JPH08309552A - スポット溶接機の電極駆動装置 - Google Patents

スポット溶接機の電極駆動装置

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JPH08309552A
JPH08309552A JP7117353A JP11735395A JPH08309552A JP H08309552 A JPH08309552 A JP H08309552A JP 7117353 A JP7117353 A JP 7117353A JP 11735395 A JP11735395 A JP 11735395A JP H08309552 A JPH08309552 A JP H08309552A
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time
pressure
electrode
spot welding
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Tsukasa Kimura
司 木村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動電極とワークとの衝撃を十分和らげ、し
かもサイクルタイムを短くすることができるスポット溶
接機の電極駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 スポット溶接の加圧装置は、固定電極2、可
動電極3、溶接ガン30、加圧コントローラ70、着地
検知装置71等から構成されている。加圧コントローラ
70の作業スイッチがオンされると溶接ガン30の可動
電極3は高速下降され、その後高速下降時間TDが経過
したならば、可動電極3を減速下降させ、次いで低速下
降させる。そして、着地検知装置71から着地検知信号
を入力したか否かを判断し、入力したならば、減速下降
を開始してから着地検知信号が入力されるまでの時間T
Rを一時記憶する。このスポット溶接処理が1サイクル
終了した後、上記一時記憶した時間TRに基づいて、次
回の高速下降時間TDを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定電極と可動電極と
の間にワークを挟持し加圧通電してスポット溶接を行う
スポット溶接機に設けられ、前記固定電極上の前記ワー
クに対して前記可動電極を上下動させるスポット溶接機
の電極駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、スポット溶接は、固定電極と可動
電極との間にワークを挟持し加圧通電して行う。可動電
極は、固定電極上のワークに対してエアシリンダにより
上下動可能であり、このエアシリンダにより加圧力を変
化させる。即ち、加圧力の切換は、5方口電磁弁等によ
り可動電極を上下動させるエアシリンダのヘッド側、ロ
ッド側を給気・排気して行っていた。このとき、サイク
ルタイムを速くするために可動電極の移動を高速化する
と、可動電極がワークに当接するときの衝撃が大きくな
り、この衝撃によりワークの変形、騒音、電極チップの
損傷などが発生した。
【0003】この問題を解決するため、実開平3−10
6277号には、ヘッド側、ロッド側の電磁バルブを調
節することにより供給圧を変化させるスポット溶接ガン
の加圧装置が開示されている。これによれば、上昇端に
停止している可動電極をワークに向かって下降させる
際、まずエアシリンダのヘッド側に元圧をかけロッド側
は大気に解放させることにより高速下降させ、次いで可
動電極がワークに到達する直前にヘッド側の圧力を下げ
ロッド側の圧力を上げる(但し、ヘッド側圧力はロッド
側圧力より大きい)ことにより低速下降させる。する
と、可動電極は低速で下降しつつワークに到達する。こ
のため、両者の衝撃は小さい。その後、ヘッド側の圧力
を上げて可動電極をワークに押し付け、加圧溶接を行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−106277号のスポット溶接ガンの加圧装置で
は、各電磁バルブの切換タイミングに関しては何ら考慮
されておらず、例えば、 イ)電極チップの摩耗によるストロークの変化(図12
参照) ロ)供給エアの変動によるワークへの到達時間の変動 ハ)同様に摺動部の摩耗、特にパッキン類による摺動抵
抗の変化によるワーク到達時間の変動 ニ)排気ポートのマフラの目詰まりによる排気速度の変
化による到達時間の変動等により、当初適切に設定され
た切換タイミングが経時と共に適切でなくなるという問
題があった。
【0005】例えば、電極チップが新しいうちはストロ
ークが短いため可動電極がワークに到達する時間が短い
が、電極チップが古くなってくるとストロークが長くな
るため可動電極がワークに到達する時間が長くなる。こ
のため、可動電極を当初設定した時間だけ高速下降させ
た後、電磁バルブを切り換えて低速下降させる場合、電
極チップが新しいうちは適切なサイクルタイムであった
ものが、電極チップが古くなると低速下降の時間が長く
なり、結果的にサイクルタイムが長くなるという問題が
あった。一方、電極チップが古くなってもサイクルタイ
ムが長くならないようにするには、低速下降時の速度を
あまり低く設定しなければよいのであるが、この場合に
は可動電極とワークとの衝撃を十分和らげることはでき
ないという問題があった。
【0006】つまり、サイクルタイムを短くしようとす
ればワークの衝撃を十分和らげることができず、逆にワ
ークの衝撃を十分和らげようとすればサイクルタイムを
短くすることができなかったのである。本発明は上記課
題を解決するためになされたものであり、常に可動電極
とワークとの衝撃を十分和らげ且つサイクルタイムを短
くすることが可能なスポット溶接機の電極駆動装置の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、固定電極と可動電極との間にワークを挟
持し加圧通電してスポット溶接を行うスポット溶接機に
設けられ、前記固定電極上の前記ワークに対して前記可
動電極を上下動させるスポット溶接機の電極駆動装置に
おいて、前記可動電極に対して高動力を付与する高動力
付与手段と、前記可動電極に対して低動力を付与する低
動力付与手段と、前記ワークの上方に配置された前記可
動電極に対して前記高動力付与手段により時間TDだけ
高動力を付与して該可動電極を高速下降させ、次いで該
可動電極に対して前記低動力付与手段により低動力を付
与して該可動電極を低速下降させて前記ワークに到達さ
せ、その後該可動電極に対して前記高動力付与手段によ
り高動力を付与して該可動電極を前記ワークに押し付け
る動力付与制御手段と、前記可動電極に対して前記低動
力付与手段により低動力を付与し始めてから前記可動電
極が前記ワークに到達するまでの時間TRを測定する到
達時間測定手段と、前記到達時間測定手段により測定さ
れた時間TRが所定時間よりも小さい場合には時間TD
を短縮化し、時間TRが所定時間よりも大きい場合には
時間TDを伸長化した上で、該時間TDを前記動力付与
制御手段に出力する高速下降時間出力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】ここで、前記可動電極はエアシリンダのロ
ッドの先端に設けられ、前記高動力付与手段及び前記低
動力付与手段は、前記可動電極のエアシリンダにエアを
供給することにより該可動電極に対して高動力又は低動
力を付与するエア供給装置であってもよい。このとき、
前記動力付与制御手段は、前記エア供給装置から前記エ
アシリンダへエアを供給させることにより前記ワークの
上方に配置された前記可動電極に対して時間TDだけ高
動力を付与して該可動電極を高速下降させ、次いで前記
エアシリンダのロッド室の圧力がヘッド室よりも高くな
るようしたのちロッド室の圧力がヘッド室よりも低くな
るように前記エア供給装置から該エアシリンダへエアを
供給させることにより前記可動電極に低動力を付与して
該可動電極を低速下降させて前記ワークに到達させ、そ
の後前記エア供給装置から前記エアシリンダにエアを供
給させることにより該可動電極により前記ワークを加圧
するように構成してもよい。
【0009】
【作用及び発明の効果】本発明のスポット溶接機の電極
駆動装置は、固定電極と可動電極との間にワークを挟持
し加圧通電してスポット溶接を行うスポット溶接機に設
けられ、前記固定電極上の前記ワークに対して前記可動
電極を上下動させるものである。かかる電極駆動装置で
は、動力付与制御手段が、ワークの上方に配置された可
動電極に対して高動力付与手段により時間TDだけ高動
力を付与して該可動電極を高速下降させ、次いで該可動
電極に対して低動力付与手段により低動力を付与して該
可動電極を低速下降させてワークに到達させ、その後該
可動電極に対して高動力付与手段により高動力を付与し
て該可動電極を前記ワークに押し付け加圧する。また、
到達時間測定手段は、可動電極に対して低動力付与手段
が低動力を付与し始めてから可動電極がワークに到達す
るまでの時間TRを測定する。そして、高速下降時間出
力手段は、到達時間測定手段により測定された時間TR
が所定時間よりも小さい場合には時間TDを短縮化し、
時間TRが所定時間よりも大きい場合には時間TDを伸
長化した上で、該時間TDを動力付与制御手段に出力す
る。この結果、動力付与制御手段は、次回のサイクルに
おいて、ワークの上方に配置された可動電極に対して高
動力付与手段により高動力を付与する際、高速下降時間
出力手段により出力された時間TDだけ高動力を付与す
ることになる。
【0010】ここで、高速下降時間出力手段は、可動電
極に対して低動力付与手段が低動力を付与し始めてから
可動電極がワークに到達するまでの時間TRが所定時間
より短ければ、可動電極が十分低速化する前にワークに
到達しワークに大きな衝撃を与えるおそれがあるため、
高速下降を行う時間TDを短縮化してそのおそれを解消
する。一方、時間TRが所定時間より長ければ、可動電
極が十分低速化した後ワークに到達するまでの時間が長
すぎサイクルタイムが長期化するおそれがあるため、高
速下降を行う時間TDを伸長化してそのおそれを解消す
る。
【0011】従って、本発明のスポット溶接機の電極駆
動装置によれば、常に、可動電極とワークとの衝撃を十
分和らげ且つサイクルタイムを短くすることができると
いう効果が得られる。
【0012】
【実施例】本発明の好適な実施例について図面に基づい
て以下に説明する。図1は第1実施例の概略構成図、図
2〜図5はそれぞれ給気圧、排気圧、高調圧、低調圧を
付与する際の切換バルブの説明図、図6は加圧コントロ
ーラの電気的接続を表すブロック図、図7は第1実施例
の1サイクルを表す説明図である。
【0013】第1実施例のスポット溶接の加圧装置(電
極駆動装置)は、固定電極2、可動電極3、溶接ガン3
0、ヘッド側切換バルブ40a、ロッド側切換バルブ4
0b、加圧コントローラ70、着地検知装置71、エア
供給源80等から構成されている。
【0014】固定電極2は、略コ字上の治具1の下腕部
1aに垂設されたロッド1cの上端に絶縁体2aを介し
て着脱自在に設けられている。一方、可動電極3は、固
定電極2に対向して配設され、治具1の上腕部1bを貫
通し上下方向に移動可能に支持されている。この可動電
極3は、治具1の上腕部1bの上面に固定された溶接ガ
ン30(後述)のピストンロッド33の下端に絶縁体3
aを介して着脱自在に設けられている。そして、固定電
極2と可動電極3とはその間に一対のワーク4、5を挟
持可能であり、ワーク4、5は両電極2、3により加圧
通電されてスポット溶接が行われる。尚、両電極2、3
からはそれぞれ導線2b、3bが延び出され、両電極
2、3がワーク4、5を挟持したときに両電極2、3間
が通電される。この導線2b、3bは着地検知装置71
に接続され、この着地検知装置71は可動電極3と固定
電極2の間が導通されると着地検知信号を加圧コントロ
ーラ70に出力する。
【0015】溶接ガン30は、治具1の上腕部1bの上
面に固定され、シリンダ31、ピストン32、シリンダ
31を上下に貫通するピストンロッド33から構成され
ている。シリンダ31のヘッド側エア室31a及びロッ
ド側エア室31bは、それぞれ連通路34、35を介し
てヘッド側切換バルブ40a、ロッド側切換バルブ40
bの2次ポート60a、60bと連通している。
【0016】ヘッド側切換バルブ40aとロッド側切換
バルブ40bとは同じ構造となっているため、以下には
単に切換バルブ40と称し、各部の符号に付されたa、
bについては省略して説明する。切換バルブ40は、本
体41、第1及び第2電磁弁65、66から構成され
る。切換バルブ40の本体41は、上下端面が密閉され
た円筒状に形成され、図2中上部からバネ室42、排気
室43、調圧室62、給気室44が形成されている。
【0017】バネ室42には、その上方側にバネ加圧ピ
ストン45が上下に摺動可能に配置され、下方側に調圧
ピストン46が上下に摺動可能に配置されている。そし
て、バネ加圧ピストン45と調圧ピストン46の間には
両者の間隔を広げる方向に付勢するバネ47が配設され
ている。また、バネ室42のうち、バネ加圧ピストン4
5の上面側には第2電磁弁66に接続された連通路48
が設けられ、バネ加圧ピストン45の下面側には大気に
通じる連通路49が設けられ、調圧ピストン46の下面
側には第1電磁弁65に接続された連通路50が設けら
れている。
【0018】排気室43には、上下面を貫通する孔を備
えた排気弁体51が上下に摺動可能に配置され、この排
気弁体51はその外周に設けられたバネ52により排気
室43の弁座68に当接するように付勢されている。こ
の排気弁体51の中心には調圧ピストン46に連結され
たロッド53が上下に摺動可能に貫通している。このロ
ッド53の下端側にはロッド径よりも大きな径のステム
54が設けられている。このため、調圧ピストン46が
上方に摺動すると排気弁体51はステム54と係合して
上方に引き上げられる。この排気室43には排気弁体5
1の下面側に大気に通じる排気ポート55が設けられて
いる。
【0019】給気室44には、上下面を貫通する孔を備
えた給気弁体56が上下に摺動可能に配置され、この給
気弁体56はその外周に設けられたバネ57により給気
室44の弁座69に当接するように付勢されている。こ
の給気弁体56の中心にはロッド53に設けられたステ
ム54の下面が当接可能に配置されている。このため、
調圧ピストン46が下方に摺動すると給気弁体56はス
テム54により押圧されて下方に押し下げられる。この
給気室44には、給気弁体56の上面側にエア供給源8
0に連通された給気ポート58と、第2電磁弁66に接
続された連通路59とが設けられている。
【0020】調圧室62は、排気室43と給気室44の
中間に設けられ、シリンダ31に連通された2次ポート
60と第1電磁弁65に接続された連通路61が設けら
れている。尚、排気弁体51が弁座68に当接している
ときには排気室43と調圧室62との連通が遮断され、
排気弁体51が弁座68から離間しているときには排気
室43と調圧室62は連通される。また、給気弁体56
が弁座69に当接しているときには給気室44と調圧室
62との連通が遮断され、給気弁体56が弁座69から
離間しているときには給気室44と調圧室62は連通さ
れる。
【0021】第1、第2電磁弁65、66は、連通路4
8、50、59、61の連通状態を設定するためのもの
である。この第1、第2電磁弁65、66は、後述の加
圧コントローラ70からの出力信号によりソレノイドが
駆動されて位置決めされる。エア供給源80は、図1に
示すように、ミストセパレータ81、減圧弁82を介し
てヘッド側切換バルブ40aの給気ポート58a、ロッ
ド側切換バルブ40bの給気ポート58bに接続されて
いる。
【0022】加圧コントローラ70は、図6に示すよう
に、周知のCPU74、ROM75、RAM76、バッ
クアップRAM77、クロック78、入出力ポート79
等から構成され、これらはバスにより接続されている。
加圧コントローラ70は、着地検知装置71からの着地
検知信号が入出力ポート79を介して入力可能に接続さ
れ、第1、第2電磁弁65a、65b、66a、66b
に対して入出力ポート79を介して制御信号を出力可能
に接続されている。
【0023】次に、切換バルブ40によるエア圧の調節
について説明する。切換バルブ40は、給気圧、排気
圧、高調圧、低調圧の4つの圧力のいずれかに設定可能
である。切換バルブ40が給気圧に設定された場合、図
2に示すように、第1、第2電磁弁65、66はいずれ
もオンされ、連通路48と連通路59は連通され、連通
路50は大気に通じ、連通路61は遮断される。このと
き、給気ポート58からのエアは、給気室44、連通路
59、第2電磁弁66、連通路48を介してバネ室42
のバネ加圧ピストン45の上面に作用するため、バネ加
圧ピストン45は押し下げられる。すると、バネ47を
介して調圧ピストン46もロッド53、ステム54と共
に押し下げられるため、給気弁体56はバネ57の付勢
力に抗して押し下げられる。一方、排気弁体51はバネ
52により弁座68に当接されている。この結果、給気
ポート58からのエアは、給気室44から弁座69と給
気弁体56との間隙を通り、そのまま2次ポート60へ
と供給される。
【0024】切換バルブ40が排気圧に設定された場
合、図3に示すように、第1電磁弁65はオン、第2電
磁弁66はオフであり、連通路48は大気に通じ、連通
路50と連通路59は連通され、連通路61は遮断され
る。このとき、給気ポート58からのエアは、給気室4
4、連通路59、第2電磁弁66、第1電磁弁65、連
通路50を介してバネ室42の調圧ピストン46の下面
に作用するため、調圧ピストン46はロッド53、ステ
ム54と共に押し上げられる。このため、排気弁体51
はステム54に係合してバネ52の付勢力に抗して上昇
する。一方、給気弁体56はバネ57により弁座69に
当接されている。この結果、2次ポート60からのエア
は、排気室43から弁座68と排気弁体51との間隙を
通り、排気ポート55を介して大気に放出される。
【0025】切換バルブ40が高調圧に設定された場
合、図4に示すように、第1電磁弁65はオフ、第2電
磁弁66はオンであり、連通路48と連通路59は連通
され、連通路50と連通路61は連通される。このと
き、給気ポート58からのエアは、給気室44、連通路
59、第2電磁弁66、連通路48を介してバネ室42
のバネ加圧ピストン45の上面に作用するため、バネ加
圧ピストン45は押し下げられる。すると、バネ47を
介して調圧ピストン46もロッド53、ステム54と共
に押し下げられるため、給気弁体56はバネ57の付勢
力に抗して押し下げられる。すると、給気ポート58か
らのエアは、給気室44から弁座69と給気弁体56と
の間隙を通り、調圧室62に至り、更に連通路61、第
1電磁弁65、連通路50を介して調圧ピストン46の
下面に作用し、調圧ピストン46を押し上げる。このよ
うに本体41は減圧弁機構を構成し、バネ47の押下力
(バネ加圧ピストン45が下降しているため、高い押下
力となっている)に釣り合う調圧力が調圧室62に発生
し、2次ポート60に高調圧が供給される。
【0026】切換バルブ40が低調圧に設定された場
合、図5に示すように、第1、第2電磁弁65、66は
共にオフであり、連通路48は大気に通じ、連通路50
と連通路61は連通され、連通路59は遮断される。こ
の場合も高調圧の場合と同様、調圧室62と調圧ピスト
ン46の下面とが連通しているため、本体41は減圧弁
機構を構成し、バネ47の押下力(バネ加圧ピストン4
5が上昇しているため、低い押下力となっている)に釣
り合う調圧力が調圧室62に発生し、2次ポート60に
低調圧が供給される。
【0027】次に、本実施例のスポット溶接機の加圧装
置の作用について説明する。加圧コントローラ70は、
図7に示すように、可動電極の状況につき、停止、高速
下降、減速下降(逆圧)、低速下降、加圧溶接、高速上
昇、減速上昇(逆圧)、低速上昇を1サイクルとして実
行する(尚、図7中、可動電極位置については本来多少
の応答遅れがあるが、それは無視して表示した)。この
加圧コントローラ70は、ROM75に記憶された図8
のフローチャートに従ってスポット溶接処理を行う。
尚、加圧コントローラ70のバックアップRAM77に
は、予め高速下降時間の初期値としてTD1 の値が記憶
されている。
【0028】図8のスポット溶接処理は、加圧コントロ
ーラ70の電源(図示せず)がオンされることにより開
始される。この処理が開始されると、加圧コントローラ
70は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65a
をオフ、第2電磁弁66aをオフして低調圧をヘッド側
エア室31aに供給させ(図5参照)、ロッド側切換バ
ルブ40bの第1電磁弁65bをオフ、第2電磁弁66
bをオンして高調圧をロッド側エア室31bに供給させ
る(図4参照)ことにより、可動電極3を上昇端に停止
させる(S10)。
【0029】続いて、加圧コントローラ70の作業スイ
ッチ(図示せず)がオンされたか否かを判断し(S1
2)、スイッチがオンされなければ(S12でNO)オ
ンされるまで待機する。一方、スイッチがオンされたな
らば(S12でYES)、RAM76のカウンタ値nを
1とし(S14)、次いで所定の停止時間が経過したか
否かを判断し(S16)、経過していなければ再びS1
6に戻り、経過したならばS18に進む。S18では、
加圧コントローラ70は、ヘッド側切換バルブ40aの
第1電磁弁65aをオン、第2電磁弁66aをオンして
給気圧をヘッド側エア室31aに供給させ(図2参
照)、ロッド側切換バルブ40bの第1電磁弁65bを
オン、第2電磁弁66bをオフして排気圧をロッド側エ
ア室31bに供給させる(図3参照)ことにより、可動
電極3をワーク4、5に向かって高速下降させる(S1
8)。
【0030】そして、高速下降時間TDn が経過したか
否かを判断し(S20)、経過していなければ(S20
でNO)再びS20に戻り、経過したならば(S20で
YES)S22に進む。S22では、加圧コントローラ
70は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65a
をオフ、第2電磁弁66aをオフして低調圧をヘッド側
エア室31aに供給させ(図5参照)、ロッド側切換バ
ルブ40bの第1電磁弁65bをオフ、第2電磁弁66
bをオンして高調圧をロッド側エア室31bに供給させ
(図4参照)、この状態を所定の減速下降時間だけ維持
する(S22)。これにより、高速下降時とは逆に、ヘ
ッド側エア室31aよりもロッド側エア室31bのエア
圧が高くなり(逆圧)、可動電極3の下降速度は急激に
減速される。
【0031】続いてS24では、加圧コントローラ70
は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65aをオ
フ、第2電磁弁66aをオンして高調圧をヘッド側エア
室31aに供給させ(図4参照)、ロッド側切換バルブ
40bの第1電磁弁65bをオフ、第2電磁弁66bを
オフして低調圧をロッド側エア室31bに供給させる
(図5参照)ことにより、可動電極3を低速下降させる
(S24)。そして、加圧コントローラ70は、着地検
知装置71から着地検知信号を入力したか否かを判断し
(S26)、入力していなければ(S26でNO)再び
S26に戻り、入力したならば(S26でYES)S2
8に進む。S28では、減速下降を開始してから着地検
知信号が入力されるまでの時間TRn をRAM76に一
時記憶する。尚、時間TRn の測定はクロック78によ
り行う。
【0032】続いてS30では、加圧コントローラ70
は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65aをオ
ン、第2電磁弁66aをオンして給気圧をヘッド側エア
室31aに供給させ(図2参照)、ロッド側切換バルブ
40bの第1電磁弁65bをオン、第2電磁弁66bを
オフして排気圧をロッド側エア室31bに供給させる
(図3参照)ことにより、可動電極3と固定電極2との
間にワーク4、5を挟持し加圧通電してスポット溶接を
行う(S30)。
【0033】続いてS32では、加圧コントローラ70
は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65aをオ
ン、第2電磁弁66aをオフして排気圧をヘッド側エア
室31aに供給させ(図3参照)、ロッド側切換バルブ
40bの第1電磁弁65bをオン、第2電磁弁66bを
オンして給気圧をロッド側エア室31bに供給させる
(図2参照)ことにより、可動電極3をワーク4、5の
上方に高速上昇させる(S32)。
【0034】そして、高速上昇時間TUn が経過したか
否かを判断し(S34)、経過していなければ(S34
でNO)再びS34に戻り、経過したならば(S34で
YES)S36に進む。ここで、TUn はTDn の関数
として算出される値である(TUn =f(TDn ))。
【0035】S36では、加圧コントローラ70は、ヘ
ッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65aをオフ、第
2電磁弁66aをオンして高調圧をヘッド側エア室31
aに供給させ(図4参照)、ロッド側切換バルブ40b
の第1電磁弁65bをオフ、第2電磁弁66bをオフし
て低調圧をロッド側エア室31bに供給させ(図5参
照)、この状態を所定の減速上昇時間だけ維持する(S
36)。これにより、高速上昇時とは逆に、ヘッド側エ
ア室31aよりもロッド側エア室31bのエア圧が低く
なり(逆圧)、可動電極3の上昇速度は急激に減速され
る。
【0036】続いてS38では、加圧コントローラ70
は、ヘッド側切換バルブ40aの第1電磁弁65aをオ
フ、第2電磁弁66aをオフして低調圧をヘッド側エア
室31aに供給させ(図5参照)、ロッド側切換バルブ
40bの第1電磁弁65bをオフ、第2電磁弁66bを
オンして高調圧をロッド側エア室31bに供給させる
(図4参照)ことにより、可動電極3を低速上昇させ
る。
【0037】続いて、可動電極3が上昇端に到達したか
否かを判断し(S40)、上昇端に到達していなければ
(S40でNO)再びS40に戻り、上昇端に到達した
ならば(S40でYES)S42に進む。尚、可動電極
3が上昇端に到達したか否かの判断は例えばリミットス
イッチ等の上昇端到達検知手段により行う。
【0038】S42では、RAM76のカウンタ値nを
インクリメントし(S42)、S28でRAM76に記
憶した時間TRn-1 が、所定時間t以下か否かを判断す
る(S44)。ここで、所定時間tは、可動電極3の高
速下降時における速度を減速させ、十分低速化された状
態で可動電極3をワーク4、5に到達させるための最適
な時間であり、経験的に求めたものである。
【0039】S44で時間TRn-1 が所定時間t以下な
らば(S44でYES)、可動電極3が十分低速化する
前にワーク4、5に到達しワーク4、5に大きな衝撃を
与えるおそれがあるため、高速下降時間TDn を前回の
値TDn-1 よりもαだけ短く設定する(S46)。一
方、S44で時間TRn-1 が所定時間tを超えるならば
(S44でNO)、可動電極3は十分低速化した後ワー
ク4、5に到達するものの、低速下降時間が長くなり過
ぎる傾向にあるためサイクルタイムが長期化するおそれ
があり、これを解消すべく高速下降時間後TDn を前回
の値TDn-1 よりもαだけ長く設定する(S48)。
【0040】その後、S50にて加圧コントローラ70
の作業スイッチ(図示せず)がオフされたか否かを判断
することによりスポット溶接処理を終了するか否かを判
断し(S50)、終了しないならば(S50でNO)、
再びS16以下の処理を実行する。一方、終了するなら
ば(S50でYES)、このスポット溶接処理を終了す
る。
【0041】以上のように、本実施例のスポット溶接機
の加圧装置によれば、常に可動電極3とワーク4、5と
の衝撃を十分和らげ且つサイクルタイムを短くすること
ができるという効果が得られる。また、高速下降から低
速下降へ移行する際、ヘッド側エア室31aのエア圧を
ロッド側エア室31bよりも低く設定(逆圧)すること
によって高速下降から低速下降へ移行する時間を短縮化
しているため、所定時間tの値を小さく設定でき、サイ
クルタイムを短くすることができるという効果も得られ
る。
【0042】ここで、本実施例のエア供給源80、ヘッ
ド側切換バルブ40a、ロッド側切換バルブ40bが本
発明のエア供給装置(高動力付与手段及び低動力付与手
段)に相当し、ヘッド側エア室31aに給気圧、ロッド
側エア室31bに排気圧が供給されたとき可動電極3に
高動力が付与され(図6の「高速下降」)、ヘッド側エ
ア室31aに低調圧又は高調圧、ロッド側エア室31b
に高調圧又は低調圧が供給されたとき可動電極3に低動
力が付与される(図6の「減速下降」及び「低速下
降」)。また、加圧コントローラ70が、本発明の動力
付与制御手段、高速下降時間出力手段に相当し、着地検
知装置71及びクロック78が到達時間測定手段に相当
する。
【0043】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例では、着地検知装置71の構成を電流の導通によ
り着地検知信号を加圧コントローラ70に出力する代わ
りに、圧力変化により着地検知信号を加圧コントローラ
70に出力するようにした以外は、第1実施例と同様で
あるため、同じ構成要素については同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。可動電極3がワーク4、5に着地す
る瞬間の圧力図は、図9に示すように、ヘッド側エア室
31aの高調圧は微小量dだけ上昇し、ロッド側エア室
31bの低調圧は微小量d’だけ下降する。従って、こ
れらの微小量を予め記憶しておき、ヘッド側エア室31
a、ロッド側エア室31bにてこれらの微小量d、d’
にある程度の許容幅を加味した値の圧力変化があった場
合、これを圧力スイッチ72a、72bにより検知し、
加圧コントローラ70に出力する構成としてもよい(図
10参照)。第2実施例の作用効果は第1実施例とほぼ
同様であるため、その説明を省略する。
【0044】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の
態様で実施できることはいうまでもない。例えば、図1
のごとく、シリンダ31に串差しされたピストンロッド
33を有する溶接ガン30を用いた場合には、ヘッド
側、ロッド側のピストン32の面積は同一となるため、
ヘッド側切換バルブ40aとロッド側切換バルブ40b
のバネ47a、47bの付勢力(押下力)は同一でよい
が、シリンダ31の片側のみを貫通するピストンロッド
を有する溶接ガンを用いた場合には、ヘッド側、ロッド
側のピストンの面積に差が生じるため、図11(a)に
示すごとくネジ91によりバネ47をバネ加圧ピストン
45に対して上下動させることによりバネ47の付勢力
を可変にしたり、図11(b)に示すごとくネジ92に
よりバネ加圧ピストン45の上昇端位置を上下に移動さ
せることにより高調圧と低調圧のバネ47の付勢力を可
変にするのが好ましい。この場合、ヘッド側切換バルブ
40a、ロッド側切換バルブ40bのいずれか一方を可
変タイプにしてもよいし、両方可変タイプにしてもよ
い。
【0045】また、図8のフローチャートのS44にお
いて、所定時間tの代わりに下限時間t1、上限時間t
2を定め、TRn-1 がt1〜t2の範囲であれば高速下
降時間TDn は前回の値TRn-1 を用い、TRn-1 がt
1未満であれば高速下降時間TDn は前回の値TRn-1
よりもαだけ短く設定し、TRn-1 がt2を超えれば高
速下降時間TDn は前回の値TRn-1 よりもαだけ長く
設定するようにしてもよい。
【0046】更に、上記実施例の溶接ガン30はエアシ
リンダを利用して可動電極3の上下動を行ったが、油圧
シリンダを利用してもよく、あるいはボールネジの雄ネ
ジ側のロッド下端に可動電極3を取り付け、このボール
ネジを回転させる駆動モータを利用して可動電極3の上
下動を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の概略構成図である。
【図2】 給気圧を付与する際の切換バルブの説明図で
ある。
【図3】 排気圧を付与する際の切換バルブの説明図で
ある。
【図4】 高調圧を付与する際の切換バルブの説明図で
ある。
【図5】 低調圧を付与する際の切換バルブの説明図で
ある。
【図6】 加圧コントローラの電気的接続を表すブロッ
ク図である。
【図7】 1サイクルを表す説明図である。
【図8】 スポット溶接処理のフローチャートである。
【図9】 第2実施例の圧力変化図である。
【図10】 第2実施例の概略構成図である。
【図11】 他の実施例の溶接ガンの部分説明図であ
る。
【図12】 電極チップの摩耗によるストロークの変化
を表す説明図である。
【符号の説明】
2・・・固定電極、 3・・・可動電極、
4、5・・・ワーク、 30・・・溶接ガ
ン、31a・・・ヘッド側エア室、 31b・・・ロ
ッド側エア室、40a・・・ヘッド側切換バルブ、40
b・・・ロッド側切換バルブ、42・・・バネ室、
43・・・排気室、44・・・給気室、
45・・・バネ加圧ピストン、46・・・調
圧ピストン、 51・・・排気弁体、53・・・
ロッド、 54・・・ステム、55・・・
排気ポート、 56・・・給気弁体、58・・
・給気ポート、 60・・・2次ポート、62
・・・調圧室、 65・・・第1電磁弁、
66・・・第2電磁弁、 70・・・加圧コン
トローラ、71・・・着地検知装置、 80・・
・エア供給源、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定電極と可動電極との間にワークを挟
    持し加圧通電してスポット溶接を行うスポット溶接機に
    設けられ、前記固定電極上の前記ワークに対して前記可
    動電極を上下動させるスポット溶接機の電極駆動装置に
    おいて、 前記可動電極に対して高動力を付与する高動力付与手段
    と、 前記可動電極に対して低動力を付与する低動力付与手段
    と、 前記ワークの上方に配置された前記可動電極に対して前
    記高動力付与手段により時間TDだけ高動力を付与して
    該可動電極を高速下降させ、次いで該可動電極に対して
    前記低動力付与手段により低動力を付与して該可動電極
    を低速下降させて前記ワークに到達させ、その後該可動
    電極に対して前記高動力付与手段により高動力を付与し
    て該可動電極を前記ワークに押し付ける動力付与制御手
    段と、 前記可動電極に対して前記低動力付与手段により低動力
    を付与し始めてから前記可動電極が前記ワークに到達す
    るまでの時間TRを測定する到達時間測定手段と、 前記到達時間測定手段により測定された時間TRが所定
    時間よりも小さい場合には時間TDを短縮化し、時間T
    Rが所定時間よりも大きい場合には時間TDを伸長化し
    た上で、該時間TDを前記動力付与制御手段に出力する
    高速下降時間出力手段とを備えたことを特徴とするスポ
    ット溶接機の電極駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記可動電極はエアシリンダのロッドの
    先端に設けられ、 前記高動力付与手段及び前記低動力付与手段は、前記可
    動電極のエアシリンダにエアを供給することにより該可
    動電極に対して高動力又は低動力を付与するエア供給装
    置であることを特徴とする請求項1記載のスポット溶接
    機の電極駆動装置。
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