JP3632390B2 - リードフレームのデプレス加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リードフレームのデプレス加工装置に関し、特に、リードフレームのデプレス加工を行うためのデプレス加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
IC等に用いられるリードフレームは、アウターリードの曲げ加工時のパッケージ強度を確保するため、リード部分がパッケージ中央に配置されている。また、モールドレジンの熱収縮に対する信頼性向上の対策、及びモールドレジンの流れを均一にするため、デプレス成形が施される。このデプレス成形は、ダイパッドやインナーリードの所定部分を一定量押し下げて凹部を形成するものであり、LOC(lead on chip)用のリードフレームやダイパッドを有したリードフレームが対象になる。
【0003】
図2は従来のリードフレームのデプレス成形装置の構成を示す。デプレス金型1は下型1aと上型1bを備えて構成され、上型1bの上面にはロードセル2が配設され、このロードセル2上には、シリンダ機構としてのエアシリンダ3が配設されている。ロードセル2には荷重変換器4が接続され、この荷重変換器4には制御装置5が接続されている。エアシリンダ3の空気供給源として圧縮空気供給装置6が設けられ、この圧縮空気供給装置6とエアシリンダ3の間には、エアシリンダ3側から、エアシリンダ用電磁弁7、絞り弁8及びレギュレータ9が配置されている。
【0004】
図2の構成において、加工対象のリードフレーム(不図示)は、デプレス金型1の離間している下型1aと上型1bの間に介挿される。圧縮空気供給装置6で生成された圧縮空気(圧力媒体)は、レギュレータ9で空気圧が調整されながらエアシリンダ用電磁弁7を介してエアシリンダ3に供給される。エアシリンダ3のピストン3a(以下、単に「エアシリンダ3」とする)は圧縮空気の供給量に応じて、ロードセル2を介してデプレス金型1の上型1bを押下し、リードフレームをデプレス加工する。このときの押下量はロードセル2によって測定され、荷重値が荷重変換器4により電気信号に変換される。制御装置5は荷重変換器4の出力値を監視し、その値が設定値に達した後、エアシリンダ用電磁弁7を切り換える。この切り換え操作により、エアシリンダ3内の圧縮空気の流れる方向が逆転し、エアシリンダ3が上昇し、上型1bを下型1aから離間させる。これにより、デプレス金型1からリードフレームを取り出すことができる。ロードセル2でデプレス金型1に加えられる荷重が一定になるように制御すれば、リードフレームの加工度を常に一定に保つことができる。
【0005】
図3は図2に示したデプレス金型1の詳細構成を示す。
下型1aと上型1bの間には、デプレス加工時にリードフレーム10が配設される。下型1aは、ダイホルダ11、このダイホルダ11の四隅に立設されたガイドポスト11a、ダイホルダ11上に配設されたダイパッキングプレート12、このダイパッキングプレート12で保持されるダイ13の各々を備えて構成されている。また、上型1bは、ダイ13に嵌合する形状を有するパンチ14、このパンチ14を保持するパンチプレート15、このパンチプレート15の下方にあってパンチ14を内嵌するストリッパ16、パンチプレート15の所定位置に遊嵌されたストッパ17、パンチ14及びパンチプレート15を固定するパンチホルダ18、ストッパ17の各々を嵌入するために設けられた貫通孔19、この貫通孔19内に装着されてストッパ17に加わる衝撃を吸収する緩衝部材20、パンチホルダ18の四隅の厚み方向に形成されて内部にガイドポスト11aが挿入された貫通孔21の各々を備えて構成されている。
【0006】
図2に示したロードセル2は、パンチホルダ18上に設置され、エアシリンダ3に圧縮空気が送り込まれることによって、パンチホルダ18、パンチ14、ストリッパ16がガイドポスト11aにガイドされながら降下する。この降下の過程で、下型1aと上型1bの間に挟み込まれているリードフレーム10がダイ13とパンチ14の形状に応じて加圧され、リードフレーム10の所定部分がデプレス加工される。このとき、ストリッパ16は、リードフレーム10との接触時に緩衝部材20によって衝撃力が弱められ、この部分のリードフレームに付与される加圧力がダイ13とパンチ14で挟まれる部分に比べて小さくなるようにし、変形や疵を生じ難くしている。
【0007】
従来のデプレス加工装置は、リードフレームの加工度がデプレス金型に加わる荷重値の最大値によって決定され、この荷重値の最大値の繰り返し精度を向上させるために、エアシリンダに送る空気流量を絞り弁やレギュレータを用いて調整している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のデプレス加工装置によると、絞り弁を通してエアシリンダへ空気を供給しているため、エアシリンダへの空気の流入量が制限され、加工開始直後の単位時間当たりのプレス荷重の増加量が減少し、所望の荷重値の最大値に到達するのに多くの時間が必要になるという問題があった。
従って、本発明の目的は、荷重値の最大値の繰り返し精度を落とすことなく、高速運転が可能なリードフレームのデプレス加工装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、リードフレームにデプレス加工を施すパンチとダイを備えた金型を、シリンダ機構及び該シリンダ機構に圧力媒体を供給する圧力媒体供給装置により駆動するリードフレームのデプレス加工装置において、前記圧力媒体供給装置から前記シリンダ機構に供給する圧力媒体の流量を前記デプレス加工中に前記パンチの荷重に応じて制御する制御手段を有し、該制御手段は、前記シリンダ機構に供給する圧力媒体の供給方向を変更して前記パンチを上昇又は下降させる第1の電磁弁と、該第1の電磁弁に所定量より小なる流量の圧力媒体を流通させる第1の経路と、前記第1の電磁弁に所定量より大なる量の圧力媒体を流通させる第2の経路と、前記第1の経路及び第2の経路の1つを前記圧力媒体供給源に接続する第2の電磁弁と、前記リードフレームの加工工程に応じて前記第1の電磁弁を制御し、前記パンチの荷重に応じて前記第2の電磁弁を制御する制御部とを有し、該制御部は、前記第2の電磁弁を制御してデプレス加工の前半の前記パンチの低荷重領域において前記第2の経路を選択し、デプレス加工の後半の前記パンチの高荷重領域において前記第1の経路を選択する構成を有し、前記第1の経路には絞り弁と逆止弁が設けられていることを特徴とするリードフレームのデプレス加工装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るデプレス加工装置を示す。下型1a及び上型1bを有する構成のデプレス金型1の上面には、ロードセル23が配設されている。このロードセル23上には、ロードセル2の変化を電気信号に変換する荷重変換器24と、この荷重変換器24の出力をもとに電磁弁を制御する制御装置25が接続されている。デプレス金型1の上型1bを押下するために、ロードセル23を介してピストン26aを有するエアシリンダ26が配設されている。このエアシリンダ26にはエアシリンダ用電磁弁27(第1の電磁弁)が連結されており、制御装置25によって制御される。エアシリンダ用電磁弁27には大流量側空気供給経路28(第2の経路)を介して流路切り換え用電磁弁29が連結されている。この流路切り換え用電磁弁29(第2の電磁弁)も制御装置25によって制御される。エアシリンダ用電磁弁27と流路切り換え用電磁弁29の間には、大流量側空気供給経路28とは別個に、これよりも流量が少なくなるように構成された小流量側空気供給経路30(第1の経路)が布設され、この小流量側空気供給経路30に逆流防止弁31と絞り弁32が挿入されている。流路切り換え用電磁弁29にはレギュレータ33が連結され、このレギュレータ33にはポンプ等を備えて構成された圧縮空気供給装置34が連結されている。
【0011】
図1の構成において、圧縮空気供給装置34からの空気供給経路は、流路切り換え用電磁弁29を介して、大流量側空気供給経路28と小流量側空気供給経路30の2つの空気供給経路に分かれている。小流量側空気供給経路30には絞り弁32が設けられており、この絞り弁32によって空気流量を所望の値に調整することができる。更に、小流量側空気供給経路30には、逆流防止弁31が配置されている。また、小流量側空気供給経路30には逆流防止弁31が設けられているので、大流量側空気供給経路28を使用している場合でも、小流量側空気供給経路30に圧縮空気が流入することはない。
【0012】
エアシリンダ26とデプレス金型1の間にロードセル23が配設されているため、エアシリンダ26によりデプレス金型1に加わる荷重(押下量)を測定することができる。制御装置25は、荷重の測定値を用いて流路切り換え用電磁弁29を制御する。まず、デプレス加工の前半のパンチの荷重が小さい低荷重領域では、大流量側空気供給経路28と圧縮空気供給装置34が連通するように流路切り換え用電磁弁29が切り換えられる。ついで、デプレス加工の後半のパンチの荷重が大きい高荷重領域では、小流量側空気供給経路30と圧縮空気供給装置34が連通するように流路切り換え用電磁弁29が切り換えられる。エアの流量を切り換えるタイミングは、ロードセル2を用いて行われる。
【0013】
また、制御装置25は、ロードセル2の測定結果を用いてエアシリンダ用電磁弁27を制御する。一定の荷重値になるようにエアシリンダ用電磁弁27を制御してエアシリンダ26を駆動すれば、リードフレーム10の加工度を常に一定に保つことができる。
【0014】
上記実施の形態においては、シリンダ機構に空気圧駆動のエアシリンダ23を用いたが、これに代え、油圧駆動によるシリンダ機構を用いることもできる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のデプレス加工装置によれば、圧力媒体供給装置からシリンダ機構に供給する圧力媒体の流量をデプレス加工中に変更できるようにしたので、デプレス加工の前半の低荷重領域では荷重の単位時間当たりの増加量が大きくなるために加工時間が短縮され、デプレス加工の後半の高荷重領域では荷重の単位時間当たりの増加量が小さくなるためにデプレス金型に加わる荷重値の最大値のばらつきが抑えられ、安定したリードフレームデプレス加工が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードフレームのデプレス加工装置の斜視図である。
【図2】従来のデプレス加工装置の斜視図である。
【図3】図2のデプレス金型の詳細構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1,デプレス金型
23,ロードセル
25,制御装置
26,エアシリンダ
27,エアシリンダ用電磁弁
28,大流量側空気供給経路
29,流路切り換え用電磁弁
30,小流量側空気供給経路
31,逆流防止弁
32,絞り弁
34,圧縮空気供給装置

Claims (1)

  1. リードフレームにデプレス加工を施すパンチとダイを備えた金型を、シリンダ機構及び該シリンダ機構に圧力媒体を供給する圧力媒体供給装置により駆動するリードフレームのデプレス加工装置において、前記圧力媒体供給装置から前記シリンダ機構に供給する圧力媒体の流量を前記デプレス加工中に前記パンチの荷重に応じて制御する制御手段を有し、該制御手段は、前記シリンダ機構に供給する圧力媒体の供給方向を変更して前記パンチを上昇又は下降させる第1の電磁弁と、該第1の電磁弁に所定量より小なる流量の圧力媒体を流通させる第1の経路と、前記第1の電磁弁に所定量より大なる量の圧力媒体を流通させる第2の経路と、前記第1の経路及び第2の経路の1つを前記圧力媒体供給源に接続する第2の電磁弁と、前記リードフレームの加工工程に応じて前記第1の電磁弁を制御し、前記パンチの荷重に応じて前記第2の電磁弁を制御する制御部とを有し、該制御部は、前記第2の電磁弁を制御してデプレス加工の前半の前記パンチの低荷重領域において前記第2の経路を選択し、デプレス加工の後半の前記パンチの高荷重領域において前記第1の経路を選択する構成を有し、前記第1の経路には絞り弁と逆止弁が設けられていることを特徴とするリードフレームのデプレス加工装置。
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