JPH072873Y2 - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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JPH072873Y2
JPH072873Y2 JP1989139525U JP13952589U JPH072873Y2 JP H072873 Y2 JPH072873 Y2 JP H072873Y2 JP 1989139525 U JP1989139525 U JP 1989139525U JP 13952589 U JP13952589 U JP 13952589U JP H072873 Y2 JPH072873 Y2 JP H072873Y2
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JP
Japan
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opening edge
water
wall panel
weir
waterproof
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JP1989139525U
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JPH0378847U (ja
Inventor
高滋 蔭山
秀也 梅田
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は防水床パンの周囲に壁パネルを立設してシャワ
ールームやバスルーム等を形成し、該ルーム内への給水
や給湯の配管接続部を壁パネルの外側に設けたユニット
ルームに係わるものである。
（従来の技術） 従来第４図に示す通り、ユニットルームＡの壁パネルの
外側に配管接続部Ｂを設けたものでは、該配管接続部Ｂ
で発生する漏水を非防水域である建築側に洩出させない
為に、防水床パンＣの壁パネルの載置面Ｄを外方に延長
して延長壁Ｅを形成すると共にこの延長壁Ｅの端部を上
方に立上げて立上げ壁Ｆを形成し、この延長壁Ｅ並びに
立上げ壁Ｆで漏水を受け止め、受け止めた漏水を延長壁
Ｅから防水床パンＣに形成した間隙Ｇを介して防水域で
あるユニットルームＡ内に排出した構成が提案されてい
る。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら上記従来の構成では、漏水が下方に落下す
るものであれば有効であるが、一般に漏水が発生した場
合は水圧によって周囲に飛散するものである為、多くの
場合は上記構成は役立たない。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記問題点を解決せんとしたものであり、その
為に本考案では、防水床パンの周縁部に立設した壁パネ
ルの外面側に配管接続部を設けたものにおいて、上記壁
パネルの周縁を外面側に突設して上記配管接続部を囲む
開口縁を周設すると共に、下端を該開口縁の底部内壁
に、両側端を開口縁の両側部内壁に、夫々水密状態に固
定して堰を取付け、防水カーテンの上端を開口縁の上部
に取付けると共に下端を堰の内側に配設し、排水路を該
堰の内側の開口縁底部に開口した構成としてある。
（作用） 仮に壁パネルの外面側の配管接続部で漏水が発生して水
が飛散しても、飛散水は壁パネルの開口縁と防水カーテ
ンに遮られて堰の内側へ案内され、よって漏水は全て開
口縁と堰とで形成される空間に集水され、排水路を介し
て排出されるのである。
（実施例） 第１図は本考案の一実施例を示す全体概略縦断面図、第
２図は同例の全体概略横断面図、第３図は同例の要部斜
視図である。
１は防水床パン、２は防水床パン１の周縁部に立設した
壁パネル、３は天井パネルである。防水床パン１の一側
にはユニットルームＡ内に臨んでシャワーノズル４を取
付けた壁パネル2aを配し、壁パネル2aはFRPの一体成形
により周縁をユニットルーム外方に延設して開口縁５を
周設してある。６は開口縁５内に納まるように壁パネル
2aの裏面に固定したシャワーノズルへの湯水の供給を制
御する電磁弁（図示せず）等の機能部品収納ユニットで
あり、該収納ユニット６は、配管接続部7aを介して一端
をシャワーノズル４に接続したシャワー給湯管８と接続
すると共に、配管接続部7bを介して例えば室外に設置し
た給湯器からの出湯管である外部配管９と接続してあ
る。10は壁パネルの開口縁５の底部内面に取付けたフロ
ート式の排水弁で、該排水弁10は開口縁５の底部内面に
水位がある場合浮上して、弁口10aを開き、水を弁口10a
と連通して形成した防水床パン１の案内溝11を通してユ
ニットルームＡ側に排水する。尚、上記排水弁10と案内
溝11とで排水路を形成する。12は開口縁５の底部内面に
立設した堰であり、堰12の下端は開口縁５の底部内壁
に、堰12の両側端は開口縁５の側部内壁に、夫々水密状
態に接着固定してある。13は防水カーテンであり、防水
カーテン13は防水性のポリエステル樹脂フィルムに難燃
性を付与したもので、防水カーテン13には外部配管９の
挿通口14を開口して、上端を開口縁５頂部外壁面に取付
金具15で挟んでビス固定し、下端を上記堰12の内側に配
設してある。
以上の構成において、配管接続部7a、7bにおけるパッキ
ンの劣化等で漏水が発生し、水が周囲に飛散しても、飛
散した漏水は防水カーテン13が開口縁５の開口端を覆っ
ているので、防水カーテン13で遮られ、堰12の内側に集
水され、排水弁10並びに案内溝11を通ってユニットルー
ムＡ内に排水されるのである。
尚、本実施例では堰12の内側に集水した漏水をユニット
ルームＡ内に防水床パンに形成した案内溝11を通って排
水する構成としているが、堰12の内側に開口した排水管
を直接防水床パンのトラップ等の排水路に接続してもよ
く、又壁パネル２の開口縁５の底部にユニットルームＡ
内に至る逃がし溝（図示せず）を形成してもよい。
（考案の効果） 以上に説明したように、本考案によれば、壁パネルに周
設した開口縁と堰と防水カーテンの極めて簡単な構成
で、配管接続部で発生した漏水のユニットルーム外への
洩出を確実に防止することができる。加えて開口縁が運
搬、搬入時の配管等の破損に対する保護効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第２図は同
例の横断面図、第３図は同例の要部斜視図、第４図は従
来例を示す部分縦断面図である。 １……防水床パン ２……壁パネル 2a……壁パネル ５……開口縁 7a……配管接続部 7b……配管接続部 12……堰 13……防水カーテン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】防水床パンの周縁部に立設した壁パネルの
    外面側に配管接続部を設けたものにおいて、上記壁パネ
    ルの周縁を外面側に突設して上記配管接続部を囲む開口
    縁を周設すると共に、下端を該開口縁の底部内壁に、両
    側端を開口縁の両側部内壁に、夫々水密状に固定して堰
    を取付け、防水カーテンの上端を開口縁の上部に取付け
    ると共に下端を堰の内側に配設し、排水路を該堰の内側
    の開口縁底部に開口したことを特徴とするユニットルー
    ム。
JP1989139525U 1989-11-30 1989-11-30 ユニットルーム Expired - Lifetime JPH072873Y2 (ja)

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JPH0378847U JPH0378847U (ja) 1991-08-09
JPH072873Y2 true JPH072873Y2 (ja) 1995-01-25

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