JP3644155B2 - Isdnターミナルサーバのデータ処理方法 - Google Patents

Isdnターミナルサーバのデータ処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ISDNとLANとを接続したクライアント・サーバシステムにおいて、ISDNの回線交換における回線の中断・再開を行うISDNターミナルサーバのデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ISDNの回線交換における回線の中断・再開を行うには、次に示すようなシステムが用いられる。図19は、その1つであるISDNとLANとを接続したクライアント・サーバシステムの構成説明図で、図19において、11はLAN12に接続されたサーバマシンである。LAN12にはクライアントPC(パーソナルコンピュータ)13とISDNターミナルサーバ14の一端が接続されている。ISDNターミナルサーバ14の他端はISDN回線15に接続される。ISDN回線15には複数のクライアントPC16A,16B、16Cが接続されている。
【0003】
上記のように構成された、ISDN回線15に接続されているクライアントPC16A〜16CではLAN12上に接続されているクライアントPC13と同一のアプリケーションソフトウェアが動作し、ISDNターミナルサーバ14でISDN回線15とLAN12のデータ変換を行う。そして、クライアントPC16A〜16CとISDNターミナルサーバ14間で一定時間データの送受信がないと、中断を行い、再びデータが流れると再開を行うようになっている。
【0004】
上記に示したシステムは、ISDN回線とLAN回線を接続する装置およびISDN回線へ接続するPCにおいて、ISDN回線の中断時に相手ノード確認等の定期メッセージ通信の代理応答機能(後述する)を行う場合にも使用される。
図19の代理応答箇所はLAN12とISDNターミナルサーバ14間と、クライアントPC16A,16B,16C内である。前記ISDNはワイドエリアネットワーク(WAN)とも称され、このISDN上で図20に示すように2つのノードA,Bが接続されていた場合、通信料を節約するためにデータ通信が一定時間無いと接続を中断し、通信要求が発生したときに再接続する方法がある。図21はこの方法におけるときの中断・再開のフローチャートで、S1はノードAとBを接続するステップで、接続後、一定時間通信がないかをステップS2で判断する。ステップS2で「YES」ならステップS3に処理が進んでノードAとBの中断の処理を行う。その後、ステップS4で通信要求があるかを判断し、「YES」の場合にはステップS5でノードAとBとの再接続(再開)を行ってステップS2から再び処理を行う。なお、ステップS2、S4で「NO」の場合には再び、ステップS2およびステップS4から処理が行われる。また、ステップS3、S4、S5は通信料節約のステップである。
【0005】
上記再接続をWAN接続中の中断/再開機能と呼び、中断中は各々のノードで論理リンクは接続中であり、通信要求があれば即座にWANの接続を再開してデータ通信を行う。この中断/再開機能は通信料の節約を目的とするものである。このようなデータ通信の中断の判定方法としては、ある一定時間データの送信又は受信が無ければデータ通信は中断(途切れ)されているものとしているが、このときの判定時間は、予め固定された値が設定されている。
【0006】
前記図20に示すように、ノードAとノードBが中断状態になるためには、データ通信が一定時間無いことが必要である。しかし、通信プロトコル上、相手ノードの存在を確認するメッセージが定期的に流れる場合がある。このため、ノードAおよびノードB内部で相手ノード確認用メッセージに対して相手ノードに代わって応答する機能が必要になる。この機能が中断時の代理応答である。
【0007】
図22はクライアントPC内の構成説明図で、図22において、符号A部分はアプリケーションソフト、符号B部分はLAN通信ソフト、符号C部分はISDNボード用ドライバソフト、符号D部分はISDN接続/切断ソフトである。前記アプリケーションソフトは各用途毎のアプリケーション、LAN通信ソフトはLAN上の通信プロトコルを行う。また、ISDNボード用ドライバソフトは上位ソフトとISDNボードのI/Fを行いLANボード用ドライバと互換性を持ち、ISDN接続/切断ソフトはISDN回線の接続/切断を行うものである。通常の接続/切断手順は次のように行われる。接続手順は符号Dのソフトで接続し、符号B,Aのソフトを順番に起動する。切断手順は符号A,Bのソフトの順で動作を終了してから符号Dのソフトで切断する。
【0008】
なお、前述した図19等に示したISDNターミナルサーバ14とクライアントPC16A,16B…に実装するISDNボードは違うため2種類になるが、ISDN処理部は図23に示すようにほぼ同一構成である。図23において、14aは外部バスI/F制御部、14bはCPU、14cはROM、14dはRAM、14eはタイマ、14fはISDN通信部および14gはISDNI/F部である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図19のシステム構成において、一定時間データが流れないと、クライアントPCは中断(回線の切断)処理を行い、中断後、データが再び流れると、再開(回線の再接続)処理を行う。中断が行われるには、必ず一定時間待ちが生じ、その分通信料が無駄になってしまう。
【0010】
例えば、次表のように距離に対して待ち時間にかかる通信料が設定されていると、通信距離が遠くなるほど待ち時間にかかる通信料が多くなる。このため、中断・再開が何回も行われると、待ち時間通信料、すなわち無駄な通信料はかなりな額となってしまう。従って、待ち時間を変化させて待ち時間にかかる通信料を削減する必要がある。
【0011】
【表1】
Figure 0003644155
【0012】
図19に示したシステム構成におけるクライアントサーバでは回線の中断・再開を人手によって行っているため、手間がかかるとともに、中断を忘れることもあるという問題がある。また、ISDNにはパケット交換もあるが、パケット交換は実際に流れたパケットに課金されるものの通信速度が現状で最大の9.6kbps(回線交換は64kbps)と遅い問題もある。
【0013】
上記通信料の問題は次のような場合にもある。例えば、LAN12上のサーバマシン11からクライアントPC16A〜16Cにデータを配信したい場合やクライアントPC16A〜16C間でデータ通信を行いたい場合はどうしてもISDNターミナルサーバ14から先にデータ通信を行う必要がある。例えば、ISDNターミナルサーバ14から発呼すると、通信料はISDNターミナルサーバ14側に課金されてしまう。サーバとクライアント両方の通信料を同じ人が支払う場合には問題は生じないが、違う人が支払うばあいには料金の正確な切り分けができなく、また、各クライアントの通信料からISDN回線の使用量をチェックできなくなる問題がある。
【0014】
通信料を削減するには前述のように判定時間を設定して行う方法があるけれども、設定値が適切でないと、望んだ結果が得られない。例えば、設定値が極端に短いと、過剰な切断を行い、かえって通信料が高くなってしまう問題がある。逆に設定値が長すぎると、中断/再開が機能しないままで終わってしまう。この問題を解決するためには、通話毎にその宛て先に応じた料金体系に基づいて時間を割り出さなければならない。このために以下の3つの方法がある。
【0015】
1.通話毎に人手によって適切な判定時間を指定する方法
2.内部に料金体系のデータベースをもち、それを基に通話毎に割り出す方法
3.1度目は適当な値を用いて通信を行い、そのときかかった時間と料金から適切な値を割り出して、次回からの同一相手に対する通信時に使用する。
【0016】
上記1、2番目の方法はISDNに性格上、現実的でないが、3番目の方法のように自動的かつダイナミックな設定が最も現実的で有効である。
【0017】
前述した代理応答は規格化されているものが少ない。アプリケーションレベルで独自のノード確認等の定期メッセージをやり取りしていると、専用の代理応答を追加しなければならない問題がある。また、代理応答処理がROM化されていると、処理を追加するためにはROMを交換しなければならないなどの手間を必要とする。さらに、代理応答がないと、ISDN回線の中断/再開で中断中に定期メッセージ通信が発生すると再開になり、通信料の節約にならないが、定期メッセージ通信の代理応答ができて中断/再開が有効的になると通信料の節約になる。しかし、この場合、次のような問題が新たに発生する。
【0018】
1.図20において、ノードAまたはノードBが突然ダウンした場合(電源断やリセット等)残されたノードの通信要求がない限り、残されたノードは相手ノードが正常と判断し、中断状態を継続する。結果として、他のノードと接続できない
2.ノードAとノードB間で中断中がいつまでも続くと、ノードAおよびノードBに他のノードが接続できない
3.上記1、2を防ぐためには、中断中にも相手ノードの確認が必要となる。
しかし、ノード確認メッセージを流すと、本来の目的である通信料の節約に結び付かない。
【0019】
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、通信料金の節約を図ることができるようにするとともに、自動的に回線の中断/再開を行うことができるようにしたISDNターミナルサーバのデータ処理方法を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を達成するために、第1発明は、ISDN回線に回線交換で接続された複数のコンピュータ機器と、これらコンピュータ機器同士でデータ転送を行うとともに、ISDN回線とLANとを接続したISDNターミナルサーバを介してLANに接続されたコンピュータ機器とデータ転送を行うISDNターミナルサーバのデータ処理方法において、
ISDN回線情報として中断を行うために待つ時間となるタイマ値を設定した後、通信時間と通信料を得、その通信時間と通信料から単位料金あたりの時間を求めてその時間を中断移行のタイマ値とし、次の中断を行うときには前記求めた中断移行のタイマ値を使用し、中断が行われる度に上記処理を実行するに際して、
ISDNターミナルサーバとコンピュータ機器間でISDN回線の中断/再開の状態を作成してISDN回線を確保するとともに、ISDNターミナルサーバで中断中のコンピュータ機器の情報を保持し、再開があったとき、前記保持した情報を使用して通信を行うことを特徴とするものである。
【0027】
発明は、ISDN回線中断時にLAN上のコンピュータ機器からISDN回線上のコンピュータ機器へ出された相手ノード確認等の定期メッセージの代理応答を行う際に、中断中は定周期でISDN回線に接続されたコンピュータ機器からISDNターミナルサーバへノード確認用発呼を行った後、発呼を受け付けたターミナルサーバは中断中では着信拒否を行い、この着信拒否によりコンピュータ機器はISDNターミナルサーバが中断中と判断し、中断中のコンピュータ機器とISDNターミナルサーバは互いに相手のアドレスを記憶し、相手以外からのノード確認用発呼は別の着信拒否を行い、一方、ノード確認用発呼を受け付ける側のISDNターミナルサーバには受信タイマを有し、このタイマのタイムアウトでISDNターミナルサーバは相手コンピュータ機器がダウンしたと判断して代理応答を中止するとともに中断中を解除し、このタイマ値は定周期のノード確認用発呼タイマより大きい値とし、通常の発呼はノード確認用発呼とは区別したことを特徴とするものである。
【0028】
発明は、中断中は中断タイマにより中断継続時間の監視を行い、中断タイマのタイムアップ時に強制的に中断を止めて切断を行うことを特徴とするものである。
【0029】
発明は、中断の呼制御にはユーザ情報を付加して相手ノードに通知することを特徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の第1形態を示すフローチャートで、図1において、まず、単位時間当たりの通信時間を算出するために回線の情報としてステップS1で中断用のタイマ値(中断を行うために待つ時間)を任意に設定する。例えば、その時間を(2分50秒)とする。タイマ値設定後、次にステップS2で、中断により通信時間と通信料を取得する。この通信時間と通信料から10円当たりの時間を求め、以後、その時間をステップS3で中断移行のタイマ値とする。このタイマ値は次式により求める。
【0031】
タイマ値(秒)=10円当たりの時間(秒)=通信時間(秒)÷通信料(円)×10(小数点以下は切り捨て)
上記式でタイマ値を求めることにより表2に示す通信料金の時間が変更されても対応できる。また、夜間、深夜、早朝にも対応できる。
【0032】
【表2】
Figure 0003644155
【0033】
ステップS3で求めたタイマ値を、ステップS4で次の中断を行う場合に使用する。その後、ステップS5で中断が行われる度に、上記処理を実行する。次の表3は上記第1形態を適用したときの適用前と適用後の比較例を示したものである。
【0034】
【表3】
Figure 0003644155
【0035】
上記表3から第1形態の適用前と適用後の比較例を見ると、2回目以降の中断/再開処理でもかかる通信料を10円に抑えることにより遠距離になるほど通信料を節約できるようになる。
【0036】
次にこの発明の実施の第2形態を図2により述べる。図2において、まず、図19に示すシステム構成において、ステップS1でISDNターミナルサーバとクライアントPC間でISDN回線の中断/再開を行う。その後、クライアントPCのISDN処理部では、一定時間送信/受信データが無いと、ステップS2でISDNターミナルサーバに中断という意味を持たせた回線切断を発行する。
【0037】
前記中断という意味を持った回線切断をステップS3で受け取ると、ステップS3は該当クライアントPCのデータ変換を行うための情報を残して中断状態となる。この中断状態のとき、クライアントPCはデータ送信要求があると、ステップS4で再開という意味を持たせた回線接続を発行する。この中断状態で再開という意味を持った回線接続をISDNターミナルサーバが受け取ると、ステップS5で該当クライアントPCの情報を探して、有ればその情報を該当クライアントPCへ割り当てる。
【0038】
ISDNターミナルサーバのクライアントPC用情報はISDN回線で接続できるチャネル数と同数のため、未使用のクライアントPC用情報が無い場合は接続できない。このため、ステップS6は中断中のクライアントPCはいつでもすぐに回線の再開が可能となる。このとき、ISDNターミナルサーバのクライアントPC用情報を使用中から未使用にするには、使用中のクライアントPCから中断という意味を持たない回線切断を受け取るか、使用中のクライアントPCのダウンを検出した時である。
【0039】
図3はクライアントPCにおける状態遷移図で、この図3において、切断状態とはイニシャル状態又はISDNが切断していること、接続状態とはISDNは通信中で、切断は接続状態へのみ移行可能であること、中断状態とは回線は切断しているが、いつでも再開は可能であること、再開状態とはISDNは通信中であることを意味する。また、図3において、符号aは人手により相手との接続要求を出すこと、符号bは一定時間通信データの送受信がないと、図22における符号CのISDNボード用ドライバソフトが自動的に中断の回線切断を発行すること、符号cは相手への送信データ要求があれば再開の回線接続を行い、データ送信をすること、および符号dは人手により相手との切断要求が出たことを意味する。
【0040】
図4はISDNターミナルサーバにおける状態遷移図で、この図4において、切断状態とはイニシャル状態又はISDN回線が空いていること、接続状態とはISDNが通信中であること、中断状態とは回線は切断しているが、中断しているクライアントPCの情報は保持していること、再開状態とはISDNは通信中で、中断していたクライアントPCしか再開できないことを意味する。また、図4において、符号aはクライアントPCより回線接続要求を受信したこと、符号bは接続中クライアントPCより中断の回線切断要求を受信したこと、符号cは中断中クライアントPCより再開の回線接続要求を受信したこと、符号dはクライアントPCより回線切断要求を受信した又はクライアントPCのダウンを確認したこと、および符号eは中断中クライアントPCより一定時間再開の回線接続要求を受信しなかったことを意味する。
【0041】
次に中断、再開の通知方法について述べる。中断、再開の通知は次のような順番で行われる。(1)ISDN接続、切断時のユーザ・ユーザ情報要素に再開、中断のコードを入れて判断する。(2)固有のユーザ・ユーザ情報であることを示すために識別コード(固定値)を図5に示すように入れる。そして、中断は回線切断時のノード動作コード=中断、再開は回線接続時のノード動作コード=再開を図5に示すように入れる。なお、回線接続か、回線切断かは規定された別の情報要素にセットする。(3)クライアントPCは固定値の識別コードをセットして接続要求ならユーザ・ユーザ情報に接続/再開情報を入れる。切断要求ならユーザ・ユーザ情報に切断/中断情報を入れる。(4)ISDNターミナルサーバはユーザ・ユーザ情報が固定値の識別コードであれば接続/再開、切断/中断を判別する。ただし、再開は中断中のクライアントPC、中断は接続中/再開中のクライアントPCのみ有効とする。
【0042】
図5に示すノード動作コードとしては、次に示すようなものがある。
00H=接続(回線接続)
10H=中断(回線切断)
20H=ノード確認(回線接続)
30H=再開(回線接続)
40H=切断(回線切断)
回線切断には、回線接続と回線接続の切断〜中断中の切断および回線切断の切断〜通信中再開中の切断がある。
【0043】
上記のように構成した第2形態では次のような効果が得られる。(a)自動的に回線の中断/再開を行うことができる(クライアントPC側)。(b)ISDNターミナルサーバ側も中断/再開処理を行うため、再開後に前と同一の状態で通信ができる。(c)ISDNターミナルサーバで中断中のクライアントPCの回線を確保しているので、クライアントPCは中断中にいつでもすぐに再開してサーバと通信ができる。(d)通信料金の節約ができる。
【0044】
次に第3形態を図6に示すフローチャートにより述べる。この図6において、S1は中断中にISDNターミナルサーバからデータ送信要求が発生した場合のステップで、このステップS1で送信要求が発生した場合、まずクライアントPCに対して接続を促す発呼をステップS2で行う。この発呼によりクライアントPCは中断中のISDNターミナルサーバであれば、ステップS3で一時的に接続する。このとき、ISDNターミナルサーバと中断中でなければ、着信を拒否する。その後、クライアントPCはISDNターミナルサーバへ中断を意味する発呼を行い中断状態となる。クライアントPCは中断後、ステップS5で改めて自局からISDNターミナルサーバへ再開の発呼を行う。ステップS6でISDNターミナルサーバは、クライアントPCから再開の着信があるまで送信データを保持し、回線が接続したところで相手にデータを送信する。
【0045】
次に第3形態の信号の授受を図7に示す。図7において、符号A部分は、ISDNターミナルサーバが中断中のとき、クライアントPCに再開を促すための発呼で、これにより、クライアントPCはユーザ情報=再開のSET UP(呼設定)を再開要求と判断して、一時的に接続し、数秒後にクライアントPCからユーザ情報=中断の発呼をISDNターミナルサーバへ行い中断状態となることを内容とする。その後、クライアントPCからSET UP(ユーザ情報)=(再開)の発呼をISDNターミナルサーバへ行う。すると、ISDNターミナルサーバはクライアントPCと再開接続してデータをクライアントPCへ送信することを内容とするのが符号B部分である。なお、ISDNターミナルサーバの再開要求が通信拒否であればクライアントPCは中断中でないと判断し、ISDNターミナルサーバは送信データを捨てて中断中をクリアする。
【0046】
上記第3形態のように構成すると、次のような効果が得られる。ISDN回線の接続は接続は主としてクライアントPC側から行うため、通信料は大部分がクライアントPCへ課金される。ISDNターミナルサーバへは、再開要求で若干課金されるのみで、中断中のクライアントPCへデータを送信できる。
【0047】
次に第4形態について述べる。図8は第4形態を示すフローチャートで、図8において、ステップS1でメッセージ受信があると、代理応答のパターンをステップS2で認識する。この認識からステップS3で代理応答パターンであると、判断したとき(YES)、ステップS4で予め定義されたデータより代理応答を実行する。
【0048】
上記パターンの認識方法には、LANの通信プロトコル別にパターンを認識し、しかる後、パターン登録とチェックを行う。例えば、通信プロトコル別にパターンを認識するには図9に示すように、TCP/IPにおいてはパターンA,B,C、IPX/SPXにおいてはパターンD,E,F、その他としてパターンG,H,Iを、まずプロトコルを識別し、その中のパターンのみをチェックして処理を短縮する。
【0049】
次にパターンはLANデータ先頭からのバイトオフセット(オクテットオフセット)と識別コードを1組として1つ以上の組みから成り、このパターンを予め登録しておく。パターンの先頭には図10に示すようにパターンの説明を登録するコメントエリアと前記パターンを1組とするパターン登録数が入る。
【0050】
また、チェックはパターン登録数分、LANデータの指定バイトオフセットエリアに識別コードと同一コードがあるかを比較し、全組が一致したものを代理応答パターンとする。
【0051】
代理応答には次の4つの要素が登録できる。(1)固定データ、この固定のデータを登録して代理応答する。(2)折り返しデータ、受信データをそのまま応答データにコピーして代理応答する。折り返し受信データの位置と量および応答データの位置を登録する。(3)演算データ、受信データを四則演算して応答データにセットし代理応答する。演算する受信データの位置と量および応答データの位置と演算のオペランド(定数)を登録する。(4)アプリケーションデータ、ISDN呼設定時のユーザ・ユーザ情報に代理応答用データを相手側からもらい、そのデータを応答データにセットして代理応答する。ユーザ・ユーザ情報の位置と量および応答データの位置を登録する。
【0052】
代理応答パターン識別データと代理応答データの登録は不揮発メモリに行う。データの登録および変更、削除は不揮発メモリにて行うため、容易に行うことができる。なお、パソコン等でデータ登録ツールを作成し、通信を使用してデータを登録することもできる。
【0053】
上記第4形態によると次のような効果が得られる。代理応答の適用範囲が簡単に広がるため、通信料の節約が容易になり、またいろいろなケースに対応した代理応答を設定データで行えるため、ソフトウェア開発の工数を削減できる。さらに、不揮発メモリへのデータ登録とパソコン等のデータ設定ツールによりROM交換なしに代理応答の追加、変更ができ、かつ代理応答のフォーマットやプロトコルが解かれればユーザレベルで登録ができるようになる。
【0054】
図11は第5形態を示す中断時のノード確認方法のフローチャートで、WANには固定接続を除いて必ず発信、着信等の呼制御があるため、この呼制御を利用して相手ノードの存在確認を行うことができる。このことを利用した図11のフローチャートについて述べる。図11において、ステップS1は中断中は定周期で片方のノードから相手ノードへ発呼(ユーザ情報=ノード確認)を行うステップである。ステップS1で相手ノードへ発呼を行った後、ユーザ情報=ノード確認の発呼を受け付けたノードは、ステップS2において、中断中では相手ノードの自ノードに対するノード確認と認識し、着信拒否をする。着信拒否の理由は中断中の着信拒否と判断できるものにする。
【0055】
次に相手ノード確認の発呼をしたノードは、ステップS3で着信拒否と拒否理由により相手ノードが中断中であると判断する。中断中と判断できない場合は、中断状態をクリアする。その後、中断中の両ノードは、ステップS4で相手ノードのアドレスを記憶しておき、相手ノード以外のノードからのノード確認用発呼は別の着信拒否を行う。一方、ノード確認用発呼を受け付ける側のノードは、ステップS5でノード確認用発呼の受信タイマを持ち、受信タイムアウトで相手ノードがダウンしたと判断する。なお、この受信タイマ値は定周期のノード確認用発呼タイマより充分に大きい値とする。また、通常の発呼はユーザ情報=ノード確認以外のため、ステップS6でノード確認用発呼とは区別できる。
【0056】
上記形態の構成において、中断時間には制限を設けるため、中断継続タイマを用意してタイムアップ時には強制的に中断を止めて切断を行う。中断中の切断はユーザ情報に中断中の切断を明示して相手ノードに発呼を行い、受け付けたノードは中断中を解除するとともに、着信拒否を行う。
【0057】
ここで、上記第5形態における信号の授受について、図19を例にとって述べる。図19において、ノード確認は、必ずクライアントPC16A,16B…からISDNターミナルサーバ14へ向けて行う。図12は接続の場合における信号授受の説明図、図13は通信→中断→再開の場合における信号授受の説明図で、以下図12から図18において、信号名称は次の意味を持っている。
【0058】
(1)ISDNプロトコル呼設定用メッセージ
SET UP:呼設定、ユーザ・ユーザ情報付
CALL PROC:呼設定受付(CALL PROCEEDING)
CONN:応答(CONNECT)
CONN ACK:応答確認(CONNECT ACKNOWLEDGE)
(2)ISDNプロトコル呼切断復旧用メッセージ
DISC:切断、ユーザ・ユーザ情報と理由表示付(DISCONNECT)
REL:解放、理由表示付(RELEASE)
REL COMP:解放完了理由表示付(RELEASE COMPLETE)
(3)ユーザ情報:SETUP、DISCなどに付加できるユーザ・ユーザ情報(UUI)この情報は課金対象となる。
【0059】
(4)理由表示:切断/解放の理由を示す情報要素(電話会社でコードを規定している)この情報は課金対象ではない。
【0060】
(5)独自情報は次の4つである。T1:中断タイマ(接続中に一定時間データが流れないのを検出する)、T2:中断中のノード確認送信タイマ、T3:中断中のノード確認受信タイマ、T4:中断継続タイマ(中断継続時間を監視するタイマ)
図12の接続の場合における信号授受の説明図において、クライアントPC16Aは、ISDNターミナルサーバ14に接続という意味を持たせた回線接続を発行する。ISDNターミナルサーバ14は接続という意味を持った回線接続を受け取ると、クライアント情報を構築して接続応答(この応答にはユーザ情報を付加する)を発行する。前記接続応答を受け取ったクライアントPC16AはT1を起動する。なお、前記接続応答で受け取ったユーザ情報を、以降の処理で使用する。
図13は通信→中断→再開の場合における信号授受の説明図で、図13において、クライアントPC16Aは、一定時間送信/受信データがないと(T1タイムアウト)、ISDNターミナルサーバ14に中断という意味を持たせた回線切断を発行する。なお、T1はデータ送受信毎に起動する。また、中断の情報はユーザ情報に付加する。
【0061】
ISDNターミナルサーバ14は中断という意味を持った回線切断を受け取ると、該当クライアントPCの情報は残して中断状態へ移行する。このとき、T3,T4を起動する。なお、T3<<T4とする。次に、クライアントPC16Aは中断状態へ移行するとき、T2を起動する。T2,T3の関係はT2<T3である。クライアントPC16Aは中断状態において、T2がタイムアウトすると、ノード確認(ユーザ情報=ノード確認)の回線接続を発行する。
【0062】
ISDNターミナルサーバ14はノード確認を受け取ると、該当クライアント情報を検索し、中断状態であれば、確認を意味する理由表示を付加した拒否を発行する。このとき、T3を再起動する。なお、ノード確認の理由表示は、例えば、#21通信拒否とする。クライアントPC16Aはノード確認中に理由表示#21の拒否を受けた場合、ノード確認成功と見なしてT2を起動する。
【0063】
ISDNターミナルサーバ14は中断状態において、データ送信要求があると、クライアントPC16Aに再開を行ってもらうために再開を促す意味を持った回線接続を発行する。再開を促すのはユーザ情報=再開の回線接続である。クライアントPC16Aは中断状態において、再開を促す回線接続を受け取ると、一時的に回線を接続し数秒後に中断を行い、その後、再開という意味を持った回線接続を発行する。または、クライアントPC16Aは中断状態において、データ送信要求があると、再開という意味を持たせた回線接続を発行する。なお、再開の情報はユーザ情報に付加する。また、T2を停止する。
【0064】
ISDNターミナルサーバ14は中断状態において、再開という意味を持った回線接続を受け取ると、該当クライアントPC16Aの情報を検索し、存在すればその情報を割り当てる。このとき、T3,T4を停止する。なお、情報を割り当てるとき、回線情報が若干変動する場合があるので、一部作成し直す必要がある。
【0065】
図14は通信中の切断の場合における信号授受のときの説明図で、この図14において、クライアントPC16Aは上位から切断要求がくると、切断という意味を持った回線切断を発行する。このとき、T2を停止する。なお、切断の情報をユーザ情報に付加する。ISDNターミナルサーバ14は通信中に切断という意味を持った回線切断を受け取ると、回線を切断し、該当クライアント情報を消去する。
図15は中断→切断の場合における信号授受のときの説明図で、この図15において、クライアントPC16Aはまず中断という意味を持った回線切断をISDNターミナルサーバ14へ発行し、中断状態へ移行する。この時クライアントPC16Aは上位から切断要求がくると切断という意味を持った回線接続を発行しISDNターミナルサーバ14は着信拒否を応答するとともにクライアントPC16Aの情報を消去する。
【0066】
図16は中断→他ノードからの着信拒否があった場合の信号授受の説明図で、ISDNターミナルサーバ14は他ノードから接続という意味を持った回線接続を受けると、回線が使用可能かどうかチェックし、使用不可であれば回線接続を拒否する。回線が使用可能かどうかのチェックは以下の通りである。
【0067】
代表番号機能ありの場合
回線総数×2ch−(通信ノード数+中断ノード数)>0……使用可
回線総数×2ch−(通信ノード数+中断ノード数)=0……使用不可
通信ノード数+中断ノード数=使用ノード数
代表番号機能なしの場合
2ch−(通信ノード数+中断ノード)>0……使用可
2ch−(通信ノード数+中断ノード)=0……使用不可
図17はノード確認異常(ノード確認失敗によるPC状態復帰)のときの信号授受の説明図で、T2タイムアウトによりクライアントPC16Aはノード確認を行う。ISDNターミナルサーバ14はノード確認を受けるが、システムを再立ち上げしたため、該当クライアント情報が存在しないので、回線接続の拒否を行う。回線接続の拒否は例えば#88とする。この時、クライアントPC16Aは中断状態を解除する。
【0068】
図18は中断→切断(T4タイムアウトによる状態復帰)における信号授受の説明図で、この図19において、中断状態へ入り、一度も再開をしないと、ISDNターミナルサーバ14はT4タイムアウトにより中断状態にあるクライアントPCの情報を消去する。このとき、T3を停止する。
【0069】
上記第5形態のように構成すると、中断中に相手ノードの存在をチェックできるため、相手ノードがダウンしても認識して、中断状態を解除できるとともに、中断状態を忘れて他のノードが長時間接続できないことを中断タイマにより防止できる利点がある。なお、ユーザ情報には若干の課金がある。しかし、中断/再開を有効に行うことにより、通信料の大幅な節約ができるとともに、低料金のノード確認によってシステムを安心して運用できる。
【0070】
上述した各形態において、接続装置の回線チャンネルに接続許可プライオリティを設けて、特定の端末のみアクセス可能にしても良い。また、通信相手毎にその局の優先レベルを設定し、自局に設定された優先レベルより高位なレベルの相手局が接続をして来た場合は、その接続を拒否することなく接続し、低位なレベルの局が接続してきた場合は、その接続を拒否するように構成しても良い。この構成としては、相手局とそのレベルは装置内部のメモリに蓄積しておき、また着信を拒否しないレベルについても装置内部のメモリに蓄積しておく、このレベルについては、自局および通信相手より設定可能な形態としておく。
【0071】
さらに、ISDN回線にてデータの送受信を行う機器間で、送受信するデータが無い場合でも回線接続状態にあると通信料金が課金される。これを防止するためにタイマを設けて、タイマがデータ送受信断を検出した場合には回線を切断し、回線を一時保留する。この場合それまで通信していた相手先の電話番号をメモリにセーブする手段を講じているが、この一時保留中に同一端末で違う電話番号からの接続ができなくなる。これを解決するために、端末毎にID番号を設定し、機器はそのID番号により接続切断を行うようにすれば、違う電話番号からでも回線接続ができるように構成しても良い。
【0072】
上記の他に、PHSを使用した通信料金は電話と同様に通信時間で課金されるために、データ通信を行っていないときでも、呼が切断されない限り課金されてしまう。これを防止するために、クライアントPCのPHS処理部では一定時間送受信データが無いと、この中断が一時的なものであることを伝えるため、切断信号に一時接続中断の理由コードをセットして回線の切断を行うようにすれば、課金されることはなくなるように構成しても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、以下のような効果が得られる。
【0074】
第1発明によれば、求めたタイマ値で中断を行うので、通信時のコストを低減できるとともに、中断時に毎回タイマ値を更新するので、時間帯によって変わる通信料金の時間にも対応できる。また、(a)自動的に回線の中断/再開を行うことができ、(b)ISDNターミナルサーバ側も中断/再開処理を行うため、再開後に前と同一の状態で通信ができ、(c)ISDNターミナルサーバで中断中のクライアントPCの回線を確保しているので、クライアントPCは中断中にいつでもすぐに再開してサーバと通信ができ、(d)通信料金の節約ができるなどの、効果が得られる。
【0078】
発明から第発明によれば、中断中に相手ノードの存在をチェックできるため、相手ノードがダウンしても認識して、中断状態を解除できるとともに、中断状態を忘れて他のノードが長時間接続できないことを中断タイマにより防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態を示すフローチャート。
【図2】この発明の実施の第2形態を示すフローチャート。
【図3】クライアントPCにおける状態遷移図。
【図4】ISDNターミナルサーバにおける状態遷移図。
【図5】ユーザ・ユーザ情報識別コード説明図。
【図6】この発明の実施の第3形態のフローチャート
【図7】この発明の実施の第3形態の信号の授受説明図。
【図8】この発明の実施の第4形態のフローチャート。
【図9】パターン認識方法説明図。
【図10】パターン説明図。
【図11】この発明の実施の第5形態のフローチャート。
【図12】第5形態における信号授受説明図。
【図13】第5形態における信号授受説明図。
【図14】第5形態における信号授受説明図。
【図15】第5形態における信号授受説明図。
【図16】第5形態における信号授受説明図。
【図17】第5形態における信号授受説明図。
【図18】第5形態における信号授受説明図。
【図19】クライアント・サーバシステムの構成説明図。
【図20】通信料節約のための説明図。
【図21】図20における中断・再開のフローチャート。
【図22】クライアントPC内構成説明図。
【図23】ISDN処理部説明図。
【符号の説明】
11…サーバマシン
12…LAN
13、16A,16B、16C……クライアントPC
14…ISDNターミナルサーバ
15…ISDN回線網
S1…中断用タイマ値設定ステップ
S2…通信時間と通信料を得るステップ
S3…中断用タイマ値を得るステップ
S4…求めたタイマ値を使用するステップ
S5…中断が行われるかの判断ステップ

Claims (4)

  1. ISDN回線に回線交換で接続された複数のコンピュータ機器と、これらコンピュータ機器同士でデータ転送を行うとともに、ISDN回線とLANとを接続したISDNターミナルサーバを介してLANに接続されたコンピュータ機器とデータ転送を行うISDNターミナルサーバのデータ処理方法において、
    ISDN回線情報として中断を行うために待つ時間となるタイマ値を設定した後、通信時間と通信料を得、その通信時間と通信料から単位料金あたりの時間を求めてその時間を中断移行のタイマ値とし、次の中断を行うときには前記求めた中断移行のタイマ値を使用し、中断が行われる度に上記処理を実行するに際して、
    前記ISDNターミナルサーバとコンピュータ機器間でISDN回線の中断/再開の状態を作成してISDN回線を確保するとともに、ISDNターミナルサーバで中断中のコンピュータ機器の情報を保持し、再開があったとき、前記保持した情報を使用して通信を行うことを特徴とするISDNターミナルサーバのデータ処理方法。
  2. ISDN回線中断時にLAN上のコンピュータ機器からISDN回線上のコンピュータ機器へ出された相手ノード確認等の定期メッセージの代理応答を行う際に、中断中は定周期でISDN回線に接続されたコンピュータ機器からISDNターミナルサーバへノード確認用発呼を行った後、発呼を受け付けたターミナルサーバは中断中では着信拒否を行い、この着信拒否によりコンピュータ機器はISDNターミナルサーバが中断中と判断し、中断中のコンピュータ機器とISDNターミナルサーバは互いに相手のアドレスを記憶し、相手以外からのノード確認用発呼は別の着信拒否を行い、一方、ノード確認用発呼を受け付ける側のISDNターミナルサーバには受信タイマを有し、このタイマのタイムアウトでISDNターミナルサーバは相手コンピュータ機器がダウンしたと判断して代理応答を中止するとともに中断中を解除し、このタイマ値は定周期のノード確認用発呼タイマより大きい値とし、通常の発呼はノード確認用発呼とは区別したことを特徴とする請求項1記載のISDNターミナルサーバのデータ処理方法。
  3. 中断中は中断タイマにより中断継続時間の監視を行い、中断タイマのタイムアップ時に強制的に中断を止めて切断を行うことを特徴とする請求項2記載のISDNターミナルサーバのデータ処理方法。
  4. 中断の呼制御にはユーザ情報を付加して相手ノードに通知することを特徴とする請求項2および記載のISDNターミナルサーバのデータ処理方法。
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