JP2005295312A - 携帯無線装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 信頼性の高い携帯無線装置を提供する。
【解決手段】 携帯電話機101は、電波を受信し前記受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する複数の無線アンテナ102〜104と、入力された2以上の信号を合成して1つの合成電波信号を生成する変復調部208と、複数の無線アンテナ102〜104からそれぞれ出力された複数の受信電波信号に基づく2以上の信号をそれぞれ変復調部208に入力する2以上の受信部206、207とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】 携帯電話機101は、電波を受信し前記受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する複数の無線アンテナ102〜104と、入力された2以上の信号を合成して1つの合成電波信号を生成する変復調部208と、複数の無線アンテナ102〜104からそれぞれ出力された複数の受信電波信号に基づく2以上の信号をそれぞれ変復調部208に入力する2以上の受信部206、207とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯可能な無線装置である携帯無線装置に関する。
通常、携帯無線装置は、基地局から一定強度以上の電波を受けられない場合には、通話等の無線通信を行うことができない。基地局からの電波は、周囲の地形や建物などで反射や回折を受け、さまざまな経路を通って携帯無線装置に到達する。このようなマルチパスフェージングでは、受信電波強度の低下が生じ、また、その低下の量は、空間の位置、周波数あるいは時間によって変化する。このようなマルチパスフェージングの影響を緩和する方法として、アンテナダイバーシティと呼ばれる方法が知られている。
例えば、特許文献1(特開平11−186945号公報)には、ホイップアンテナと逆Fアンテナとを備えた携帯無線情報端末が開示されている。この特許文献1では、本体フタ開閉状態に応じて、ホイップアンテナと逆Fアンテナとの間で受信アンテナが切り換えられるようになっている(例えば、図1及び図3)。
また、例えば、特許文献2(特開2002−261665号公報)には、上側筐体の端部、下側筐体の端部、及び、上側筐体と下側筐体を回動可能にするヒンジ部付近の3ヶ所に送受信アンテナを備えた携帯無線装置が開示されている。この携帯無線装置は、受信時に行うアンテナダイバーシティ処理において、上記3ヶ所にそれぞれ設置された3つの送受信アンテナの中から受信レベルの高い送受信アンテナを検出し、送信の際に、受信時のアンテナダイバーシティ処理で検出された送受信アンテナ(すなわち、受信レベルの高い送受信アンテナ)を送信アンテナとして使用するようになっている。
例えば、携帯無線装置を用いて所望のWEBサイトからデータをダウンロードすることが行われている。その際、大容量のデータを受信することもあるだろうし、長時間データを受信することもあるであろう。このような場合、受信電界強度の変化にともなって電波の受信感度が悪くなってしまうと、データの受信に失敗する可能性がある。
従って、本発明の目的は、信頼性の高い携帯無線装置を提供する。
本発明の更なる目的は、後の記載から明らかになるであろう。
本発明に従う携帯無線装置は、電波を受信し前記受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する複数の無線アンテナと、入力された2以上の信号を合成して1つの合成電波信号を生成する信号合成部と、前記複数の無線アンテナからそれぞれ出力された複数の受信電波信号に基づく2以上の信号をそれぞれ前記信号合成部に入力する2以上の受信部とを備える。
ここで、「複数の受信電波信号に基づく2以上の信号」とは、例えば、複数の受信電波信号それ自体であっても良いし、複数の受信電波信号に何らかの処理が施されることによって得られた信号であっても良い。具体的には、例えば、2以上の信号の一つが、複数の受信電波信号のうちの2以上の受信電波信号を加算して得られた信号であっても良い。
本発明の第1の実施態様では、前記複数の無線アンテナは、1以上の送受信メインアンテナと、2以上の受信サブアンテナとを含む。前記送受信メインアンテナは、信号の発信と電波の受信の両方に使用される無線アンテナである。前記受信サブアンテナは、信号の発信には使用されず電波の受信に使用される無線アンテナである。携帯無線装置は、前記送受信メインアンテナと、前記2以上の受信サブアンテナの中から選択された1以上の受信サブアンテナとを受信時に使用する。具体的には、例えば、前記2以上の受信部のうちの第1の受信部は、前記送受信メインアンテナから出力された受信電波信号を受信し、前記受信した受信電波信号に基づく信号(例えば、受信電波信号を復調して得られた信号)を前記信号合成部に入力する。前記2以上の受信部のうちの1以上の第2の受信部は、前記2以上の受信サブアンテナの中から選択された1以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された1以上の受信電波信号を受信し、前記受信した1以上の受信電波信号に基づく1以上の信号(例えば、受信電波信号を復調して得られた信号)を前記信号合成部に入力する。
本発明の第2の実施態様では、前記第1の実施態様において、携帯無線装置は、第1筐体(例えば下側筐体)と、前記第1筐体に対して開閉可能に取付けられた第2筐体(例えば上側筐体)と、前記第1筐体に対する前記第2筐体の開閉状態を検出する開閉センサと、前記開閉センサの検出結果に基づいて、前記2以上の受信サブアンテナの中から、使用する1以上の受信サブアンテナを選択するアンテナ選択部とを備える。
本発明の第3の実施態様では、前記第2の実施態様において、前記第2筐体が前記第1筐体に対して閉じた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の基端側に位置し、且つ、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の先端側に位置する。前記第2筐体が前記第1筐体に対して開いた状態になった場合、前記第2筐体の基端は前記第1筐体の基端側に位置しているが、前記第2筐体の先端は前記第1筐体の先端から最も離れるようになっている。前記送受信メインアンテナは、前記第1筐体の先端側に備えられる。前記第1の受信サブアンテナは、前記第1筐体又は前記第2筐体の基端側に備えられる。前記第2の受信サブアンテナは、前記第2筐体の先端側に備えられる。前記アンテナ選択部は、前記開閉センサによって前記閉じた状態であることが検出された場合、前記第1の受信サブアンテナを選択し、前記開閉センサによって前記開いた状態であることが検出された場合、前記第2の受信サブアンテナを選択する。前記第2の受信部には、前記アンテナ選択部によって選択された受信サブアンテナからの受信電波信号が入力される。この第3の実施態様では、携帯無線装置は、例えば折り畳み式で開閉される。
本発明の第4の実施態様では、前記第2の実施態様において、前記第2筐体が前記第1筐体に対して閉じた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の基端側に位置し、且つ、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の先端側に位置する。前記第2筐体が前記第1筐体に対して開いた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の先端から最も離れて、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の基端側に位置する。前記送受信メインアンテナは、前記第1筐体の先端側に備えられる。前記第2の受信サブアンテナは、前記第2の筐体の基端側に備えられる。前記第1の受信サブアンテナは、前記第1筐体又は前記第2筐体の基端側に備えられる。前記アンテナ選択部は、前記開閉センサによって前記閉じた状態であることが検出された場合、前記第1の受信サブアンテナを選択し、前記開閉センサによって前記開いた状態であることが検出された場合、前記第2の受信サブアンテナを選択する。前記第2の受信部には、前記アンテナ選択部によって選択された受信サブアンテナからの受信電波信号が入力される。この第4の実施態様では、携帯無線装置は、例えばスライド式で開閉される。
本発明の第5の実施態様では、前記複数の無線アンテナは、1以上の送受信メインアンテナと、2以上の受信サブアンテナとを含む。前記送受信メインアンテナは、信号の発信と電波の受信の両方に使用される無線アンテナである。前記受信サブアンテナは、信号の発信には使用されず電波の受信に使用される無線アンテナである。前記2以上の受信サブアンテナのうちの1つ以上の受信サブアンテナは、前記送受信用メインアンテナと偏波面が異なる方向に配置される。なお、その場合、例えば、前記2以上の受信部のうちの第1の受信部は、前記送受信メインアンテナから出力された受信電波信号を受信し、前記受信した受信電波信号に基づく信号を前記信号合成部に入力する。また、前記2以上の受信部のうちの1以上の第2の受信部は、前記2以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号に基づく1以上の受信信号を受信し、前記受信した1以上の受信信号に基づく信号を前記信号合成部に入力する。
本発明の第6の実施態様では、前記第5の実施態様において、携帯無線装置は、前記2以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号を加算して得られた加算信号を前記2以上の受信部のうちのいずれかの受信部(例えば前記第2の受信部)に入力する結合部を更に備える。
本発明の第7の実施態様では、前記第6の実施態様において、携帯無線装置は、前記2以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号の間の位相を同相に調整するための位相調整部を更に備える。前記結合部には、前記位相調整部によって位相が調整された前記2以上の受信電波信号が入力される。
本発明によれば、信頼性の高い携帯無線装置を提供することができる。
本発明に従う携帯無線装置は、携帯電話機、PHS(Personal Handy
phone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、ノート型のパーソナルコンピュータ等、開閉可能な種々の携帯無線装置に適用することができる。以下、携帯無線装置として携帯電話機を例に採り、本発明の一実施形態について説明する。
phone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、ノート型のパーソナルコンピュータ等、開閉可能な種々の携帯無線装置に適用することができる。以下、携帯無線装置として携帯電話機を例に採り、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の第1の実施例に係る携帯電話機の外観の概略を示す。
第1の実施例に係る携帯電話機101は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機である。携帯電話機101には、上側筐体107と、下側筐体106とが備えられている。上側筐体107の基端と、下側筐体106の基端が、ヒンジ701に繋がっている。それにより、上側筐体107が下側筐体106に対して開閉する、換言すれば、携帯電話機101が、ヒンジ701を中心軸に開いたり閉じたりするようになっている。なお、図1(A)は、携帯電話機101の開閉途中の状態を示し、図1(B)は、携帯電話機101が閉じた状態を示す。なお、「閉じた状態」とは、完全に閉じていて、開く動作のスタートの状態であることを意味し、「開いた状態」とは、完全に開いて開く動作が終了し、閉じる動作のスタートの状態であることを意味し、「開閉途中の状態」とは、「閉じた状態」と「開いた状態」の間の状態であることを意味する。以下、これらの状態のいずれをも意味する場合は、「開閉状態」と言う。
携帯電話機101には、開閉センサ105が備えられる。開閉センサ105は、携帯電話機101が閉じた状態か否か(或いは開いた状態か否か)を検出するセンサである。開閉センサ105としては、種々のセンサを採用することができる。例えば、開閉センサ105は、メカニカルなスイッチであっても良いし、磁石とホール素子を組み合わせたスイッチであっても良いし、光センサ等であっても良い。
携帯電話機101には、複数の無線アンテナが備えられている。例えば、携帯電話機101には、1つ(又は2つ以上)の送受信メインアンテナ102と、2つ(又は3つ以上)の受信サブアンテナ103、104が備えられる。
送受信メインアンテナ102は、信号を発信することと電波を受信することの双方に使用される無線アンテナである。送受信メインアンテナ102は、開閉センサ105の検出結果、すなわち、携帯電話機101が閉じた状態か否か(或いは開いた状態か否か)に関わらずに使用されるアンテナである。送受信メインアンテナ102は、電波を受信した場合は、受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する。
一方、第1の受信サブアンテナ103と第2の受信サブアンテナ104は、開閉センサ105の検出結果に応じて選択的に使用される。受信サブアンテナ103、104は、電波の受信に使用され、信号の発信には使用されないアンテナである。受信サブアンテナ103、104は、受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する。
このような複数の無線アンテナの各々は、内蔵されても良いし外付けされても良い(例えば、伸長収納可能なホイップアンテナであってもよい)。また、無線アンテナは、幾つ備えられても良いし、また、携帯電話機101のどこに備えられても良い。好ましくは、以下のように配置することであると考えられる。
例えば、送受信メインアンテナ102と、第1の受信サブアンテナ103の位置関係は、携帯電話機101が閉じた状態において、それらのアンテナ間距離(以下、「メイン第1アンテナ間距離」と言う)がなるべく長くなるような位置関係(例えば、メイン第1アンテナ間距離が完全に最長或いは実質的に最長になるような位置関係)である。具体的には、例えば、送受信メインアンテナ102は、下側筐体106の先端側(例えば先端又はその近傍)に備えられ、第1の受信サブアンテナ103は、下側筐体106の基端側(例えば基端又はその近傍)に備えられる。
また、例えば、送受信メインアンテナ102と、第2の受信サブアンテナ104の位置関係は、携帯電話機101が開いた状態において、それらのアンテナ間距離(以下、「メイン第2アンテナ間距離」と言う)がなるべく長くなるような位置関係(例えば、メイン第2アンテナ間距離が完全に最長或いは実質的に最長になるような位置関係)である。具体的には、例えば、送受信メインアンテナ102は、前述したように、下側筐体106の先端側(例えば先端又はその近傍)に備えられ、第2の受信サブアンテナ104は、上側筐体107の先端側(例えば先端又はその近傍)に備えられる。
送受信メインアンテナ102、第1の受信サブアンテナ103、及び第2の受信サブアンテナ104は、上記のような位置関係を満たすのであれば、それぞれどこに配置されても良い。例えば、送受信メインアンテナ102の位置と第2の受信サブアンテナ104の位置は逆であっても良い。また、第1の受信サブアンテナ103及び第2の受信サブアンテナ104のいずれか一方が、送受信メインアンテナ102の向きに対して直交する向きに配置されても良い。
さて、以下、図1を参照して、使用する無線アンテナが切り替えられる場合の携帯電話機101の動作流れについて概説する。
図1(A)に示すように、携帯電話機101が或る程度開いた状態(例えば、メイン第1アンテナ間距離よりもメイン第2アンテナ間距離の方が長い状態)になったことが検出された場合、具体的には、例えば、開閉センサ105によって、携帯電話機101が閉じた状態ではないことが検出された場合、第1と第2の受信サブアンテナ103、104のうち第2の受信サブアンテナ104が選択されて、送受信メインアンテナ102と、選択された第2の受信サブアンテナ104とが、電波を受信する無線アンテナとして使用される(図1(A)には、使用される無線アンテナ102、104をハッチングで示す)。
また、図1(B)に示すように、携帯電話機101が或る程度閉じた状態(例えば、メイン第2アンテナ間距離よりもメイン第1アンテナ間距離の方が長い状態)になったことが検出された場合、具体的には、例えば、開閉センサ105によって、携帯電話機101が閉じた状態であることが検出された場合、第1と第2の受信サブアンテナ103、104のうち第1の受信サブアンテナ103が選択されて、送受信メインアンテナ102と、選択された第1の受信サブアンテナ103とが、電波を受信する無線アンテナとして使用される(図1(B)には、使用される無線アンテナ102、103をハッチングで示す)。
図2は、携帯電話機101の構成例を示すブロック図である。
携帯電話機101は、アンテナスイッチ204と、第1の受信部206と、第2の受信部207と、送信部210と、変復調部208と、デュプレクサ209とを備える。
アンテナスイッチ204は、開閉センサ105から受信した信号(換言すれば、開閉センサ105の検出結果)に基づいて、第1の受信部206に接続する無線アンテナを第1の受信サブアンテナ103と第2の受信サブアンテナ104のどちらにするかを選択するスイッチである。
第1の受信部206及び第2の受信部207は、受信した信号の復調処理(例えば増幅処理)を行う回路である。具体的は、第1の受信部207は、アンテナスイッチ204によって選択された第1の受信サブアンテナ103又は第2の受信サブアンテナ104から出力された受信電波信号を受信し、その信号を復調して変復調部208に出力する。第2の受信部207は、送受信メインアンテナ102から出力された受信電波信号をデュプレクサ209を介して受信し、その信号を復調して変復調部208に出力する。なお、受信部206、207に入力される受信電波信号は、アンテナから出力されて途中で何らかの処理が施された信号であっても良い。
送信部210は、変復調部208から入力された送信信号を、デュプレクサ209を介して送受信メインアンテナ102に出力する回路である。
変復調部208は、第1の受信部206から受信した第1の信号(以下、第1の復調受信波信号)と、第2の受信部207から受信した第2の信号(以下、第2の復調受信波信号)とを合成する信号合成処理を行い、信号合成処理によって生成された合成電波信号を出力する。また、変復調部208は、携帯電話機101の図示しない回路から入力された信号を復調して送信信号にし、その送信信号を送信部210に出力する。
デュプレクサ209は、送信部210から送信信号の入力を受けた場合には、送受信メインアンテナ102を送信部210に接続してその送信信号を送受信メインアンテナ102に出力する。しかし、デュプレクサ209は、そうでない場合(すなわち、送信部210から送信信号の入力を受けない場合)には、送受信メインアンテナ102を第2の受信部207に接続して、送受信メインアンテナ102から入力される受信電波信号を第2の受信部207に入力する。
図2及び以上の説明から分かるように、携帯電話機101には、複数の受信用アンテナ及び複数の受信系統が備えられる。本実施例では、送受信メインアンテナ102と、第1の受信サブアンテナ103及び第2の受信サブアンテナ104の中から選択された受信サブアンテナという2つの無線アンテナが、受信時には必ず受信用アンテナとして使用される。また、本実施例では、送受信用メインアンテナ102から受信電波信号を受ける第2の受信部207と、上記選択された受信サブアンテナ103又は104から受信電波信号を受ける第1の受信部206という2つの受信系統が備えられる。
電波の受信の際には、受信サブアンテナ103又は104から第1の受信部206が受信電波信号を受け、且つ、送受信メインアンテナ102から第2の受信部206が受信電波信号を受け、それら2つの受信電波信号(正確にはそれらがそれぞれ復調して得られた2つの復調受信波信号)を変復調部208が合成して出力する。
そして、その際、アンテナスイッチ204が、開閉センサ105からの検出結果に基づいて、第1の受信サブアンテナ103と第2の受信サブアンテナ104のいずれか一方を、実際に使用する受信サブアンテナとして選択する。具体的には、携帯電話機101が或る程度開いた状態になった場合、開閉センサ105が、閉じた状態でないことを示す検出結果信号をアンテナスイッチ204に入力し、アンテナスイッチ204が、その検出結果信号に応じて、第1の受信部206に接続される無線アンテナを、第1の受信サブアンテナ103から第2の受信サブアンテナ104に切り替える。一方、携帯電話機101が閉じた状態になった場合、開閉センサ105が、閉じた状態であることを示す検出結果信号をアンテナスイッチ204に入力し、アンテナスイッチ204が、その検出結果信号に応じて、第1の受信部206に接続される無線アンテナを、第2の受信サブアンテナ104から第1の受信サブアンテナ103に切り替える。
以上、上述した第1の実施例によれば、受信感度の高い携帯電話機が提供される。また、上述した第1の実施例によれば、受信電界強度の変化に関わらず安定した受信感度を得られる携帯電話機が提供される。
また、上述した第1の実施例によれば、複数の無線アンテナの中から選択された2以上の無線アンテナで電波を受けて、それら2以上の無線アンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号が使用される。これにより、携帯電話機101の受信感度を高めることができる。この点について、例えば、本出願人が行った試験によれば、時速約60kmの移動環境において、使用する受信電波信号が1つの場合、C/I(搬送波対干渉雑音電力比:Carrier to Interference power ratio)は平均約2.0dB(デジベル)、下り方向データ通信速度は平均約340kbpsなのに対して、使用する受信電波信号が2つの場合、C/Iは平均約5.5dB、下り方向データ通信速度は平均約600kbpsと顕著な改善効果が認められた。
また、上述した第1の実施例によれば、送受信メインアンテナ102及び複数の受信用サブアンテナ103及び104が備えられ、送受信メインアンテナ102は、受信用アンテナとして常に使用される。そして、複数の受信サブアンテナ103及び104のうち、携帯電話機101が或る程度以上に開いた状態では、送受信メインアンテナ102とのアンテナ間距離がより長い第2の受信サブアンテナ104が選択され、携帯電話機101が或る程度よりも閉じた状態では、送受信メインアンテナ102とのアンテナ間距離がより長い第1の受信サブアンテナ103が選択される。これにより、複数の受信サブアンテナ103及び104のうち、空間ダイバーシティの観点に従って、受信電波強度がより高いと考えられる受信サブアンテナが、電波を受信する上記2以上の無線アンテナのうちの1つとして使用されるので、携帯電話機101の受信感度を高めることができる。別の言い方をすれば、受信強度の強い受信波を受信でき、ダイバーシティ受信の効果を向上することができる。
また、上述した第1の実施例によれば、使用する受信サブアンテナ103及び104の切替えは、開閉センサ105の検出結果のみに基づいて行われる。これにより、携帯電話機101にとって少ない負担で、受信電波強度がより高いと考えられる受信サブアンテナの選択を行うことができる。
図3は、本実施形態の第2の実施例に係る携帯電話機の外観の概略を示す。以下、上述した第1の実施例との相違点を主に説明し、第1の実施例と重複する部分については説明を省略或いは簡略する。
第2の実施例に係る携帯電話機301は、スライド構造を有し、上側筐体307が下側筐体306に対して相対的に第1の方向(例えば上側筐体307の基端側方向)に完全にスライドされると、開いた状態になり、反対に、上側筐体307が下側筐体306に対して相対的に第2の方向(例えば上側筐体307の先端側方向)に完全にスライドされると、図3(B)に示すように、閉じた状態になる。ちなみに、図3(A)は、携帯電話機301の開閉途中の状態である。
第2の実施例では、送受信メインアンテナ302は、下側筐体306の先端側(例えば先端又はその近傍)に配置してあり、第2の受信サブアンテナ304は、上側筐体307の基端側(例えば基端又はその近傍)に配置される。これにより、携帯電話機301が開いた状態の場合に、送受信メインアンテナ302と第2のサブアンテナ304とのアンテナ間距離が、なるべく長くなるようになっている。
一方、第1の受信サブアンテナ303は、上側筐体307の脇側面付近に、第2の受信サブアンテナ304を横切る向き(例えば、略直行する向き)に配置される。横切る向きに配置したのは、第1の受信サブアンテナ303と第2の受信サブアンテナ304の偏波面が異なるようにするためである。換言すれば、図示しない基地局からの電波を受ける偏波面の違いを利用する偏波ダイバーシティ効果を得るためである。なお、第1の受信サブアンテナ303は、横向きになっていれば、設置場所はどこでも良いが、空間ダイバーシティの効果も合わせて得られるようにする観点から、携帯電話機301が閉じた状態になった場合に、送受信メインアンテナ302とのアンテナ間距離がなるべく長くなるような場所(例えば基端側面付近)に配置されると良いと考えられる。
携帯電話機301の内部の構成は、上述した携帯電話機101と同様にすることができる。以下、図3を参照して、使用する無線アンテナが切り替えられる場合の携帯電話機301の動作流れについて概説する。
図3(A)に示すように、携帯電話機301が或る程度開いた状態(例えば、メイン第1アンテナ間距離よりもメイン第2アンテナ間距離の方が長い状態)になったことが検出された場合、具体的には、例えば、開閉センサ305によって、携帯電話機301が閉じた状態ではないことが検出された場合、第1と第2の受信サブアンテナ303、304のうち第2の受信サブアンテナ304が選択されて、送受信メインアンテナ302と、選択された第2の受信サブアンテナ304とが、電波を受信する無線アンテナとして使用される(図3(A)には、使用される無線アンテナ302、304をハッチングで示す)。
また、図3(B)に示すように、携帯電話機301が或る程度閉じた状態(例えば、メイン第2アンテナ間距離よりもメイン第1アンテナ間距離の方が長い状態)になったことが検出された場合、具体的には、例えば、開閉センサ305によって、携帯電話機301が閉じた状態であることが検出された場合、第1と第2の受信サブアンテナ303、304のうち第1の受信サブアンテナ303が選択されて、送受信メインアンテナ302と、選択された第1の受信サブアンテナ303とが、電波を受信する無線アンテナとして使用される(図3(B)には、使用される無線アンテナ302、303をハッチングで示す)。このように、閉じた状態では、開いた状態よりも携帯電話機301の長さが短くなるため、アンテナ間距離が開いた状態に比べて短くなり、空間ダイバーシティの効果が弱くなってしまう。しかし、電波を受ける面の向きが送受信メインアンテナ102と異なる第1の受信サブアンテナ303を、受信時に使用する無線アンテナとして選択することで、少なくとも閉じた状態での携帯電話機301の長さと同程度のアンテナ間距離を確保しつつ、偏波ダイバーシティ効果により、図3(A)に示した場合よりもアンテナ間距離が短くなった分を補う効果を得られることが期待できる。
図4は、本実施形態の第3の実施例に係る携帯電話機の外観の概略を示す。以下、上述した第2の実施例との相違点を主に説明し、第2の実施例と重複する部分については説明を省略或いは簡略する。
第3の変形例に係る携帯電話機501は、送受信メインアンテナ401と、第1の受信サブアンテナ402と、第2の受信サブアンテナ403とを、それぞれ、第2の携帯電話機301と同様の態様で備えている。この携帯電話機501では、第1の受信サブアンテナ402と第2の受信サブアンテナ403は、携帯電話機501の開閉状態がどのような状態であるかに関わらず、ハッチングで示すように、送受信メインアンテナ401と共に両方とも受信時に使用される。
図5は、携帯電話機501の構成例を示すブロック図である。
携帯電話機501には、第1の受信サブアンテナ402から受信電波信号を受ける第1の位相整合回路404と、第2の受信サブアンテナ403から受信電波信号を受ける第2の位相整合回路405と、結合回路406とを備える。
位相整合回路404及び405は、第1の受信サブアンテナ402からの信号と第2の受信サブアンテナ403からの信号との間の位相を同相に調整する。なお、位相のズレの検出や調整には、例えば、等利得合成法や同相合成法に基づく方法を採用することができる。また、2つの信号間の位相のズレが小さい場合には、2つの位相整合回路404及び405は無くても良い。2つの位相整合回路404及び405を備えなくても済めば、携帯電話機501の小型化が図れる。
結合回路406は、第1の位相整合回路404を経由して入力された信号と、第2の位相整合回路405を経由して入力された信号とを加算し、加算して得られた信号を、第一のダイバーシティブランチとして第1の受信部407に出力する。
なお、その他の構成は、第1及び第2の変形例の場合と同様である。すなわち、第2の受信部408は、送受信メインアンテナ401からデュプレクサ410を経由した受信電波信号を、第二のダイバーシティブランチとして受けて変復調部409に出力する。変復調部409は、第1の受信部407からの信号と、第2の受信部408からの信号を合成して出力する。
この第3の実施例によれば、配置した全てのアンテナからの受信信号を活用するので、携帯電話機501の受信感度を高めることができる、換言すれば、ダイバーシティ受信の効果を向上することができる。なお、受信サブアンテナの数は、3つ以上であっても良い。
以上、本発明の幾つかの実施例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。例えば、携帯電話機の開閉は、折り畳み式やスライド式に限らず、他の方式によって開閉されても良い。また、第1の実施例(及び/又は第2の実施例)において、例えば、開閉センサ105は、開閉状態がどの程度かを検出し、その検出結果に基づいて、メイン第1アンテナ間距離とメイン第2アンテナ間距離のどちらが長いかを判断し、その判断結果をアンテナスイッチ204に入力することで、アンテナ間距離が長くなる方の受信サブアンテナ103又は104をアンテナスイッチ204に選択させることができるようなインテリジェンスなセンサであっても良い。また、第1〜第3の実施例において、例えば、複数の無線アンテナは上側筐体に備えられ、複数の無線アンテナ以外の構成要素は、下側筐体に備えられても良い。
101、301、501…携帯無線装置 102、302、401…送受信メインアンテナ 103、303、402…第1の受信サブアンテナ 104、304、403…第2の受信サブアンテナ 105、305…開閉センサ 106、306、506…下側筐体 107、307、507…上側筐体 204…アンテナスイッチ 206、407…第2の受信部 207、408…第1の受信部、208、409…変復調部 209、410…デュプレクサ 210、411…送信部 404…第1の位相整合回路 405…第2の位相整合回路 406…結合回路
Claims (8)
- 電波を受信し前記受信した電波の強度に応じた受信電波信号を出力する複数の無線アンテナと、
入力された2以上の信号を合成して1つの合成電波信号を生成する信号合成部と、
前記複数の無線アンテナからそれぞれ出力された複数の受信電波信号に基づく2以上の信号をそれぞれ前記信号合成部に入力する2以上の受信部と
を備える携帯無線装置。 - 前記複数の無線アンテナは、送受信メインアンテナと、2以上の受信サブアンテナとを含み、
前記送受信メインアンテナは、信号の発信と電波の受信の両方に使用される無線アンテナであり、
前記受信サブアンテナは、信号の発信には使用されず電波の受信に使用される無線アンテナであり、
前記送受信メインアンテナと、前記2以上の受信サブアンテナの中から選択された1以上の受信サブアンテナとを受信時に使用する、
請求項1記載の携帯無線装置。 - 第1筐体と、
前記第1筐体に対して開閉可能に取付けられた第2筐体と
前記第1筐体に対する前記第2筐体の開閉状態を検出する開閉センサと、
前記開閉センサの検出結果に基づいて、前記2以上の受信サブアンテナの中から、使用する1以上の受信サブアンテナを選択するアンテナ選択部と
を備える請求項2記載の携帯無線装置。 - 前記第2筐体が前記第1筐体に対して閉じた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の基端側に位置し、且つ、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の先端側に位置し、
前記第2筐体が前記第1筐体に対して開いた状態になった場合、前記第2筐体の基端は前記第1筐体の基端側に位置しているが、前記第2筐体の先端は前記第1筐体の先端から最も離れるようになっており、
前記送受信メインアンテナは、前記第1筐体の先端側に備えられ、
前記第1の受信サブアンテナは、前記第1筐体又は前記第2筐体の基端側に備えられ、
前記第2の受信サブアンテナは、前記第2筐体の先端側に備えられ、
前記アンテナ選択部は、前記開閉センサによって前記閉じた状態であることが検出された場合、前記第1の受信サブアンテナを選択し、前記開閉センサによって前記開いた状態であることが検出された場合、前記第2の受信サブアンテナを選択し、
前記第2の受信部には、前記アンテナ選択部によって選択された受信サブアンテナからの受信電波信号が入力される、
請求項3記載の携帯無線装置。 - 前記第2筐体が前記第1筐体に対して閉じた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の基端側に位置し、且つ、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の先端側に位置し、
前記第2筐体が前記第1筐体に対して開いた状態になった場合、前記第2筐体の基端が前記第1筐体の先端から最も離れて、前記第2筐体の先端が前記第1筐体の基端側に位置し、
前記送受信メインアンテナは、前記第1筐体の先端側に備えられ、
前記第2の受信サブアンテナは、前記第2の筐体の基端側に備えられ、
前記第1の受信サブアンテナは、前記第1筐体又は前記第2筐体の基端側に備えられ、
前記アンテナ選択部は、前記開閉センサによって前記閉じた状態であることが検出された場合、前記第1の受信サブアンテナを選択し、前記開閉センサによって前記開いた状態であることが検出された場合、前記第2の受信サブアンテナを選択し、
前記第2の受信部には、前記アンテナ選択部によって選択された受信サブアンテナからの受信電波信号が入力される、
請求項3記載の携帯無線装置。 - 前記複数の無線アンテナは、1以上の送受信メインアンテナと、2以上の受信サブアンテナとを含み、
前記送受信メインアンテナは、信号の発信と電波の受信の両方に使用される無線アンテナであり、
前記受信サブアンテナは、信号の発信には使用されず電波の受信に使用される無線アンテナであり、
前記2以上の受信サブアンテナのうちの1つ以上の受信サブアンテナは、前記送受信用メインアンテナと偏波面が異なる方向に配置される、
請求項1記載の携帯無線装置。 - 前記2以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号を加算して得られた加算信号を、前記2以上の受信部のうちのいずれかの受信部に入力する結合部を更に備える、
請求項6記載の携帯無線装置。 - 前記2以上の受信サブアンテナからそれぞれ出力された2以上の受信電波信号の間の位相を同相に調整するための位相調整部を更に備え、
前記結合部には、前記位相調整部によって位相が調整された前記2以上の受信電波信号が入力される、
請求項7記載の携帯無線装置。
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