JP3635400B2 - ユニットバスの天井構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、ユニットバスの天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、図9に示すように、ユニットバス1において、壁パネル2の上端にドーム型天井3が設けられる場合、このドーム型天井3は、浴槽側天井パネル51と洗い場側天井パネル53を接合して形成しており、浴槽側天井パネル51には、換気扇52を取り付けるために取付用の平面部51aが形成され、また、洗い場側天井パネル53には、点検用の点検口53aが形成されていた。
このように従来では、ドーム型天井3を構成する浴槽側天井パネル51と洗い場側天井パネル53は、形状が異なるものであるため、それぞれの天井パネルを製造するための型が必要であり、型数が多くなり、高価なものとなってしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、天井パネルを製造する型数を減少させてコストを低減させることのできるユニットバスの天井構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、ドーム型天井を有するユニットバスにおいて、前記ドーム型天井は、対称形状の2つの天井パネルを備え、各天井パネルの曲面部にはそれぞれ開口が形成され、一方側の天井パネルの開口を点検口として、他方側の天井パネルの開口を換気扇取付口として用い、換気扇取付口として用いられる天井パネルの開口には、複数の種類の中から選択された平面部を有するカバーが取り付けられることである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、ドーム型天井を有するユニットバスの分解斜視構成図であり、ユニットバス1は、複数の壁パネル2,2,2を立設し、その上端に、ドーム型天井3を構成する天井パネル4,4を、中央部の中央パネル5に連結して取り付けるのであるが、浴槽側天井パネル4と洗い場側天井パネル4は同一形状に形成されており、1個の型で形成されたものとなっており、ドーム型を形成するための曲面部4aの内側には、中央パネル5の接合部6と接合するための接合部6が立ち上げ状に形成されており、また下端外周には、壁パネル2と接合するための鍔部7が一体形成されたものとなっている。また、浴槽側天井パネル4と洗い場側天井パネル4の曲面部4aには、それぞれ開口5が形成されている。
なお、小型のユニットバスにおいては、中央パネル5を省略して、同一形状に形成した一対の天井パネル4,4を合い向きに対称状に接合してドーム型天井3を形成することができるものである。
【0005】
このように本例では、一対の天井パネル4,4が同一形状に形成されて、それぞれ開口5,5が形成されているため、作業者が施工作業を行う際に、それぞれの開口5から頭を上方へ出して、例えば、鍔部7を壁パネル2の上端に接合する作業等を容易に行うことができ、何れかの開口5,5から上半身を出せば、外周全域に手が届き、作業を容易に行うことができるものとなる。
【0006】
なお、本例では、前記開口5,5に取り付けることのできる複数種類のカバー及び蓋が用意されており、適宜選択してそれぞれ開口5,5に取付可能に構成されている。
例えば、洗い場側天井パネル4の開口5を点検口として用いる場合には、図2に示すような点検口蓋10を開口5に着脱可能に取り付けることができ、また、浴槽側天井パネル4の開口5に換気扇を取り付ける場合には、図3または図4に示すような換気扇カバー11を開口5に着脱可能に取り付けることができる。
図3はLタイプの換気扇カバーであり、図4はRタイプの換気扇カバーである。なお、換気扇カバー11には、換気扇取付口11bの回りに平面部11aが形成され、この平面部11aに換気扇を設置できるように構成されている。
【0007】
また、図5及び図6に示すような、暖房機取付口12aを有するカバー12を開口5に取り付けて、暖房機を設置することができるものであり、さらには、図7または図8に示すようなカバー13を選択して開口5に取り付けることもでき、図7のカバー13は、乾燥機取付口13aと換気扇取付口13bを備えており、換気乾燥機を取付可能なLタイプのものである。また図8は、Rタイプの換気乾燥機取付用のカバーである。
【0008】
このように、複数種類のカバーまたは蓋の中から現場に対応するものを選んで、天井パネル4の開口5に取り付けることができ、カバーに平面部が形成されているため、天井パネル4には換気扇とか暖房機とか乾燥機を取り付けるための平面部を形成させておく必要がなく、良好に換気扇とか暖房機を設置することができ、設置状態がスッキリとしたものとなり、意匠性に優れた取付状態を得られるものとなる。
【0009】
【発明の効果】
本発明はドーム型天井を有するユニットバスにおいて、前記ドーム型天井は、対称形状の2つの天井パネルを備え、各天井パネルの曲面部にはそれぞれ開口が形成され、一方側の天井パネルの開口を点検口として、他方側の天井パネルの開口を換気扇取付口として用い、換気扇取付口として用いられる天井パネルの開口には、複数の種類の中から選択された平面部を有するカバーが取り付けられることにより、型数を少なくして天井パネルのコストを低減させることができ、それぞれの天井パネルの開口を利用して施工作業等を容易に行うことができる。
また、現場に対応するものを選んで、天井パネルの開口に取り付けることができ、カバーに平面部が形成されているため、天井パネルには換気扇とか暖房機とか乾燥機を取り付けるための平面部を形成させておく必要がなく、良好に換気扇とか暖房機を設置することができ、設置状態がスッキリとしたものとなり、意匠性に優れた取付状態を得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドーム型天井を有するユニットバスの分解斜視図である。
【図2】 ドーム型天井を構成する一方側の天井パネルの開口に取り付けられる点検口蓋の構成図である。
【図3】 天井パネルの開口に取り付けられるLタイプの換気扇カバーの平面図である。
【図4】 Rタイプの換気扇カバーの平面図である。
【図5】 Lタイプの暖房機取付用カバーの平面図である。
【図6】 Rタイプの暖房機取付用カバーの平面図である。
【図7】 Lタイプの換気乾燥機取付用カバーの平面図である。
【図8】 Rタイプの換気乾燥機取付用カバーの平面図である。
【図9】 従来のドーム型天井の断面構成図である。
【符号の説明】
1 ユニットバス
2 壁パネル
3 ドーム型天井
4 天井パネル
4a 曲面部
5 開口
6 接続部
7 鍔部
10 点検口蓋
11 換気扇カバー
11a 平面部
11b 換気扇取付口
12 カバー
12a 暖房機取付口
13 カバー
13a 乾燥機取付口
13b 換気扇取付口
Claims (1)
- ドーム型天井を有するユニットバスにおいて、前記ドーム型天井は、対称形状の2つの天井パネルを備え、各天井パネルの曲面部にはそれぞれ開口が形成され、一方側の天井パネルの開口を点検口として、他方側の天井パネルの開口を換気扇取付口として用い、換気扇取付口として用いられる天井パネルの開口には、複数の種類の中から選択された平面部を有するカバーが取り付けられることを特徴とするユニットバスの天井構造。
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JP2001003110A JP3635400B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | ユニットバスの天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP3635400B2 true JP3635400B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=18871506
Family Applications (1)
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JP2009299322A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Inax Corp | ユニットバスおよびユニットバスの組立方法 |
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2001
- 2001-01-10 JP JP2001003110A patent/JP3635400B2/ja not_active Expired - Lifetime
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