JP2002314474A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002314474A JP2001118924A JP2001118924A JP2002314474A JP 2002314474 A JP2002314474 A JP 2002314474A JP 2001118924 A JP2001118924 A JP 2001118924A JP 2001118924 A JP2001118924 A JP 2001118924A JP 2002314474 A JP2002314474 A JP 2002314474A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺に位置する各基地局から到来する電波の
電界強度のレベル測定を複数チャネル連続して実行す
る。 【解決手段】 アンテナ2からの無線信号を受信して入
力電界レベルに対数比例したアナログ電圧を出力する無
線受信機1と、この無線受信機1のアナログ出力電圧を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路5と、無線受
信機1内に設けられた周波数変換器3に局部周波数を供
給する局部発振回路4と、A/D変換回路5のディジタ
ル出力信号を入力しこのディジタル信号を保存する機能
と、局部発振回路4にチャネルデータを送出する機能
と、無線通信のタイミングを制御する機能等とを有する
ベースバンドLSI6とを設ける。この構成により、周
辺に位置する各基地局から到来する複数チャネルの電波
の電界強度のレベル測定を連続して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関
し、特に、周辺に位置する各基地局から到来する電波
(以降、周辺チャネルと呼ぶ)の電界強度(以降、周辺
レベルと呼ぶ)を、連続して複数チャネルのレベル測定
を可能とした携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末の普及とともに基地局の増設が
進み、都心部では多くのチャネルが利用されるようにな
った。
【0003】一方で、通信品質劣化時に切り替えるべき
チャネルを探すために、多くの周辺チャネルに対して電
界レベル測定をする必要が予想されつつある。
【0004】また、マルチスロットでのデータ通信を行
う際には、各周辺基地局からの受信電界を監視できる空
きスロットの数が減ってしまうことも予想されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周辺チ
ャネルの電界レベル測定に長時間を要しては、電波環境
が劣化した際に、チャネル切り替えを行う前に基地局と
の通信が途絶えてしまうことも予想される。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記課題を解決するためになされたもので
あり、従って本発明の目的は、多くの周辺チャネルレベ
ル測定を短時間で行うことを可能とした新規な携帯電話
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る携帯電話機は、アンテナからの無線信
号を受信して入力電界レベルに対数比例したアナログ電
圧を出力する無線受信機と、該無線受信機のアナログ出
力電圧をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ
と、前記無線受信機内に設けられた周波数変換器に局部
周波数を供給する局部発振回路と、前記A/Dコンバー
タのディジタル出力信号を入力して、該ディジタル信号
を保存する機能と、前記局部発振回路にチャネルデータ
を送出する機能と、無線通信のタイミングを制御する機
能等とを有するベースバンドLSIとを備えて構成さ
れ、周辺に位置する各基地局から到来する複数チャネル
の電波の電界強度のレベル測定を連続して実行すること
を特徴としている。
【0008】前記ベースバンドLSIは、測定しようと
する複数の周辺チャネルのチャネルデータが格納される
複数の第1のレジスタと、前記各チャネルデータを順次
シリアル信号として前記局部発振回路に送出するシリア
ルデータ送出手段と、レベル測定しようとするチャネル
数がソフト設定される第2のレジスタと、前記各チャネ
ルデータの送出から実際にレベル測定を行うまでの時間
間隔が設定される第3のレジスタと、自局スロットの受
信を終えて空きスロットを迎えるタイミングでトリガを
発生しそれによって前記シリアルデータ送出手段による
前記第1のレジスタに設定された最初のチャネルデータ
のシリアル信号を発生させるTDMAタイミング制御手
段と、前記第3のレジスタに設定された時間を経過した
ときに前記シリアルデータ送出手段を介して前記A/D
変換回路に対してサンプリングコマンドを発生するレベ
ル測定制御手段と、前記各チャネルについて測定された
電界強度の受信レベルを格納する、前記各第1のレジス
タに対応して設けられた複数の第4のレジスタと、前記
A/D変換回路により変換された複数チャネルの測定さ
れたディジタル値を前記第4のレジスタに格納または該
第4のレジスタから読み出すシリアルデータ受信手段と
を有している。
【0009】前記局部発振回路をフラクショナルNと呼
ばれるPLL回路により構成し、高速ロックを可能とし
たことを特徴としている。
【0010】前記第3のレジスタに設定された時間間隔
を前記局部発振回路の周波数ロックタイムに合わせて使
用することを特徴としている。
【0011】前記アンテナを複数とし、前記無線受信機
に前記複数のアンテナを切り替えるRFスイッチを設
け、前記ベースバンドLSIに前記アンテナを1個にす
るか複数個にしてダイバーシチ受信にするかの測定モー
ドが設定される第5のレジスタと、前記スイッチの切り
替えによる前記無線機の内部での歪みがなくなるまでの
時間が設定される第6のレジスタとを設け、前記レベル
測定手段は、前記無線受信機に対してアンテナ切替コマ
ンドを送出すると共に、配設されたアンテナの個数だけ
前記A/D変換回路に対してサンプリングコマンドを発
生する。
【0012】前記シリアルデータ受信手段は、前記各ア
ンテナに対応する測定結果のうちいずれか大きい方の値
を前記第4のレジスタに格納するようにしている。
【0013】前記した本発明では、自局スロットの受信
が完了するタイミングで前記TDMAタイミング制御手
段がトリガを発生することで以降の一連の動作が開始す
るが、前記TDMAタイミング制御手段によるトリガの
発生の代わりに、外部トリガ発生回路を設けることで、
任意のタイミングでトリガを発生させることも可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明による一実施の形態を示す
ブロック構成図である。
【0016】
【実施の形態の構成】図1を参照するに、無線受信機1
は、アンテナ2から入力された電波を増幅・周波数ダウ
ンコンバートするダブルスーパーヘテロダイン方式の無
線回路であり、入力電界レベルに対数比例したアナログ
電圧(以降、RSSI電圧と記述する)を出力してい
る。受信機1の内部に含まれる周波数変換器3には、局
部発振回路4が出力する局部周波数が入力されている。
この局部発振回路4は、フラクショナルNと呼ばれるP
LL回路で構成され、高速ロックが可能である。
【0017】A/Dコンバータ5は、無線機1が出力す
るRSSI電圧をディジタル信号に変換し、この変換さ
れたディジタル信号はLSI6に入力される。このLS
I6は、RSSI電圧のディジタル信号を内部レジスタ
回路に保存したり、局部発振回路4へチャネルデータを
送出したり、無線通信のタイミングを制御したりするベ
ースバンドLSIであり、その動作はソフトウェアによ
り制御される。
【0018】周辺チャネルの電界レベルを測定する際に
は、ソフトウェアは、測定する周辺チャネルのチャネル
データをLSI6の内部レジスタ回路7〜26に書き込
む。つまり、本発明による一実施の形態の図示された一
実施例では、例えば一度に20波までのチャネルデータ
を書き込むことができるようになっている。このチャネ
ルデータは、シリアルデータ送出回路52を介してシリ
アル信号として送出される。
【0019】レベル測定制御回路51は、シリアルデー
タ送出回路52を介して、A/D変換回路5にサンプリ
ングコマンドをシリアル信号として送出する回路であ
る。
【0020】ここで、チャネルデータ送出から実際にレ
ベル測定を行う迄の時間間隔をレジスタ49に設定する
ことができ、使用する局部発振回路4の周波数ロックタ
イムに合わせて使用することができるようになってい
る。
【0021】レジスタ47は、レベル測定をするCH
(チャネル)数をソフト設定するレジスタ回路である。
【0022】シリアルデータ受信回路50は、A/D変
換回路5がシリアル信号として出力する周辺チャネルの
受信レベル値をレジスタ27〜46に順次に格納する回
路であり、各チャネルに対する測定結果をソフトウェア
がレジスタ27〜46から読み出すことができるように
なっている。
【0023】さらに、アンテナ2を複数持つ場合には、
周辺レベルを各アンテナ選択時についてダイバーシチ測
定するか、または特定のアンテナに固定してレベル測定
を行うかを、モード選択できるようになっており、ソフ
トウェアはこの動作設定をレジスタ48で行わせてい
る。
【0024】TDMAタイミング制御回路53は、TD
MA通信の無線レイヤに関する各タイミングを司ってお
り、ここでは、自局スロットの受信完了のタイミング、
つまり周辺レベル測定を行える空きスロットに入る時点
で、周辺レベル測定に関した一連の動作を開始するため
のトリガを発生するようにしている。
【0025】
【実施の形態の動作】次に本発明による一実施の形態の
動作について説明する。
【0026】まず、特定のアンテナ2に固定してレベル
測定する場合について、図2を用いて説明する。
【0027】図2はダイバーシチ動作の場合の動作を示
すタイミングチャートである。
【0028】本発明による一実施の形態の一実施例で
は、まず、測定チャネルの数、そのチャネルデータ、測
定モード、チャネルデータ送出からレベル測定するまで
の時間を、各々のレジスタ47、7〜26、48、49
に事前に設定しておく。
【0029】自局スロットの受信を終えたタイミング、
つまり空きスロットを迎えるタイミングで、TDMAタ
イミング制御回路53がトリガを発生し、シリアルデー
タ送出回路52がレジスタ7に設定されたチャネルデー
タをシリアル信号として出力する。
【0030】次に、局部発振回路4が周波数ロックする
までのロックタイム、つまりレジスタ49に設定された
時間を経過したら、レベル測定制御回路51はA/D変
換回路5に対してサンプリングコマンドを発生する。
【0031】A/D変換回路5は無線受信機3が出力す
るRSSIアナログ電圧をA/D変換し、変換されたデ
ィジタル値がシリアルデータ受信回路50を経てレジス
タ27に格納される。
【0032】次に、シリアルデータ送出回路52がレジ
スタ8に設定されたチャネルデータをシリアル信号とし
て出力し、レジスタ8に設定されたチャネルデータに対
応する受信レジタルデータがレジスタ28に格納され、
以降は同様の動作をレジスタ47に設定された数だけ繰
り返し、全ての測定を終了すると、LSI6はCPU5
6に対して割り込みを発生する。この割り込みを受け
て、測定結果をレジスタ27〜46から読み出す。これ
をフローチャートに示すと図3に示すようになる。
【0033】次に図3に示されたフローチャートを参照
して本発明による一実施の形態の第1の実施例について
具体的に説明する。
【0034】図3を参照するに、先ずステップS1にお
いて初期設定する。即ち、レジスタ47に測定するチャ
ネル数を、レジスタ7〜26にチャネルデータを、レジ
スタ48に測定モードを、レジスタ49にチャネルデー
タ送出からレベル測定までの時間をそれぞれ設定する。
【0035】次に、ステップS2で自局のスロットの受
信を完了したタイミングで、TDMAタイミング制御回
路53にトリガを発生させる。
【0036】続いて、ステップS3において、シリアル
データ送出回路52にレジスタ7〜26の中で該当する
レジスタのチャネルデータをシリアル信号として送出さ
せる。
【0037】次いでステップS4において、レジスタ4
9に設定された、局部発振回路4が周波数ロックするま
での時間が経過するのを待つ。
【0038】次にステップS4でレジスタ49に設定さ
れた時間が経過した時に、ステップS5において、レベ
ル測定制御回路51がA/D変換回路5に対して、サン
プリングコマンドを発生する。
【0039】続いてステップS6において、シリアルデ
ータ受信回路50は、受信電界レベルのA/D変換され
た値を、レジスタ27〜46の中の該当するレジスタに
格納する。
【0040】次にステップS7において、レジスタ47
に設定されたチャネル数の測定を全て完了したか否かが
判断される。
【0041】ステップS7による判断の結果、NOの場
合にはステップS3に戻り、ステップS7がYESにな
るまでステップS3〜S7の動作を繰り返す。
【0042】ステップS7による判断の結果、YESの
場合にはステップS8に進み、LSI6が割り込みを発
生し、ステップS9でCPU56は、レジスタ27〜4
6から各チャネルの電界レベルを読み出し、終了する。
【0043】次に、複数のアンテナ2においてレベル測
定する場合について、図4を用いて説明する。
【0044】図4は、ダイバーシチ動作ありの場合の動
作を示すタイミングチャートである。ここでも前記説明
の図2と同様に、測定するチャネルの数、そのチャネル
データ、測定モード、チャネルデータ送出からレベル測
定するまでの時間を、各々のレジスタ47、7〜26、
48、49に事前に設定しておく。そして自局スロット
の受信を終えたタイミング、つまり空きスロットを迎え
るタイミングで、TDMAタイミング制御回路53がト
リガを発生し、シリアルデータ送出回路52がレジスタ
7に設定されたチャネルデータをシリアル信号として出
力する。
【0045】次に、局部発振回路4が周波数ロックする
までのロックタイム、つまりレジスタ49に設定された
時間を経過したら、レベル測定制御回路51はA/D変
換回路5に対してサンプリングコマンドを発生する。A
/D変換回路5は、無線受信機1が出力するRSSIア
ナログ電圧をA/D変換し、変換されたディジタル値が
シリアルデータ受信回路50に入力される。ここまでは
前記説明の図2と同様であるが、図4では、レベル測定
制御回路51が、無線受信機1に対してアンテナ切替コ
マンドをシリアル信号として送出する。
【0046】RFスイッチ55の切り替えによる無線受
信機1の内部での歪みがなくなるまでの時間、つまり、
レジスタ54の設定値の時間を経過した時点で、レベル
測定制御回路51が再びA/D変換回路5に対してサン
プリングコマンドを発生する。
【0047】A/D変換回路5は無線受信機1が出力す
るRSSIアナログ電圧を再度A/D変換し、変換され
たディジタル値がシリアルデータ受信回路50に入力さ
れる。シリアルデータ受信回路50は、各アンテナにお
ける測定結果のうち、どちらか大きい方の値をレジスタ
27に格納する。
【0048】図4ではここまでの動作を終えてからシリ
アルデータ送出回路52がレジスタ8に設定されたチャ
ネルデータをシリアル信号として出力し、以降は同様の
動作をレジスタ47に設定された数だけ繰り返し、全て
の測定を終了すると、LSI6はCPU56に対して割
り込みを発生する。
【0049】この割り込みを受けて、測定結果をレジス
タ27〜46から読み出す。これをフローチャートに示
すと図5に示すされるようになる。
【0050】次に図5に示されたフローチャートを参照
して本発明による一実施の形態の第2の実施例(ダイバ
ーシチ受信の場合)について具体的に説明する。
【0051】図5を参照するに、先ずステップS11に
おいて初期設定する。即ちレジスタ47に測定しようと
するチャネル数を、レジスタ7〜26に各チャネルデー
タを、レジスタ49にチャネルデータ送出からレベル測
定までの時間を、レジスタ54にスイッチ55の切り替
えによる無線受信機1内の歪みがなくなるまでの時間
を、それぞれ設定する。
【0052】次にステップS12において、自局スロッ
トの受信完了のタイミングでTDMAタイミング制御回
路53にトリガを発生させる。
【0053】次にステップS13において、シリアルデ
ータ送出回路52に、レジスタ7〜26の中の該当する
チャネルのチャネルデータをシリアル信号として送出さ
せる。
【0054】次いでステップS14において、レジスタ
49に設定された、局部発振回路4が周波数ロックする
までの時間が経過するのを待つ。
【0055】ステップS14における設定時間が経過し
た時に、ステップS15において、レベル測定制御回路
51に、A/D変換回路5に対して、サンプリングコマ
ンドを発生させる。
【0056】続いてステップS16において、レベル測
定制御回路51に、アンテナ2の切り替えのシリアルコ
マンドをRFスイッチ55に送出させる。
【0057】次に、ステップS17において、レジスタ
54に設定された時間が経過した後に、レベル測定制御
回路51に、A/D変換回路5に対して、サンプリング
コマンドを発生させる。
【0058】次に、ステップS18において、シリアル
データ受信回路50は、各アンテナごとに受信電界レベ
ルのA/D変換された値のうち、レベルの高い方の値を
レジスタ27〜46の中の該当するレジスタに格納す
る。
【0059】次いで、ステップS19において、レジス
タ47に設定されたチャネル数の測定を全て完了したか
否かが判断される。
【0060】ステップS19の判断の結果、NOの場合
にはステップS13に戻り、ステップS13〜S19の
フローをYESになるまで実行する。
【0061】ステップS19による判断の結果、YES
の場合にはステップS20に進み、LSI6に割り込み
を発生させ、ステップS21でCPU56は、レジスタ
27〜46から各チャネルの測定された電界レベルを読
み出して終了する。
【0062】なお、CPU56は、LSI6からの割り
込みを受けるまでの間、その動作を停止させることで、
消費電流の低減を図っている。
【0063】
【他の実施の形態】次に、本発明による他の実施の形態
について説明する。
【0064】各周辺基地局からの受信電界を測定するチ
ャネル数は、本発明の一実施の形態では上限20チャネ
ルとしたが、レジスタ回路を増やすことで任意のチャネ
ル数に対して適用可能となる。
【0065】各周辺基地局からの受信電界を測定する際
に、本発明では1本または2本のアンテナ2に対して測
定しているが、3本以上の場合についても同様のアルゴ
リズムを適用することができる。
【0066】本発明では、自局スロットの受信が完了す
るタイミングでTDMAタイミング制御回路がトリガを
発生することで以降の一連の動作が開始するが、外部ト
リガの回路を設けることで、任意タイミングでの動作も
可能となる。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得
られる。
【0068】1つの空きスロットで複数チャネルの周辺
チャネルレベルを測定することができるために、短時間
でより多くの周辺チャネルレベル測定を必要とするシス
テムへの対応が可能となる。具体例として、受信スロッ
トを用いてデータ通信を行う場合などはデータ量や回線
状況によっては空きスロットの数が少ない場合が考えら
れ、電波環境の劣化などによりチャネル切り替えを行う
際に重要な各周辺基地局から届く受信レベルの監視を行
う機会が減ってしまう可能性がある。こうした場合に、
少ない機会を有効活用して多くのチャネルについて受信
レベルを監視することが可能となる。
【0069】別の例として、例えば周波数帯の異なる同
一通信システムの、各周波数帯に携帯電話機能を対応さ
せる場合において、各周波数帯ごとの周辺レベルを測定
する時間を現行以内にすることが可能であり、電波環境
劣化時のチャネル切り替え動作などに支障を与えること
がない。
【0070】さらに、アンテナ切り替えによる歪みや局
部発振器のロックタイムを事前にレジスタ回路に設定
し、安定状態になった時点で速やかに電界レベルを測定
できるために、1つの空きスロット区間において多くの
チャネルの電界レベルを監視できるようになった。
【0071】加えて、チャネルデータは例えば20チャ
ネル分の設定が可能なために、測定しようとする全ての
チャネルデータを一度に設定することができ、また設定
した全てのチャネルに対しての電界レベル測定が完了し
た時点で割り込みを発生するようにしたために、CPU
は、割り込みを受けた時点で全チャネルの測定結果をレ
ジスタから読み出せばよい。従って、チャネルデータを
設定してから全チャネルの電界レベル測定完了までの間
は、CPUの動作を止めることができるために消費電流
の節約が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック構成
図である。
【図2】本発明による一実施の形態の第1の実施例の動
作を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明による一実施の形態の第1の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明による一実施の形態の第2の実施例の動
作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明による一実施の形態の第2の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…無線受信機 2…アンテナ 3…周波数変換器 4…局部発振回路 5…A/D変換回路 6…LSI 7〜26…チャネルデータ格納用レジスタ 27〜46…測定電界レベル格納用レジスタ 47…被測定チャネル数設定用レジスタ 48…測定モード設定用レジスタ 49…チャネルデータ送出から実際にレベル測定するま
での時間設定用レジスタ 50…シリアルデータ受信回路 51…レベル測定制御回路 52…シリアルデータ送出回路 53…TDMAタイミング制御回路 54…スイッチの切り替えによる無線受信機内の歪みが
なくなるまでの時間設定用レジスタ 55…RFスイッチ 56…CPU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナからの無線信号を受信して入力
    電界レベルに対数比例したアナログ電圧を出力する無線
    受信機と、該無線受信機のアナログ出力電圧をディジタ
    ル信号に変換するA/D変換回路と、前記無線受信機内
    に設けられた周波数変換器に局部周波数を供給する局部
    発振回路と、前記A/D変換回路のディジタル出力信号
    を入力して、該ディジタル信号を保存する機能と、前記
    局部発振回路にチャネルデータを送出する機能と、無線
    通信のタイミングを制御する機能等とを有するベースバ
    ンドLSIとを具備し、周辺に位置する各基地局から到
    来する複数チャネルの電波の電界強度のレベル測定を連
    続して実行することを特徴とした携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記ベースバンドLSIは、測定しよう
    とする複数の周辺チャネルのチャネルデータが格納され
    る複数の第1のレジスタと、前記各チャネルデータを順
    次シリアル信号として前記局部発振回路に送出するシリ
    アルデータ送出手段と、レベル測定しようとするチャネ
    ル数がソフト設定される第2のレジスタと、前記各チャ
    ネルデータの送出から実際にレベル測定を行うまでの時
    間間隔が設定される第3のレジスタと、自局スロットの
    受信を終えて空きスロットを迎えるタイミングでトリガ
    を発生しそれによって前記シリアルデータ送出手段によ
    る前記第1のレジスタに設定された最初のチャネルデー
    タのシリアル信号を発生させるTDMAタイミング制御
    手段と、前記第3のレジスタに設定された時間を経過し
    たときに前記シリアルデータ送出手段を介して前記A/
    D変換回路に対してサンプリングコマンドを発生するレ
    ベル測定制御手段と、前記各チャネルについて測定され
    た電界強度の受信レベルを格納する、前記各第1のレジ
    スタに対応して設けられた複数の第4のレジスタと、前
    記A/D変換回路により変換された複数チャネルの測定
    されたディジタル値を前記第4のレジスタに格納または
    該第4のレジスタから読み出すシリアルデータ受信手段
    とを有することを更に特徴とする請求項1に記載の携帯
    電話機。
  3. 【請求項3】 前記局部発振回路をフラクショナルNと
    呼ばれるPLL回路により構成し、高速ロックを可能と
    したことを更に特徴とする請求項1または2のいずれか
    一項に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記第3のレジスタに設定された時間間
    隔を前記局部発振回路の周波数ロックタイムに合わせて
    使用することを更に特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記アンテナを複数とし、前記無線受信
    機に前記複数のアンテナを切り替えるRFスイッチを設
    け、前記ベースバンドLSIに前記アンテナを1個にす
    るか複数個にしてダイバーシチ受信にするかの測定モー
    ドが設定される第5のレジスタと、前記スイッチの切り
    替えによる前記無線機の内部での歪みがなくなるまでの
    時間が設定される第6のレジスタとを設け、前記レベル
    測定手段は、前記無線受信機に対してアンテナ切替コマ
    ンドを送出すると共に、配設されたアンテナの個数だけ
    前記A/D変換回路に対してサンプリングコマンドを発
    生することを更に特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    項に記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記シリアルデータ受信手段は、前記各
    アンテナに対応する測定結果のうちいずれか大きい方の
    値を前記第4のレジスタに格納することを更に特徴とす
    る請求項5に記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記請求項1〜6では、自局スロットの
    受信が完了するタイミングで前記TDMAタイミング制
    御手段がトリガを発生することで以降の一連の動作が開
    始するが、前記TDMAタイミング制御手段によるトリ
    ガの発生の代わりに、外部トリガ発生回路を設けること
    で、任意のタイミングでトリガを発生させることを更に
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯電
    話機。
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