JP3636844B2 - サイドカーテン上側レールのカバー構造 - Google Patents
サイドカーテン上側レールのカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3636844B2 JP3636844B2 JP29763296A JP29763296A JP3636844B2 JP 3636844 B2 JP3636844 B2 JP 3636844B2 JP 29763296 A JP29763296 A JP 29763296A JP 29763296 A JP29763296 A JP 29763296A JP 3636844 B2 JP3636844 B2 JP 3636844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- rail
- window
- upper rail
- curtain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のサイドウィンドのサイドカーテンの上側レールをカバーする構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図６および図７に示すように、自動車のサイドウィンド(1,2) の上縁に沿って取付けられるサイドカーテン(3) の上側レール(4) は、窓枠上縁に位置するヘッドライニング(5) の端縁部に図７矢印に示す車内側からラップさせて被着したカバー(6) によって被覆されている。
該カバー(6) はアウタパネル(7) とインナパネル(8) とによって構成される窓枠(9) のインナパネル(8) 側にボルト(10)およびナット(11)によってヘッドライニング(5) を貫通して取付けられており、前後のカバー(6) は端末を付き合わせられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成ではカバー(6) をヘッドライニング(5) の端縁部に車内側からラップさせて被着しているので、該カバー(6) は車内側に突出して乗員の側頭空間を狭め、乗員に鬱陶しい感じを与えるし、カバー(6) は前側サイドウィンド(1) と後側サイドウィンド(2) とに連なって取付けられているため長尺になりコスト高となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、サイドウィンド(1,2) の上縁に沿ってサイドカーテン(3) の上側レール(4) を取付け、該レール(4) の車内側をカバー(12)で被覆する構成であって、該カバー(12)は窓枠(9) 上縁に位置するヘッドライニング(5) 端縁内側に沿い、該カバー(12)内面からレール(4) 側に差出されたブラケット(13)と、該レール(4) 側面からカバー(12)側に差出されたブラケット(14)とをクリップ(15)で止着したサイドカーテン(3) 上側レール(4) のカバー構造を提供するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明を図１〜図５に示す一具体例によって説明すれば、前後のサイドウィンド(1,2) の上縁には夫々サイドカーテン(3) の上側レール(4) が取付けられており、該レール(4) は図２矢印に示す車内側においてカバー(12)によって被覆されている。該カバー(12)は該サイドウィンド(1,2) の上縁窓枠(9) において、ヘッドライニング(5) の端縁の内側に沿っており、該カバー(12)の内面からはレール(4) 側にブラケット(13)が差出され、更に該レール(4) の側面からカバー(12)側にもブラケット(14)が差出されており、該カバー(12)のブラケット(14)と該レール(4) のブラケット(13)とを重ね合わせ、両者をクリップ(15)で止着する。
【０００６】
なお窓枠(9) はアウタパネル(7) とインナパネル(8) とからなり、端縁にはサイドウィンド(1,2) の窓ガラス(16,17) に密着するウェザストリップ(18)が取付けられている。
【０００７】
上記構成ではカバー(12)はヘッドライニング(5) の端縁から車内側に突出しないので乗員の側頭空間を狭めない。また図３に示すようにサイドウィンド(1,2) の上側にアシストグリップ(19)を取付けた場合、従来のカバー(6) ではカバー(6) とアシストグリップ(19)との間隙Ｗが狭くなり、手が入れにくゝなり使い勝手が悪いが、本発明では該間隙Ｗを拡大することが出来、アシストグリップが使い易くなる。
【０００８】
更に図４に示すようにサイドカーテン(3) の下側レール(20)を下縁窓枠(21)のボディサイドトリム(22)の側面ではなく上面に取付ければ、サイドカーテン(3) が車内側に突出することも阻止出来、カーテン(3) による鬱陶しさが解消される。またカーテン(3) は図５に示すようにプリーツ巾ＰＷを小さくすると、カーテン(3) の車内突出量が小さくなり鬱陶しさが解消される。
【０００９】
【発明の効果】
本発明ではサイドカーテン(3) の上側レール(4) のカバー(12)はヘッドライニング(5) の端縁内側に配置されるので車内側に突出しないから、乗員に鬱陶しさを与えない。また該カバー(12)の長さは各サイドウィンド(1,2) の横巾に規制されて長くならないのでコストダウンが出来る。またカバー(12)をレール(4) に止着しているため、インナパネル(8) の成形性や形状構造に何等影響されることなくカバー(12)の形状構造を設定出来る。
【図面の簡単な説明】
図１〜図５は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】サイドウィンド内面図
【図２】図１におけるＡ−Ａ断面図
【図３】アシストグリップ取付け状態図
【図４】サイドカーテン下側レール取付け状態図
【図５】カーテンプリーツ説明図
【図６】従来例のサイドウィンド内面図
【図７】従来例の図６におけるＢ−Ｂ断面図
【符号の説明】
1,2 サイドウィンド
3 サイドカーテン
4 上側レール
5 ヘッドライニング
9 窓枠
12 カバー
13,14 ブラケット
15 クリップ
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のサイドウィンドのサイドカーテンの上側レールをカバーする構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図６および図７に示すように、自動車のサイドウィンド(1,2) の上縁に沿って取付けられるサイドカーテン(3) の上側レール(4) は、窓枠上縁に位置するヘッドライニング(5) の端縁部に図７矢印に示す車内側からラップさせて被着したカバー(6) によって被覆されている。
該カバー(6) はアウタパネル(7) とインナパネル(8) とによって構成される窓枠(9) のインナパネル(8) 側にボルト(10)およびナット(11)によってヘッドライニング(5) を貫通して取付けられており、前後のカバー(6) は端末を付き合わせられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成ではカバー(6) をヘッドライニング(5) の端縁部に車内側からラップさせて被着しているので、該カバー(6) は車内側に突出して乗員の側頭空間を狭め、乗員に鬱陶しい感じを与えるし、カバー(6) は前側サイドウィンド(1) と後側サイドウィンド(2) とに連なって取付けられているため長尺になりコスト高となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、サイドウィンド(1,2) の上縁に沿ってサイドカーテン(3) の上側レール(4) を取付け、該レール(4) の車内側をカバー(12)で被覆する構成であって、該カバー(12)は窓枠(9) 上縁に位置するヘッドライニング(5) 端縁内側に沿い、該カバー(12)内面からレール(4) 側に差出されたブラケット(13)と、該レール(4) 側面からカバー(12)側に差出されたブラケット(14)とをクリップ(15)で止着したサイドカーテン(3) 上側レール(4) のカバー構造を提供するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明を図１〜図５に示す一具体例によって説明すれば、前後のサイドウィンド(1,2) の上縁には夫々サイドカーテン(3) の上側レール(4) が取付けられており、該レール(4) は図２矢印に示す車内側においてカバー(12)によって被覆されている。該カバー(12)は該サイドウィンド(1,2) の上縁窓枠(9) において、ヘッドライニング(5) の端縁の内側に沿っており、該カバー(12)の内面からはレール(4) 側にブラケット(13)が差出され、更に該レール(4) の側面からカバー(12)側にもブラケット(14)が差出されており、該カバー(12)のブラケット(14)と該レール(4) のブラケット(13)とを重ね合わせ、両者をクリップ(15)で止着する。
【０００６】
なお窓枠(9) はアウタパネル(7) とインナパネル(8) とからなり、端縁にはサイドウィンド(1,2) の窓ガラス(16,17) に密着するウェザストリップ(18)が取付けられている。
【０００７】
上記構成ではカバー(12)はヘッドライニング(5) の端縁から車内側に突出しないので乗員の側頭空間を狭めない。また図３に示すようにサイドウィンド(1,2) の上側にアシストグリップ(19)を取付けた場合、従来のカバー(6) ではカバー(6) とアシストグリップ(19)との間隙Ｗが狭くなり、手が入れにくゝなり使い勝手が悪いが、本発明では該間隙Ｗを拡大することが出来、アシストグリップが使い易くなる。
【０００８】
更に図４に示すようにサイドカーテン(3) の下側レール(20)を下縁窓枠(21)のボディサイドトリム(22)の側面ではなく上面に取付ければ、サイドカーテン(3) が車内側に突出することも阻止出来、カーテン(3) による鬱陶しさが解消される。またカーテン(3) は図５に示すようにプリーツ巾ＰＷを小さくすると、カーテン(3) の車内突出量が小さくなり鬱陶しさが解消される。
【０００９】
【発明の効果】
本発明ではサイドカーテン(3) の上側レール(4) のカバー(12)はヘッドライニング(5) の端縁内側に配置されるので車内側に突出しないから、乗員に鬱陶しさを与えない。また該カバー(12)の長さは各サイドウィンド(1,2) の横巾に規制されて長くならないのでコストダウンが出来る。またカバー(12)をレール(4) に止着しているため、インナパネル(8) の成形性や形状構造に何等影響されることなくカバー(12)の形状構造を設定出来る。
【図面の簡単な説明】
図１〜図５は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】サイドウィンド内面図
【図２】図１におけるＡ−Ａ断面図
【図３】アシストグリップ取付け状態図
【図４】サイドカーテン下側レール取付け状態図
【図５】カーテンプリーツ説明図
【図６】従来例のサイドウィンド内面図
【図７】従来例の図６におけるＢ−Ｂ断面図
【符号の説明】
1,2 サイドウィンド
3 サイドカーテン
4 上側レール
5 ヘッドライニング
9 窓枠
12 カバー
13,14 ブラケット
15 クリップ
Claims (1)
- サイドウィンドの上縁に沿ってサイドカーテンの上側レールを取付け、該レールの車内側をカバーで被覆する構成であって、該カバーは窓枠上縁に位置するヘッドライニング端縁内側に沿い、該カバー内面からレール側に差出されたブラケットと、該レール側面からカバー側に差出されたブラケットとをクリップで止着したことを特徴とするサイドカーテン上側レールのカバー構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29763296A JP3636844B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | サイドカーテン上側レールのカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29763296A JP3636844B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | サイドカーテン上側レールのカバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119568A JPH10119568A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3636844B2 true JP3636844B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=17849094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29763296A Expired - Fee Related JP3636844B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | サイドカーテン上側レールのカバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3636844B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP29763296A patent/JP3636844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10119568A (ja) | 1998-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0333584Y2 (ja) | ||
| JPH0880868A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| GB2182010A (en) | Cover for the passenger compartment of a convertible | |
| US5211442A (en) | Curtain installation structure | |
| JP3636844B2 (ja) | サイドカーテン上側レールのカバー構造 | |
| US5056851A (en) | Rear window sunvisor | |
| JP4051124B2 (ja) | 乗用車のための取り外し可能なハードトップ | |
| JPS63162326A (ja) | 幌屋根付車両 | |
| JP3456453B2 (ja) | バニティーミラー付きサンバイザー | |
| JPS604829Y2 (ja) | ドアミラ−装着用パネルのシ−ル構造 | |
| JP2897065B2 (ja) | 幌付自動車の幌取付構造 | |
| JP2897047B2 (ja) | 幌付自動車の幌取付構造 | |
| JP3176555B2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
| JPH029967B2 (ja) | ||
| JPH0351241Y2 (ja) | ||
| KR890004841Y1 (ko) | 객차용 사이드트림 구조 | |
| JP3336918B2 (ja) | 自動車の車体用モール構造 | |
| JPS6225924Y2 (ja) | ||
| JP2599909B2 (ja) | キヤンバスルーフのサイド部構造 | |
| JPH0218728Y2 (ja) | ||
| GB1565733A (en) | Vehicle with a window curtain arrangement | |
| JP3237545B2 (ja) | トリムの取付構造 | |
| JPS5822869Y2 (ja) | 低運転席式キヤブの構造 | |
| JPH0343874Y2 (ja) | ||
| JPH0626412Y2 (ja) | 車両用ドアサッシュ構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041214 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050106 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |