JPH04269224A - 分割型防水パンの接合構造 - Google Patents

分割型防水パンの接合構造

Info

Publication number
JPH04269224A
JPH04269224A JP2822991A JP2822991A JPH04269224A JP H04269224 A JPH04269224 A JP H04269224A JP 2822991 A JP2822991 A JP 2822991A JP 2822991 A JP2822991 A JP 2822991A JP H04269224 A JPH04269224 A JP H04269224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pan
waterproof
waterproof cover
drain
washing area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2822991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2639860B2 (ja
Inventor
Shinichi Hirai
伸一 平井
Akira Ota
明良 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP3028229A priority Critical patent/JP2639860B2/ja
Publication of JPH04269224A publication Critical patent/JPH04269224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2639860B2 publication Critical patent/JP2639860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型のユニットバスを構
成する場合に、一体の防水パンとしては浴槽載置パンと
洗い場パンが大き過ぎる為に分割構成とし、施工時にお
いて一体化する分割型防水パンに関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来から分割型防水パンに関する技術は
公知とされているのである。例えば、特開平1−235
737号公報に記載の技術の如くである。しかし該従来
の技術においては、浴槽載置パンの側の縁部にU字型の
受け縁部を構成し、この部分にシリコン等のコーキング
剤を注入した上で、洗い場パンの側の縁部を挿入し固定
する構成であったので、ボルトやビスによる確実な結合
部分が無いので、外れ易く、浴槽載置パンや洗い場パン
の変形により、両者の結合縁部に隙間が出来て水が洩れ
るという不具合いがあったのである。
【0003】
【発明が解決すべき課題】本発明は上記従来技術の不具
合いを解消するものであり、分割した浴槽載置パンと洗
い場パンの結合施工を簡単に行うことができて、かつ確
実に防水することが出来るように構成したものである。 また防水する部分は、洗い場パン側と浴槽載置パンの側
の排水を集めて排水口に設けた排水トラップに合流させ
る部分だけであるから、接合部分の上方を排水が通過す
る部分だけは、防水カバーを当てて、該防水カバーの上
を排水が通過するようにして、コーキング剤であるシリ
コンにより防水パンと防水カバー9の間を密閉し、更に
接合フランジの間にはパッキンを介装し、二重三重に防
水部を設けることにより、分割型防水パンの接合部から
の水洩れを防止したものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。 浴槽載置パン5と洗い場パン2を別体に構成し、該浴槽
載置パンと洗い場パンを接合して一体的な防水パンとす
る構成において、両パンから突出した接合フランジ同士
をパッキンを介して結合螺子により締結し、該浴槽載置
パン5と洗い場パン2のトラップ取付部の側方の接合フ
ランジ部に防水カバーを被覆したものである。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を説明する。大型のユニット
バスの場合には、防水パンがあまりに大きくなるので、
浴槽載置パン5と洗い場パン2とに2分割されている。 施工の際にはこの両パンを接合する必要があるが、本発
明においては、両パンから接合フランジ5a・2aを突
出し、両部分を結合螺子4により螺装締結している。そ
して排水トラップ6に至る排水樋12の部分を除いては
、接合部分を高い位置に配置することが出来るので、浴
槽1のエプロン3の内部に被覆隠蔽することが出来るの
で、該部分は防水にそれほど気を使う必要は無いのであ
る。本発明においては特に排水樋12から排水トラップ
6に至る部分の接合部に、防水カバー9を被覆し、この
上を排水が通過すべく構成したのである。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の分割
型防水パンを具備したユニットバスの平面図、図2は洗
い場パン2と浴槽載置パン5の接合状態に於ける側面断
面図、図3は洗い場パン2に設けた排水樋12から、浴
槽載置パン5に設けた排水トラップ6への排水樋12の
部分の斜視図、図4は該排水樋12から排水トラップ6
に至る部分の接合フランジ5a・2aの上方に被覆した
防水カバー9の拡大側面断面図、図5はエプロン3の内
部に被覆隠蔽した他の接合部分の側面断面図、図6は防
水カバーの他の実施例を示す側面断面図、図7は同じく
防水カバー9の他の実施例を示す側面断面図、図8は同
じく他の防水カバーの実施例の側面断面図である。
【0007】図1・図2において分割型防水パン付きユ
ニットバスについて説明する。通常の小型のユニットバ
スにおいては、洗い場パン2と浴槽載置パン5の部分が
一体的に構成されているので、両者の境目に於いて接合
が成されることが無いのである。しかし近年の住宅の高
級化に伴い浴室の豪華さが求められるようになり、まず
洗い場や浴槽の広さが求められるようになったのである
。この為に、浴槽載置パン5と洗い場パン2とを加えて
広さが従来のユニットバスの1.5〜2倍近くとなり、
防水パンを一体化していたのでは、製造上も輸送上も不
利となって来たのである。この不利を解消する為に、浴
槽載置パン5と洗い場パン2とを分離すると、施工の際
において、これを接合するという手間が発生するのであ
る。接合するというだけでは、それほどの困難さは発生
しないとしても、接合部の一部において必ず排水の合流
部分が必要であるので、該合流部分が接合部の上を通過
する必要があり、その際において接合部分からの水洩れ
という問題が発生するのである。本発明はこの水洩れを
完全に解消し、かつ施工作業を容易にするものである。
【0008】図1と図2においては、浴槽載置パン5の
側に排水トラップ6を設け、洗い場パン2の側の排水を
排水目皿8の部分から排水樋12に案内し、浴槽載置パ
ン5の側の排水トラップ6により排水口に案内している
。そして浴槽載置パン5の上に載置した浴槽1の洗い場
パン2の側には、化粧板としてのエプロン3が配置され
ており、該エプロン3と浴槽1の間に、接合フランジ5
a・2aの部分が構成されている。大部分の接合フラン
ジ5a・2aは洗い場パン2よりも相当に高い位置とす
ることが出来るので、エプロン3の内部の部分に被覆隠
蔽することが出来るのであるが、唯1箇所だけ排水樋1
2から排水トラップ6に至る部分の接合フランジ5a・
2aの部分はどうしても排水の通過を可能とする為に低
い位置に配置せざるを得ないのである。排水目皿8は、
図2に示す如くL型に構成されている。
【0009】図3と図4において、排水樋12の部分か
ら排水トラップ6の部分の途中に配置される接合フラン
ジ5a・2aの部分について説明する。該部分は凹型に
構成されており、該凹型の部分も接合フランジ5a・2
aの間にパッキン10を介装した状態で結合螺子4によ
り締結している。該締結状態だけでも十分に防水は可能
であるが、この上下に配置して重合締結した接合フラン
ジ5a・2aの部分の上に、逆U字型の防水カバー9を
載置し、防水しているのである。該防水カバー9の内側
に水が浸入するようでは、防水の効果が得られ無いので
、防水カバー9と排水樋12の間、及び防水カバー9と
浴槽載置パン5のコーナー部分の間には、コーキング剤
であるシリコン15が注入されて固められている。また
接合フランジ5a・2aの間にもパッキン10よりも外
側の部分にコーキング剤であるシリコン15が注入して
固められている。該接合フランジ5a・2aの上に更に
、防水カバー9を被覆するのであるから防水は確実に行
われるのである。該防水カバー9を被覆するのは、図3
に示す如く、排水樋12と排水トラップ6の部分のみで
あり、その他の部分は洗い場パン2の排水面よりも相当
に高い位置にあり、エプロン3の内側に格納隠蔽されて
いるので、防水カバー9を被覆しなくとも、接合フラン
ジ5a・2aの間にパッキン10を介装し、コーキング
剤であるシリコン15により固めることにより防水が出
来るのである。
【0010】図5はエプロン3の内側の部分に於ける接
合フランジ5a・2aの接合部である。該接合部からク
リップ弾性体14を上方に突出しており、該クリップ弾
性体14が構成する上方への凸部に、エプロン3に接合
された合成樹脂体13から突出した係止グリップ11が
弾性的に嵌合することにより、エプロン3を簡単に係止
すべく構成している。図6は接合フランジ5a・2aの
上に被せる防水カバー7の他の実施例を示している。防
水カバー7は防水カバー9の如く逆U字型では無くてL
型に構成している。該L型の防水カバー7の場合には、
エプロン3の下部に配置された接合フランジ5a・2a
の場合において有効である。しかし、洗い場パン2と浴
槽載置パン5の間の接合部であり、一方の接合フランジ
2aが上方から、他方の接合フランジ5aが下方から突
出されて、結合螺子4により重複結合される場合には、
L型に構成した防水カバー7が取付け可能である。この
場合にも、防水カバー7と洗い場パン2と浴槽載置パン
5の間に、コーキング剤であるシリコン15が注入され
ることは当然である。
【0011】図7の実施例においては、接合フランジ5
a・2aがどちらも下方から突出されて、左右に溝が出
来た場合の防水カバー9の被覆構成が開示されている。 図7においては、排水トラップ6が洗い場パン2の側に
付設されており、浴槽載置パン5の側からの排水を防水
カバー9の上を通過させて、排水トラップ6に案内すべ
く構成している。図8においては、浴槽載置パン5と洗
い場パン2の接合フランジ5a・2aが、平面的に重複
されて結合螺子4により締結される場合の防水カバー1
6の構成が示されいる。該場合においては、防水カバー
16を平面板状に構成することが出来るのである。コー
キング剤であるシリコン15を接合に注入することは同
じである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、浴槽載置パン5と
洗い場パン2の固定は、接合フランジ5a・2aの部分
を重複させて、結合螺子4により確実に固定するのであ
るから、外れたり防水部分が開いたりすることは無く、
また浴槽載置パン5と洗い場パン2の間の上を排水が流
れる排水トラップ6の部分の側方においては、該接合フ
ランジ5a・2aの上に防水カバーを被覆するので、二
重三重の防水を行うことが出来るので、従来に比較して
一体化の施工が容易で、かつ防水の確実な分割型防水パ
ンとすることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分割型防水パンを具備したユニットバ
スの平面図である。
【図2】洗い場パン2と浴槽載置パン5の接合状態に於
ける側面断面図である。
【図3】洗い場パン2に設けた排水樋12から、浴槽載
置パン5に設けた排水トラップ6への排水樋12の部分
の斜視図である。
【図4】該排水樋12から排水トラップ6に至る部分の
接合フランジ5a・2aの上方に被覆した防水カバー9
の拡大側面断面図である。
【図5】エプロン3の内部に被覆隠蔽した他の接合部分
の側面断面図である。
【図6】防水カバーの他の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図7】同じく防水カバー9の他の実施例を示す側面断
面図である。
【図8】同じく他の防水カバーの実施例の側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1  浴槽 2  洗い場パン 3  エプロン 4  結合螺子 5  浴槽載置パン 2a,5a  接合フランジ 7,9,16  防水カバー 8  排水目皿 10  パッキン 12  排水樋 15  コーキング剤であるシリコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  浴槽載置パンと洗い場パンを別体に構
    成し、該浴槽載置パンと洗い場パンを接合して一体的な
    防水パンとする構成において、両パンから突出した接合
    フランジ同士をパッキンを介して結合螺子により締結し
    、該浴槽載置パンと洗い場パンのトラップ取付部の側方
    の接合フランジ部に防水カバーを被覆したことを特徴と
    する分割型防水パン。
JP3028229A 1991-02-22 1991-02-22 分割型防水パンの接合構造 Expired - Fee Related JP2639860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3028229A JP2639860B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 分割型防水パンの接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3028229A JP2639860B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 分割型防水パンの接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04269224A true JPH04269224A (ja) 1992-09-25
JP2639860B2 JP2639860B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=12242773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3028229A Expired - Fee Related JP2639860B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 分割型防水パンの接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2639860B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274684A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Inax Corp 浴室床面構造
JP2017040033A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 ブライトワークス株式会社 ユニットバスの排水管補修方法及び排水管が補修された後のユニットバスの洗い場床構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187965A (ja) * 1983-04-08 1984-10-25 株式会社竹中工務店 防水床
JPH0229960U (ja) * 1988-08-12 1990-02-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187965A (ja) * 1983-04-08 1984-10-25 株式会社竹中工務店 防水床
JPH0229960U (ja) * 1988-08-12 1990-02-26

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274684A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Inax Corp 浴室床面構造
JP4712417B2 (ja) * 2005-03-29 2011-06-29 株式会社Inax 浴室床面構造
JP2017040033A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 ブライトワークス株式会社 ユニットバスの排水管補修方法及び排水管が補修された後のユニットバスの洗い場床構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2639860B2 (ja) 1997-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5671489A (en) Tongue and groove shower and bath support system
US5778464A (en) Shower and/or bath apparatus
JPH04269224A (ja) 分割型防水パンの接合構造
JPS6214204Y2 (ja)
JPH1171795A (ja) 分割タイプの防水床パン
JP3543052B2 (ja) ユニットバス防水パン延長用パン
JPH0756382Y2 (ja) 分割式防水パン
JPH0118055Y2 (ja)
EP1254625A1 (en) Shower booth and relative sealing system
JPH0733978Y2 (ja) 排水用クリップ
JPH09170249A (ja) 洗濯機用防水パン
JP2636620B2 (ja) 浴室の防水パン
JPS6110551Y2 (ja)
JPH02102622A (ja) 浴室装置
JPH0619657Y2 (ja) 浴室の防水床パン
JPH0630976Y2 (ja) 水切りカバーの連結構造
JP4006866B2 (ja) 自動フラッシュバルブ
JP2000265517A (ja) 防水パン作業口の蓋構造
JPS6110553Y2 (ja)
JP2576002Y2 (ja) 分割床パンの接続構造
JPS603234Y2 (ja) 組立プ−ル
JPS6019180Y2 (ja) 浴槽、流し台等における漏水防止構造
JPS583906Y2 (ja) 浴室ユニツト防水パン
JPS5851267Y2 (ja) ケシヨウセンメンダイ
JP2001161581A (ja) 洗い場付浴槽の構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees