JPH0449990Y2 - - Google Patents

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JPH0449990Y2
JPH0449990Y2 JP1989117330U JP11733089U JPH0449990Y2 JP H0449990 Y2 JPH0449990 Y2 JP H0449990Y2 JP 1989117330 U JP1989117330 U JP 1989117330U JP 11733089 U JP11733089 U JP 11733089U JP H0449990 Y2 JPH0449990 Y2 JP H0449990Y2
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Japan
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hot water
bathroom
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water pipe
shower
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JP1989117330U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、湯水放出形態の異なる複数のシヤワ
ーノズルと、前記湯水放出形態のうちの一つを選
択するとともに温度設定などを行う操作部とを縦
長形状の箱体に設けてなるシヤワーユニツトを、
浴室壁に取り付けた構造に係り、特にシヤワーノ
ズルに連なる内部湯水配管と外部湯水配管との連
結部位周辺に漏水対策を施したものに関する。
〈従来の技術〉 例えば、浴槽、洗い場、浴室壁などが一体とな
つたユニツトバスにおいて、ハンドシヤワーを装
備したものは安価であるものの、ホテルなどの設
備とする場合には格調が感じられないという点に
着目し、本件出願人は、ユニツトバスのオプシヨ
ン部品として見栄えの良いシヤワーユニツトを提
案し、既に出願している〔実願平1−86098号
(実開平3−27684号公報参照)〕。
このシヤワーユニツトを第4図に示して説明す
る。図に示すように、シヤワーユニツト10は、
湯水を滝のように集中放出させる打たせ湯、湯水
を大粒状として放出させるスコールシヤワー、湯
水を霧状として放出させるミストシヤワーなどの
種々な湯水放出形態を実現する多数のシヤワーノ
ズル11〜13と、使用する形態を選択するため
の選択スイツチや温度設定のための設定スイツチ
などを有する操作部14とを、外観が高級な雰囲
気を持つ縦長形状の箱体に装着したものである。
このシヤワーユニツト10は、第5図に示すよう
に、浴室壁20に図示省略のボルトなどを利用し
て取り付けられる。
そして、シヤワーユニツト10のシヤワーノズ
ル11〜13に連なる内部湯水配管Aは、浴室の
外部において浴室壁20の裏側に設けられる外部
湯水配管Bに蛇腹状の連結配管Cを介して連通連
結されている。このうり、連結配管Cと外部湯水
配管Bとの連結部位は、浴室壁20に設けられた
貫通孔21の孔内に位置している。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上記従来の構成において、連結配管
Cと外部湯水配管Bとの連結部位が浴室壁20の
貫通孔21の孔内に位置している関係上、該連結
部位に設けられるパツキン(図示省略)が劣化す
るなどして湯水が漏洩すると、貫通孔21から浴
室の外部に流出することがある。このような漏水
は、浴室の外部に家屋の柱や壁が存在する場合に
は、それらを腐蝕させることにもなりかねない。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたも
ので、漏水が発生した場合でも、それを浴室の内
側に導くようにして、浴室外部への漏水流出を防
ぐことを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記目的を達成するために、湯水放出
形態の異なる複数のシヤワーノズルと、前記湯水
放出形態のうちの一つを選択するとともに温度設
定などを行う操作部とを縦長形状の箱体に設けて
なるシヤワーユニツトを、浴室壁に取り付けた構
造において、次のような構成をとる。
本考案のシヤワーユニツトの取付構造は、 前記シヤワーユニツトが設置される浴室壁に設
けられた湯水配管挿通用の貫通孔に、開口部が浴
室内に向くよう有底筒状の湯水受け部材を取り付
け、 この湯水受け部材において上下方向に沿う奥壁
面に外部湯水配管を貫通して、この外部湯水配管
と前記シヤワーノズルに連なる内部湯水配管とを
該湯水受け部材の内部で連結し、 前記湯水受け部材において前記外部湯水配管の
貫通部位及び前記浴室壁の貫通孔に対する取付部
位にそれぞれ漏水防止処理を施していることに特
徴を有する。
〈作用〉 上記構成において、シヤワーユニツトの内部湯
水配管と外部湯水配管との連結部位から湯水が漏
洩すると、前記連結部位が漏水受け部材の内部に
存在するため、漏水は漏水受け部材で受け止めら
れ、その開口から浴室内部側へ排出されるように
なる。
前記連結部位から漏れる漏水の一部が外部湯水
配管をつたつて外部へ流出しようとしても、この
外部湯水配管が貫通される漏水受け部材の貫通部
位には漏水防止処理されているので、この経路か
ら漏水が外部へ流出することも妨げる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図に本考案の一実施例を示している。この
図において従来例の第5図に付してある符号と同
一のものは同じ部品、部分を指し、ここでの詳細
な説明を省略する。
本実施例において従来例と異なる構成は、主と
して、浴室壁20の貫通孔21に位置する連結配
管Cと外部湯水配管Bとの連結部位を囲い、該連
結部位から漏洩する湯水を受け止めて浴室内部側
へ導く漏水受け部材30を前記貫通孔21に設け
ていることである。
具体的には、浴室壁20の貫通孔21を従来例
の第5図で示すものよりも大きくし、この貫通孔
21に有底円筒状の漏水受け部材30を、その開
口が浴室内部側に向くよう奥壁31側を浴室壁2
0の外部側へ突出するように挿入し、漏水受け部
材30の開口周縁に形成されている鍔部32がボ
ルトなどで浴室壁20に固定されている。
この漏水受け部材30の奥壁31のほぼ中央部
分には外部湯水配管Bが貫通されており、該漏水
受け部材30の内部に内部湯水配管Aに連なる連
結配管Cと外部湯水配管Bとの連結部位が位置さ
せられている。そして、漏水受け部材30におい
て外部湯水配管Bが貫通する部位には、この部位
における隙間をシールするためのゴムパツキン4
0が貼着されているとともに、鍔部32と浴室壁
20との間にもゴムパツキン41が介装されてお
り、浴室壁20の貫通孔21まわりでの漏水防止
処理が施されている。
上記構成によると、連結部位に配される図示省
略のパツキンの劣化などにより、ここから湯水が
漏洩した場合、漏水は漏水受け部材30によつて
受け止められ、矢印のように漏水受け部材30が
開口よりシヤワーユニツト10の下部カバー15
内へ導かれる。なお、この下部カバー15の底部
には複数の孔やスリツトなどの排水口16が設け
られており、この排水口16から浴室内へ前記漏
水を排出させるようにしている。このようにして
漏水の外部流出が防止される。
ところで、ユニツトバスでは、第2図に示すよ
うに、浴室壁20に上下複数段の収納凹所51を
有する収納パネル50が取り付けられたものがあ
り、この収納パネル50に、その収納凹所51毎
に備える落下防止バー52に係止具17を利用し
てシヤワーユニツト10を引つ掛ける形態で取り
付けることもある。
この場合、例えばシヤワーユニツト10で三つ
分の収納凹所51を閉塞することになるので、シ
ヤワーユニツト10で閉塞する収納凹所51のう
ちの上から三段目の収納凹所51における奥壁5
3に外部湯水配管Bが貫通される孔54を設け、
この収納凹所51の内部に外部湯水配管Bと連結
配管Cとの連結部位を位置させれば、この収納凹
所51で上述した漏水受け部材30の役目を果た
すように構成できる。この場合も、孔54におけ
る外部湯水配管Bの貫通部位に上記同様のゴムパ
ツキン40を貼着するとともに、シヤワーユニツ
ト10の裏板18と収納パネル50との取付部位
にもゴムパツキン41を介在させる点は上記実施
例の場合と同様である。
そして、シヤワーユニツト10の裏板18にお
いて上から三段目の収納凹所51に対応する位置
に前記漏水をシヤワーユニツト10の下部カバー
15内に流入させる孔19(またはスリツト)を
形成して、漏水を一旦、前記孔19を介して下部
カバー15側に流入させ、この下部カバー15か
らその底部に設けてある排水口16から浴室内へ
と落とすようにしてもよい。この他にも、上から
三段目の収納凹所51の下側棚部において開口側
に、収納凹所51内に溜る漏水を浴室内へ排出す
る排出溝を形成して実施することも可能である。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、内部湯
水配管と外部湯水配管との連結部位から湯水が漏
洩した場合に、この漏水が浴室の外部に流出する
のを防いで、浴室の内部に排出させることができ
る。このように万一の漏水を考慮しているから、
浴室の外部に家屋の柱や壁が存在していてもそれ
らが漏水によつて腐蝕されるのを有効に防止でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシヤワーユニ
ツトの取付構造を示す一部破断の側面図である。
第2図及び第3図は本考案の他の実施例に係り、
第2図はユニツトバスに備える収納パネルを示す
縦断面図、第3図は第1図に対応する図である。
また、第4図及び第5図は従来例に係り、第4図
はシヤワーユニツトの斜視図、第5図はシヤワー
ユニツトの取付構造を示す一部破断の側面図であ
る。 A……内部湯水配管、B……外部湯水配管、C
……連結配管、10……シヤワーユニツト、11
〜13……シヤワーノズル、14……操作部、2
0……浴室壁、21……貫通孔、30……漏水受
け部材、31……奥壁、40,41……ゴムパツ
キン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 湯水放出形態の異なる複数のシヤワーノズル
    と、前記湯水放出形態のうちの一つを選択すると
    ともに温度設定などを行う操作部とを縦長形状の
    箱体に設けてなるシヤワーユニツトを、浴室壁に
    取り付けた構造において、 前記シヤワーユニツトが設置される浴室壁に設
    けられた湯水配管挿通用の貫通孔に、開口部が浴
    室内に向くよう有底筒状の湯水受け部材を取り付
    け、 この湯水受け部材において上下方向に沿う奥壁
    面に外部湯水配管を貫通して、この外部湯水配管
    と前記シヤワーノズルに連なる内部湯水配管とを
    該湯水受け部材の内部で連結し、 前記湯水受け部材において前記外部湯水配管の
    貫通部位及び前記浴室壁の貫通孔に対する取付部
    位にそれぞれ漏水防止処理を施していることを特
    徴とするシヤワーユニツトの取付構造。
JP1989117330U 1989-10-05 1989-10-05 Expired JPH0449990Y2 (ja)

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JP1989117330U JPH0449990Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05

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JPH0355791U JPH0355791U (ja) 1991-05-29
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JPS5951866B2 (ja) * 1980-12-29 1984-12-17 日本道路公団 液体散布車の液体散布装置
JPS60158824A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 松下電器産業株式会社 浴室ユニツト

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