JP3529740B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるAC−D
Cコンバータや、DC−DCコンバータなどとして好適
に実施されるスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型小型電子機器などに用いられ、商
用交流を整流・平滑化して得られた直流電流またはバッ
テリーからの直流電流を、たとえば数百kHz程度の高
周波でスイッチングし、小型の変圧器で所望とする電圧
に高効率に変換するようにしたスイッチング電源装置が
広く用いられている。
【0003】このようなスイッチング電源装置の代表的
な構成として、2次側出力電圧を電圧検出回路で検出
し、その検出結果に対応して制御回路が主スイッチング
素子のスイッチングパルス幅を制御し、所望とする2次
側出力電圧を得るようにしたパルス幅変調(PWM)方
式のスイッチング電源装置が広く用いられている。
【0004】また、スイッチング電源装置の他の代表的
な構成として、主スイッチング素子のon期間中に変圧
器内に蓄積された励磁エネルギを、off期間に2次側
回路へ出力し、その出力終了後に変圧器の制御巻線に発
生するリンギングパルスを直流カットコンデンサを介し
て前記主スイッチング素子の制御端子に帰還することに
よって、再び該主スイッチング素子をon起動するよう
にしたリンギングチョークコンバータ(RCC)方式の
スイッチング電源装置も広く用いられている。
【0005】図8は、典型的な従来技術のスイッチング
電源装置1の電気的構成を示すブロック図である。この
スイッチング電源装置1は、RCC方式のスイッチング
電源装置であり、ダイオードブリッジ2および平滑コン
デンサc1から成る主電源回路によって商用交流3を整
流して得られた直流電流が、ハイレベル側の主電源ライ
ン4とローレベル側の主電源ライン5との間に入力され
る。前記主電源ライン4,5間には、変圧器nの1次巻
線n1と、主スイッチング素子qとの直列回路が接続さ
れている。前記主スイッチング素子qは、たとえばバイ
ポーラトランジスタや電界効果型トランジスタなどで実
現され、この図8の例では、電界効果型トランジスタで
示している。主スイッチング素子qは、制御回路6によ
ってon/off制御される。
【0006】主スイッチング素子qがonすると、前記
1次巻線n1に励磁エネルギが蓄積され、この励磁エネ
ルギは主スイッチング素子qのoff時に2次巻線n2
側に誘起され、ダイオードd1および平滑コンデンサc
2で平滑化された後、出力端子7,8から図示しない負
荷へ出力される。
【0007】前記出力端子7,8間の出力電圧は、分圧
抵抗r1,r2によって分圧され、比較回路9の一方の
入力に入力される。比較回路9の他方の入力には基準電
圧源10からの基準電圧が入力されおり、前記出力電
圧の分圧値と基準電圧との比較結果が、フォトカプラp
c1のフォトダイオードd2からフォトトランジスタt
r1を経由して、前記制御回路6にフィードバックされ
る。制御回路6は、起動抵抗r3を経由して供給される
直流電圧、変圧器nの補助巻線n3から伝送される誘起
電圧および前記比較回路9からフォトカプラpc1を経
由して伝送される出力電圧情報を基に、主スイッチング
素子qへ駆動信号を出力し、該スイッチング電源装置1
の出力電圧が一定値になるよう主スイッチング素子qの
スイッチングを制御する。
【0008】一方、待機時における省電力化を図るため
に、該スイッチング電源装置1には、スイッチングを間
欠的に行わせるために、フォトカプラpc2、論理回路
11、コンパレータ12,13、前記基準電圧源10お
よび分圧抵抗r4,r5,r6が設けられている。これ
らの構成は、該スイッチング電源装置1から電源供給を
受けている機器の待機動作時に、制御入力端子14から
待機動作実行命令信号を受けると、前記制御回路6に主
スイッチング素子qを間欠的にスイッチングさせる。
【0009】すなわち、コンパレータ12は、該スイッ
チング電源装置1の出力電圧を監視し、分圧抵抗r4;
r5,r6によるハイレベルの分圧値が前記基準電源1
0の基準電圧以上のとき、論理回路11からフォトカプ
ラpc2を経由して、動作停止命令を制御回路6に出力
し、該スイッチング電源装置1の動作を停止させる。ま
た、コンパレータ13も該スイッチング電源装置1の出
力電圧を監視し、分圧抵抗r4,r5;r6によるロー
レベルの分圧値が、前記のスイッチング動作の停止に伴
って徐々に降下し、前記基準電圧以下となると、論理回
路11からフォトカプラpc2を経由して、動作命令を
制御回路6に出力し、該スイッチング電源装置1の動作
を開始させる。この動作再開に伴い、出力電圧が上昇に
転じ、前記ハイレベルの分圧値が基準電圧以上となる
と、再度動作を停止するという動作を繰返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
では、回路構成が複雑化するという問題がある。すなわ
ち、出力電圧を安定化させるために該出力電圧を監視す
る比較回路9以外に、別途余分な電圧監視手段であるコ
ンパレータ12,13を必要とする。また、変圧器nの
2次側で検出した電圧情報に基づいて、1次側に備えら
れた制御回路6で間欠動作を行わせるので、直接接続す
ると入出力間の絶縁が保持できないために、両者間の接
続をフォトカプラpc2を介して行わなければならな
い。さらにまた、電源供給を行う機器から前記待機動作
実行命令信号を受ける必要があるので、たとえばACア
ダプタに本構成を採用する場合、機器との接続には電源
供給線以外に制御線を接続しなければならず、また機器
側では制御信号を送出する構成としなければならないと
いう煩わしさがある。
【0011】本発明の目的は、簡易な構成で、待機時の
省電力化を図ることができるスイッチング電源装置を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源装置は、入力される直流電圧をスイッチングする主ス
イッチング素子のスイッチングを、制御手段が、2次側
からフィードバックされる出力電圧情報に応じて制御す
ることで、出力電圧を所望とする値に安定化するように
したスイッチング電源装置において、前記制御のゆらぎ
を検出し、非線形の出力特性によって、軽負荷動作時に
のみその検出出力を送出するゆらぎ検出手段と、前記ゆ
らぎ検出手段からの出力の変動分のみを抽出する処理を
行った後、前記出力電圧情報に重畳する重畳手段とを含
み、前記制御手段は、フィードバックされたゆらぎの変
動成分から、軽負荷状態を判定して、連続スイッチング
動作から間欠的にスイッチング動作を停止/開始する間
欠スイッチング動作に切換え、前記重畳手段が、直流カ
ット用のコンデンサと、前記出力電圧情報を作成するた
めに設けられる出力電圧の分圧抵抗とを備える微分回路
であり、前記ゆらぎ検出手段からの出力が前記コンデン
サを介して分圧抵抗の接続点に与えられ、比較回路がそ
の接続点の電圧を基準電圧と比較することによって前記
出力電圧情報を作成し、前記ゆらぎ検出手段が、変圧器
の2次巻線と並列に設けられ、誘起電圧が一方の極性で
あるときにその誘起電圧で充電されて対応した直流電圧
を出力するダイオードおよびコンデンサから成る直列回
路と、前記コンデンサの電荷を放電させる負荷抵抗とを
備えて構成されることを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば、RCC方式やPWM
方式のスイッチング電源装置において、主スイッチング
素子のスイッチングを制御する制御手段に対して、絶縁
のためにフォトカプラなどを介して2次側からフィード
バックされる出力電圧情報は比較的大きな変動周期(直
流的)であり、本発明では、この出力電圧情報に、比較
的小さな変動周期(交流的)で、制御ゆらぎの変動成分
を重畳する。
【0014】前記制御ゆらぎは、前記RCC方式のスイ
ッチング電源装置では、負荷の軽重に応じてスイッチン
グ周波数が変化する特性があり、特に軽負荷での動作時
には、スイッチング周波数が高くなり、出力電圧制御に
係わる各素子の動作速度が追随せず、負荷量が一定であ
るにも拘わらず、スイッチング周期が変動することによ
って発生する。また、PWM方式のスイッチング電源装
置では、スイッチング周期は一定であるけれども、出力
電圧の制御誤差によって、負荷量が一定であるにも拘わ
らず、制御ゆらぎが存在し、特に無負荷状態に近い軽負
荷時には主スイッチング素子のonデューティが一様に
ならないことで発生する。
【0015】そこで、制御ゆらぎをゆらぎ検出手段で検
出し、その非線形の出力特性によって、軽負荷動作時に
のみその成分をフィードバックすることで、制御手段は
軽負荷状態を判定することができ、それに応じて出力電
圧の制御シーケンスを修正する。たとえば、重負荷状態
から軽負荷状態に移行すると、このゆらぎを増幅し、自
動的に間欠スイッチング動作を行うことができる。ま
た、間欠スイッチング動作の状態で負荷が増加すると、
スイッチング動作期間が連続的に長くなり、スイッチン
グ停止期間が連続的に短くなる制御を行うことで、自動
的に通常負荷に対応した連続的なスイッチング動作に復
帰することができる。
【0016】そして、前記重畳手段は、前記制御ゆらぎ
の変動成分を抽出した交流的な信号を重畳するので、既
存の出力電圧情報のフィードバック系でフィードバック
される出力電圧情報に対して、何ら影響を与えることな
く制御ゆらぎの成分をフィードバックすることができ、
そして制御手段は、そのフィードバックされたゆらぎ成
分から、軽負荷状態であることを判定することができ
る。これによって、該スイッチング電源装置から電源供
給を行う機器から、その負荷の軽重を表す信号を入力す
る必要はなく、簡易な構成で、待機時の省電力化を図る
ことができる。また、重負荷時の制御は従来の手法と同
様であり、何ら影響を与えることはない。
【0017】また、上記の構成によれば、微分回路が前
記の制御ゆらぎの交流的な変動成分を抽出し、それを出
力電圧情報に重畳することができる。したがって、既存
の分圧抵抗に、直流カット用のコンデンサを設けただけ
の簡単な回路で実現することができる。
【0018】さらにまた、上記の構成によれば、出力電
力を前記の非線形特性で直流電圧レベルに変換すること
ができ、その直流電圧レベルは制御ゆらぎによる高周波
電圧を検波整流した値を表すことになる。
【0019】したがって、簡単な構成で前記非線形特性
を得て、重負荷時のゆらぎ成分を確実にカットし、軽負
荷時のゆらぎ成分のみを検波し、フィードバックするこ
とができる。
【0020】また、本発明のスイッチング電源装置で
は、前記ゆらぎ検出手段は、前記ダイオードと直列に設
けられ、前記コンデンサの充電電流を制限する電流制限
抵抗をさらに備えることを特徴とする。
【0021】上記の構成によれば、ゆらぎ検出手段から
の出力電圧の前記出力電圧情報に対する重畳量(割合)
を調整することができ、前記非線形特性の屈曲点を調整
することができる。
【0022】したがって、連続スイッチング動作の状態
から間欠スイッチング動作の状態に移行する際の出力電
力のレベルを設定することができる。
【0023】さらにまた、本発明のスイッチング電源装
置では、前記ゆらぎ検出手段は、前記コンデンサと並列
に設けられるツェナダイオードをさらに備えることを特
徴とする。
【0024】上記の構成によれば、ツェナダイオードの
ツエナ電圧が前記非線形特性の屈曲点レベルのものを使
用すると、該ツエナ電圧を超える電圧がカットされ、前
記非線形特性を理想特性に近付けることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図5に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0026】図1は、本発明の実施の一形態のスイッチ
ング電源装置21の電気的構成を示すブロック図であ
る。このスイッチング電源装置21は、RCC方式のス
イッチング電源装置であり、ダイオードブリッジ22お
よび平滑コンデンサC1から成る主電源回路によって商
用交流23を整流して得られた直流電流が、ハイレベル
側の主電源ライン24とローレベル側の主電源ライン2
5との間に入力される。前記主電源ライン24,25間
には、変圧器Nの1次巻線N1と、主スイッチング素子
Qとの直列回路が接続されている。前記主スイッチング
素子Qは、たとえばバイポーラトランジスタや電界効果
型トランジスタなどで実現され、この図1の例では、電
界効果型トランジスタで示している。主スイッチング素
子Qは、制御回路26によってon/off制御され
る。
【0027】このスイッチング電源装置21はフライバ
ック方式の電源装置であり、主スイッチング素子Qがo
nすると、前記1次巻線N1に励磁エネルギが蓄積さ
れ、この励磁エネルギは主スイッチング素子Qのoff
時に2次巻線N2側に誘起され、ダイオードD1および
平滑コンデンサC2で平滑化された後、出力端子27,
28から図示しない負荷へ出力される。
【0028】前記出力端子27,28間の出力電圧は、
分圧抵抗R1,R2によって分圧され、比較回路29の
一方の入力に入力される。比較回路29の他方の入力に
は基準電圧源30からの基準電圧が入力されおり、前
記出力電圧の分圧値と基準電圧との比較結果が、フォト
カプラPCのフォトダイオードD2からフォトトランジ
スタTRを経由して、前記制御回路26にフィードバッ
クされる。制御回路26は、起動抵抗R3を経由して供
給される直流電圧、変圧器Nの補助巻線N3から伝送さ
れる誘起電圧および前記比較回路29からフォトカプラ
PCを経由して伝送される出力電圧情報を基に、主スイ
ッチング素子Qへ駆動信号を出力し、該スイッチング電
源装置21の出力電圧が一定値になるよう主スイッチン
グ素子Qのスイッチングを制御する。
【0029】注目すべきは、本発明のスイッチング電源
装置21では、2次側に、前記の動作停止命令に対応す
る信号を作成するためのゆらぎ検出回路31が設けられ
るとともに、その検出結果を、前記前記比較回路29か
ら1次側へフィードバックされる出力電圧情報に重畳す
る重畳手段であるコンデンサC10が設けられており、
前記制御回路26は、前記のような定電圧動作ととも
に、前記ゆらぎ検出回路31の検出結果に応答して、ス
イッチング動作の停止/開始の制御も行うことである。
本発明では、制御回路26は、重負荷時には連続スイッ
チング動作を行い、軽負荷時には間欠的にスイッチング
動作を停止/開始し、動作中は重負荷時と同様のバース
トスイッチング動作を行うものとする。
【0030】ゆらぎ検出回路31は、2次巻線N2と並
列に設けられ、誘起電圧が一方の極性であるときに、そ
の誘起電圧で充電されて、対応した直流電圧を出力する
ダイオードD11およびコンデンサC11から成る直列
回路と、前記ダイオードD11をバイパスするように設
けられ、前記誘起電圧が他方の極性であるときに前記コ
ンデンサC11の電荷を放電させる負荷抵抗R11とを
備えて構成される。
【0031】したがって、ゆらぎ検出回路31のコンデ
ンサC11からは、後述するように、重負荷時には一定
の電圧が出力されており、軽負荷時には、前記2次巻線
N2の誘起電圧を検波整流することによって、制御ゆら
ぎの高周波電圧に対応た電圧だけ前記一定の電圧から変
化した直流電圧が出力される。前記直流電圧は、コンデ
ンサC11とダイオードD11の接続点から出力され、
前記コンデンサC10を介して、分圧抵抗R1,R2の
接続点の電圧に重畳されて比較回路29に入力される。
【0032】前記重畳手段は、直流成分をカットし、前
記直流電圧の変動分を抽出する前記コンデンサC10と
分圧抵抗R1,R2とによって構成される微分回路で実
現される。前記コンデンサC10と分圧抵抗R1,R2
とによって構成される時定数を充分大きくすることによ
って、前記のようにゆらぎ検出回路31から出力される
直流電圧の変動分を抽出することができる。
【0033】前記重畳手段は、ゆらぎ成分の変動分を抽
出して、比較的大きな変動周期(直流的)である出力電
圧情報に対して、1次側へフィードバックされる該出力
電圧情報に影響を与えることなく、1次側へフィードバ
ックすることができるような信号処理を行う構成であれ
ば、他の構成であってもよい。また、検出されたゆらぎ
成分も、前記のような直流電圧に限らず、前記の重畳手
段による信号処理が可能であれば、高周波信号やデジタ
ル信号などの他の信号形式で出力されるようにしてもよ
い。
【0034】ここで、制御ゆらぎは、負荷の軽重に拘わ
りなく発生する。その要因としては、商用交流23にリ
ップルが重畳されることによる入力電圧の変動や、負荷
の微妙な変動などである。電源装置は、出力電圧が常に
一定になるようにフィードバック制御を行っており、ス
ピードアップコンデンサや、遅延用のコンデンサが設け
られてその位相特性が調整されているけれども、応答性
と安定性とは相反しており、ハンチングによって出力電
圧を常に目標値に完全に一致させておくことは困難であ
り、前記制御ゆらぎとなる。そこで、前記ハンチングの
幅を許容値内に抑えるように、前記位相特性の最適化が
行われている。
【0035】図2に、RCC方式のスイッチング電源装
置の軽負荷時における制御ゆらぎの状態を示す。この図
2の波形は、主スイッチング素子Qのドレイン電圧波形
であり、該波形のローレベル期間は主スイッチング素子
Qのon期間を、ハイレベル期間はoff期間を示す。
前記RCC方式のスイッチング電源装置は、負荷の軽重
に応じてスイッチング周波数が変化する特性があり、特
に軽負荷での動作時には、スイッチング周波数が高くな
り、出力電圧制御に係わる各素子の動作速度が追随せ
ず、負荷量が一定であるにも拘わらず、スイッチング周
期がこの図2に示すように変動する制御ゆらぎが発生す
る。
【0036】一方、図3は、同様に、PWM方式のスイ
ッチング電源装置の軽負荷時における主スイッチング素
子のドレイン電圧の波形図である。PWM方式では、ス
イッチング周期は一定であるけれども、出力電圧の制御
誤差によって、負荷量が一定であるにも拘わらず、多少
制御ゆらぎが存在し、主スイッチング素子のonデュー
ティが一様になっていないことが理解される。特に、無
負荷状態に近い軽負荷時において、参照符αで示すよう
に、主スイッチング素子のon期間であるにも拘わら
ず、その期間が過小のために、ドレイン電圧が0レベル
に到達しない期間が発生する。
【0037】前記ゆらぎ検出回路31の出力特性は、図
4(a)で示すように、無負荷動作状態から負荷が増加
するのに伴って出力電圧レベルが降下するけれども、所
定の屈曲点レベルREFに到達すると、前記負荷の増加
に対して出力電圧レベルが降下しないという非線形特性
を有している。この特性によって、重負荷時には、この
図4(a)において参照符β11で示すような制御ゆら
ぎが生じていても、参照符β12で示す出力にはそれを
検出しない、すなわち前記ゆらぎ成分が現れないように
することができ、一方、軽負荷時には、図4(b)にお
いて参照符β21で示すような制御ゆらぎに対して、そ
れを検出、すなわち出力には参照符β22で示すように
前記ゆらぎ成分が現れるようにすることができる。
【0038】上記非線形特性は、以下のようにして実現
される。2次巻線N2は一定振幅で励振されているけれ
ども、ゆらぎ検出回路31のコンデンサC11から出力
される電圧は、重負荷時のダイオードD11のon時に
おいて、前記平滑コンデンサC1の充電電圧と、巻線N
1,N2の巻数比とによって決定される電圧をピーク値
(負極性の最大値)とする。
【0039】そして、ダイオードD11のon電流が、
2次巻線N2のインダクタンスによって制限されるの
で、出力電力が少ない状態で動作しているときには出力
電力の増加につれて直線的に増加し、コンデンサC11
の充電電圧が上述の2次巻線N2の励振電圧(ピーク
値)付近に到達すると、充電電圧の増加量が減少し、前
記図4に示す非線形特性を示すようになる。ただし、前
記図4の特性は屈曲点で折曲がるデジタル的な理想的な
特性であり、実際には、上記の構成では、それに近似し
た緩やかに折曲がる特性となり、またその特性をアナロ
グ構成で実現するものである。しかしながら、この程度
の誤差は動作上の大きな問題はない。
【0040】前記負荷抵抗R11のない場合は、コンデ
ンサC11の充電電圧が増加する一方となり、所定の機
能を果たすことはできない。また、この負荷抵抗R11
は、2次巻線N2のもう一方の端子に接続しても同様の
機能を果たすことができ、該負荷抵抗R11の抵抗値次
第で、コンデンサC11の放電速度が変化する。したが
って、該負荷抵抗R11の抵抗値を調整することによっ
て、後述の間欠時間を回路動作上の最適値に設定するこ
とができる。
【0041】また、前記コンデンサC10と分圧抵抗R
1,R2の接続点との間に抵抗を介挿するようにしても
よく、この場合、微分回路の出力電圧(コンデンサC1
0の出力電圧)の前記出力電圧情報に対する重畳量を調
整することができる。
【0042】図5は、上述のように構成されるスイッチ
ング電源装置21の動作を説明するための波形図であ
る。図5(a)は、該スイッチング電源装置21の出力
電力量を示す。この波形レベルが高い程、該スイッチン
グ電源装置21が高出力で動作、すなわち長いスイッチ
ング周期で動作していることを表す。また、PWM方式
のスイッチング電源装置では、前記波形レベルが高いこ
とは、大きいデューティで動作していることを表す。な
お、一点鎖線は、図5(a)〜(c)では0レベルを示
し、図5(d)では該スイッチング電源装置21の設定
出力電圧を示し、図5(e)では基準電圧源30による
基準電圧を示す。
【0043】時刻t1以前の一定の重負荷状態で動作し
ている場合、RCC方式の該スイッチング電源装置21
では、図5(f)で示すように一定周期の連続的なスイ
ッチング動作が行われ、またPWM方式の場合は、一定
のonデューティにて連続的なスイッチング動作が行わ
れる。このとき、図5(b)で示すゆらぎ検出回路31
の出力電圧レベルは、前記図4で示す入出特性を参照し
て理解されるように、制御ゆらぎに対するキャンセル機
能によって、リップルの無い負極性の最大電圧レベルと
なっている。
【0044】該スイッチング電源装置21はフライバッ
ク方式であり、またダイオードD11の極性のために、
ゆらぎ検出回路31の出力電圧レベルは、上記のように
負極性となっている。変圧器Nの巻線の極性またはダイ
オードD11の極性が逆になると、前記の制御ゆらぎの
検出結果は、正極性となる。このように該ゆらぎ検出回
路31の出力極性は、必ずしも負極性に設定される必要
はなく、比較回路29の内部に備えられたコンパレータ
の正負の入力端子の、いずれに基準電圧を与えるか等の
回路構成に応じて定められればよい。また、ゆらぎ検出
回路31は、このように高周波である出力電圧の制御ゆ
らぎを検出するものであり、その高周波の成分を検出す
ることができる箇所であれば、他の適当な箇所に設けら
れてもよい。
【0045】さらにまた、重畳手段であるコンデンサC
10および分圧抵抗R1,R2によって前記ゆらぎ検出
回路31の出力電圧の微分演算を行っているけれども、
この微分演算も制御回路26の構成次第で精度良く行う
必要はなく、特別の演算回路を設ける必要はない。すな
わち、このコンデンサC10で直流成分をカットし、次
段に接続するだけで、前記分圧抵抗R1,R2等の次段
の入力抵抗または入力インピーダンスとの間で、微分の
特性(時定数)に差こそあれ、必然的に微分回路が構成
され、制御回路26の構成に合致するものであれば充分
である。
【0046】前記時刻t1以前では、コンデンサC10
での微分出力は0であり、図5(c)で示す該コンデン
サC10の出力電圧は一定であり、図5(e)で示す比
較回路29への入力は、分圧抵抗R1,R2による出力
電圧の分圧値のみとなり、一定となっている。
【0047】この状態から、徐々に軽負荷に移行し、前
記時刻t1において図5(a)で示す出力電力が前記図
4の特性に示す屈曲点レベルREF以下の電力になる
と、図5(b)で示すゆらぎ検出回路31の出力電圧レ
ベルにゆらぎが発生し、コンデンサC10での微分によ
って、その出力は図5(c)で示すように一瞬上昇す
る。この電圧が図5(d)の出力電圧の分圧値に重畳さ
れることで、比較回路29への入力は図5(e)で示す
ようになり、前記一点鎖線に示す基準電源と比較され、
ハイレベルであること、およびその高低差に関する出力
電圧情報がフォトカプラPCを経由して制御回路26に
伝送される。この結果、出力電圧を下げる操作、すなわ
ち出力電力を少なくする操作が行われるので、図5
(b)で示すコンデンサC11の出力電圧がさらに上昇
→図5(c)で示すコンデンサC10の出力電圧がさら
に上昇→図5(e)で示す比較回路29への入力がさら
に上昇→制御回路26がさらに出力電圧を下げる操作…
の動作が連鎖的に短期間に繰返され、この時刻t1で一
瞬にしてスイッチング動作を停止する。
【0048】前記時刻t1でスイッチング動作が停止す
ると、2次側の平滑コンデンサC2に変圧器Nから電力
が補充されず、出力端子27,28を通して負荷側に放
電される一方となって、図5(d)で示す出力電圧は降
下を開始し、前記設定電圧よりも低くなるけれども、後
述する通り、スイッチング停止状態が持続される。
【0049】すなわち、図5(b)で示すゆらぎ検出回
路31の出力電圧レベルは、コンデンサC11の放電に
よって、スイッチング動作の停止動作に対して遅れて、
指数関数的に上昇、すなわち0レベルに近付いてゆく。
また、図5(c)で示すコンデンサC10の出力電圧
も、その充電によって徐々に低下してゆく。このコンデ
ンサC10の出力電圧が、図5(d)で示す出力電圧の
分圧値に重畳されるので、比較回路29の入力電圧は、
図5(e)で示すように、基準電圧よりも高いレベルに
維持され、前述のようにスイッチング停止状態が持続さ
れることになる。
【0050】時間経過に従い、図5(b)で示すように
ゆらぎ検出回路31の出力電圧レベルの上昇度合いが指
数関数的に緩やかになり、図5(c)で示すようにその
微分波形のレベルも降下し、また図5(d)で示す出力
電圧の分圧値も降下し続けているので、これらの信号を
重畳した図5(e)で示す比較回路29の入力信号のレ
ベルも降下し続け、やがて時刻t2で基準電圧の電圧レ
ベルと同一値付近に到達すると、制御回路26は、図5
(f)で示すようにバーストスイッチング動作を開始す
る。
【0051】前記のバーストスイッチング動作の開始に
よって、コンデンサC11の充電が開始され、出力電圧
は指数関数的に立下がりを開始する。このため、コンデ
ンサC10の出力電圧は、電流の方向の変化によって0
レベル以下に一旦立下がった後、上昇を開始する。この
とき、出力電圧の分圧値も上昇を開始するけれども、比
較回路29への入力電圧は基準電圧より低いままであ
り、前記コンデンサC10の出力電圧の立下がりが急峻
で大きいために、制御回路26は出力電力を急激に増加
させるよう制御する。たとえば、RCC方式の場合で、
タイミング制御方式の場合、時刻t2のスイッチング動
作再開時点から長いスイッチング周期で動作を開始し、
PWM方式の場合、大きいonデューティで動作を開始
する。
【0052】その後、コンデンサC11の充電速度が指
数関数的に緩やかになり、コンデンサC10の出力電圧
が徐々に上昇し、一方で出力電圧の分圧値が上昇してい
るので、比較回路29への入力電圧が前記基準電圧と略
等しくなると、その時刻t3で、制御回路26は、該ス
イッチング電源装置21の出力電力を減少させるように
制御する。これによって、ゆらぎ検出回路31の出力電
圧レベルは上昇方向に転じ、コンデンサC10の出力電
圧が上昇→比較回路29への入力電圧が上昇→制御回路
26が該スイッチング電源装置21の出力電力をさらに
減少させるようスイッチ制御する→ゆらぎ検出回路31
の出力電圧レベルがさらに上昇するという動作が一瞬の
期間に繰返され、スイッチング動作は急速に停止する。
以降、時刻t1〜t3と同様の動作によって、バースト
スイッチングが継続される。
【0053】この図5は、通常動作状態(連続スイッチ
ング状態)から徐々に負荷を軽くすることによって、間
欠スイッチング(バーストスイッチング)に切換わる時
の動作を説明するものであるけれども、この図5の状態
よりもさらに負荷が軽い場合には、前記時刻t2〜t3
間のスイッチング動作期間が短縮され、時刻t3〜t4
間のスイッチング停止期間が伸張されることになる。ス
イッチング停止期間の伸張量が、動作期間の短縮量に比
べて多いので、結果的に、時刻t2〜t4間のバースト
スイッチング周期が伸張されることになる。この理由は
以下の通りである。
【0054】すなわち、負荷が軽くなるに従い、スイッ
チング動作期間に2次側平滑コンデンサC2から放出さ
れる電流が少なくなり、該平滑コンデンサC2の電圧が
より急速に上昇するので、比較回路29に入力される分
圧値が基準電圧に到達する時間が短縮され、結果として
スイッチング動作期間が短縮される。また、負荷が軽く
なるに従い、スイッチング停止期間に平滑コンデンサC
2から放出される電流が減少し、その電圧降下が緩やか
になるので、比較回路29に入力される分圧値が基準電
圧まで降下する時間が長くなり、結果としてスイッチン
グ停止期間が伸張される。
【0055】逆に、図5に示すバーストスイッチング状
態から負荷を徐々に大きくすると、スイッチング動作停
止期間に平滑コンデンサC2から負荷に放電する電流が
増加し、該平滑コンデンサC2の電圧降下が急激になる
ので、比較回路29に入力される分圧値が基準電圧まで
降下する時間が短くなり、この結果スイッチング停止期
間が短縮される。また、スイッチング動作期間に平滑コ
ンデンサC2から放出される電流が多くなり、電圧がよ
り緩やかに上昇するので、比較回路29に入力される分
圧値が基準電圧まで到達する時間が伸張され、この結果
スイッチング動作期間が伸張される。
【0056】この状態からさらに負荷が重くなると、ス
イッチング動作期間中に、平滑コンデンサC2から負荷
に放電する電流と、変圧器Nの2次巻線N2からダイオ
ードD1を通して該平滑コンデンサC2に流入する電流
とが等しくなった時点で、通常負荷の連続スイッチング
動作のモードに入る。
【0057】このようにして、本発明のスイッチング電
源装置21では、分圧抵抗R1,R2、基準電圧源3
0、フォトカプラPCおよび比較回路29によって構成
される既存の出力電圧情報のフィードバック系でフィー
ドバックされる出力電圧情報に対して、ゆらぎ検出回路
30で軽負荷状態での制御ゆらぎを検出し、重畳手段で
あるコンデンサC10によってその変動分を抽出して重
畳することで、該制御ゆらぎの成分を制御回路26にフ
ィードバックするので、前記出力電圧情報に何ら影響を
与えることなくフィードバックすることができる。これ
によって、該スイッチング電源装置から電源供給を行う
機器から、その負荷の軽重を表す信号を入力する必要は
なく、簡易な構成で、待機時の省電力化を図ることがで
きる。また、前記のように重負荷時の制御は従来の手法
と同様であり、何ら影響を与えることはない。
【0058】さらにまた、前記重畳手段として、直流カ
ット用のコンデンサC10と、既存の分圧抵抗R1,R
2とで構成される微分回路を用いるので、前記コンデン
サC10を設けただけの簡単な回路で実現することがで
き、また前記ゆらぎ検出回路31も、ダイオードD11
およびコンデンサC11から成る直列回路と、負荷抵抗
R11との簡単な構成で実現することができる。なお、
フィードバックされる出力電圧情報に対して前記のゆら
ぎ成分を重畳しても、図5(d)の平均値が設定出力電
圧と等しければ、何ら問題はない。
【0059】ここで、従来技術の項で述べた以外に、主
スイッチング素子とスイッチング制御回路とを一体化し
たデバイス(通称IPD:インテジェントパワーデバイ
ス)が市販されており、これらの中に軽負荷動作時に間
欠スイッチング動作を行うものもあり、これらを採用し
て待機時に省エネルギな電源を実現することもあるけれ
ども、これらのデバイスは主スイッチング素子部のon
抵抗が高く、本発明のように単独の(専用の)スイッチ
ング素子Qを採用した場合に比べて、重負荷時の電力変
換効率が大幅に低下するという問題と、IPDの価格が
高いという問題がある。本発明は、低コストの専用の主
スイッチング素子Qを使用し、しかも少ない追加部品に
てバーストスイッチング動作を実現するので、低コス
ト、小サイズ、高電力変換効率の電源を実現することが
できる。
【0060】また、たとえば特開2000−34194
5号等のように、補助巻線で2次側負荷を検出する構成
では、変圧器に別途補助巻線が必要になる。さらにま
た、スイッチング電源装置は、通常、軽負荷時には、前
記特開2000−341945号のようなRCC方式で
はスイッチング周期が短くなり、PWM方式ではonデ
ューティが小さくなって、1回当りのスイッチングで送
出する電力量が少なくなるのに対して、本発明では間欠
的に重負荷時と同様のバーストスイッチング動作を行う
ので、1回当りのスイッチングで送出する電力量は重負
荷時と変わらず、スイッチング回数を減少し、省エネル
ギ効果をより一層高めることができる。
【0061】本発明の実施の他の形態について、図6に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0062】図6は、本発明の実施の他の形態のスイッ
チング電源装置41の電気的構成を示すブロック図であ
る。このスイッチング電源装置41は、前述のスイッチ
ング電源装置21に類似し、対応する部分には同一の参
照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべき
は、このスイッチング電源装置41では、ゆらぎ検出回
路42において、前記ダイオードD11と直列に、コン
デンサC11の充電電流を制限する電流制限抵抗R12
が設けられることである。このゆらぎ検出回路42の出
力特性も、前述のゆらぎ検出回路31と同様に、図4で
示す非線形特性に設定される。また、このゆらぎ検出回
路42も、スイッチングに伴う高周波電圧が発生してい
る箇所であれば、いずれの位置に設けられてもよい。
【0063】このようにコンデンサC11の充電時に直
列に電流制限抵抗R12を介在することで、ゆらぎ検出
回路42からの出力電圧の前記出力電圧情報に対する重
畳量(割合)を調整することができる。これによって、
前記図4における屈曲点を調整することができ、前記時
刻t1以前で示す連続スイッチング動作状態から、時刻
t1以降で示す間欠スイッチング動作状態に移行する際
の出力電力のレベルを設定することができる。
【0064】また、このスイッチング電源装置41で
は、前記比較回路29および基準電圧源30に代えてシ
ャントレギュレータ43および抵抗R13が用いられて
おり、シャントレギュレータ43は、その内部に備えら
れる基準電源からの基準電圧と前記コンデンサC10を
介するゆらぎ検出回路42からの出力とを比較し、抵抗
R13を介してフォトカプラPCのフォトダイオードD
2を駆動する。
【0065】本発明の実施のさらに他の形態について、
図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0066】図7は、本発明の実施のさらに他の形態の
スイッチング電源装置51の電気的構成を示すブロック
図である。このスイッチング電源装置51は、前述のス
イッチング電源装置41に類似し、対応する部分には同
一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目
すべきは、このスイッチング電源装置51では、ゆらぎ
検出回路52において、コンデンサC11と並列にツェ
ナダイオードD12が設けられることである。
【0067】このツェナダイオードD12のツエナ電圧
が、前記図4の屈曲点レベルREFのものを使用する
と、該ツエナ電圧を超える電圧がカットされ、前述の理
想特性に近付けることができる。ただし、前記屈曲点の
位置が移動するので、抵抗R11,R12の抵抗値を変
えることで調整すればよい。
【0068】
【発明の効果】本発明のスイッチング電源装置は、以上
のように、ゆらぎ検出手段によって軽負荷状態でのみ制
御ゆらぎを検出し、重畳手段によってその変動分を抽出
し、さらに出力電圧情報に重畳して、定電圧動作を行う
制御手段にフィードバックし、制御手段によってフィー
ドバックされたゆらぎの変動成分から軽負荷状態を判定
して、連続スイッチング動作から間欠的にスイッチング
動作を停止/開始する間欠スイッチング動作に切換え、
また、前記重畳手段を直流カット用のコンデンサと前記
出力電圧情報を作成するために設けられる出力電圧の分
圧抵抗とを備える微分回路で構成し、該微分回路が前記
の制御ゆらぎの交流的な変動成分を抽出し、それを出力
電圧情報に重畳し、さらにまた、前記ゆらぎ検出手段
を、ダイオードおよびコンデンサから成り、変圧器の2
次巻線と並列に設けられる直列回路と、前記コンデンサ
の電荷を放電させる負荷抵抗とを備えて構成する。
【0069】それゆえ、制御手段は制御ゆらぎの変動成
分から軽負荷状態であることを判定することができ、外
部から負荷の軽重を表す信号を入力する必要はなく、簡
易な構成で、待機時の省電力化を図ることができる。
【0070】それゆえ、既存の分圧抵抗に、直流カット
用のコンデンサを設けただけの簡単な回路で実現するこ
とができる。
【0071】それゆえ、出力電力を非線形特性で直流電
圧レベルに変換し、その直流電圧レベルは制御ゆらぎに
よる高周波電圧を検波整流した値を表すことになり、簡
単な構成で、重負荷時のゆらぎ成分を確実にカットし、
軽負荷時のゆらぎ成分のみを検波し、フィードバックす
ることができる。
【0072】また、本発明のスイッチング電源装置は、
以上のように、前記ゆらぎ検出手段に、前記ダイオード
と直列に前記コンデンサの充電電流を制限する電流制限
抵抗をさらに設ける。
【0073】それゆえ、ゆらぎ検出手段からの出力電圧
の前記出力電圧情報に対する重畳量(割合)を調整する
ことができ、前記非線形特性の屈曲点を調整することが
できる。これによって、連続スイッチング動作の状態か
ら間欠スイッチング動作の状態に移行する際の出力電力
のレベルを設定することができる。
【0074】さらにまた、本発明のスイッチング電源装
置は、以上のように、前記ゆらぎ検出手段に、前記コン
デンサと並列にツェナダイオードをさらに設ける。
【0075】それゆえ、ツェナダイオードのツエナ電圧
が前記非線形特性の屈曲点レベルのものを使用すると、
該ツエナ電圧を超える電圧がカットされ、前記非線形特
性を理想特性に近付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のスイッチング電源装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】RCC方式のスイッチング電源装置の軽負荷時
における制御ゆらぎの状態を示す波形図である。
【図3】PWM方式のスイッチング電源装置の軽負荷時
における制御ゆらぎの状態を示す波形図である。
【図4】図1で示すスイッチング電源装置におけるゆら
ぎ検出回路の出力特性を示すグラフである。
【図5】図1で示すスイッチング電源装置の動作を説明
するための波形図である。
【図6】本発明の実施の他の形態のスイッチング電源装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態のスイッチング
電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】典型的な従来技術のスイッチング電源装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
21,41,51 スイッチング電源装置 22 ダイオードブリッジ 23 商用交流 26 制御回路 29 比較回路 30 基準電圧源 31,42,52 ゆらぎ検出回路 43 シャントレギュレータ C1,C2 平滑コンデンサ C10 コンデンサ(重畳手段) C11 コンデンサ D1 ダイオード D11 ダイオード D12 ツェナダイオード D2 フォトダイオード N 変圧器 PC フォトカプラ Q 主スイッチング素子 R1,R2 分圧抵抗 R3 起動抵抗 R11 負荷抵抗 R12 電流制限抵抗 R13 抵抗 TR フォトトランジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される直流電圧をスイッチングする主
    スイッチング素子のスイッチングを、制御手段が、2次
    側からフィードバックされる出力電圧情報に応じて制御
    することで、出力電圧を所望とする値に安定化するよう
    にしたスイッチング電源装置において、 前記制御のゆらぎを検出し、非線形の出力特性によっ
    て、軽負荷動作時にのみその検出出力を送出するゆらぎ
    検出手段と、 前記ゆらぎ検出手段からの出力の変動分のみを抽出する
    処理を行った後、前記出力電圧情報に重畳する重畳手段
    とを含み、 前記制御手段は、フィードバックされたゆらぎの変動成
    分から、軽負荷状態を判定して、連続スイッチング動作
    から間欠的にスイッチング動作を停止/開始する間欠ス
    イッチング動作に切換え、 前記重畳手段は、直流カット用のコンデンサと、前記出
    力電圧情報を作成するために設けられる出力電圧の分圧
    抵抗とを備える微分回路であり、前記ゆらぎ検出手段か
    らの出力が前記コンデンサを介して分圧抵抗の接続点に
    与えられ、比較回路がその接続点の電圧を基準電圧と比
    較することによって前記出力電圧情報を作成し、 前記ゆらぎ検出手段は、変圧器の2次巻線と並列に設け
    られ、誘起電圧が一方の極性であるときにその誘起電圧
    で充電されて対応した直流電圧を出力するダイオードお
    よびコンデンサから成る直列回路と、前記コンデンサの
    電荷を放電させる負荷抵抗とを備えて構成される ことを
    特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】前記ゆらぎ検出手段は、前記ダイオードと
    直列に設けられ、前記コンデンサの充電電流を制限する
    電流制限抵抗をさらに備えることを特徴とする請求項1
    記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】前記ゆらぎ検出手段は、前記コンデンサと
    並列に設けられるツェナダイオードをさらに備えること
    を特徴とする請求項記載のスイッチング電源装置。
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