JP3627132B2 - 基板乾燥処理装置及び基板乾燥処理方法 - Google Patents

基板乾燥処理装置及び基板乾燥処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば半導体ウエハやLCD用ガラス基板等の乾燥処理装置及び乾燥処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体等の製造工程においては、半導体ウエハやLCD用ガラス等の被処理体(以下に基板という)を薬液やリンス液(洗浄液)等の処理液が貯留された処理槽に順次浸漬して洗浄を行う洗浄処理方法が広く採用されている。また、このような洗浄処理装置においては、洗浄後の基板の表面に付着する水分の除去及び乾燥を行う乾燥処理方法が広く採用され、そのための乾燥処理装置が装備されている。
【0003】
一般に、この種の乾燥処理装置の1つとして、複数の基板を起立整列状態に保持して基板の中心軸と平行な回転中心の回転によって基板に付着した水分を除去するいわゆるスピンドライヤーが使用されている。
【0004】
従来のこの種の乾燥処理装置として、例えば乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段例えばロータに、複数の基板を起立整列状態に保持する基板搬送アームから直接受け渡した後、ロータを回転させて基板の表面に付着する水分を除去する構造のもの(実開平6−9129号公報、実開平6−17230号公報参照)や、乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段例えばロータに対して基板保持具を着脱自在に架設すると共に、この基板保持具を、ロータの下側に配設された昇降手段によって昇降可能に形成した構造のものが知られている(特開平5−283392号公報、特開平6−112186号公報及び特開平7−22378号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者すなわち乾燥処理室内に配設されたロータに、直接基板搬送アームで搬送する構造のものは、乾燥処理室内に基板搬送アームが入り込む構造であるため、乾燥処理室の容積が必要以上に大きくなり、装置全体のスペースが大きくなるばかりか、乾燥処理室とロータとの隙間が広くなり、乾燥効率が低下するという問題があった。また、後者すなわち基板保持手段を昇降可能に形成する構造のものにおいては、乾燥処理室の構造が複雑となると共に、装置が大型となり、しかも基板の受渡し回数が増えるため、パーティクル付着要因が増加するという問題があった。
【0006】
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、乾燥処理室の容積を可及的に小さくして装置の小型化及び乾燥効率の向上を図れるようにすると共に、基板の受渡し回数を低減させてパーティクル付着要因の低減を図れるようにした基板乾燥処理装置及び基板乾燥処理方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の乾燥処理装置は、上部に基板搬入・搬出口を有する乾燥処理室と、 上記乾燥処理室内に回転可能に配設される横軸型回転手段と、 上記横軸型回転手段に架設され、複数の基板を基板搬送手段との間で起立整列状態で受渡し可能に保持する基板保持手段と、 上記乾燥処理室の外部に配設され、上記基板保持手段が上記基板搬送手段との間で基板を受け渡す位置と、基板保持手段が上記横軸型回転手段に架設される位置との間で、基板保持手段を上下方向に移動させるための搬出入手段と、を具備し、 上記搬出入手段は、上記基板保持手段と係脱可能な係脱部を有しており、この係脱部は、上記乾燥処理室内に進入可能であり、かつ、係脱部は乾燥処理が行われている際に乾燥処理室の外部に退避可能に形成される、ことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の基板乾燥処理装置は、上部に基板搬入・搬出口を有し、下部に排気手段に接続する排気口を有する乾燥処理室と、 上記乾燥処理室の搬入・搬出口を開閉する蓋体と、 上記乾燥処理室内に回転可能に配設される横軸型回転手段と、 上記横軸型回転手段に架設され、複数の基板を基板搬送手段との間で起立整列状態で受渡し可能に保持する基板保持手段と、 上記乾燥処理室の外部に配設され、上記基板保持手段が上記基板搬送手段との間で基板を受け渡す位置と、基板保持手段が上記横軸型回転手段に架設される位置との間で、基板保持手段を上下方向に移動させるための搬出入手段と、を具備し、 上記搬出入手段は、上記基板保持手段と係脱可能な係脱部を有しており、この係脱部は、上記乾燥処理室内に進入可能であり、かつ、係脱部は乾燥処理が行われている際に乾燥処理室の外部に退避可能に形成され、 上記蓋体の上部一側方に空気取入口を設けると共に、蓋体の内部に、上記空気取入口と乾燥処理室内を連通する通路を設け、この際、上記通路の上面が空気取入口の開口部から上記乾燥処理室の上部他側方に向かって下り勾配となるように形成し、上記蓋体における空気取入口側の角部を、上記乾燥処理室内に収容された基板保持手段に保持される基板の外周よりも、水平方向に対して外方側に位置してなる、ことを特徴とする。
【0009】
この発明において、上記基板保持手段と搬出入手段とが係合する際に当接する基板保持手段の係合部と搬出入手段の係脱部の面のうち少なくとも一方の面に、合成樹脂製の被覆層を形成する方が好ましい(請求項3)。この場合、上記被覆層は、例えば板状部材にて形成してもよいし、あるいは膜状に形成してもよい。また、被覆層を形成する合成樹脂としては、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂等を使用することができる。また、上記基板保持手段と搬出入手段とを係脱機構を介して係脱可能に係合し、 上記基板保持手段及び搬出入手段に、上記係脱機構の可動部と近接する部位に開口する排気通路を形成すると共に、排気通路を排気手段に接続する方が好ましい(請求項4)。
【0010】
また、上記横軸型回転手段に、基板保持手段を係脱可能に固定する固定機構を設ける方が好ましい(請求項5)。この場合、上記固定機構を、横軸型回転手段に設けられ、この横軸型回転手段から基板保持手段に対して接離可能な係止部材と、上記基板保持手段に設けられ、上記係止部材と係合する受部材と、上記係止部材を上記受部材に対して係脱移動する係脱移動操作手段とで主要部を構成することができる(請求項10)。
【0011】
また、上記横軸型回転手段に、この回転手段に架設された基板保持手段に保持される基板の上部を係脱可能に押える押え機構を設ける方が好ましい(請求項6)。この場合、上記押え機構を、横軸型回転手段に回転可能に枢着されるアームと、このアームの自由端部から水平状に突設されて基板の上部を押える押え部材と、上記アームに係脱可能に係合し、アームを回転する押え操作手段とで主要部を構成することができる(請求項11)。
【0012】
また、上記請求項2記載の基板乾燥処理装置において、更に好ましくは、上記蓋体内に形成された通路の上部内側面に、耐食性及び撥水性を有する被覆膜を被着する方がよい(請求項7)。
【0013】
また、上記蓋体をスライド開閉する移動機構と、上記蓋体を乾燥処理室の搬入・搬出口に密接すべく搬入・搬出口側に引き寄せる引寄せ機構とを具備する方が好ましい(請求項8)。また、請求項2記載の基板乾燥処理装置において、上記横軸型回転手段の上方に、この横軸型回転手段の全域に向かって、洗浄液を噴射可能な洗浄液供給手段を設ける方が好ましい(請求項9)。
【0014】
また、請求項12記載の基板乾燥処理方法は、基板搬送手段にて起立整列状態に保持される複数の基板を、基板搬送手段から搬出入手段の係脱部により支持される基板保持手段に受け渡す工程と、 上記搬出入手段により上記基板保持手段を下降させて、基板保持手段を乾燥処理室内に進入させる工程と、 上記基板保持手段を上記乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段に架設する工程と、 上記基板保持手段と上記搬出入手段の係脱部との係合を解放する工程と、 上記搬出入手段の係脱部を上昇させ、搬出入手段の係脱部を上記乾燥処理室の外部に退避させる工程と、 上記乾燥処理室の搬入・搬出口を蓋体にて閉止する工程と、 上記横軸型回転手段を回転して上記基板の表面に付着する水分を除去する工程と、を有することを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、基板搬送手段にて起立整列状態に保持される複数の基板を、基板搬送手段から搬出入手段にて支持される基板保持手段に受け渡した後、基板保持手段を下方の乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段に架設し、その後、搬出入手段を上方へ後退すると共に、乾燥処理室の搬入・搬出口を蓋体にて閉止した状態で、横軸型回転手段を回転することにより、基板の表面に付着する水分を除去すると共に、乾燥することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では半導体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説明する。
【0017】
上記洗浄処理システムは、例えば図1に示すように、ウエハWを水平状態に収納する容器例えばキャリア1を搬入、搬出するための搬入・搬出部2と、ウエハWを薬液、洗浄液等の液処理をすると共に乾燥処理する処理部3と、搬入・搬出部2と処理部3との間に位置してウエハWの受渡し、位置調整及び姿勢変換等を行うインターフェース部4とで主に構成されている。
【0018】
上記搬入・搬出部2は、洗浄処理システムの一側端部に併設して設けられる搬入部5と搬出部6とで構成されている。また、搬入部5のキャリア1の搬入口5a及び搬出口5bには、キャリア1を搬入部5、搬出部6に出入れ自在のスライド式の載置テーブル(図示せず)が設けられており、また、搬入部5と搬出部6には、それぞれキャリアリフタ7が配設され、このキャリアリフタ7によって搬入部間又は搬出部間でのキャリア1の搬送を行うことができると共に、空のキャリア1を搬入・搬出部2上方に設けられたキャリア待機部(図示せず)への受け渡し及びキャリア待機部からの受け取りを行うことができるように構成されている。
【0019】
上記インターフェース部4は、区画壁4cによって搬入部5に隣接する第1の室4aと、搬出部6に隣接する第2の室4bとに区画されている。そして、第1の室4a内には、搬入部5のキャリア1から複数枚のウエハWを取り出して搬送する水平方向(X,Y方向),垂直方向(Z方向)及び回転方向(θ方向)に移動可能なウエハ取出しアーム8と、ウエハWに設けられたノッチを検出するノッチアライナー9と、ウエハ取出しアーム8によって取り出された複数枚のウエハWの間隔を調整する間隔調整機構(図示せず)を具備すると共に、水平状態のウエハWを垂直状態に変換する第1の姿勢変換装置10が配設されている。
【0020】
また、第2の室4b内には、処理済みの複数枚のウエハWを処理部3から垂直状態のまま搬送する後述する基板搬送手段例えばウエハ搬送チャック19から受け取ったウエハWを垂直状態から水平状態に変換する第2の姿勢変換装置11と、この第2の姿勢変換装置11によって水平状態に変換された複数枚のウエハWを受け取ってウエハ受取り部13に搬送された空のキャリア1内に収納する水平方向(X,Y方向),垂直方向(Z方向)及び回転方向(θ方向)に移動可能なウエハ収納アーム12が配設されている。
【0021】
一方、上記処理部3には、ウエハWに付着するパーティクルや有機物汚染を除去する第1の処理ユニット14と、ウエハWに付着する金属汚染を除去する第2の処理ユニット15と、ウエハWに付着する酸化膜を除去する第3の処理ユニット16と、ウエハWに付着する洗浄液等の水分を除去すると共に乾燥する乾燥処理ユニットであるこの発明に係る基板乾燥処理装置17及びチャック洗浄ユニット18が直線状に配列されており、これら各ユニット14〜18と対向する位置に設けられた搬送路19aに、X,Y方向(水平方向)、Z方向(垂直方向)及び回転方向(θ方向)に移動可能なウエハ搬送チャック19が配設されている。
【0022】
次に、この発明に係る基板乾燥処理装置について説明する。
【0023】
上記基板乾燥処理装置は、図2及び図3に示すように、上部に基板例えば半導体ウエハW(以下にウエハという)の搬入・搬出口21を有し、下部には排気手段例えば排気ファン22を介設する排気管路23に接続する排気口24を有する乾燥処理室20と、この乾燥処理室20の搬入・搬出口21を開閉する蓋体25と、乾燥処理室20内に回転可能に配設される横軸型回転手段例えばロータ30と、乾燥処理室20の外部に配設され、ロータ30を回転駆動するモータ31と、ロータ30に架設され、複数のウエハWを上記ウエハ搬送チャック19との間で起立整列状態で受渡し可能に保持する基板保持手段例えばウエハホルダ40と、上記ウエハホルダ40と係脱可能に係合し、このウエハホルダ40をロータ30に対して搬入・搬出する搬出入手段例えばウエハガイド50とで主に構成されている。
【0024】
この場合、上記乾燥処理室20は、図3に示すように、その側壁が略円弧状に形成されており、排気口24の近傍位置には、排気される空気の室内への逆流を阻止する逆流阻止板26が配設されている。また、乾燥処理室20における搬入・搬出口21の開口部付近には、図3及び図4に示すように、ロータ30の上方からロータ30の全域に向けて、洗浄液例えば純水を噴射可能な1又は複数(図面では2個の場合を示す)の洗浄液供給手段例えば純水供給ノズル80が配設されている。この場合、純水供給ノズル80は、純水供給管82と、この純水供給管82の長手方向に沿って適宜間隔をおいて配設され、ロータ30の全域に向けて純水を噴射する複数(図面では16個の場合を示す)のノズル体81とで構成されており、純水供給ノズル80の純水供給管82は、配管83を介して純水供給源84に接続されている。このように構成される純水供給ノズル80を設けることにより、一回の乾燥処理工程が終了した後、ロータ30に向けて純水を満遍なく噴射することができるので、ロータ30や、ウエハWを保持していない状態のウエハホルダ40及び乾燥処理室20の内壁を効果的に洗浄することができる。なお、ウエハWを保持したウエハホルダ40をロータ30に架設した状態で、純水供給ノズル80のノズル体81からウエハWに向けて純水を噴射することにより、ウエハWの洗浄処理を行うことも可能である。
【0025】
上記蓋体25は、図3及び図5に示すように、乾燥処理室20の搬入・搬出口21の側方に敷設される一対のガイドレール25aに摺動自在に架設されると共に、移動機構を構成するロッドレスシリンダ25bの伸縮動作によって搬入・搬出口21を開閉し得るように構成されている。また、蓋体25は、引寄せ機構27を構成するエアーシリンダ27aのピストンロッド27bに連結されており、蓋体25が搬入・搬出口21を閉じた際に引寄せ機構27の動作すなわちピストンロッド27bの収縮動作に伴って搬入・搬出口21に密接するように構成されている。
【0026】
また、蓋体25には、上部一側方に設けられる空気取入口25c及びこの空気取入口25cに連通する通路25dが設けられており、この通路25dの上面は、空気取入口25cの開口部から乾燥処理室20の上部他側方に向かって下り勾配となるように形成されている。このように構成することにより、上記排気ファン22の駆動によって空気取入口25c及び通路25dを介して乾燥処理室20内に空気が導入されると共に、排気口24から排気される。
【0027】
この場合、蓋体25における空気取入口25c側の角部25gは、乾燥処理室20内に収容されたウエハホルダ40に保持されるウエハWの外周よりも、水平方向に対して適当な距離Lだけ外方側に位置している。なおこの場合、通路25dの上面には、耐食性及び撥水性を有するテフロン(商品名)系コーティング例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂製の被覆膜25eが被着されている。蓋体25をこのように構成することにより、蓋体25の角部25gに水滴等が付着し、その水滴等が大きくなり自重で落下しても、ウエハWの外方側に落下するので、ウエハWに付着する虞れがなくなり、ウエハWが汚染されるのを防止することができる。また、通路25dの上面に上記耐食性及び撥水性を有する被覆膜25eを被着することにより、通路25d内に水滴が付着するのを防止することができると共に、通路25dの内壁部が腐食するのを防止することができる。
【0028】
また、空気取入口25cの開口部には、適宜間隔をおいて多数の孔が穿設された例えばステンレス鋼製の整流板25fが配設されている。このように空気取入口25cの開口部に整流板25fを配設することにより、空気取入口25cから導入される空気の流れが整流板25fによって整流されるので、空気の流れにむらがなくなり、乾燥効率の向上を図ることができる。更に、通路25d内にはイオナイザー28が露呈しており、乾燥処理室20内に導入される空気にイオンを照射して除電すると共に、静電気の発生を阻止している。なお、乾燥処理室20の上方には、フィルタファンユニット29が配設されており、乾燥処理室20内に清浄空気が供給されるように構成されている。
【0029】
一方、上記ロータ30は、図6に示すように、一対の円板32と、これら円板32の下部間を連結する複数例えば4本の連結棒33とからなるロータ基部34と、このロータ基部34の円板32の中心部に突設された回転軸35と、ロータ30に架設されるウエハホルダ40にて保持される複数枚例えば50枚のウエハWの上部を押える押え機構36とを具備してなり、上記回転軸35を介して乾燥処理室20内に水平に配設され、一方の回転軸35に連結するモータ31の駆動によって水平軸を中心として回転可能に形成されている。
【0030】
この場合、押え機構36は、図3及び図6に示すように、各円板32の上部両側に回転自在に枢着される枢軸36aに取り付けられるアーム36bと、これらアーム36bの自由端部に水平状に突設すべく対峙するアーム36b間に架設される多数のV字状溝37aを列設した例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂製の押え部材37と、一側のアーム36b(具体的には枢軸36a)に係脱可能に係合して、アーム36bを回転する押え操作手段38とで構成されている。なおこの場合、押え操作手段38は、図10に示すように、後述する固定機構44の係脱操作手段例えば操作シリンダ47の操作によって枢軸36aに係脱可能に連結して乾燥処理室20の外側壁に設けられる揺動リンク38aと、この揺動リンク38aの自由端部を縦溝39a内に摺動自在に嵌挿すると共に、乾燥処理室20の外部に設けられた水平ガイド溝38b内に摺動自在に嵌挿される摺動子39と、摺動子39を水平ガイド溝38bに沿って摺動するシリンダ38cとで構成されている。なお、一方の円板32の内側には防風板32aが配置されている(図6参照)。
【0031】
上記のように構成される押え機構36において、シリンダ38cを駆動すると、揺動リンク38aが回転(揺動)して枢軸36a及びアーム36bを回転すると共に、アーム36bの自由端部に連結する押え部材37を、図9の二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動して、ウエハホルダ40にて保持されたウエハWの上部を押えることができる。このようにしてウエハWの上部を押える押え部材37は、固定機構44によってウエハWの上部を押える状態が維持されるように構成されている。
【0032】
上記固定機構44は、上記枢軸36aを構成する段付円筒状の受部材45と、この受部材45に対して接離可能な係止部材46と、係止部材46を受部材45に対して係脱移動する係脱操作手段例えば操作シリンダ47とで主要部が構成されている。具体的には、図13に示すように、受部材45(枢軸36a)は、ロータ30の円板32に突設される大径部45aと小径部45bとからなる段付筒体にて形成されており、この受部材すなわち段付筒体45の小径部45bが、ロータ30の円板32に貫通状に固定された大径部45aと同径のブッシュ48内に回転自在に嵌挿されている。また、段付筒体45の段部における対向する2箇所に長孔状受溝45cが設けられており、この受溝45cとブッシュ48の先端の対向する2箇所に設けられた凹溝48aとが互いに合致し得るように構成されている。また、係止部材46は、段付筒体45内に摺動自在に嵌挿され、スプリング49aの弾発力によって常時受部材45から離隔する方向に位置する操作軸49bの先端部に交差状に突設されており、スプリング49aの弾発力によって常時小径部45b側の受溝45cとブッシュ48の凹溝48a内に係合されている(図13及び図14参照)。したがって、この状態では係止部材46がロータ30の円板32に固着されたブッシュ48に係合しているため、押え部材37はウエハWの上部を押えた状態にロックされる。
【0033】
また、操作シリンダ47を駆動してピストンロッド47aを伸長して操作軸49bをスプリング49aの弾発力に抗して突出することにより、係止部材46がブッシュ48の凹溝48aから押し出されて段付筒体45の大径部45a側の受溝45c内に移動する。したがって、この状態では押え部材37のロック状態が開放され、アーム36bは回転可能となり、押え部材37によるウエハWの押えは解除可能となる(図15参照)。この状態で、押え操作手段38のシリンダ38cを駆動することにより、アーム38bを介して押え部材37をウエハWの上部押え位置から側方へ退避することができる。なおこの場合、図16に示すように、ブッシュ48側に、開放時の係止部材46を嵌挿する凹溝48bを設けておくことにより、係止部材46の不用意な移動を阻止することができ、より安全である。
【0034】
また、上記ウエハホルダ40は、図7に示すように、垂直状の円形基板41と、この円形基板41の一側面の下部側から水平状に突出するウエハ保持部42と、円形基板41の他側面の上部側に突設され、ウエハガイド50と係脱可能に係合する係合部43とで構成されている。この場合、ウエハ保持部42は、多数の略V字状溝を列設した下部保持棒42aと、多数の略Y字状溝を列設した側部保持棒42bとからなる保持部半体42cを、左右対称位置に突設した構造となっている。ここで、下部保持棒42aの溝を略V字状とした理由は、V字状溝にてウエハWの荷重を保持するようにしたためであり、また、側部保持棒42bの溝を略Y字状とした理由は、下部保持棒42aで保持されたウエハWの傾斜を防止するようにしたためである。
【0035】
また、下部保持棒42aと側部保持棒42bの先端部には固定板42dが連結されており、この固定板42dの外側面には、上記ロータ30に設けられた後述するロック機構70の一部を構成する受部材71が突設されている。なお、この受部材71と同様の受部材71が円形基板41の外面にも設けられている。
【0036】
上記ロック機構70は、図18に示すように、ロータ30の円板32を貫通するガイド筒72と、このガイド筒72内に摺動自在に貫挿されるロックピン73と、このロックピン73に設けられたフランジ部73aとガイド筒72の端部に設けられた内向きフランジ部72aとの間に縮設されて、ロックピン73を受部材71と固定板42dに設けられた係合孔74内に挿入係合すべく弾発力を付勢するスプリング75とで主に構成されている。したがって、スプリング75の弾発力によって常時ロックピン73が係合孔74内に挿入係合して、ロータ30にウエハホルダ40がロックされるようになっている。
【0037】
また、ロックピン73の係合側端部と反対側の端部には、ロック解除部材76がロックピン73と交差状に突設されており、このロック解除部材76とロックピン73を、ロック解除機構77によって操作することにより、上記係合状態が解除されるように構成されている。この場合、ロック解除機構77は、図10及び図17に示すように、上記ロック解除部材76に係脱可能なロックプレート77aと、このロックプレート77aに連結してロックプレート77aを回転及び軸方向へ移動する操作軸77bと、この操作軸77bをベアリング77cを介して摺動自在に貫挿する円筒体77dとリンク77eを介して連結され、伸縮動作によって操作軸77b及びロックプレート77aを回転する係脱シリンダ77fと、操作軸77b及びロックプレート77aをロック解除方向へ移動するロック解除用シリンダ77gとで構成されている。
【0038】
このように構成することにより、ロータ30にウエハホルダ40が架設された状態では、スプリング75の弾発力によってロックピン73がウエハホルダ40側の受部材71と固定板42dに設けられた係合孔74内に挿入係合して、ロータ30にウエハホルダ40がロックされる。このとき、ロックプレート77aは、ロックピン73と係合しない位置に退避している。このロック状態を解除するときは、まず、係脱シリンダ77fのピストンロッド77hを収縮することにより、リンク77e及び操作軸77bを介してロックプレート77aをロック解除部材76に係合させる(図17参照)。次に、ロック解除用シリンダ77gを伸長動作させることにより、操作軸77b及びロックプレート77aを図17及び図18の矢印A方向に移動すると共に、ロック解除部材76及びロックピン73をスプリング75の弾発力に抗して移動して、ロックピン73と係合孔74との係合を解く。これにより、ロータ30とウエハホルダ40とのロック状態が解除される。
【0039】
一方、上記ウエハガイド50は、図1に示すように、上記乾燥処理室20の開口部の側方に起立するケース51内に配設されるボールねじ機構52によって垂直方向に移動可能な支持ブラケット53と、この支持ブラケット53の先端側下部に垂下される筒状の鉛直支持部材54を具備してなり、鉛直支持部材54の下端部に設けられた係脱部55と上記ウエハガイド50の係合部43とが後述する係脱機構56によって係脱可能に構成されている。
【0040】
この場合、上記ボールねじ機構52は、ケース51内に垂設され、かつ正逆回転可能なモータ52aによって回転されるボールねじ軸52bと、このボールねじ軸52bに螺合されると共にボールねじ軸52bと平行に配設されるガイドレール52cに沿って摺動可能な摺動子52dとで構成されており、摺動子52dに支持ブラケット53が連結されている。
【0041】
また、上記係脱機構56は、図19に示すように、係合部43に設けられた係合凹部43a内に挿入される挿入凸部56aに、係合凹部43a内に横設されたロックピン43bに係合する垂直方向に回転可能なロックカム56bを具備してなる。この場合、ロックカム56bは中心方向に向かって延びる長孔56cが設けられており、この長孔56c内に回転及び摺動自在に係合するピン56dを介して鉛直支持部材54内に配設される係脱機構56の一部を構成するエアーシリンダ57のピストンロッド57aに連結されている。なお、エアーシリンダ57は、係脱部55の挿入凸部56aの基部側に露呈された近接センサ58が、係合部43と係脱部55の近接を確認した後、作動されるようになっている。また、ピストンロッド57aのピストン部57bとエアーシリンダ57の端部との間にはロックカム56bの位置を安定させるためのスプリング56eが縮設されており、このスプリング56eの弾発力によって常時ロックカム56bがロックピン43bとの係合が解かれる方向に位置し得るようになっている。
【0042】
このように構成される係脱機構56を用いてウエハガイド50とウエハホルダ40とを係合させるには、図19(a)に示すように、エアーシリンダ57を作動させてピストンロッド57aを伸長させ、ロックカム56bをロック解除側へ動作させて、係合部43の係合穴43a内に挿入凸部56aを挿入する(図19(b)参照)。次に、近接センサ58の確認により、エアーシリンダ57を作動させてピストンロッド57aを収縮し、ロックカム56bを回転させると共に、ロックピン43bに係合させて、ウエハガイド50とウエハホルダ40を係合させる(図19(c)参照)。なお、係合を解く場合は、エアーシリンダ57を作動させてピストンロッド57aを伸長してロックカム56bとロックピン43bとの係合を解けばよい。
【0043】
この場合、図20に示すように、係合部43の上端面に、合成樹脂例えばPEEK樹脂やPTFE樹脂製の被覆層例えば板状の被覆材43Aを被覆すると共に、ウエハガイド50の係脱部55における係合部43と当接する面にも、同様な材質の被覆材55Aを被覆する方が好ましい。なお、上記被覆層は必ずしも係合部43と係脱部55の当接面の両方に被覆される必要はなく、係合部43と係脱部55の当接面の少なくとも一方に被覆されていればよい。また、被覆層は必ずしも上記のような板状の被覆材43A,55Aである場合に限定されず、例えばPEEK樹脂やPTFE樹脂等の薄膜にて形成される被腹膜であってもよい。このように構成することにより、ウエハガイド50とウエハホルダ40を係合する際、ピストンロッド57aの伸長・収縮やロックカム56bの回転等による金属同士の接触を極力避けることができる。したがって、金属粉末のようなパーティクルの発生を防止することができるので、ウエハWへのパーティクルの付着を防止することができると共に、クリーンな雰囲気での乾燥処理を可能にすることができ、また、係合部43及び係脱部55の耐摩耗性を向上させることができる。
【0044】
また、更に好ましくは、図20に示すように、係脱部55には、外部に配設される排気手段例えば真空ポンプPに配管55Cを介して一端が接続され、他端が、係脱機構56の一部を構成するエアーシリンダ57におけるピストンロッド57aの可動部と近接する部位に開口する排気通路55Bを設けると共に、係合部43には、真空ポンプPに配管43Cを介して一端が接続され、他端が係脱機構56におけるロックカム56bの可動部と近接する部位に開口する排気通路43Bを設ける方がよい。このように構成することにより、ウエハガイド50とウエハホルダ40を係合する際、ピストンロッド57aの伸長・収縮やロックカム56bの回転等による金属同士の接触によって生じた金属粉末のようなパーティクルを、排気通路43B,55Bの開口部から効果的に吸引除去することができるので、ウエハWへのパーティクルの付着を防止することができると共に、クリーンな雰囲気での乾燥処理を可能にすることができる。なお、真空ポンプPと排気通路43B,55Bとを接続する配管43C,55Cは、ウエハホルダ40及びウエハガイド50の移動に対応して伸縮自在に形成されている。
【0045】
なお、上記ウエハ搬送チャック19は、乾燥処理室20の側方に設けられた搬送路19aに配設されたガイドレール19bに沿って移動可能になっており、図示しない駆動手段によって乾燥処理室20の側方まで移動し得るように構成されている。このウエハ搬送チャック19は、図8に示すように、起立整列された複数枚例えば50枚のウエハWの下端部を保持する固定保持棒61と、この固定保持棒61の両側近傍位置を中心として垂直方向に回転してウエハWの下側部を保持する一対の可動保持棒62とを具備している。なお、固定保持棒61及び可動保持棒62には、多数の保持溝(図示せず)が列設されている。
【0046】
このように構成されるウエハ搬送チャック19は、図8に実線で示すように、可動保持棒62を上方に回転させた状態において、これら可動保持棒62と固定保持棒61の三点でウエハWを保持することができる。この状態で、ウエハ搬送チャック19が上記乾燥処理室20の搬入・搬出口21の上方までウエハWを搬送し、上記ウエハガイド50の上昇に伴なって上昇するウエハホルダ40のウエハ保持部42にウエハWを受け渡した後、図8(b)に二点鎖線で示すように、ウエハ搬送チャック19の可動保持棒62が下方に回転してウエハWとの係合が解除されるように構成されている。
【0047】
次に、この発明に係る基板乾燥処理装置を用いたウエハWの乾燥処理の手順について、図21ないし図25を参照して説明する。まず、処理部3の第1ないし第3処理ユニット14〜16によって所定の薬液・洗浄処理が施されたウエハWがウエハ搬送チャック19によって保持されて、乾燥処理室20の側方まで移動してウエハWを乾燥処理室20の搬入・搬出口21の上方位置に移動する(図21参照)。
【0048】
次に、ウエハホルダ40を係合したウエハガイド50が上昇し、ウエハホルダ40のウエハ保持部42すなわち下部保持棒42a及び側部保持棒42bにてウエハWを保持すると同時に、ウエハ搬送チャック19の可動保持棒62が側方に回転して、ウエハWの受け渡しを行う(図22及び図23参照)。
【0049】
その後、ウエハ搬送チャック19が乾燥処理室20より退避し、ウエハガイド50と干渉しなくなると、ウエハガイド50が下降してウエハWを保持した状態のウエハホルダ40を乾燥処理室20内のロータ30に架設(図24参照)した後、係脱機構56が作動して、ウエハガイド50とウエハホルダ40との係合を解いた状態で、ウエハガイド50は再び上昇して乾燥処理室20の外方へ退避する。これと同時的に、ロック機構70の作動によってウエハホルダ40がロータ30に固定される一方、押え機構36の作動によりウエハWの上部が押え部材37によって押えられる。また、蓋体25が移動して乾燥処理室20の搬入・搬出口21を閉じた後、引寄せ機構27の作動により蓋体25が搬入・搬出口21側に密接される(図25参照)。
【0050】
その後、モータ31の駆動によってロータ30が回転して、ウエハWに付着する水分が除去される。この際、排気ファン22が駆動して乾燥処理室20内の空気を排気口24を介して排気管路23側に排気するので、フィルタファンユニット29を介して清浄化された空気が蓋体25の空気取入口25cから通路25dを通って乾燥処理室20内に導入された後、ロータ30の回転により飛散された水滴を伴なって排気管路23側へ排出することで、飛散された水滴は再度ウエハWに付着することなく、効率よく乾燥処理することができる。
【0051】
乾燥処理が終了した後、蓋体25が開放され、上部からウエハガイド50が下降して再び係脱機構56によってウエハホルダ40と係合し、また押え機構36及びロック機構70を解除した後、上昇してウエハホルダ40及び乾燥後のウエハWを乾燥処理室20の上方に取り出し、前述と逆の動作によってウエハ搬送チャック19にウエハWを受け渡した後、ウエハ搬送チャック19によって搬送される。
【0052】
なお、上記実施形態では、この発明に係る基板乾燥処理装置を半導体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説明したが、洗浄処理以外の処理システムにも適用できることは勿論であり、また、半導体ウエハ以外のLCDガラス基板等にも適用できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明によれば、基板搬送手段にて起立整列状態に保持される複数の基板を、基板搬送手段から搬出入手段にて支持される基板保持手段に受け渡した後、基板保持手段を下方の乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段に架設し、その後、搬出入手段を上方へ後退すると共に、乾燥処理室の搬入・搬出口を蓋体にて閉止した状態で、横軸型回転手段を回転することにより、基板の表面に付着する水分を除去すると共に、乾燥することができる。したがって、乾燥処理室の容積を可及的に小さくすることができると共に、装置の小型化及び乾燥効率の向上を図ることができ、かつ、基板の受渡し回数を低減させてパーティクル付着要因の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板乾燥処理装置を適用した洗浄処理システムの概略平面図である。
【図2】この発明に係る基板乾燥処理装置の概略断面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】図3の概略平面図である。
【図5】この発明における蓋体の平面図(a)及びその側面図(b)である。
【図6】この発明におけるロータを示す斜視図である。
【図7】この発明におけるウエハホルダを示す斜視図である。
【図8】この発明におけるウエハ搬送チャックの要部を示す側面図(a)及びそのA−A線に沿う断面図(b)である。
【図9】この発明におけるウエハ押え機構とロータとウエハホルダのロック機構の一部を示す側面図である。
【図10】上記ウエハ押え機構の要部を示す側面図である。
【図11】上記ウエハホルダをロータに架設した状態を示す平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】上記ウエハ押え機構の固定機構を示す平面図(a)、その断面図(b)及び(b)の側面図(c)である。
【図14】上記固定機構のロック状態を示す概略斜視図(a)及び固定機構の一部を構成する段付筒体の要部斜視図(b)である。
【図15】上記固定機構の開放状態の別の形態を示す概略斜視図である。
【図16】上記固定機構におけるロータ側のブッシュの別の形態を示す斜視図である。
【図17】上記ロータとウエハホルダのロック機構を示す概略側面図である。
【図18】上記ロック機構とロック解除機構の一部を示す概略側面図である。
【図19】この発明におけるウエハガイドとウエハホルダの係脱機構の係脱状態を示す要部断面図である。
【図20】この発明におけるウエハガイドとウエハホルダの係脱機構の変形例を示す要部断面図である。
【図21】乾燥前のウエハを基板乾燥処理装置上に搬送した状態を示す概略断面図である。
【図22】ウエハをウエハ搬送チャックからウエハホルダに受け渡す状態を示す概略断面図(a)及びその側断面図(b)である。
【図23】ウエハをウエハホルダに受け渡した後の状態を示す概略断面図(a)及びその側断面図(b)である。
【図24】ウエハホルダをロータに架設した状態を示す概略断面図(a)及びその側断面図(b)である。
【図25】ウエハの乾燥状態を示す概略断面図(a)及びその側断面図(b)である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(基板)
P 真空ポンプ(排気手段)
19 ウエハ搬送チャック(基板搬送手段)
20 乾燥処理室
21 搬入・搬出口
22 排気ファン(排気手段)
24 排気口
25 蓋体
25a ガイドレール
25b ロッドレスシリンダ
25c 空気取入口
25d 通路
25e 被覆膜
25g 角部
27 引寄せ機構
30 ロータ(横軸型回転手段)
36 押え機構
36b アーム
37 押え部材
38 押え操作手段
40 ウエハホルダ(基板保持手段)
43 係合部
43A 被覆材(被覆層)
43B 排気通路
44 固定機構
45 受部材(段付筒体)
46 係止部材
47 操作シリンダ
50 ウエハガイド(搬出入手段)
55 係脱部
55A 被覆材(被覆層)
55B 排気通路
56 係脱機構
56b ロックカム
57a ピストンロッド
70 ロック機構
77 ロック解除機構
80 純水供給ノズル(洗浄液供給手段)

Claims (12)

  1. 上部に基板搬入・搬出口を有する乾燥処理室と、
    上記乾燥処理室内に回転可能に配設される横軸型回転手段と、
    上記横軸型回転手段に架設され、複数の基板を基板搬送手段との間で起立整列状態で受渡し可能に保持する基板保持手段と、
    上記乾燥処理室の外部に配設され、上記基板保持手段が上記基板搬送手段との間で基板を受け渡す位置と、基板保持手段が上記横軸型回転手段に架設される位置との間で、基板保持手段を上下方向に移動させるための搬出入手段と、を具備し、
    上記搬出入手段は、上記基板保持手段と係脱可能な係脱部を有しており、この係脱部は、上記乾燥処理室内に進入可能であり、かつ、係脱部は乾燥処理が行われている際に乾燥処理室の外部に退避可能に形成される、ことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  2. 上部に基板搬入・搬出口を有し、下部に排気手段に接続する排気口を有する乾燥処理室と、
    上記乾燥処理室の搬入・搬出口を開閉する蓋体と、
    上記乾燥処理室内に回転可能に配設される横軸型回転手段と、
    上記横軸型回転手段に架設され、複数の基板を基板搬送手段との間で起立整列状態で受渡し可能に保持する基板保持手段と、
    上記乾燥処理室の外部に配設され、上記基板保持手段が上記基板搬送手段との間で基板を受け渡す位置と、基板保持手段が上記横軸型回転手段に架設される位置との間で、基板保持手段を上下方向に移動させるための搬出入手段と、を具備し、
    上記搬出入手段は、上記基板保持手段と係脱可能な係脱部を有しており、この係脱部は、上記乾燥処理室内に進入可能であり、かつ、係脱部は乾燥処理が行われている際に乾燥処理室の外部に退避可能に形成され、
    上記蓋体の上部一側方に空気取入口を設けると共に、蓋体の内部に、上記空気取入口と乾燥処理室内を連通する通路を設け、この際、上記通路の上面が空気取入口の開口部から上記乾燥処理室の上部他側方に向かって下り勾配となるように形成し、上記蓋体における空気取入口側の角部を、上記乾燥処理室内に収容された基板保持手段に保持される基板の外周よりも、水平方向に対して外方側に位置してなる、ことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記基板保持手段と搬出入手段とが係合する際に当接する基板保持手段の係合部と搬出入手段の係脱部の面のうち少なくとも一方の面に、合成樹脂製の被覆層を形成してなる、ことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  4. 請求項1又は2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記基板保持手段と搬出入手段とを係脱機構を介して係脱可能に係合し、
    上記基板保持手段及び搬出入手段に、上記係脱機構の可動部と近接する部位に開口する排気通路を形成すると共に、排気通路を排気手段に接続してなる、ことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  5. 請求項1又は2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記横軸型回転手段に、基板保持手段を係脱可能に固定する固定機構を設けたことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  6. 請求項1又は2記載の基板燥処理装置において、
    上記横軸型回転手段に、この回転手段に架設された基板保持手段に保持される基板の上部を係脱可能に押える押え機構を設けたことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  7. 請求項2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記蓋体内に形成された通路の上部内側面に、耐食性及び撥水性を有する被覆膜を被着してなることを特徴とする基板乾燥処理装置。
  8. 請求項2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記蓋体をスライド開閉する移動機構と、上記蓋体を乾燥処理室の搬入・搬出口に密接すべく搬入・搬出口側に引き寄せる引寄せ機構とを具備することを特徴とする基板乾燥処理装置。
  9. 請求項2記載の基板乾燥処理装置において、
    上記横軸型回転手段の上方に、この横軸型回転手段の全域に向かって洗浄液を噴射可能な洗浄液供給手段を設けたことを特徴とする基板乾燥処理装置。
  10. 請求項5記載の基板乾燥処理装置において、
    上記固定機構は、横軸型回転手段に設けられ、この横軸型回転手段から基板保持手段に対して接離可能な係止部材と、上記基板保持手段に設けられ、上記係止部材と係合する受部材と、上記係止部材を上記受部材に対して係脱移動する係脱移動操作手段とを具備してなることを特徴とする基板乾燥処理装置。
  11. 請求項6記載の基板乾燥処理装置において、
    上記押え機構は、横軸型回転手段に回転可能に枢着されるアームと、このアームの自由端部から水平状に突設されて基板の上部を押える押え部材と、上記アームに係脱可能に係合し、アームを回転する押え操作手段とを具備してなることを特徴とする基板乾燥処理装置。
  12. 基板搬送手段にて起立整列状態に保持される複数の基板を、基板搬送手段から搬出入手段の係脱部により支持される基板保持手段に受け渡す工程と、
    上記搬出入手段により上記基板保持手段を下降させて、基板保持手段を乾燥処理室内に進入させる工程と、
    上記基板保持手段を上記乾燥処理室内に配設される横軸型回転手段に架設する工程と、
    上記基板保持手段と上記搬出入手段の係脱部との係合を解放する工程と、
    上記搬出入手段の係脱部を上昇させ、搬出入手段の係脱部を上記乾燥処理室の外部に退避させる工程と、
    上記乾燥処理室の搬入・搬出口を蓋体にて閉止する工程と、
    上記横軸型回転手段を回転して上記基板の表面に付着する水分を除去する工程と、
    を有することを特徴とする基板乾燥処理方法。
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