JPH0890293A - プレス装置 - Google Patents
プレス装置Info
- Publication number
- JPH0890293A JPH0890293A JP22221294A JP22221294A JPH0890293A JP H0890293 A JPH0890293 A JP H0890293A JP 22221294 A JP22221294 A JP 22221294A JP 22221294 A JP22221294 A JP 22221294A JP H0890293 A JPH0890293 A JP H0890293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide plate
- jig
- rod
- lower jig
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1回のプレス動作で部分的に異なった押圧力
を与える。 【構成】 押圧対象の部材1を載置し内側部分3aと外
側部分3bとに分割された可動の下治具3と、下治具3
と間で部材1を挟み込む固定の上治具5と、下治具3を
上下動させる油圧シリンダ11と、油圧シリンダ11に
より上下動するスライドプレート17と、スライドプレ
ート17に下端が固着され下治具3の内側部分3aに油
圧シリンダ11による押圧力を伝える内側ロッド19
と、下端がスライドプレート17を貫通しスライドプレ
ート17に摺動可能に支持されるとともに、スライドプ
レート17の上面と間に圧縮ばね25を保持し、下治具
3の外側部分3bに圧縮ばね25による押圧力を伝える
外側ロッド23とを有する。
を与える。 【構成】 押圧対象の部材1を載置し内側部分3aと外
側部分3bとに分割された可動の下治具3と、下治具3
と間で部材1を挟み込む固定の上治具5と、下治具3を
上下動させる油圧シリンダ11と、油圧シリンダ11に
より上下動するスライドプレート17と、スライドプレ
ート17に下端が固着され下治具3の内側部分3aに油
圧シリンダ11による押圧力を伝える内側ロッド19
と、下端がスライドプレート17を貫通しスライドプレ
ート17に摺動可能に支持されるとともに、スライドプ
レート17の上面と間に圧縮ばね25を保持し、下治具
3の外側部分3bに圧縮ばね25による押圧力を伝える
外側ロッド23とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部分的に異なった押圧
力を与えるプレス装置に関する。
力を与えるプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】部材と部材を貼合わせるためにプレスす
るなど、プレス対象となる部材の材質の違いや構造上の
問題から、部分的に異なった押圧力を与える必要がある
場合に、従来、供給圧力の異なる2つの油圧回路を切り
換えてプレスする方式、押圧力の異なる油圧シリンダを
組合わせてプレスする方式等が用いられてきた。
るなど、プレス対象となる部材の材質の違いや構造上の
問題から、部分的に異なった押圧力を与える必要がある
場合に、従来、供給圧力の異なる2つの油圧回路を切り
換えてプレスする方式、押圧力の異なる油圧シリンダを
組合わせてプレスする方式等が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方式では、複数の油圧回路ないし油圧シリンダが必要
であるため、装置が複雑で大型になるという問題があっ
た。また、油圧回路を切り換える方式では、プレス動作
を2回行う必要があるため、プレス時間が倍以上掛かる
という問題があった。
来方式では、複数の油圧回路ないし油圧シリンダが必要
であるため、装置が複雑で大型になるという問題があっ
た。また、油圧回路を切り換える方式では、プレス動作
を2回行う必要があるため、プレス時間が倍以上掛かる
という問題があった。
【0004】本発明は、このような点に対処してなされ
たもので、複数の油圧回路ないし油圧シリンダを設ける
ことなく1つの駆動手段で、1回のプレス動作で部分的
に異なった押圧力を与えることができる構造が簡単で小
型のプレス装置を提供することを目的とする。
たもので、複数の油圧回路ないし油圧シリンダを設ける
ことなく1つの駆動手段で、1回のプレス動作で部分的
に異なった押圧力を与えることができる構造が簡単で小
型のプレス装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、固定された上治具に対して上下動可能な下治具を
配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させて前記上
治具に当て前記部材を押圧するプレス装置において、前
記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞれに押圧
力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により上下動す
るスライドプレートに固着され、他方は前記スライドプ
レートにばねを介して接続されることを特徴とする。
明は、固定された上治具に対して上下動可能な下治具を
配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させて前記上
治具に当て前記部材を押圧するプレス装置において、前
記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞれに押圧
力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により上下動す
るスライドプレートに固着され、他方は前記スライドプ
レートにばねを介して接続されることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、固定された上治具に対
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は前記スライドプレートにばねを介して接続さ
れるとともに当該ロッドの下部が前記スライドプレート
を摺動自在に貫通して下端に該スライドプレートの下面
に当接するストッパを有することを特徴とする。
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は前記スライドプレートにばねを介して接続さ
れるとともに当該ロッドの下部が前記スライドプレート
を摺動自在に貫通して下端に該スライドプレートの下面
に当接するストッパを有することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、固定された上治具に対
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は下部が前記スライドプレートを貫通して摺動
自在に支持されるとともにこのスライドプレートより上
部に上端が当該ロッドに下端が前記スライドプレートに
支持される圧縮ばねを有しかつ当該ロッドの下端に前記
スライドプレートの下面に当接するストッパを有するこ
とを特徴とする。
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は下部が前記スライドプレートを貫通して摺動
自在に支持されるとともにこのスライドプレートより上
部に上端が当該ロッドに下端が前記スライドプレートに
支持される圧縮ばねを有しかつ当該ロッドの下端に前記
スライドプレートの下面に当接するストッパを有するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、固定された上治具に対
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は下部が前記スライドプレートを貫通して摺動
自在に支持されるとともにこのスライドプレートより上
部に上端が当該ロッドに下端が前記スライドプレートに
支持される圧縮ばねを有しかつ当該ロッドの下端に前記
スライドプレートの下面に当接するストッパを有してな
り、前記分割された下治具はそれぞれ前記部材に対して
独立して押圧力を与えるよう係合されていることを特徴
とする。
して上下動可能な下治具を配置し、部材を載置した前記
下治具を上昇させて前記上治具に当て前記部材を押圧す
るプレス装置において、前記下治具が少なくとも2つに
分割され、それぞれに押圧力を伝達するロッドが、一方
は駆動手段により上下動するスライドプレートに固着さ
れ、他方は下部が前記スライドプレートを貫通して摺動
自在に支持されるとともにこのスライドプレートより上
部に上端が当該ロッドに下端が前記スライドプレートに
支持される圧縮ばねを有しかつ当該ロッドの下端に前記
スライドプレートの下面に当接するストッパを有してな
り、前記分割された下治具はそれぞれ前記部材に対して
独立して押圧力を与えるよう係合されていることを特徴
とする。
【0009】
【作用】上記構成において、スライドプレートにばねを
介して接続されたロッドは、スライドプレートの押上げ
によってロッドにかかる力をばねのたわみ等の変形に使
い、このばねの復元力を押圧力として分割された下治具
の対応する部分に伝達する。一方、スライドプレートに
固定されたロッドは、スライドプレートの押上げによっ
てロッドにかかる力を直接押圧力として分割された下治
具の対応する部分に伝達する。
介して接続されたロッドは、スライドプレートの押上げ
によってロッドにかかる力をばねのたわみ等の変形に使
い、このばねの復元力を押圧力として分割された下治具
の対応する部分に伝達する。一方、スライドプレートに
固定されたロッドは、スライドプレートの押上げによっ
てロッドにかかる力を直接押圧力として分割された下治
具の対応する部分に伝達する。
【0010】これにより、分割された下治具に載置され
た部材には分割部分に対応して異なる押圧力が加えられ
ることになる。
た部材には分割部分に対応して異なる押圧力が加えられ
ることになる。
【0011】ばねとしては好ましくは圧縮ばねが用いら
れる。さらに、下治具においては、分割部分の係合部
は、より小さい押圧力を部材に与える分割部分に他方の
分割部分のより大きい押圧力が加えられないような形状
に形成される。
れる。さらに、下治具においては、分割部分の係合部
は、より小さい押圧力を部材に与える分割部分に他方の
分割部分のより大きい押圧力が加えられないような形状
に形成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1および図2は、本発明の一実施例のプ
レス装置の断面を示すものであり、図1はプレス前、図
2はプレス中の状態を示している。
レス装置の断面を示すものであり、図1はプレス前、図
2はプレス中の状態を示している。
【0014】これらの図において、1は押圧対象の部
材、3は部材1を載置し内側部分3aと外側部分3bと
に分割された可動の下治具、5は下治具3と間で部材1
を挟み込む固定の上治具、7は下治具3を上下動可能に
支持し、レール9に沿って移動して下治具3を上治具5
の直下に設置する移動テーブル、11は下治具3を上下
動させる駆動手段である油圧シリンダ、13は上治具5
を含む固定ユニットを支持する固定テーブル、15は固
定テーブルの下面に固定されるガイドシャフト、17は
油圧シリンダ11によりガイドシャフト15に沿って上
下動するスライドプレート、19はスライドプレート1
7に下端が固着され、上端が固定テーブル13に設けら
れた開口部を貫通して下治具3の対応する支持ロッド2
1の下端に当接する内側ロッド、23は下端がスライド
プレート17を貫通しスライドプレート17に摺動可能
に支持されるとともに、スライドプレート17の上面と
間に圧縮ばね25を保持し、上端が固定テーブル13に
設けられた開口部を貫通して下治具3の対応する支持ロ
ッド21の下端に当接する外側ロッドである。
材、3は部材1を載置し内側部分3aと外側部分3bと
に分割された可動の下治具、5は下治具3と間で部材1
を挟み込む固定の上治具、7は下治具3を上下動可能に
支持し、レール9に沿って移動して下治具3を上治具5
の直下に設置する移動テーブル、11は下治具3を上下
動させる駆動手段である油圧シリンダ、13は上治具5
を含む固定ユニットを支持する固定テーブル、15は固
定テーブルの下面に固定されるガイドシャフト、17は
油圧シリンダ11によりガイドシャフト15に沿って上
下動するスライドプレート、19はスライドプレート1
7に下端が固着され、上端が固定テーブル13に設けら
れた開口部を貫通して下治具3の対応する支持ロッド2
1の下端に当接する内側ロッド、23は下端がスライド
プレート17を貫通しスライドプレート17に摺動可能
に支持されるとともに、スライドプレート17の上面と
間に圧縮ばね25を保持し、上端が固定テーブル13に
設けられた開口部を貫通して下治具3の対応する支持ロ
ッド21の下端に当接する外側ロッドである。
【0015】上記構成において、下治具3は内側ロッド
19、外側ロッド23に対応して内側部分3aと外側部
分3bに分割されている。この場合、部材1により大き
な押圧力を与える内側部分3aは、外側部分3bとの係
合部において、図1および図2に示すように、上面が突
出した形状に形成され、外側部分3bはそれに係合する
よう下面が突出した形状に形成されている。
19、外側ロッド23に対応して内側部分3aと外側部
分3bに分割されている。この場合、部材1により大き
な押圧力を与える内側部分3aは、外側部分3bとの係
合部において、図1および図2に示すように、上面が突
出した形状に形成され、外側部分3bはそれに係合する
よう下面が突出した形状に形成されている。
【0016】また、圧縮ばね25は、図3に示すよう
に、スライドプレート17より上部の外側ロッド23の
周囲に設けられ、上端をダブルナット31により支持さ
れ、下端をスライドプレート17により支持される。そ
して、圧縮ばね25は下治具3上の部材1が上治具5に
当たってからたわむよう選定される。
に、スライドプレート17より上部の外側ロッド23の
周囲に設けられ、上端をダブルナット31により支持さ
れ、下端をスライドプレート17により支持される。そ
して、圧縮ばね25は下治具3上の部材1が上治具5に
当たってからたわむよう選定される。
【0017】さらに、スライドプレート17はガイドシ
ャフト15にリニアブッシュ33を介して摺動可能に支
持され、外側ロッド23をリニアブッシュ35を介して
摺動可能に支持する。ただし、外側ロッド23の上方へ
の摺動は、外側ロッド23の下端に取付けられたストッ
パ37により制限される構造となっている。
ャフト15にリニアブッシュ33を介して摺動可能に支
持され、外側ロッド23をリニアブッシュ35を介して
摺動可能に支持する。ただし、外側ロッド23の上方へ
の摺動は、外側ロッド23の下端に取付けられたストッ
パ37により制限される構造となっている。
【0018】また、部材1の材質および構造により、下
治具3の上面には必要に応じてゴムシート等の緩衝材3
9が配置される。
治具3の上面には必要に応じてゴムシート等の緩衝材3
9が配置される。
【0019】次に、本実施例のプレス装置を部材(1) と
部材(2) の貼合わせ工程に使用したときの動作を説明す
る。なお、本装置による貼合わせ工程フローを図4に示
す。
部材(2) の貼合わせ工程に使用したときの動作を説明す
る。なお、本装置による貼合わせ工程フローを図4に示
す。
【0020】まず、移動テーブル7にセットした下治具
3の上に部材(1) を投入し、部材(1) の上面に接着剤等
を塗布し、その上に部材(2) をセットした後、移動テー
ブル7を移動して下治具3を上治具5の直下に設置す
る。このときの状態は図1に示される。
3の上に部材(1) を投入し、部材(1) の上面に接着剤等
を塗布し、その上に部材(2) をセットした後、移動テー
ブル7を移動して下治具3を上治具5の直下に設置す
る。このときの状態は図1に示される。
【0021】ついで、油圧シリンダ11の作動により、
スライドプレート17がガイドシャフト13に沿って上
昇して、内側ロッド19および外側ロッド23を上昇さ
せる。このとき、内側ロッド19より先端位置の高い外
側ロッド23は、下治具3の外側部分3bのみならずこ
の下面の突起部に乗った形で係合している内側部分3a
も共に持ち上げる。
スライドプレート17がガイドシャフト13に沿って上
昇して、内側ロッド19および外側ロッド23を上昇さ
せる。このとき、内側ロッド19より先端位置の高い外
側ロッド23は、下治具3の外側部分3bのみならずこ
の下面の突起部に乗った形で係合している内側部分3a
も共に持ち上げる。
【0022】上治具5の下面に部材(1) 、(2) からなる
部材1が当たると、外側ロッド23の圧縮ばね25がた
わみ始め、外側ロッド23が内側ロッド19と同一の高
さになるまでたわむ。外側ロッド23と内側ロッド19
が同一の高さになると、内側ロッド19にかかる力が下
治具3に作用することになる。このときの状態は図2に
示される。ちなみに、図3は圧縮ばね25のプレス前の
状態(a)とプレス中の状態(b)を拡大して示すもの
である。
部材1が当たると、外側ロッド23の圧縮ばね25がた
わみ始め、外側ロッド23が内側ロッド19と同一の高
さになるまでたわむ。外側ロッド23と内側ロッド19
が同一の高さになると、内側ロッド19にかかる力が下
治具3に作用することになる。このときの状態は図2に
示される。ちなみに、図3は圧縮ばね25のプレス前の
状態(a)とプレス中の状態(b)を拡大して示すもの
である。
【0023】下治具3は内側部分3aと外側部分3bと
に分割されているため、プレス中の状態では、部材1の
外側には外側ロッド23からの力、すなわち圧縮ばね2
5のたわみによる力が加えられ、部材1の内側には内側
ロッド19からの力、すなわち油圧シリンダ11の駆動
力から圧縮ばね25の力を引いた力が加えられる。
に分割されているため、プレス中の状態では、部材1の
外側には外側ロッド23からの力、すなわち圧縮ばね2
5のたわみによる力が加えられ、部材1の内側には内側
ロッド19からの力、すなわち油圧シリンダ11の駆動
力から圧縮ばね25の力を引いた力が加えられる。
【0024】部材1の内側および外側にそれぞれ所定の
押圧力が加えられる状態で一定時間保持した後、油圧シ
リンダ11が下降し、貼合わされた完成品1と下治具3
が図1の状態まで下降して、プレスが終了する。
押圧力が加えられる状態で一定時間保持した後、油圧シ
リンダ11が下降し、貼合わされた完成品1と下治具3
が図1の状態まで下降して、プレスが終了する。
【0025】以上の説明からも明らかなように、プレス
装置を以上のように構成することにより、1回のプレス
動作で部材1に加える押圧力を部分的に変えることがで
きる。また、圧縮ばね25のばね力および油圧シリンダ
11等の駆動手段の駆動力をそれぞれ調整して組み合わ
せることにより、部材1に加えられるそれぞれの押圧力
を調整することができる。
装置を以上のように構成することにより、1回のプレス
動作で部材1に加える押圧力を部分的に変えることがで
きる。また、圧縮ばね25のばね力および油圧シリンダ
11等の駆動手段の駆動力をそれぞれ調整して組み合わ
せることにより、部材1に加えられるそれぞれの押圧力
を調整することができる。
【0026】なお、上記実施例においては、スライドプ
レート17より上方の外側ロッド23に圧縮ばねを取り
付けたが、スライドプレート17より下方の外側ロッド
23にスライドプレート17と外側ロッド23にそれぞ
れ両端が支持される引張りばねを取付けても同様の効果
が得られる。
レート17より上方の外側ロッド23に圧縮ばねを取り
付けたが、スライドプレート17より下方の外側ロッド
23にスライドプレート17と外側ロッド23にそれぞ
れ両端が支持される引張りばねを取付けても同様の効果
が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型で簡単な構造で、1回のプレス動作で部分的異なっ
た押圧力を加えることができる。
小型で簡単な構造で、1回のプレス動作で部分的異なっ
た押圧力を加えることができる。
【図1】本発明の一実施例のプレス装置のプレス前の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】図1に示すプレス装置のプレス中の状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】図1における圧縮ばね部分のプレス前(a)と
プレス中(b)のそれぞれの状態を示す断面図である。
プレス中(b)のそれぞれの状態を示す断面図である。
【図4】貼合わせ工程を示すフロー図である。
1………部材、3………下治具、5………上治具、7…
……移動テーブル、11………油圧シリンダ、13……
…固定テーブル、15………ガイドシャフト、17……
…スライドプレート、19………内側ロッド、23……
…外側ロッド、25………圧縮ばね、31………ダブル
ナット、33、35………リニアブッシュ、37………
ストッパ、
……移動テーブル、11………油圧シリンダ、13……
…固定テーブル、15………ガイドシャフト、17……
…スライドプレート、19………内側ロッド、23……
…外側ロッド、25………圧縮ばね、31………ダブル
ナット、33、35………リニアブッシュ、37………
ストッパ、
Claims (4)
- 【請求項1】 固定された上治具に対して上下動可能な
下治具を配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させ
て前記上治具に当て前記部材を押圧するプレス装置にお
いて、前記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞ
れに押圧力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により
上下動するスライドプレートに固着され、他方は前記ス
ライドプレートにばねを介して接続されることを特徴と
するプレス装置。 - 【請求項2】 固定された上治具に対して上下動可能な
下治具を配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させ
て前記上治具に当て前記部材を押圧するプレス装置にお
いて、前記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞ
れに押圧力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により
上下動するスライドプレートに固着され、他方は前記ス
ライドプレートにばねを介して接続されるとともに当該
ロッドの下部が前記スライドプレートを摺動自在に貫通
して下端に該スライドプレートの下面に当接するストッ
パを有することを特徴とするプレス装置。 - 【請求項3】 固定された上治具に対して上下動可能な
下治具を配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させ
て前記上治具に当て前記部材を押圧するプレス装置にお
いて、前記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞ
れに押圧力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により
上下動するスライドプレートに固着され、他方は下部が
前記スライドプレートを貫通して摺動自在に支持される
とともにこのスライドプレートより上部に上端が当該ロ
ッドに下端が前記スライドプレートに支持される圧縮ば
ねを有しかつ当該ロッドの下端に前記スライドプレート
の下面に当接するストッパを有することを特徴とするプ
レス装置。 - 【請求項4】 固定された上治具に対して上下動可能な
下治具を配置し、部材を載置した前記下治具を上昇させ
て前記上治具に当て前記部材を押圧するプレス装置にお
いて、前記下治具が少なくとも2つに分割され、それぞ
れに押圧力を伝達するロッドが、一方は駆動手段により
上下動するスライドプレートに固着され、他方は下部が
前記スライドプレートを貫通して摺動自在に支持される
とともにこのスライドプレートより上部に上端が当該ロ
ッドに下端が前記スライドプレートに支持される圧縮ば
ねを有しかつ当該ロッドの下端に前記スライドプレート
の下面に当接するストッパを有してなり、前記分割され
た下治具はそれぞれ前記部材に対して独立して押圧力を
与えるよう係合されていることを特徴とするプレス装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22221294A JPH0890293A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22221294A JPH0890293A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | プレス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890293A true JPH0890293A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16778895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22221294A Withdrawn JPH0890293A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0890293A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013078786A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Watanabe Kikai:Kk | プレス装置 |
US10882091B2 (en) | 2015-12-17 | 2021-01-05 | Sms Group Gmbh | Extruder and tube extruder or metal extrusion press |
CN116985453A (zh) * | 2023-09-27 | 2023-11-03 | 常州铭赛机器人科技股份有限公司 | 热压治具、热压方法 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP22221294A patent/JPH0890293A/ja not_active Withdrawn
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