JP3627534B2 - 音声蓄積装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機と内線電話機の回線交換、及び携帯電話機と音声蓄積装置との接続を行なう交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信技術の進歩に伴い、従来の回線交換型の通信のみならず、パケットによる通信を行なうことも可能となっている。これは、例えば社団法人電波産業会のRCR STD−27(デジタル方式自動車電話システム標準規格)において規定されている。こうした無線通信技術の進歩により、私設網内の情報機器と、携帯電話機などに代表される携帯通信機器との間で、データの送受信を行なうことが可能となっている。
【0003】
一方、私設網内の通信機器と、公衆網における通信機器との間の音声通信を行なうために、ダイヤルインダイヤルサービス、ダイヤルインサービス、あるいは、特開平7−307799号公報などに開示された技術思想がある。こうした技術を用いて、携帯電話機から私設網の構内交換機に接続された内線電話機に対して回線接続を行なうことも可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、携帯電話機から構内交換機に接続された内線電話機に対して回線接続を行なうことはできるが、ダイヤルインダイヤルサービスを使用した場合、回線接続を行なった後にユーザがキーを押下しなければならず、ダイヤルインサービスを使用した場合には、番号の使用料が発生し、特開平7−307799号公報に開示された技術思想を用いた場合には、無線網あるいは公衆網側の改造を必要とするという課題を有していた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、無線網あるいは公衆網側の改造を必要とせずに、入力する電話番号としては内線番号のみで、携帯電話機から構内交換機に接続された内線電話機に対して回線接続を行なうことができる目的の交換システムを提供するものである。また、本発明では、同時に携帯電話機から構内交換機に接続された音声蓄積装置に対する操作性の向上も合わせて目的とする交換システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、第1に、パケット交換による通信をパケット通信および、回線交換による通信を回線交換通信の2種類の通信を少なくとも行なえる無線網と、内線電話機に発信を行なう要求である内線発信要求の出力、及び内線発信要求の応答である内線発信プログラムの入力をパケット通信で行ない、入力された前記内線発信プログラムに基づいて前記回線交換通信を行なう携帯電話機と、携帯電話機とパケット通信を行うゲートウェイと、携帯電話機からゲートウェイを介して入力される内線発信要求から、内線発信プログラムを生成して前記ゲートウェイを介して携帯電話機に出力し、携帯電話機からの回線交換通信による着信によって、内線発信要求に格納されていた情報に基づき内線電話機と携帯電話機の回線接続処理を行なう交換機とを交換システムに備えたものである。
【0007】
これにより、無線網を改造することなく、かつ交換機の電話番号も入力せずに、携帯電話機において内線番号のみを入力すれば、携帯電話機から指定された内線電話機に対して着信を発生させることができるという作用を有する。
【0008】
第2に、交換機と接続される第2の交換機と、第2の交換機に接続される第2の内線電話機と、内線電話機から第2の内線電話機へ発信を行なう際に使用する電話番号と同じ電話番号が内線発信要求で指定されたときに、携帯電話機からの着信先を第2の交換機とする処理を行なう交換機とを備えたものである。
【0009】
これにより、第2の交換機に接続された第2の内線電話機に対して着信を行なうことができるという作用を有する。
【0010】
第3に、携帯電話機とは異なる携帯電話機を第2の携帯電話機とし、内線電話機の転送先として第2の携帯電話機の電話番号を記憶する転送先記憶手段と、転送先記憶手段から第2の携帯電話機の電話番号を取得して内線発信プログラムに格納するプログラム生成手段とを備える交換機と、内線発信プログラムに格納された第2の携帯電話機の電話番号を用いて発信処理を行なう携帯電話機と、携帯電話機と第2の携帯電話機との回線接続処理を行なう無線網とを備えたものである。
【0011】
これにより、内線電話機の転送先として第2の携帯電話機が指定されている場合、携帯電話機において内線電話機に対して内線番号による発信処理を行なった場合、内線発信プログラムに第2の携帯電話機の電話番号が格納されているため、交換機を介さずに、携帯電話機から無線網のみを介して第2の携帯電話機と回線接続処理が行なわれるという作用を有する。
【0012】
第4に、携帯電話機から着信があった時に着信先を問い合わせる要求である着信先要求を出力し、着信先要求の応答である着信先応答に格納されている内線電話機の電話番号に基づき、携帯電話機と内線電話機との回線接続処理を行なう交換機と、ゲートウェイに接続され、携帯電話機からの内線発信要求を受信して内線発信プログラムを生成して出力し、交換機から着信先要求を受信した時には、内線発信要求に格納されている内線電話機の電話番号が格納された着信先応答を生成して交換機に出力する交換機制御装置とを備えたものである。
【0013】
これにより、着信先要求を出力することができる交換機であれば、改造を行なわなくても、携帯電話機において内線番号を指定すれば内線電話機に接続することができるサービスを提供することができるとともに、サービスの内容を変更する場合に交換機の改造を必要としないという作用を有する。
【0014】
第5に、交換機と接続され、携帯電話機に対して、パケット通信を用いてメッセージの一覧情報を送信し、回線交換通信を用いてメッセージの内容を送信する音声蓄積装置又は電子メール蓄積装置が、メッセージを記憶する音声メッセージ記憶手段と、携帯電話機において選択された1個もしくは複数のメッセージを識別するためのメッセージ識別子を含んだ聞き取りプログラムを生成する聞き取りプログラム生成手段と、メッセージ識別子及び携帯電話機においてどのメッセージが聞き取り対象として選択されたという情報とを記憶するメッセージ選択情報記憶手段と、携帯電話機が、聞き取りプログラムに格納されたメッセージ識別子を制御指示信号を用いて送信する制御指示信号送信手段と、制御指示信号送信手段によって入力されたメッセージ識別子に基づき、携帯電話機においてどのメッセージが聞き取り対象として選択されたかを判断して音声メッセージ記憶手段に記憶されているメッセージの再生動作を行なう音声蓄積全体制御手段とを備えたものである。
【0015】
これにより、携帯電話機の画面に表示されたメッセージを選択すれば、メッセージの聞き取りを行なうための電話番号の入力、音声蓄積装置又は電子メール蓄積装置に回線接続した後のメッセージ選択のためのキー操作などを必要とせずに、メッセージの聞き取りを行なうことができるという作用を有する。
【0016】
第6に、交換機に、内線発信要求に格納されている携帯電話機の電話番号を用いて携帯電話機に発信動作を行ない、携帯電話機が応答すると、内線発信要求に格納されている内線電話機の電話番号を用いて内線電話機に発信動作を行なうことにより、携帯電話機と内線電話機との回線接続処理を行なうコールバック制御手段を備えたものである。
【0017】
これにより、携帯電話機から内線電話機に対して回線接続を行なう際、交換機から携帯電話機に対して発信するため、通信費の課金対象を交換機とすることができ、携帯電話機側の回線交換通信による通信費が発生しないという作用を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図25を用いて説明する。
【0019】
(実施の形態1)
以下、図1から図8を用いて実施の形態1について説明する。
【0020】
図1を用いて本実施の形態1の構成について説明する。図1は、本実施の形態1における本発明の構成の一例を表したブロック図である。
【0021】
図1において、101は、携帯電話機である。携帯電話機101は、その転送モードとして、回線交換及びパケット交換の双方を行なうことができる。以下、転送モードが回線交換の場合の通信を回線交換通信、転送モードがパケット交換の場合の通信をパケット通信を呼ぶ。102は、携帯電話機101と無線通信を行なう基地局である。103は、携帯電話機101とパケット通信を行なうゲートウェイである。104は、携帯電話機101と回線交換通信を行なう交換機である。105は、交換機104に接続された内線電話機である。
【0022】
106は、ゲートウェイ103及び交換機104と、携帯電話機101との間の通信を行なう無線網である。無線網106は、回線交換通信とパケット交換通信の双方を行なうことができる。本実施の形態では、無線網106によって、携帯電話機101とゲートウェイ103との間ではパケット通信、携帯電話機101と交換機104との間では回線交換通信を行なうものとする。107は、携帯電話機101と基地局102との無線通信路である。108は、基地局102と無線網106との通信路である。109は、無線網106とゲートウェイ103との通信路である。110は、無線網106と交換機104との通信路である。通信路109及び110は、例えば専用線、ISDN、アナログ回線などで構成される。111は、ゲートウェイ103と交換機104との通信路である。通信路111は、例えばイーサネット、RS232Cなどで構成される。112は、交換機104と内線電話機105との通信路である。
【0023】
次に、図2を用いて携帯電話機101の詳しい構成について説明する。図2は、携帯電話機101の構成の一例を表したブロック図である。
【0024】
図2において、201は、基地局102と無線通信を行なう無線通信手段である。202は、無線通信においてパケット通信を行なうための制御を行なうパケット通信制御手段である。203は、無線通信において回線交換通信を行なうための制御を行なう回線交換通信制御手段である。204は、携帯電話機101から内線番号による発信制御を行なう内線発信制御手段である。205は、内線番号による発信制御を行なう際に、パケット通信によって、携帯電話機101が受信するプログラムを記憶するプログラム記憶手段である。206は、携帯電話機101のユーザインタフェース手段である。ユーザインタフェース手段206は、例えば画面、キー、マイク、スピーカ、ボタンなどから構成される。207は、携帯電話機101全体を制御する携帯電話機全体制御手段である。208は、内線発信の要求を生成する内線発信要求生成手段である。
【0025】
また、図3を用いてゲートウェイ103の詳しい構成について説明する。図3は、ゲートウェイ103の構成の一例を表したブロック図である。
【0026】
図3において、301は、携帯電話機101がパケット通信を行なう時に、通信路109を介して無線網106と通信を行なうパケット網通信手段である。302は、交換機104との通信を行なう交換機通信手段である。303は、ゲートウェイ103全体を制御するゲートウェイ全体制御手段である。
【0027】
さらに、図4を用いて交換機104の詳しい構成について説明する。図4は、交換機104の構成の一例を表したブロック図である。
【0028】
図4において、401は、携帯電話機101が回線交換通信を行なう時に、通信路110を介して無線網106と通信を行なう回線交換網通信手段である。402は、ゲートウェイ103と通信を行なうゲートウェイ通信手段である。403は、内線電話機105と通信を行なう内線電話機通信手段である。404は、携帯電話機101にゲートウェイ103を介して送信するプログラムを生成するプログラム生成手段である。405は、携帯電話機101からゲートウェイ103から入力される情報を記憶する内線発信情報記憶手段である。406は、交換機104全体を制御する交換機全体制御手段である。
【0029】
以下、図5から図8を用いて、実施の形態1における本交換システムの動作について説明する。図5は、本実施の形態1における本交換システムの信号図である。なお、説明を容易にするために、図5に示すように、無線網106をパケット通信を行なうための網と、回線交換通信を行なうための網に分離して、以下、パケット通信を行なうための網をパケット網、回線交換通信を行なうための網を回線交換網と呼ぶ。さらにパケット網は106a、回線交換網は106bと記述する。
【0030】
本実施の形態では、携帯電話機101と内線電話機105との音声通話を実現するために、携帯電話機101の使用者が、内線番号による発信動作を所望していること、及び内線電話機105の内線番号を、携帯電話機のユーザインタフェース手段206を操作して、携帯電話機101に入力する。この際の、使用者の操作は、例えばある特定の電話番号を入力した後、内線電話機105の内線番号を入力する、もしくはユーザインタフェース手段206として内線発信キー(図示しない)を備え、内線発信キーを押下した後、内線電話機105の内線番号を入力する、さらには携帯電話機101で保持している電話帳から指定するなど種々の実現方法があるが、内線番号による発信であることと、その内線番号もしくは内線番号を特定できる情報が、ユーザインタフェース手段206から入力されれば、いずれの方法でも本発明の効果を得ることはできる。
【0031】
ユーザインタフェース手段206から上記の入力が行なわれると、携帯電話機101は、図5の501に示すようにパケット網106aに対して、パケット通信を行なうことを通知したのち、内線番号による発信要求を送信する。以下、この要求を内線発信要求と呼ぶ。以下、この時の携帯電話機101の動作について詳しく説明する。携帯電話機101では、ユーザインタフェース手段206における使用者の操作を携帯電話機全体制御手段207で管理している。
【0032】
この時、使用者が内線発信の所望及びその内線番号を入力すると、携帯電話機全体制御手段207では、その入力された情報を内線発信制御手段204に出力する。内線発信制御手段204では、内線発信要求生成手段208において生成された内線発信要求を、携帯電話機全体制御手段207に出力する。さらに、携帯電話機全体制御手段207からパケット通信制御手段202、及び無線通信手段201を介して携帯電話機101から、無線通信によって内線発信要求は送信されることとなる。この内線発信要求の一例を図6に示す。図6において、フィールド601には、交換機104のアドレスが格納される。フィールド602には、携帯電話機101のアドレスが格納される。フィールド603には、携帯電話機101からの要求が内線発信要求であることを示す内線発信要求識別子が格納される。フィールド604には内線電話機105の内線番号が格納される。フィールド605は、携帯電話機101の電話番号が格納される。なお、フィールド601及び602に格納されるアドレスは、パケット網106aを介して、携帯電話機101とゲートウェイ103との通信を行なえるようにするためのものであり、例えばIPアドレスなどが例として上げられる。この内線発信要求に対応した、フィールド601に格納すべき交換機104のアドレスは、内線発信制御手段204において管理している。
【0033】
パケット網106aでは、502に示すように、携帯電話機101から送信された内線発信要求を、ゲートウェイ103に送信する。これは、パケット網106aにおいて、図6におけるフィールド601のアドレスから、携帯電話機101から受信した内線発信要求をゲートウェイ103に出力する判断を行なうことによって実現される。
【0034】
ゲートウェイ103では、503に示すよう、パケット網106aから入力された内線発信要求を、交換機104に出力する。以下、この時の、ゲートウェイ103の動作を詳しく説明する。ゲートウェイ103では、パケット網通信手段301において、パケット網106aから、内線発信要求を入力すると、それをゲートウェイ全体制御手段303に出力する。ゲートウェイ全体制御手段303では、図6におけるフィールド601のアドレスから、入力された内線発信要求を交換機104に出力する判断を行ない、交換機通信手段302を介して、交換機104に出力する。
【0035】
交換機104では、ゲートウェイ103から内線発信要求を入力すると、504に示すように、携帯電話機101に対して内線発信を行なうためのプログラムを出力する。以下、このプログラムを内線発信プログラムと呼ぶ。この、内線発信プログラムを出力するまでの交換機104の動作について、以下、詳しく説明する。交換機104では、ゲートウェイ通信手段402において、ゲートウェイ103から内線発信要求を入力すると、それを交換機全体制御手段406に出力する。交換機全体制御手段406では、入力された内線発信要求をプログラム生成手段404に出力し、プログラム生成手段404において内線発信プログラムが生成される。この内線発信プログラムの一例を図7に示す。図7において、フィールド701には、携帯電話機101のアドレスが格納される。このフィールド701に格納されるアドレスは、図6におけるフィールド602に格納されていた携帯電話機101のアドレスとなる。フィールド702には、携帯電話機101への応答が内線発信プログラムであることを示す内線発信プログラム識別子が格納される。フィールド703には、内線電話機105へ接続するために、携帯電話機101が発信する電話番号が格納される。
【0036】
以下、このフィールド703に格納される電話番号を受付外線番号と呼ぶ。フィールド704には、その他の付加情報が格納される。付加情報とは例えば、携帯電話機101の画面に対して、内線電話機105との接続を行なう旨の表示をする、などの例が上げられる。なお、この受付外線番号として指定できる外線番号は1個だけではなく、交換機104に対して回線接続が行なわれるような電話番号であれば複数の番号を使用してもよく、この際、携帯電話機によって使用する受付外線番号を変え、各受付外線番号ごとの着信の履歴を取ることにより、例えば課金を行なうための情報とするような使用方法が存在する。
【0037】
プログラム生成手段404では、内線発信プログラムを生成すると、次に、内線発信情報記憶手段405に、携帯電話機101と内線電話機105との接続を行なうために必要な情報を記憶させる。この内線発信情報記憶手段405において記憶させる情報の一例を図8に示す。図8において、フィールド801には、受付外線番号が格納される。フィールド802には、携帯電話機101の電話番号が格納される。フィールド803には、内線電話機105の内線番号が格納される。フィールド804には、内線発信要求を受け付けた時刻である要求受付時刻が格納される。内線発信情報記憶手段405では、内線発信要求毎に、図8に示した情報を持つこととなる。
【0038】
以上の内線発信情報記憶手段405における記憶処理が終了すると、プログラム生成手段404から交換機全体制御手段406、ゲートウェイ通信手段402を介して、図7に示したような内線発信プログラムが、図5の504に示したようにゲートウェイ103に出力されることとなる。
【0039】
ゲートウェイ103では、505に示すよう、交換機104から入力された内線発信プログラムを、パケット網106aに出力する。これは、ゲートウェイ103において、交換機通信手段302を介してゲートウェイ全体制御手段303に入力された内線発信プログラムの、図7におけるフィールド701に格納された携帯電話機101のアドレスから判断して、パケット網通信手段301に出力することにより実現される。
【0040】
パケット網106aでは、506に示すように、ゲートウェイ103から送信された内線発信プログラムをを、基地局102を介して携帯電話機101に送信する。これは、パケット網106aにおいて、図7におけるフィールド701のアドレスから、ゲートウェイ103受信した内線発信プログラムを携帯電話機101に送信する判断を行なうことによって実現される。
【0041】
携帯電話機101では、内線発信プログラムを受信すると、内線発信プログラムの図7に示すフィールド703に格納された受付外線番号を用いて、507に示すように回線交換網に対して発信動作を行なう。以下、この時の携帯電話機101の動作を詳しく説明する。無線通信手段201、パケット通信制御手段202を介して、携帯電話機全体制御手段207に入力された内線発信プログラムは、内線発信制御手段204に出力される。内線発信制御手段204では、入力された内線発信プログラムをプログラム記憶手段205に記憶し、その記憶されたプログラムに基づいて、処理を開始する。本実施の形態では、内線発信プログラムを、フィールド703に格納された受付外線番号への回線交換通信を開始することを示している例を用いている。このため、内線発信制御手段204は、携帯電話機全体制御手段207に対して、受付外線番号への発信を要求し、その要求に基づき、回線交換通信制御手段203、無線通信手段201を介して、回線交換網106bに対して、受付外線番号による発信動作を行なうこととなる。
【0042】
回線交換網106bでは、携帯電話機101からの受付外線番号による発信に基づいて、508に示すように、交換機104に対して、接続要求を出力するとともに、発信者の電話番号を通知する。この際、発信者の電話番号は携帯電話機101の電話番号となる。
【0043】
交換機104では、回線交換網106bからの接続要求を入力すると、509に示すように、内線電話機105へ着信通知を出力する。この時の交換機104の動作について、以下詳しく説明する。交換機104では、回線交換網106bからの接続要求を回線交換網通信手段401において入力すると、通知される携帯電話機101の電話番号とともに、接続要求を交換機全体制御手段406に出力する。交換機全体制御手段406では、内線発信情報記憶手段405に携帯電話機101の電話番号が記憶されているかどうかを検索する。つまり、図8のフィールド801の値が、回線交換網106bから入力された発信者の電話番号と同じ値をもつものを検索し、同じ値を持っている場合、そのフィールド803の値に格納されていた、内線番号を交換機全体制御手段406は取得することができる。これにより、交換機全体制御手段406は、内線電話機通信手段403を介して、内線電話機105を着信状態にすることができる。
【0044】
その後、内線電話機105が着信に応答すると、交換機全体制御手段406が、回線交換網通信手段401と内線電話機通信手段403を制御して、携帯電話機101と内線電話機105との回線接続を行なう。これにより、携帯電話機101と内線電話機105との間で、音声通話が実現される。
【0045】
以下、具体的な例をあげて、本実施の形態における本発明の動作について説明する。以下に示す内容に基づき説明する。なお、以下の電話番号における”−”という記号は、説明をわかりやすくするために表記しており、実際に携帯電話機の使用者が入力を行なうものではない。
・携帯電話機101の電話番号:010−111−2222
・内線電話機105の内線番号:1000
・受付外線番号:03−5000−1000
・携帯電話機101における内線発信:内線キー押下
携帯電話機101の使用者は、始めに内線キーを押下した後、内線番号”1000”を入力する。これにより、携帯電話機101からパケット網106a、ゲートウェイ103を介して、交換機104に、内線電話機105の内線番号”1000”、携帯電話機101の電話番号”010−111−2222”が通知されることとなる。交換機104では、これらの情報を記憶し、携帯電話機101に対して、受付外線番号”03−5000−1000”に発信する内線発信プログラムを出力する。
【0046】
携帯電話機101では、内線発信プログラムに基づき、受付外線番号”03−5000−1000”に発信する。これにより、回線交換網106bから交換機104に接続要求が発生するが、この際、回線交換網106bから交換機104に携帯電話機101の電話番号”010−111−2222”が出力される。これにより、交換機104では、記憶していた携帯電話機101の電話番号”010−111−2222”に対応する内線電話機105の内線番号”1000”を取得することができるため、受付外線番号”03−5000−1000”への着信先を内線電話機105に指定することができ、この結果、携帯電話機101と内線電話機105との間の回線接続処理を行なうことができるのである。
【0047】
なお、上記の本実施の形態の説明では、図8におけるフィールド804の要求受付時刻について、説明を行なわなかったが、これは、交換機104の内線発信記憶手段405に記憶している情報の有効期間を示すものとなる。つまり、例えば携帯電話機101の使用者が何らかの理由で内線発信をとりやめた場合など、携帯電話機101から外線受付番号への接続が発生しなかった場合に、一定時間の後に、内線発信記憶手段405に記憶している情報を削除することができるのである。このためフィールド804に格納する値は、要求受付時刻ではなく、記憶している情報の有効時間などでも同様の効果を得られることは、容易に類推できる。
【0048】
以上、本実施の形態1に示したように、本交換システムは、パケット交換による通信であるパケット通信、及び回線交換による通信である回線交換通信との2種類の通信を行なえる無線網と、ゲートウェイと、内線電話機と、内線電話機に発信を行なう要求である内線発信要求の出力、及び内線発信要求の応答である内線発信プログラムの入力をパケット通信で行ない、入力された内線発信プログラムに基づいて回線交換通信を行なう携帯電話機と、携帯電話機からゲートウェイを介して入力される内線発信要求から、内線発信プログラムを生成してゲートウェイを介して携帯電話機に出力し、携帯電話機から回線交換通信による接続要求によって、内線発信要求に格納されていた情報に基づき内線電話機と携帯電話機の回線接続処理を行なう交換機とを設けたものである。
【0049】
これにより、本発明では、以下の4つの効果を得ることができる。
1つめは、携帯電話機において内線番号を入力することによって、特定の内線電話機との通話を行なうことができることである。一般に複数の内線電話機に対して、1つの外線番号が割り当てられることが多いため、外線番号を入力するだけでは、ある特定の内線電話機に対して直接発信を行なうことはできない。しかしながら、本発明では、複数の内線電話機に対して、1つの外線番号が割り当てられているシステムでも、直接ある特定の内線電話機に対して発信を行なうことができる。
【0050】
2つめは、内線電話機との通話を実現するために、無線網の改造を必要としないことである。本発明では、パケット通信によって、内線電話機の電話番号と携帯電話機の電話番号を交換機に通知して、交換機で記憶することにより、携帯電話機からの回線接続の際に、通知される発信者番号から該当する内線番号を持つ内線電話機に接続しており、無線網側の改造は行なわれていない。
【0051】
3つめは、交換機に割り当てられた回線交換通信の電話番号は、交換機から携帯電話機に通知されるため、携帯電話機の使用者が、交換機に割り当てられた回線交換通信のための電話番号を知らなくても、該当する内線電話機が接続されている交換機と通信を行なうことができることである。
【0052】
4つめは、交換機に割り当てられた回線交換通信のための電話番号を含んだ内線発信プログラムを交換機から携帯電話機に出力し、携帯電話機がその内線発信プログラムに従って、回線交換通信のための電話番号への発信動作を行なうため、携帯電話機の使用者が交換機に割り当てられた電話番号を入力する必要がなく、ユーザインタフェースが向上されることである。
【0053】
なお、本実施の形態における無線網とは、自営網、公衆網いずれでも同様の効果を得られることは容易に類推できる。また、無線網におけるパケット交換通信は、パケット交換のための独立した無線網だけでなく、回線交換通信の制御チャネルや、ユーザ−ユーザ間のための通信チャネルを使用しても、同様の効果を得ることができることは、容易に類推できる。
【0054】
また、本実施の形態では、内線電話機105が使用中の場合の動作について説明を行なわなかったが、内線発信プログラムによって、携帯電話機101に対して内線電話機105が使用中であることを通知することは容易に実現することができる。また、この際に、図7のフィールド704に示した付加情報フィールドに、携帯電話機101の使用者がとり得る手段を表示する、例えば、内線電話機105が未使用になったときに携帯電話機に通知する、あるいは、内線電話機105側から携帯電話機101に発信するなどといった手段を選択できるようなプログラムを格納することも容易に実現することができる。
【0055】
また、本実施の形態では、安全性を高めるために、交換機で、携帯電話機の電話番号から、その携帯電話機に対して内線発信プログラムを送るかどうかの判断を行なうことができることは、容易に類推できる。
【0056】
また、本実施の形態では、交換機に割り当てられた回線交換通信のための電話番号を、内線発信を行なうためだけの電話番号とすることにより、直接その電話番号に発信しても、交換機では回線交換動作を行なわず、安全性を高めることができることも容易に類推できる。
【0057】
また、本実施の形態1では、携帯電話機からの内線発信要求を受信したときに、受付外線番号を決定しているため、携帯電話機が複数の回線交換通信を行なえるようにした場合でも、同じ携帯電話機から2つ以上の要求があった場合には、異なる受付外線番号を格納した内線発信プログラムを生成して携帯電話機に送信することにより、同一の携帯電話機から複数の回線交換通信による着信があっても、その受付外線番号によって識別することができることは容易に類推できる。
【0058】
さらに、本実施の形態1では、携帯電話機からの回線交換通信時に、携帯電話機の発信者番号により、携帯電話機と内線発信要求との対応関係を取得したが、これは、交換機が内線発信要求を入力した時に、その内線発信要求に対応する要求識別子を生成して内線発信プログラムに格納して携帯電話機に送信し、携帯電話機が回線交換通信を行なう際に、要求識別子をサブアドレス番号、ユーザユーザ情報、PB信号などの方法を用いて交換機に通知することによっても、携帯電話機と内線発信要求との対応関係を取ることができることは容易に類推できる。
【0059】
さらに、本実施の携帯1では、携帯電話機が内線発信プログラムによって、交換機に回線交換通信を行なったが、これは交換機が内線発信要求を入力した時に、交換機から携帯電話機に対して発信動作を行ない、その後内線電話機に着信動作を行なうことによる回線接続処理でも、内線番号を指定することにより、内線電話機に接続することができるという本発明の効果を得ることができることは容易に類推できる。
【0060】
(実施の形態2)
以下、図9及び図10を用いて実施の形態2について説明する。
【0061】
実施の形態2と実施の形態1との相違点は、交換機104と専用線で接続された第2の交換機に接続された第2の内線電話機と、携帯電話機101が回線接続を行なえることである。
【0062】
以下、図9を用いて実施の形態2の構成について説明する。図9は、本実施の形態2における本発明の構成の一例を表したブロック図である。
【0063】
図9において、901から912までは、実施の形態1における図1の101から112までと同じため、説明を省略する。
【0064】
913は、交換機904と専用線によって接続された第2の交換機である。914は、第2の交換機913に接続された第2の内線電話機である。915は、交換機904と第2の交換機913とを接続する専用線である。916は、第2の交換機913と第2の内線電話機914との通信路である。
【0065】
次に、図10を用いて実施の形態2における交換機904の詳しい構成について説明する。図10は、交換機904の構成の一例を表したブロック図である。
【0066】
図10において、1001から1006は、実施の形態1における図4の401から406と同じため説明を省略する。1007は、第2の交換機913と専用線による通信を行なうための専用線通信手段である。
【0067】
以下、実施の形態2における本交換システムの動作について説明する。
実施の形態2における交換機904は、第2の交換機913と専用線によって通信を行なうことができる。このため、携帯電話機901から第2の交換機913に接続された第2の内線電話機914の内線番号が指定された場合、携帯電話機901から回線交換通信が発生した時に、実施の形態1のように、内線電話機906に接続するのではなく、専用線通信手段1007及び、専用線915を介して、第2の交換機913と接続する。また、第2の交換機913では、専用線915を介して、入力された接続要求に基づいて、第2の内線電話機914との接続動作を行なうため、この結果、携帯電話機901と第2の内線電話機914との回線接続が行なえるのである。
【0068】
以下、具体的な例をあげて、本実施の形態における本発明の動作について説明する。以下に示す内容に基づき説明する。
・携帯電話機901の電話番号:010−111−2222
・内線電話機905の内線番号:8−56−789
・受付外線番号:03−5000−1000
・携帯電話機901における内線発信:内線キー押下
携帯電話機901の使用者は、始めに内線キーを押下した後、内線番号”8−56−789”を入力する。これにより、携帯電話機901からパケット網906a、ゲートウェイ903を介して、交換機904に、内線電話機905の内線番号”8−56−789”、携帯電話機901の電話番号”010−111−2222”が通知されることとなる。交換機904では、これらの情報を記憶し、携帯電話機901に対して、受付外線番号”03−5000−1000”に発信する内線発信プログラムを出力する。
【0069】
携帯電話機901では、内線発信プログラムに基づき、受付外線番号”03−5000−1000”に発信する。これにより、回線交換網906bから交換機904に接続要求が発生するが、この際、回線交換網906bから交換機904に携帯電話機901の電話番号”010−111−2222”が出力される。これにより、交換機904では、記憶していた携帯電話機901の電話番号”010−111−2222”に対応する内線番号”8−56−789”を取得することができる。この際、”8”が専用線による接続、”56”が第2の交換機913への接続となるよう、番号を設定しておくことにより、携帯電話機901への着信先を第2の交換機913に接続された第2の内線電話機914にすることができる。
【0070】
なお、第2の交換機913の動作については、内線電話機906から第2の内線電話機914に対して発信を行なう際に、内線電話機906から内線番号”8−56−789”を入力した時と同様の動作となるため、説明を省略した。
【0071】
以上、本実施の形態2に示したように、本交換システムは、第2の交換機と、第2の交換機に接続された第2の内線電話機と、第2の交換機と専用線によって、通信を行なう交換機とを設けたものである。
【0072】
これにより、本発明では、以下の2つの効果を得ることができる。
1つめは、交換機とは異なる第2の交換機に接続された第2の内線電話機に対しても、携帯電話機において内線番号を指定することにより、回線接続を行なうことができることである。
【0073】
2つめは、携帯電話機と第2の内線電話機が回線接続を行なう際に、無線網が公衆網の場合、公専接続になり、通話料を軽減することができることである。
【0074】
なお、本実施の形態2において、無線網906と第2の交換機913との間で、回線交換通信を行なえるようにし、交換機904から携帯電話機901に対して通知する受付外線番号を、第2の交換機913の回線接続を行なうための番号とすることも、容易に実現することができる。さらに、携帯電話機901の位置に関する情報を交換機904に通知することにより、その位置情報に基づいた回線交換を行なうための通信料を判断して、携帯電話機901が回線接続する交換機を、交換機904とするか第2の交換機913とするかを、交換機904が決定することができることも容易に類推できる。
【0075】
(実施の形態3)
以下、図11から図13を用いて実施の形態3について説明する。
【0076】
実施の形態3と実施の形態1との相違点は、無線網に接続して通信を行なうことができる携帯電話機が2台存在することである。
【0077】
以下、図11を用いて実施の形態3の構成について説明する。図11は、本実施の形態3における本発明の構成の一例を表したブロック図である。
【0078】
図11において、1101から1112までは、実施の形態1における図1の101から112までと同じため、説明を省略する。
【0079】
1113は、無線網1106と通信を行なうことができる第2の携帯電話機である。1114は、第2の携帯電話機1113と基地局1102との無線通信路である。なお、第2の携帯電話機1113が利用する基地局は、携帯電話機1101が使用する基地局と異なるものであっても本発明の効果が得られるが、説明を容易にするために、実施の形態3では同一の基地局1102を使用するものとする。
【0080】
次に、図12を用いて実施の形態3における交換機1104の詳しい構成について説明する。図12は、交換機1104の構成の一例を表したブロック図である。
【0081】
図12において、1201から1206は、実施の形態1における図4の401から406と同じため説明を省略する。1207は、内線電話機1105が、不在転送設定などにより、内線電話機1105への着信の転送先を記憶する転送先記憶手段である。
【0082】
以下、実施の形態3における本交換システムの動作について説明する。
始めに、実施の形態3における本発明の動作の説明を容易にするために、実施の形態3における本発明のシステムが保有する機能について簡単に説明する。 実施の形態3において、本発明のシステムは、内線電話機1105への着信があった場合に、その着信を第2の携帯電話機1113に転送することができる。この転送は、例えば内線電話機1105への着信が一定時間発生しているにもかかわらず、応答をしない場合に転送動作を行なう不応答転送や、内線電話機1105に対して不在であることを設定すると、その後着信があった場合には転送動作を行なう不在転送などのサービスで用いられるものである。これは、交換機1104の転送先記憶手段1207において第2の携帯電話機1113の電話番号を記憶することにより実現される。つまり、内線電話機1105に対して第2の携帯電話機1113への転送を行なう設定した後は、交換機1104において、内線電話機1105への着信があることを交換機全体制御手段1206が検出すると、交換機全体制御手段1206は転送先記憶手段から第2の携帯電話機1113の電話番号を取得し、回線交換網通信手段1201を介して第2の携帯電話機1113に対して発信を行なう動作をするのである。
【0083】
以下、実施の形態3における本交換システムの動作について詳しく説明する。本実施の形態3では、内線電話機1105において、上記に示したような転送設定が行なわれている場合、本発明の実施の形態1において述べた、携帯電話機1107から内線電話機1105の内線番号を指定して発信動作を行なった場合、携帯電話機1107から無線網1106のみを介し第2の携帯電話機1113に対して発信動作を行なうことになる。以下、具体的な動作を図13を用いて説明する。
【0084】
図13は実施の形態3における本発明の動作を表す信号図である。図13における1301から1307は、実施の形態1における図5に示した501から507までの信号と同じ意味を持つものである。ただし、1304、1305、1306によって、交換機1104から携帯電話機1107に送信される内線発信プログラムの中に、第2の携帯電話機1113の電話番号が格納される。これは、1303に示した内線電話機1105への内線発信要求を交換機1104が受信した時に、プログラム生成手段1204が転送先記憶手段1207から第2の携帯電話機1113の電話番号を取得し、実施の形態1で示した内線発信プログラムの一例を示した図7のフィールド703に格納することにより実現される。
【0085】
携帯電話機1107において、上記に示したような内線発信プログラムを受信すると、実施の形態1と同様に携帯電話機1107において、フィールド703に格納されている電話番号を用いて無線網1106へ発信動作を行なう。この時、指定されている電話番号が第2の携帯電話機1113の番号となるため、図13の1308に示すように、交換機1104を介さず、直接無線網1106から第2の携帯電話機1113へ着信が発生することとなる。
【0086】
以上、本実施の形態3に示したように、本交換システムは、第2の携帯電話機と、内線電話機の転送先を記憶する転送先記憶手段を備える交換機とを設けたものである。
【0087】
これにより、本発明では、以下の2つの効果を得ることができる。
1つめは、内線電話機の転送先として第2の携帯電話機が指定されている場合に、携帯電話機と第2の携帯電話機は交換機を介さずに接続されることとなるため、交換機を介して接続する場合に比べて通話料を安くすることができることである。
【0088】
2つめは、内線発信プログラムに第2の携帯電話機の電話番号が格納されているため、携帯電話機では、内線発信プログラムに格納されている電話番号に発信動作を行ないさえすれば、交換機を介さず第2の携帯電話機に発信することとなり、携帯電話機において実施の形態1で示した動作を同じ動作を行なうことで、交換機を介さずに第2の携帯電話機に接続することができることである。
【0089】
(実施の形態4)
以下、図14から図17までを用いて実施の形態4について説明する。
【0090】
実施の形態4と実施の形態1との構成上の相違点は、交換機を制御する交換機制御装置を備えることである。
【0091】
以下、図14を用いて実施の形態4の構成について説明する。図14は、本実施の形態4における本発明の構成の一例を表したブロック図である。
【0092】
図14において、1401から1410、及び1412は、実施の形態1における図1の101から110、及び112と同じため、説明を省略する。
【0093】
1413は、交換機1404を制御する交換機制御装置である。1414は、交換機1404と交換機制御装置1413との通信路である。通信路1414は、例えばイーサネット、RS232Cなどで構成される。また、実施の形態4では、1411は、ゲートウェイ1403と交換機制御装置1413との通信路となる。通信路1411は、例えばイーサネット、FDDIなどで構成される。
【0094】
次に、図15を用いて実施の形態4における交換機1404の詳しい構成について説明する。図15は、交換機1404の構成の一例を表したブロック図である。
【0095】
図15において、1501は回線交換網通信手段であり、実施の形態1における図4の401と同じものである。1502は、交換機制御装置1413と通信を行なう交換機制御装置通信手段である。1503は、内線電話機通信手段であり、実施の形態1における図4の403と同じものである。1504は、交換機1404に対して着信があった時に、交換機制御装置1413に対して発行する、着信に対する着信先を決定する要求である着信先要求を生成する着信先要求生成手段である。1505は、交換機1404全体を制御する交換機全体制御手段である。
【0096】
また、図16を用いて交換機制御装置1413の詳しい構成について説明する。図16は、交換機制御装置1413の構成の一例を表したブロック図である。
【0097】
図16において、1601はゲートウェイと通信を行なうゲートウェイ通信手段である。1602は、交換機と通信を行なう交換機通信手段である。1603は、プログラム生成手段であり、実施の形態1における交換機104に備えられたプログラム生成手段404と同様の機能を持つものである。1604は、内線発信情報記憶手段であり、実施の形態1における交換機104に備えられた内線発信情報記憶手段405と同様の機能を持つものである。1605は、交換機1404から送られてくる着信先要求に対する応答を生成する着信先応答生成手段である。1606は、交換機制御装置1413全体を制御する制御装置全体制御手段である。
【0098】
なお、ゲートウェイ1403の詳しい構成については、実施の形態1の図3において示した交換機通信手段302が、交換機制御装置1413と通信するための手段に変更されればよいことは簡単に類推できるため、説明を省略する。
【0099】
以下、実施の形態4における本交換システムの動作について、図17を用いて説明する。図17は実施の形態4における本発明の動作を表す信号図である。
【0100】
はじめに動作の概要を説明する。本実施の形態4では、内線発信要求を受信して内線発信プログラムを生成するのは、交換機制御装置1413となる。また、内線発信プログラムに基づいて携帯電話機1401から交換機1404に対して着信があった場合、交換機1404から交換機制御装置1413に対して着信先要求を出力し、交換機制御装置1413から着信先応答として内線電話機1405の内線番号を通知してもらい、その内線番号に基づいて携帯電話機1401からの着信先が内線電話機1405となるのである。
【0101】
以下、詳しく説明する。
図17の1701から1708までの信号の内容は、実施の形態1における図5の501から508までと同じである。ただし、内線発信要求は、1703に示すようにゲートウェイ1403から交換機制御装置1413に出力される。これは、実施の形態1の図6におけるフィールド601が、交換機1404のアドレスではなく、交換機制御装置1413のアドレスが格納されることにより実現される。交換機制御装置1413では、内線発信要求を入力すると、プログラム生成手段1603において内線発信プログラムを生成するととともに、必要な情報を内線発信情報記憶手段1604において記憶する。これらの動作は、実施の形態1における交換機104のプログラム生成手段404、及び内線発信情報記憶手段405の動作から容易に類推できるため、説明を省略する。
【0102】
内線発信プログラムに従い携帯電話機1401から無線網1406を介して、交換機1404に着信があると、交換機1404は、1709に示すようにその着信先を問い合わせる要求である着信先要求を、交換機制御装置1413に出力する。これは、回線交換網通信手段1501において着信があったことを交換機全体制御手段1505が判断し、着信先要求生成手段1504に対して着信先要求を生成して、交換機制御装置通信手段1502を介して出力することにより実現される。この着信先要求には、無線網1406から交換機1404に対して発信者番号として通知される携帯電話機1401の電話番号が格納される。
【0103】
交換機制御装置1413では、1709に示した着信先要求を受信すると、内線電話機1405の電話番号が格納された着信先応答を、1710に示すように、交換機1404に出力する。これは、着信先応答生成手段1605が、交換機通信手段1602、制御装置全体制御手段1606を介して着信先要求を入力し、内線発信情報記憶手段1604において記憶している内線電話機105の内線番号を、着信先要求に含まれている携帯電話機の電話番号から検索して取得したのち、着信先応答を生成して、ゲートウェイ通信手段1601を介して出力することにより実現される。内線発信情報記憶手段1604においては、実施の形態1で示した図8のような情報を記憶しているため、携帯電話機1401の電話番号から、内線電話機1405の内線番号を取得できるのである。
【0104】
交換機1404では、1710に示した着信先応答に基づき、1708に示した携帯電話機1401からの着信先を、1711に示すように内線電話機1405への着信とすることにより、携帯電話機1401から内線番号をしていることにより内線電話機1405への着信、接続を実現することができるのである。
【0105】
上記において説明を行なわなかったが、無線網1406から交換機1404に対して着信が発生した時に、交換機1404から交換機制御装置1413に対して着信先要求の発行するかどうかは、あらかじめ交換機1404で設定を行なうことにより実現することができる。また、1703に示した内線発信要求を入力した後に、内線発信プログラムに格納する外線受付番号、つまり図7に示したフィールド703に格納する値の電話番号に対して着信があった場合には、着信先要求を発行してもらう要求を交換機制御装置1413から交換機1703に対して出力することによっても実現できることは容易に類推ができる。
【0106】
以上、本実施の形態4に示したように、本交換システムは、着信先要求生成手段を備える交換機と、プログラム生成手段、内線発信情報記憶手段、着信先応答手段を備える交換機制御装置とを設けたものである。
【0107】
これにより、本発明では、以下の2つの効果を得ることができる。
1つめは、内線発信プログラムを生成するのが、交換機制御装置となるため、内線発信プログラムの変更、例えば画面表示などのサービスの追加を行なう場合に、交換機の変更を行なわなくてよいことである。
【0108】
2つめは、交換機と交換機制御装置との間の通信は、例えば ECMA(European Computer ManufacturersAssociation)のCSTA(Computer Supported Telecommunication Applications)に規定されているようなCTI技術によって容易に実現することができるため、CTI機能を有する交換機の場合には、本発明を実現する時に交換機の改造を必要としないということである。
【0109】
(実施の形態5)
以下、図18から図22までを用いて実施の形態5について説明する。
【0110】
図18を用いて本実施の形態5の構成について説明する。図18は、本実施の形態5における本発明の構成の一例を表したブロック図である。
【0111】
図18において、1801から1804、及び1806から1811までは、実施の形態1における101から104、及び106から111までと同じであるため、説明を省略する。1805は、音声メッセージを蓄積する音声蓄積装置である。この音声メッセージとしては、留守番電話に吹き込まれた音声や、電話による会話を録音したものなどが例としてあげられる。1812は、交換機1804と音声蓄積装置1805との音声の通信路である。1813は、ゲートウェイ1803と音声蓄積装置1805との通信路である。
【0112】
次に、図19を用いて、音声蓄積装置1805の詳しい構成について説明する。図19は、音声蓄積装置1805の構成の一例を表したブロック図である。
【0113】
図19において、1901は、交換機1804と通信を行なう音声蓄積交換機通信手段である。1902は、ゲートウェイ1803と通信を行なう音声蓄積ゲートウェイ通信手段である。1903は、携帯電話機1801の使用者が、聞き取りを行なうために選択したメッセージがどれかを記憶するメッセージ選択情報記憶手段である。1904は、聞き取りを行なうために携帯電話機1801に出力するプログラムを生成する聞き取りプログラム生成手段である。1905は、メッセージを格納している音声メッセージ記憶手段である。1906は、音声蓄積装置1805全体を制御する音声蓄積全体制御手段である。
【0114】
さらに、図20を用いて、携帯電話機1801の詳しい構成について説明する。図20は、携帯電話機1801の構成の一例を表したブロック図である。
【0115】
図20において、 2001は、基地局1802と無線通信を行なう無線通信手段である。2002は、無線通信においてパケット通信を行なうための制御を行なうパケット通信制御手段である。2003は、無線通信において回線交換通信を行なうための制御を行なう回線交換通信制御手段である。2004は、携帯電話機1801から音声蓄積装置1805が提供するサービスを受けるための制御を行なうサービス実行制御手段である。2005は、音声蓄積装置1805のサービスを受けるために、パケット通信によって、携帯電話機1801が受信するプログラムを記憶するプログラム記憶手段である。2006は、携帯電話機1801のユーザインタフェース手段である。ユーザインタフェース手段2006は、例えば画面、キー、マイク、スピーカ、ボタンなどから構成される。2007は、携帯電話機1801全体を制御する携帯電話機全体制御手段である。2008は、音声蓄積装置1805に対してサービスの提供を要求する種々のサービス要求を生成するサービス要求生成手段である。2009は、携帯電話機1801からPB信号(制御指示信号)を送信する制御を行なうPB信号送信制御手段(制御指示信号送信手段)である。
【0116】
以下、図21及び図22を用いて本交換システムの、実施の形態5における動作について説明する。図21は、実施の形態5における信号図である。
【0117】
実施の形態5では、携帯電話機1801の画面に、図22に示すような音声メッセージの一覧を表示する要求である一覧表示要求を、図21の2101に示すように携帯電話機1801からパケット網に送信する。この一覧表示要求は、サービス要求生成手段2008で生成され、実施の形態1で示した内線発信要求と同様にパケット網に出力される。この一覧表示要求の一例としては、実施の形態1の図6におけるフィールド601に音声蓄積装置1805のアドレスが格納され、フィールド603にメッセージ一覧要求識別子が格納され、フィールド604には何も格納されず、フィールド602、605については、実施の形態1と同様という例が挙げられる。
【0118】
この一覧表示要求は、2102、2103に示すように、ゲートウェイ1803、通信路1814を介して音声蓄積装置1805に入力される。音声蓄積装置1805では、音声蓄積ゲートウェイ通信手段1901において入力された一覧表示要求に基づき、音声蓄積全体制御手段1906がメッセージの一覧情報を生成して、音声蓄積ゲートウェイ通信手段1901を介してゲートウェイ1803に出力する。
【0119】
その後、2104、2105、2106に示すように、ゲートウェイ1803、パケット網を介して、携帯電話機1801に入力されることにより、図22に示すような画面が、携帯電話機1801のユーザインタフェース手段2006の一つである画面に表示されることとなる。この時の携帯電話機1801の動作について、以下説明する。音声蓄積装置1805が出力するメッセージの一覧情報は、図22に示す画面を表示するためのプログラムとなっているため、受信したメッセージ一覧情報は、プログラム記憶手段2005に格納される。サービス実行制御手段2004では、プログラム記憶手段2005に格納されたメッセージに基づいて携帯電話機全体制御手段2007に対して、図22に示すような画面をユーザインタフェース手段2006において表示する要求を発行することにより、画面表示が実現されることとなる。
【0120】
次に、携帯電話機の使用者は、図22に示すような携帯電話機1801の画面を見て聞き取りを行なうメッセージを、携帯電話機1801のユーザインタフェースを用いて選択する。本実施の形態ではこの時選択できるメッセージの数には制限はないため、複数のメッセージを選択して、そのメッセージの聞き取りを要求する聞き取り要求が、図21の2107に示すように、携帯電話機1801から出力される。この聞き取り要求も、一覧表示要求と同様に、サービス要求生成手段2008で生成されたのち、2108、2109に示すようにゲートウェイ1803を介して音声蓄積装置1805に入力されることとなる。
【0121】
音声蓄積装置1805では、使用者が選択した1個ないし複数のメッセージを識別するためのメッセージ識別子を生成して、携帯電話機1801の使用者が選択したメッセージとともに、メッセージ選択情報記憶手段1603において記憶する。このメッセージ識別子の使用方法については、後に記載する。この後、聞き取りプログラム生成手段1904において聞き取りを行なうためのプログラムである聞き取りプログラムを生成する。この聞き取りプログラムの一例としては、実施の形態1の図7に示すフィールド702にメッセージ聞き取りプログラム識別子が格納され、フィールド703に音声蓄積装置1805から聞き取りを行なうための交換機1804の電話番号が格納され、フィールド704にはメッセージ識別子が格納され、フィールド701については、実施の形態1と同様という例が挙げられる。また、メッセージ選択情報記憶手段1603において記憶する情報の一例は、実施の形態1の図8に示すフィールド803にメッセージ識別子が格納され、フィールド801、802、804については、実施の形態1と同様という例が挙げられる。 この聞き取りプログラムは、2110、2111、2112に示すような経路で携帯電話機1801に入力されることとなる。携帯電話機1801では、入力された聞き取りプログラムを、プログラム記憶手段2005に格納する。このプログラム記憶手段2005において記憶されている聞き取りプログラムに基づき、2113に示すように、回線交換網を経由して交換機1804に対して回線交換発信動作を行なう。これは、実際には、入力された聞き取りプログラムに格納されていた音声蓄積装置1805から聞き取りを行なうための交換機1804の電話番号への発信動作となる。
【0122】
交換機1804では、2114に示す無線網からの着信に基づき、着信先を音声蓄積装置1805として、2115に示すように、音声蓄積装置1805に着信を通知し、音声蓄積装置1805が応答することにより、音声蓄積装置1805と携帯電話機1801との回線接続が行なわれる。
【0123】
この回線接続が確立した後、携帯電話機1801から音声蓄積装置1805に対して、PB信号を用いてメッセージ識別子が音声蓄積装置1805に出力される。これは、実際には、携帯電話機1801のサービス実行制御手段2004がプログラム記憶手段2005に記憶されているメッセージ識別子に基づき、PB信号の送出を携帯電話機全体制御手段2007に要求し、携帯電話機全体制御手段2007が、PB信号送信制御手段2009から回線交換通信制御手段2003、無線通信手段2001を介してPB信号を送出する制御を行なうことにより実現される。これは、実際には、2116に示すように、携帯電話機1801からはPB信号送信メッセージが無線網1806に対して送信され、実際のPB信号の発生は無線網1806で行なわれ、その結果2117、2118に示すように、交換機1804を介して音声蓄積装置1805に入力されることとなる。
【0124】
このPB信号によるメッセージ識別子を入力すると、音声蓄積装置1805において、メッセージ識別子に基づき、メッセージ選択情報記憶手段1903において記憶している、使用者がどのメッセージを選択したかという情報から、該当するメッセージを音声メッセージ記憶手段1604から取り出し、音声蓄積交換機通信手段1901を介して交換機1804に出力することにより、携帯電話機1801で音声メッセージを聞き取ることが出来るようになるのである。
【0125】
以上、本実施の形態5に示したように、本交換システムは、交換機及びゲートウェイに接続され、携帯電話機から入力されるメッセージ聞き取り要求に基づき、メッセージ聞き取りプログラムを生成して、携帯電話機に出力する音声蓄積装置を設けたものである。
【0126】
これにより、本発明では、以下の5つの効果を得ることができる。
1つめは、携帯電話機においてメッセージの一覧を表示することができることである。一般にメッセージの聞き取り動作は、回線交換による音声通信で実現されるため、メッセージの一覧表示を行なうことは困難であった。しかし、本発明では、メッセージの一覧取得は、パケット通信によって実現されているため、容易に一覧表示を実現することができる。
【0127】
2つめは、聞き取り動作を行なうための回線交換通信の電話番号は、音声蓄積装置から携帯電話機に通知されるため、携帯電話機の使用者が、その電話番号を知らなくても、聞き取り動作を行なうことができることである。
【0128】
3つめは、聞き取り動作を行なうための回線交換通信の電話番号を含んだ聞き取りプログラムを音声蓄積装置から携帯電話機に出力し、携帯電話機がその聞き取りプログラムに従って、音声蓄積装置の電話番号への発信動作を行なうため、携帯電話機の使用者が音声蓄積装置に割り当てられた電話番号を入力する必要がなく、ユーザインタフェースが向上されることである。
【0129】
4つめは、メッセージ識別子を含んだ聞き取りプログラムを音声蓄積装置から携帯電話機に出力し、携帯電話機がその聞き取りプログラムに従って、音声蓄積装置と接続された後に、PB信号によってメッセージ識別子を音声蓄積装置に出力するため、回線接続後に、再生するメッセージを選択する必要がないことである。また、メッセージ聞き取り要求を音声蓄積装置で受信したときに、選択されたメッセージを再生するための準備をあらかじめ行なうことにより、携帯電話機から回線交換接続されたときに、すぐにメッセージの再生動作を行なうことができ、応答性を高めることもできる。
【0130】
5つめは、携帯電話機から音声蓄積装置に対して出力されるメッセージ識別子が、携帯電話機からの聞き取り動作の認証を兼ねることになるため、安全性を高めることができることである。
【0131】
なお、本実施の形態5では、音声蓄積装置1805とゲートウェイ1803が通信路1813を介して直接通信を行なったが、これは、通信路1812、交換機1804、通信路1811を介して通信を行なうようにすることができることは、容易に類推できる。また、交換機1804に音声蓄積装置1805が内蔵される構成にした場合でも、本発明の効果を得ることができることは容易に類推できる。
【0132】
また、本実施の形態5では、メッセージ識別子をPB信号を用いて送信したが、これは、ユーザユーザ情報を用いて実現することは、容易に類推できる。
【0133】
また、サブアドレス番号としてメッセージ識別子を指定することにより、本発明の効果を得ることができるシステムを構築できることは容易に類推できる。
【0134】
また、本実施の形態5では、携帯電話機1801に送信するメッセージをメッセージ識別子によって判断したが、メッセージ識別子の代わりに携帯電話機1801の電話番号を記憶し、携帯電話機1801から着信があった時に、交換機1804から音声蓄積装置1805に対して、携帯電話機1801の発信者番号を通知してもらうことにより、再生するメッセージを決定することは容易に実現することができる。
【0135】
また、本実施の形態では、音声蓄積装置からのメッセージ聞き取りについて説明を行なったが、例えば電子メールを蓄積する装置の場合でも同様に、メッセージの一覧はパケット通信によって携帯電話機に出力し、携帯電話機の使用者が選択したメッセージの本体については、回線交換で携帯電話機に出力することにより、通信時間あるいは通信コストを改善することができることは容易に類推できる。さらに、電子メールのみならず、無線網を介して携帯電話機が情報を取得する場合に、通信時間あるいは通信コストを改善するために、始めに情報の取得要求をパケット通信を用いて出力し、取得要求に対する応答に従って回線交換通信を行ない、実際の情報取得を行なうができることは容易に類推できる。
【0136】
また、本実施の形態5では、交換機及び音声蓄積装置と、ゲートウェイが直接通信を行なったが、これは実施の形態4で示した交換機制御装置のような装置を介して行なうシステムにすることができることは容易に類推できる。
【0137】
(実施の形態6)
以下、図23から図25までを用いて実施の形態6について説明する。
【0138】
実施の形態6の構成については、実施の形態1においてしめした図1と同じため、図1を用いて説明を行なう。
【0139】
次に、図23を用いて実施の形態6における携帯電話機101の詳しい構成について説明する。図23は、実施の形態6における携帯電話機101の構成の一例を表したブロック図である。
【0140】
図23において、2301から2304までは、実施の形態1の図2に示した201から204までと同じため、説明を省略する。2305は、図2におけるユーザインタフェース手段206と同様のものである。2306は、図2における携帯電話機全体制御手段207と同様のものである。2307は、図2における内線発信要求生成手段208と同様のものである。
【0141】
また、図24を用いて実施の形態6における交換機104の詳しい構成について説明する。図24は、交換機104の構成の一例を表したブロック図である。
【0142】
図24において、2401から2403及び、2405は、実施の形態1の図4に示した401から403、及び405までと同じため、説明を省略する。
2404は、内線発信要求を入力すると、コールバック処理を行なうコールバック制御手段である。
【0143】
以下、図25を用いて、実施の形態6における本交換システムの動作について説明する。図25は、本実施の形態6における本交換システムの信号図である。
【0144】
図25の2501、2502、2503に示すように、実施の形態6においては、実施の形態1と同様に携帯電話機101から交換機104に対して内線発信要求が出力される。
【0145】
交換機104では内線発信要求を入力すると、2504に示すように、回線交換通信を用いて、携帯電話機101に対する発信動作を行なう。これは、実際には、ゲートウェイ通信手段2402を介して交換機全体制御手段2405が入力した内線発信要求を、コールバック制御手段2404に出力し、コールバック制御手段2404が、図6のフィールド605に示すような、内線発信要求に格納されている携帯電話機101の電話番号を取得して、携帯電話機101に対する発信動作を行なうことを交換機全体制御手段2405に対して要求することにより実現される。
【0146】
無線網106では、2505に示すように携帯電話機101への呼び出しを行ない、携帯電話機101側で着信に応答すると、2506、2507に示すように、交換機104に対して携帯電話機101が着信に応答したことが通知される。
【0147】
交換機104では、携帯電話機101が着信に応答したことを入力すると、2508に示すように内線電話機105に対して発信動作を行なう。これは、実際には、回線交換網通信手段2401を介して交換機全体制御手段2405が携帯電話機101が応答したことを、コールバック制御手段2404に出力し、コールバック制御手段2404が、図6のフィールド604に示すような、内線発信要求に格納されていた内線電話機105の電話番号を用いて、内線電話機105に対する発信動作を行なうことを交換機全体制御手段2405に対して要求することにより実現される。
【0148】
この結果、携帯電話機101と内線電話機105との回線接続処理が行なわれることとなる。
【0149】
以上、本実施の形態6に示したように、本交換システムは、内線発信要求に基づきコールバック制御を行なうコールバック制御手段を備える交換機を設けたものである。
【0150】
これにより、本発明では、携帯電話機から内線電話機に対して回線接続を行なう際、交換機から携帯電話機に対して発信するため、課金対象が交換機となり、携帯電話機側の回線交換通信による通信費が発生しないという効果を得ることができる。例えば、携帯電話機は個人が所有しているが、その携帯電話機を用いて業務で会社と連絡をとる場合には、通信費が会社側が負担するようなシステムを構築することができる。
【0151】
なお、本実施の形態6では、交換機104と接続される網を無線網106とし、内線電話機と回線接続する端末を携帯電話機として説明を行なった。しかしながら、交換機104と接続される網を有線網とし、端末を電子計算機と有線網に接続される有線電話機とする構成にして、本発明の効果を得ることができることは容易に類推できる。つまり、有線網を介して電子計算機がデータ通信によって、交換機104に内線発信要求を出力し、交換機104から有線網に接続される有線電話機に対して発信を行なうことにより、有線電話機と内線電話機との間で回線接続を行なうことができる。また、この際に、ISDNルータ、もしくはターミナルアダプタに、電子計算機と有線電話機が接続されているような構成として、電子計算機からBchを2つ用いてデータ通信を行なっている時に、内線発信要求を交換機104に対して出力した時に、有線電話機に対して着信が発生すると、電子計算機によるデータ通信に使用するBchを2つから1つに減らすことにより、電子計算機のデータ通信を切断することなく、空いたBchを用いてISDNルータ、もしくはターミナルアダプタに、接続された有線電話機と内線電話機との間で音声通信を行なうことができることができることも、容易に類推ができる。
【0152】
また、本実施の形態6では、交換機104から携帯電話機101に対して先に発信動作を行なったが、これは内線電話機105への発信動作を先にすることができることも容易に類推できる。
【0153】
また、本実施の形態6を、実施の形態4で示した交換機制御装置のような装置を介して行なうシステムにすることができることは容易に類推できる。
【0154】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、第1に、パケット交換による通信をパケット通信および、回線交換による通信を回線交換通信の2種類の通信を少なくとも行なえる無線網と、内線電話機に発信を行なう要求である内線発信要求の出力、及び内線発信要求の応答である内線発信プログラムの入力をパケット通信で行ない、入力された前記内線発信プログラムに基づいて前記回線交換通信を行なう携帯電話機と、携帯電話機とパケット通信を行うゲートウェイと、携帯電話機からゲートウェイを介して入力される内線発信要求から、内線発信プログラムを生成して前記ゲートウェイを介して携帯電話機に出力し、携帯電話機からの回線交換通信による着信によって、内線発信要求に格納されていた情報に基づき内線電話機と携帯電話機の回線接続処理を行なう交換機とを交換システムに備えることにより、無線網を改造することなく、かつ交換機の電話番号も入力せずに、携帯電話機において内線番号のみを入力すれば、携帯電話機から指定された内線電話機に対して着信を発生させることができるという有利な効果が得られる。
【0155】
第2に、交換機と接続される第2の交換機と、第2の交換機に接続される第2の内線電話機と、内線電話機から第2の内線電話機へ発信を行なう際に使用する電話番号と同じ電話番号が内線発信要求で指定されたときに、携帯電話機からの着信先を第2の交換機とする処理を行なう交換機とを備えることにより、携帯電話機から、第2の交換機に接続された第2の内線電話機に対して着信を行なうことができるという有利な効果が得られる。
【0156】
第3に、携帯電話機とは異なる携帯電話機を第2の携帯電話機とし、内線電話機の転送先として第2の携帯電話機の電話番号を記憶する転送先記憶手段と、転送先記憶手段から第2の携帯電話機の電話番号を取得して内線発信プログラムに格納するプログラム生成手段とを備える交換機と、内線発信プログラムに格納された第2の携帯電話機の電話番号を用いて発信処理を行なう携帯電話機と、携帯電話機と第2の携帯電話機との回線接続処理を行なう無線網とを備えることにより、内線電話機の転送先として第2の携帯電話機が指定されている場合、携帯電話機において内線電話機に対して内線番号による発信処理を行なった場合、内線発信プログラムに第2の携帯電話機の電話番号が格納されているため、交換機を介さずに、携帯電話機から無線網のみを介して第2の携帯電話機と回線接続処理が行なわれるという有利な効果が得られる。
【0157】
第4に、携帯電話機から着信があった時に着信先を問い合わせる要求である着信先要求を出力し、着信先要求の応答である着信先応答に格納されている内線電話機の電話番号に基づき、携帯電話機と内線電話機との回線接続処理を行なう交換機と、ゲートウェイに接続され、携帯電話機からの内線発信要求を受信して内線発信プログラムを生成して出力し、交換機から着信先要求を受信した時には、内線発信要求に格納されている内線電話機の電話番号が格納された着信先応答を生成して交換機に出力する交換機制御装置とを備えることにより、着信先要求を出力することができる交換機であれば、改造を行なわなくても、携帯電話機において内線番号を指定すれば内線電話機に接続することができるサービスを提供することができるとともに、サービスの内容を変更する場合に交換機の改造を必要としないという有利な効果が得られる。
【0158】
第5に、交換機と接続され、携帯電話機に対して、パケット通信を用いてメッセージの一覧情報を送信し、回線交換通信を用いてメッセージの内容を送信する音声蓄積装置が、メッセージを記憶する音声メッセージ記憶手段と、携帯電話機において選択された1個もしくは複数のメッセージを識別するためのメッセージ識別子を含んだ聞き取りプログラムを生成する聞き取りプログラム生成手段と、メッセージ識別子及び携帯電話機においてどのメッセージが聞き取り対象として選択されたという情報とを記憶するメッセージ選択情報記憶手段と、携帯電話機が、聞き取りプログラムに格納されたメッセージ識別子を制御指示信号を用いて送信する制御指示信号送信手段と、制御指示信号送信手段によって入力されたメッセージ識別子に基づき、携帯電話機においてどのメッセージが聞き取り対象として選択されたかを判断して音声メッセージ記憶手段に記憶されているメッセージの再生動作を行なう音声蓄積全体制御手段とを備えることにより、携帯電話機の画面に表示されたメッセージを選択すれば、メッセージの聞き取りを行なうための電話番号の入力、音声蓄積装置に回線接続した後のメッセージ選択のためのキー操作などを必要とせずに、メッセージの聞き取りを行なうことができるという有利な効果が得られる。
【0159】
第6に、交換機に、内線発信要求に格納されている携帯電話機の電話番号を用いて携帯電話機に発信動作を行ない、携帯電話機が応答すると、内線発信要求に格納されている内線電話機の電話番号を用いて内線電話機に発信動作を行なうことにより、携帯電話機と内線電話機との回線接続処理を行なうコールバック制御手段を備えることにより、携帯電話機から内線電話機に対して回線接続を行なう際、交換機から携帯電話機に対して発信するため、通信費の課金対象を交換機とすることができ、携帯電話機側の回線交換通信による通信費が発生しないという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における構成を表すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における携帯電話機の構成を表すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるゲートウェイの構成を表すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1における交換機の構成を表すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1における本発明の動作を表す信号図
【図6】本発明の実施の形態1における内線発信要求のフォーマット図
【図7】本発明の実施の形態1における内線発信プログラムのフォーマット図
【図8】本発明の実施の形態1における内線発信情報記憶手段の格納フォーマット図
【図9】本発明の実施の形態2における構成を表すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2における交換機の構成を表すブロック図
【図11】本発明の実施の形態3における構成を表すブロック図
【図12】本発明の実施の形態3における交換機の構成を表すブロック図
【図13】本発明の実施の形態3における本発明の動作を表す信号図
【図14】本発明の実施の形態4における構成を表すブロック図
【図15】本発明の実施の形態4における交換機の構成を表すブロック図
【図16】本発明の実施の形態4における交換機制御装置の構成を表すブロック図
【図17】本発明の実施の形態4における本発明の動作を表す信号図
【図18】本発明の実施の形態5における構成を表すブロック図
【図19】本発明の実施の形態5における音声蓄積装置の構成を表すブロック図
【図20】本発明の実施の形態5における携帯電話機の構成を表すブロック図
【図21】本発明の実施の形態5における本発明の動作を表す信号図
【図22】本発明の実施の形態5における携帯電話機の画面の概念図
【図23】本発明の実施の形態6における携帯電話機の構成を表すブロック図
【図24】本発明の実施の形態6における交換機の構成を表すブロック図
【図25】本発明の実施の形態6における本発明の動作を表す信号図
【符号の説明】
101 携帯電話機
102 基地局
103 ゲートウェイ
104 交換機
105 内線電話機
106 無線網
201 無線通信手段
202 パケット通信手段
203 回線交換通信制御手段
204 内線発信制御手段
205 プログラム記憶手段
206 ユーザインタフェース手段
207 携帯電話機全体制御手段
208 内線発信要求生成手段
301 パケット網通信手段
302 交換機通信手段
303 ゲートウェイ全体制御手段
401 回線交換網通信手段
402 ゲートウェイ通信手段
403 内線電話機通信手段
404 プログラム生成手段
405 内線発信情報記憶手段
406 交換機全体制御手段
901 携帯電話機
902 基地局
903 ゲートウェイ
904 交換機
905 内線電話機
906 無線網
913 第2の交換機
914 第2の内線電話機
1001 回線交換網通信手段
1002 ゲートウェイ通信手段
1003 内線電話機通信手段
1004 プログラム生成手段
1005 内線発信情報記憶手段
1006 交換機全体制御手段
1007 専用線通信手段
1101 携帯電話機
1102 基地局
1103 ゲートウェイ
1104 交換機
1105 音声蓄積装置
1106 無線網
1113 第2の携帯電話機
1201 回線交換網通信手段
1202 ゲートウェイ通信手段
1203 内線電話機通信手段
1204プログラム生成手段
1205 内線発信情報記憶手段
1206 交換機全体制御手段
1207 転送先記憶手段
1401 携帯電話機
1402 基地局
1403 ゲートウェイ
1404 交換機
1405 音声蓄積装置
1406 無線網
1413 交換機制御装置
1501 回線交換網通信手段
1502 交換機制御装置通信手段
1503 内線電話機通信手段
1504 着信先要求生成手段
1505 交換機全体制御手段
1601 ゲートウェイ通信手段
1602 交換機通信手段
1603 プログラム生成手段
1604 内線発信情報記憶手段
1605 着信先応答手段
1606 制御装置全体制御手段
1801 携帯電話機
1802 基地局
1803 ゲートウェイ
1804 交換機
1805 音声蓄積装置
1806 無線網
1901 音声蓄積交換機通信手段
1902 音声蓄積ゲートウェイ通信手段
1903 メッセージ選択情報記憶手段
1904 音声メッセージ記憶手段
1905 音声蓄積全体制御手段
2001 無線通信手段
2002 パケット通信手段
2003 回線交換通信制御手段
2004 サービス実行制御手段
2005 プログラム記憶手段
2006 ユーザインタフェース手段
2007 携帯電話機全体制御手段
2008 サービス要求生成手段
2009 PB信号送信制御手段
2301 無線通信手段
2302 パケット通信手段
2303 回線交換通信制御手段
2304 内線発信制御手段
2305 ユーザインタフェース手段
2306 携帯電話機全体制御手段
2307 内線発信要求生成手段
2401 回線交換網通信手段
2402 ゲートウェイ通信手段
2403 内線電話機通信手段
2404 コールバック制御手段
2405 交換機全体制御手段

Claims (8)

  1. 音声メッセージを蓄積する音声蓄積装置であって、
    前記音声蓄積装置は、パケット交換によるパケット通信および、回線交換による回線交換通信の2種類の通信を少なくとも行なえる無線網を介して携帯電話機と通信可能であり、
    前記音声メッセージの一覧情報を前記パケット通信により前記携帯電話機へ送信する音声蓄積ゲートウェイ通信手段と、
    前記音声メッセージを前記回線交換通信により前記携帯電話機へ送信する音声蓄積交換機通信手段と、
    を備えることを特徴とする音声蓄積装置。
  2. 音声蓄積装置の全体を制御する音声蓄積全体制御手段をさらに備え、
    前記音声蓄積全体制御手段は、前記音声蓄積ゲートウェイ手段が受信した一覧表示要求に基づいて、前記音声メッセージの一覧情報を生成することを特徴とする請求項1記載の音声蓄積装置。
  3. 前記音声蓄積ゲートウェイ通信手段が受信した音声メッセージの聞き取り要求に基づいて、携帯電話機の使用者により選択された音声メッセージとともに選択された音声メッセージを識別するメッセージ識別子を記憶するメッセージ選択情報記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の音声蓄積装置。
  4. 前記聞き取り要求があったときに前記携帯電話機が音声メッセージの聞き取り動作を行うための情報を生成する聞き取りプログラム生成手段をさらに備え、
    前記聞き取り動作を行うための情報は少なくとも、
    前記聞き取り要求を発信した携帯電話機のアドレス、
    前記携帯電話機が音声蓄積装置から聞き取りを行うための交換機の電話番号、
    聞き取り対象である音声メッセージのメッセージ識別子、
    とから構成され、
    前記聞き取り動作を行うための情報は、音声蓄積ゲートウェイ通信手段により携帯電話機へ送信されることを特徴とする請求項3記載の音声蓄積装置。
  5. 前記携帯電話機は、受信した前記聞き取り動作を行うための情報に格納された交換機の電話番号へ発信動作を行って回線接続を確立した後、前記聞き取り動作を行うための情報に格納されたメッセージ識別子を前記音声蓄積装置へ入力することを特徴とする請求項4記載の音声蓄積装置。
  6. 前記携帯電話機からメッセージ識別子の入力があったときは、音声蓄積全体制御手段は、前記メッセージ選択情報記憶手段に記憶された識別子から該当する音声メッセージを取得することを特徴とする請求項5記載の音声蓄積装置。
  7. 前記携帯電話機からのメッセージ識別子の入力は、PB信号に基づいて行うことを特徴とする請求項5または6記載の音声蓄積装置。
  8. 請求項1から7記載の音声蓄積装置から音声メッセージを取得することを特徴とする携帯電話機。
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