JP3543052B2 - ユニットバス防水パン延長用パン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願発明は、既存防水パンの延長用パンおよびその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、既存の防水パン型のないサイズのユニットバスを施工する場合には、その都度、新たに型を製作し、製作した型によって防水パンを作製して対応していた。
一方、コストの面等で型を新たに製作できない場合は、図1の様な出窓仕様等により面積を拡大しているが、面積を拡大した部分には防水パンが設けられていないために、各継目の部分などに水密性の点で不安があった。
また、現場で防水パンを製作する方法もあるが、防水パン型は非常に高額なものであり、現場での型製作はコストがかかるために現在はほとんど行われなくなっている。
さらに、新たに型の製作を行うと、作図、型製作、検査等で製品出荷までの時間がかなり必要となるため、現場の状況によっては納期に間に合わないケースもあるという問題があった。
ところで、最近はいろいろな大きさの浴室あるいはいろいろな形状の浴室が作られており、防水パンをそれぞれの浴室の大きさ、形状に合わせて予め作製することはコストの面から問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出願発明者は、いろいろ検討した結果、既存防水パンを利用して延長用パンを接続して防水パンを延長することによりこれらの問題を解決することに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この出願発明は、防水パンの洗い場の一辺に接続可能であり、洗い場防水パンの壁載せ面と連続させることができる壁載せ面を有し、既存防水パンと延長用パンの接合部の防水パンの洗い場パン側に腰壁パネルを設けることができ、そのパネルと壁パネルにカウンターを設けることができるユニットバス防水パン延長用パンおよびその施工方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって、この出願発明を説明する。
図1は、従来の出窓仕様、図2はこの出願発明の延長用パンと既存防水パンの接続前の斜視図、図3は図2の接続部分の部分拡大図、図4は接続された防水パンの断面図、図5はカウンターを有する接続された防水パンの断面図、そして図6は他のカウンターを有する接続された防水パンの斜視図をそれぞれ示す。
【0006】
この出願発明の延長用パンは、既存防水パンの洗い場に接続するものであり、延長方向としては、図2、図4、図5、図6に示すような方向が好ましいが、直角方向でもよい。
【0007】
延長用パンと既存防水パンとは、図2、3に示すように、既存防水パン8と延長用パン7の接合する部分に開口部10を設け、既存防水パン8の壁載せ面6と延長用パンの壁載せ面6が連続するようにして接続する。
【0008】
既存防水パンと延長用パンは、どのような接合手段で接合してもよいが、図4に示すように、ボルト11とナット12により接合することがとくに好ましい。
接合部は、必要に応じてシーリングする。
【0009】
接合部は、突起している部分だけを化粧材等で覆ってもよいが、図5、図6に示すように、カウンター2を接合部9および延長用パン7全体を覆うように載置することがとくに好ましい。
【0010】
カウンターは、接合部を覆うように接合部の部分だけが盛り上がっていてもよいが、平らであることがとくに好ましい。
【0011】
カウンターは、どのような高さに設けてもよいが、浴室を広く使用する点からは図5に示すように低い位置に設けることが好ましいし、また、カウンター2の上に石鹸、シャンプー等を置く点からは図6に示すような位置に設けることが好ましい。このようにすることにより意匠的にも優れたものとすることができる。
【0012】
つぎに、具体的に説明する。
既存防水パンの接合する側の図3の部分拡大図に示すように開口部10を設ける。
ついで、延長用パンの壁載せ面6と既存防水パンの壁載せ面6とが連続するように延長用パンのレベルを一致させてスラブの上に載置する。
【0013】
このようにしてスラブの上に載置された既存防水パンと延長用パンとをボルト11とおよびナット12により接続し、図4に示すように既存防水パンと延長用パンとを一体とし、延長用パンの上に壁パネルを載置する。
【0014】
一体化された既存防水パンの壁載せ面および延長用パンの壁載せ面の上に、図図4、図5および図6に示すように壁パネル4を載置して固定し、さらに図5および図6に示すようにカウンター2を取り付ける。
【0015】
【発明の効果】
この出願発明は、既存防水パンと延長用パンを組み合わせることにより既存防水パンを利用して浴室の大きさ、形状に合わせることができるので、あらゆるサイズのユニットバスに短期間で対応することができる。
また、延長部分が防水パンであるので、水密性に関しての不安がないという優れた効果がある。
さらに、新たな型を製作して防水パンを作製せずに、延長部分のみを型製作すればよいので、費用は少なくて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の出窓仕様
【図2】この出願発明の延長用パンと既存防水パンの接続前の斜視図
【図3】図2の接続部分の部分拡大図
【図4】接続された防水パンの断面図
【図5】カウンターを有する接続された防水パンの断面図
【図6】他のカウンターを有する接続された防水パンの斜視図
【符号の説明】
1 ステーパイプ
2 カウンター
3 受け台
4 壁パネル
5 防水パン
6 壁載せ面
7 延長用パン
8 既存防水パン
9 接合部
10 開口部
11 ボルト
12 ナット
Claims (2)
- 防水パンの壁載せ面と延長用パンの壁載せ面が連続するように延長用パンのレベルを一致させて防水パンの洗い場の一辺の横に接続可能であり、防水パンの壁載せ面と延長用パンの壁載せ面に設ける壁パネルに亘り、且つ防水パンと延長用パンの接合部を覆うようにしてカウンターを設けることができることを特徴とするユニットバス防水パン延長用パン。
- 防水パンの壁載せ面と延長用パンの壁載せ面が連続するように延長用パンのレベルを一致させて防水パンの洗い場の一辺の横に延長用パンを接続し、防水パンの壁載せ面と延長用パンの壁載せ面に設けた壁パネルに亘り、且つ防水パンと延長用パンの接合部を覆うようにしてカウンターを設けることを特徴とするユニットバス防水パン延長用パンの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07647198A JP3543052B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ユニットバス防水パン延長用パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07647198A JP3543052B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ユニットバス防水パン延長用パン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11256646A JPH11256646A (ja) | 1999-09-21 |
JP3543052B2 true JP3543052B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=13606100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07647198A Expired - Lifetime JP3543052B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | ユニットバス防水パン延長用パン |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (5)
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JP4085838B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2008-05-14 | 松下電工株式会社 | カウンターの支持構造 |
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-
1998
- 1998-03-11 JP JP07647198A patent/JP3543052B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11256646A (ja) | 1999-09-21 |
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