JP2914835B2 - 抵抗溶接機および抵抗溶接方法 - Google Patents

抵抗溶接機および抵抗溶接方法

Info

Publication number
JP2914835B2
JP2914835B2 JP4252137A JP25213792A JP2914835B2 JP 2914835 B2 JP2914835 B2 JP 2914835B2 JP 4252137 A JP4252137 A JP 4252137A JP 25213792 A JP25213792 A JP 25213792A JP 2914835 B2 JP2914835 B2 JP 2914835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
cylinder
welding electrode
chamber
welding electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4252137A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0671453A (ja
Inventor
信行 早川
真之 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ORIJIN DENKI KK
Original Assignee
ORIJIN DENKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ORIJIN DENKI KK filed Critical ORIJIN DENKI KK
Priority to JP4252137A priority Critical patent/JP2914835B2/ja
Publication of JPH0671453A publication Critical patent/JPH0671453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2914835B2 publication Critical patent/JP2914835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は,被溶接物が溶接電極上
の供給されない場合にも溶接機を停止することなく溶接
電極間の加圧,給電を停止することのできる抵抗溶接機
に関する。
【従来の技術】従来のこの種の高速自動溶接機としては
実公昭58ー49193号公報に記載されたようなもの
があり,これについて図4,図5に従って説明する。先
ず,運転前に減圧弁1を通して加圧力調整用シリンダ2
内に空気を流入させてそのピストン2aを前進させ,そ
れに結合された上部溶接電極支持軸3を介して上部溶接
電極4を所定の位置まで降下させ,予め溶接に必要な加
圧力が上部溶接電極4と下部溶接電極5間に与えられる
ように設定しておく。次いで運転スイッチ(図示せず)
をオンすると,被溶接物6,7は搬送機構(図示せず)
により上部溶接電極4と下部溶接電極5との間の所定位
置に自動的に供給され,同時に昇降用カム8が回転を始
める。昇降用カム8が回転すると,ローラ受け9,ロー
ラ10および下部溶接電極支持軸11を介して下部溶接
電極5が昇降用カム8の形状に従って上昇を始め,予め
決められた一定の位置まで上昇して上部溶接電極4と下
部溶接電極5間に所定の加圧力が加えられると,放電信
号により上部溶接電極4と下部溶接電極5間に電流を流
して被溶接物6,7の溶接を行う。その後,昇降用カム
8の回転により下部溶接電極5は降下し,溶接の行われ
た溶接物12は自動的に排出される。この一連の動作を
連続して高速で行うことにより,高速の自動溶接を行っ
ている。同時に,この動作の過程で下部溶接電極5に被
溶接物6,7が供給されたか否かをセンサ13により検
出し,被溶接物6,7の双方或いは一方が供給されない
場合には,その都度溶接機を停止させていた。しかし,
高速自動溶接機をその都度停止させて,被溶接物を供給
し直すことは作業能率を著しく低下させる。この欠点を
解決するため,図5に示すような高速の自動溶接機も開
示されている。この溶接機では図5に示すように,昇降
用カム8とローラ10との間には昇降停止用レバー14
が介在し,その昇降停止用レバー14の途中にローラ受
け9とローラ10が位置するよう配置されている。ま
た,昇降停止用レバー14の一端に支点15を介して昇
降停止用シリンダ16が結合されており,その他端には
昇降用カム8の無端面を転がるカムフォロア17が備え
られている。この溶接機では,被溶接物の供給機構に一
時的な異常が生じて下部溶接電極5に被溶接物6,7の
双方或いは一方が供給されない場合には,センサ13は
その状態を検出し,昇降停止用シリンダ16が図示の矢
印A方向に動作する。昇降停止用シリンダ16が図示の
矢印A方向に動作すると,支点15および昇降停止用レ
バー14はカムフォロア17を支点として同図(B)の
鎖線で示すように下降するので,昇降停止用レバー14
の元の位置のレベルより下がることのないローラ受け
9,ローラ10および下部溶接電極支持軸11は昇降停
止用レバー14から離れる。したがって,昇降用カム8
の回転はローラ受け9,ローラ10および下部溶接電極
支持軸11に伝達されず,下部溶接電極5は昇降運動を
停止する。したがって,他の機構は通常の動作を行って
いるにも拘わらず,下部溶接電極5は昇降運動せず,し
たがってこの状態では下部溶接電極5が上部溶接電極4
に接触して電気的短絡を生じることはない。
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構造
にあっては,昇降停止用シリンダ16によって支点15
を昇降させ,被溶接物の存在しない場合には昇降用カム
8の回転が昇降停止用レバー14,ローラ10および下
部溶接電極支持軸11と介して下部溶接電極5に伝達さ
れないようにしているため,昇降停止用シリンダ16の
ピストンが動くストロークを小さくできず,このことが
さらに高速化する上で問題となる。また,異常状態が回
復して下部溶接電極5に被溶接物が供給されるとき,昇
降停止用レバー14の高速昇降動作によりその先端のカ
ムフォロア17と昇降用カム8とがぶつかって係合する
ため,騒音が生じると共に,寿命が短くなるという欠点
があった。本発明は,このような騒音が発生することな
くさらに高速化に適した抵抗溶接機および溶接方法を提
供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】第1の溶接電極,第2の
溶接電極,これら第1と第2の溶接電極間に供給される
被溶接物の存在を検出するセンサ,および前記溶接電極
の一方に加圧力を与え得る流体加圧式の駆動装置を備え
た抵抗溶接機において,常時前記溶接電極の他方をほぼ
一定のサイクルで昇降運動させる機構を備え,前記駆動
装置は前記センサが前記第1と第2の溶接電極間に被溶
接物の少なくとも一方が存在しないことを検出したとき
のみ,双方の溶接電極が互いに離れる方向に一方の前記
溶接電極を退避させる機能を有する。
【実施例】先ず図1および図2により本発明の一実施例
について説明を行う。これら図において,図4および図
5と同一の記号は相当する部材を示すものとする。本発
明では,昇降用レバー14’の支点15は固定部材18
に固定されているところが先ず従来装置と異なり,この
構成により上,下溶接電極間に被溶接物が存在しない場
合でも,下部溶接電極5は常時一定のサイクルで昇降運
動を行う。次に上部溶接電極4に所定の加圧力を与える
駆動装置の機構と機能が大幅に異なり,この構成により
上,下溶接電極間に被溶接物が存在しない場合には,上
部溶接電極4を上方向に僅かな所定距離だけ退避させ
る。駆動装置20は大別して,二重機構のシリンダ装置
21,外部給気機構からの気体を減圧してシリンダ装置
21に供給するための減圧弁22,他の外部給気機構か
らの高圧気体の開閉を行う電磁弁23,および電磁弁2
3からの給気とシリンダ装置21の小室からの排気を切
り換える弁体24などからなる。シリンダ装置21は大
きなストロークHを持つ第1のシリンダ外筒211,気
体を通し得る第1のパイプ状ピストン部212,シリン
ダ外筒211の内部でパイプ状ピストン部212の先端
に備えられてそのヘッド部としても働く第2のシリンダ
部213,パイプ状ピストン部212の軸線と一致し,
パイプ状ピストン部212と逆方向から第2のシリンダ
部213内に延びる第2のピストン部214,このピス
トン部214の一端に備えられた円板状ピストンヘッド
部215,円板状ピストンヘッド部215に加圧力を与
えるバネ体216などから構成される。シリンダ外筒2
11内には減圧弁22を通して外部給気装置(図示せ
ず)から所定の気圧の気体が常時給気されており,ほぼ
一定の加圧力P1 を与えて図示の通りパイプ状ピストン
部212を下方向に押し下げている。また,シリンダ外
筒211はバネ体216を収納する部分を備え,第2の
ピストン部214はその端部を通して延びている。パイ
プ状ピストン部212は,電磁弁23が動作しないとき
外部給気装置(図示せず)から電磁弁23と弁体24を
通して所定の気圧の気体が給気され,ピストンヘッド部
215に前記加圧力P1 より大きい加圧力P2 を与え
て,バネ体216の加圧力P3 に打ち勝ってピストンヘ
ッド部215を下方向に押し下げている。ここで加圧力
3 は,駆動装置の応答性を良くするため加圧力P1
り小さいことが好ましく,また溶接速度の高速化および
加圧力の安定化のために加圧力P2 は加圧力P1 より大
きい方が良い。つまり,上記それぞれの加圧力は,P3
<P1 <P2 の関係にある。第2のシリンダ部213は
当然ながらシリンダ外筒211のストローク長よりかな
り短いストローク長hを持っているだけであり,そのス
トローク長hは,下部溶接電極5が所定最高位置へ上昇
したときに上部溶接電極4が下部溶接電極5に接触する
ことがないほぼ最小の距離に設定されている。一方,ピ
ストン部214はその他端が上部溶接電極支持軸3を介
して上部溶接電極4に結合されている。電磁弁23は,
通常は弁機構を開いて外部給気装置(図示せず)からの
圧力気体を弁体24側へ給気するが,被溶接物が下部溶
接電極5上に供給されないとき,図示していない制御系
からの電気信号により動作して弁機構を遮断し,弁体2
4側へ給気しない。このとき弁体24は電磁弁23から
の圧力気体による加圧状態から解放されるので,瞬時に
自動的に排気弁機構を開いて第2のシリンダ部213の
小室Xの気体を排気するよう動作する。次に溶接動作に
ついて説明を行う。先ず,センサ13が下部溶接電極5
上に被溶接物6を検出しようと,検出しまいと,昇降用
カム8はモータのような駆動装置(図示せず)により一
定の速度で回転し,支点15が固定部18に固定されて
いるから,カムフォロワ17,昇降用レバー14’,ロ
ーラ10,下部溶接電極支持軸11を介して下部溶接電
極5を一定のサイクルで昇降運動させる。このような状
態でセンサ13が上部溶接電極4と下部溶接電極5間に
被溶接物6,7を検出すると,駆動装置20は通常の状
態,つまり,減圧弁22と電磁弁23がそれぞれの弁機
構を開いた給気状態にあり,P3 <P1 <P2 の関係の
加圧力P1 ,P2 をそれぞれ保持している。したがっ
て,シリンダ装置21は図2の状態にあり,上部溶接電
極支持軸3を介してピストン部214に結合された上部
溶接電極4は所定の最低位置にある。この状態で,一定
のサイクルで昇降運動している下部溶接電極5が,搬送
機構(図示せず)により上部溶接電極4と下部溶接電極
5との間の所定位置で組み合わされた被溶接物6と7を
上昇する過程で受けて溶接位置まで上昇する度に上部溶
接電極4と下部溶接電極5間で通電が行われ,その間に
挟まれた被溶接物6,7が溶接され,溶接物12とな
る。次にセンサ13が上部溶接電極4と下部溶接電極5
間の所定位置に被溶接物6又は7が存在しないことを検
出すると,センサ13の出力信号は電気回路を通して電
磁弁23に供給され,電磁弁23が動作してその弁機構
を閉じ,外部給気装置(図示せず)からの圧力気体を遮
断する。これに伴い,弁体24が瞬時にその排気機構を
開き,第2のシリンダ部213内の圧力気体を排気す
る。したがって,円板状ピストンヘッド部215および
ピストン部214はバネ体216の加圧力P3 により矢
印B方向に上昇し,円板状ピストンヘッド部215が第
2のシリンダ部213の内壁に当接して停止する。つま
り,ピストン部214は第2のシリンダ部213の小ス
トローク長hだけ上昇し,これに伴い上部溶接電極4も
小ストローク長hだけ上昇するので,下部溶接電極5が
所定最高位置まで上昇しても上部溶接電極4に接触する
ことがない。したがって,この実施例では昇降用カム8
とカムフォロワ17とは常に接触しており,これらを切
り離すことなく上部溶接電極4と下部溶接電極5との接
触を避けることができる。次にセンサ13が上部溶接電
極4と下部溶接電極5間の所定位置に被溶接物6と7が
存在することを検出すると,センサ13の出力信号は電
気回路を通して電磁弁23に供給され,電磁弁23の弁
機構を開かせる。これに伴い外部給気装置(図示せず)
から電磁弁23を通して弁体24に供給された圧力気体
は弁体24の排気機構を閉じ,パイプ状ピストン部21
2の給気路を通って第2のシリンダ部213の小室Xに
供給され,再び円板状ピストンヘッド部215およびピ
ストン部214を図示の状態に押し下げる。したがっ
て,上部溶接電極支持軸3を介してピストン部214に
結合された上部溶接電極4は所定の最低位置にあり,下
部溶接電極5の一定サイクルでの昇降運動に伴い抵抗溶
接が行われる。次に図3により駆動装置の別の一実施例
を説明すると,これは前記実施例のバネ体216に代え
て圧力気体で円板状ピストンヘッド部215およびピス
トン部214を押し上げるところに特徴がある。電磁弁
25は,上部溶接電極4と下部溶接電極5間の所定位置
に被溶接物6又は7が存在しない場合に,円板状ピスト
ンヘッド部215を挟んで小室Xとは反対側に位置す
る,シリンダ外筒壁に設けられた圧力気体口217を通
して小室Yに,圧力気体を供給する。前述のようにこの
とき,同時に第2のシリンダ部213の小室X内の気体
は排気され始めているので,圧力気体口217から小室
Yへ供給される圧力気体により円板状ピストンヘッド部
215およびピストン部214はそのストローク長hだ
け上昇する。また,上部溶接電極4と下部溶接電極5間
の所定位置に被溶接物6又は7が存在する場合には,電
磁弁25はその給気弁機構を閉じ,圧力気体を第2のシ
リンダ部213の小室Y内に供給せず,したがってピス
トンヘッド部215は図3に示す位置にある。この実施
例でも前記実施例と全く同様に,上部溶接電極4と下部
溶接電極5間の所定位置に被溶接物6又は7が存在しな
い場合には,シリンダ装置の動作により小さなストロー
ク長hだけ上昇するので,他の機構が通常の動作を行う
にも拘わらず溶接は行われない。以上の説明では,シン
ダ装置として気圧式のものを用いたが,当然に油圧式の
ような液圧式のシリンダ装置も同様に用いることができ
る。
【発明の効果】以上述べたように,この発明によれば,
上部溶接電極と下部溶接電極間の所定位置に被溶接物が
存在しない場合には,下部溶接電極を通常の昇降動作さ
せながら上部溶接電極を加圧用のシリンダ装置により僅
かだけ逃がしているので,上部溶接電極と下部溶接電極
との短絡を防止できることは勿論のこと,不要な騒音や
カム機構の損耗を生じることなく,より高速の抵抗溶接
機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る抵抗溶接機構の一実施例を説明す
るための図である。
【図2】本発明に用いられる駆動装置の一例を説明する
ための図である。
【図3】本発明に用いられる駆動装置の他の例を説明す
るための図である。
【図4】従来の抵抗溶接機構を示すための図である。
【図5】従来の別の抵抗溶接機構を示すための図であ
る。
【符号の説明】
3・・・上部溶接電極支持軸, 4・・・上部溶
接電極 5・・・下部溶接電極, 6,7・・・被
溶接物 8・・・昇降用カム, 9・・・ローラ
受け 10・・・ローラ, 11・・・下部
溶接電極支持軸 12・・・溶接物, 13・・・セン
サ 14’・・・昇降用レバー, 15・・・支点 17・・・カムフォロワ, 18・・・固定
部 20・・・駆動装置 21・・・シリンダ装置 211・・シリンダ外筒, 212・・パイ
プ状ピストン部 213・・第2のシリンダ部, 214・・第2
のピストン部214 215・・円板状ピストンヘッド部 216・・バネ
体 217・・圧力気体口 22・・・減圧弁 23,25・・・電磁弁 24・・・弁体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の溶接電極,第2の溶接電極,これ
    ら第1と第2の溶接電極間に供給される被溶接物の存在
    を検出するセンサ,常時前記溶接電極の一方をほぼ一定
    のサイクルで昇降運動させる昇降機構,および前記溶接
    電極の他方に加圧力を与え得る駆動装置を備えた抵抗溶
    接機であって,該駆動装置はシリンダ外筒と,圧縮流体
    を通過させ得る流体通路を有するものであって前記シリ
    ンダ外筒の一端から進退可能にその内部に延びる第1の
    パイプ状ピストン部と,該パイプ状ピストン部の先端に
    備えられて小室を与える第2のシリンダ部と,前記シリ
    ンダ外筒の他端から進退可能にその内部に延びる一端と
    前記第1又は第2の溶接電極に結合される他端とをもつ
    第2のピストン部と,該第2のピストン部の前記一端に
    備えられて前記第2のシリンダ部の小室内を進退してそ
    の容積を変え得る第2のピストンヘッド部と,前記小室
    を狭くする方向の加圧力を前記第2のピストンヘッド部
    に与える弾性部材を備え,溶接時に前記センサが前記第
    1と第2の溶接電極間に被溶接物の少なくとも一方が存
    在しないことを検出したとき,前記パイプ状ピストン部
    の流体通路を通して前記小室内の圧縮流体を排出して減
    圧し,前記小室を小さくする方向に前記第2のピストン
    ヘッド部を動作させることを特徴とする抵抗溶接機。
  2. 【請求項2】 第1の溶接電極,第2の溶接電極,これ
    ら第1と第2の溶接電極間に供給される被溶接物の存在
    を検出するセンサ,常時前記溶接電極の一方をほぼ一定
    のサイクルで昇降運動させる昇降機構,および前記溶接
    電極の他方に加圧力を与え得る駆動装置を備えた抵抗溶
    接機であって,該駆動装置はシリンダ外筒と,圧縮流体
    を通過させ得る流体通路を有するものであって前記シリ
    ンダ外筒の一端から進退可能にその内部に延びる第1の
    パイプ状ピストン部と,該パイプ状ピストン部の先端に
    備えられて小室を与える第2のシリンダ部と,前記シリ
    ンダ外筒の他端から進退可能にその内部に延びる一端と
    前記第1又は第2の溶接電極に結合される他端とをもつ
    第2のピストン部と,該第2のピストン部の前記一端に
    備えられて前記第2のシリンダ部内壁と第1の小室を形
    成すると共に,前記シリンダ外筒内壁と第2の小室を形
    成する第2のピストンヘッド部と,前記第1の小室を狭
    くする方向の加圧力を前記第2のピストンヘッド部に与
    える流体供給機構を備え,溶接時に前記センサが前記第
    1と第2の溶接電極間に被溶接物の少なくとも一方が存
    在しないことを検出したとき,前記第1の小室が容積減
    少して,前記第2の小室が容積増大するよう前記パイプ
    状ピストン部の流体通路を通して前記第1の小室内の加
    圧流体を排出して減圧すると同時に,前記第2の小室の
    圧力を高めることを特徴とする抵抗溶接機。
  3. 【請求項3】 第1の溶接電極,第2の溶接電極,これ
    ら第1と第2の溶接電極間に供給される被溶接物の存在
    を検出するセンサ,および前記溶接電極の一方に加圧力
    を与え得る流体加圧式の駆動装置を備えた抵抗溶接機に
    おいて,常時前記溶接電極の他方をほぼ一定のサイクル
    で昇降運動させながら,前記センサが前記第1と第2の
    溶接電極間に被溶接物の少なくとも一方が存在しないこ
    とを検出したときのみ,前記双方の溶接電極が互いに離
    れる方向に一方の前記溶接電極を退避させことを特徴と
    する抵抗溶接方法。
  4. 【請求項4】 請求項1および請求項2のいずれかの記
    載において,前記シリンダ外筒内の圧力に比べて第2の
    シリンダ部の小室の圧力を高くした状態で,前記第1と
    第2の溶接電極間に加圧力を与え,溶接することを特徴
    とする抵抗溶接方法。
JP4252137A 1992-08-27 1992-08-27 抵抗溶接機および抵抗溶接方法 Expired - Fee Related JP2914835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4252137A JP2914835B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 抵抗溶接機および抵抗溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4252137A JP2914835B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 抵抗溶接機および抵抗溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671453A JPH0671453A (ja) 1994-03-15
JP2914835B2 true JP2914835B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=17232996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4252137A Expired - Fee Related JP2914835B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 抵抗溶接機および抵抗溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2914835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602006005507D1 (de) 2006-12-29 2009-04-16 Kraft Foods R & D Inc Wiederverschließbare Verpackung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0671453A (ja) 1994-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100603243B1 (ko) 에어 서보 실린더장치 및 그 제어 방법
JP2003130008A (ja) 加圧シリンダの高速駆動方法及びその装置
JP2914835B2 (ja) 抵抗溶接機および抵抗溶接方法
KR20090075513A (ko) 수직식 저항용접기
KR100722328B1 (ko) 용접 헤드 및 리플로 납땜 헤드, 이를 위한 압력 레귤레이터 장치와 용접 방법 및 리플로 납땜 방법
CN112008185A (zh) 管座管帽的气控式封装机构及气控式封装方法
JP2003305573A (ja) 電気抵抗溶接機の加圧装置
JP2648291B2 (ja) スポット溶接機の電極駆動装置
CN212495864U (zh) 管座管帽的气控式封装机构
CA2293579C (en) Pneumatic weld head with automatically adjusted pressure
KR0181862B1 (ko) 로봇2단 용접건의 제어장치 및 방법
JPS5849193Y2 (ja) 高速自動溶接機の加圧停止装置
JPH1058152A (ja) 衝撃防止方法とこれを利用したスポット溶接装置
US2509606A (en) Control for flash-welding machines
KR100903329B1 (ko) 편방향 스폿 용접건용 용접팁 연마장치
SU1238834A1 (ru) Устройство дл подачи плоских заготовок в рабочую зону пресса
JPH07132381A (ja) 抵抗溶接機の制御装置
JPH0929500A (ja) ラム昇降駆動装置
JP4751531B2 (ja) 破砕機
JPS61284335A (ja) 自動ねじ締め機
JP2002372004A (ja) 流体機器速度制御方法および装置
JPH07185826A (ja) クランプ装置および該装置を用いたスポット溶接機
JPH071153A (ja) スポット溶接電極の加圧アクチュエータ
JPS5852045Y2 (ja) 加工ユニットの油圧送り装置
JPH05154668A (ja) スポット溶接機の溶接制御方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees