JP3633937B2 - フード・プロセッサ - Google Patents
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Description
こうしたフード・プロセッサは、例えばドイツ国特許35 07 276等により知られている。こうしたフード・プロセッサは熱撹拌機としても提示されている。撹拌容器の下部は、フード・プロセッサ内に設け、撹拌容器をその中に差し込むことができるマウントに組み込んだ加熱装置により加熱することができる。撹拌したり、刻んだりして食品の下ごしらえをする能力に加え、調理することも可能である。
上記の公知として示したフード・プロセッサの例では、比較的大容量を受け入れる撹拌容器が必要とされることに加え、撹拌され、かつ/あるいは刻まれた食材がその撹拌容器内で充分混ぜることができる撹拌容器を考える必要もある。このような状況で、撹拌容器の幅が広がっている事が既に知られている。さらに、複数の渦巻き作用のリブが容器の周囲に沿って設けられている。本発明の基になる技術的な問題は、上記したタイプのフード・プロセッサで使用が容易なものを提供することである。
この技術的問題は、本願の請求項1の主題によって主に解決され、撹拌容器の上部は楕円形の開口断面を有し、上部開口断面の中心点は下部開口断面の中心点に対してオフセットされている構造を提供している。撹拌容器の内部形状を垂直範囲について変えることにより食材の完全な撹拌が達成される。食材の著しい運動域と少ない運動域が分けられる。こうした撹拌容器は通常、片側にハンドルを有する。そして、上部開口断面の中心点は下部開口断面の中心点よりハンドルからの距離を大きくすることが望ましい。これは撹拌容器の開口域が、開口断面の中心点とハンドルを通る軸により規定される方向で、ハンドルから遠ざかるように突起の広がりを有する事を意味する。
さらに、望ましくは、撹拌容器の垂直範囲で以下に示すような3つの異なる領域に分けることができる。第一に、下部円筒状領域と、略円錐状側面を有する中間領域と、開口断面が楕円の上部領域であり、下部領域は中間領域に隣接している。しかし、また円筒状領域は例えば約1.6゜の角度でわずかに円錐状に形成することも可能である。この例では、円形の開口断面から楕円形の開口断面への移行は実際には中間領域内で開始することが可能である。特に、この撹拌容器のジオメトリは以下のように構成することも可能である。すなわち、撹拌容器の壁は断面の中心点のオフセット方向の縦断面は曲線とし、その反対側つまりハンドル側は上部へいくにつれ広がる直線とする。この撹拌容器の内面のジオメトリは食材を希望通りに充分撹拌するという点に関して、かなり優れている。
しかし、さらに改良という目的に対しては、撹拌容器の内壁面の水平断面方向で内側に突出する段を設ける。特に、この段の反対側は撹拌容器の内壁面へと平滑に続くようにすることも可能である。また、特に、水平断面 において、面取りした直角に曲がった移行部を、その段の急勾配側に設けることもできる。この段は撹拌容器の中間領域と上部領域に亘って設けるのが望ましい。全体的に、この段は撹拌容器の一領域あるいは二つの領域にまたがって展開する楔状の構造を持っている。さらに望ましくは、この段は撹拌容器の片側にのみ設ける。この範囲では、撹拌容器は非対称形状となっている。
こうした撹拌容器は通常、蓋も設けられている。さらに、撹拌容器用のマウントがフード・プロセッサ内に設けられている。ここで説明しているフード・プロセッサの場合、撹拌容器の下部領域は望ましくは略円筒状で、そのマウント内に差し込まれる。
さらに、フード・プロセッサのマウントに撹拌容器を固定し、かつ撹拌容器に蓋を同時に固定することが可能となる固定装置を、ハンドルに設けることも本発明で提起している。この固定装置は特に、撹拌容器の蓋が取り付けられた場合のみに作動可能となるように考えられている。この目的に対し、回転動作阻止/解放用に係合リンクと相互作用をする係合突起を結合ロッドが有するように設けることができる。撹拌容器の蓋が取り付けられていない場合、係合突起は係合リンクと相互作用を行い、結合ロッドの回転動作阻止がうまく行われるようにする。
逆に、撹拌容器の蓋が取り付けられている場合、係合突起の解放が有効になり、結合ロッドの回転動作解放が行われる。従って、係合リンクが回動可能に軸支されることがさらに提起される。撹拌容器の蓋を取り付けることは、撹拌容器の蓋が係合リンクを係合突起から離れる方向に回動させ、係合リンクが解放されることになる。この後、結合ロッドが回転可能となる。係合リンクは撹拌容器の蓋の上に形成した作動突起により解放位置に移動可能となることが本発明により提起されている。この作動突起は、撹拌容器の蓋の底側から突出したピンでも可能である。ここでは、2個のピンあるいは作動突起を設ける構造が望ましい。撹拌容器の蓋を取り付けると、これらはハンドルの対応する孔を貫通し、係合リンクに作用して、係合突起を解放する位置に係合リンクが回動するようになる。さらに、係合リンクをバネで支持し、係合突起に対して回転動作阻止方向にバネが作用するように設けることも可能であり、この結果、撹拌容器の蓋が持ち上げられるとバネにより自動的に阻止位置になる。望ましい構造では、止め位置で係合突起が入れられる阻止ポケットを係合リンクが有することも可能である。さらに、例えば、撹拌容器の蓋を取り付けることにより固定ピンを回転動作解放位置に押し下げ、固定装置を作動させることもできる。また、固定ピンは特に、結合ロッドの形で、固定ピンの固定延長部用の開口部を有するブシュ内で案内させることが可能である。
すなわち、固定ピンはブシュに対して垂直に動かすことが可能である。ブシュが垂直に動けることは必要条件ではない。固定ピンが押し下げられると、例えば固定延長部が回転運動を実行可能とする、あるいは固定ピンの回転運動に付随可能とする溝に押し込められたような構造にすることもできる。または、固定延長部を押し込めることで、この固定延長部を止める溝から固定ピンが脱出するように設計することもできる。この後、固定延長部、そして固定ピンが回動させられる。さらに、ブシュを固定装置の握り部分に接続させることができる。この握り部分は、例えば、その作動装置に関してレバー状の構造とすることが可能である。ブシュあるいは結合ロッドおよび固定ピンは撹拌容器の外側に設けることが必須である。つまり、撹拌容器の外側のハンドル内に組み合わせることが望ましい。
さらに、詳細を後述するように、ブシュもマウント内の結合部と相互作用を行い、その結合部はブシュの延長という形にし、また斜めに走っているが、撹拌容器の外側のマウントの領域内で形成させる。フード・プロセッサに撹拌容器を固定させ、撹拌容器に蓋を固定させるために、撹拌容器がその壁を貫通する通路を持つ必要はない。別の構造では、結合ロッドはその下端に、マウントの結合部分との確実な係合接続用の係合窪みを有する。マウント内に撹拌容器を差し込むと、固定装置の回動が同時に結合部の作動を起こす。
本発明の主題による別の構造では、固定ピンは回転固定方法でレバーの延長部として結合ロッドに接続させられる形も可能である。回転動作阻止位置では、レバー延長部の形の固定ピンがハンドルに対応して形成した開口部に係合する。この阻止位置は撹拌容器の蓋を取り付けることにより解放可能であり、この場合上記の構造の固定ピンはその阻止開口部から離される。このためには、固定ピンは結合ロッド上でバネにより支えられる構造が考えられる。従って、例えば、固定ピンを受け入れる阻止開口部は外側、つまり、撹拌容器の蓋の方向に向けて開いた形状にし、かつ撹拌容器の蓋はこの開口部に係合する解錠ピンを有する構造となる。この解錠ピンは、レバー延長部の形の固定ピンをバネの附勢力に抗して阻止開口部から移動させる。この後、固定装置の回転運動が実行可能となる。さらに、結合ロッドはハンドル内で曲線状に延び、その曲線は撹拌容器の中心軸に概ね向かうという構造も考えられる。結合ロッドはハンドル内を通っているので、ハンドルの形状は結合ロッドの形状に直接影響される。この結合ロッドの曲線構造により、ハンドルの実際の握り部分は撹拌容器に比較的近接した形状とすることが可能である。従って、特に、撹拌容器が満たされている場合にレバーの力は比較的小さなものである。
望ましい構造の一つは、結合ロッドの曲線部分が上部域と下部域の2つの部分からできていることである。ハンドルの上部域では、曲線の顕著な部分は撹拌容器の中心軸方向に設けられるのが望ましい。一方、ハンドルの下部域の曲線の第二部分は、マウントの結合部分に結合させるため結合ロッドを再度垂直位置にする。この結合に関しては、結合ロッドはハンドルの底から突出する結合端部を持つことが考えられる。この結合端部は、これと組み合わされる結合部分の上端に対応する状態で形成される。例えば、この端部は確実に係合する窪みを持つ。しかし、ここの望ましい形状の一つは、結合端部がハンマの頭部のような形状というものである。すでに説明したように、本発明による構造では、結合部分は結合ロッドの結合端部との接続のためにマウント内に設けられる。
その結合部分は、結合端部の形状に対応した構造を有する。撹拌容器の固定装置の回転作動で、その結合部分は撹拌容器をマウント内に締め付けることになる。つまり、これは撹拌容器が摩擦による固定方法でマウント内に保持されることになる。この望ましい形態の一つは、結合部分が結合ロッドをカムシャフトに接続させ、これにより撹拌容器がマウント内に固定されることになるというものである。結合ロッドと結合部分の回動により、このカムシャフトは、例えば、保持スリーブを延ばし、かつ撹拌容器をそのスリーブにより締め付けるようにする。
撹拌容器の蓋が取り付けられた後に作動可能となるハンドルの施錠レバーの回転運動は、結合ロッドの回転および結合部材とそれに接続したカムシャフトの関連した回転を起こす。このために、特に、結合部分はカムシャフトの上面に圧接させられる結合ブシュを有する。結合部分の回転運動をカムシャフトに伝達するために、確実な係合接続が結合ブシュとカムシャフト間で行われ、そのためには、例えば、結合ブシュはクロスメンバによりカムシャフトの対応する窪みに係合する。さらに、結合ブシュはカムシャフトのバネに抗して垂直に移動可能とする。確実な係合が、この移動可能領域内で結合ブシュとカムシャフト間で常に行われる。バネは、結合ロッドの結合端部との結合傾向方向に作用するのが望ましい。従って、結合ブシュは常に結合傾向方向に附勢されることになる。撹拌容器がマウント内に取り付けられ、これに組み込まれると、結合端部は結合ブシュに接合させられ、ブシュはカムシャフトのバネとの確実な係合を失うことなく、カムシャフトのバネに抗して垂直に移動可能となる。従って、例えば、結合ロッドの長さの製造公差を許容することが可能となる。さらに、結合ブシュに垂直に結合させられるが、結合ブシュに対して回転可能な阻止スリーブを結合ブシュが有することが考えられる。この阻止スリーブにより、結合ロッドの結合端部は回動後に係合されて、この位置では、結合ロッドが引き抜かれることがなくなる。
既に説明したように、結合ロッドの回転で、結合ブシュ、またカムシャフトも回転させられる。逆に、阻止スリーブは初めの配列位置に残るが、結合ブシュとの垂直結合によって、垂直運動を伴う。このためには、阻止スリーブが結合ロッドの結合端部のハンマ頭部の形状に適合した形の開口部を有することが特に求められる。撹拌容器がマウント内に差し込まれると、ロッドのハンマ頭部形状の結合端部は阻止スリーブの開口部を貫通し、結合部分の結合ブシュに作用を加える。この構造では、結合ブシュとそれに結合した阻止スリーブはカムシャフトのバネに抗して垂直に移動させられる。阻止スリーブの貫通後、回転して固定された確実な施錠を成すために、結合端部は結合スリーブの対応する窪みに係合する。
結合ロッドの回転で、この確実な施錠が結合スリーブ、そしてカムシャフトも同様に回転させる。
逆に、阻止スリーブは、例えばハウジングに設けた反回転固定ピンにより回転不能となる。回転が行われたら、阻止位置がとられ、そこではハンマ頭部形状の結合端部が阻止スリーブの開口部に対して回転させられ、結合端部が結合部分から引き抜かれないようにされ、従って結合ロッドの解放位置への回転なく、係合が解放されるのを防止する。ここでは、鍵穴の原理を使用している。
さらに、撹拌容器が取り付けられた時にフード・プロセッサ・ハウジングと他の全ての部品間の機械的な接続がないという利点がある。垂直方向での製造公差は、形成された結合が結合端部による力の付与によりハウジング内に入るので修正される。結合ロッドの結合端部を通すためのハウジングの開口部は、水平方向の公差により結合ロッドとハウジングとのいかなる接触も生じないようなサイズとする。阻止スリーブの特別な形状は、撹拌容器をマウントからはずすためにユーザが結合ロッドあるいは結合端部を基本位置に完全に回動させるようにすることを意味する。鍵穴形のこの特別な形状なしで、カムシャフトの部分的な回転により撹拌容器を維持するためのスリーブを広げることができ、また撹拌容器を取り外すことが可能となる。結合端部は結合ブシュから離脱するようになり、その結果、バネの附勢によりスリーブは再度閉じることになる。撹拌容器はこの位置で締めつけられ、この場合はユーザにより再度スリーブを広げることが不可能となる。
前述の構造の結果として、阻止スリーブが結合ブシュに直接取り付けられ、かつ、結合ロッドを作動する施錠レバーが完全に本来の位置に移動させられた時に、結合端部が結合ブシュから離脱させられる可能性のみあり、他には、阻止スリーブと結合ブシュのユニットが器具ハウジングに支持されるまで、ハンマ頭部形状の結合端部により阻止スリーブと結合ブシュのユニットは上方へ引かれるので、こうした機能不全は起こり得ない。さらに、ここでの長所は、計量手段が使用される時に、撹拌容器が差し込まれていても計量の結果には影響がないことである。この構造により、結合ブシュと阻止スリーブを含む全固定装置はハウジングから完全に独立している。望ましい構造では、ハウジングと密閉性を保持しながら相互作用を行うために、阻止スリーブはその上面に密閉ビーズを設ける。ここの望ましい構造は、撹拌容器が取り外されている時に密閉材が有効となり、撹拌容器が取り付けられている時に無効となるものである。
撹拌容器が取り付けられていると、前述したような結合ブシュを伴った阻止スリーブは、カムシャフトのバネに抗して垂直方向にハウジングの開口部より離脱させられる。撹拌容器が取り外されていると、垂直方向に作用するバネにより、結合ブシュと阻止スリーブのユニットはハウジング開口部の方向に移動させられ、その結果、阻止スリーブの密閉ビーズはハウジング開口部を取り囲む。例えば、ハウジング開口部が内側に、つまり阻止スリーブに対面して円錐状で、かつ、阻止スリーブがその形状に対応した密閉ビーズを有するという構成も可能である。
撹拌容器が取り外されていると、ハウジング開口部と阻止スリーブの円錐面は互いに密接して、その接合面を密閉する。結合ブシュに設けたドライバ・ポケットは底に対して、つまり、器具の内部に向けて閉じられている。従って、ハウジング上に蓄積する水や濃縮物は結合ブシュのドライバ・ポケットにだけ通すことができ、ハウジング内へは通さない。結合部分は特に、作動中にマウント内で撹拌容器を締め付ける拡張部材の附勢力を解放する拡大トグルに接続させてある。
マウントから撹拌容器を取り外すことの可能な位置に固定装置がある時、拡大トグルは拡張する傾向にあり、また締め付け部材は内部締め付けの最大値を有する。特に、締め付け部材はスリーブ状の加熱部材に組み込むことも可能である。さらに、固定装置に接続した固定用レバーを設け、そのレバーの動きを安全スイッチを作動させるために利用することが望ましい。このためには、例えば、固定用レバーの動きが安全スイッチによって検出するようにしてもよい。固定用レバーの固定位置への動きの検出を、撹拌装置や、必要なら加熱装置をオフにするため利用することができる。この方法では、マウントに撹拌容器が固定されている時のみ撹拌装置や加熱装置を作動させることが確実となる。
さらに、撹拌容器が蓋を取り付けられている時にのみ固定装置の作動ができるという前述の方法も、同時に、撹拌装置の操作中に撹拌容器から蓋を取り外すことができないようにすることができる。本発明の主題による一構造では、安全スイッチは固定用レバーと相互作用をする分離型瞬時接触スイッチにより作動させることも可能である。安全スイッチ(接触スイッチが望ましい)は瞬時接触スイッチにより作動させられ、撹拌容器がマウントに差し込まれた後で、かつ固定装置が作動した後に固定用レバーと相互作用を行う。つまり、固定装置が作動した後にだけ、固定用レバーは瞬時接触スイッチに安全スイッチを作動させる。
これは、固定用レバーの回転角度に応じて瞬時接触スイッチによる安全スイッチの接触作動を許可する阻止リンクを安全レバーが有することで達成される。固定用レバーが基本位置にあるなら、つまり、撹拌容器が差し込まれていない時、かつ/あるいは撹拌容器の蓋が取り付けられていない時に、阻止リンクは瞬時接触スイッチによる安全スイッチの作動を防止する。瞬時接触スイッチは固定用レバーの阻止リンクにより阻止される。この位置で、撹拌装置を作動させる試みがなされても、安全スイッチが解放を許さないので、この試みは失敗に終わる。例えば、撹拌装置への電力の供給をこの安全スイッチにより中断させることができる。さらに、その安全スイッチも加熱装置への電力供給を中断することが可能である。マウントに撹拌容器が正しく差し込まれ、かつ撹拌容器の蓋が取り付けられた後だけ、上記したように固定装置が作動させられる。固定用レバーの回転運動もここで行われ、この場合に、終了位置に達した後、瞬時接触スイッチは阻止リンクの領域を去り、安全スイッチを作動する。撹拌装置および必要なら加熱装置も、その後に作動させられる。
操作中に撹拌容器の蓋を取ろうとする試みがなされると、固定装置が基本位置に再度戻るように作動させられる。また、これは固定用レバーを戻し、この場合に阻止リンクは瞬時接触スイッチを安全スイッチから持ち上げ、これにより撹拌装置および/あるいは加熱装置への電力供給を中断する。本発明の主題の展開において、駆動アセンブリあるいはカッタ機構の回転運動に応じて、瞬時接触スイッチが作動位置へ移動させられる構造が提示されている。
撹拌容器および蓋が取り付けられ、またその後に固定装置が作動させられた後に、上述したように阻止リンクと共に固定用レバーが瞬時接触スイッチの阻止領域を離れる。撹拌装置がオンに切り換えられると、これは瞬時接触スイッチを安全スイッチの方向に移動させることになり、安全スイッチが作動する。この後だけ撹拌装置は始動する。このためには、電磁石により作動する構造が提示されている。電磁石は撹拌装置がオンになった時に励起される。この電磁石は、励起された時に動き、瞬時接触スイッチを押しつけるプッシュ・ロッドを有するのが望ましい。従って、瞬時接触スイッチは安全スイッチの方向に動かされる。固定装置が未だ解放位置に回動してないなら、瞬時接触スイッチは固定用レバーの阻止リンクに対抗して来る。この阻止リンクが瞬時接触スイッチを阻止する領域から出ると直ぐに、瞬時接触スイッチは安全スイッチに働きかける。その電磁石は撹拌装置がオフになった後に直接消磁されないように設定される。むしろ、カッタが停止した後だけ、電磁石が消磁されるように設定される。
この目的にたいし、撹拌装置の回転運動を検知する速度センサを設けることが可能である。さらに、固定用レバーをその固定位置で固定することも考えられる。これは、撹拌装置および、必要なら加熱装置等がオフにされた時にだけ、マウントから撹拌容器の固定状態を解除し、取り外すことが可能ということを機械的な意味で確実にするための追加安全策として設けられる。
撹拌容器の蓋は、例えば、ハンドル側の施錠レバーにより固定位置に保持され、ハンドルの反対側で撹拌容器に引っかけられるように撹拌容器上に置かれる。
このため、撹拌容器の蓋は溝付きのクロスメンバを有し、また撹拌容器は蓋が取り付けられた時にその溝に係合する舌状部材を有するように構成することが考えられる。撹拌容器の蓋を取り付けるためには、舌状部材(これは注ぎ口のような形状でもよい)が蓋のクロスメンバの溝に係合するように、蓋を撹拌容器に装着する。この後、撹拌容器の蓋を撹拌容器のハンドル方向に回動させ、その範囲では蓋を結合施錠レバーにより固定させることが可能である。
さらに本発明は、蓋を撹拌容器に取り付けた状態で、撹拌容器内に設けることが可能な調理用挿入部材も対象としている。特に、この調理用挿入部材は円錐形状あるいは円筒状の壁と、その壁に直角方向に延びた鍔を有するように形成するのが望ましい。円筒状の壁と鍔の両方は、撹拌容器内で、特に加熱装置の作動により生成した蒸気が調理用挿入部材位置にある食材に浸透できるように複数の貫通孔を有する。望ましくは、これらの貫通孔は食材(例えば、米)が湯などで洗浄可能となるように構成する。特に、壁の貫通孔は調理用挿入部材が差し込まれていると、複数の開口部により上記の鍔を通って液体が流れることが可能なので、撹拌容器内にある液体を容易に注ぎ出す事ができるという利点も有する。
液体を注ぎ出す際に、中にある固体成分が調理用挿入部材により効果的に押さえられる。さらに、例えば果物を刻む前に撹拌容器内にこの調理用挿入部材を差し入れることも可能である。これは果物が撹拌容器の上部に逃げてしまうのを防止し、カッタにより効果的な集中処理が行えるのでジュースの量が増大する。
さらに、背後に係合可能な鍵か棒もこの調理用挿入部材に設けることが望ましい。これにより、調理用挿入部材を撹拌容器に差し込んだまま液体を撹拌容器から注ぎ出す際に、押さえ装置などによって殆ど撹拌容器に固定されてない調理用挿入部材を保持できる。上記調理用挿入部材の壁はほぼ円形の開口断面を有するのが望ましいが、鍔は楕円状に境を接した表面部分を有する。撹拌容器のジオメトリに関して前に説明したことに匹敵して、鍔表面の楕円の中心点は調理用挿入部材の壁の中心あるいは調理用挿入部材の円形底部の中心とはオフセットしている。特に、このオフセットは撹拌容器に関して前述したのと同じ方向にされるのが望ましい。
さらに、本発明においては、泡立て用装置、特にクリーム用泡立て装置も設けるのが望ましい。これは撹拌装置のカッタ機構に対するプラグ差し込み接続を目的としたプラグ差し込みマウントを有するという違いがある。公知の撹拌装置と異なり、泡立て用装置を取り付けるために、初めに撹拌容器内からカッタを取り外す必要がない。
つまり、泡立て装置を使うためにカッタ機構を降ろす必要がない。むしろ、泡立て装置は単にカッタの上からプラグ接続することが可能である。泡立て装置に残る垂直運動のための空間は不利益とはならない。しかし、泡立て装置は確実に固定するマウントにより回転可能に固定される。さらに、ラッチ手段をその垂直運動用に設けても良い。また、泡立て装置は半径方向での柔軟性を増すように形成したことも特に異なっている。泡立て装置も刃状構造が望ましく、たくさんの孔が開けられ、あるいは全体が格子状構造でも良い。泡立て装置はプラスチックの射出成型で製造することも可能である。
本発明の主題の一形態では、カッタ機構はカッタ・ベアリングに離脱できないように接続され、カッタ・ベアリングは撹拌容器の底部を通り撹拌容器上に固定させることができる。この構造はカッタ機構の交換の際に、常にそのカッタ機構とカッタ・ベアリングとのユニットとする。ユーザはカッタ機構とカッタ・ベアリング間の接続を解除することができない。ここでは特に、カッタ・ベアリングの肩部と撹拌容器の底部との間に密閉リングを設けている。この密閉リングはカッタ・ベアリングと撹拌容器の底部との間の軸方向の密閉作用を担当する。従って、どんな液体も撹拌容器から漏れ出ることはない。カッタ・ベアリングは、外側で逆方向への支持を行うスタンドにより撹拌容器底部に固定される。上記した密閉リングの限定的な装着はそのスタンドにより得られ、そのスタンドは例えばカッタ・ベアリングの横に突出する2個のスピゴットであり、カッタ・ベアリングを撹拌容器の底部に抗して下方に押す。この場合、スタンドは撹拌容器底部の下側に向けて支持される。
接触圧力を公差から実際に影響を受けないようにするため、バネに附勢された係合リングをそのスタンドに固着する。この係合リングはカッタ・ベアリングのスピゴットと確実に鍵状接触をする。ここでの望ましい構造は、差し込みピンによる方法でカッタ・ベアリングに対してスタンドを固定させるものである。このためには、撹拌容器の底部に差し込んで後でカッタ・ベアリングを底部に回転させて固定し、保持するようにしても良い。この後、スタンドを下側に取り付け、そのスタンドを回転させて固定位置にする。さらに、スタンドはプラスチック部品とする。従って、スタンドも撹拌容器の据え付け面としての役割を果たすことが可能である。全ての場合、スタンドの温度は撹拌容器よりかなり低く、従って、例えば木などの耐熱性でない表面に熱い撹拌容器を置くことが可能となる。
さらに、本発明によれば、撹拌容器用のへらも望ましく、このへらは挿入容器と相互作用をする突起を有する。撹拌容器のへらは前述した押さえつけ装置でもある。挿入容器、例えば調理用挿入部材を撹拌容器から取り外すには、撹拌容器のへらをその突起が挿入容器のクロスメンバ等の裏に係合するように差し込ませる。この配置により、熱い可能性がある挿入容器にユーザが直接触らないで撹拌容器から挿入容器を取り出すことができる。さらに、撹拌容器の従来形状のへらをパン生地や、種々の混合物や、小麦粉と卵とミルクの練り物を作ったりするために使用でき、へらは撹拌容器の蓋の開口部を通って撹拌容器内に入れられ、撹拌する生地や混合物やバター内に保持される。望ましい構造では、突起はばち形に構成する。
さらに、突起はへら本体の上に、ほぼ隣接して設けるようにする。特に、撹拌容器のへらはハンドル部を有し、かつ板状のハンドル境界部材をハンドル部上に設ける。本発明によれば、へら本体および突起は板状ハンドル境界部材から離して設けることができる。液体を調理用挿入部材で撹拌容器から注ぎ出すと同時に、撹拌容器へらを、例えば押さえつけ装置として使用するなら、板状ハンドル境界部材が火傷の原因となる可能性のある液体や濃縮物がハンドル部に沿って流れ出るのを防止する。この液体や濃縮物はハンドル境界部材で止められ、ここから流れ出る。撹拌容器のへらは2つの範囲に分かれるように形成するのが得策である。このためには、へら本体部分は、ハンドル部と突起の部分よりかなり柔軟なプラスチックで作ることが考えられる。最後に、挿入容器は受け入れアイレットを有し、そのアイレットはばち形にしたものを設ける。この形状は、挿入容器を撹拌容器から取り外すため受け入れアイレットに突起を確実に係合させる。
本発明は添付の図面を参照にして、さらに説明を行う。なお、図面は望ましい実施例の例示に過ぎない。添付図面は次に示す通りである。
図1は撹拌容器が差し込まれたフード・プロセッサの側面を示し、
図2は図1によるフード・プロセッサの平面を示し、
図3は図1および図2によるフード・プロセッサの一端面を示し、
図4は撹拌容器の蓋の平面を示し、
図5は第1実施例に関連した撹拌容器の蓋の側面を示し、
図6は撹拌容器の蓋の一端面を示し、
図7は撹拌容器の蓋の底面を示し、
図8は撹拌容器の蓋の断面を示し、
図9は図8による図に対して平面的に90゜オフセットした撹拌容器の蓋の断面を示し、
図10は撹拌容器の蓋の細部を示し、
図11は撹拌容器の蓋の別の細部を示し、
図12は撹拌容器の第1実施例の側面を示し、
図13は撹拌容器の一端面を示し、
図14は撹拌容器の平面を示し、
図15は撹拌容器の底面を示し、
図16は蓋を付けた図12による撹拌容器の断面を示し、
図17はクリーム泡立て装置を差し込んだ第1実施例による図16と同様な断面を示し、
図18は第1実施例に関して同様な、マウントの細部を示す部分断面を示し、
図19は図18と同様な図で、拡大トグルが拡大状態で設けられたことを示し、
図20は拡大トグルが拡大状態にある、図18に垂直な平面断面を示し、
図21は図20からの部分拡大図を示し、
図22は図20と同様な図で、拡大トグルが解放状態で設けられたことを示し、図23は図22からの細部を示し、
図24は図18および図19からの固定用レバーの細部を示し、
図25は図24と同様な図で、固定用レバーが固定位置にある状態を示し、
図26は調理用挿入部材の第1実施例の側面を示し、
図27は調理用挿入部材の一端面を示し、
図28は調理用挿入部材の平面を示し、
図29は線XXIX−XXIXに沿った図28による調理用挿入部材の断面を示し、
図30は線XXX−XXXに沿った図28による調理用挿入部材の断面を示し、
図31は調理用挿入部材が挿入され、撹拌容器の蓋も取り付けられた図16による撹拌容器の断面を示し、
図32はマウントの平面を示し、
図33は撹拌容器が差し込まれたマウントの排出領域を示す断面を示し、
図34は第1実施例の撹拌容器のへらの詳細斜視を示し、
図35は第2実施例に関するクリーム泡立て装置の細部側面を示し、
図36はクリーム泡立て装置の一端面を示し、
図37はクリーム泡立て装置の平面を示し、
図38はクリーム泡立て装置の底面を示し、
図39は図17に対応し、蓋とクリーム泡立て装置を取り付けた撹拌容器で、第2実施例の固定装置の固定位置を示す断面を示し、
図39aは図39の解錠位置についての細部を示し、
図40は固定位置にある固定装置の別の実施例を示し、
図40aは図39aに対応し、図40による実施例に関する説明図を示し、
図40bは図40aの線XLb−XLbによる断面を示し、
図41は結合ロッドが貫通している範囲の撹拌容器のハンドルの底面についての拡大部分図を示し、
図42は結合位置にある結合部分の範囲のマウントの第2実施例に関する断面細部図を示し、
図43は図42の線XLIII−XLIIIによる断面を示し、
図44は、同様に第2実施例に関するカッタ機構を設けたカッタ・ベアリングの部分断面細部を示し、
図45はカッタ・ベアリングと組み合わせることができるスタンドの断面を示し、
図46は図44によるカッタ・ベアリングの底面を示し、
図47は図45によるスタンドの底面を示し、
図48はスタンドにより撹拌容器の底部にカッタ・ベアリングを固定させた後の底面を示す、図49は図44および図45に示した部品の分解斜視図であり、
図50は第2実施例に関する調理用挿入部材の図27に対応した一端面を示し、
図51は図50のLI−LIで示された範囲の部分断面詳細を示し、
図52は図50による調理用挿入部材の平面を示し、
図53は図5に対応し、第2実施例の撹拌容器の蓋の側面を示し、
図54は図50から図52による調理用挿入部材の側面を示し、
図55は図12に対応し、図39による撹拌容器の部分断面側面を示し、
図56は第2実施例の撹拌容器のへらの側面を示し、
図57は撹拌容器のへらの底面を示し、
図58は図56の線LVIII−LVIIIによる断面を示し、
図59は撹拌容器のへらにより撹拌容器から調理用挿入部材を取り出す状態を示す斜視図であり、
図60は第2実施例に関する阻止位置の固定装置の細部説明図であり、
図60aは図60の部分断面側面図であり、
図61は図60に対応し、解放位置を示す固定装置の説明図であり、
図61aは図61による位置について示した、図60aに対応した説明図であり、
図62は蓋キャップの側面を示し、
図63は蓋キャップの平面を示し、
図64は蓋キャップを取り付けた時の撹拌容器の蓋の開口部の範囲の断面図を示す。
まず図1を参照にして、フード・プロセッサ1を説明する。フード・プロセッサ1は電動モータの形の撹拌駆動装置2(詳細は図示せず)を有する。撹拌容器4はハンドル5を有し、マウント3に装着させてある。
図2による平面図に示すように、カッタ機構6は撹拌容器4内に位置している。このカッタ機構6は別のカッタ機構に交換することも可能である。
図1による説明、および図3の端面図に示すように、その上部リム7において、撹拌容器4は円錐形肩部8を通して広くなるように形成されている。
撹拌容器の蓋9は図4の平面図に示されている。それはほぼ円形の開口部10を有する。円形開口部10は、蓋9の幾何学的中心点12に対してオフセットされている中心点11を有する。蓋9は楕円形表面を有する。楕円の長軸上の蓋9の両端部には、一方につまみ部13を形成し、他方には突起14をそれぞれ形成してある。これらは後に詳細に説明する。
図5の側面図に示すように、係合フック16がつまみ部13の下側に形成されており、蓋9が撹拌容器に取り付けられている時、係合フック16が撹拌容器4の対応する固定開口部と係合する。さらに、蓋9の開口部10には、下方に突出する円筒形の延長部15が付け加えられ、この延長部15は蓋9が取り付けられている時、撹拌容器4の内部に突き出ることが分かる。突起14は下方に突出するスピゴット17を有する。このスピゴット17は、後に詳細に説明するように、固定装置と相互作用をする。
図6は蓋9の突起14側の端面を示している。図5と図6を共に参照すると、蓋9が取り付けられている状態では撹拌容器4の内部に位置する心だし周辺エッジ70が示されている。さらに、特に図8からは、この心だしエッジ70を、2成分加工で成型するか、リングとして撹拌容器の蓋9の構造に装着するかにより、図示した窪みに差し込む比較的柔軟なプラスチックから製造することが分かる。特にこの心だしエッジ70は、心だしエッジ70の固体部分72に対してV字状に突出する突出リップ71を有する。液体がこのシールに接すると、液体をこの突出リップ71の内側に向けて押し、撹拌容器4に対する接触圧力を増大させる。
図7に示した撹拌容器の蓋9の底面図から、心だしエッジ70はサイズは小さめだが、撹拌容器の蓋9の表面と同じ幾何学的配列を有することが分かる。後に詳細に示すように、この心だしエッジ70は撹拌容器4の上部領域の開口部断面に適合させられる。
図8は、撹拌容器4の蓋9の楕円形状表面の長軸方向断面を示している。
図9は、図8に対して水平面内で90゜回転した撹拌容器の蓋9の断面を示している。図4に示したように、短軸側に設けた内部末端面73は、(端部領域で)比較的広 く浅い範囲で曲線を描いている蓋9の内部面とは異なり、直線で示されている。
図10にはスピゴット17の細部が示されており、後に詳細を説明するように固定装置と相互作用をする。スピゴット17は突起14のほぼ中央に設けられ、さらに突起14もスピゴット17の方向に下方に突き出た突出端部74を形成している。
図11の詳細断面は、撹拌容器の蓋9の上方周辺部76の底に形成した装着エッジ75を示し、上方周辺部76の外面が延長部として撹拌容器4と接続する。
図12による撹拌容器4の側面図には、撹拌容器4がa、b、cの3領域に分けて示されている。下部領域aはほぼ円筒形である。それに隣接した中間領域bはほぼ円錐形である。さらに、上部領域cは、その上部に接続し、ハンドル5から遠ざかるように拡大する突き出た部分を有しており、この上部領域cはハンドル5と反対側に位置する曲線の前部輪郭線18で示される。また、この前部輪郭線18は内部輪郭線に対応している。
図13の撹拌容器4の一端面は、撹拌容器4の側面側に は、曲線となったこの前部輪郭線18が形成されていないことを示している。
図14による平面図では、下部領域aの円形開口断面の中心点19(この中心点19はカッタ機構の回転軸と一致している)は、領域cの楕円形状開口断面の中心点19'に対してオフセットして設けられている。このオフセット部分vはハンドル5から見て上部楕円形状の開口断面の長軸x方向に形成されている。
さらに、図15による撹拌容器4の底面図は、例えば、後に詳細に説明するカッタ機構6を駆動するために星形結合差し込み20を示している。
図16による断面図から、内側に突き出る段21を撹拌容器4の内部に設けてあるのが分かる。段21は、撹拌容器の上部領域cと中間領域bに延びる全体的に楔構造の一部である。図14も合わせて考えると、この段21は撹拌容器の片側に設けられていることが分かる。段21は、撹拌容器の内部壁面23に表面22を介して合流するように小さな角度で続いている。表面22の曲線の中心点は中心点19でもある。段21は、撹拌させられる材料がその段を通過する際に顕著に回転運動させられ、カッタ機構や撹拌挿入物が段21に係合しないように設定される。
さらに、図14及び図16に示すように、この段21は曲がった形状をしており、段21の上部表面は、撹拌容器4の 円錐形肩部8の下方エッジの位置にあり、その位置に沿って延びている。段21の他の表面22は直角に曲がった移行部を有し、上部表面に対してほぼ直角に延びている。段21の上部表面の最も大きな部分は、その曲がったほぼ直角の移行部にある。底に向かう垂直方向では、段21の表面は僅かに、正確に言えば、直角とはならず、むしろ段21の上部表面と側部表面により作られる鋭角となるように大きく曲げられる。底に向かうにつれて、段21の側 部表面も撹拌容器4の下部領域aの上部境界付近でほぼ終端するまで大きく縮小させられる。全体として、撹拌容器4の内部壁面23に対してほぼ平行に延び、円形の内 部壁面23へと一体化する表面22は、撹拌容器4の内部壁 面23の表面積の約4分の1周にわたり広がっている。
図16に示すように、固定装置24は撹拌容器4のハンドル5内に設けられている。この固定装置24は、特に結合ロッドとして形成したブシュ26に固着接続されたハンド・レバー25を有する。固定ピン27はブシュ26内の上部域に挿入されている。
この固定ピン27は、ブシュ26内を軸方向に、つまりバネ28の力に抗して移動させることができる。
撹拌容器4の蓋9を取り付けることにより、固定ピン27は下方に、つまりスピゴット17(図8、図10参照)により押しつけられる。これにより、固定ピン27に接続した固定延長部28は、ブシュ26の溝29'から垂直に下方移動させられる。この固定延長部28は、少なくとも部分的に円形の溝状の窪み29内を通り、ハンド・レバー25により固定ピン27と共にブシュ26の回転が可能となる。
固定突起30もハンド・レバー25に形成され(図12、図 16を参照)撹拌容器4の蓋9の固定溝31に係合している。ハンド・レバー25の回転により、取り付けた蓋9を同時に撹拌容器4に固定する。しかし、蓋9が正しく取り付けられていない場合は、固定ピン27の必要な軸方向移動によりハンド・レバー25を回転させることはできない。
ハンド・レバー25、固定ピン27、ブシュ26は実際の撹拌容器4の外側、つまり撹拌容器壁32の外側に設けることが肝要である。撹拌容器4の壁32には、固定手段を作動させるため、および固定構造を設けるために、貫通孔は必要でもなく、設けられてもいない。
外周取り付けエッジ33が、撹拌容器4の下部領域aと中間領域bの間の外側に設けられている。取り付けエッジ33で終端する二次壁34が、撹拌容器壁32の下部領域aに設けられている。この取り付けエッジ33の直径は、ハンドル5が設けられている側に向けて増大する。この取 り付けエッジ33も同時にハンドル5を撹拌容器4の下部領域aに固定する。上部領域c(図12、図16参照)では、ハンドル5がネジ部材77により撹拌容器壁32にネジ止めされている。
撹拌容器4へのハンドル5の固定は、詳細には、上記したようにハンドル5を上部領域cで撹拌容器壁32にネジ止めし、下部領域aでは、例えばフック掛けにより取り付けエッジ33に接続させるように設定する。
撹拌容器4が取り付けられているとき、食材あるいは液体がこの撹拌容器4の壁32を流れ落ちると、この取り 付けエッジ33は、マウント3の周囲でこの流れ落ちる食材や液体の向きを変えるので、加熱装置やマウント3内に設けられた部材を汚さないですむ。また、この取り付 けエッジ33は撹拌容器4をマウント3内に迅速に設置するという効果も生みだし、マウント3から撹拌容器4を取り外すことは少なくとも幾分困難になる。だがむしろ、垂れ落ちる食材や液体をフード・プロセッサのハウジングから外へ流すことになる。
ブシュ26の自由端35は、取り付けエッジ33と同じ高さの確実な係合用の開口部36を有する。この開口部36はマウント3の結合部分38と係合する。結合部分38は、図18の上部に概略が示されており、ブシュ26の一端が仮想線で示されている。この結合部分38は、ブシュ26の確実な係合用窪みに係合する横向きピン39を有する。相応して、撹拌容器4は、ハンド・レバー25が開口位置に対応した位置にある時だけマウント3に差し込むことができる。
図18及び図19に示すように、結合部分38の軸方向には 拡大トグル40が接続されており、結合部分38と共に回転 する。拡大トグル40は、拡大トグル40の回転により変位 する拡大あご41、42を介して保持スリーブ43に作用する ことができる。拡大あご41、42は、これらに作用するU 字形バネ44の作用に抗して変位するように付勢されてい る。
図18の拡大トグル40は作動位置にあり、拡大あご41、 42が互いに近づき、保持スリーブ43に対して応力を及ぼ していない。図18の作動位置にある拡大トグル40は、図 22及び図23の断面図に示されている。この非応力状態に ある保持スリーブ43は、マウント3内に撹拌容器4が差 し込まれたときその下部領域aの周囲に確実に係合して これを保持する。
図19の拡大トグル40は非作動位置にあり、拡大あご4 1、42は互いに離れ、保持スリーブ43に対して応力を及 ぼしている。図19の非作動位置にある拡大トグル40は、 図20及び図21の断面図に示されている。この応力状態に ある保持スリーブ43は、撹拌容器4を保持しない。
図18には、固定用レバー45が結合部分38の下端に設けられているのが示されており、その固定用レバー45の詳細は図24と図25に示されている。図24に示すように、固定用レバー45は結合部分38の回転運動で回動する。この場合、図25に示すように、固定用レバー45は接触スイッチ46の上を通り、プレート47の領域に移動する。接触スイッチ46上を通ること、およびプレート47の領域に移動することにより固定ピン48が上方に移動し(図18参照)、この結果、固定用レバー45を固定ピン48の側に配置させプレート47の領域に機械的に固定する。固定ピン48の戻り移動がないと、フード・プロセッサ1のマウント3から撹拌容器4が解放されず、従って取り外すことができない(図18及び図22の状態)。また、これに関連して、固定ピン48を上方に移動させた時のみ、撹拌装置や加熱装置が作動可能状態となる。言い換えるならば、撹拌容器4は、撹拌装置や加熱装置が非作動状態でなければ取り外すことができない。フード・プロセッサ1が速度調節装置により操作状態に入ったならば、固定ピン48が上方に移動して固定用レバー45を固定する。これは純粋に機械的に、あるいは電気機械的に行うことが可能である。
この固定ピン48は、駆動モータおよびカッタ機構6が停止状態にある時にのみ戻り移動する。この後にだけ撹拌容器4の蓋9の固定状態を解除し、撹拌容器4をマウント3から取り出すことが可能である。従って、撹拌容器4を開く前はカッタ機構6は停止状態にあることが確実である。これによりユーザへの危険は除外される。
図26から図31は調理用挿入部材50を示しており、これは撹拌容器4の内部で撹拌容器4の蓋9の直ぐ下で使用するのに便利なものである。
調理用挿入部材50は、多数の孔が開けられた、ほぼ円錐形あるいは円筒形の側壁51と、多数の孔が開けられた底部52を有する。さらに、図28に示すように、楕円形状を有する上部外周の鍔53を備えている。ここでは、撹拌容器4と同じように、その鍔53の楕円形状の中心点55は底部52の中心点54に対してオフセットされている。中心点54は底部52の中心点とみなすことができ、一方、中心点55は鍔53の楕円形状の幾何学的中心とみなすことができる。
従って、鍔53がその片側(前側)に後方zより広めの突出部yを有することになる。横の広がりtは、後方の突出部zより小さい。
鍔53の前側領域にも溝状の貫通孔56を設けており、これは円錐状側壁51や底部52にも設けられている。さらに、その前側領域には、注ぎ口57が切り込まれて設けられ、また図30に示すように、注ぎ口57の上に差し渡され た棒状のクロスバー58が設けられている。クロスバー58はフックを着座させるように受け入れるためのアイレットとして作用する。
撹拌容器内に調理用挿入部材50を組み合わせた状態 を、図31に示す。
図32は、マウント3の平面を示している。これはボウル状に形成されている。マウント3の基部には排出口59が設けられている。図33にも詳細な説明が示されている。さらに、撹拌装置4および/あるいはカッタ機構6へモータの回転力を伝達する星形の結合窪み60が設けられているのが分かる。
星形結合差し込み20(図15参照)がこの窪み60に係合する。結合手段の一方が3角星形状で、もう一方が6角星形状に形成されており、この形状の組合せにより、撹拌容器4が差し込まれた時に容易に結合位置が得られ、一方、確実な結合も得られる。
図33による断面図から、排出口59がフード・プロセッサ1の基部61から上方に突出する接続部62の中に係合しているのが分かる。これにより、マウント3の中に流れる液体等を排出口59を通ってフード・プロセッサ1から完全に排出させることができる。
図34には撹拌容器へら78が示されている。このへら78の基本的な特徴はフック状部分79である。これは特に調理用挿入部材50のアイレット(図30のクロスバー58)と相互作用を行うように形成されている。つまり、調理用挿入部材50は、例えば液体を注ぎ出す時に撹拌容器4内に押さえつけたままにすることが可能である。
撹拌容器4もボウル状に形成してもよい。
図17には、クリーム泡立て装置64が撹拌容器4内に設置されている状態が示されている。このクリーム泡立て装置64は2枚の羽66を持っており、それらは円筒状の結合マウント65に放射状に成型されている。この羽66は通常の複数の貫通孔と、少なくともその下方域は撹拌容器底部67に対応する輪郭を有する。クリーム泡立て装置64はカッタ機構6上に、例えばカッタ機構6を結合マウント65によって固定するナット上に位置している。
第2実施例のクリーム泡立て装置80は図35から図38に示されている。図17の第1実施例に対応して、クリーム泡立て装置80は円筒状の結合マウント81を有しており、そこから互いに反対方向に2枚の泡立て板82が放射状に延びている。この泡立て板82は、結合マウント81から離れた側に、クリーム泡立て装置80の回転軸に対して直角 に肋骨のような形状で配列された横板83を有する。図36から分かるように、この横板は水平に対して一定の角度を付けられ、交互に角度の向きが逆になるように設けられている。
ハンドル状のグリップ84が結合マウントの上部に成型されており、それによりクリーム泡立て装置80は極めて単純な方法で撹拌容器4内に入れ、あるいはカッタ機構6の上に設け、あるいはカッタ機構から取り外すことができる。
図39では、クリーム泡立て装置80が撹拌容器4に差し込まれた状態を示している。クリーム泡立て装置80は、結合マウント81によってカッタ機構6の駆動部材85にかぶせるように取り付けられているのが分かる。ここでは、クリーム泡立て板82が、水平断面においてカッタ機 構6と交差するような位置に配置されている。
固定装置24の第2実施例も図39に示されている。
ハンドル5に取り付けられた回転可能なハンド・レバー25は断面形状がU字形である。結合ロッド86は第1実施例の場合と同じようにハンド・レバー25により作動させられる。この結合ロッド86はハンド・レバー25に回転可能に固着させて接続され、ハンドル5内部において曲 がった延長部を有する。結合ロッド86の曲線部の第1部分はハンドル5の上部内に位置させ、この上部内の曲線部はほぼ撹拌容器4の中心軸zの方向に延びている。次に、結合ロッド86の第2部分は、結合ロッド86がハンドル5から出て再度垂直位置になる前までのハンドル5の下部に位置している。この配置は、撹拌容器4が一杯になった時にレバーの力を低く維持できるように、ハンド ル5あるいは撹拌容器4の中心軸zの方向のハンドル部 分を移動可能とする。
結合ロッド86は開口部87の領域でハンドル5を貫通している。ハンドル5の底から突出する結合端部88はハンマ頭部形状をしている。開口部87はハンマ頭部に対応した輪郭をしている(図41参照)。
ハンド・レバー25に組み合わせた結合ロッド86の範囲では、回転可能に固着された結合ロッド86に対して平行で、半径方向にオフセットして配列した固定ピン89を結 合ロッド86に組み合わせてある。この固定ピン89はバネ90により結合ロッド86に固着させてある。このバネ90は、常に、固定ピン89をハンド・レバー25の方向にあっ てその上に設けたハンドル・カバー91に向けて付勢する。さらに、固定ピン89に回転固着させて設けた円盤92に固定ピン89を保持させ、この円盤92は固定ピン89を通す孔93を有する。
図39aの部分図では、固定装着24の阻止位置が示されている。すなわち、固定ピン89がバネ90により円盤92の孔93を通り、ハンドル・カバー91の阻止開口部94内へ入っている。この阻止開口部94は上方、つまりハンド・レバー25の方向へ開いている。撹拌容器4の蓋9が取り付けられている時、上から阻止開口部94に入る下方へ向いたスピゴット95を蓋9が有する。これにより、固定ピン89が図39に示した非阻止位置に移動することになる。この後、ハンド・レバー25の回動が可能となる。ハンド・レバー25の回動は、ハンマー頭部形状の結合端部88の対応する回動を生み出す。約67゜の回動がここでは望ましい。
この構造は特に、作動部材間の相対運動がなく、従って磨耗が生じないという、利点を有するものである。固定装置24全体は極めて簡単な方法でハンドル5から取り出したり、再装着できる。固定装置24全体はハンドル・カバー91に固着させ、またハンドル・カバー25も例えば後方から固着する固定ネジ96によりハンドル5に固着させることが可能である。
固定装置24の第3実施例を図40、40a、40bに示す。ハンド・レバー25に結合ロッド86を組み合わせた領域において、ハンドル・カバー91の下で、この結合ロッド86に 固定突起150が成型されており、図40aと40bに示す阻止位置ではこの固定突起は撹拌容器4の中心軸zの方向に向けられている。
阻止位置では、この固定突起150は係合リンク152の阻止ポケット151内にある。係合リンク152は板状に作られており、結合ロッド86に対して直角に配置され、阻止ポケット151を有し、板から曲げた脚を有する。この脚により、係合リンク152は、ピン153を介して回転可能なようにハンドル・カバーの下側に取り付けられている。板部154は結合ロッド86を通すための中央孔155を有する。半径方向に設けた阻止ポケット151はこの中央孔155からハンドル・カバー91とは反対側に延びている。
阻止ポケット151から離れる方向の中央孔155の側に別の孔156を設け、その孔156にハンドル・カバー上のボルト157が通っている。ボルト157の自由端の部分には環状の鍔が設けられ、ボルト157の周囲に圧縮バネ158が取り付けられ、その環状鍔で受けている。この圧縮バネ158は環状鍔とは反対方向への付勢力により係合リンク152の下側に作用し、その結果、係合リンク152はハンドル・カバー91の下側方向に圧縮バネ158による負荷をかけられる。これは、係合リンク152が常に固定突起150が阻止される位置の方向へ付勢されていることを意味する。
図40a、40bから、この阻止位置では、固定突起150が阻止ポケット151内にあり、これが、まさに回転を妨げる物であり、ハンド・レバー25によって結合ロッド86が回転させることができないことが分かる。
結合ロッド86の回転を行わせるためには、撹拌容器4の蓋9を取り付けなくてはならない。蓋9の下側の突起14の領域に、蓋9が取り付けられている時にハンドル・カバー91の部分に設けられた対応する孔160を通り、係合リンク152に作用する2個の作用突起159が設けられている。従って、係合リンク152は圧縮バネ158のバネ力に抗してピン153の回りを回動させられ、その結果、阻止ポケット151は固定突起150を解放して回転させる(図40参照)。前述の実施例とは異なり、この場合は回転動作の解放用の位置に移動する固定ピンあるいは係合突起はなく、むしろ係合突起を阻止する係合リンク152を設けている。
第1実施例の場合のように、結合ロッド86あるいはその結合端部88は、撹拌容器4がマウント3に取り付けられている時に結合部分38に作用する。図42、43には、この結合部分38の第2実施例が詳細に示されている。
結合部分38はカムシャフト97の上面に当接する結合ブシュ98を有し、この結合ブシュ98はカムシャフト97のバネ99に抗して垂直に移動可能である。結合ブシュ98とカムシャフト97は、結合ブシュ98の垂直移動位置に関係なく常に互いに接続しており、これにより結合ブシュ98の回転運動はカムシャフト97に伝達される。第1実施例のように、カムシャフト97が保持スリーブ43の2個の拡大あご41、42を拡大するための拡大トグル40を有している。
その上部には、結合ブシュ98が外周エッジ100を有する。結合ロッド86の結合端部88への確実な係合のために、結合ブシュ98は上面に位置した溝状の受け入れ手段101を持つ。外周エッジ100に装着した阻止スリーブ102は、ハンマ頭部形状の結合端部88の断面に対応する鍵穴状の貫通孔103を有する。この阻止スリーブ102はプラスチックの射出成型として成型されるのが望ましく、その上面に円錐台形の密閉ビーズ104を設けている。
阻止スリーブ102は2組の半径方向に配列したあご105の対を有し、1組のあご105の対の間には、フード・プ ロセッサ1のハウジング107に固定されたピン106が係合している。この構成は阻止スリーブ102が回転するのを防止するが、スリーブ102の垂直移動は妨げない。
ハンマ頭部形状の結合端部88は、フード・プロセッサ 1のハウジング107に設けた円形の貫通孔108の範囲を通る。貫通孔108は、密閉ビーズ104に対応した円錐台形の輪郭を底部、つまり阻止スリーブ102に面して有する。
撹拌容器4がマウント3に差し込まれている時、結合端88はハウジング107の貫通孔108、および阻止スリーブ102の鍵穴状貫通孔103を通り抜け、結合端部88が結合ブシュ98の受け入れ溝101に位置する。この後、バネ99の圧力に抗して阻止スリーブ102と共に結合ブシュ98の垂直移動が可能になり、ハウジング107の貫通孔108から遠ざかるように阻止スリーブ102とブシュ98は移動する。撹拌容器4がマウント3に取り付けられた後、ハンド・レバー25の上述したような回動が起こり、結合ロッド86および結合端部88を回転させる。確実な係合により、この回転は結合ブシュ98の回転を生みだし、撹拌容器4が締め付けられる位置にカムシャフト97を回動する。阻止スリーブ102は垂直移動を伴うが、回転しない。阻止スリーブ102の鍵穴状貫通孔103とハンマ頭部形状の結合端部88はこの位置で互いにオフセットさせられる(図43参照)。従って、結合端部88はこの位置で垂直方向に拘束される。
撹拌容器4を取り外したいとユーザが望む場合、先 ず、受け入れ溝101と鍵穴状貫通孔103、あるいは結合端部88と鍵穴状貫通孔103を一致させるために、ハンド・ レバー25による基本位置への逆移動を行わなくてはならない。この後にだけ、ハンマ頭部形状の結合端部88は結合部分38から垂直方向に引き抜くことが可能となる。これは、ユーザが、撹拌容器4を完全に取り外すことができる程度に保持スリーブ43を広げるというリスクを排除するが、保持スリーブ43はその端部位置への係合はしていない。この場合、撹拌容器4の取り外しの際に、係合端部88を結合部分38から引き抜くことになり、U字形のバネ44が保持スリーブ43を再度掴み、そして撹拌容器4を締め付ける。この位置で、既に結合ははずされているので、撹拌容器4を取り外すことはユーザにはできない。この機能不全は、結合ロッド86を引き抜くことができる阻止スリーブ102の鍵穴状貫通孔103と結合ブシュ98 の受け入れ溝101とが互いに上下位置にある停止位置でのみ起きるので、本発明では回避させられる。
図42に示した係合位置では、ハウジング107の貫通孔108の部分の密閉状態が解除されている。密閉状態は撹拌容器4が取り外されている時にだけ有効となる。
この場合、阻止スリーブ102の密閉ビーズ104はハウジング107の貫通孔108の部分を密閉する。密閉ビーズ104と貫通孔108の円錐状部分は、一方が内側となり密接し、効果的な密閉状態を作り出す。結合ブシュ98の、ドライバ・ポケットとして形成した受け入れ溝101は底に向けて閉じられており、従って、水等はそこに浸透することができない。
さらに、これは撹拌容器4が取り付けられている時、結合部分38および、ハウジング107を貫通する結合端部88はハウジング107と接することがないという利点を有する。垂直方向の製造公差は、ハウジング107に入り込む結合部分38により補正される。水平方向の公差は結合ロッド86とハウジング107間の接触を起こさない。というのは、貫通口108は結合ロッド86の直径よりかなり大きく形成されているからである。さらに、計量結果はハウジング107からはずされた結合部分38による影響を受けない。
図44から図49はカッタ機構固定手段の第2実施例を、詳細にかつアセンブリとして示している。
カッタ機構6は基本的に、駆動軸109の回りに放射状に設けた4枚の刃110から構成されている。これらの刃110は互いに90゜の角度をなし、2枚の互いに反対方向に向いた刃110は、初めの部分は駆動軸109近くから駆動軸に直角に延び、次に撹拌容器が取り付けられている位置でその底部67の方向に向けて下方に曲げられている。残りの2枚の刃110はほぼ水平方向に延びている。刃110あるいはカッタ機構6はネジ部材111により駆動軸109に固定されている。さらに、ネジ部材111はその上面に前述の駆動部材85を担持している。
駆動軸109はカッタ・ベアリング112内に回転可能に設置され、そのカッタ・ベアリング112の底部は前述した結合差し込み20に繋がっている。
カッタ機構6はオプションとしてカッタ・ベアリング112に取り外し不可能な形で接続してもよい。カッタ・ベアリング112をそれに対応した形状の保持開口部113の部分で撹拌容器底部67を貫通させるようにして、この構成のユニットを上から撹拌容器4内に差し込む。保持開口部113のエッジ部分に係合させるため、カッタ・ベアリング112は支持用肩部114を有する。
その肩部114(断面はテーパがついている)の下にある部分に、基本的に円形のカッタ・ベアリング112に半径方向に反対側にある2つの平坦部115を設けてある。外側に向いたスピゴット116をその平坦部115に対して90゜オフセットするように設けてある。
撹拌容器底部67の保持開口部113は対応する輪郭を有している。従って、平坦開口部117とスピゴット116用の通過部分118が設けられている(図49参照)。
図45はスタンド119の断面を示している。このスタンド119はプラスチック部材が望ましい。スタンド119の外形輪郭は、基本的に撹拌容器底部67部分の形状に対応している。
スタンド119は中央に、円形の貫通開口部120を有しており、さらに、その開口部120は半径方向反対側に延びる2つの切り欠き部分121を有する。開口部120の上面には、環状の襟部123が取り囲むように設けられている。開口部120の底面には、開口部120の直径より大きな下方に向けた壁122を設ける。この壁122はオープン・エッジを持った2つの互いに反対側の窪み124を有する。この窪み124の間にある残りの壁の部分は、内側に突出した係合突起125を有する。
この係合突起125は保持リング126を支持し、この保持リング126は垂直方向で示されているように、係合突起125と開口部120の下側との間に設けられる。保持リング126はその外壁に2つの互いに反対方向への突起127を持っており、その突起127が壁123の窪み124に係合するので、回転固着して保持される。保持リング126と開口部120の下側との間の領域に設けた波形バネ128が、係合突起125の方向に保持リング126を付勢する。
既に説明したように、カッタ機構6と一体のカッタ・ベアリング112は撹拌容器底部67の保持開口部113を介して差し込まれ、この後は、平坦化した形状により、カッタ・ベアリング112を回転させることは不可能である。支持用肩部114と撹拌容器底部67の間に密閉リング129を設け、それが撹拌容器4から液体が出ることが不可能なようにカッタ・ベアリング112と撹拌容器4の間の軸方向の密閉状態を作る。カッタ・ベアリング112を撹拌容器底部67に固定するために、スタンド119をカッタ・ベアリング112の下から、スピゴット116が開口部120の部分の切り欠き121を通るようにしてカッタ・ベアリング112へ向けて位置決めする。保持リング126は対応して形成した窪み130を有する。スタンド119が約180゜回転させられると、スピゴット116が対応して形成した環状肩部131の後ろに係合する。環状肩部131は追い込みスロープを作っている。停止突起132が各追い込みスロープの終点に設けられている。
密閉リング129はスタンド119により限定した付勢を与えられ、カッタ・ベアリング112の2つの横方向へ突出したスピゴット116の位置で、密閉リング129はカッタ・ベアリング112を撹拌容器底部67に対して下方へ押す。この場合、スタンド119は撹拌容器底部67の下側に向けて支持される。接触圧力が公差から実質的に影響を受けないようにするため、保持リング126と波形バネ128から作られているバネ付勢された係合リングをスタンド119内に設置する。この係合リングはカッタ・ベアリング112のスピゴット116と確実に係合接触している。
撹拌容器底部67へのカッタ・ベアリング112の良好な支持を行うために、カッタ・ベアリング112は半径方向の襟部を持ち、それによりカッタ・ベアリング112が撹拌容器底部67に固定的に係合するように設定できる。この場合、密閉リング129の付勢はその襟部の垂直方向の広がりに左右される。
既に説明したように、スタンド119はプラスチックから作られており、同時に撹拌容器4を置くときの据え置き面としても作用する。ほとんどの場合、スタンド119の温度は撹拌容器4よりかなり低く、従って例えば木のような耐熱性のない表面に熱い撹拌容器4を置くことが可能となる。
第2実施例の調理用挿入部材50を図50から図52に示す。これは図26から図31に示した第1実施例とは、フックの受け入れ部材であるアイレットの形状が基本的に異なる。
特に図51の部分詳細図から分かるように、ばち形の凹 部である受け入れアイレット133、すなわち上方に開き 上方側の幅が狭い略コ字状断面をもつ受け入れアイレット133がここでは設けられ、注ぎ口57の部分に金属シート部材として位置している。このアイレット33は上が開いている。
調理用挿入部材50の複数の貫通孔56は、例えば、米などの食材を熱湯で洗うために特に役立つ。
さらに、液体を注ぐ時、その中に含まれている固体成分は調理用挿入部材50によって保持される。
例えば果物を刻む前に撹拌容器4内に、この調理用挿入部材50を差し入れたなら、果物が撹拌容器4の上部に逃げてしまうのを防止し、刃110により効果的な集中処理が行えるのでジュースの量が増大する。
図53から図55では、第2実施例の撹拌容器4、調理用挿入部材50、撹拌容器の蓋9が側面形状で示されている。第1実施例で設けた係合フック16の代わりに、蓋9がクロスメンバ134を有する。このクロスメンバ134は、蓋9が取り付けられている時に撹拌容器4の舌状部材136が係合する溝135を設けてある。撹拌容器の蓋9が取り外された後、この舌状部材136も注ぎ口の役目を果たす。
従って、この取り付けられた撹拌容器の蓋9には二重の固定手段が設けられており、その一つは溝135に舌状部材136が係合することによるもの、もう一つは突起14の上を押さえるハンド・レバー25のU字形の脚によるものである(これに関しては図39を参照)。
第2実施例の撹拌容器用へら78が図56から図58に示してある。このへらは基本的にハンドル部137とへら本体138から作られている。
へらのハンドル部137とへら本体138は別々に形成されており、へら本体138はハンドル部137より、はるかに柔軟なプラスチックにより作られるのが望ましい。このへら本体138は溝と舌状部材の接続によりハンドル部137に差し込まれている。
ハンドル部137は板状のハンドル部境界部材139を有している。さらに、へら本体138の部分には、撹拌容器へら78が挿入容器、例えば調理用挿入部材50のアイレット 133と相互作用をするために、ばち形状を構成した突起140、すなわち略コ字状断面をもつ突起140を有している。
調理用挿入部材50を撹拌容器4から取り出すには、撹拌容器へら78のばち状突起140をそのばち状突起と同じ形状にした受け入れアイレット133内に押し込んで使用することができる。この取り出し操作位置は図59に示されている。さらに、この構造は撹拌容器4を空にする時に調理用挿入部材50を押さえつける役目も果たす。
さらに、撹拌操作の際に、特にパン生地や、種々の混合物や、小麦粉と卵とミルクの練り物を作ったりするために撹拌容器へら78は使用できる。このためには、撹拌 容器へら78は撹拌容器の蓋9の開口部10を通って撹拌容器内に入れられ、撹拌する生地や混合物やバター内に保持される。
図24、図25による安全固定装置の別の構成を図60から図61aに示す。
この場合、放射状に外方向に突出した固定用レバー45'は同様にカムシャフト97(図42参照)の下端に設けられ、阻止リンク161がレバーの自由端部分に成型されている。この阻止リンク161は固定用レバー45'の延長部として形成され、平面図ではリングの一部分形状を有する。特に図60aから分かるように、阻止リンク161は固定用レバー45'の下側に成型されている。
ハウジング壁163に回動可能に取り付けたレバー状の接触スイッチ162も設けられている。その接触スイッチ1 62は軸ピン164を介して取り付けられ、また足つきバネ165もその軸ピン164に取り付けられている。
この足つきバネ165の一端はハウジング壁163に支持され、他端は接触スイッチ162の内側に支持されており、この結果、接触スイッチ162は固定用レバー45'から離れる方向へ付勢される。
接触スイッチ162の自由端で、スイッチ162はL字形の阻止ショルダ166を有し、片方のL字脚167は固定用レバー45'の方向へ向けられている。同様に固定用レバー45'の方向へ向けられている作動突起168が、この阻止ショルダ166の下に設けられている。この作動突起168は安全スイッチ46'の方向に向けられており、同様にハウジン グ壁163に固定されている。
この安全スイッチ46'から遠ざかる向きにある側で、接触スイッチ162が電磁石170のプッシュロッド171により支持されている。この電磁石170は同様にハウジングに固定されている。
図60、60aには、基本位置が示されている。すなわち、安全スイッチ46'が作動してない状態で、例えば、マウント3に撹拌容器4が取り付けられていない、かつ/あるいは撹拌容器4に蓋9が取り付けられていない時である。この基本位置では、撹拌装置2および加熱装置は作動を妨げられる。蓋9を撹拌容器4に取り付けない限り不可能となる。
安全装置24のこれらの作動は安全スイッチ46'の方向への作動を阻止された接触スイッチ162により妨げられる。このようにして、阻止ショルダ166のL字脚167は阻止リンク161により支持されている(図60a参照)。この位置で、撹拌装置のスイッチをオンにしようとする試みがなされると、電磁石170が作動させられる。プッシュロッド171が動きだし、接触スイッチ162を安全スイッチ46'の方向へ移動させようとする。しかし、既に説明したように、この動きは阻止リンク161により阻止される。撹拌装置2の操作は、初めに撹拌容器4を取り付け、かつ蓋9作動およびカムシャフト97に設けた固定用レバー45'の図61、図61aに示した位置への回転の後だけ、撹拌装置2はスイッチをオンにできる。阻止リンク161は接触スイッチ162の部分から離れ、従ってこのスイッチ162はプッシュロッド171による後方からの作用によって軸ピン164を中心に回動する。この回動が作動突起168により安全スイッチ46'の作動の原因となる。
例えば、安全スイッチ46'は、作動の時に撹拌装置2の回路を閉じる遮断・接触素子が可能である。しかし、撹拌装置の駆動状態を解放するため、単にその内部の電気部品にパルスを送る安全スイッチ46'を設けることも可能である。
接触スイッチ162が回動した位置にある時、その固定位置にある固定用レバー45'の係合動作が図61に示すように有効となっている。従って、接触スイッチ162が戻っている時のみ、固定装置により、あるいはカムシャフト97により固定用レバー45'を再度基本位置に移動させることができる。この実施例では、固定用レバー45'の阻止が2カ所でおきる。その一つは、接触スイッチ162の阻止ショルダ166のL字脚167が、固定用レバー45'を阻止リンク161の部分で阻止し、もう一方は、阻止ショルダ166の他のL字脚166が、阻止リンク161を越えて突 出する固定用レバー45'の端部で阻止する。
固定用レバー45'を解放するには、電磁石170が消磁され、足つきバネ165が有効になり、接触スイッチ162のみが解放位置に回動可能になる。このためには、初めに撹拌装置2および、加熱装置のスイッチをオフにする必要がある。しかし、電磁石170はカッタ機構6が完全に停止位置になった後にだけ消磁される。このためには、撹拌装置2またはカッタ機構6の部分に、カッタ機構6が完全に停止位置になった時にだけ、その電磁石170への電力供給を遮断する速度センサを設けることが可能である。プッシュロッド171は接触スイッチ162の方向へ移動しなくなる。足つきバネ165は接触スイッチ162を戻し、作動突起168は安全スイッチ46'から離れ、また阻止ショルダ166は固定用レバー45'の領域から離れる。そして、固定用レバー45'が回転可能になり、その結果、撹拌容器4を保持する保持スリーブ43(図20参照)を拡大することも可能となる。
フード・プロセッサ1が基本的にスイッチをオンにした状態にある時に電磁石170が常に励磁され、基本位置では、接触スイッチ162が常に阻止リンク161に係合するという構成も考えられる。この場合は、図61、61aに示す固定用レバー45'の固定位置を開放するためにフード・プロセッサ1のスイッチを完全にオフにする必要があり、これにより、電磁石170を消磁して接触スイッチ162 を解放する。
最後に、図62、63に示すように蓋のキャップ141が設けられている。このキャップは円筒形の中空体として形成し、天板142が設けられている。キャップ141のおおよそ半分より上で、外側に、断面形状がほぼ三角形の環状の鍔143が設けられている。環状鍔143の外径は撹拌容器の蓋9の開口部10の内径より幾分大きい。環状鍔143には、3カ所の支持突起144が設けられ、それらは外周上に等しい間隔で配置され、各支持突起144は環状鍔143の上下に均等に拡大している。各支持突起144の半径方向の深さは環状鍔143に対応している。
この蓋のキャップ141は、撹拌容器の蓋9の開口部10内へ差し込むためのものである。キャップ141は、開口部10の角部分の突起によりこの支持突起144の部分で支持され、その結果として、蒸気逃し用に環状の隙間145が残る(図64参照)。
このキャップ141は透明なプラスチック部材が望ましい。
上記説明、添付図面、および請求の範囲で説明する本発明の特徴は、本発明を実現するために個々に、また組み合わせの両方において重要である。説明した全ての特徴は本発明の基本である。添付の優先権証明書(優先権のある出願のコピー)の記述内容は、本出願書類にその全てが含まれている。
Claims (54)
- 撹拌容器(4)と該撹拌容器(4)内の撹 拌装置用の撹拌駆動装置(2)とを有し、該撹拌容器(4)の下部領域(a)は略円形の水平開口断面形状を有するフード・プロセッサ(1)において、該撹拌容器(4)の上部開口断面は楕円形で、該上部開口断面の楕 円形の中心点(19')は該下部領域の断面の円形の中心点(19)に対して該上部開口断面の楕円形の長軸方向へオフセットされていることを特徴とする、フード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)の側面にハンドル(5)を設け、上記上部開口断面の中心点(19')は上記下部領域の開口断面の中心点(19)より該ハンドル(5)から離れた側にあることを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)は、垂直方向に下方か ら上方へ、円筒状の下部領域(a)と、略円錐状側面を 有する中間領域(b)と、水平断面が楕円の上部領域 (c)を有することを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)の壁(32)は、上記上部開口断面の中心点(19')のオフセット方向の垂直断面において上方へ向かうにつれて外側へと曲がる曲線と なることを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)の内部壁面(23)は水平断面において内側に突出する段(21)を形成することを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記内部壁面(23)の上記水平断面におい て、上記段(21)の反対側の表面(22)は、該段(21) が該内部壁面(23)となす角度に比べて緩やかな角度で 該内部壁面(23)へ向かって平滑に続くようにしたことを特徴とする、請求項5に記載のフード・プロセッサ。
- 上記段(21)は、上記撹拌容器(4)の上 記中間領域(b)と上部領域(c)に亘って設けたことを特徴とする、請求項5に記載のフード・プロセッサ。
- 上記段(21)は上記撹拌容器(4)の片側だけに形成したことを特徴とする、請求項5に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)の上記下部領域(c) を差し込むためのマウント(3)を設け、該マウント(3)に対して該撹拌容器(4)を固定すると同時に、該撹拌容器(4)に対して蓋(9)を固定することが可 能な固定装置(24)を上記ハンドル(5)内に設けたことを特徴とする、請求項2に記載のフード・プロセッサ。
- 上記固定装置(24)は、上記蓋(9)が上記撹拌容器(4)に取り付けられている時のみ、該撹 拌容器(4)及び該蓋(9)を固定するべく作動させることができることを特徴とする、請求項9に記載のフード・プロセッサ。
- 前記固定装置(24)が、前記ハンドル (5)内の上部域から下端まで延びる結合ロッド(86) と、
上記結合ロッド(86)に固着接続され該結合ロッドと共 に回転可能なハンド・レバー(25)と、
該結合ロッドの上部にて該結合ロッドの軸に垂直に突出 するべく設けた固定突起(150)と、
該ハンドル(5)内にて該固定突起(150)と係合可能 な阻止ポケット(151)を具備し該ハンドル内壁(91) に回動可能に取り付けられた係合リンク(152)とを具 備し、
上記蓋(9)が取り付けられていないとき、該係合リン クの該阻止ポケット(151)が該固定突起(150)と係合 するように付勢されており、これにより上記結合ロッド (86)の回転が阻止され、
上記蓋(9)が取り付けられているとき、該蓋に対し下 向きに突出させて設けた作用突起(159)により該固定 突起(150)が押されて該阻止ポケット(151)から解放 され、これにより上記ハンド・レバー(25)により上記 結合ロッド(86)を回転させ該撹拌容器(4)及び該蓋 (9)を固定することを特徴とする
請求項10に記載のフード・プロセッサ。 - 上記固定装置(24)が、上記ハンドル (5)内の上部域から下端まで延びる結合ロッドとして のブシュ(26)と、
上記ブシュ(26)に固着接続され該ブシュと共に回転可 能であって該ブシュの軸方向に垂直に突出する固定突起 (30)を設けたハンド・レバー(25)と、
上記ブシュ(26)内に挿入されかつ該ブシュ内にて下方 に位置するバネ(28')に抗して軸方向に移動可能な固 定ピン(27)とを具備し、
上記蓋(9)が取り付けられていないとき上記固定ピン (27)に接続した固定延長部(28)が上記ブシュの溝 (29')内に位置することにより該ブシュの回転が阻止 され、
上記蓋(9)が取り付けられているとき、該蓋に対し下 向きに突出させて設けたスピゴット(17)が上記固定ピ ン(27)を押して上記バネ(28')に抗して移動させ上 記固定延長部(28)が上記溝(29')から垂直に下方移 動して少なくとも部分的に円形の溝状窪み(29)を通る ことにより、上記ハンド・レバー(25)を回転させて上 記固定ピン(27)と共に上記ブシュ(26)を回転させる ことが可能となり、
上記ハンド・レバー(25)の回転と共に、上記固定突起 (30)が上記蓋(9)に設けた固定溝(31)に係合し、 該蓋を撹拌容器(4)に固定することを特徴とする
請求項10に記載のフード・プロセッサ。 - 上記ブシュ(26)は、その下端に上記マウント(3)の結合部分(38)と確実に固定接続するために係合用窪み(36)を有することを特徴とする、請 求項12に記載のフード・プロセッサ。
- 前記固定装置(24)が、前記ハンドル (5)内の上部域から下端まで延びる結合ロッド(86) と、
上記結合ロッド(86)に固着接続され該結合ロッドと共 に回転可能なハンド・レバー(25)と、
上記結合ロッド(86)の上部にて該結合ロッドに対して 平行で半径方向にオフセットし、下方からバネ(90)に よりハンドル内壁(91)の阻止開口部(94)向けて付勢 された固定ピン(89)とを具備し、
上記蓋(9)が取り付けられていないとき、上記固定ピ ン(89)が上記阻止開口部(94)に入ることにより上記 ハンド・レバー(25)の回転が阻止され、
上記蓋(9)が取り付けられているとき、該蓋に対し下 向きに突出させて設けたスピゴット(95)が上記固定ピ ン(89)を押して上記バネ(90)に抗して移動させ、上 記ハンド・レバー(25)による上記結合ロッド(86)の 回転が可能となることを特徴とする、請求項10に記載のフードプロセッサ。 - 上記結合ロッド(86)は上記ハンドル(5)内で、下方へと延びつつ上記撹拌容器(4)の中 心軸(z)の方へ曲がる部分を具備することを特徴とする、請求項11または14に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合ロッド(86)は2つの曲線部分を有し、その1つは上記ハンドル(5)の上部内にあり、他の1つは上記ハンドル(5)の下部内にあることを特徴とする、請求項11または14に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合ロッド(86)は、上記ハンドル(5)の底部から突出する結合端部(88)を有することを特徴とする、請求項11または14に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合端部(88)はハンマー頭部形状に形成したことを特徴とする、請求項17に記載のフード・プロセッサ。
- 結合部分(38)は、上記結合ロッド(86)の結合端部(88)との接続のため上記マウント(3)内に形成されたことを特徴とする、請求項18に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合部分(38)は、上記撹拌容器 (4)の結合ロッド(86)の回転作動の際に、該撹拌容 器(4)に対して係合する保持スリーブ(43)により該 撹拌容器(4)を締め付け該マウント(37)内に保持さ せるべく作動することを特徴とする、請求項19に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合部分(38)は、上記結合ロッド (86)の回転作動を伝達されることにより上記該撹拌容 器(4)に対して係合する保持スリーブ(43)により該 撹拌容器(4)を締め付けて該マウント(37)内に保持 させるべく作動するカムシャフト(97)を有することを 特徴とする、請求項20に記載のフード・プロセッサ。
- 上記カムシャフト(97)に対し回転運動 を伝達するべく該カムシャフトの上面に当接する結合ブ シュ(98)と、
上記結合ブシュ(98)を上記結合ロッド(86)と共に回 転させるべく上記結合ブシュ(98)の上面に設けられる 上記結合端部(88)の受け入れ手段(101)と、
上記結合ブシュ(98)の上部に回転不能に装着され、上 記結合端部(88)の形状に適応させた形状の鍵穴状の貫 通孔(103)を具備する阻止スリーブ(102)とを有し、
上記撹拌容器(4)が上記マウント(3)に差し込まれ ている時、結合端部(88)が、該マウントに設けた貫通 孔(108)からがマウント内に入り、上記阻止スリーブ (102)を通り抜け上記受け入れ手段(101)に入った 後、上記結合ロッド(86)及び上記結合端部(88)の回 転により該結合ブシュ(98)及び上記カムシャフトが回 動することにより、上記保持スリーブ(43)が該撹拌容 器(4)を保持するべく作動することを特徴とする、請 求項21に記載のフード・プロセッサ。 - 上記結合ブシュ(98)が上記カムシャフ ト(97)上のバネ(99)に抗して該カムシャフトに対し て垂直に移動可能であり、結合端部(88)が上記受け入 れ手段(101)に入った後、上記結合ブシュが阻止スリ ーブ(102)と共に垂直移動することを特徴とする、請 求項22に記載のフード・プロセッサ。
- 上記阻止スリーブ(102)が垂直移動し て上記マウント(3)の貫通孔(108)に適合すること により該マウント(3)の密閉状態を作るために、上記 阻止スリーブ(102)の上面に対し該マウントの貫通孔 (108)の形状に適合する密閉ビーズ(104)を設けたこ とを特徴とする、請求項23に記載のフード・プロセッサ。
- 上記密閉状態は、上記撹拌容器(4)が取り外された時に作動状態とされ、該撹拌容器(4)が取り付けられている時に非作動状態とされることを特徴とする、請求項24に記載のフード・プロセッサ。
- 上記結合部分(38)の軸方向には、共に 回転する拡大トグル40が接続されており、該拡大トグル の回転により変位する拡大あご41、42を介して上記保持 スリーブ(43)に対するバネ(44)による付勢を解放す ることにより、該保持スリーブ(43)による上記撹拌容 器(4)の締め付けを行わせることを特徴とする、請求 項20に記載のフード・プロセッサ。
- 上記マウント(3)内において、上記結 合部分(38)の回転と連動して運動するべく接続された 固定用レバー(45、45')と、
上記マウント(3)に上記撹拌容器(4)が固定されて いる時のみ上記撹拌駆動装置(2)及び/または上記マ ウント(3)に組み込んだ加熱装置を作動させるべく、 上記固定用レバー(45、45')の運動により作動する安 全スイッチ(46、46')とを有することを特徴とする、 請求項13または19に記載のフード・プロセッサ。 - 上記固定用レバー(45、45')の運動は上記安全スイッチ(46、46')によって検知可能であることを特徴とする、請求項27に記載のフード・プロセッサ。
- 上記安全スイッチは、上記固定用レバー(45')の運動により移動して接点が接触する接触スイ ッチ(162)により作動可能であることを特徴とする、 請求項27に記載のフード・プロセッサ。
- 上記固定用レバー(45')の運動が回転運動であって、所定の固定位置においてのみ、上記接触スイッチ(162)の移動による上記安全スイッチ(46')の作動を可能とし、該固定位置以外では該接触スイッチ (162)の移動による該安全スイッチ(46')の作動を阻 止する阻止リンク(161)を該固定用レバー(45')が有することを特徴とする、請求項29に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌駆動装置(2)がオンされる と、上記接触スイッチ(162)は上記安全スイッチ(4 6')の作動位置への力を受けることを特徴とする、請求 項29に記載のフード・プロセッサ。
- 上記力は電磁石(170)の作動によることを特徴とする、請求項31に記載のフード・プロセッサ。
- 上記固定用レバー(45、45')は、上記固定位置に固定可能であることを特徴とする、請求項27に記載のフード・プロセッサ。
- 上記固定用レバー(45、45')の運動が 回転運動であって、該固定用レバーが固定位置に移動し た場合にのみ、上記安全スイッチ(46、46')の作動に より上記撹拌駆動装置(2)及び/または上記マウント (3)に組み込んだ加熱装置が作動可能であることを特徴とする、請求項27に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器の蓋(9)は、溝(135)を設けたクロスメンバ(134)を有し、また上記撹拌容器(4)は該蓋(9)が取り付けられている時に上記溝(135)に係合する舌状部材(136)を有することを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)の内部に挿入配置可 能な、食材を入れるための容器状の調理用挿入部材(5 0)であって、該撹拌容器に挿入配置された状態で上記 蓋(9)により覆われる調理用挿入部材(50)を有する ことを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記調理用挿入部材(50)は、円錐形あ るいは円筒形の側壁(51)と、該側壁(51)の上縁に該 側壁に対して直角に設けた鍔(53)とを有することを特徴とする、請求項36に記載のフード・プロセッサ。
- 上記側壁と鍔の両方に複数の貫通孔(56)を有することを特徴とする、請求項37に記載のフード・プロセッサ。
- 上記調理用挿入部材(50)の上記鍔(5 3)に設けた注ぎ口(57)に対して、フックを受け入れ るための棒状のアイレット(58)を差し渡して設けたことを特徴とする、請求項37に記載のフード・プロセッサ。
- 上記鍔(53)は楕円形状の表面を有することを特徴とする、請求項37に記載のフード・プロセッサ。
- 上記鍔(53)の楕円形状の幾何学的中心点(55)は、上記側壁あるいは底部の中心点(54)に対 して該楕円形状の長軸の方向へオフセットされていることを特徴とする、請求項40に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌装置として上記撹拌容器(4) 内の底部(67)に設けたカッタ機構(6)と、泡立て装 置(80)、特にクリーム泡立て装置とが設けられ、該泡立て装置は、該カッタ機構(6)の上方に延びる駆動軸 (109)の周囲に対して該カッタ機構(6)の上からプ ラグ差し込みできる結合マウント(81)を有することを特徴とする、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記泡立て装置は半径方向に柔軟性が増大するように形成したことを特徴とする、請求項42に記載のフード・プロセッサ。
- 上記泡立て装置は羽状構造であることを特徴とする、請求項42に記載のフード・プロセッサ。
- 上記泡立て装置は格子状構造であることを特徴とする、請求項42に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器(4)内にて底部(67)に 設けたカッタ機構(6)と、該撹拌容器の底部(67)を 貫通して該撹拌容器に固定可能なカッタ・ベアリング (112)とを有し、上記カッタ機構(6)は、上記カッ タ・ベアリング(112)内を貫通して回転可能に設置さ れた駆動軸(109)を具備しかつ該カッタ・ベアリング に取り外し不能に接続されている、請求項1に記載のフード・プロセッサ。
- 上記カッタ・ベアリング(112)は、上 記撹拌容器(4)の外側下方における支持部材であるスタンド(119)によって該撹拌容器の底部(67)に固着されることを特徴とする、請求項46に記載のフード・プロセッサ。
- 上記カッタ・ベアリング(112)が半径 方向の外側に突出したスピゴット(116)を具備し、上 記スタンド(119)が該カッタ・ベアリングを通す開口 部(120)と該スピゴットを通す切り欠き(121)と具備 し、該カッタ・ベアリングを該スタンドに通した後に回 転することにより該スタンドに固定可能であることを特徴とする、請求項47に記載のフード・プロセッサ。
- 上記スタンド(119)はプラスチック部材であることを特徴とする、請求項47に記載のフード・プロセッサ。
- 上記調理用挿入部材(50)の上記鍔(5 3)上に、凹部をもつ受け入れアイレット(133)を設け ると共に、該受け入れアイレットの該凹部と同じ断面形 状をもつ突起(140)を具備する撹拌容器へら(78)を 有し、該受け入れアイレットの該凹部に該突起を押し込 むことにより該撹拌容器へらを用いて該調理用挿入部材 を該撹拌容器から取り出すことができることを特徴とす る、請求項37に記載のフード・プロセッサ。
- 上記受け入れアイレット(133)の上記 凹部及び上記突起(140)が、上方側の幅が狭い略コ字 状断面をもつことを特徴とする、請求項50に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器へら(78)が、把持するた めのハンドル部(137)と、該ハンドル部の先端に設け たへら本体(138)とを具備し、上記突起(140)は、該 へら本体に対して該ハンドル部側に隣接して形成したことを特徴とする、請求項50に記載のフード・プロセッサ。
- 上記ハンドル部(137)に板状のハンドル部境界部材(139)を設けたことを特徴とする、請求 項52に記載のフード・プロセッサ。
- 上記撹拌容器へら(78)の上記ハンドル 部(137)と上記へら本体(138)とは別々に形成され、 該へら本体は該ハンドル部より柔軟であることを特徴とする、請求項52に記載のフード・プロセッサ。
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