JP3627708B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチング電源装置、特に、軽負荷時(待機時)に省電力化を図ることの出来る自励発振式の共振型スイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
共振型のスイッチング電源装置としては、例えば、特開平11−187664号公報に示されるものがある。
【0003】
この電源装置は、ソフトスイッチング動作をし、2石のスイッチ素子を交互にオンオフさせて、零電圧スイッチング動作をさせることによりスイッチング損失を大幅に低減し、定格負荷時の高効率化を図ることが出来る。図10に、この形態の従来の回路図を示す。
【0004】
この電源装置では、スイッチ素子Q1およびQ2は零電圧でターンオンし、スイッチ素子Q2は零電流付近でターンオフするため、スイッチング損失が大幅に低減される。また、2次側の整流素子Dsは零電流でターンオンし、且つその電流波形は零電流から比較的急峻に立ち上がり、電流の変化率が零となるピーク点に達した後、再び零電流となってターンオフする波形となるため、整流素子に流れる電流波形が方形波的となってピーク電流値が低く抑えられ、実効電流値が低減されて導通損が低減される。これらにより、高効率化を図ることができる。
【0005】
また、軽負荷時に間欠発振動作をさせるようにしたものとして、特開2000−350449号公報に示されるものがある。
【0006】
この電源装置は、一般にリンギングチョークコンバータと呼ばれる1石式のスイッチング電源で、軽負荷時に間欠発振動作をさせることにより軽負荷時の高効率化を図ることができる。図13に、この形態の従来の回路図を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の各従来技術では、以下に示す問題があった。
【0008】
▲1▼特開平11−187664号公報
(ア)図11は、軽負荷時の動作波形図を示す。図11において、S1,S2はスイッチ素子Q1,Q2のオンオフを表す信号、Vds1は、キャパシタC1の両端電圧波形、Id1は、スイッチ素子Q1の電流波形である。
【0009】
同図に示すように、スイッチ素子Q2のオン時間が負荷によらずほぼ一定の場合、軽負荷時にはトランスに蓄えたエネルギーの一部を入力電源に回生させるため、循環電流が増加し、導通損失により効率が低下するという課題があった。図の斜線で示す領域が回生電流に相当する。
【0010】
(イ)図12は、軽負荷時にスイッチ素子Q2のオン時間を短くして、循環電流を低減するように工夫をしたときの動作波形図である。しかし、この場合、スイッチ素子Q1およびQ2は零電圧スイッチング動作を行っているものの、スイッチング周波数が上昇するために駆動回路におけるスイッチング損失等が増加し、効率が低下するという課題があった。
【0011】
▲2▼特開2000−350449号公報
図14は、軽負荷時の動作波形図を示す。図14において、S1はスイッチ素子Q1のオンオフを表す信号、Vds1は、スイッチ素子Q1の両端電圧波形、Id1は、スイッチ素子Q1の電流波形である。
【0012】
同図に示すように、軽負荷時に間欠発振を行うが、間欠発振時に大きなスイッチングサージ電圧が発生し、高耐圧のスイッチング素子が必要となり、高効率化の妨げとなる。また、出力電圧リップルが大きく、接続された電子機器が誤動作するという問題点を有しており、出力電圧リップルを除去するフィルタ回路が必要であった。
【0013】
さらにスイッチング損失のため、ソフトスイッチング電源と比較し高効率化を図ることが困難であった。
【0014】
本発明の目的は、スイッチ素子をオンオフ制御するスイッチング制御回路におけるオン時間制御回路のオン時間を決める時定数を軽負荷時と定格負荷もしくは重負荷時とで適正に変化させることで動作モードを変更し、軽負荷時に間欠発振動作を行わせて、軽負荷時の高効率化を図ることのできる少ない部品数でシンプルに構成された自励発振式のスイッチング電源装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のように構成したものである。
本発明は、自励発振する2石式のスイッチング電源装置において、第1のスイッチング制御回路と第2のスイッチング制御回路それぞれに工夫を施している。
【0016】
すなわち、第2のスイッチング制御回路においては次のように構成する。
【0017】
軽負荷時に、前記第2のスイッチ素子のオン時間が定格負荷時よりも短くなって前記第2のスイッチ素子のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了するように第2のスイッチ素子のオン時間を制御する第2のオン時間制御回路を備える。
【0018】
従来の特開平11−187664号公報に示される電源装置では、軽負荷時に、導通損失を低減するために第2のスイッチ素子のオン時間が定格負荷時よりも短く制御することは出来ているが(図12参照)、第2のスイッチ素子のオン時間終了タイミング(ターンオフタイミング)は、2次巻線からのエネルギー放出が終了するタイミング以下には設定されていない。つまり、2次巻線からのエネルギー放出が終了しても、まだ、第2のスイッチ素子のオン時間が持続している。このため、第2のスイッチ素子がターンオフすると、第1のスイッチ素子に並列に接続されているダイオードに電流が流れる。この状態は、第1のスイッチ素子が見かけ上導通していることと同等となり、第1のスイッチ素子をオフすることができないことを意味し、次に述べる第1のスイッチング制御回路の動作による間欠発振モードに移行することを妨げる。これに対し、本発明は、2次巻線からのエネルギー放出が終了する前に第2のスイッチ素子がターンオフする。
【0019】
また、第1のスイッチング制御回路においては次のように構成する。
【0020】
前記第1のスイッチング制御回路は、軽負荷時に出力電圧が所定の電圧に達すると前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンするのを阻止して発振を停止させ、定格負荷もしくは重負荷時には、前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンし、前記第1のスイッチ素子Q1のオン時間を制御する第1のオン時間制御回路を備えている。
【0021】
定格負荷時もしくは重負荷時には、第1の駆動巻線に発生する電圧によって第1のスイッチ素子Q1がターンオンした後に第1の制御トランジスタを駆動して第1のスイッチ素子Q1をターンオフさせる動作を行う。この動作は、従来の回路の動作と同様である。
【0022】
軽負荷時には、第2のオン時間制御回路により、第2のスイッチ素子Q2のオン時間が変更されることにより、上記第2のスイッチ素子のターンオフタイミングにおいて、上記エネルギー放出が続いている。また、上記エネルギー放出が終わって2次側巻線の整流素子に電流が流れなくなり、トランスに逆電圧が発生したときには、第1のスイッチ素子Q1に並列に接続されているダイオードには電流が流れない。このとき、第1のスイッチ素子Q1をオフ状態とすることにより第1のスイッチ回路を非導通とすることが出来、第1のスイッチング制御回路による間欠発振動作の制御が可能になる。従来回路では、第2のスイッチ素子Q2がターンオフしてトランスに逆電圧が発生したとき、第1のスイッチ素子Q1に並列に接続されているダイオードが導通するため、第1のスイッチ回路を非導通とすることができない。このため、間欠発振動作の制御が出来なかった。
【0023】
間欠発振動作は、次のような動作となる。
【0024】
発振動作により出力電圧が所定の電圧になると、第1の駆動巻線に発生する電圧によって第1のスイッチ素子Q1がターンオンする前に第1の制御トランジスタを導通させて第1のスイッチ素子Q1のターンオンを阻止して発振を停止させる。発振停止により出力電圧が低下し、該出力電圧が所定の電圧以下になると、起動抵抗を介して第1のスイッチ素子Q1の制御端子に電圧が供給され発振が開始する。この動作を周期的に繰り返すことで間欠発振動作となる。第1のスイッチング制御回路は、軽負荷時にこのような動作が行われる第1のオン時間制御回路を備える。
【0025】
以上の動作により、2石式の自励発振式のスイッチング電源装置において、軽負荷時に間欠発振動作を行わせることが可能となる。
【0026】
本発明は、また、次のように構成する。
【0027】
出力電圧を検出し、その検出電圧に応じて前記フォトカプラにより前記第1のインピーダンス回路のインピーダンスを変化させる信号を前記第1のスイッチング制御回路に帰還させ、これにより出力電圧を安定化する出力電圧安定化回路を備え、
前記出力電圧安定化回路は、間欠発振時に、前記フォトカプラを構成するフォトダイオードに直列に接続された抵抗値を小さくして、該フォトカプラによる帰還の利得を大きくするゲイン調整回路を備える。
【0028】
スイッチング電源回路の連続発振時は停止期間がないため出力リップル電圧は小さいが、間欠スイッチング動作時は、発振期間で出力電圧が上昇し、停止期間で出力電圧が低下するため、間欠発振の周期にて出力電圧のリップルが大きくなるという問題がある。
【0029】
そこで、本発明では、間欠発振時にフォトダイオードに流れる電流変化を大きくして、ゲインを高くするようにした。これにより、小さな電圧変動にも敏感に反応するためリップル電圧を低減できる。
【0030】
本発明は、さらに、次のように構成することも出来る。
【0031】
前記第1のスイッチ素子に直列に接続される電流検出手段を介して該第1のスイッチ素子に流れる1次巻線電流を検出し、該電流が所定の電流ピーク値に達すると前記第1のスイッチ素子をターンオフさせるピーク電流制限回路を設ける。
【0032】
上記構成により、1次巻線電流が増大した場合でもピーク電流値を制限し、トランスの飽和を抑制する。また、電流ピーク値を低減することによりスイッチ素子Q1のターンオフ時のスイッチング損失を低減するとともに、発振期間での発振パルス数を増加させて間欠発振の周期を短くし、リップル電圧を低減することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施形態のスイッチング電源装置の回路図である。
【0034】
第1のスイッチ回路S1は、第1のスイッチ素子Q1、第1のダイオードD1、および第1のキャパシタC1の並列接続回路で構成され、第2のスイッチ回路S2は、第2のスイッチ素子Q2、第2のダイオードD2、および第2のキャパシタC2の並列接続回路で構成される。第1のスイッチ回路S1とトランスTの1次巻線T1と入力電源Vinとは直列に接続されている。また、第2のスイッチ回路S2とキャパシタCとの直列回路はトランスTの1次巻線T1と並列に接続されている。
【0035】
第1のスイッチ素子Q1と第2のスイッチ素子Q2には、この実施形態の装置では電界効果型トランジスタ(以下、FETと称する)が使用される。
【0036】
トランスTの第1の駆動巻線T3は、1次巻線T1の電圧に略比例した電圧を発生し、この駆動巻線電圧は第1のスイッチング制御回路に入力される。この第1のスイッチング制御回路は、第1の駆動巻線T3と第1のスイッチング素子Q1の制御端子(ゲート)との間に接続されたコンデンサC3と抵抗R3の直列回路からなる第1の遅延回路3と、第1のスイッチ素子Q1をターンオフさせるための第1の制御トランジスタTr1と、出力安定化回路5からのフィードバック信号を受けるフォトトランジスタPC1と抵抗R4の直列回路と、抵抗R2およびコンデンサC4からなる時定数回路とで構成され、この時定数回路は、トランジスタTr1の制御端子(ベース)に接続されている。また、トランジスタTr1と、フォトトランジスタPC1および抵抗R4と、抵抗R2およびコンデンサC4からなる時定数回路とは、第1のオン時間制御回路1を構成している。上記時定数回路の抵抗R2、抵抗R4、フォトトランジスタPC1は第1のインピーダンス回路10を構成している。
【0037】
トランスTの第2の駆動巻線T4は、1次巻線T1の電圧に略比例した第1の駆動巻線T3とは逆極性の電圧を発生し、この駆動巻線電圧は第2のスイッチング制御回路に入力される。この第2のスイッチング制御回路は、第2の駆動巻線T4と第2のスイッチング素子Q2の制御端子(ゲート)との間に接続されたコンデンサC11と抵抗R11の直列回路からなる第2の遅延回路4と、第2のスイッチ素子Q2をターンオフさせるための第2の制御トランジスタTr2と、Q2オン時間切替回路6からのフィードバック信号を受けるフォトトランジスタPC2と抵抗R14とダイオード14の直列回路と、抵抗R12およびコンデンサC12からなる時定数回路とで構成され、この時定数回路は、トランジスタTr2の制御端子(ベース)に接続されている。また、トランジスタTr2と、フォトトランジスタPC2と抵抗R14とダイオード14の直列回路と、抵抗R12およびコンデンサC12からなる時定数回路は、第2のオン時間制御回路2を構成している。上記時定数回路の抵抗R12、抵抗R14、フォトトランジスタPC2、ダイオードD14は第2のインピーダンス回路20を構成している。
【0038】
入力電源Vinと第1のスイッチ素子Q1の制御端子(ゲート)との間には、起動抵抗R1が接続されている。
【0039】
トランスTの2次巻線T2には、整流素子Dsが接続され、また、整流素子Dsには、並列にキャパシタCsが接続されている。また、整流素子Dsの出力側には、平滑用コンデンサCoと出力安定化回路5とQ2オン時間切替回路6とが接続されている。
【0040】
出力安定化回路5は、出力電圧検出抵抗R20、R21と、これらの抵抗の分圧点Vaが基準電圧入力端子Vrに接続されるシャントレギュレータIC1と、このシャントレギュレータIC1に直列に接続されるフォトダイオードPC1と、抵抗R22jを備えている。シャントレギュレータIC1は、基準電圧入力端子Vrの電圧が一定になるようにカソード−アノード間の電流を制御し、この電流の変化は、フォトダイオードPC1の光の強弱に変換され、第1のインピーダンス回路を構成するフォトトランジスタPC1に入光する。この回路では、フォトダイオードPC1に流れる電流の大小によってフォトトランジスタPC1を介して第1の制御トランジスタTr1のオンタイミングを制御し、結果として第1のスイッチ素子Q1のオン時間の制御を行う。すなわち、出力電圧が高くなってフォトダイオードPC1の電流が大きくなろうとすると、第1のスイッチ素子Q1のオン時間が短くなり、出力電圧を下げようとし、反対に、出力電圧が低くなってフォトダイオードPC1に流れる電流が小さくなろうとすると、第1のスイッチ素子Q1のオン時間が長くなって出力電圧を上げようとする。この動作によって、出力電圧の安定化が図られる。
【0041】
Q2オン時間切替回路6は、フォトダイオードPC2と、該フォトダイオードPC2に直列に接続されている抵抗R30とトランジスタTr30と、該トランジスタTr30の制御端子(ベース)に接続されている抵抗R31とで構成されている。抵抗R31には、軽負荷時信号入力端子Sが接続されている。この端子Sには、外部から、軽負荷時に信号が入力する。
【0042】
軽負荷時に端子Sに信号が入力すると、トランジスタTr30がオンして、フォトダイオードPC2の電流が増大し、これに光結合している第2のインピーダンス回路20内のフォトトランジスタPC2の電流も増大してトランジスタTr2のオンタイミングが早くなる。後述のように、この回路により、軽負荷時に、第2のスイッチ素子Q2のオン時間が定格負荷時よりも短くなって第2のスイッチ素子Q2のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了する。すなわち、第2のインピーダンス回路20は、このように動作するよう、軽負荷時と定格負荷または重負荷時に、その時定数が変更される。
【0043】
次に上記のスイッチング電源装置の動作を説明する。
【0044】
(1)定格負荷時または重負荷時
図2は、定格負荷時の動作波形図である。
【0045】
図2において、Q1、Q2はスイッチ素子Q1、Q2のオンオフを表す信号、Vds1、Vds2、Vsは、それぞれキャパシタC1、C2、Csの両端電圧波形信号、id1、id2、isは、それぞれスイッチ回路S1、S2、制御素子Dsの電流波形信号である。
【0046】
本回路の起動後のスイッチング動作は、1スイッチング周期Tにおいて、主に時間t1〜t5の4つの動作状態に分けることができる。まず、起動時(発振開始時)について説明し、次に各状態における動作を示す。
【0047】
(起動時)
入力電源Vinが印加されると、起動抵抗R1によってスイッチ素子Q1がオン状態となる。
【0048】
スイッチ素子Q1がオン状態からの最適な定格条件での1スイッチング周期Tにおける時間t1〜t5の4つの動作状態は次に示す通りである。
【0049】
<状態1>t1〜t2
駆動巻線T3に発生した電圧が第1のスイッチ素子Q1の制御端子に印加され、第1のスイッチ素子Q1はオンしており、トランスTの1次巻線に入力電圧が印加され、トランスTの1次巻線電流が直線的に増加し、トランスTに励磁エネルギーが蓄えられる。このときフォトトランジスタと抵抗R4を介してコンデンサC4が充電され、時間t2でコンデンサC4の電圧がトランジスタTr1のしきい電圧(約0.6V)に達して、トランジスタTr1がオンして、第1のスイッチ素子Q1がターンオフすると、状態2に遷移する。
【0050】
<状態2>t2〜t3
スイッチ素子Q1がターンオフすると、トランスTの1次巻線T1とインダクタLは、キャパシタC1およびC2と共振し、キャパシタClを充電し、キャパシタC2を放電する。また、2次側ではトランスTの2次巻線T2とキャパシタCsが共振し、キャパシタCsを放電する。Vdslの立ち上がり部分の曲線は、キャパシタC1とキャパシタC2とインダクタLおよび1次巻線T1のインダクタとの共振による正弦波の一部である。idlの立ち下がり部分は、Vdslの90度位相進みの波形である。Vds2の立ち下がり部分の曲線は、キャパシタC1とキャパシタC2とインダクタLおよび1次巻線T1のインダクタとの共振による正弦波の一部である。id2の立ち下がり部分は、Vds2の90度位相進みの波形である。このとき、2次側ではキャパシタCsの両端電圧Vsが零電圧まで下降し、整流素子Dsが導通し、零電圧ターンオン動作となる。このVsの立ち下がり部分の曲線は、Csと2次巻線T2のインダクタとの共振による正弦波の一部である。キャパシタC2の両端電圧Vds2が下降し零電圧となると、ダイオードD2が導通する。このときコンデンサC11と抵抗R11による第2の遅延回路4により、駆動巻線T4に発生した電圧が電圧発生から少し遅れてスイッチ素子Q2の制御端子に印加され、スイッチ素子Q2がターンオンされる。これにより零電圧スイッチング動作し、状態3に遷移する。
【0051】
<状態3>t3〜t4
状態3では、ダイオードD2またはスイッチ素子Q2が導通し、インダクタLとキャパシタCは共振する。このとき、2次側では整流素子Dsは導通し、トランスTに蓄えられた励磁エネルギーを2次巻線T2から放出し、整流平滑回路を介して出力される。このとき整流素子Dsに流れる電流isは、1次側のインダクタLとキャパシタCによる共振電流id2に対し、直線的に減少する励磁電流imを加えた値と相似形となる。このため、電流isは、キャパシタCsの作用により零電流から急峻に立ち上がり、正弦波状の曲線を有する波形となる。また、電流isは電流変化率が零となるピーク点に達した後、零電流に向かって下降する。時間t4でトランスの励磁電流imと電流id2の関係が−im=id2となり、2次側電流isが0となると、整流素子Dsはターンオフし、整流素子Dsの零電流ターンオフ動作が実現され、状態3は終了する。
【0052】
<状態4>t4〜t5
整流素子Dsがオフすると、1次側ではキャパシタCとインダクタLとの共振が終了し、キャパシタの放電により励磁電流imのみが流れ、状態1とは逆方向にトランスTを励磁する。t4からt5にかけての直線的に上昇する電流id2がその励磁電流−imである。
【0053】
<状態5>t5〜t6
駆動巻線T4に発生した電圧により、抵抗R12を介してコンデンサC12が充電され、コンデンサC12の電圧がトランジスタTr2のしきい電圧(約0.6V)に達して、トランジスタTr2がオンして、時間t5でスイッチ素子Q2がターンオフすると、2次側の整流素子Dsに逆電圧が印加され、トランスTの2次巻線T2とキャパシタCsとが共振し、キャパシタCsが充電される。また、1次側では、トランスTの1次巻線T1とインダクタLがキャパシタC1およびC2と共振し、キャパシタClを放電し、キャパシタC2を充電する。キャパシタC1の両端電圧Vdslが下降し、零電圧になると、ダイオードD1が導通する。このときコンデンサC3と抵抗R3による第1の遅延回路3により、駆動巻線T3に発生した電圧が電圧発生してから少し遅れてスイッチ素子Q1の制御端子に印加され、時間t6でスイッチ素子Q1がターンオンされ零電圧スイッチング動作を実現し、状態5が終了する。このとき、2次側ではキャパシタCsの両端電圧Vsが零電圧から上昇し、2次巻線電圧と出力電圧との和の電圧にクランプされる。
【0054】
定格負荷時には、1スイッチング周期あたり以上のような動作を行い、次のスイッチング周期も同様の動作を行い、以降この動作を繰り返す。
【0055】
上述したスイッチング電源回路では、スイッチ素子Q1およびQ2は零電圧でターンオンし、スイッチ素子Q2は零電流付近でターンオフするため、スイッチング損失が大幅に低減される。また、2次側の整流素子Dsは零電流でターンオンし、且つその電流波形は零電流から比較的急峻に立ち上がり、電流の変化率が零となるピーク点に達した後、再び零電流となってターンオフする波形となるため、整流素子に流れる電流波形が方形波的となってピーク電流値が低く抑えられ、実効電流値が低減されて導通損が低減される。これらにより、高効率化を図ることができる。
なお、定格負荷時には、軽負荷信号入力端子Sに信号入力がない。このため、トランジスタTr30はオフしていて、第2のインピーダンス回路20では、フォトトランジスタPC2はオフ状態である。
【0056】
(2)軽負荷時
次に軽負荷検出時の動作を説明する。
図3は、軽負荷検出時の動作波形図である。
【0057】
軽負荷検出時に端子Sに信号電圧(軽負荷検出信号)が印加されると、トランジスタTr30がオンしてフォトダイオードPC2が導通し、フオトトランジスタPC2がオンする。これにより、フォトトランジスタPC2、抵抗R14、ダイオードD14を通り電流が流れるため、コンデンサC12の充電時間が短くなり第2のスイッチQ2のオン時間が短くなる。ここで、オン時間に蓄えられた励磁エネルギーを2次側から放出する時間であるリセット時間Trに対し、スイッチ素子Q2のオン時間が短くなるように、第2のインピーダンス回路20の時定数が設定されている。
【0058】
時間tl〜t4までの動作は、図2の定格負荷時の動作と同様で、時間t4となるタイミングが従来と異なるため状態4から説明する。
【0059】
<状態4>t4〜t5
スイッチ素子Q2のオン時間はリセット時間Trよりも短くなるように設定している。このため、駆動巻線T4に発生した電圧により、抵抗R12およびR14を介してコンデンサC12が充電され、コンデンサC12の電圧がトランジスタTr2のしきい電圧(約0.6V)に達して、トランジスタTr2がオンして、時間t4でスイッチ素子Q2がターンオフする。このとき、2次側からのエネルギー放出が終了していないため、整流素子Dsの導通状態が続き、トランスの電圧は反転しない。時間t5で2次側からのエネルギー放出が終了すると状態5に移行する。
【0060】
<状態5>t5〜t6
時間t5で2次側からのエネルギー放出が終了し、2次側の整流素子Dsに逆電圧が印加されるとトランスの電圧は反転を始め、トランスTの2次巻線T2とキャパシタCsとが共振してキャパシタCsが充電される。また、1次側では、トランスTの1次巻線T1とインダクタLがキャパシタC1およびC2と共振し、キャパシタC1を放電し、キャパシタC2を充電する。キャパシタClの両端電圧Vdslが零電圧付近まで下降する。このときコンデンサC3と抵抗R3による第1の遅延回路3により、駆動巻線T3に発生した電圧が電圧発生してから少し遅れて第1のスイッチ素子Q1の制御端子に印加され、時間t6で第1のスイッチ素子Q1がターンオンされ、状態5が終了する。このとき、2次側ではキャパシタCsの両端電圧Vsが零電圧から上昇し、2次巻線電圧と出力電圧との和の電圧にクランプされる。
【0061】
1スイッチング周期あたり以上のような動作を行い、次のスイッチング周期も同様の動作を行い、以降この動作を繰り返す。
【0062】
(3)軽負荷時の間欠発振動作
間欠発振動作は、上記第2のインピーダンス回路20の時定数の変動とともに、第1のインピーダンス回路10の時定数の変更によって行われる。
【0063】
この第1のインピーダンス回路10は、以下のように構成されている。
【0064】
定格負荷もしくは重負荷時においては、第1の駆動巻線T3に発生する電圧によって第1のスイッチ素子Q1がターンオンした後に前記トランジスタTr1を導通させて第1のスイッチ素子Q1をターンオフさせる。
【0065】
一方、軽負荷検出時には、第1の駆動巻線T3に発生する電圧によって第1のスイッチ素子Q1がターンオンする前に第1の制御トランジスタTr1を導通させて第1のスイッチ素子Q1のターンオンを阻止して発振を停止するように時定数が変化する。
【0066】
軽負荷時には、第1のインピーダンス回路10の時定数と、第2のインピーダンス回路20の時定数とが上記のように変更されることにより、次のメカニズムにより、間欠発振動作が行われる。
【0067】
図1において、駆動巻線T3に電圧が発生してから第1の遅延回路3によりスイッチ素子Q1の制御端子に電圧が印加され、スレッショルド電圧に達してスイッチ素子Q1がターンオンするまでの時間を遅延時間Taとする。また、駆動巻線T3に電圧が発生してから、フォトトランジスタPC1と抵抗R4を通って電流が流れ、コンデンサC4を充電して、トランジスタTrlのベース電位がしきい値電圧(約0.6V)に達するまでの時間をTbとする。
【0068】
軽負荷時において、出力電圧Voが上昇して、フォトトランジスタPC1のインピーダンスが小さくなると時間Tbが短くなる。遅延時間Taは負荷によらずほぼ一定のため、出力電圧が所定の電圧まで上昇すると、時間Taより時間Tbが短くなり、スイッチ素子Q1がターンオンする前にトランジスタTrlが先に導通する。このため、スイッチ素子Q1のゲート電位が上昇しないことから、駆動巻線T3に発生する電圧によってスイッチ素子Q1はターンオンせず、スイッチング動作が一時的に停止してしまう。そして、トランジスタTrlはコンデンサC4に蓄積された電荷が放電されることによって再びオフになる。コンデンサC4に蓄積された電荷が放電され、トランジスタTr1がオフとなり、一定時間後に起動抵抗R1を介して流れ込む電流によってスイッチ素子Q1がターンオンし再びスイッチング動作が始まる。そして、起動抵抗R1を介して流れ込む電流によってスイッチング動作が始まるときには出力電圧は一時的に低下しているため、しばらくの期間は連続にスイッチング動作が行われる。そして、再び出力電圧が上昇し、所定の電圧となると上記の発振停止動作が再び繰り返される。ここで、起動抵抗R1を介した電流によってスイッチ素子Q1がターンオンするまでの起動時間は、駆動巻線T3に発生する電圧によってスイッチ素子Q1がターンオンするまでの時間に比べて十分に長いため、結果的にスイッチ素子Q1は連続スイッチング期間とスイッチング停止期間を周期的に繰り返す間欠的なスイッチング動作を行うことになる。
【0069】
このように、本発明により、軽負荷時にスイッチング動作の連続と停止を周期的に繰り返す間欠スイッチング動作を少ない部品点数で実現することができる。そして、間欠スイッチング動作をさせることによって、スイッチング損失などの電力損失を低減し、スイッチング素子の発熱を抑えることができる。そして、それを簡単な構成で実現することができるため、スイッチング電源回路の高効率化や小型化、低価格化を図ることができる。
【0070】
また、従来回路において、スイッチ素子Q1のターンオフ時に発生していた電圧サージはキャパシタCに吸収されクランプされるため電圧サージは発生せず、スイッチング損失を低減できるとともに、オン抵抗の小さい低耐圧のスイッチ素子を適用することができ導通損失を低減でき、電源の高効率化を図ることができる。また、第1のオン時間制御回路を適正に設定しておくことにより、フォトトランジスタPC2のオンオフのみによって軽負荷時に間欠発振と連続発振を切り替えることが出来る。さらに間欠発振の周期もスイッチング電源回路の起動時間やフォトカプラPC1による帰還の利得等を調整することによって任意に設定することができるため、間欠スイッチングの周期が可聴周波数の範囲に入って、スイッチング電源回路から音が発生するのを防止または低減したり、リップル電圧を低減することができる。
【0071】
図4は、本発明の第2の実施形態を示す。
【0072】
この例では、図1の構成に、ゲイン調整回路7と、ピーク電流制限回路8とを設けている。
【0073】
ゲイン調整回路7は、出力安定化回路5の抵抗R22に、トランジスタTr6を介して並列に抵抗R32を接続し、このトランジスタTr6の制御端子(ベース)を抵抗R33を介してQ2オン時間切替回路6のトランジスタTr30のコレクタに接続して構成される。これにより、端子Sの軽負荷検出信号により、トランジスタTr6が導通し、フォトトランジスタPC1に流れる電流変化を大きくする。このことは、出力安定化回路5からトランス1次側へのフィードバックのゲインを高くすることを意味する。
【0074】
以上の構成では、間欠発振時のリップル電圧を低減することができる。以下、図5を参照して、このことについて説明する。
【0075】
スイッチング電源回路の連続発振時は停止期間がないため出力リップル電圧は小さいが、間欠スイッチング動作時は、発振期間で出力電圧が上昇し、停止期間で出力電圧が低下するため、間欠発振の周期にて出力電圧のリップルが大きくなるという問題がある。
【0076】
そこで、間欠発振時にフォトダイオードPC1に流れる電流変化を大きくして、ゲインを高くすると、小さな出力電圧変動にも敏感に反応するためリップル電圧を低減できる。なお、定格、重負荷時の連続発振時は流れる電流が大きく、ゲインが高いと異常発振動作となってしまう場合がある。このため間欠発振時はゲインが高く、連続発振時はゲインが低いことが望ましい。
【0077】
本実施形態では、フォトダイオードPC1と直列に接続されている抵抗値を間欠発振時に小さくしてゲインを大きくし、連続発振時には抵抗値を大きくしてゲインが小さくなるように切り替えているため、図5のように、間欠発振時のリップル電圧を小さくすることが出来る。
【0078】
ピーク電流制限回路8は、第1のスイッチ素子Q1に直列に接続された電流検出手段である抵抗R6と、この抵抗R6の両端電圧(電流Id1に比例)を分圧する抵抗R7、R8と、抵抗R8の両端電圧がベース端子に印加され、コレクタ端子が第1のスイッチ素子Q1の制御端子(ゲート)に接続されるトランジスタTr3とで構成されている。
【0079】
ピーク電流制限回路8の動作について説明する。図6(A)は、ピーク電流制限回路8がある場合の動作波形図である。比較のため、図6(B)は、ピーク電流制限回路8がない場合の動作波形図を示している。
【0080】
スイッチング電源回路の間欠スイッチング動作時は、停止期間で出力電圧が低下するため、次の発振期間では出力電圧を上昇させるためオン時間が大きく広がり、1次巻線電流が増大する。また、入力電圧が低い場合はさらに1次巻線電流が増大するためトランスの飽和余裕が小さくなり、場合によっては飽和現象によりスイッチング電源が破壊する場合がある。また、1次巻線電流が増大するとスイッチング損失は大きくなり、1パルス当たりのエネルギーが大きくなるため、発振期間での発振パルス数が少なくなり、間欠の周期が長くなって出力リップル電圧が大きくなるという問題がある。
【0081】
そこで、1次巻線電流ピーク値を制限するピーク電流制限回路8を備えることにより、1次巻線電流が増大した場合でもピーク電流値を制限し、トランスの飽和を抑制する。また、電流ピーク値を低減することにより第1のスイッチ素子Q1のターンオフ時のスイッチング損失を低減するとともに、発振期間での発振パルス数を増加させて間欠発振の周期を短くし、リップル電圧を低減することができる。
【0082】
図7は、入力に商用電源を用いた場合の実施形態を示している。商用電源を整流平滑して直流電圧Vinを形成する。
【0083】
図8は、他の実施形態である。この例では、第2のスイッチ回路S2とキャパシタCの直列回路を第1のスイッチ回路S1と並列に接続している。キャパシタCに印加される電圧が第1の実施形態に比較し大きくなるが、回路動作、効果は同様に考察できる。
【0084】
図9は、さらに、他の実施形態である。この例では、キャパシタCがトランスの1次巻線に対して直列に接続されており、第1および第2のスイッチ回路S1、S2に印加される電圧が入力電圧と等しくなる。第1の実施形態に比較し低電圧ストレスとなり、回路動作、効果は同様に考察できる。
【0085】
【発明の効果】
本発明では、軽負荷時に、第2のオン時間制御回路により、第2のスイッチ素子のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了するように動作し、また、同じく軽負荷時に、第1のインピーダンス回路により、第1の駆動巻線に発生する電圧によって第1のスイッチ素子Q1がターンオンする前に第1の制御トランジスタを導通させて第1のスイッチ素子Q1のターンオンを阻止してスイッチング動作を停止させる。これにより、2石式の従来の自励発振式のスイッチング電源装置で出来なかった軽負荷時の間欠発振を少ない部品の追加により行わせることが出来る。
【0086】
したがって、軽負荷時に導通損失およびスイッチング損失を大幅に低減することが出来、高効率動作を行わせることが出来る。
【0087】
また、間欠発振時には、スイッチングサージ電圧がクランプされることにより、低耐圧のスイッチング素子を適用でき、導通損失を低減して低損失化を図ることが出来る。
【0088】
また、ゲイン調整回路を設けることにより、間欠発振時に増大していた出力リップル電圧を大幅に抑制することが出来る。
【0089】
また、ピーク電流制限回路を設けることにより、トランスの飽和を抑制でき、かつ、スイッチング損失の低減、出力リップル電圧の低減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の回路構成図
【図2】定格負荷時の動作波形図
【図3】間欠発振動作波形図
【図4】第2の実施形態の回路構成図
【図5】ゲイン調整回路の動作を説明する図
【図6】ピーク電流制限回路の有無による動作波形図の相違を示す図
【図7】第3の実施形態の回路構成図
【図8】第4の実施形態の回路構成図
【図9】第5の実施形態の回路構成図
【図10】従来の回路構成図
【図11】軽負荷時の動作波形図
【図12】軽負荷時の動作波形図
【図13】他の従来の回路構成図
【図14】間欠発振時の動作波形図
【符号の説明】
1:Q1オン時間制御回路
2:Q2オン時間制御回路
3:第1の遅延回路
4:第2の遅延回路
5:出力安定化回路
6:Q2オン時間切替回路
10:第1のインピーダンス回路
20:第2のインピーダンス回路
S1:第1のスイッチ回路
S2:第2のスイッチ回路

Claims (8)

  1. 1次巻線と2次巻線を有するトランスTの1次巻線と第1のスイッチ回路と入力電源とが直列に接続され、第2のスイッチ回路とキャパシタCの直列回路が前記第1のスイッチ回路の一端に接続され、前記トランスTの2次巻線に整流平滑回路が設けられ、第1のスイッチ回路を第1のスイッチ素子Q1、第1のダイオードD1、および第1のキャパシタC1の並列接続回路で構成し、第2のスイッチ回路を第2のスイッチ素子Q2、第2のダイオードD2、および第2のキャパシタC2の並列接続回路で構成し、前記トランスは、前記第1のスイッチ素子Q1を導通させる電圧を発生する第1の駆動巻線と、前記第2のスイッチ素子Q2を駆動させる電圧を発生する第2の駆動巻線とを有し、第1・第2のスイッチ素子Q1・Q2を両スイッチ素子が共にオフする期間を挟んで交互にオン/オフし、前記第1のスイッチ素子Q1のオン時間を制御して出力電圧の安定化制御を行うスイッチング制御回路を備え、第1のスイッチ素子Q1がオンしている期間にトランスの1次巻線にエネルギーを蓄え、第1のスイッチ素子Q1がオフしている期間にトランスの2次巻線からエネルギーを放出して自励発振するスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング制御回路は、前記第1のスイッチ素子Q1の制御端子と前記第1の駆動巻線との間に接続される第1のスイッチング制御回路と、前記第2のスイッチ素子Q2の制御端子と前記第2の駆動巻線との間に接続される第2のスイッチング制御回路とを備え、
    前記第1のスイッチング制御回路は、軽負荷時に出力電圧が所定の電圧に達すると前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンするのを阻止して発振を停止させ、定格負荷もしくは重負荷時には、前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンし、前記第1のスイッチ素子Q1のオン時間を制御する第1のオン時間制御回路を備え、
    前記第2のスイッチング制御回路は、軽負荷時に、前記第2のスイッチ素子のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了するように前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間を制御する第2のオン時間制御回路を備え、
    軽負荷時に、発振期間と停止期間を交互に繰り返す間欠発振動作を行わせることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記第1のスイッチング制御回路は、前記第1の駆動巻線に電圧が発生してから、前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンするまでの遅延時間を決める第1の遅延回路を備え、前記第1のオン時間制御回路は、前記第1のスイッチ素子Q1の制御端子に接続された第1の制御トランジスタと該トランジスタの制御端子に接続された第1のインピーダンス回路とコンデンサとからなる第1の時定数回路を備え、前記第1のインピーダンス回路のインピーダンス値を変化させて、軽負荷時には、前記遅延回路よりも前記第1の時定数回路の時定数を短くして、前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンする前に前記第1の制御トランジスタを導通させて前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンするのを阻止して発振を停止させ、定格負荷もしくは重負荷時には、前記遅延回路よりも前記第1の時定数回路の時定数を長くして、前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンしてから前記第1の制御トランジスタが導通するまでの前記第1のスイッチ素子Q1のオン時間を制御して出力電圧の安定化動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記第2のオン時間制御回路は、前記第2のスイッチ素子Q2の制御端子に接続された第2の制御トランジスタと該トランジスタの制御端子に接続された第2のインピーダンス回路とコンデンサとからなる第2の時定数回路を備え、該第2のインピーダンス回路のインピーダンス値を変化させて、軽負荷時には、前記第2の時定数回路の時定数を短くして、前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了し、定格負荷もしくは重負荷時には、前記第2の時定数回路の時定数を長くして、前記2次巻線からのエネルギー放出が終了してから前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間が終了するように、前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間を制御することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 1次巻線と2次巻線を有するトランスTの1次巻線と第1のスイッチ回路と入力電源とが直列に接続され、第2のスイッチ回路とキャパシタCの直列回路が前記第1のスイッチ回路の一端に接続され、前記トランスTの2次巻線に整流平滑回路が設けられ、第1のスイッチ回路を第1のスイッチ素子Q1、第1のダイオードD1、および第1のキャパシタC1の並列接続回路で構成し、第2のスイッチ回路を第2のスイッチ素子Q2、第2のダイオードD2、および第2のキャパシタC2の並列接続回路で構成し、前記トランスは、前記第1のスイッチ素子Q1を導通させる電圧を発生する第1の駆動巻線と、前記第2のスイッチ素子Q2を駆動させる電圧を発生する第2の駆動巻線とを有し、第1・第2のスイッチ素子Q1・Q2を両スイッチ素子が共にオフする期間を挟んで交互にオン/オフするスイッチング制御回路を備え、第1のスイッチ素子Q1がオンしている期間にトランスの1次巻線にエネルギーを蓄え、第1のスイッチ素子Q1がオフしている期間にトランスの2次巻線からエネルギーを放出して自励発振するスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング制御回路は、前記第1のスイッチ素子Q1の制御端子と前記第1の駆動巻線との間に接続される第1のスイッチング制御回路と、前記第2のスイッチ素子Q2の制御端子と前記第2の駆動巻線との間に接続される第2のスイッチング制御回路とで構成され、
    前記第2のスイッチング制御回路は、軽負荷検出時に、前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間が定格負荷時よりも短くなって前記第2のスイッチ素子Q2のオン時間終了後に前記2次巻線からのエネルギー放出が終了するように時定数が変更されるようにインピーダンスが変化する第2のインピーダンス回路を備え、
    前記第1のスイッチング制御回路は、
    前記第1の駆動巻線に電圧が発生してから、前記第1のスイッチ素子が前記第1の駆動巻線に発生した電圧によってターンオンするまでの時間を決める第1の遅延回路と、
    駆動することによって前記第1のスイッチ素子Q1を強制的にターンオフさせるか、もしくは前記第1のスイッチ素子Q1のターンオンを阻止することのできる第1の制御素子と、
    軽負荷検出時以外の定格負荷時もしくは重負荷時には前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンした後に前記第1の制御素子を駆動して前記第1のスイッチ素子Q1をターンオフさせ、軽負荷検出時に、前記第2のスイッチング制御回路の前記第2のインピーダンス回路のインピーダンスが変化して時定数が変更されると同時に、前記第1の駆動巻線に発生する電圧によって前記第1のスイッチ素子Q1がターンオンする前に前記第1の制御素子を駆動して前記第1のスイッチ素子Q1のターンオンを阻止するように時定数を変更するようにインピーダンスが変化する第1のインピーダンス回路と、を備え、
    軽負荷検出時に、前記第1のインピーダンス回路及び前記第2のインピーダンス回路のインピーダンス変化による時定数変更により、発振期間と停止期間を交互に繰り返す間欠発振動作を行わせることを特徴とするスイッチング電源装置。
  5. 前記第1、第2のインピーダンス回路のインピーダンスを変化させるのにフォトカプラを用いたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  6. 出力電圧を検出し、その検出電圧に応じて前記フォトカプラにより前記第1のインピーダンス回路のインピーダンスを変化させる信号を前記第1のスイッチング制御回路に帰還させ、これにより出力電圧を安定化する出力電圧安定化回路を備え、
    前記出力電圧安定化回路は、間欠発振時に、前記フォトカプラを構成するフォトダイオードに直列に接続された抵抗値を小さくして、該フォトカプラによる帰還の利得を大きくするゲイン調整回路を備えたことを特徴とする、請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記第1のスイッチ素子Q1に直列に接続される電流検出手段により該第1のスイッチ素子Q1に流れる1次電流を検出し、該電流が所定の電流ピーク値に達すると前記第1のスイッチ素子Q1をターンオフさせるピーク電流制限回路を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記第1および第2のスイッチ素子Q1、Q2の少なくともいずれか一方を電界効果トランジスタで構成したことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
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