JP2590615Y2 - 車両のクオータ部の車体構造 - Google Patents

車両のクオータ部の車体構造

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JP2590615Y2
JP2590615Y2 JP1991084843U JP8484391U JP2590615Y2 JP 2590615 Y2 JP2590615 Y2 JP 2590615Y2 JP 1991084843 U JP1991084843 U JP 1991084843U JP 8484391 U JP8484391 U JP 8484391U JP 2590615 Y2 JP2590615 Y2 JP 2590615Y2
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panel
quota
floor
flange
edge
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JP1991084843U
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JPH0526755U (ja
Inventor
哲治 柴田
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両のクオータ部の
車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の車両のクオータ部の車体構
造としては、次のようなものがある。車両のクオータ部
の外側パネルをなすクオータパネルの下縁フランジと、
同クオータ部の内側パネルをなすフロアサイドパネルの
下縁フランジとが相互に結合され、両パネル間にサイド
空間部が形成されている。そして、クオータパネルの後
端部に、バンパステー取付孔を有するバックロアパネル
の側縁部が結合され、フロアサイドパネルの後縁部にリ
ヤフロアエンドパネルの側縁部が結合されており、バッ
クロアパネルとリヤフロアエンドパネルとの両パネル間
にリヤ空間部が形成されている。そして、サイド空間部
とリヤ空間部とがリッドによって閉塞されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構造では、リッドをパネルに対して隙間なく取
り付けることは困難であり、バックロアパネルのバンパ
取付孔からリヤ空間部に浸入した水が、リッドの隙間を
通ってサイド空間部に浸入することがあり、サイド空間
部に工具収納室等を設けるのに具合が悪い。
【0004】本考案の目的は、上記した従来の問題点に
鑑み、リッドの隙間を通ってサイド空間部に浸入した水
をせき止めて排出することができる車両のクオータ部の
車体構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、車両のクオータ部の外側パネルをなすク
オータパネルの下縁フランジと、同クオータ部の内側パ
ネルをなすフロアサイドパネルの下縁フランジとが相互
に結合され、前記クオータパネルの後縁部に、バンパス
テー取付孔を有するバックロアパネルの側縁部が結合さ
れ、前記フロアサイドパネルの後縁部に、リヤフロアエ
ンドパネルの側縁部が結合され、前記クオータパネルと
フロアサイドパネルとの間に形成されたサイド空間部
と、前記バックロアパネルとリヤフロアエンドパネルと
の間に形成されたリヤ空間部とがリッドによって閉塞さ
れた車両のクオータ部の車体構造であって、前記クオー
タパネルと前記フロアサイドパネルとの相互の下縁フラ
ンジのうち前記リッドの近傍に位置するフランジ部分が
上方へ延長されて結合され、その延長フランジ部の結合
によって前記サイド空間部の底部に突出する水止め部が
形成され、前記フロアサイドパネルには水止め部と前記
リッドとの間に位置する部分において水抜き用のプラグ
ホールが形成されている。
【0006】
【作用】上記したように構成される本考案においては、
バンパステー取付孔からリヤ空間部に浸入した水がリッ
ドの隙間を通ってサイド空間部に浸入したとしても、そ
の水は水止めによりせき止められ、プラグホールから排
水される。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。車両のクオータ部を斜視図で表した図5,側面
から表した図1及び縦断面で表した図3において、クオ
ータ部の外側のパネルをなすクオータパネル10と、ク
オータ部の内側のパネルをなすフロアサイドパネル12
とが、各々の下縁フランジ14,16で相互に結合され
ている。両パネル10,12間には、サイド空間部18
が形成されている。また、フロアサイドパネル12の内
側面にはフロアパネル20の側縁部が結合されている。
【0008】図4及び図5に示すように、クオータパネ
ル10の後縁部には、車両のリヤ部の外側のパネルをな
すバックロアパネル30の側縁部が結合されている。バ
ックロアパネル30には左右一対のバンパステー取付孔
32が設けられており(図4,図5では一方のみを図
示)、このバンパステー取付孔32にバンパステー(図
示省略)が取り付けられる。なお、バンパステー取付孔
32は、バンパステーの取付前においては外部から内部
における各種の作業をするための孔としても機能する。
【0009】また、図4に示すように、フロアサイドパ
ネル12の後縁部には、リヤ部の内側パネルをなすリヤ
フロアエンドパネル34の側縁部が結合されている。そ
して、クオータ部と同様に、バックロアパネル30とリ
ヤフロアエンドパネル34とが各々の下縁フランジ3
6,38で相互に結合され、両パネル30,34間には
リヤ空間部40が形成されている。
【0010】また、クオータパネル10及びフロアサイ
ドパネル12の後端部にはリッド42が設けられ、サイ
ド空間部18とリヤ空間部40とが閉塞されかつリッド
42の周縁に充填されるシール材(図示省略)によって
シールされている。
【0011】図1〜図3に示すように、クオータパネル
10とフロアサイドパネル12との各下縁フランジ1
4,16のうち、リッド42の近傍に位置するフランジ
部分が上方へ延長されて延長フランジ部50,52が形
成されている。そして、これら延長フランジ部50,5
2が液密に結合されて、サイド空間部18の底部に突出
する水止め部54が形成されている。
【0012】さらに、図3に示すように、フロアサイド
パネル12には、水止め部54とリッド42との間の部
分に、水抜き用のプラグホール60が設けられている。
このプラグホール60には、ゴム等の弾性体からなり開
閉蓋63を有するキャップ状の水抜きプラグ62が、そ
の外周面に形成された嵌込み溝64において組付けられ
ている。水抜きプラグ62の開閉蓋63は、通常はプラ
グホール60を塞いでおり、水圧によって弾性変形して
プラグホール60が開かれる構造となっている。
【0013】本実施例は上記のように構成される。した
がって、図4,図5に示すバンパステー取付孔32(正
確にはバンパステーとバンパステー取付孔32との隙
間)からリヤ空間部40に浸入した水がリッド42のシ
ール材の隙間を通ってサイド空間部18に浸入したとし
ても、図1〜図3に示すように、水止め部54により水
Wがせき止められる。そして、その水圧によって水抜き
プラグ62の開閉蓋63が弾性的に開き、排水される。
このため、サイド空間部18の水止め部54より前方部
分には水Wが浸入せず、その空間を図1,図5に示すよ
うに、工具収納室Tとして使用したときでも、水の浸入
による不具合が生じない。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、バ
ンパステー取付孔から浸入した水がリッドの隙間を通っ
てサイド空間部に浸入しても、その水が適切に排水され
水止め部より前方には浸入しない。そのため、サイド空
間部の水止め部より前方の部分を工具収納室等として利
用しても水の浸入による不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部の側面図である。
【図2】図1中のII−II線断面図である。
【図3】図1中のIII −III 線断面図である。
【図4】図1中のIV−IV線断面図である。
【図5】図1の実施例の全体斜視図である。
【符号の説明】
10 クオータパネル 12 フロアサイドパネル 14,16 下縁フランジ 18 サイド空間部 30 バックロアパネル 32 バンパステー取付孔 34 リヤフロアエンドパネル 40 リヤ空間部 42 リッド 50,52 延長フランジ 54 水止め部 60 プラグホール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のクオータ部の外側パネルをなすク
    オータパネルの下縁フランジと、同クオータ部の内側パ
    ネルをなすフロアサイドパネルの下縁フランジとが相互
    に結合され、 前記クオータパネルの後縁部に、バンパステー取付孔を
    有するバックロアパネルの側縁部が結合され、前記フロ
    アサイドパネルの後縁部に、リヤフロアエンドパネルの
    側縁部が結合され、前記クオータパネルとフロアサイド
    パネルとの間に形成されたサイド空間部と、前記バック
    ロアパネルとリヤフロアエンドパネルとの間に形成され
    たリヤ空間部とがリッドによって閉塞された車両のクオ
    ータ部の車体構造であって、 前記クオータパネルと前記フロアサイドパネルとの相互
    の下縁フランジのうち前記リッドの近傍に位置するフラ
    ンジ部分が上方へ延長されて結合され、その延長フラン
    ジ部の結合によって前記サイド空間部の底部に突出する
    水止め部が形成され、 前記フロアサイドパネルには水止め部と前記リッドとの
    間に位置する部分において水抜き用のプラグホールが形
    成されていることを特徴とする車両のクオータ部の車体
    構造。
JP1991084843U 1991-09-20 1991-09-20 車両のクオータ部の車体構造 Expired - Lifetime JP2590615Y2 (ja)

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JPH0526755U JPH0526755U (ja) 1993-04-06
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