁極位置検出手段とを備えており、前記駆動パルス発生手段は、前記磁極位置検出手段からの検出信号に基づいて前記パルス信号の出力タイミングを制御するモータ駆動装置において、
前記逆起電圧検出手段を前記駆動コイルの一端に接続するとともに、前記駆動コイルの他端には、電位レベルを電源電圧の間の電位にバイアスするためのバイアス手段を設けたことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記バイアス手段は、電源電圧の約1/2のバイアス電圧を出力することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のモータ駆動装置。
- 前記バイアス手段の動作を制御するためのスイッチ手段を設け、該スイッチ手段は前記駆動回路から前記パルス信号が供給されている間はOFF制御されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のモータ駆動装置。
- 前記磁極位置検出手段からの検出信号に基づいて前記ステップモータを駆動するためのパルス信号を遅延するための遅延手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のモータ駆動装置。
- 前記遅延手段が前記逆起電圧検出回路の出力側に接続されたヒステリシスコンパレータであることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のモータ駆動装置。
- 前記逆起電圧検出回路が、前記ロータの回転によって生ずる逆起電圧の直流電圧成分を除去するための直流電圧成分除去手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のモータ駆動装置。
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