JP3642911B2 - リードフレーム部材とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,リードフレームをコア材として回路を形成した面実装型の樹脂封止型半導体装置用のリードフレーム部材に関し、特に、BGA(Ball Grid Array)タイプの半導体装置やCSP(ChipScaled Package)タイプの樹脂封止型半導体装置に適用するリードフレーム部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置は、電子機器の高性能化と軽薄短小化の傾向(時流)からLSIのASICに代表されるように、ますます高集積化、高機能化になっている。
高集積化、高機能化された半導体装置においては、信号の高速処理のためには、パッケージ内のインダクタンスが無視できない状況になってきて、パッケージ内のインダクタンスを低減するために、電源、グランドの接続端子数を多くし、実質的なインダクタンスを下げるようにして、対応してきた。
この為、半導体装置の高集積化、高機能化は外部端子(ピン)の総数の増加となり、ますます多端子(ピン)化が求められるようになってきた。
多端子(ピン)IC、特にゲートアレイやスタンダードセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)等の半導体装置化には、リードフレームを用いたものとしては、QFP(Quad Flat Package)等の表面実装型パッケージが用いられており、QFPでは300ピンクラスのものまでが実用化に至ってきている。QFPは、図11(b)に示す単層リードフレーム1110を用いたもので、図11(a)にその断面図を示すように、ダイパッド1111上に半導体素子1120を搭載し、金めっき等の処理がされたインナーリード先端部1112Aと半導体素子1120の端子(電極パッド)1121とをワイヤ1130にて結線した後に、樹脂1140で封止し、ダムバー部をカットし、アウターリード1113部をガルウイング状に折り曲げて作製されている。このようなQFPは、パッケージの4方向へ外部回路と電気的に接続するためのアウターリードを設けた構造となり、多端子(ピン)化に対応できるものとして開発されてきた。ここで用いられる単層リードフレーム1110は、通常、コバール、42合金(42%Ni−鉄)、銅系合金等の導電性に優れ、且つ強度が大きい金属板をフオトリソグラフイー技術を用いたエッチング加工方法やスタンピング法等により、図11(b)に示すような形状に加工して作製されていた。
尚、図11(b)(ロ)は単層リードフレームの平面図である図11(b)(イ)のF1−F2における断面図である。
【0003】
しかしながら、近年の半導体素子の信号処理の高速化及び高性能(機能)化は、更に多くの端子を必要としている。
これに対し、QFPでは、外部端子ピッチを狭めることにより、更なる多端子化に対応できるが、外部端子を狭ピッチ化した場合、外部端子自体の幅も狭める必要があり、外部端子強度を低下させることとなる。その結果、端子成形(ガルウイング化)の位置精度あるいは平坦精度等において問題を生じてしまう。また、QFPでは、アウターリードのピッチが、0.4mm、0.3mmと更にピッチが狭くなるにつれ、これら狭ピッチの実装工程が難しくなってきて、高度なボード実装技術を実現せねばならない等の障害(問題)をかかえている。
【0004】
これら従来のQFPパッケージがかかえる実装効率、実装性の問題を回避するために、半田ボールをパッケージの外部端子に置き換えた面実装型パッケージであるBGA(Ball Grid Array)と呼ばれるプラスチックパッケージ半導体装置が開発されてきた。
BGAは、外部端子を裏面にマトリクス状(アレイ状)に配置した半田ボールとした表面実装型半導体装置(プラスチックパッケージ)の総称である。
通常、このBGAは、入出力端子を増やすために、両面配線基板の片面に半導体素子を搭載し、もう一方の面に球状の半田を取付けた外部端子用電極を設け、スルーホールを通じて半導体素子と外部端子用電極との導通をとっていた。球状の半田をアレイ状に並べることにより、端子ピッチの間隔を従来のリードフレームを用いた半導体装置より広くすることができ、この結果、半導体装置の実装工程を難しくせず、入出力端子の増加に対応できた。
BGAは、一般に図6に示すような構造である。図6(b)は図6(a)の裏面(基板)側からみた図で図6(c)はスルーホール650部を示したものである。このBGAはBTレジン(ビスマレイミド系樹脂)を代表とする耐熱性を有する平板(樹脂板)の基材602の片面に半導体素子601を搭載するダイパッド605と半導体素子601からボンディングワイヤ608により電気的に接続されるボンディングパッド610をもち、もう一方の面に、外部回路と半導体装置との電気的、物理的接続を行う格子状あるいは千鳥状に配置された半田ボールにより形成した外部接続端子606をもち、外部接続端子606とボンディングパッド610の間を配線604とスルーホール650、配線604Aにより電気的に接続している構造である。
しかしながら、このBGAは搭載する半導体素子とワイヤの結線を行う回路と、半導体装置化した後にプリント基板に実装するための外部端子用電極とを、基材602の両面に設け、これらをスルーホール650を介して電気的に接続した複雑な構成であり、樹脂の熱膨張の影響によりスルーホール650に断線を生じることもあり、作製上、信頼性の点で問題が多かった。
【0005】
この為、作製プロセスの簡略化、信頼性の低下を回避するため、上記図6に示す構造のものの他に、リードフレームをコア材として回路を形成したPBGA(Plastic Ball Grid Array)も、近年、種々提案されてきた。
これらのリードフレームを使用するPBGAパッケージは、一般には、リードフレーム710の外部端子部714に対応する箇所に所定の孔をあけた、絶縁性の固定用フィルム760上にリードフレーム710全体を固定して、樹脂封止した図7(a)に示すような構造、ないし固定用テープ760Aにてインナーリードを固定した図7(b)に示すような構造をとっていた。
【0006】
ここで用いられるリードフレームは、外部端子部713とインナーリード712ともリードフレーム素材の厚さに作製されており、エッチングによる外形加工後においては、図8(a)に示すように、インナーリード712先端に延設された、インナーリードと一体的に連結し、インナーリード同志を互いに固定するための連結部717を設けた状態で、且つ、外部端子部を支持するための支持リード715をダムバー(枠部)714に連結させていた。
そして、図7(a)に示す半導体装置600の場合は、図8(b)に示すように、リードフレーム全体を固定用フィルム760にて固定した後に、プレスにより本来不要である連結部717の除去を行って、図8(c)に示すようなリードフレーム710と固定用フィルム760からなるリードフレーム部材770を得て使用していた。このため、リードフレーム部材670の作製には高価な金型が必要で、且つ生産性の面でも良くなかった。
これに対し、図7(b)に示す半導体装置700Aの場合は、リードフレーム全体でなくインナーリードを含む一部を固定用テープで固定し、連結部717を除去して、リードフレーム710と固定用テープ760Aとからなるリードフレーム部材770Aを得ていたが、やはりリードフレーム部材770Aの作製には高価な金型が必要で、且つ生産性の面でも良くなかった。
また、図8(c)に示すリードフレーム部材770を用いた場合や、リードフレームの一部を固定したリードフレーム部材770Aを用いた場合、半導体装置の作製の際には、図9に示すように、樹脂封止後に枠部を除去し、外部端子部を支持していた支持リード715を互いに分離する必要があり、金型により枠部を切断除去していたため、やはり高価な金型が必要で、且つ生産性の面でも良くなかった。
【0007】
このような、リードフレームをコア材として用いたBGAタイプの樹脂封止型半導体装置においては、図11(b)に示す単層リードフレームを用いた半導体装置に比べ、同じ端子数で外部回路と接続するための外部端子ピッチを広くでき、半導体装置の実装工程を難しくしないで、入出力端子の増加に対応できたが、一層の多端子化に対しては、インナーリードの狭ピッチ化が必須でその対応が求められていた。
これに対応するため、インナーリード部をリードフレーム素材より薄肉に形成し、狭いピッチ化を達成するエッチング加工方法が提案されている。
このエッチング加工方法の1例を図10に挙げて説明する。
簡単のため、ここでは、インナーリードのみを銅合金からなるリードフレーム素材より薄肉化したリードフレームの作製する場合を説明する。
図10は、薄肉状に形成するインナーリード先端部の各工程の断面図である。
尚、リードフレーム素材の厚さのままで外形加工する箇所については、リードフレーム素材の両面にほぼ同じ形状、サイズのレジストパターンを形成してエッチングを行う。
図10中、1010はリードフレーム素材、1010Aは薄肉部、1020A、1020Bはレジストパターン、1030は第一の開口部、1040は第二の開口部、1050は第一の凹部、1060は第二の凹部、1070は平坦状面、1080はエッチング抵抗層(充填材層)である。
先ず、厚さが0.15mmの帯び状板からなるリードフレーム素材の両面を洗浄、脱脂処理等を行った後に、重クロム酸カリウムを感光剤としたカゼイン水溶液の混合液からなるレジストを両面に塗布し、レジストを乾燥後、所定のパターン版を用いてリードフレーム素材の両面のレジストの所定領域をそれぞれ露光し、現像処理を行い、所定形状の第一の開口部1030、第二の開口部1040をもつレジストパターン1020A、1020Bを形成する。(図10(a))
第一の開口部1030は、後のエッチング加工においてリードフレーム素材1010をこの開口部からベタ状にリードフレーム素材1010よりも薄肉に腐蝕するためのもので、レジストの第二の開口部1040は、インナーリード先端部の形状を形成するためのものである。
次いで、液温50°C、比重46ボーメの塩化第二鉄溶液を用いて、スプレー圧3.0kg/cm2 にて、レジストパターンが形成されたリードフレーム素材1010の両面をエッチングし、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部1050の深さhが所定の深さにに達した時点でエッチングを止める。(図10(b))
第1回目のエッチングにおいてリードフレーム素材1010の両面から同時にエッチングする理由は、両面からエッチングすることにより、後述する第2回目のエッチング時間を短縮するためで、レジストパターン1020B側からのみの片面エッチングの場合と比べ、第1回目エッチングと第2回目エッチングのトータル時間が短縮される。
【0008】
次いで、第一の開口部1030側の腐蝕された第一の凹部1050にエッチング抵抗層1080としての耐エッチング性のあるホットメルト型ワックスを、ダイコータを用いて、塗布し、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部1050に埋め込む。レジストパターン1020B上も該エッチング抵抗層1080に塗布された状態とする。(図10(c))
エッチング抵抗層1080を、レジストパターン1020B上全面に塗布する必要はないが、第一の凹部1050を含む一部にのみ塗布することは難しい為に、図4(c)に示すように、第一の凹部1050とともに、第一の開口部1030側全面にエッチング抵抗層1080を塗布する。
エッチング抵抗層1080は、アルカリ溶解型のワックスであるが、基本的にエッチング液に耐性があり、エッチング時にある程度の柔軟性のあるものが好ましく、特に上記ワックスに限定されず、UV硬化型のものでも良い。
このようにエッチング抵抗層1080をインナーリード先端部の形状を形成するためのパターンが形成された面側の腐蝕された第一の凹部1050に埋め込むことにより、後工程でのエッチング時に第一の凹部1050が腐蝕されて大きくならないようにしているとともに、高精細なエッチング加工に対しての機械的な強度補強をしており、スプレー圧を高く(3.0kg/cm2 )することができ、これによりエッチングが深さ方向に進行し易すくなる。
この後、第2回目エッチングを行い、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部1050形成面側からリードフレーム素材1010をエッチングし、貫通させ、インナーリード先端薄肉部を形成する。(図10(d))
第1回目のエッチング加工にて作製された、リードフレーム面に平行なエッチング形成面は平坦であるが、この面を挟む2面はインナーリード側にへこんだ凹状である。
次いで、洗浄、エッチング抵抗層1080の除去、レジスト膜(レジストパターン1020A、1020B)の除去を行い、インナーリード10100が薄肉に微細加工されたリードフレームを得る。(図10(e))
エッチング抵抗層1080とレジスト膜(レジストパターン1020A、1020B)の除去は水酸化ナトリウム水溶液により溶解除去する。
【0009】
尚、上記のように、エッチングを2段階にわけて行うエッチング加工方法を、一般には2段エッチング加工方法と言っており、特に、精度的に優れた加工方法である。
図10に示す、リードフレームの製造においては、2段エッチング加工方法と、パターン形状を工夫することにより部分的にリードフレーム素材を薄くしながら外形加工する方法とが伴行して採られている。
尚、リードフレームのインナーリードを薄肉に形成する方法は、上記エッチング加工方法に限定されるものではない。
【0010】
上記の方法によるインナーリードを薄肉とした微細化加工は、第二の凹部1060の形状と、最終的に得られるインナーリード先端部の厚さtに左右されるもので、例えば、板厚tを50μmまで薄くすると、図10(e)に示す、平坦幅W1を100μmとして、インナーリード先端部ピッチpが0.15mmまで微細加工可能となる。板厚tを30μm程度まで薄くし、平坦幅W1を70μm程度とすると、インナーリード先端部ピッチpが0.12mm程度まで微細加工ができるが、板厚t、平坦幅W1のとり方次第ではインナーリード先端部ピッチpは更に狭いピッチまで作製が可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10の工程等によって得られるリードフレームにおいては、インナーリードの薄肉化にともないインナーリード部が不安定となり、図8に示すように、インナーリード先端部同志を連結する連結部717を除去する必要があり、図9に示すようにダムバー(枠部)714を切断除去する必要があり、生産性やコストの面で問題があるばかりでなく、インナーリードの位置精度や品質を維持することが難しくなってきたため、その対応が求められていた。
本発明は、これらに対応するためのもので、一層の多端子化に対応でき生産面やコスト面、さらには品質面で、従来の図8(c)に示すリードフレーム部材に比べ有利なリードフレーム部材を提供しようとするものである。
同時に、該リードフレーム部材の製造方法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のリードフレーム部材は、少なくとも、半導体素子の端子と電気的に接続するための複数のインナーリードと各インナーリードと一体的に連結し、外部回路と電気的接続を行うための外部端子とを備えたリードフレーム部と、ポリイミド樹脂膜部とを有する半導体装置用のリードフレーム部材であって、リードフレーム部はハーフエッチングを伴う2段エッチング加工により作製されたもので、一方側の面をリードフレーム素材面とし、該一方側の面に対向する他方側にエッチングを施すことにより、少なくとも各インナーリードの一部を含みリードフレーム素材の厚さよりも薄くした薄肉部を設け、且つ外部端子をリードフレーム素材厚に形成し、リードフレーム素材面に沿い二次元的に配列して設けているものであり、ポリイミド樹脂膜部は、少なくとも前記リードフレーム部の薄肉部のエッチングされた面を覆うポリイミド樹脂膜とエッチングされた側面部の一部を覆うポリイミド樹脂膜とを有するもので、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜を形成しており、前記ポリイミド樹脂膜部にてインナーリードと外部端子を保持しており、リードフレーム部は全インナーリード、全外部端子を囲む枠部を備え、且つ該枠部のエッチングされた薄肉部ないし側面部を覆うポリイミド樹脂膜が各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜に一体的に連結されていることを特徴とするものである。
そして、上記において、インナーリード部全体がリードフレーム素材の厚さよりも薄肉に外形加工されていることを特徴とするものである。
そしてまた、上記における枠部は、全インナーリード、全外部端子と分離していることを特徴とするものであり、
さらにまた、枠部の、リードフレーム部のエッチングが施された他方側にも、エッチングにより凹部ないし薄肉部を設け、該凹部ないし薄肉部にポリイミド樹脂膜を設けており、且つ前記ポリイミド樹脂膜の少なくとも一部が、各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜に一体的に連結していることを特徴とするものである。
また、上記において、リードフレーム素材の厚さを0.05〜0.25mmとし、且つ薄肉部の厚さを、板厚より薄い範囲で0.01〜0.15mmとしたことを特徴とするものである。
【0013】
本発明のリードフレーム部材の製造方法は、少なくとも、半導体素子の端子と電気的に接続するための複数のインナーリードと各インナーリードと一体的に連結し、外部回路と電気的接続を行うための外部端子とを備えたリードフレーム部と、ポリイミド樹脂膜部とを有する半導体装置用のリードフレーム部材で、リードフレーム部はハーフエッチングを伴う2段エッチング加工により作製されたもので、一方側の面をリードフレーム素材面とし、該一方側の面に対向する他方側にエッチングを施すことにより、少なくとも各インナーリードの一部を含みリードフレーム素材の厚さよりも薄くした薄肉部を設け、且つ外部端子をリードフレーム素材厚に形成し、リードフレーム素材面に沿い二次元的に配列して設けているものであり、ポリイミド樹脂膜部は、少なくとも前記リードフレーム部の薄肉部のエッチングされた面を覆うポリイミド樹脂膜とエッチングされた側面部の一部を覆うポリイミド樹脂膜とを有するもので、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜を形成しており、前記ポリイミド樹脂膜部にてインナーリードと外部端子を保持支持しているリードフレーム部材の製造方法であって、(a)リードレーム素材の両面に感光性のレジストを塗布した後、表裏両面に所定の絵柄をもつレジストパターンを形成する工程と、(b)少なくともリードフレーム素材の第一の面からエッチングして孔部を形成する第一のエッチング加工を施し、リードフレーム素材を貫通させずにエッチングを止める工程と、(c)選択的に第一のエッチング面を電着にてポリイミド膜にて覆い、該形成されたポリイミド膜を加熱する工程と、(d)リードフレーム素材の第一の面と対向する第二の面側からエッチングして貫通させる第二のエッチング加工を施しリードフレームを外形加工する工程と、(e)リードフレーム素材両面のレジストを除去する工程とを有することを特徴とするものである。
【0014】
尚、上記において、2段エッチング加工とは、エッチングの加工精度を上げる方法として従来より知られる方法であり、簡単には、リードフレーム素材の両面に所定の絵柄からなるレジストパターンを形成し、少なくとも貫通させずに第一のエッチング加工を行い、リードフレーム素材の一方の面の加工孔部に耐エッチング性のエッチング抵抗層を充填した後、反対側の面から第二のエッチング加工を行い貫通させる方法を言っている。
本発明における2段エッチング方法とは、図10に示すエッチング加工と同じく、更に、リードフレームを作製する際にリードフレーム素材を部分的薄肉化するハーフエッチング方法を併用したものであり、エッチングの加工精度を上げ、且つ、微細化を可能とするものである。
また、ここで言う電着により形成されるポリイミド膜とは、完全にポリイミド化する前のもので、ポリイミド前駆体もしくは低分子量のポリイミドを含むものである。
【0015】
【作用】
本発明のリードフレーム部材は、上記のような構成にすることにより、インナーリードや外部端子(バンプ)の固定を確実にでき、且つ、インナーリードの微細化を可能としたリードフレーム部材の提供を可能としている。
具体的には、インナーリードがリードフレーム素材の厚さよりも薄肉にした状態で外形加工されていることにより、インナーリード先端の狭いピッチ化のみならずインナーリード間の狭間隔化に対応できるものとしている。
即ち、一層の多端子化に対応できるBGAタイプの樹脂封止型半導体装置の作製を可能とするものである。
そして、インナーリードや外部端子部を、半導体素子を複数個搭載できるように配置して設けることにより、マルチチップの半導体装置用にも適用できるものとしている。更にCSPにも適用が可能である。
また、従来の図8(c)に示すリードフレーム部材においては、インナーリードを微細加工したリードフレームを用いる場合には、図8(a)に示すように、インナーリード同志を連結して固定する連結部717を設けた状態でエッチング加工した後に、インナーリード固定用のテープ720を貼り(図8(b))、連結部717を除去する複雑な工程が必要であり、更に、図8(c)に示す従来のリードフレーム部材を用い、半導体装置を作製する際には、図9に示すように、外部端子部713を支持するための支持リード715を樹脂封止した後に、ダムバー(枠部)714をプレスにて除去する必要があり、生産性の面、コストの面でも問題となっていたが、本発明のリードフレーム部材は、インナーリードと一体となった外部端子部の組みを、それぞれ分離した状態で有するもので、これらの問題に対応できるものである。
【0016】
本発明のリードフレーム部材の製造方法は、上記のような構成にすることにより、本発明のリードフレーム部材の製造を可能とするものである。
具体的には、(a)リードレーム素材の両面に感光性のレジストを塗布した後、表裏両面に所定の絵柄をもつレジストパターンを形成する工程と、(b)少なくともリードフレーム素材の第一の面からエッチングして孔部を形成する第一のエッチング加工を施し、リードフレーム素材を貫通させずにエッチングを止める工程と、(c)選択的に第一のエッチング面を電着にてポリイミド膜にて覆い、該形成されたポリイミド膜を加熱する工程と、(d)リードフレーム素材の第一の面と対向する第二の面側からエッチングして貫通させる第二のエッチング加工を施しリードフレームを外形加工する工程と、(e)リードフレーム素材両面のレジストを除去する工程とを有することによりとによりこれを達成している。
詳しくは、リードフレームを外形加工する2段エッチング加工の際に使用するエッチング抵抗層に代え、ポリイミド樹脂層膜を設け、これをそのまま剥離せず、リードフレーム全体を固定する絶縁性樹脂とすることにより、リードフレーム全体をポリイミド樹脂層膜で強固に固定でき、且つ、2段エッチング加工の際に微細加工したい箇所の板厚を薄くして微細化加工を可能とし、これを達成している。
【0017】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明のリードフレーム部材を図に基づいて説明する。
図1(a)は本発明のリードフレーム部材の1例を簡略化して示した平面図であり、図1(b)は図1(a)のA1−A2における断面を示した拡大断面図であり、図4は枠部近辺を拡大して示した図である。
また、図2(a)は図1(a)に示すリードフレームの平面形状を示したもので約1/4部分の拡大図であり、図2(b)は、従来のリードフレームの約1/4部分の拡大図である。
尚、図1(a)に示すリードフレーム部材は全体を分かり易くするために簡略化して示した概略図で、図2(a)に比べ、インナーリードの数、外部端子部の数を少なくしてある。また、図2(a)に示すリードフレームは図1に示すポリイミド樹脂膜部120により支持されるもので、単独ではこの形状を保つことはできない。
図1、図2、図4中、100はリードフレーム部材、100Sは平面、110はリードフレーム部、111はダイパッド、112はインナーリード、113は外部端子部、113Sリードフレーム素材面、114は枠部、115は支持リード、117は連結部、120はポリイミド樹脂膜部、121、122はポリイミド樹脂膜、121Sは略平面のポリイミド樹脂膜、130は銀めっきである。
図1、図2に示す本発明のリードフレーム部材100は、BGAタイプの樹脂封止型半導体装置用のリードフレーム部材で、後述する図3に示す、ハーフエッチングを伴う2段エッチング加工法により作製することができるが、製造方法としてはこれに限定はされない。
また、本発明のリードフレーム部材100は、少なくとも、インナーリードと、該インナーリードと一体的に連結し、リードフレーム素材の一面に沿い二次元的に配列された外部回路と電気的接続を行うための外部端子部(バンプ)とを備えており、インナーリード部の少なくとも一部がリードフレーム素材の厚さよりも薄肉に形成されたリードフレーム部110と、インナーリードと外部端子を保持するポリイミド樹脂膜部120を有する。
図1に示すリードフレーム部材100においては、全インナーリード112、全外部端子部113を囲み、これらと分離した枠部114を備え、且つ該枠部114のエッチングされた薄肉部ないし側面部を覆うポリイミド樹脂膜が各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜121Sに一体的に連結されている。
尚、本発明のリードフレーム部材は、図1に示す形状には限定されるものでなく、用途に応じて作製することができる。インナーリードや外部端子部を、半導体素子を複数個搭載できるように配置して設けることにより、マルチチップの半導体装置用にも適用できるし、CSPにも適用が可能である。
【0018】
リードフレーム全体を固定するポリイミド樹脂膜部120は、少なくとも前記リードフレーム部の薄肉部のエッチングされた面を覆うポリイミド樹脂膜121とエッチングされた側面部の一部を覆うポリイミド樹脂膜122とを有するもので、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜121Sを隙間なく形成しており、前記ポリイミド樹脂膜部120にてリードフレーム110全体を支持している。
尚、後述する図3に示す方法にて作製する場合には、インナーリード部全体を薄くして設けた方が、後述する図3に示す方法にて作製する場合にはインナーリードと外部端子部の保持がより強固となる。
【0019】
そして、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜121Sを支持しているが、通常は図1に示すような、全外部端子を囲む連結した、後述する図3に示す方法にて作製される枠部にて支持する。
そして、該枠部のエッチングされた薄肉部ないし側面部を覆うポリイミド樹脂膜が各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜に一体的に連結されている。
【0020】
次に、本発明のリードフレーム部材の枠部の形状は色々考えられるが、枠形状について図4に基づいて説明する。
図4(a)(イ)、図4(b)(イ)、図4(c)(イ)、図4(d)(イ)はそれぞれ異なる枠形状の枠部114近辺の形状を拡大して示した平面図であり、図4(a)(ロ)、図4(b)(ロ)、図4(c)(ロ)、図4(d)(ロ)は、それぞれ、図4(a)(イ)、図4(b)(イ)、図4(c)(イ)、図4(d)(イ)のC1−C2、C3−C4、C5−C6、C7−C8における断面を示した図である。
図4(a)はもっとも簡単な構造で、インナーリードや外部端子側に薄肉部114Aを持ち、外側をリードフレーム素材厚としたもので、枠部114の薄肉部114Sに設けられたポリイミド樹脂膜121と側面部114Bに設けられたポリイミド樹脂膜122とは、略平面状のポリイミド樹脂膜121Sと一体的になっており、これにより、略平面状のポリイミド樹脂膜121Sは枠部114に支持される。
図4(b)〜図4(d)に示すものは、図4(a)に示すものよりも更にポリイミド樹脂膜121Sの支持を強固とするものである。
図4(c)に示すものは、図4(a)に示すものにおいて、更に薄肉部114Sに設けられたポリイミド樹脂膜121を図4で横方向に長くした部分を複数個設けている。
図4(b)、図4(d)に示すものは、図4(a)に示すものにおいて、それぞれ更に、枠部114に凹部を設け、それぞれこの側面および底部にポリイミド樹脂膜122V、122Bを設け且つ、該ポリイミド樹脂膜122V、122Bを略平面状のポリイミド樹脂膜121Sと一体的にしたものである。
尚、枠部の形状はこれに限定されず、これらの組合せも考えられる。
また、上記枠部をもつリードフレーム部材については、後述する図3に示す方法にて作製できる。
【0021】
リードフレーム部110の材質としては、銅合金、42合金等が挙げられるがこれに限定されない。
また、リードフレーム素材の厚さは、0.05〜0.25mmの範囲のものが好ましく、これに合わせ、薄肉部の厚さを、板厚よりも薄い範囲で0.01〜0.15mmの範囲にして作製するのが好ましい。
また、ポリイミド樹脂膜121、122は電着ポリイミド樹脂を加熱してイミド樹脂化したものであり、厚さは20μm程度であるが、厚さはこれに限定はされない。
尚、ポリイミド樹脂膜121、122は、半導体装置作製の際の、金めっきや銀めっきに耐える。
【0022】
次いで、本発明のリードフレーム部材の製造方法の1例を図3に挙げて説明する。
図3に示す製造方法は、図1に示すリードフレーム部材100の製造の方法である。尚、図3も説明を分かり易くするため簡略化して示した概略図である。
先ず、脱脂、洗浄等の前処理を施した銅材等からなるリードフレーム素材300の両面にレジストを塗布した後、乾燥処理、所定のパターン版による露光、現像処理等を経て、所望の絵柄からなる耐エッチング性のレジストパターン320A、320Bをリードフレーム素材310の表裏に形成する。(図3(a))
レジストとしては、カゼインレジストが一般的であるが、他にはPVAやドライフィルムレジストも使用可能である。
図3では、レジストパターン320A側には外部端子形成のためのパターンを形成し、レジストパターン320B側にはインナーリードおよび外部端子形成のためのパターンを設ける。
次いで、レジストパターン320B側はエッチング液に触れないように全面をラミネートフィルム340によりカバーした後、レジストパターン320A側からのみ第一のエッチング加工を行い、第一の凹部330Aを形成する。(図3(b))
エッチングされない凸部351が最終的には図1に示す外部端子113となり、凸部352が最終的には図1に示す枠部114となる。
次いで、露出しているエッチングされた面全体にポリイミド膜を電着にて形成した後、これを加熱処理して完全にイミド化したポリイミド樹脂360とする。(図3(c))
尚、ここで言う電着により形成されるポリイミド膜とは、完全にポリイミド化する前のもので、ポリイミド前駆体もしくは低分子量のポリイミドを含むものである。
電着に際しては、リードフレーム素材とポリイミド膜との密着性を向上させるため、必要に応じ、リードフレーム素材表面の粗面化処理、黒化処理または電解めっきによるニッケルまたはクロム等の金属膜形成処理を行っても良い。
ポリイミド樹脂360の形成後、レジスト320Aを酸等の剥離液で剥離させる。(図3(d))
例えば、レジスト320がカゼインであれば、10%塩酸高温溶液にて行う。その後、剥離表面の洗浄のため、表面を化学研磨溶液で洗い、乾燥させる。
その後、ラミネートフィルム340を剥がし(図3(e))、インナーリード形成用のパターンが設けられているレジスト320B側に第二のエッチングを施し、第二の凹部330Bを形成し、貫通させてリードフレームの外形加工を完了する。(図3(f))
この後、レジスト320Aの場合と同様に、レジスト320Bを剥離し、剥離表面を洗浄し、乾燥させる。(図3(g))
次いで、必要に応じ、半導体チップとワイヤー接続やフリップチップ接続をするための領域に電解めっきまたは無電解めっきにより、銀,金,ニッケルー金,パラジウム等のめっき390を施す。(図3(h))
尚、第二のエッチングの際、反対側の第一のエッチング加工を行った側が エッチングされるようであれば、ラミネートフィルム等で保護しておくと良い。また、レジスト320Aの剥離を第二のエッチングの後にレジスト320Bの剥離とともに行っても良い。
また、図3に示す方法では、リードフレーム素材300の両面にレジストを塗布した後、所望の絵柄からなる耐エッチング性のレジストパターン320A、320Bをリードフレーム素材310の表裏に一度に形成しているが、これを分けても良い。即ち、図3において、第一の凹部330Aを形成するためのレジストパターン320Aのみを先に形成しておき、第一の凹部330Aにポリイミド樹脂360を形成した後に、第二の凹部330Bを形成するためのレジストパターン320Bを形成しても良い。
【0023】
次に本発明のリードフレーム部材を用いた半導体装置の2つの例を図5を基づいて説明する。
図5(a)に示す半導体装置は、図1に示す本発明のリードフレーム部材100を用いて半導体素子とワイヤボンディングし、樹脂封止したものである。
図5(a)は、図1のA1−A2に対応する位置での断面である。
本実施例の半導体装置500はBGAタイプの樹脂封止型半導体装置で、実施例1のリードフレーム部材100を用い、ポリイミド樹脂部120側でない面のダイパッド111上に半導体素子520を搭載し、インナーリード112のポリイミド樹脂部120側でない面とワイヤ530により電気的に接続しており、外部回路とは外部端子部(バンプ)113の表面113Sに施しためっき部550を介して半田ボールからなる外部電極560を設けて接続する。
図1に示すリードフレーム部材100を用いているため、封止用樹脂540は半導体素子搭載側にのみ設けたもので、簡単な構造で、ダムバー(枠)114の切断も必要としない。
図5(b)に示す半導体装置は、図1に示す本発明のリードフレーム部材においてダイパッドが無い構造のリードフレーム部材を用いて、フリップチップ法により半導体素子と接続し樹脂封止したものである。
尚、図5(b)は、図5(a)に対応する断面を示したものである。
インナーリード112の銀めっき130面と半導体素子520の金バンプ522とを直接接続し、半導体素子520を搭載するとともに半導体素子520とインナーリード112とを電気的に接続している。
外部回路とは外部端子部(バンプ)113の表面113Sに施しためっき部550を介して半田ボールからなる外部電極560を設けて接続する。
封止用樹脂540は半導体素子搭載側にのみ設けたもので、簡単な構造で、ダムバー(枠)114の切断も必要としない。
【0024】
【実施例】
更に実施例を挙げて本発明を説明する。
先ず、本発明のリードフレーム部材の実施例を挙げる。
実施例のリードフレーム110は、図1、図2(a)に示す形状のもので、銅材を素材とし、図3に示す2段エッチング加工方法により作製されたBGAタイプの半導体装置用のリードフレームである。このため、図7に示すような、従来、必要とされていた、インナーリードと一体的に連結したインナーリード同志を固定するための連結部や外部端子部を固定するためのリードを必要としないものである。
インナーリード112の厚さ112Tは40μm、インナーリード部112以外の厚さは0.15mmでリードフレーム素材の板厚t0 のままである。
また、インナーリード112の先端部ピッチは0.12mmと狭いピッチで、半導体装置の多端子化に対応できる。
ポリイミド樹脂膜部120の膜厚はほぼ20μmである。
【0025】
次いで、本発明のリードフレーム部材の製造方法の実施例を挙げる。
本実施例のリードフレーム部材の製造方法は、実施例のリードフレーム部材を作製する際に用いた方法である。
先ず、脱脂、洗浄等の前処理を施した厚み0.15mmの銅材からなるリードフレーム素材300の両面に重クロム酸カリウムを感光剤とするカゼインレジストを塗布した後、乾燥処理、所定のパターン版による露光、現像処理等を経て、所望の絵柄からなる耐エッチング性のレジストパターン320A、320Bをリードフレーム素材310の表裏に形成した。(図3(a))
本実施例では、レジストパターン320A側には外部端子形成のためのパターンを形成し、レジストパターン320B側にはインナーリードおよび外部端子形成のためのパターンを設けた。
次いで、レジストパターン320B側はエッチング液に触れないように全面をラミネートフィルム350によりカバーした後、レジストパターン320A側からのみ第一のエッチング加工を行い、第一の凹部330Aを形成した。(図3(b))
第一の凹部330Aの深さt1 を110μmとしてエッチングを終了した。
エッチングは塩化第二鉄溶液を用いスプレー法にて行った。
【0026】
次いで、露出しているエッチングされた面全体にポリイミド膜を電着してほぼ20μm厚に形成した後、これを加熱処理して完全にイミド化したポリイミド樹脂360を20μmの厚に形成した。(図3(c))
尚、前述したように、ここで言う電着により形成されるポリイミド膜とは、完全にポリイミド化する前のもので、ポリイミド前駆体もしくは低分子量のポリイミドを含むものである。
【0027】
尚、ポリイミド膜の電着に際し、電着液の調整および電着工程は以下のようにして行った。
まず、攪拌機、還流冷却機および窒素導入管を備えた反応容器にビス〔4−(4−(アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニルコスルホン30.385g(0.05mol)とN、N−ジメチルアセトアミド236.5gを入れ、ヒロメリット酸二無水物10.9g(0.05mol)を常温、窒素雰囲気下で溶液温度の上昇に注意しながら加え、約20時間攪拌してポリアミド酸を得た。
調整したポリアミド酸の対数粘度(N、N−ジメチルアセトアミドを溶媒とし、温度35℃、濃度0.5g/100molで測定)は1.52dl/gであった。
次に、このポリアミド酸溶液にジメチルエタノールアミン8.9g(対カルボキシル当量90mol%)を徐々に加え、20分常温にて境件後、水130.2gを攪拌しつつ徐々に加えて希釈してポリアミド酸電着液を調整した。
次いで、リードフレーム素材の露出面側と白金電極とを対向させて調整された電着液に浸漬し、直流電源の陽極にリードフレーム素材を、陰極に白金電極をそれぞれ接続し、20Vの電圧で10秒間の電着を行い、これをN、N−ジメチルアセトアミドを50重量%含有した水溶液で洗浄して常温乾燥させた後、150℃、1時間の熱処理を行ってリードフレーム素材表面に電着ポリイミド層をほぼ20μm厚に形成した。
また上記の電着ポリイミド層を完全なポリイミドにする目的で250℃、3時間のキュアを行いポリイミド樹脂膜360を得た。
【0028】
ポリイミド樹脂360の形成後、レジスト320Aを酸等の剥離液で剥離させる。(図3(d))
10%塩酸溶液を剥離液として剥離処理を行った。その後、剥離された表面を洗浄のため化学研磨溶液で洗い、乾燥させた。
その後、ラミネートフィルム340を剥がし(図3(e))、インナーリード形成用のパターンが設けられているレジスト320B側の第二のエッチングを施し、第二の凹部330Bを形成し、貫通させてリードフレームの外形加工を完了した。(図3(f))
この後、レジスト320Bを剥離し、剥離表面の洗浄を行い、乾燥させた。
次いで、半導体チップとワイヤー接続するための領域に電解めっきにより、銀を施した。(図3(h))
これにより、実施例のリードフレームを作製した。
【0029】
尚、第二のエッチングの際、反対側の第一のエッチング加工を行った側が エッチングされるようであれば、ラミネートフィルム等で保護しておくと良い。また、前述のレジスト320Aの剥離を第二のエッチングの後にレジスト320Bの剥離とともに行っても良い。
【0030】
【発明の効果】
本発明のリードフレーム部材は、上記のように、インナーリードと外部端子部の組みを、それぞれ互いに分離した状態で安定して固定できるリードフレーム部材であり、従来のように、インナーリード同志を固定する連結部や外部端子部を固定するためのリードや枠部を必要としないもので、半導体装置作製の際における、インナーリード同志を連結する連結部の除去や、ダムバーや枠部の除去を必要としないものとしている。即ち、本発明のリードフレーム部材は、図8(c)に示す、従来のリードフレーム部材に比べ、生産性の面、コスト面で優れている。
この結果、従来に比べ、生産性の面、コスト面で優れ、且つ一層の多端子化に対応できる、リードフレームをコア材として回路を形成したBGAタイプの半導体装置の提供を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードフレーム部材の概略図
【図2】本発明のリードフレーム部材に使用されるリードフレームの1例の一部平面図
【図3】本発明のリードフレーム部材の作製工程図
【図4】リードフレーム部材の枠部を説明するための図
【図5】本発明のリードフレーム部材を用いた半導体装置の断面図
【図6】BGA半導体装置を説明するための図
【図7】従来のリードフレームをコア材としたBGAタイプの半導体装置の断面図
【図8】従来のリードフレーム部材を説明するための図
【図9】従来のリードフレームをコア材としたBGAタイプの半導体装置の工程図
【図10】2段エッチング法によるリードフレームの製造方法
【図11】単層リードフレームとそれを用いた半導体装置の図
【符号の説明】
100、100A リードフレーム部材
110 リードフレーム部
111 ダイパッド
112 インナーリード
113 外部端子部
113S リードフレーム素材面
114 枠部
115 支持リード
117 連結部
120 ポリイミド樹脂膜部
121、122 ポリイミド樹脂膜
121S 略平面のポリイミド樹脂膜
122B、122V ポリイミド樹脂膜
130 銀めっき
310 リードフレーム素材
310S リードフレーム素材面
320A、320B レジストパターン
330A 第一の凹部
330B 第二の凹部
340 ラミネートフィルム
351、352 凹部
360 ポリイミド樹脂膜
370、370A リードフレーム部材
381 ダイパッド
382 インナーリード
383 外部端子部
383S リードフレーム素材面
384 枠部
390 めっき部
500、500A 半導体装置
520 半導体素子
521 電極部(パッド)
522 金バンプ
530 ワイヤ
540 封止用樹脂
550 めっき部
560 外部電極(半田ボール)
602 基材
603 モールドレジン
604、604A 配線
605 ダイパッド
606 外部接続端子
608 ボンディングワイヤ
610 ボンディングパッド
618 めっき部
650 スルホール
651 熱伝導ビア
700、700A BGAパッケージ
710 リードフレーム
711 ダイパッド
712 インナーリード
713 外部端子部
714 ダムバー(枠部)
715 支持リード
717 連結部
720 半導体素子
721 端子
730 ワイヤ
740 封止用樹脂
750 半田ボール
760 固定用フィルム
761 開口部
760A 固定用テープ
770、770A リードフレーム部材
1010 リードフレーム素材
1020A、1020B レジストパターン
1030 第一の開口部
1040 第二の開口部
1050 第一の凹部
1060 第二の凹部
1070 平坦状面
1080 エッチング抵抗層
1090 インナーリード
1100 半導体装置
1110 (単層)リードフレーム
1111 ダイパッド
1112 インナーリード
1113 アウターリード
1114 ダムバー
1115 フレーム(枠)部
1120 半導体素子
1121 電極部(パッド)
1130 ワイヤ
1140 封止樹脂

Claims (6)

  1. 少なくとも、半導体素子の端子と電気的に接続するための複数のインナーリードと各インナーリードと一体的に連結し、外部回路と電気的接続を行うための外部端子とを備えたリードフレーム部と、ポリイミド樹脂膜部とを有する半導体装置用のリードフレーム部材であって、リードフレーム部はハーフエッチングを伴う2段エッチング加工により作製されたもので、一方側の面をリードフレーム素材面とし、該一方側の面に対向する他方側にエッチングを施すことにより、少なくとも各インナーリードの一部を含みリードフレーム素材の厚さよりも薄くした薄肉部を設け、且つ外部端子をリードフレーム素材厚に形成し、リードフレーム素材面に沿い二次元的に配列して設けているものであり、ポリイミド樹脂膜部は、少なくとも前記リードフレーム部の薄肉部のエッチングされた面を覆うポリイミド樹脂膜とエッチングされた側面部の一部を覆うポリイミド樹脂膜とを有するもので、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜を形成しており、前記ポリイミド樹脂膜部にてインナーリードと外部端子を保持しており、リードフレーム部は全インナーリード、全外部端子を囲む枠部を備え、且つ該枠部のエッチングされた薄肉部ないし側面部を覆うポリイミド樹脂膜が各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜に一体的に連結されていることを特徴とするリードフレーム部材。
  2. 請求項1において、インナーリード部全体がリードフレーム素材の厚さよりも薄肉に外形加工されていることを特徴とするリードフレーム部材。
  3. 請求項1ないし2における枠部は、全インナーリード、全外部端子と分離していることを特徴とするリードフレーム部材。
  4. 請求項3において、枠部の、リードフレーム部のエッチングが施された他方側にも、エッチングにより凹部ないし薄肉部を設け、該凹部ないし薄肉部にポリイミド樹脂膜を設けており、且つ前記ポリイミド樹脂膜の少なくとも一部が、各インナーリードの薄肉部表面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜に一体的に連結していることを特徴とするリードフレーム部材。
  5. 請求項1ないし4において、リードフレーム素材の厚さを0.05〜0.25mmとし、且つ薄肉部の厚さを、板厚より薄い範囲で0.01〜0.15mmとしたことを特徴とするリードフレーム部材。
  6. 少なくとも、半導体素子の端子と電気的に接続するための複数のインナーリードと各インナーリードと一体的に連結し、外部回路と電気的接続を行うための外部端子とを備えたリードフレーム部と、ポリイミド樹脂膜部とを有する半導体装置用のリードフレーム部材で、リードフレーム部はハーフエッチングを伴う2段エッチング加工により作製されたもので、一方側の面をリードフレーム素材面とし、該一方側の面に対向する他方側にエッチングを施すことにより、少なくとも各インナーリードの一部を含みリードフレーム素材の厚さよりも薄くした薄肉部を設け、且つ外部端子をリードフレーム素材厚に形成し、リードフレーム素材面に沿い二次元的に配列して設けているものであり、ポリイミド樹脂膜部は、少なくとも前記リードフレーム部の薄肉部のエッチングされた面を覆うポリイミド樹脂膜とエッチングされた側面部の一部を覆うポリイミド樹脂膜とを有するもので、全インナーリードの薄肉部のエッチングされた面を覆う略平面のポリイミド樹脂膜を形成しており、前記ポリイミド樹脂膜部にてインナーリードと外部端子を保持しているリードフレーム部材の製造方法であって、(a)リードレーム素材の両面に感光性のレジストを塗布した後、表裏両面に所定の絵柄をもつレジストパターンを形成する工程と、(b)少なくともリードフレーム素材の第一の面からエッチングして孔部を形成する第一のエッチング加工を施し、リードフレーム素材を貫通させずにエッチングを止める工程と、(c)選択的に第一のエッチング面を電着にてポリイミド膜にて覆い、該形成されたポリイミド膜を加熱する工程と、(d)リードフレーム素材の第一の面と対向する第二の面側からエッチングして貫通させる第二のエッチング加工を施しリードフレームを外形加工する工程と、(e)リードフレーム素材両面のレジストを除去する工程とを有することを特徴とするリードフレーム部材の製造方法。」
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