JP3623704B2 - 携帯型gps受信機および携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する携帯型GPS受信機ならびに携帯端末に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、GPS受信機が広く普及しており、それに伴って、GPS受信機を備えた携帯情報端末や携帯電話機などの携帯端末が広く普及している。図7は、携帯端末に備えられたGPS受信機の電気的な構成を機能ブロック図として示しており、GPS受信機1は、例えば、基準クロック発生部2、RF(Radio Frequency )部3、データ取得部4、取得データ記憶部5および取得データ演算部6を備えて構成されることが考えられる。
【0003】
このような構成によれば、基準クロック発生部2は、発振器により構成されているもので、RF部3、データ取得部4および取得データ演算部6の各々の動作クロックとして作用する基準クロックを発生し、発生した基準クロックをRF部3、データ取得部4および取得データ演算部6の各々に出力する。
【0004】
RF部3は、GPS衛星が送信した無線周波数(RF)のGPS衛星信号(GPS電波)をアンテナ7により受信すると、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振(LO:Local Oscillation )信号とをミキシングして中間周波数(IF:Intermediate Frequency)のGPS衛星信号を生成する。
【0005】
データ取得部4は、取得データ演算部6からの制御指令により、基準周波数 ((図8中、f0 にて示す)からGPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた所定周波数(図8中、f1 にて示す)を中心周波数として、基準クロック発生部2を構成する発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した所定周波数帯域(図8中、fW1 にて示す)をサーチ周波数帯域として設定しており、RF部3から中間周波数のGPS衛星信号を入力すると、入力した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio )をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。
【0006】
そして、取得データ記憶部5は、データ取得部4が取得したGPSデータを入力すると、入力したGPSデータを一時的に記憶し、取得データ演算部6は、取得データ記憶部5が一時的に記憶しているGPSデータを読出し、読出したGPSデータを演算し、演算結果を出力する。
【0007】
ところで、上記した構成のものにおいては、基準クロック発生部2を構成する発振器としては、一般的には、コストの増大を回避するために、温度変化により生じる最大誤差や経年変化により生じる最大誤差が比較的大きいものが採用されると考えられる。
【0008】
このため、経年変化により生じる最大誤差は、温度変化により生じる最大誤差よりも大きいことから、基準クロック発生部2が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じると、図9に示すように、RF部3が生成する中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比に大きな周波数帯域のずれが生じることになる(図9では、高周波数側にシフトしている)。
【0009】
そうなると、場合によっては、信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数(図9中、f2 にて示す)がサーチ周波数帯域から外れてしまい、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出することができなくなり、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得することができなくなるという問題がある。
【0010】
この場合、上記した問題を解決するために、常に、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域をサーチ周波数帯域として設定するのではなく、発振器の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域をサーチ周波数帯域として設定することも考えられるが、これでは、サーチ周波数帯域が比較的広い分、処理時間が長くなり、また、それに応じて、処理に要する消費電力が増大することになり、携帯端末において消費電流の低減化が要望されているという事情を考慮すると、好ましくないものである。
【0011】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基準クロック発生手段が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じた場合であっても、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる携帯型GPS受信機ならびに携帯端末を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の携帯型GPS受信機によれば、無線手段は、基準クロック発生手段が発生した基準クロックを動作クロックとして動作し、GPS衛星が送信した無線周波数のGPS衛星信号を受信し、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振信号とをミキシングして中間周波数のGPS衛星信号を生成する。また、データ取得手段は、無線手段が生成した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。
【0013】
そして、この際、データ取得手段は、通常状態にあるときには、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数或いは当該周波数の近傍の第1の所定周波数を中心周波数とする基準クロック発生手段の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含む第1の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査し、操作手段において特定の操作が実行されたときには、第1の所定周波数を中心周波数とする基準クロック発生手段の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含み且つ前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が広い第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査する。
【0014】
すなわち、このものによれば、操作手段において特定の操作が実行されると、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、基準クロック発生手段の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含み且つ前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が広い第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、基準クロック発生手段が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じた場合であっても、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を的確に検出することができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる。
【0015】
そして、この場合、操作手段において特定の操作が実行されたことを条件としており、つまり、通常状態にあるときには、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、基準クロック発生手段の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含む第1の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、サーチ周波数帯域の帯域幅が狭い分、処理時間が長くなることを回避することができ、また、処理に要する消費電力が増大することを回避することができる。
【0016】
請求項2記載の携帯型GPS受信機によれば、データ取得手段は、第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した後において、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第3の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査する。
【0017】
すなわち、このものによれば、操作手段において特定の操作が実行され、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、上記した第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した以降においては、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第3の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数或いは当該周波数の近傍の第1の所定周波数から、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数に中心周波数をずらした分、これ以降の処理において、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出できる可能性を高めることができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得できる可能性を高めることができる。
【0018】
請求項3記載の携帯型GPS受信機によれば、データ取得手段は、第1の所定周波数帯域と同じ周波数帯域を第3の所定周波数帯域として走査する。
【0019】
すなわち、このものによれば、操作手段において特定の操作が実行され、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、上記した第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した以降においては、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第1の所定周波数帯域と同じ周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、上記した請求項2に記載したものと同様にして、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出できる可能性を高めることができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得できる可能性を高めることができる。
【0020】
また、この場合には、第1の所定周波数帯域と同じ周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するので、再度、基準クロック発生手段が発生する基準クロックに温度変化が要因となって周波数誤差が生じた場合であっても、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を的確に検出することができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる。
【0021】
請求項4記載の携帯型GPS受信機によれば、データ取得手段は、第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域を第3の所定周波数帯域として走査する。
【0022】
すなわち、このものによれば、操作手段において特定の操作が実行され、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、上記した第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した以降においては、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、上記した請求項2に記載したものと同様にして、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出できる可能性を高めることができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得できる可能性を高めることができる。
【0023】
また、この場合には、第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するので、上記した請求項3に記載したものと比較すると、帯域幅が狭い分、処理時間の短縮化を図ることができ、また、処理に要する消費電力の低減化をも図ることができる。
【0024】
請求項5記載の携帯端末によれば、無線手段は、基準クロック発生手段が発生した基準クロックを動作クロックとして動作し、GPS衛星が送信した無線周波数のGPS衛星信号を受信し、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振信号とをミキシングして中間周波数のGPS衛星信号を生成する。また、データ取得手段は、無線手段が生成した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。さらに、取得データ演算手段は、データ取得手段が取得したGPSデータを演算し、演算結果処理手段は、取得データ演算手段が演算した演算結果を処理する。
そして、この際、データ取得手段は、通常状態にあるときには、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数或いは当該周波数の近傍の第1の所定周波数を中心周波数とする基準クロック発生手段の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含む第1の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査し、操作手段において特定の操作が実行されたときには、第1の所定周波数を中心周波数とする基準クロック発生手段の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含み且つ前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が広い第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査する。
【0025】
すなわち、このものによれば、上記したように、基準クロック発生手段が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じた場合であっても、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を的確に検出することができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を携帯情報端末のGPS受信部に適用した一実施例について、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図1は、携帯情報端末の電気的な構成を機能ブロック図として示している。図1において、携帯情報端末11は、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU12(本発明でいう演算結果処理手段)に、GPS受信機として作用するGPS受信部13、操作部14、表示部15、携帯電話機接続IF(インタフェース)部16、外部端末接続IF部17および記憶部18を接続して構成されている。
【0027】
そして、GPS受信部13は、基準クロック発生部19(本発明でいう基準クロック発生手段)、RF(Radio Frequency )部20(本発明でいう無線手段)、データ取得部21(本発明でいうデータ取得手段)、取得データ記憶部22および取得データ演算部23(本発明でいう取得データ演算手段)から構成されている。
【0028】
GPS受信部13において、基準クロック発生部19は、発振器により構成されているもので、RF部20、データ取得部21および取得データ演算部23の各々の動作クロックとして作用する所定周波数の基準クロックを発生し、発生した基準クロックをRF部20、データ取得部21および取得データ演算部23の各々に出力する。
【0029】
RF部20は、GPS衛星が送信した無線周波数(RF)のGPS衛星信号 (GPS電波)をアンテナ24により受信すると、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振(LO:Local Oscillation )信号とをミキシングして中間周波数(IF:Intermediate Frequency)のGPS衛星信号を生成し、生成した中間周波数のGPS衛星信号をデータ取得部21に出力する。
【0030】
データ取得部21は、取得データ演算部23からの制御指令により、所定周波数を中心周波数とする所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として設定し、RF部3から中間周波数のGPS衛星信号を入力すると、入力した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比(SNR:Signal to Noise Ratio )をサーチ周波数帯域にわたって走査し、信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得し、取得したGPSデータを取得データ記憶部22に出力する。
【0031】
取得データ記憶部22は、データ取得部21からGPSデータを入力すると、入力したGPSデータを一時的に記憶する。そして、取得データ演算部23は、取得データ記憶部22が一時的に記憶しているGPSデータを読出し、読出したGPSデータを演算し、演算結果をCPU12に出力する。
【0032】
また、操作部14は、電源キーなどの各種のキーの操作を検出すると、キー操作検出をCPU12に出力し、CPU12は、操作部14からキー操作検出を入力すると、入力したキー操作検出を解読し、解読した解読結果に基づいて所定の処理を実行する。表示部15は、CPU12から表示指令を入力すると、入力した表示指令に応じた表示情報を表示する。
【0033】
携帯電話機接続IF部16は、携帯電話機(図示せず)との間のインタフェース機能を有しており、携帯電話機を接続している状態において、携帯電話機との間の通信を制御する。外部端末接続IF部17は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)端末などの外部端末(図示せず)との間のインタフェース機能を有しており、外部端末を接続している状態において、外部端末との間の通信を制御する。そして、記憶部18は、所定地域の地図データ、個人データ或いはスケジュールデータなどの各種の記憶情報を記憶する。
【0034】
次に、上記した構成の作用について、図2ないし図6を参照して説明する。◎GPS受信部13において、通常状態にあるときには、取得データ演算部23は、データ取得部21に制御指令として通常モード動作指令を出力する。データ取得部21は、取得データ演算部23から通常モード動作指令を入力している状況では、基準周波数(図2中、f0 にて示す)からGPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた周波数(本発明でいう第1の所定周波数、図2中、f1 にて示す)を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域(本発明でいう第1の所定周波数帯域、図2中、fW1 にて示す)をサーチ周波数帯域として設定する。
【0035】
ここで、サーチ周波数帯域fW1 は、発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 を、例えば、
α1 =±0.5ppm
とすると、
【数1】
として算出することができる。
【0036】
これにより、データ取得部21は、RF部3から中間周波数のGPS衛星信号を入力すると、入力した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた周波数f1 を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 に基づいて算出したサーチ周波数帯域fW1 にわたって走査し、サーチ周波数帯域fW1 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。尚、図2では、サーチ周波数帯域fW1 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を、周波数f1 として示している。
【0037】
これに対して、CPU12は、操作部14において特定の操作が実行されたことを検出すると、取得データ演算部23に補正モード動作検出を出力し、取得データ演算部23は、CPU12から補正モード動作検出を入力すると、データ取得部21に制御指令として補正モード動作指令を出力する。
【0038】
データ取得部21は、取得データ演算部23から補正モード動作指令を入力している状況では、基準周波数(図3中、f0 にて示す)からGPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた周波数(図3中、f1 にて示す)を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域に代わって、発振器の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域(本発明でいう第2の所定周波数帯域、図3中、fW2 にて示す)をサーチ周波数帯域として設定する。
【0039】
ここで、サーチ周波数帯域fW2 は、発振器の経年変化により生じる最大誤差α2 を、例えば、
α2 =±2ppm
とすると、
【数2】
として算出することができる。
【0040】
これにより、データ取得部21は、RF部3から中間周波数のGPS衛星信号を入力すると、入力した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた周波数f1 を中心周波数として、発振器の経年変化により生じる最大誤差α2 に基づいて算出したサーチ周波数帯域fW2 にわたって走査し、サーチ周波数帯域fW2 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。尚、図3では、サーチ周波数帯域fW2 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を、周波数f1 として示している。
【0041】
このように、データ取得部21は、操作部14において特定の操作が実行された場合には、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数分だけずれた周波数f1 を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 に基づいて算出したサーチ周波数帯域fW1 に代わって、発振器の経年変化により生じる最大誤差α2 に基づいて算出したサーチ周波数帯域fW2 にわたって走査するようになる。
【0042】
したがって、基準クロック発生部19が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じ、RF部20が生成する中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比に比較的大きな周波数帯域のずれが生じた場合であっても、操作部14において特定の操作が実行されることにより、図4に示すように、信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数(図4中、f2 にて示す)がサーチ周波数帯域fW2 から外れてしまうことはない。
【0043】
そして、これ以降、GPS受信部13において、データ取得部21は、取得データ演算部23から通常モード動作指令を入力している状況では、図5に示すように、基準周波数(図5中、f0 にて示す)から上記したようにして検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数(本発明でいう第2の所定周波数、図5中、f2 にて示す)を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域(本発明でいう第3の所定周波数帯域、図5中、fW3 にて示す)をサーチ周波数帯域として設定する。
【0044】
これにより、データ取得部21は、RF部3から中間周波数のGPS衛星信号を入力すると、入力した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数f2 を中心周波数として、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出したサーチ周波数帯域fW3 にわたって走査し、サーチ周波数帯域fW3 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得する。尚、図4では、サーチ周波数帯域fW3 内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を、周波数f2 として示している。
【0045】
また、この場合、上記したように発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域(図5中、fW3 にて示す)をサーチ周波数帯域として設定することに代わって、図6に示すように、発振器の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域(図6中、fW3’にて示す)をサーチ周波数帯域として設定することも可能である。
【0046】
尚、以上は、操作部14において特定の操作が実行されると、CPU12が取得データ演算部23に補正モード動作検出を出力し、取得データ演算部23がデータ取得部21に制御指令として補正モード動作指令を出力する構成を説明したものであるが、CPU12がデータ取得部21に制御指令として補正モード動作指令を直接出力するように構成することも可能である。
【0047】
また、基準クロック発生部19がRF部20、データ取得部21および取得データ演算部23の各々に基準クロックを直接出力する構成を説明したものであるが、基準クロック発生部19がデータ取得部21を経由して取得データ演算部23に基準クロックを出力するように構成することも可能である。
【0048】
また、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が最大となるピークが得られる場合を説明したものであるが、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が最大となるピークが得られない場合、つまり、信号対雑音比が最大となるピークがサーチ周波数帯域から外れる場合であっても、信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出することが可能であれば、これと同様の処理を実行する。
【0049】
また、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数f1 を中心周波数とし、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数f2 を中心周波数とする場合を説明したものであるが、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数f1 の近傍の周波数を中心周波数とし、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数f2 の近傍の周波数を中心周波数とする場合であっても、これと同様の処理を実行する。
【0050】
以上に説明したように本実施例によれば、操作部14において特定の操作が実行されると、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 に基づいて算出した周波数帯域fW1 に代わって、発振器の経年変化により生じる最大誤差α2 に基づいて算出した周波数帯域fW2 をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、発振器が発生する基準クロックに経年変化が要因となって比較的大きな周波数誤差が生じた場合であっても、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を的確に検出することができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる。
【0051】
そして、この場合、操作部14において特定の操作が実行されたことを条件としており、つまり、通常状態にあるときには、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 に基づいて算出した周波数帯域fW1 をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、帯域幅が狭い分、処理時間が長くなることを回避することができ、また、処理に要する消費電力が増大することを回避することができる。
【0052】
また、これ以降、中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比を、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数f2 を中心周波数とする周波数帯域fW3 をサーチ周波数帯域として走査するように構成したので、これ以降の処理において、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を検出できる可能性を高めることができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得できる可能性を高めることができる。
【0053】
また、この場合、上記した周波数帯域fW1 と同じ周波数帯域を周波数帯域fW3 として走査するように構成すれば、再度、発振器が発生する基準クロックに温度変化が要因となって周波数誤差が生じた場合であっても、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上となる周波数を的確に検出することができ、中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを的確に取得することができる。
【0054】
さらに、この場合、上記した周波数帯域fW1 よりも帯域幅が狭い周波数帯域を周波数帯域fW3’として走査するように構成すれば、上記した周波数帯域fW1 と同じ周波数帯域を周波数帯域fW3 として走査する構成のものと比較すると、帯域幅が狭い分、処理時間の短縮化を図ることができ、また、処理に要する消費電力の低減化をも図ることができる。さらに、これに応じて、GPS受信部13のみでなく、携帯端末11においても、消費電力の低減化を図ることができる。
【0055】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形または拡張することができる。
携帯端末としては、電話機能を備えた携帯情報端末であっても良く、また、このような携帯情報端末に限らず、携帯電話機や簡易型の携帯電話機(PHS:Personal Handyphone System)などであっても良い。
【0056】
発振器の温度変化により生じる最大誤差α1 および発振器の経年変化により生じる最大誤差α2 は、発振器の個体に応じた値であれば良く、周波数帯域fW1 、fW2 、fW3 およびfW3’は、それに応じた値であれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的な構成を示す機能ブロック図
【図2】中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比と周波数との関係を示す図
【図3】図2相当図
【図4】図2相当図
【図5】図2相当図
【図6】図2相当図
【図7】従来例の電気的な構成を示す機能ブロック図
【図8】図2相当図
【図9】図2相当図
【符号の説明】
図面中、11は携帯情報端末(携帯端末)、12はCPU(演算結果処理手段)、13はGPS受信部(GPS受信機)、19は基準クロック発生部(基準クロック発生手段)、20はRF部(無線手段)、21はデータ取得部(データ取得手段)、23は取得データ演算部(取得データ演算手段)である。
Claims (8)
- 基準クロックを発生する基準クロック発生手段と、
この基準クロック発生手段が発生した基準クロックを動作クロックとして動作し、GPS衛星が送信した無線周波数のGPS衛星信号を受信し、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振信号とをミキシングして中間周波数のGPS衛星信号を生成する無線手段と、
この無線手段が生成した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、前記中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得するデータ取得手段とを備え、
前記データ取得手段は、通常状態にあるときには、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数或いは当該周波数近傍の第1の所定周波数を中心周波数とする前記基準クロック発生手段の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含む第1の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査し、操作手段において特定の操作が実行されたときには、前記第1の所定周波数を中心周波数とする前記基準クロック発生手段の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含み且つ前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が広い第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする携帯型GPS受信機。 - 前記データ取得手段は、前記第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した後において、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第3の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項1記載の携帯型GPS受信機。
- 前記データ取得手段は、前記第1の所定周波数帯域と同じ周波数帯域を前記第3の所定周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項2記載の携帯型GPS受信機。
- 前記データ取得手段は、前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域を前記第3の所定周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項2記載の携帯型GPS受信機。
- 基準クロックを発生する基準クロック発生手段と、
この基準クロック発生手段が発生した基準クロックを動作クロックとして動作し、GPS衛星が送信した無線周波数のGPS衛星信号を受信し、受信した無線周波数のGPS衛星信号と局部発振信号とをミキシングして中間周波数のGPS衛星信号を生成する無線手段と、
この無線手段が生成した中間周波数のGPS衛星信号の信号対雑音比をサーチ周波数帯域にわたって走査し、サーチ周波数帯域内において信号対雑音比が閾値以上であって最大となる周波数を検出することにより、前記中間周波数のGPS衛星信号からGPSデータを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段が取得したGPSデータを演算する取得データ演算手段と、
前記取得データ演算手段が演算した演算結果を処理する演算結果処理手段とを備え、
前記データ取得手段は、通常状態にあるときには、GPS衛星の予測ドップラーに基づいた周波数或いは当該周波数近傍の第1の所定周波数を中心周波数とする前記基準クロック発生手段の温度変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含む第1の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査し、操作手段において特定の操作が実行されたときには、前記第1の所定周波数を中心周波数とする前記基準クロック発生手段の経年変化により生じる最大誤差に基づいて算出した周波数帯域を含み且つ前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が広い第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする携帯端末。 - 前記データ取得手段は、前記第2の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査した後において、検出した信号対雑音比が閾値以上であって最大となった周 波数或いは当該周波数の近傍の第2の所定周波数を中心周波数とする第3の所定周波数帯域をサーチ周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
- 前記データ取得手段は、前記第1の所定周波数帯域と同じ周波数帯域を前記第3の所定周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項6記載の携帯端末。
- 前記データ取得手段は、前記第1の所定周波数帯域よりも帯域幅が狭い周波数帯域を前記第3の所定周波数帯域として走査するように構成したことを特徴とする請求項6記載の携帯端末。
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