JPS6019180Y2 - 浴槽、流し台等における漏水防止構造 - Google Patents
浴槽、流し台等における漏水防止構造Info
- Publication number
- JPS6019180Y2 JPS6019180Y2 JP10223080U JP10223080U JPS6019180Y2 JP S6019180 Y2 JPS6019180 Y2 JP S6019180Y2 JP 10223080 U JP10223080 U JP 10223080U JP 10223080 U JP10223080 U JP 10223080U JP S6019180 Y2 JPS6019180 Y2 JP S6019180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- bathtub
- sink
- water
- water leakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として、浴槽フランジ部分と壁部との接合
目地部、及び流し台の背部と壁部との接合目地部におけ
る漏水の防止構造に関する。
目地部、及び流し台の背部と壁部との接合目地部におけ
る漏水の防止構造に関する。
従来、浴槽フランジ部分における漏水防止は、通常、壁
パネルとの接合目地部にコーキング材を充填してなされ
ていた。
パネルとの接合目地部にコーキング材を充填してなされ
ていた。
しかし、コーキング材は、老化、振動等により経時的に
朽ち易いため、コーキング材により当該目地部分の漏水
を完全に防ぐことは非常に困難であり、コーキング材の
周縁等から接合目地部深部への漏水が生じていた。
朽ち易いため、コーキング材により当該目地部分の漏水
を完全に防ぐことは非常に困難であり、コーキング材の
周縁等から接合目地部深部への漏水が生じていた。
しかも、このような漏水は看過され易いため、壁部等に
多大な損害を与える惧れがあった。
多大な損害を与える惧れがあった。
従って、この種浴室等における上述の接合目地部におけ
る漏水防止の効果的手段の開発が強く望まれているとこ
ろであり、流し台等の水処理場における外壁などへの漏
水に付いても同様である。
る漏水防止の効果的手段の開発が強く望まれているとこ
ろであり、流し台等の水処理場における外壁などへの漏
水に付いても同様である。
そこで、本考案は、この種の接合目地部からの漏水を完
全に防ぐことが極めて困難であることから、この漏水を
許容した上で、漏水の積極的排水を意図して開発された
もので、浴槽あるいは流し台等の水切り立上がり部と壁
部との接合目地部深部に、上記接合部に沿って排水勾配
を施した漏水溜り溝を構成し、且つ該漏水溜り溝を排水
管等の排水路に結合させてなる、浴槽、流し台等におけ
る漏水防止構造を提供する。
全に防ぐことが極めて困難であることから、この漏水を
許容した上で、漏水の積極的排水を意図して開発された
もので、浴槽あるいは流し台等の水切り立上がり部と壁
部との接合目地部深部に、上記接合部に沿って排水勾配
を施した漏水溜り溝を構成し、且つ該漏水溜り溝を排水
管等の排水路に結合させてなる、浴槽、流し台等におけ
る漏水防止構造を提供する。
以下、図示の実施例を参照して本考案構造の要旨を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図は本考案を浴室に施した場合の一実施例を示す縦
断側面図で、浴槽１の壁部立上がり２は、壁パネル３と
の接合目地部４の深部において、漏水溜り溝５を構成し
てあり、この漏水溜り溝５に排水勾配を設け、該溝５の
勾配下端に排水管６を接続して、前記浴槽１の排水管７
に防水パントラップ接続以前の位置で前記排水管６を接
続しである。
断側面図で、浴槽１の壁部立上がり２は、壁パネル３と
の接合目地部４の深部において、漏水溜り溝５を構成し
てあり、この漏水溜り溝５に排水勾配を設け、該溝５の
勾配下端に排水管６を接続して、前記浴槽１の排水管７
に防水パントラップ接続以前の位置で前記排水管６を接
続しである。
そして、８は従来のコーキング材に替えて接合目地部４
に嵌着したガスケット材である。
に嵌着したガスケット材である。
第２図は本考案構造を流し台に施した場合の一実施例を
示す縦断側面図で、前記第１図実施例の場合と共通な構
成部分には夫々同一記号を付しである他に、９は流し台
で、その水切り立上がり部２′と壁仕上げ板３′との間
の接合目地部４の深部には排水勾配を設けた漏水溜り溝
５を設けてある。
示す縦断側面図で、前記第１図実施例の場合と共通な構
成部分には夫々同一記号を付しである他に、９は流し台
で、その水切り立上がり部２′と壁仕上げ板３′との間
の接合目地部４の深部には排水勾配を設けた漏水溜り溝
５を設けてある。
そして、図示していないが、当該溝５の排水勾配の端部
はシンク部に臨ませるか、又は別途に設けた排水管等に
結合させである。
はシンク部に臨ませるか、又は別途に設けた排水管等に
結合させである。
その他、１０は流しステンレス材の止め釘を示す。
このような構成よりなる本考案によれば、浴槽１などの
ように接合目地部４に多量の水が浸入する可能性の大き
い場合には、この目地部４に、ガスケット材８を嵌合さ
せ、該目地部４からの多量の漏水を押える程度の処理を
施すが、流し台９などにおける場合のように、接合目地
部４が小さく且つこの目地部４に浸入する水量も少ない
場合には、目地部め処理を施す必要がない。
ように接合目地部４に多量の水が浸入する可能性の大き
い場合には、この目地部４に、ガスケット材８を嵌合さ
せ、該目地部４からの多量の漏水を押える程度の処理を
施すが、流し台９などにおける場合のように、接合目地
部４が小さく且つこの目地部４に浸入する水量も少ない
場合には、目地部め処理を施す必要がない。
そして、この目地部４から浸入あるいはガスケット材８
の隙間から浸出した漏水は、その深部の漏水溜り溝５に
導かれ、該溝５の排水勾配に従って、勾配端部に流れ、
排水管６を通って、或は、直接に排水される。
の隙間から浸出した漏水は、その深部の漏水溜り溝５に
導かれ、該溝５の排水勾配に従って、勾配端部に流れ、
排水管６を通って、或は、直接に排水される。
このように、本考案構造では、接合目地部からの漏水を
完全に防止するのではなくて、当該部分からの漏水を許
した上で、その漏水の排水を積極的に行うようになした
構成であるので、適切な防水機能を発揮すると共に、特
に、本考案構造によれば接合目地部防水のためのコーキ
ング処理を施すことなく、単に目地部めのためのガスケ
ットを使用するだけで良く又はその使用さえも要しない
ので、目地部の防水処理作業を実質上省略することが出
来る等、この種防水構造として極めて実用的なるもので
ある。
完全に防止するのではなくて、当該部分からの漏水を許
した上で、その漏水の排水を積極的に行うようになした
構成であるので、適切な防水機能を発揮すると共に、特
に、本考案構造によれば接合目地部防水のためのコーキ
ング処理を施すことなく、単に目地部めのためのガスケ
ットを使用するだけで良く又はその使用さえも要しない
ので、目地部の防水処理作業を実質上省略することが出
来る等、この種防水構造として極めて実用的なるもので
ある。
第１図は本考案構造の一実施例を示す浴槽構造部の縦断
面図、第２図は同じく流し台構造部の縦断面図を示す。 １・・・・・・浴槽、２・・・・・・壁部立上がり、２
′・・・・・・水切り立上がり部、３・・・・・・壁パ
ネル、３′・・・・・・壁仕上げ板、４・・・・・・接
合目地部、５・・・・・・排水勾配を施１、た漏水溜り
溝、６・・・・・・排水管、８・・・・・・ガスケット
。
面図、第２図は同じく流し台構造部の縦断面図を示す。 １・・・・・・浴槽、２・・・・・・壁部立上がり、２
′・・・・・・水切り立上がり部、３・・・・・・壁パ
ネル、３′・・・・・・壁仕上げ板、４・・・・・・接
合目地部、５・・・・・・排水勾配を施１、た漏水溜り
溝、６・・・・・・排水管、８・・・・・・ガスケット
。
Claims (2)
- （１）浴槽あるいは流し台等の水切り立上がり部と壁部
との接合目地部深部に、上記接合部に沿って排水勾配を
施した漏水溜りを溝を構成し、且つ該漏水溜り溝を排水
管等の排水路に結合させてなる、浴槽、流し台等におけ
る漏水防止構造。 - （２）上記接合目地部にガズケットを嵌挿させた、実用
新案登録請求の範囲第（１）項記載の浴槽、流し台等に
おける漏水防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223080U JPS6019180Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 浴槽、流し台等における漏水防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223080U JPS6019180Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 浴槽、流し台等における漏水防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726476U JPS5726476U (ja) | 1982-02-10 |
| JPS6019180Y2 true JPS6019180Y2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=29463656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10223080U Expired JPS6019180Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 浴槽、流し台等における漏水防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019180Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-19 JP JP10223080U patent/JPS6019180Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726476U (ja) | 1982-02-10 |
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