JP3622900B2 - 不良緯糸除去方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、緯入れ不良が発生した場合に、不良緯糸を織り前の経糸開口内から抜き取って除去する不良緯糸除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の不良緯糸除去方法は、特許第2583755号公報に開示されているように、緯入れ不良となった緯糸をメインノズル上方に設けられた緯糸除去装置により巻き取って、織り前から除去した後、織機を再起動するものであった。この緯糸除去装置は、織機の測長貯留装置から解舒された緯糸の量を検出する解舒量検出部と、正常に緯入れされた緯糸の先端を検知する第1の糸センサと、正常な緯糸の先端部が到達し得ない位置に設けられ緯入れ不良の緯糸を検知する第2の糸センサと、不良緯入れされた緯糸を織り前から抜き取る緯糸除去装置とを備える。そして、緯入れ不良により織機が停止した場合、緯糸除去装置により不良緯糸を抜き取った後、解舒量検出部と各センサからの信号により織機を再起動可能か否かを判断する運転判断部を設け、所定の条件で織機を再起動させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、太い糸や広幅織物では巻き取った緯糸は、嵩が大きくなったり締まって巻かれ、巻き取った緯糸が外れにくくなり、排出が困難となる問題があった。また、巻き取った緯糸は塊となって外に排出されるが、巻き取った緯糸の嵩が大きい場合、排出口や巻取り糸排出路にその緯糸が詰まったりして、不良緯糸を回収箱へ排出することができない場合もあった。
【0004】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、不良緯糸を経糸開口内から引き抜き、その不良緯糸を確実に排出する不良緯糸除去方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、緯入れ不良による不良緯糸を回転体に巻き取り、経糸開口から引き抜いて排出する無杼織機の緯糸除去方法において、不良緯糸を複数回に分けて上記回転体に巻き取るものであって、上記複数回の各巻き取り毎に巻き取った分の上記不良緯糸を上記回転体から排出し、この巻き取りと排出の一連の動作を複数回繰り返して上記不良緯糸を除去する不良緯糸除去方法である。
【0006】
また、上記回転体は、その回転軸心方向に接離可能な挟持面を有する回転駆動体と被回転体等の一対の挟持部材からなり、不良緯糸は経糸開口から繋がった状態で上記挟持面の間を通って排出されるものである。さらに、上記回転駆動体等の挟持部材の一方には、上記挟持面に開口し反挟持面側の端面に貫通した巻取り糸排出路が形成され、不良緯糸は上記挟持面からこの巻取り糸排出路を通過して排出される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1、図2は、この発明の一実施形態の不良緯糸除去方法に用いられる緯糸除去装置10と測長貯留装置12を示す。これらの装置は、織機の緯入れ側に設置されている。測長貯留装置12は、緯糸14を所定長に測長して緯入れ時点まで貯留するもので、測長貯留用のドラム20と、給糸体16から供給された緯糸14が内部に挿通されドラム20に緯糸14を巻き付けるための回転ヤーンガイド18を備えている。緯糸14は、回転ヤーンガイド18の回転運動によって、測長貯留用のドラム20の外周面に巻き付けられる。回転ヤーンガイド18には、それを回転させるフィードモータ22が基端部に設けられている。
【0008】
ドラム20の側方には、緯糸14を係止する係止ピン24と、係止ピン24を進退駆動する電磁ソレノイド26が設けられ、係止ピン24の近傍には、緯糸14の解舒を検知する光学式等の解舒センサ28が設けられている。ドラム20の緯入れ方向前方には、緯糸14が挿通され流体を噴射して緯糸14を搬送する緯入れノズル30が位置し、緯入れノズル30の下方の近傍であって、緯入れノズル30と織布40の緯入れ側端部との間の、緯糸飛走路からはずれた位置には、上方に向けられて開口した案内ノズル32が設けられている。また、緯入れノズル30の上方には、緯糸14を切断するカッタ34が位置し、さらにその上方には筒状のヤーンガイド36と緯糸除去装置10が設けられている。ヤーンガイド36は、上下両端が開口し、案内ノズル32と緯糸除去装置10とを連通した状態に形成されている。ヤーンガイド36内には、緯糸14を検知する一対の光学式のセンサ38が設けられている。
【0009】
また、反緯入れ側には、経糸41の開口を通過して正常に緯入れされたことを検知する緯入れセンサ42と、緯入れ異常を検知する緯入れ異常センサ44が設けられている。
【0010】
この実施形態の緯糸除去装置10は、筒状のハウジング50の内部に回転体としての被回転体52および回転駆動体54を、同軸的に回転自在に収容している。被回転体52は、一体に設けられたロッド56、及びハウジング50内のストロークベアリング58によって、回転自在かつ回転軸方向に摺動自在に支持されている。さらに、回転駆動体54と対峙する側の被回転体52の端部の軸心には、ブローノズル60が形成され、その外周部分には、緯糸14の挟持部材である円錐状凸面の巻取り面62が形成されている。ブローノズル60は、その内部に開口した連通孔64および外周部に全周に亘って形成された連通溝65を介して、ハウジング50の保持体63に形成された透孔67に連通し、ハウジング50に設けられた流体取り込み用の接続具66に達している。
【0011】
被回転体52は、ロッド56と長手方向に同軸に一体的に形成され、ブローノズル60とは反対側のロッド56の基端部分が、押圧シリンダ68のピストンロッド69に固定された押圧体70と対向している。そして、このロッド56は、保持体63の端面とボールベアリング75を介して接するスリーブ71と、ロッド56の先端のスプリング受け72との間に設けられたコイルスプリング74によって、常に図面右方向に付勢されている。被回転体52の右方向への移動は、図示しないストッパにより規制されている。また、左方向の移動により、回転駆動体54と被回転体52とが当接する。スリーブ71は、保持体63内で、ボールベアリング75により回転自在に支持されている。
【0012】
回転駆動体54は、被回転体52に対峙して同軸に設けられ、被回転体52とにより一対の挟持部材を構成している。被回転体52と回転駆動体54の各々の一方の端面には、円錐状凸面から成る巻取り面62と、円錐状凹面から成る嵌合面76とがそれぞれ形成され、互いに当接可能に同一のテーパ角度を有しており、回転軸心方向に接離可能な一対の挟持面を構成している。回転駆動体54は、ハウジング50の内部でボールベアリング80に軸支されて回転自在に支持されている。回転駆動体54は中空形状に形成され、これにより嵌合面76に開口し、反嵌合面側の端面に貫通する巻取り糸排出路81が形成され、反嵌合面側で不良緯糸の回収箱82の内部に開口している。また、この回転駆動体54には、ギア84が同軸に固定され、駆動モータ85のギア86に噛み合い、駆動モータ85から回転力を受けて、所定の速度で回転駆動可能に設けられている。
【0013】
被回転体52および回転駆動体54は、ハウジング50内で、適当な空間88を空けて向き合っており、ハウジング50には、この空間88部分で案内筒90が取り付けられている。この案内筒90は、上下の面で開口した筒状に形成され、下方の案内孔92により、被回転体52と回転駆動体54とが対向した空間88内に連通している。
【0014】
なお、上述した緯糸除去装置10、測長貯留装置12、緯入れノズル30、カッタ34およびヤーンガイド36その他の構成は、適宜の支持手段によって、図示しない織機フレームなどに取り付けられている。
【0015】
この実施形態の不良緯糸除去方法は、まず、正常な緯入れ時には、緯入れノズル30は、貯留状態の緯糸14を、測長貯留装置12のドラム20から引き出し、所定の緯入れダイミングで経糸41の開口中に順次緯入れしていく。緯入れされた緯糸14は、筬打ち後緯入れ側で、図示しないカッタにより切断される。
【0016】
一方、緯入れ不良が生じた場合、センサ42,44は、緯糸14の到達側の織布端近傍で緯入れ不良の状態を検出し、図示しない織機制御装置に緯入れ不良の信号を送る。このとき、織機は、織機制御装置から緯止まり信号を受けて、ブレーキを掛け、不良緯糸の織成サイクルの次のサイクルで、自動的に停止する。
【0017】
そして、緯糸測長貯留装置12は、緯止まり信号を受けた時点で、係止ピン24により、緯糸14を解舒して、糸処理に必要な長さの緯糸14を緯入れノズル30に供給可能とする。この緯糸14の長さは、少なくとも、緯入れノズル30から緯糸除去装置10の案内孔92までに必要な長さであり、係止ピン24により例えば1巻分だけの緯糸14をドラム20上で解舒することによって得られる。
【0018】
織機制御装置に緯止まり信号が送られた時点で、まず案内ノズル32は、その先端から空気を噴射し、緯糸14を緯入れノズル30と織布40との間で吹き流して、織布40の端部の図示しないカッタによる切断を避けながら、緯糸14を緯糸除去装置10の筒状のヤーンガイド36、および案内筒90の内部に向けて移動させる。
【0019】
これと同時に、被回転体52には、エアーの接続具66等を介して外部から圧縮空気が送り込まれ、ブローノズル60から回転駆動体54の巻取り糸排出路81に向けて空気を噴射し、その周囲に負圧を発生させる。この結果、緯糸14は、案内孔92から巻取り糸排出路81の内部に吸い込まれて入る。この間に、織布40の側方の図示しないカッタが切断動作を行っているが、緯糸14は案内ノズル32により吹き流されてそのカッタの位置からずれているため、緯糸56は切断されない。この結果、緯糸14は、緯入れノズル30と織布40の間で依然として繋がったままとなっている。
【0020】
この間に、織機は、つぎの織成サイクルで完全に停止した後、自動的に逆転し、織布40の織り前40aの経糸開口を開口状態とし、不良緯糸14aの口出しを行う。この時点で案内ノズル32は、空気の噴射を停止するが、被回転体52では、ブローノズル60からの圧縮空気の噴射がしばらくの間継続される。
【0021】
ブローノズル60から空気が噴射されている状態で、次に押圧シリンダ68が動作し、そのピストンロッド69を左方向に前進させることによって、押圧体70によってロッド56をコイルスプリング74に抗して左方向に移動させる。これにより、図3に示すように、被回転体52の円錐状の巻取り面62は、回転駆動体54の円錐状の嵌合面76に圧接し、それらの間で緯糸14をはさみ込んだ状態で保持する。これと同時に、カッタ34が動作し、緯入れノズル30とヤーンガイド36との間で緯糸14を切断する。
【0022】
その後、駆動モータ85は、起動指令を受けて自動的に起動し、回転駆動体54に回転運動を与える。このとき、被回転体52は、その巻取り面62の先端部と嵌合面76とが圧接した嵌合によって、摩擦力により回転力が伝達され、回転駆動体54と同じ速度で回転し、緯糸14をその外周に順次巻取っていく。
【0023】
この巻取りによって、不良緯糸14aは、織布40の織り前40aから引き抜かれる。この引き抜き過程で、不良緯糸14aの引き抜き方向は、織り前40aの延長線よりも経糸開口側寄りで、しかも経糸41に擦れないような方向に設定することにより、その不良緯糸14aは、織り前40aから経糸開口側に引き離されながら小さな抵抗で引き抜かれていく。
【0024】
この発明の実施形態では、被回転体52に巻き取る不良緯糸14aを、被回転体52により複数回に分けて巻き取られ、各巻き取り毎にその巻き取られた不良緯糸14aを、巻き取った塊毎に巻取り糸排出路81を経て回収箱82に排出する。緯糸14の種類や織物の種類及び織り幅に基づいて、所定の緯糸巻取り排出回数と引き抜き長さを設定する。例えば、太い緯糸や広幅織物の場合、不良緯糸を少ない回数で巻き取ってしまうと巻き取り塊が大きくなりすぎるので、比較的多くの回数に分けて、巻き取り排出を繰り返すように設定する。
【0025】
複数回に分けられた各巻取り動作は、次のように行われる。図示しない制御装置により駆動モータ85を所定時間または所定回数だけ回転させて、不良緯糸14aを被回転体52の巻き取り面62に巻き取る。その後、押圧シリンダ68の押圧力を解除し、コイルスプリング74の付勢力によってピストンロッド69が図面右方向に後退し、被回転体52の巻取り面62が嵌合面76から離れる。これと同時に、ブローノズル60の空気の噴射により巻取り面62に巻き付けられた不良緯糸14aが嵌合面76に向けて吹き飛ばされ、不良緯糸14aが経糸開口41a側に繋がった状態のまま、中空の回転軸78の内部の巻取り糸排出路81を経て、回収箱82の内部に排出される。そして、このような不良緯糸14aの抜き取り作業は、不良緯糸14aが繋がった状態のまま制御装置により予め設定された回数繰り返される。
【0026】
ここで、複数回に分けられた各々の巻き取り長は、駆動モータ85の回転数や駆動時間から設定されるほか、織り前近傍に緯糸の検出装置を設け、所定の位置に達した引き抜き緯糸を検出することにより設定しても良い。
【0027】
この不良緯糸14aの巻き取り排出に際して、所定回数の巻き取り排出の終了時点で、必ずしも不良緯糸14aの引き抜きが完了していなくても良い。最終の巻き取り排出動作で不良緯糸14aは、経糸開口41aに接する部分がわずかとなっているので、ブローノズル60によるエアー噴射により容易に不良緯糸14aは巻取り糸排出路81内に吹き込まれ、回収箱82に排出される。
【0028】
そして、排出動作が完了した時点で、織機は、さらに必要な角度だけ自動的に逆転し、その後に制御装置により自動運転指令を受けることにより正規の製織動作を自動的に開始する。
【0029】
この実施形態の不良緯糸除去方法によれば、不良緯糸14aの巻き取り排出を複数回に分けて行うようにしたので、締まった状態で巻かれることはなくなるとともに、巻取り糸排出路81に不良緯糸14aが詰まることがなく、排出が容易に成される。また、不良緯糸14aは、繋がった状態で一対の挟持面である巻取り面62と嵌合面76の間を通って排出されるので、排出後に巻取り面62と嵌合面76を再び当接させることにより、不良緯糸14aを挟持することができ、経糸開口から繋がる不良緯糸14aの巻き取りによる引き抜きを容易且つ確実に再開することができる。
【0030】
さらに、巻取り糸排出路81が、一対の挟持部材の一方である回転駆動体54に設けられ、挟持面である嵌合面76に開口して反嵌合面側の端面に貫通しているので、不良緯糸14aの再巻き取り時に、一端排出した不良緯糸14aが、巻取り面62や回転駆動体54に巻き取られることがなく、巻き取り再開前に排出した緯糸を切断して回転体との繋がりを断つ必要がない。
【0031】
なお、この発明の不良緯糸除去方法は、上記各実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態では、緯糸センサ38をヤーンガイド36に設けたが、案内筒90の内部で案内孔92の位置にてもよい。また回転体である被回転体や回転駆動体の形状は適宜設定されるものである。
【0032】
【発明の効果】
この発明の不良緯糸除去方法は、不良緯糸の巻き取り排出動作を複数回に分けて行うようにしたので、締まった状態で巻き取られることがなくなるとともに、緯糸排出路に不良緯糸が詰まることがなく、排出が容易に成される。
【0033】
また、各回の巻き取り排出動作の途中において、不良緯糸は経糸開口から繋がった状態で、接離可能な一対の挟持面間を通過して排出されるので、各排出動作の後再び当接させることにより、一対の挟持面により不良緯糸を挟持することができ、経糸開口から繋がる不良緯糸の巻き取りによる引き抜きを容易且つ確実に再開することができる。
【0034】
さらに、巻取り糸排出路が一対の挟持部材の一方に設けられ、挟持面に開口して反嵌合面側の端面に貫通しているので、不良緯糸の再巻き取り時に、一旦排出した不良緯糸が再度回転体に巻き取られることがなく、巻き取り再開前に排出した緯糸を切断して回転体との繋がりを断つ必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の緯糸除去装置及び測長貯留装置を示す概略図である。
【図2】この発明の一実施形態の緯糸除去装置の拡大縦断面図である。
【図3】この発明の一実施形態の緯糸除去装置の不良緯糸捕捉状態を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10 緯糸除去装置
12 測長貯留装置
14 緯糸
14a 不良緯糸
30 緯入れノズル
32 案内ノズル
40 織布
41 経糸
41a 経糸開口
52 被回転体
54 回転駆動体
62 巻取り面
76 嵌合面
81 巻取り糸排出路
82 回収箱

Claims (3)

  1. 緯入れ不良による不良緯糸を回転体に巻き取り、経糸開口から引き抜いて排出する無杼織機の緯糸除去方法において、不良緯糸を複数回に分けて上記回転体に巻き取るものであって、上記複数回の各巻き取り毎に巻き取った分の上記不良緯糸を上記回転体から排出し、この巻き取りと排出の一連の動作を複数回繰り返して上記不良緯糸を除去することを特徴とする不良緯糸除去方法。
  2. 上記回転体は、その回転軸心方向に接離可能な挟持面を有する一対の挟持部材からなり、不良緯糸は経糸開口から繋がった状態で上記挟持面の間を通って排出されることを特徴とする請求項1記載の不良緯糸除去方法。
  3. 上記挟持部材の一方には、上記挟持面に開口し反挟持面側の端面に貫通した巻取り糸排出路が形成され、不良緯糸はこの巻取り糸排出路を通過して排出されることを特徴とする請求項2記載の不良緯糸除去方法。
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